2009年07月22日

今年のJ2は熱い!

最初はC大阪、続いて湘南。「昇格候補」が突っ走ってすんなり行くかと思われた今年のJ2ですが、いやー熱くなってきました。今日行われた第29節は上位を争うC大阪、仙台、甲府、鳥栖、水戸が勝ったのに対して湘南、東京Vが敗戦。1〜4位が勝ち点4差にひしめき、これに続く3チームが同勝ち点で並ぶと言うことになりました。

私は今日は仙台×湘南をテレビ観戦していたのですが、仙台が本当にいいサッカーをしていました。ボールを繋ぎ、人も動いて相手を崩す。逆転弾は中原の高さを生かしたものでしたが、そこまで行った流れは必然でした。昨年から現代的なサッカーを指向していた仙台ですが、ようやくその成果が出てきた、と言うことかも。前節鳥栖に力負けした後中二日で、しかも出場停止でレギュラーを欠いた中で、この逆転勝ちは今後への加速力となるのではないでしょうか。

対する湘南は、2試合連続の終了間際の逆転負けとなりました。甲府、C大阪と強敵相手に連勝していよいよ首位固めか、と思った矢先の連敗は、非常にダメージの大きいものだと言えるでしょう。確かに退場で数的不利になったのは不運でしたが、あそこまで引いて守ってしまってはやられるのも当然。反町監督はどのようにチームを立て直すのでしょう?

昨年はサンフレッチェを応援していた関係でJ2を落ち着いて見る気分にはなれなかったのですが、今年は一人のサッカーファンとして、熱い戦いを楽しませてもらいます。

posted by sanfreccediary |20:55 | J2リーグ戦 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2008年05月25日

窮鼠猫を噛む(福岡×仙台)

前節まで3位の仙台を「猫」と呼ぶのはともかく、福岡を14位だからと言って「鼠」呼ばわりするのは失礼かも知れません。しかし、5連敗中かつ8試合勝ち無しだった福岡が苦しい状況に居た、と言う事は間違いないわけで、そんな中で見事な勝利を収めたことは、思いもよらない結果でした。

では、福岡の勝因は何だったのか。スカパー解説の南鉄兵氏も言っていましたが、やはりチーム全体で戦う気持ち、だったのではないでしょうか。神山のPKストップや大久保の素晴らしい2点目、そして全選手の献身的な動き。バラバラになっていたチームがベンチ、スタンドも含めて一体となれたことが、勝利の原因だったと言えるでしょう。

この試合前に福岡周辺から聞こえてくる情報は、ネガティブなものばかりでした。まずはリトバルスキー監督の去就問題。判断材料とする、と言っていた第13節からの3試合に連敗して解任確実と言われながら、後任を見つけることができず(あるいは後任候補と折り合いがつかず)そのまま指揮を執る事になりました。また、クルークコーチの無免許運転の届けが遅れたことや、サポーターとの意見交換会問題等、クラブ周辺はガタガタだった、と言って良い状況でした。その結果、この試合ではサポーターの鳴り物を使った応援はなくなり、異様な雰囲気でキックオフとなりました。

ところがそんな状況が、かえってチームを団結させる結果になったのですから分からないものです。それはおそらく「辞めるかも知れない監督」はなく「絶対に辞めない監督」の元でやらなければならない、と決まったからこそ、選手たちの腰が据わったと言うことなのではないか、と言う気がします。

昨年も同じ時期、C大阪が早々に監督を交代したのに対して、東京Vはラモス監督を信じ続けました。そしてその結果、昇格したのは東京Vだったと言うことは、記憶に新しいところです。一つの危機を乗り越え団結を取り戻したアビスパ福岡。もともと能力の高い選手が多いチームなだけに、今後のJ2の展開において重要な位置を占めることになりそうな気がしてなりません。

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posted by sanfreccediary |14:47 | J2リーグ戦 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年05月06日

