2008年04月26日

勝ちゃいい、ってもんでもない(広島×熊本)

 前節甲府に内容的にも圧倒されて初黒星を喫したサンフレッチェ。絶対に連敗だけは避けなければならないと言う今日の熊本戦は、平繁龍一、服部公太のゴールで何とか逃げ切りました。

 今年のサンフレッチェにとって唯一最大の目標はJ1昇格。だから、内容云々よりも結果だけが重要だ、と言ってもいいわけです。と言うことで、この熊本戦はとにかく勝つことが重要だ、と思っていたわけです。そう言う意味では2-1での勝ちと言う結果に文句は無いのですが、しかしそれにしてもこの試合の内容は酷いんじゃないの?と言わざるを得ません。

 前半は強い風を受けながらの風下だった、と言う条件の悪さはありました。しかしJ2に昇格してきたばかりの相手にここまでボールを回され、チャンスを作られるとは。前半の2度の決定的なピンチはいずれもオフサイドのジャッジに救われたものの、どちらも守備は完全に崩されていました。全体的に熊本のラストパスとフィニッシュの悪さに救われたから良かったものの、一方的にやられた、と言わざるをえないような前半でした。

 後半はやや持ち直したサンフレッチェは、何とか2点のリードを奪うことができました。しかしそれで安心したのかまたもやペースが落ちてしまって、最後はやっとのことで逃げ切りました。失点シーンこそ木寺の大チョンボが直接の原因でしたが、それはたまたま、と言っても良いでしょう。苦戦の原因は、決してそれだけではありません。

 前節の敗戦や週の前半のU-23代表候補組の不在等いろいろな要因があって、この日は前節から先発3人を代えて臨みました。天皇杯決勝進出の原動力だった森崎和幸。前節途中交代から試合の流れを変えた高柳一誠。そして休養十分の若武者・平繁龍一。この3人が入ればチームに変化が生まれるか、と思えばさにあらず。ほとんど変化がなかったどころかかえって悪くなった事に、暗澹たる思いばかりが残ります。

 まだ首位じゃないか、勝っているからいいじゃないか、という気持ちが無いわけでもないのですが、しかし逆に勝てなくなってからでは遅いのです。単に個人の力が上だったから勝てた、と言う現実から目を背けてはならないのです。本当に勝てなくなる前に、手は早めに打つべきなのではないでしょうか?

posted by sanfreccediary |20:44 | J2リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年04月13日

サンフレッチェの2つの顔

今日のサンフレッチェとセレッソの試合。サンフレッチェは2つの顔を見せました。

1つは前半に見せた「弱気の顔」です。DFラインを深く引いて相手の攻撃を受け止め、ロングボールとカウンターで点を取ると言うスタイルは、今年のキーワードである「我慢」の一つの表現ではあるのですが、しかしあまりに行き過ぎるとこうなってしまう、と言うパターン。中盤でボールを奪えずずるずるとラインが下がり、相手を引き込んで波状攻撃を受けてしまう事になります。失点は槙野のミスが直接の原因でしたが、あそこであのようなミスが生まれた原因は引き過ぎたラインにあった、と思います。

しかし後半、サンフレッチェは見違えるようなサッカーを展開しました。もちろんその要因の一つは、キックオフから1分も経たないうちに生まれた佐藤寿人のゴールでしょう。しかし、たぶんそれだけではないと思います。自分たちのサッカーを思い出し、自信を持って戦い続けることができたからこそ、セレッソを圧倒できたのだろうと思います。

サンフレッチェの2つの顔。これは、昨年も時折見せていたものでした。シーズン当初はどのチームにも臆すことなく戦うことができたのに、夏場以降はすっかり自信を失ってしまい、自分たちのサッカーを忘れてしまった。それが降格に至った原因だった、と言って良いでしょう。また気持ちを入れ替えて戦ったことが、天皇杯の躍進につながった、と言えるでしょう。

そのような「揺らぎ」をどう克服するか。言わばこれが今年J2で戦うサンフレッチェにとっての、一つの大きなテーマなのだと思います。この日、失点に繋がるミスをしてしまった槙野が、鬼気迫る表情で攻め上がり、シュートを試みていたように。また盛田の怪我で急きょ出場した森脇が、試合を決定づける3点目をゲットしたように。ミスを怖れず前向きに戦う気持ちを忘れないことが、このチームにとって最も重要なことなのかも知れません。

posted by sanfreccediary |21:53 | J2リーグ戦 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2008年04月12日

千葉×大宮

千葉、いいサッカーしてるんだけどなー。選手が抜けても、監督が代わっても、良く走るひた向きなサッカーは同じ。新居の素晴らしいゴールで同点に追いついた時は、そのまま逆転まで行けるんじゃないか、と思いました。が、最後は力で押され、2点差での敗戦となってしまいました。

今日はこの試合の前に横浜FM×柏もテレビ観戦していたのですが、千葉×大宮の方がずっと面白い試合だったと思います。千葉には、それだけのポテンシャルがある。でも大宮に負けてしまったのは、結局のところここぞというところで決める事ができたかできなかったかであり、個人の力の差だったように思います。

こんなふうに、いいサッカーをしながら勝てない、と言うのが一番苦しいんですよね。千葉はとにかく、今は自分たちを信じてやり続けるしかありません。頑張れ。

posted by sanfreccediary |17:52 | J1リーグ戦 | コメント(1) | トラックバック(0)
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