2008年10月15日

永田裕志のマイク

10.13、新日本両国大会の巨大モニターすごかったです。
本火とかスモークとかも出てて、まさに「ドームクラスの演出」でした。
なんというか、新日本がこうして元気というか、
お金のかかったことやってくれるのは、いいなと思います。
新日本はやっぱりお金持ちであってくれないといけません。

セミで永田裕志が田中将斗に勝利。
ゼロワンのベルトが流出する結果となってしまいました。

勝ったのでまぁ何を言ってもいいと思うのですが
「ゼロワンマックス敗れたり!!」
という永田のマイク。

間違いじゃない。間違いじゃないですよ。
おっしゃる通りですからね。
間違いじゃぁないんですが
私がゼロワンびいきだからかもしれませんが
あえて言葉を選ばずに書くと

「なんかムカつく」

という感じを受けますよね。

邪道も外道も石井智宏も悪いことをしているのに
なぜか「本間帰れ」と言われる
G.B.H.の本間朋晃の例を出すまでもなく
観客の感情を動かし、なにか感じさせるというのは素晴らしいことです。

だから永田のマイクで

「なんかムカつく」

ということじたいが、すでに永田と新日本の手の平の上です。
だけどもなんかムカつく。

この言葉を最初に言ったのはZERO1-MAX後楽園大会で、
言ったのは2度目になるんですが、敗れたりって言い方自体が
そうそう言う言葉じゃないはずですよ。
言おうとしたり用意してたりしないと出てくる言葉じゃない。
うわぁムカつく。

一夜明け会見の言葉がまたもう全部イラっとくる。

「田中は強いし素晴らしい。それを破ったショックは大きいでしょうね。
 それも俺が与えた刺激ですよ」

うわぁ(ry

「ゼロワンの選手を一丁前にしてやりたい」とか全部もう。
一丁前ってこれもなかなか言う言葉じゃぁない。

だけども新日本のファンからしたら頼もしいだろうし。

永田裕志という選手は、よくも悪くも
調子に乗らせておくのが面白い選手だとつくづく思います。

おそらくですけど、ご自身が考えている永田裕志と、
周囲が考えている永田裕志は少し異なると思うんですよ。
見ている側はそれを伝えたいのですが伝わらないのです。
だったらいっそ調子に乗っていてほしいのです。

上に書いた言葉にしてもですね、
「田中は強いし素晴らしい」の1行目でやめておいて
くれれば、ずいぶん受ける印象違うんですよ。
2行目を言ってしまうのが永田裕志なんですよね。
1行目でやめておいてくれれば、2行目は自然と見た人の
心に残るはずなんですけどね。

一丁前発言にしても、もちろん永田裕志と戦うことで、
ゼロワンの選手がさらに成長して欲しいと誰もが思っているのですが、
それを先に言われるとどうも感情の勝手が違います。
ゼロワンマックス敗れたりって言うのも、見た人なり記者なりが言う言葉であって、
試合直後に倒した本人が言うことじゃないだろうとは思うんですよ。

だけども、腹立つなぁと思いつつ試合を見ると、
こちらの想像以上に打たれ強いというところも、
これもまた永田裕志です。
おもしろい人がいい場面で白目とか卑怯きわまりないですし。
わかってやってるだろと。

こう書いたところで、しょせん伝わらないと思います。
伝わらないならもう10.30の佐藤耕平に託すしかない。

伝わらない思いを抱いているということは、
片思いをしているようなものです。
片思いさせるくらいの感情を抱かせて、
試合でなんとかしてくれと思わせるなんて、
だったらお前の試合はどうなんだと感じさせるなんて、

なんてよくできたプロレスラーなんでしょう。
ちくしょう。


フリーライター佐々木亜希がときどき書くブログ
「ときどきキックアウト」は
永田裕志とZERO1-MAXの抗争の行く先をときどき気にしています。

posted by sasakey |05:42 | 新日本プロレス |
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2008年08月16日

G1クライマックスの外敵勢に注目

G1クライマックス開催中。
横浜、後楽園と会場で取材した他
ニュースをできるだけチェックしています。

仕事ってこともあるけど、ふつうに気になります。
だって面白いし!

今回他団体から参戦は
全日本プロレスの小島聡、
ZERO1-MAXの大谷晋二郎、
ハッスルから川田利明、
ドラディションから吉江豊。

横浜、後楽園ともに外敵勢が
とてもイキイキしているように見えました。

欠場あけの小島聡は、天山広吉救出劇以降
悪役から本来の小島聡に戻ってて、
天山救出の印象もあるからファンも応援しているし。
後楽園では第1試合登場でミラノコレクションA.T.と
透明犬揃って引き連れてポーズ決めてたりして、
ノリノリでした。
大阪大会ではまた天山を救出。

大谷晋二郎は連日連日試合もコメントも暑い。いや、熱い。
後楽園でジャイアント・バーナードにちぎって投げられ負けた後の

「G1ってあと1ヶ月くらい続くのか!?
 (記者が「4日です」と返答)
 4日!? 短い! いますぐ1ヶ月にのばせ!」

という、むちゃくちゃなやりとりが最高。
負けた後だし、無理だし。
プロレスの教科書シリーズや恒例の「ノーギャラでも出てやる!」
より、これが個人的にツボでした。

G1初出場で、外敵として参戦してきていて、
やりがいある相手とシングルが続いているってのが
楽しくて楽しくてしょうがないって感じが伝わってくる。

川田利明は、これまた久々に「川田利明」らしいというか、
小島や大谷に比べれば暗いんだけど
その暗さが、そうだ、川田利明ってこういうレスラーだったよなぁ、
という感じで、試合のえげつなさも、うまさも、
やっぱ川田利明は希有なレスラーなんだ、と
思わされてしまう。
そんな川田が後藤洋央紀や矢野通をコメントで認めていたりすると
なんだか嬉しくなってしまいます。

上3人に比べると吉江豊はおとなしめですが
吉江の場合、まだ自身にとっての新日本プロレスというのが、
消化しきれていないというか、
小島、大谷の、新日本を抜けた傷は完全に乾いているように見えるのに対し、
吉江はまだ、生傷のように見える。
そのため、暴れ回るよりも、自然と自分自身が新日本を体感するというほうに
重点がおかれているように感じます。
吉江自身がたぶん自分にとってのプロレス、
自分にとっての新日本、ドラディションを模索している時期だと思うので
それが十分できているなら、
いいことなんじゃないでしょうか。
試合わかりやすくていいですし。

プロレスにしろ、格闘技にしろ
外敵が元気なのって、団体として
いい状態だと思うのです。

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posted by sasakey |03:12 | 新日本プロレス |
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