2008年10月22日
女子格闘家3人に話を聞いてきました
「ゴング格闘技」で、女子格闘家3人に お話を聞かせていただきました。 しなしさとこ、 藤井恵、 辻結花、の3選手です。 それぞれにトップたる自覚と 個性がある選手たちでした。 ・しなしさとこ選手 女子選手はチケットを売らない、 なんて話がありましたが 「しなしさとこは別」 という言葉も、常についてまわる人です。 実際に売っているし オリジナルチケットを作ったり、特典を作ったりという 努力もしている人です。 選手なんだし、我が強くて全然いいと思います。 「私はこう思う」 という言葉を主軸に動いているような方です。 渡辺久江戦のことをいまさら書いていますが、 あの試合はやっぱり、女子の試合の中で 最高にヒートした戦いだったと思います。 渡辺さんとはメールやりとりしたりしてるそうです。 試合終わってノーサイド、のその感覚は、 なんか、いいですね。 あの試合はやっぱりメインにすべきだったと思います。 誌面では使えなかったのですが 渋谷のクラブアトムで行われていた頃のスマックガールを なつかしく語ってくれたのが、印象的でした。 「女のケンカ!って感じで、すごくよかったですよね。 あそこと、ベルファーレでやってた時がおもしろかったし すごくスマックらしかった」 これは私もすごく同感なのでした。 アトム時代のスマックは、狭くて見づらくて窮屈でしたが、 とても面白かったです。 ベルファーレの時の、ざわついた感じも アトム時代を思わせてくれて楽しかったです。 ・藤井恵選手 常に人あたりが良くて、常にベストコンディションで、 そのせいで、人に自分の心を見せないような 感がある人だと思っていました。 でもそれは、過剰なまでに自分に厳しいせいなのだな、 と、今回の取材で少し、分かりました。 「試合の前日になると、いつも怖くて、 どうして試合なんか受けてしまったんだろうって思うんですよ」 それを聞いて 「私も、いつもどうして仕事を受けてしまったのだろうと思います」 と言おうかと思ったのですが、なんか一緒にするのは 申し訳ない気がして、言えませんでした。 普段は速報を主にやっているせいか インタビューの仕事はすごく自分にプレッシャーが 大きいのです。 自分に力がないことがばれてしまうような感さえして、 いつもいつも逃げ出したくてしょうがないのです。 だけど終わってみると「またやる機会があるといいな」とか思うのです。 「試合が終わってみると、みんな悪かったところばっかり言うんですよ」 と言う言葉に、これまた 「私も、本が出てみると、ミスしてる部分とか、 ここはこうすれば良かったという部分しか見えません」 と、言いたくなりました。 これは言いました。藤井選手は笑ってくれたので良かったです。 ・辻結花選手 最後に電話で話を聞いたのが辻選手でした。 辻選手は、いつも気持ちやコンディションにぶれがないというか、 マイペースで格闘技に立ち向かっているように感じていました。 夏に話を聞いたときの 「試合のためだけに格闘技をやっているわけじゃない」 という発言が、印象的だったせいもあります。 その辻選手に 「この夏から秋、いろいろなことが女子格闘技の世界でありましたけど、 変わらなかったものは、ありますか」 と聞いてみました。 「格闘技をやりたいという気持ちは変わらなかったですね」 というような答えか 「特に何も変わらなかったですね」 というような答えが帰ってくるかと思っていました。 辻選手の答えは 「変わらないものは、ないです」 でした。 ドキっとしたのでした。 3人に話を聞くという難しい原稿だったので、 いま聞くべき事はなにかと頭をひねって考えて、 浮かんだのが「変化」というのがキーワードでした。 新しい大会ができたり、予定されていた大会が延期になったりして、 変わっていくものがたくさんあって、その中で、 彼女たちが、何を考え、何を感じていたのかと。 そして変わらなかったものは何なのかと。 変わらなかったものこそが 大事なことなんではないかと。 だけど「変わらないものはない」と言われてしまいまして。 だとしたら、 どうすればいいんだろう。 どういうことなんだろう。 そんなことを感じながら話を聞き、考えて文章にしました。 魂こめました。 いまの自分ができる精一杯の文章です。 かっこいいページになっていてとても満足しています。 カラー全4ページ! 読んでください! 良かったら感想ください! よろしく! ゴング格闘技は10月23日(木)発売です。フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ 「ときどきキックアウト」は 女子格闘技をときどき応援しています。
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posted by sasakey |01:53 |
女子格闘技 |

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