2008年09月22日
ミルコと秋山のダブルヘッダー宣言
本日は「DREAM」直前会見へ! 格闘技の会見でこんなにドキドキしたのは久しぶりでした。 せっかく会見の現場に居合わせることが出来たんで そのことを書きます。全選手が集結する直前会見。 大規模な大会ならだいたい行われています。 会見開始直後に、セルゲイ・ハリトーノフと戦うはずだった マイティ・モーが練習中の怪我で欠場になるというアナウンスが。 見たいカードだったから残念だなぁ と思っていたら! 日本ひさびさのミルコ・クロコップが「一言言いたい」と マイクを持った。 なんでしょうねと思ったら。 「マイティ・モーが試合できないと言うのなら、 自分は2試合してもいい。 アリスターと試合をした後、 ハリトーノフと私が試合をするというのはどうでしょう。 自分はそれも可能だということをここで宣言します」 前代未聞のダブルヘッダー宣言! あわわわ。 オロオロしつつ質問の手を挙げた私。 当然、これを聞いたハリトーノフはどう思うか、 笹原プロデューサーはどう思うか、 そしてアリスターがどう思うのかを質問しました。 (私ちょっとワクワクしすぎるあまり確実に声うわずってたと思います) 笹原さんは「ま、まぁ確かにミルコ選手はトーナメントで 1日数試合戦ったこともありますが……万が一相手の都合がつかなかったら 相談させてください」と苦笑しつつ大人の対応。 ハリトーノフがどう思うか言う前に ミルコの相手であるアリスター・オーフレイムがマイクを奪った! 「明日はまず自分がミルコと戦う。 自分との試合がミルコにとって最後の試合になるのに、 どうやって1日2試合やるつもりなんだ?」 堂々の挑発です。かっこいい。 そしてハリトーノフは 「私はミルコ選手のことを大変尊敬しています。 アリスターも手強い相手ですし、一晩で2度もファイトすることは 非常に大きな決断だと思います。 自分にオファーしてくれたミルコにはありがとうと言いたい。 だけどミルコとは違う日に戦いたい」 思わぬラブコールを受けたハリトーノフはちょっと嬉しそうにも見えた。 さらにミルコがアリスターの挑発に対して 「自分はガッツのある選手と対戦するのが本当に好きです。 そして火曜の試合は、火曜最後の試合というだけで、 当然、自分にとって最後の試合になるわけはありません」とサラリ。 大人の挑発合戦ですよ。どうしましょう。 またこんな時に限って計量前に会見やってるからなんとなく 空気がピリピリしている。 いや、そんな状況だからこんなことになったのか。 しかし、事件はこれだけでは終わらなかったのです。 一連のやりとりを聞いていた魔王、いや、秋山成勲がマイクを持った。 「外人選手たちが盛り上がってすばらしい会見だと思いますが、 日本の選手が情けないと思います。 自分も立候補していいですか? 自分もそういう気持ちはあると言っておきたいんで」 と、階級を超えて食って掛かってみせたのです! ちょっとこれには驚いた。 というか秋山選手、自己主張がうますぎる。 大会2日前に選手の負傷欠場、っていうピンチから 一転して夢のカード続出の可能性がにわかに高まった。 笹原プロデューサーが 「素晴らしい提案だと思います。 試合に賭ける意気込みだと思いますし、皆さんの意見を受けて 一番熱のあるカードを組んでいきたいと思います」 と、まとめてくれて会見終了。 会見後に、まぁ「現実的に考えてありえない」と ダブルヘッダー案はとりあえず否定されたわけですが 思いも寄らぬアピール合戦と挑発の応酬には 「大歓迎です」と素直な笹原プロデューサー。 秋山選手は囲み取材で 「興奮していたのもありますけど、日本人が元気がないのがかっこ悪い、 情けないと思った。小さい選手が大きい選手を倒すのも夢があると思った」 と語っていて。 それは他の選手に対するジェラシーもあったのだろうか? と思ったのでそう質問してみたら 「うーん。ジェラシーというより、 せっかく日本でやっているのにってことですよね。 日本の男として格好悪い。それが一番でかかった」
うぅむ。 日本人選手を庇うわけじゃないけど 今回出場している日本人選手は軽い階級の選手が多いし、 現実的なものを考えたらハリトーノフの相手に手を挙げられないですよね。 会見で流れ切って自分の意見言うなんてなかなかできないし。 でもそれをやれちゃうのがミルコであり、秋山選手なんですね。 実現するしないは別にしても 言ってみてしまうってこと。 ずっるいな〜って感じはするし 日本人が情けないってひとまとめに言われると そんな言い方しないでよって感じもするんですが、 するんですが、 すげーな、とも思いました。 これが言えるってのは「自分がアピールしたら主催者は嬉しいだろう」 っていう自信が多かれ少なかれありますよね。 ミルコには確実にある。 「俺のリング」とか「俺の客」っていう意識があるはず。 ハリトーノフとはもともと戦いたかったとも言っていましたけどね。 そんで秋山選手は、 ミルコとかハリトーノフとかアリスターに対して臆していないし、 「俺」ってのが、DREAMに対して ひけをとっていない。 普通はミルコやハリトーノフと対峙するのはこわいと思う。 質問するのだって怖いです。 だけど秋山選手はオーラ負けするつもりはないのでしょうし 「ここで手をあげれば俺はかっこいい」 と、臆せず手を挙げる勇気があるわけで。 アリスターは前日 「ストライカーに打撃で勝つのは最高の皮肉だ」って けっこうカッコイイことを言っていたんですが、 今日のこれで、ミルコ vs アリスターは 完全にミルコが主役というか、主語になってしまった。 なんだろう、くやしいな。やられたって感じだな。 でもドキドキしたなー。 あぁ、試合はどうなるんだろう。
フリーライター佐々木亜希がときどき更新するブログ 「ときどきキックアウト」は DREAMをときどき応援しています。
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posted by sasakey |00:31 |
DREAM |

全選手が集結する直前会見。
大規模な大会ならだいたい行われています。
会見開始直後に、セルゲイ・ハリトーノフと戦うはずだった
マイティ・モーが練習中の怪我で欠場になるというアナウンスが。
見たいカードだったから残念だなぁ
と思っていたら!
