2007年01月30日

日本サッカーとJリーグの生きる道。

Jリーグが良くなることでしか、日本のサッカーは強くならない・・・これは多くの人が思っていることだと思います。僕はJリーグのレベルがそれほど低いと思いませんが、明らかに劣っているところは確実に存在します。今回はその当たりを考えていきたいと思います。
Jリーグは、攻守に早く、個々のスキルと言う点でもそれほど見劣りすることはありません。しかし、局面での強引さ、速い流れでのテクニック、個の技術をゲームに昇華させる能力、そして僕が一番問題視しているのは、ボールホルダーに対する間合いです。これが、ヨーロッパのトップリーグに比べると非常に遠い。これでは日常的に、強いプレッシャーの中でプレイすることが難しくなります。グループでボールを獲りに行くのは、もはやサッカーでは普遍の法則ですが、Jでは二人居てもどちらも間合いを詰めないという場面も大変多く見られます。あわよくば一人でもボールを奪うという姿勢が非常に少ないと思います。また、バイタルエリアでフリーで受ける選手にプレッシャーをかけられないチームも有ります。特にセンターバックがポジションを離れて前で獲りに行く場面、潰しにいく場面が少ないように思います。
これには、たくさんの原因があるように思います。
まずは主審、後ろからのプレッシャーに対してすぐに笛を吹く習性があるように思います。サッカーはコンタクトの避けられないスポーツです。そうであるなら、わずかな接触で大げさに倒れる選手に対して笛を吹くべきではありません。ようやく去年は少し改善が見られたように思います。
次に、責任の所在です。サッカーはミスを紡ぎあうスポーツだと言えます。ミス無き失点は有り得ませんが、それはチームではなく個人に降りかかるものだと思います。それを曖昧にしているような気がしてなりません。
それに後ろの選手がリスクマネージメントを気にするあまりに、動きの少ない前近代的なサッカーになっている場面が多いようにも思います。
日本サッカーの課題のまとめ、

・個人戦術の更なる向上。

・日常的な、プレッシャーの有無。

・意識の方向転換。(攻守をむやみに分けすぎない)
         (局面での個人の発揮による組織への貢献)

あとはやっぱりスタジアムの問題です。サッカー専門のスタジアムが少なすぎる。これはもはや犯罪的です。チームを愛してやまないサポーターたちが、余りにも遠いところから応援する姿は、何とも悲しすぎる・・・
プレミアの隆盛と、セリエの凋落を眺める時にそこにあるスタジアムの問題と言うのは非常に大きいと思います。100年構想と言うのなら、まずはスタジアムに投資して欲しいと思います。よきスタジアムは、観衆も選手もより高いレベルに導くと思います。 

次回は、浦和レッズの功罪を取り上げてみようと思います。

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posted by モーリー |13:30 | コメント(6) | トラックバック(0)
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Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

はじめまして、こんにちは。
専用スタジアムについてですが、
www.nagisanet.com/renofa
この地域リーグのチームのサポサイトのトップの文章では、サッカー専用を今すぐ立てないでと、
言っている。
トップページスクロールしたら見れます。

少し引用

サッカー専用スタジアム。魅力的ですね。鳥栖スタジアムなど、立地も最高ならばスタジアム自体も素晴らしいです。では、皆さんは、山口にサッカー専用スタジアムが欲しいですか?

私がそうきかれれば、もう1秒の迷いもなく答えます。「山口にサッカー専用スタジアムなんて必要ない」。

夢も希望もないとお思いですか? でも、サッカー専用スタジアムは、サッカー専用というだけあって、本当にサッカーにしか使えません(ゴール裏をある程度取ればラグビーにも使えますし、ある種のイベントには使えるでしょうが)。サッカーにしか使えないスタジアムに、そうそうお金を出せるものではないでしょう。

欧州ではサッカー専用が当たり前なんていいますが、そうでもありません。東欧諸国では、ほとんど陸上競技場でサッカーをやってます。そして言うまでもなく、東欧諸国のサッカーは日本より遥かにレベルが高いです。欧州の一部だけを見て、何も考える事なくそれを望むのは、もうやめにしたいところです。欧州の暴走サポーターの真似をするのも、やめにしましょうよ(笑)。

維新公園の陸上競技場でいいじゃないですか。いつかあそこを、オレンジ色に染めましょうよ。正直私は、山口にサッカー専用スタジアムを作るくらいなら、下関にもっとマシなコンサートホールを作るか、それが無理ならせめて市民会館にもうちょっとまともなピアノを置けと思ってるくらいですから(笑。下関市民会館のピアノは、最低レベルのポンコツピアノです。弾いて唖然とした。ついでに音響も最低。北九州市戸畑区のウェルとばたとは、ピアノも音響も100倍以上の大違い。北九州と下関の文化レベルがこうまで違うとはね。「中核都市」がきいて呆れます)。

