2010年01月01日

『Dynamite!!』を見ていて感じたこといくつか

昨日は『Dynamite!!』でした。
ありきたりな意見になりますが、見て感じたことをいくつか書きます。

☆石井慧選手、試合前の前日会見も欠席でしたが
試合後のコメントもなく、でしたね。

試合前は相当、自分を追い込んで集中しているのかな
とは思ったけど、試合後も語れない(=人前に出ない)というのは
その2つがそろうと、なんかちょっとハートがまだ違うのかな と思いました。

小川直也選手は本当にハッスルした人なんだな と今更。


☆青木選手vs廣田選手の試合について、
やっぱあのフィニッシュは私は怖かったし、ドン引きでした。

格闘技はそういうもの、タップしなければ折られても仕方ない
というか、相手を嫌な気分にさせないためにタップしなきゃダメ
という認識は私も持っていますし、
会場に行く限りはその場面を見届けることもある
と思っています。

でも実際見るとやっぱ怖いし、引きます。
グロいものを見てしまったという後味の悪さはあります。

それが本当の格闘技、勝負とはそういうものなんだと言われても
人間が壊れるところを見たら気分悪い、怖いというのも
人間の本質でしょう。

試合の流れ、ガクンと体が動いた瞬間が分かったし
その後の行為を見る限り
どうも流れの中で折れたんじゃなく、折ったんだ
って即座に感じたし(コメントでもありましたが)
どんだけ格闘技見てたって、それを仕事にしてたって
その行為に対する恐怖は人として当然あるしやれる人に引くし。

会場に行く、PPVを買って見る人、取材する側が衝撃的シーンを
見届けちゃうのは、それはしょうがないと思います。
格闘技では意図してなくても起きてしまうことだし。

でも、それを地上波で流しちゃうのはまた別の問題です。
ていうか、試合を流すのはともかく
折れたシーンや侮蔑シーン出さなくてもいいんじゃないですか。
それは編集して流したTBSサイドの意識を問いたいです。
問題にして格闘技つぶしたいのかとまで正直思いました。

そういうものをこそ見たいという人がいるのも理解しています。
ただ私はそれを見て喜んでいる人に対してもこわいなと感じます。
見たい人がいてやりたい人がいて成立するならそれでいいです。

試合後の侮蔑行為については・・・
折るくらいの意識を持って試合する、というのはアリですよね。
対抗戦で、あの観衆の中で感情的にエキサイトしていたのもわかる。
でも、それをコントロールする理性がなかったら
格闘技はやっちゃいけないんじゃないかな。
人を壊す技術=武器を持っている人がその理性を持ってなかったら
おそろしいです。まして試合を見せてお金をもらっているわけだし。

廣田選手のセコンドは怒っても良かったんじゃないでしょうか。
(自分が知らないだけだったらごめんなさい)
でも怒るより先にタオル投げなくちゃいけなかったとも思う。
そして廣田選手が早く良くなりますように。

壊す手前で技を解いてたら、次につなげるあの挑発は私的にアリでした。
もしくは壊した上できっちり礼してたら、そのほうが逆に
威圧感があったというか、こいつやるなぁ、大人だなぁ、
(いい意味で)すげぇな、こぇぇ奴だな、って感じられたかなぁ。

何をするかわからない、っていうのは、選手の魅力でもあるんで、
選手と運営側は、そこをうまく観客とシェアしていってほしいと思いますし
そのための方法を考えて欲しいと思います。


☆K−1甲子園について。
会場にいて取材していた側としては
いくらなんでも試合数が多すぎたので、K−1甲子園は
別の日にやったほうがいいんじゃないかと感じてました。

たとえばクリスマスとかに。
無理に大晦日の枠に入れなくても、いいんじゃないかな、
と思ったのです。

そこに魔裟斗選手たちのような
大晦日を控えた選手が見に来てMVPを決めるとかして
「大晦日に向けて自分たちも頑張ろうと思った」みたいなことを
感じてくれたりすれば、記事を書く側としてもありがたいし。
(はい。記者側の意見です)

近い日にちでやっていれば大晦日の放送で流すことは全然できるし。
K−1甲子園っていうブランドの確立のため
オリジナルの演出チームが生まれてきてもいいんじゃないですかね。

我ながらこれはよいアイデア とか思っていたのですが
家に帰って家族と話してみると

「いや、大晦日の大舞台、大人と同じリング、あの観衆の中で試合するって
 いうのが、大事なことなんじゃないかな」

と、これまたもっともなことを言われました。

「テレビで見た感では、大人の試合に全然負けてなかった。面白かったよ」と。

うーん。どっちがいいんだろう?

しっかし野杁選手強かったですねーーー。
HIROYA選手は、ここで負けたことを財産にして強くなってほしいです。


☆魔裟斗選手の引退、おつかれさまでした。

オープニングの桜庭選手の言葉からはじまって
まぁ間に16試合あってちょっと疲れはしましたが
魔裟斗選手だから、ああして皆に送られてリングを降りられたのだと思います。

サワー強かったですよ。
しかしスロースターターなのは5Rでも変わらない。
いつエンジンかかんねん と突っ込みながら見てました。

でも、試合受けたサワーがかっこいいですね。
んで、試合終えて額つけての一礼で終わりじゃなくて
肩車というのが、外国人選手にしてはめずらしいセンスだなと。

なんかUの流れのフィナーレでよく見たなというか、
最近だと柴田選手が桜庭選手を肩車していましたが、
どっかプロレスラー的というか、いいセンスだと個人的に思います。
さすがシュートボクサー。

笑顔でリングを降りていく様を見て安心しました。
そして、おつかれさまでした。

きっちり勝った金原正徳選手、泉浩選手、
小見川選手、強かったです。

所選手、内藤選手に対して続けてくれというエールを贈ったのでしょうが
いきなり「もう一回お願いします」じゃよくわからなかったです。
リングサイドで意味を確認して「あぁ、そういう意味か!」と
納得している内藤選手の姿がかわいらしかったです。
所選手と波長が合うんでしょうね。多分。


フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ
「ときどきキックアウト」は
日本の総合格闘技とK-1とK-1甲子園をときどき応援しています。

今年もときどき更新します。よろしくお願いいたします。

posted by sasakey |17:55 | DREAM |
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