日本ひさびさのミルコ・クロコップが「一言言いたい」と
マイクを持った。
なんでしょうねと思ったら。
「マイティ・モーが試合できないと言うのなら、
自分は2試合してもいい。
アリスターと試合をした後、
ハリトーノフと私が試合をするというのはどうでしょう。
自分はそれも可能だということをここで宣言します」
前代未聞のダブルヘッダー宣言!
あわわわ。
オロオロしつつ質問の手を挙げた私。
当然、これを聞いたハリトーノフはどう思うか、
笹原プロデューサーはどう思うか、
そしてアリスターがどう思うのかを質問しました。
(私ちょっとワクワクしすぎるあまり確実に声うわずってたと思います)
笹原さんは「ま、まぁ確かにミルコ選手はトーナメントで
1日数試合戦ったこともありますが……万が一相手の都合がつかなかったら
相談させてください」と苦笑しつつ大人の対応。
ハリトーノフがどう思うか言う前に
ミルコの相手であるアリスター・オーフレイムがマイクを奪った!
「明日はまず自分がミルコと戦う。
自分との試合がミルコにとって最後の試合になるのに、
どうやって1日2試合やるつもりなんだ?」
堂々の挑発です。かっこいい。
そしてハリトーノフは
「私はミルコ選手のことを大変尊敬しています。
アリスターも手強い相手ですし、一晩で2度もファイトすることは
非常に大きな決断だと思います。
自分にオファーしてくれたミルコにはありがとうと言いたい。
だけどミルコとは違う日に戦いたい」
思わぬラブコールを受けたハリトーノフはちょっと嬉しそうにも見えた。
さらにミルコがアリスターの挑発に対して
「自分はガッツのある選手と対戦するのが本当に好きです。
そして火曜の試合は、火曜最後の試合というだけで、
当然、自分にとって最後の試合になるわけはありません」とサラリ。
大人の挑発合戦ですよ。どうしましょう。
またこんな時に限って計量前に会見やってるからなんとなく
空気がピリピリしている。
いや、そんな状況だからこんなことになったのか。
しかし、事件はこれだけでは終わらなかったのです。
一連のやりとりを聞いていた魔王、いや、秋山成勲がマイクを持った。
「外人選手たちが盛り上がってすばらしい会見だと思いますが、
日本の選手が情けないと思います。
自分も立候補していいですか?
自分もそういう気持ちはあると言っておきたいんで」
と、階級を超えて食って掛かってみせたのです!
ちょっとこれには驚いた。
というか秋山選手、自己主張がうますぎる。
大会2日前に選手の負傷欠場、っていうピンチから
一転して夢のカード続出の可能性がにわかに高まった。
笹原プロデューサーが
「素晴らしい提案だと思います。
試合に賭ける意気込みだと思いますし、皆さんの意見を受けて
一番熱のあるカードを組んでいきたいと思います」
と、まとめてくれて会見終了。
会見後に、まぁ「現実的に考えてありえない」と
ダブルヘッダー案はとりあえず否定されたわけですが
思いも寄らぬアピール合戦と挑発の応酬には
「大歓迎です」と素直な笹原プロデューサー。
秋山選手は囲み取材で
「興奮していたのもありますけど、日本人が元気がないのがかっこ悪い、
情けないと思った。小さい選手が大きい選手を倒すのも夢があると思った」
と語っていて。
それは他の選手に対するジェラシーもあったのだろうか?
と思ったのでそう質問してみたら
「うーん。ジェラシーというより、
せっかく日本でやっているのにってことですよね。
日本の男として格好悪い。それが一番でかかった」
うぅむ。
日本人選手を庇うわけじゃないけど
今回出場している日本人選手は軽い階級の選手が多いし、
現実的なものを考えたらハリトーノフの相手に手を挙げられないですよね。
会見で流れ切って自分の意見言うなんてなかなかできないし。
でもそれをやれちゃうのがミルコであり、秋山選手なんですね。
実現するしないは別にしても
言ってみてしまうってこと。
ずっるいな〜って感じはするし
日本人が情けないってひとまとめに言われると
そんな言い方しないでよって感じもするんですが、
するんですが、
すげーな、とも思いました。
これが言えるってのは「自分がアピールしたら主催者は嬉しいだろう」
っていう自信が多かれ少なかれありますよね。
ミルコには確実にある。
「俺のリング」とか「俺の客」っていう意識があるはず。
ハリトーノフとはもともと戦いたかったとも言っていましたけどね。
そんで秋山選手は、
ミルコとかハリトーノフとかアリスターに対して臆していないし、
「俺」ってのが、DREAMに対して
ひけをとっていない。
普通はミルコやハリトーノフと対峙するのはこわいと思う。
質問するのだって怖いです。
だけど秋山選手はオーラ負けするつもりはないのでしょうし
「ここで手をあげれば俺はかっこいい」
と、臆せず手を挙げる勇気があるわけで。
アリスターは前日
「ストライカーに打撃で勝つのは最高の皮肉だ」って
けっこうカッコイイことを言っていたんですが、
今日のこれで、ミルコ vs アリスターは
完全にミルコが主役というか、主語になってしまった。
なんだろう、くやしいな。やられたって感じだな。
でもドキドキしたなー。
あぁ、試合はどうなるんだろう。
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