2008年01月01日
今日の天皇杯決勝
サンフレッチェの決勝での戦いを見るために、日帰りで国立競技場へ行ってきました。冬型で寒くなる、と言う予報でしたが天気の崩れはそれほどでも無く、日なたとなるホーム側のスタンドは暖かい、と言っても良いぐらい。穏やかな雰囲気の決勝戦となりました。 因みに天皇杯決勝、と言えばサッカー界の「お祭り」みたいなもので、決勝に進出した両チームのサポーターだけでなく他のサッカーファンも集まって、独特の雰囲気を醸し出します。エンジ色に染まった鹿島側のスタンドほどではないにしろ、広島側のスタンドも結構沢山の紫色のサポーターが集まり、その他のクラブのサポーターや高校選手権に参加している皆実高や境高の選手たちも一緒に盛り上がっていました。 ところで試合ですが、結果は0-2で広島の完敗。開始早々の失点を取り返すことができず、逆に後半ロスタイムにダメ押しゴールを決められての敗戦となりました。「サンフレッチェ」と名乗るようになってから4回目の決勝進出だったわけですが、ここまでの0-3、0-3、0-2と言うスコアをなぞるような結果になってしまいました。 内容的に広島がそれほど悪かった、とは思わないのですが、しかしながら鹿島の守備を崩すことのできたシーンは数えるほど。ボールを回しながらもあまり攻撃の形を作れなかったのは、中盤より前の運動量が足りなかったから、と言う感じがしました。 こう言う結果となった理由としては、柏木の不在や連戦の疲れは当然あったと思います。ここまで途中出場で良い動きを見せていた高萩は、周りと動きが合っていない感じでボールを引き出せず、また効果的なパスもほとんど出せず。むしろボールを持った瞬間にあっという間に囲まれてしまうことが多かったように思います。またツートップも彼らのパス交換から相手を崩すと言うシーンをあまり作ることができずに終わりました。 これはおそらく、鹿島が広島の戦い方を良く研究していたからだ、ということなのだと思います。報道によると、鹿島は前日練習はほとんどやらずに 90分間ぐらいミーティングしていたそうですが、その成果が現われたのだろうと思います。 そして言えるのは、チームとしての総合力の差があったと言うことでしょう。選手一人ひとりの経験の差、と言ってもいいと思います。もともとリーグ戦1位と16位と言う差がある上に、広島はウェズレイ、柏木、青山を欠いていました。天皇杯に入って勢いに乗ってきたと言っても、チームとしての完成度はまだまだ。モティベーションと準備ができている首位チームには、その勢いは通用しなかった、と言うことなのでしょう。 もしこれがいつもの年だったら、「このチームをベースにレベルアップすれば、今季はそこそこ戦える」と言いたいところ。しかし残念ながら今年のサンフレッチェはJ2に戦場を移さなければなりません。昇格を目指して戦いながら、どうやってチーム力を高めていくのか。この天皇杯で見えた課題をどのように解決していくのか。今年は昨年以上に難しいチーム作りを強いられることになりそうです。
posted by sanfreccediary |21:27 |
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