2010年04月27日

ACL広島×浦項

今日のACLグループリーグ最終戦。サンフレッチェは浦項との接戦を制して4-3で勝ちました。

勝っても負けても順位には関係のない消化ゲーム。しかも負傷者続出と過密日程で主力は疲労でパンク寸前の状態と言うことで、ペトロヴィッチ監督は先発メンバーのうち8人を「ベンチ組」から起用しました。

ペトロヴィッチ監督自身、第2節神戸戦の後に「ベンチに座っている選手たちは、主力に『オンブにダッコ』の状態だ」と苛立ちを隠せない様子だったそうですが、この日先発でピッチに立ったのはまさにその選手たち。相手はアジアチャンピオン。しかも首位通過を賭けてほぼベストメンバーということで、苦戦もやむなしと言う感じでした。

ところが、です。開始早々に1点を奪ったばかりか、その後も着々と加点して3-1でハーフタイムを迎えます。後半に入って同点に追いつかれ、その後選手交代で「主力」の助けは借りたものの、最後までしっかりと戦って終わってみれば4-3。予想もできなかった素晴らしい勝利を収めました。

確かに、ミスは多かったかも知れない。しかしやっていたサッカーは、紛れもなく「サンフレッチェのサッカー」でした。マイボールを大事にし、しっかり走って相手の守備を崩す。疲れて運動量が上がらないレギュラー陣の戦いぶりより、ある意味広島らしいサッカーができていた、と言えるのではないかと思います。

たぶん、浦項にも問題があったのでしょう。相手が控え中心ということで、気持ちが緩んでいた様子は見えました。また、清水や大崎等がどんどんドリブルで仕掛ける姿勢は普段の広島にはあまり見られないもので、浦項に戸惑いがあったのかも知れません。更にDFラインに中島、槙野、横竹がいて守備が落ち着いていたこと。終盤の苦しいときに佐藤寿人や山岸らが締めたことも大きかったのは確かです。

とは言え、試合の大部分を任されたのはいつもは「ベンチに座っている選手」たちでした。彼らがしっかりと自分たちのサッカーを表現できたからこそ、勝利と言う結果を得ることができたのです。

ペトロヴィッチ監督の口癖は「試合に出ている選手がベストメンバー」。浦項戦のサンフレッチェのメンバーは、確かに今日の「ベスト」だった、と言えるのではないでしょうか?

posted by sanfreccediary |21:51 | ACL | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月18日

アジアの厳しさ

昨日行われたACLの試合を2試合、テレビ観戦しました。一つはG大阪×FCソウル。もう一つは名古屋×北京国安。内容と結果は対照的なものでしたが、どちらもアジアで戦うことの厳しさを感じさせられるものだったと思います。

まずG大阪×FCソウルですが、ソウルの戦い方は目を見張るものだったと思います。高い位置からのプレスと連動した攻撃、そして局面での強さと高さ。ホームのサポーターの声援を背にして、素晴らしい戦いを見せました。その結果G大阪にとって危ないシーンが沢山あったのですが、しかし昨年アジアを制した経験はその上を行きました。相手の一瞬の隙を見逃さず先制点と追加点を奪い、カウンターから止めを刺す。後半ロスタイムの失点は余計だったものの、「強さ」を感じさせる戦いぶりでした。サンフレッチェサポーターの私としては「Jリーグ頑張れ」と言う思いと共に若さを前面に出したソウルの戦いぶりにも親近感を感じて見ていたのですが、結果を見た一番の感想は「ガンバ恐るべし」。何だかサンフレッチェとガンバとの対戦もこんな内容と結果になるんじゃないか、なんて思ってしまいました。

続く名古屋×北京は、内容的には名古屋が圧倒したものの最後までゴールを割れず、勝点1ずつを分け合いました。名古屋の難しさは、守りを固められた時には共通のものだと思うのですが、しかしそれに付き合ううちにサッカーの中身まで落ちてしまった、と言う印象。終盤はパスミスやシュートミスでチャンスを失うシーンが目立ちましたし、逆に相手のミスで助けられるシーンも増えました。こちらは連戦が続くことと初めてのACLと言うことで、チームと選手に疲れが出てきているのかも。仮にサンフレッチェが今年ACLに出ることになっていたら(天皇杯に優勝でもしていたら可能性はあったわけですが)、たぶん似たような苦しみを味わうことになったのではないでしょうか?ここでチームが更に強くなるのか、あるいはJリーグとアジアの「掛け持ち」で疲弊してしまうのか。名古屋にとっては正念場と言えるかも知れません。

posted by sanfreccediary |06:26 | ACL | コメント(0) | トラックバック(0)
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