2009年03月19日

2005年の桜井マッハ速人 vs 青木真也

4.5『DREAM』名古屋大会のカードが次々と
発表されています。

ミノワマンvs柴田勝頼に続き
今日は桜井マッハ速人vs青木真也が発表されました。

23日前後発売の格闘技雑誌たちには間に合っているのかな。
いないとしたらもったいない話ですね。

もっと詳しい方やもっと語るにふさわしい方がいるとは思いますが
行った大会ではあったので
当時、書いた記事を参考に覚えている限りのことを書いておきます。

前回の対戦は2005年8月20日、修斗横浜大会。
メインではギルバート・メレンデスに
佐藤ルミナ選手が額をカットされて敗れた大会のはず。

2005年の激突のとき、前日の公開計量にも
取材に行ってた のですが
(水道橋のホテルだったと思う。暑かった。懐かしい。
 たしかマッハが遅刻してきてた)

青木は

「桜井選手の幻想に惑わされることなく、向かって行けたらいいと思います」
「修斗の現役ランカーとして、桜井選手と向かい合います」

と言っていて。

対するマッハは

「相手は若手のホープ。どんな展開でもいいから勝ちたいですね。
 あえて言えば、ミスをしてくれれば一番いい(笑)。
 出だしでずっこけて欲しいですね」

と、リラックスムード全開でした。

試合は、僅差の判定でマッハ勝利。

というか、個人的な印象では当時、見終わった瞬間は
「あ、マッハ負けた」
と思いました。

固い展開でしたが
ポジションとかを考えると青木が優位に見えたのです。
青木がテイクダウン取ったしマウントも取りましたしね。

でも結果は3−0でマッハの勝利でした。
パウンドとかの有効打を考えたら
たしかに、マッハだったのかなぁ、と納得させました。

試合後のマッハは

「判定はダメージをとったんだと思う。
 柔術じゃないんで。マウントはとられたけど、何もやってこないし。
 バーリトゥードとして、僕のほうが勝ったんだと思う」

と言っていました。
たしかに選手としたらそう言うしか無いし。そうなんだろうし。

そのあとマッハは

「KO、したかったんですよ。KOしたいんですよ、ずっと。
 打ち合ってくれる人がいないんです。
 そういう意味で、やりづらい。楽しい試合したいですね。
 僕は面白い試合、やりてーなー」

とも言っていた。

青木は、リングサイドにいた方から聞いたところ
試合終了のゴングの後、判定が出るまで、ずっと下を向いて

「これが修斗だ、これが修斗だ、修斗、修斗、修斗」

って言っていたそうなんですよね。

当時の青木が何を考えていたのかは分かりませんが
その「これが修斗だ」という言葉が

「修斗の闘い方としては、これがベストだ」
「これは修斗なんだ、こういう闘い方をすべきなんだ」

ということを言っていたのか

「このうまくいかなさが修斗なんだ」

という意味で、言っていたのか。
それとも

「修斗としてはこの闘い方なら勝ちになるはずなんだ」

という意味だったのか。

それにしても、こんな青木に対して、マッハの

「打ち合ってくれる人がいない。
 俺は面白い試合、やりてーなー」

っていう発言は、なんともマッハらしく、かつ残酷です。

判定が下された後、青木は、試合後もいっさい語らずに
記念撮影の間もずっと涙を流していました。

あれから3年と8ヶ月。

当時は、マッハが勝って『PRIDE武士道』の
ライト級GPへ、という流れの中の試合だったはず。
それが今では『DREAM』の起爆剤として
救世主になってほしいと期待されて組まれるカードになっている。

2009年のふたりは、どんな試合を見せるのか。
どんな現在の、ふたりを見せるのか。
そしてその結果、勝つのはどっちなのか。


さて、記者会見の席で、最初にカード聞いたとき
どう思いましたか、と質問したところ、青木真也は

「いやぁ、どんな公開練習しようかなぁって思いましたねぇ。
 さすがに全部脱ぐのはまずいかなぁとかね。
 ねえ、笹原さん。まぁ、そんなどうでもいいことは
 さておいて」

と、言っていました。

きっと、ものすごい公開練習を
やってくれるのだろうと思います。

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フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ
「ときどきキックアウト」は
『DREAM』と日本の総合格闘技をときどき応援しています。


posted by sasakey |19:29 | DREAM |
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