2008年07月31日

EUROで見たシステムのTips ~スペイン システム概略編~

EUROで個人的に気になったシステムをいくつか取り上げた企画第3弾
今回はEUROで優勝したスペインのシステムを見ていく。

4部作です。

第1部 イタリア ピルロ編
第2部 オランダ 4-1-4-1対策?3-2-4-1編


spainsystem
■攻撃時 FW二枚が裏を狙う。 主に、パス能力に優れる中盤からのパスが多いが、どのポジションからも裏へのパスを狙える。 ボランチ二枚が中盤底でボール捌きの基点。飛び出すことは多くない。 遅攻で中盤を使って崩すときは、ボランチが中心になって、相手を左右に振り、相手の守備組織が広がった時に縦パスを入れていく。 シルバは相手の守備組織の”隙間”に入ってボールを受けて、一段高いところでボールを展開させる。 イニエスタも”隙間”で受けるが、特徴的なのはウィングタスクも行う所。 頻繁にペナ角辺りで仕掛けていた。 逆にシルバはサイドというよりは中での仕事が多かった。 トーレス、ビジャがサイドに開いてボールを受けることもあるが、やや迫力不足。FWが下がってボールを受けることは少ない。 S・ラモスは敵陣まで上がったとき、クロスよりミドルや短いパスが多かった。 グイサはサイドに開いてボールを受けた後、そこから展開してチャンスを作っていた。 ■守備時 結構よく見る、普通のゾーン守備? 人数をかけてボールを取ったり、体をぶつけて奪い取るというよりは、パスカットが目立った(と思う)。 時間帯、状況によっては、MFが高めの位置から相手へプレッシャーをかけることもあった。 *参考 EURO08 スペイン vs. イタリア 雑感~色を出す~ EURO'08 ロシアvs.スペイン 雑感 EURO'08 ドイツ vs. スペイン レビュー ~サッカーは誰が勝つチームなのか~ スペインの守備について書かれているものとして * 紅きダニューブ 様 ● スペインから探る…(将来図式?) 蹴球計画 ~スペインサッカーニュース~ 様 プジョルとマルチェナ スペインのセンターバックについて サイドに振った攻撃が実を結んだ例を図示されたものとして、 * 紅きダニューブ 様 ● スペインの決勝点 そこから守備を考え… ● (b) スクリーンだか ワイパーは有用か? 今後の予定と目次 1.イタリア ピルロのサイドに開く 2.オランダ 4-1-4-1対策?3-2-4-1 3.スペイン システム概略 4.それぞれのスペイン対策 イタリア、ロシア、ドイツ


posted by same_frequency |22:33 | EURO2008 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2008年07月30日

五輪壮行試合 アルゼンチン戦 雑感

■日本結構強いじゃん、と思ったわけ
 相手の監督さんにリップサービスを受けたから言うわけではないけど、パス回しが巧い。目についたのが、前半、相手攻撃を防いだ後、低い位置からのビルドアップを細かく繋ぐトコ。アルゼンチンの選手のチェイスをかわしてあれだけ繋いでいたのはびびった。あれは、讃えるべきでしょ。
 雨とか疲労とか、相手が前にでてきたとか色々要因があって、後半失速したけどね。まあ、そーゆーのを克服してこそほんとに巧いと言うんだろうけど、ジーコん時みたいに、俊輔と中田(うまい人)に頼り切りのビルドアップじゃないのが、あぁ成長したな日本、て。
 ついでに、そのビルドアップがカウンターになったのはほとんどなかったんだけどさ。


■やっぱ、そこ足りないよね、と思ったトコ
 まずFW。豊田君マイボールにするのは及第点だと思うんだけど、(オーストラリアDFとはやっぱ違うし。余談だけど、ガライって若かったんだね。)そこから、捌くとか、相手をぶっちぎってシュート打つとかさ、出来ないよね。そうだよね。あらためて寂しい。
 失点シーン。相手が前に出てきていて、それで、こっちも得点チャンスが生まれるから、前がかり気味で、取られ方がちょっとわるめの時。
結構多いよね。こういう失点。
強豪ってこういうときは、CBが踏ん張るか、そもそも、変な取られ方をまずしない。駆け引きの部類に入るんだろうなこの辺は。