不当な結果。あるいはただの負け惜しみ(広島×仙台)

 負け惜しみ、と言われればその通りだし、これがサッカー、と言えば返す言葉はありません。しかしこの内容の試合で広島の勝ち点がゼロ、と言うのはサポーターとしては受け入れ難い結果だった、と言わざるをえません。

 中2日で今日の試合を迎えた広島に対して、前節休みだった仙台は1週間ぶり。一応こちらはホーム連戦と言う利はあるものの、コンディションの点では明らかにハンデがある試合でした。ところが、流れは前半から広島ペース。自在にボールを繋いで攻めを構築する広島に対して、仙台はボールの奪いどころがはっきりせずズルズルとラインを下げるばかりで、果たして本当に広島対策を練ってきたのだろうか、と疑問に思うような戦いぶりでした。

 そんなわけで前半から何度もチャンスを作ったサンフレッチェでしたが、「2シャドウ」を務めた高萩、高柳のシュートは枠を捉えず、佐藤寿人や李漢宰の飛び出しはことごとくオフサイドを取られます。その流れは後半も同じ。柏木、平繁ら途中交代の選手の奮闘も実らず、後半もロスタイムを迎えていました。

 そこで飛び出した佐藤由紀彦のクロスと中原のヘディング。中原にマークに付いていながら打たせてしまった森脇の守備の甘さが命取りになったのは事実ですが、しかしそれ以前に佐藤由紀彦にフリーでクロスを打たせてしまったのが問題だった、と言えます。前節出場機会が無かった高柳を先発させ、交代枠を3つとも使って何とか粘っていたサンフレッチェの選手でしたが、しかし最後の最後で足が止まって中盤でのプレスがかからなくなってしまったことが原因だった、と言わざるを得ないでしょう。

 この敗戦が内容の正当な反映だったか、と言うとそれは違うと思います。意図通りのサッカーができていたのは広島だったし、決定機の数も圧倒的に上回っていた、とも思います。しかし、勝ち点ゼロと言う結果もまた事実。いくら良い内容だったとしても、勝ち点を積み上げなければ何の意味もないと言うのもまた、J2の厳しさなのです。

 この敗戦の悔しさは、深く深く噛みしめればいい。頑張ったって報われないことがあるというのが、人生の一つの側面なのだから。でも、どんなに苦しい経験でも、いずれはどこかでプラスになるというのが人生のもう一つの側面なのです。この敗戦が正当な結果だったのかそれとも不当なものだったのか、最終的な判断は今年1年戦って初めて明らかになるだろう、と思うのです。

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posted by sanfreccediary |20:26 | J2リーグ戦 | コメント(12) | トラックバック(0)
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2008年05月03日

いかにもJ2らしい試合(広島×山形)

 今日の広島と山形の試合は、佐藤寿人のゴールでサンフレッチェが1-0で勝ちました。

 甲府戦でDFライン、特にストヤノフにプレッシャーをかけられると思うようなサッカーができなくなる、と言う弱点を露呈したサンフレッチェでしたが、前節の徳島戦では森崎和幸の気の利いたプレーもあってしっかりと修正しました。そして、それから中3日で迎えたこの山形戦。相手がどのように広島対策を練ってくるか、そしてそれに対してサンフレッチェがどのように対応するか、が注目でした。

 そして山形の小林監督の答えは、ペナルティエリアの前にDFラインを引いて中盤がその前に網を張り、堅い守備のブロックを作って広島の攻撃を抑え込む、と言う事でした。

 その結果、中盤から後でしっかりとボールを繋げることができるようになったサンフレッチェは、本来のパスサッカーを展開できるようになりました。しかし、それでもシュートまで行ったシーンは数えるほど。相手陣内に持ち込んでも守備の組織を崩すことはできず、点を取るのに苦しむ展開となりました。2003年に広島がJ2で戦った時には引いて守る相手を崩せず苦労したものですが、まさにその時のような試合となったのです。