「サッカー専用スタジアム欲しい」と言うのは自由ですが、県民みんながサッカーを見る訳ではありません。サッカーに興味ない人間にとっては、サッカー専用スタジアムを造るために使う金なんぞ、全く「無駄金」です。サッカー後進国の日本。もうちょっと身の丈にあったやり方でサッカーを楽しみませんか。サッカー専用スタジアムを妄想したりする方とか、一部の暴走サポーターなんかを見てると、本当にそう感じます。

posted by 佐竹 | 2007-01-30 15:26

Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

ハードに関しては諸問題もアルと思うし、「随分ましになった」とおじさんは思います(笑)

「個」「技術」「メンタル」「リスクマネージメント」この辺、最近UpされませんがUJさんのブログでよく色んな提案をされてるのを興味深く見てます。

僕はいつも思うのは「イヤ、不満はあるがキチンと右肩上がりで推移してて結構な事」と我が国のサッカー事情を考えてます。それこそ僕も憧れだった「木村和司師匠」の頃。「もし和司が子供の頃に今程の情報があれば和司のイマジネーションはドレだけ上がったろうか・・・」と、考えると今は幸せです(笑)
もちろん「今程度で満足」ではイカンです。イカンですが、僕らが精進するのと同じく強国も進歩しようとしてる・・・。特にアジアは顕著。元々フィジカルに劣る日本。工夫しながらココまで来てるので「総じて○」と今は思うんすがドウすか?甘いっすか?

posted by 上段青天すww | 2007-01-30 18:16

Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

>上段青天すwwさん
僕も右肩上がりだと思います。ただ、ボールに対するプレッシャーは弱いと思うのです。これが改善されれば、今の日本人選手の技術をよりゲームへと昇華出来ると思うのです。速いプレッシャーでも、トップスピードでも、技術が発揮されていくはずだし、より実践的にこなれていくと思い、そう書きました。
フィジカルについては、僕はあまり悲観していません。当たりは確かに弱いかもしれませんが、背も確かに低いですが、スタミナとクイックネスとミドルパワー(トップスピードで走れる距離)で対抗できるはずだと思います。もちろん、要所にはパワーも必要ですが・・・
僕は、涙を流しながらも愛するチームに罵声を浴びせるサポーターでありたいと思ってます。クラブも代表も我々サポーターもお爺さんもお婆さんもお兄ちゃんもお姉ちゃんも、みんなで強くなりましょう。
追伸 日産スタジアムは遠いのです・・・

posted by モ-リー | 2007-01-31 18:56

Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

まあ、このサイトの管理人さんは、イングランドサッカーのようにゴールした時だけ歓声を上げる派か、古き良き[悪き?]日本リーグ時代に観客を逆戻りさせたいのでしょう。。。

よく考えてかくんだろうけど、
もう少し、サポーター心理を理解して欲しい。。

後、日産スタはトラックのせいで、遠いですね。。。

posted by 佐竹 | 2007-02-01 02:46

Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

始めまして、こんばんは。

モーリーさんのその視点と、3つに要約されたポイントは素晴らしいと思います。
しかし、諸問題に対し、では具体的にどのような改善点があるのかとなった場合に、そこに至るまでの論点がうやむやになっているような気もします。
 今回2つの例を挙げられましたが、これが最大のポイントなのでしょうか。
 
 私自身、現場で指導する立場にいますので、先述された3つのポイントも含め、日々試行錯誤の毎日です。モーリーさんのご意見、よろしくお願い致します。

posted by 奥間店長 奥間店長 | 2007-02-02 02:04

Re:日本サッカーとJリーグの生きる道。

コメント投稿者ID :

奥間店長さん。コメント有難うございます。まず僕は指導に携わったことがなく、競技としても底辺でしかプレイしたことがありません。そのことをお断りして、意見を述べさせていただきます。

個人戦術の向上に関してですが、これは個人の資質によるところもあると思うのですが、責任の所在が曖昧なところとも無関係ではないと思うのです。例えば、現代サッカーではサイドバックが起点になることも珍しくないですが、そこから展開されたならば責任は、それを抑えるウイングなりFWなりにあると思うのです。これを曖昧にしてDFが弱いという事にしてしまうと、DF陣は下がるしかありません。
またマンマークにして責任をそこだけに集約すると、ボールゲームであるという本質を見失うとも思うのです。例えば、違いを生み出せる特別な選手に、攻撃の得意な選手をぶつけるというのも一つの考え方としてあります。ロナウジーニョにダニエウ・アウベスをぶつけてロナウジーニョに守備をさせるなり、マークを捨てさせて数的有利を作り出すとかすれば守備者(アウベス)の勝利です。しかし攻め残られて得点を浴びれば、それはアウベスの判断ミスか、つなぎの場面でミスがあったかのどちらかです。リスクを冒さなければならないのがサッカーの本質ですが、責任の所在無き失点は頂けません。こういう高度な駆け引きに身を置けば、周囲に高度な要求は自然と出てくるのではないでしょうか?それが、個人戦術(判断力・駆け引き)の更なる向上につながると思っています。

posted by モ-リー | 2007-02-02 20:43

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