■良くも悪くもあったこと
 引いた守備ブロック。アルゼンチンが(どの程度がMAXかはしらんが)本気モードで振ると隙が出来たけど、シュートシーンは少なかった。隙自体も結構見せずにアルゼンチンが攻めあぐねるシーンもあったし。ただ、よー走らされた。オーストラリア戦に比べて、数的優位で囲む場面が少なかったなぁ。これは、アルゼンチンのパス回しが速くて、囲むポイントもなかなか無かったのだろう、と。
 オーストラリア戦みたくもっとワイドにピッチを使って攻撃できたらなぁ、と思いました。


■アルゼンチン
マスチェラーノとガゴ、反則だよね。あの守備力と展開力ため息出るよ。啓太以上に守れて、憲剛みたいな長いスルーパス。さすがビッグクラブ在籍組は違う。比べて劣るのがFW。アグエロはともかく、ラ・ベッシとディ・マリアだったから、日本のディフェンスが耐えられたのだと思う(点取られたけど)。メッシを待ちわびるわけだ。んっ、そういやアルゼンチンA代表のCFって今誰だ??実はちょっと人材難だろっ。。。
リケルメはギア低め。連携面もまだ詰めないと、といった面が多く見られた。


■心残り
やっぱり、途中で終わったことと豪雨だったこと。
残り時間、疲労状態で、リスキーな攻撃を仕掛けて点が取れたのかどうかを見たかった、まともなコンディションで。ちなみに、雨が降ると日本のパフォーマンスが落ちるのは、予定調和(将来の改善点でもある)。


■やっぱりふれたい個人の話
内田。オリンピックで売れるくらいブレイクしたいねぇ。
香川。パスをこんなに出せるとは思わなかった。が、相手のフィジカル、レベルが上がると消えてくるね、やっぱ。
本田。相手のレベルが上がってくると、香川じゃなくて彼が目立ってくるね。何が違うんだろ?ミドル惜しかったなぁ。
森本。本番でボンバーしてくれい。なんか、点を獲ってくれる気がするんだよなぁ、彼。
細貝と李は大丈夫なのかなぁ

posted by same_frequency |03:03 | 日本代表 | コメント(5) | トラックバック(2)
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2008年07月26日

五輪壮行試合 オーストラリア戦

まず、勝ったことは重要。

まがりになりにも、カメルーンA代表と良い勝負をしているチームの相手をするには、
今回のオーストラリア代表は弱かった。
シュート数16-4で上回っているし、データを見つけられなかったが、
ポゼッション率も高かったであろう。
もちろん、ホーム、環境の慣れ、相手の本気度等の要因はあるにしても、
完勝の一歩手前位の勝ちぷっりだった。

暑いし、両チームとも運動量は押さえ気味だったかな。

序盤、オーストラリアが細かく繋いできたのは驚いた。
前半は放り込むのはやや自重していた?
オーストラリアもスペインに影響されたか?
日本としては、放り込まれる方が恐いよな。
日本の序盤は、オーストラリアの裏のスペースを狙った、長いボールが目立った。

本田拓と細貝のダブルボランチが散らすのが巧かった。
あれだけ散らせれば、守備力、運動量の面にも優れている彼等の”底”を計算できそうだ。
言い換えれば、必ずしも梶山を底に置く必要がない。
長いボールや、裏へのボールが出てくることは少なそうだが
(梶山が多くそういうパスを出せるという意味でもない)。
ただ、(ツーロンではどうだったか分からないが)ボランチにそれほど
プレッシャーがかかっていなかったので、
捌けたことを何処まで評価するかは難しい。

オーストラリアが前からチェイスしてこなかったのは、暑さや戦術のせいか?