 こんな時、良くないのは焦ってバランスを崩すこと。そしてカウンターやセットプレーから失点したりして悪循環に陥ることなのですが、しかしこの日のサンフレッチェは落ち着いていました。少々のミスがあっても動じることなく、先に失点しないよう我慢し続けました。そして平繁龍一のチャレンジから佐藤寿人のゴールを導きました。J2を勝ち抜くにはこうすれば良い、と言うお手本のような勝ち方だった、と思います。

 J2らしい、と言えば言葉は悪いのですが、このような試合展開は予想の範囲内、と言えるでしょう。これをどう打ち破って行くか。サンフレッチェの本当の戦いは、ここから始まると言っていいかも知れません。

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posted by sanfreccediary |21:17 | J2リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年04月26日

勝ちゃいい、ってもんでもない(広島×熊本)

 前節甲府に内容的にも圧倒されて初黒星を喫したサンフレッチェ。絶対に連敗だけは避けなければならないと言う今日の熊本戦は、平繁龍一、服部公太のゴールで何とか逃げ切りました。

 今年のサンフレッチェにとって唯一最大の目標はJ1昇格。だから、内容云々よりも結果だけが重要だ、と言ってもいいわけです。と言うことで、この熊本戦はとにかく勝つことが重要だ、と思っていたわけです。そう言う意味では2-1での勝ちと言う結果に文句は無いのですが、しかしそれにしてもこの試合の内容は酷いんじゃないの?と言わざるを得ません。

 前半は強い風を受けながらの風下だった、と言う条件の悪さはありました。しかしJ2に昇格してきたばかりの相手にここまでボールを回され、チャンスを作られるとは。前半の2度の決定的なピンチはいずれもオフサイドのジャッジに救われたものの、どちらも守備は完全に崩されていました。全体的に熊本のラストパスとフィニッシュの悪さに救われたから良かったものの、一方的にやられた、と言わざるをえないような前半でした。

 後半はやや持ち直したサンフレッチェは、何とか2点のリードを奪うことができました。しかしそれで安心したのかまたもやペースが落ちてしまって、最後はやっとのことで逃げ切りました。失点シーンこそ木寺の大チョンボが直接の原因でしたが、それはたまたま、と言っても良いでしょう。苦戦の原因は、決してそれだけではありません。

 前節の敗戦や週の前半のU-23代表候補組の不在等いろいろな要因があって、この日は前節から先発3人を代えて臨みました。天皇杯決勝進出の原動力だった森崎和幸。前節途中交代から試合の流れを変えた高柳一誠。そして休養十分の若武者・平繁龍一。この3人が入ればチームに変化が生まれるか、と思えばさにあらず。ほとんど変化がなかったどころかかえって悪くなった事に、暗澹たる思いばかりが残ります。

 まだ首位じゃないか、勝っているからいいじゃないか、という気持ちが無いわけでもないのですが、しかし逆に勝てなくなってからでは遅いのです。単に個人の力が上だったから勝てた、と言う現実から目を背けてはならないのです。本当に勝てなくなる前に、手は早めに打つべきなのではないでしょうか?

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posted by sanfreccediary |20:44 | J2リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年04月13日

サンフレッチェの2つの顔

今日のサンフレッチェとセレッソの試合。サンフレッチェは2つの顔を見せました。

1つは前半に見せた「弱気の顔」です。DFラインを深く引いて相手の攻撃を受け止め、ロングボールとカウンターで点を取ると言うスタイルは、今年のキーワードである「我慢」の一つの表現ではあるのですが、しかしあまりに行き過ぎるとこうなってしまう、と言うパターン。中盤でボールを奪えずずるずるとラインが下がり、相手を引き込んで波状攻撃を受けてしまう事になります。失点は槙野のミスが直接の原因でしたが、あそこであのようなミスが生まれた原因は引き過ぎたラインにあった、と思います。

