2009年07月22日

「20世紀スポーツ名勝負 ライバル伝説・光と影」

20日、TBSでやっていたスペシャル番組ですが、
すげぇ面白かったです。

シンクロの小谷実可子と奥野史子、
野球の江川卓と西本聖、のライバルストーリーが
ものすごい厚みと、胸に迫る「現場感」。

小谷と奥野、そして江川と西本の再会が、
さわやかで、かつドラマチックで。

シンクロのオリンピックの舞台で、
本番2時間前に、どっちが出るかのテストをさせられた
奥野と小谷。ていうかそれは周囲が完全に悪いとは
思うのですが、それっきりほとんど口をきかずに
別れた2人の再会。

再会して、時間が解決して、それでも、
音もなく流れる2人の涙。

そして「いつも、おまえが憎かった。」という
どーんと重いキャッチコピーに負けない江川と西本の物語。
同じチームなのに、相手が出るたびに
「負けろ!」と願い続けていたライバル心。
常に華やかだった天才・江川に対して、雑草・西本の感じてきた
コンプレックスと、その西本だからこそ手にした沢村賞、
日本シリーズの決定的な場面で選ばれなかった江川の悔しさ。

そしてサッカー詳しくないんで「岡野・・・?」
と一瞬分からなくなったのですが
「あ!犬より早いあの岡野だ!」と思い出したあの岡野と中田。

ワールドカップ進出を決める最後の最後で選ばれた岡野が
「あんな重要な場面で出たくなかった」という素直な本音。
そうだろうけどさ。そうだろうけど!
その野人ぶりを中田が「おもしろい」と思っていたというのも
また、あぁ、そういうものだよなぁ、と。

最後に、松坂大輔によって運命を狂わされた
PL学園メンバーの、その後。
たった一度のエラーがいつまでも尾を引いて、
本当に人生が変わってしまった様と、それを
同窓会で笑って話せるようになるまでの、生き様。

どれもこれも人間ドラマとして圧倒的で、
惹きつけられずにはいられなかったです。

これから始まる物語じゃなくて、どれも
完結した、隠された物語なのだけど、
それがテレビのゴールデンタイムに流れるものとして
評価されて、制作されていることが
素晴らしいと思いました。

そして自分もインタビューをさせていただいたり
する立場ですけど、ここまでしゃべってもらうのは
大変だよと。そこまでさせた制作側は凄いなと。

ジェラシーを感じつつ、スポーツと表現に携わる者として、
ひじょうに勉強になりました。

番組HPはコチラ。
それぞれの物語が、けっこう詳しく紹介されているので、
未見のかたは、ぜひ。

posted by sasakey |00:19 | その他スポーツ |
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