しかし後半、サンフレッチェは見違えるようなサッカーを展開しました。もちろんその要因の一つは、キックオフから1分も経たないうちに生まれた佐藤寿人のゴールでしょう。しかし、たぶんそれだけではないと思います。自分たちのサッカーを思い出し、自信を持って戦い続けることができたからこそ、セレッソを圧倒できたのだろうと思います。

サンフレッチェの2つの顔。これは、昨年も時折見せていたものでした。シーズン当初はどのチームにも臆すことなく戦うことができたのに、夏場以降はすっかり自信を失ってしまい、自分たちのサッカーを忘れてしまった。それが降格に至った原因だった、と言って良いでしょう。また気持ちを入れ替えて戦ったことが、天皇杯の躍進につながった、と言えるでしょう。

そのような「揺らぎ」をどう克服するか。言わばこれが今年J2で戦うサンフレッチェにとっての、一つの大きなテーマなのだと思います。この日、失点に繋がるミスをしてしまった槙野が、鬼気迫る表情で攻め上がり、シュートを試みていたように。また盛田の怪我で急きょ出場した森脇が、試合を決定づける3点目をゲットしたように。ミスを怖れず前向きに戦う気持ちを忘れないことが、このチームにとって最も重要なことなのかも知れません。

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posted by sanfreccediary |21:53 | J2リーグ戦 | コメント(1) | トラックバック(1)
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2007年11月25日

手強いぞ京都

 昨日のJ1第33節の結果、甲府の17位・自動降格が確定。また得失点差で上回る大宮が広島に勝ち点3の差を付けたと言うことで、最終節を待たずにサンフレッチェの入れ替え戦行きが確定的となりました。

 今年前半のサンフレッチェの戦いぶりから見てまさか入れ替え戦行きになるとは予想もしていなかったのですが、しかし現実は現実。受け入れるしかありません。ということでサポーターも心の準備をしなければと言うことで、今日は京都×仙台をテレビ観戦しました。

 前節までの成績は、京都が勝ち点82で3位で仙台が2差で4位。京都が勝てば仙台の昇格は消滅し、引き分けなら次節に持ち越し、仙台が勝てば順位が逆転する、と言う事になっていました。と言うことで試合は全体的に仙台のペース。ロペス、ジョニウソンの2人を中心に何とか京都の守備を崩そうとします。

 対する京都は得点源のパウリーニョとアンドレを怪我で欠く影響なのか、どうも攻めに迫力がありません。しかしその分森岡を中心にした守備の集中力は高く、GK平井も大当たりで得点を許しません。そして後半ロスタイム、ボールを奪うと一気のカウンターからボランチ石井が頭で決めて、貴重な勝ち点3を積み上げて3位以上を確定しました。

 この試合を見て思ったこと。それは、京都は非常に手強い相手だと言うことです。外国人選手を欠いていると言うこともあって、J1の各チームに比べて選手個々の力がやや落ちるのは確かかも知れない。少なくとも日本代表やU-22代表を揃えるどこかのチームと比べれば、選手の力の総和は劣っている、と言っても間違いではない、と思います。しかしそれを補って余りあるのが、規律と集中力。特に苦しい時間帯を我慢に我慢を重ね、ここぞと言うチャンス、それもほぼ最後と思われるところで一気に攻め上がって得点をゲットして勝利を引き寄せたのは、チームとしての実力があるからこそできることだと思います。

 今節を終わってJ2上位の成績は、札幌と東京Vが勝ち点88で京都が85となりました。この中で東京Vは得失点差で大きく上回っているので、2位以上は確定的だと言って良いでしょう。となると、広島の入れ替え戦の相手はこの京都か、あるいはJ2最少失点の札幌。どちらが相手になるにしろ、非常に厳しい戦いになるのは間違いありません。
 

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posted by sanfreccediary |16:43 | J2リーグ戦 | コメント(2) | トラックバック(0)
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