本田拓のワンボランチになってからは、相手2topに挟まれていて、
DFラインからのパスを受けるのも、捌くのもほとんど出来ていなかった。
(SBを中心にビルドアップしていた)
梶山が下がってくるという手を使うことも考えられるが、
それだと、勿体ないので、本田と梶山(細貝)がポジションチェンジして、
ビルドアップをしても面白いかも知れない。
今回のような状況だと、4-1-4-1ではビルドアップに問題を抱えている。

失点のシーンもそうだが、CBが守備面でやや不安定に見えた。

吉田は捌くのが巧いとの評判だが、
(失点の影響もあってか)おっかなびっくりボールを回しているように見えた(水本も一緒)。
他にもミドルを打てる場面で打たなかった。
ただし、チャンスになりそうな一本長い裏へのボールがあった。
失点時以外はミスは目立たなかったので判断は保留。


懸念の右サイドは本田圭、左サイドに香川を置く布陣。
本田も香川も中に絞り気味。おかげか、SBの上がりが目立ったが、
オーストラリアは日本のSBに自由にやらせ過ぎだし、
上がった裏をもっと突いてくれても良かった。
日本側がこれらの項目について巧くできていたから、
オーストラリアが対応できなかった、と素直には思えない。
本田圭は下がり気味で、香川が高め。

香川の決定力は褒められるべきものだろう。
相手の問題もあるが、決められるべき時に決めるというのは、
やはり大事な能力だと思う。
他に、香川に関して印象に残ったのは、カウンター時の中盤からのドリブル。
やりきれなかったが、持ち出せる能力は使えるか。
中央にいることが多かったが、もっとサイド(ペナ角付近)での勝負って出来ないのかな?

1点目の崩しの場面は、相手のディフェンスがちょっとザルだったよーな気もする。


サイドチェンジやSBの使い方等、ピッチ幅いっぱいを使った攻撃するなぁ、と。

人数が揃っているときの日本の守備は、組織的で危なげない。
自ペナ周りのサイドでの攻防では、相手が2人に対し、3人目が現れて、
数的優位を作りに来るディフェンスをしている。今回の相手程度なら楽勝!?

本田の裏への飛び出しのシーンは、先のEURO、トーレスと似たような角度だったが、
アレを決められる、決められないの違いはやっぱりでかいよなぁ。


まあ、今回の選手の組み合わせが、本番でどれだけその通りになるかは未知数だし、
梶山の右サイドとかあるらしいし。

アルゼンチンにどれだけ振り回されるか。

posted by same_frequency |12:49 | 日本代表 | コメント(2) | トラックバック(1)
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2008年07月19日

ポゼッションでもカウンターでもない第3の攻撃方法?

お詫びと訂正

本文訂正をお知らせいたします。
あまりに不遜な文章でした。


”ダイレクトプレイ”に思い至らなかったことと、ダイレクトプレイを誤解していました。
アドバンス→ダイレクトプレイと訂正いたします。

私の不見識と知識の無さをさらしお恥ずかしいかぎりです。


指摘して頂いた、「ねここ様」と「元理解様」には感謝申し上げます。

以下文章は反省の意味を込めて残しますので、「笑い話」としてお読み下さい。





ポゼッションとカウンターはサッカーの戦術の中で、もっとも大きなくくりで分類されるものであろう。
そして、他にこれらの併用という分類もあるが、全てのサッカーがこの二つに大別されてきた(私の知っている限り)。

今回は、もう一つの分類を提案したい。



■ポゼッションとカウンターの大雑把な定義
ポゼッション(possession)=所持
「ボールをチームで保持すると言う意味合いもある。
ボールをチームで保持しながら、相手の守備陣形を崩したり、崩れるの待ったりして、
その隙をついて攻撃する方法。」


カウンター(counter)=(計算して?)逆襲
「相手のボールを奪ってすぐに、
相手の守備人数が少なかったり、守備陣形が崩れていたり、裏のスペースが空いていたりする相手を
少ない人数で攻撃する方法。」



■こんなサッカーはどちらに分類する?
こんな試合を見たことはないだろうか?
両チームが高めの位置でゾーンプレスを掛け合って、奪って速くボールを前に運ぶしかなくて、カウンターの撃ち合いのような状態になったり、

7人で守って、3人を相手陣内に残す戦術を採用しているチーム同士の対戦だと、
攻撃者の3人からボールを7人で奪って、3人で攻める形が続くことになる。
こちらもカウンターの撃ち合いのような展開であるが、
守備陣形そのものは、7人揃っているわけだから、守備のほころびな少ない。(裏のスペースが空いていたり、それを埋めるために戻りながらの守備になったりはする)
前線に残る選手の守備度合いにもよるが、守備人数が少ないので、攻める側はボールを運びやすく、前へのボールが多くなる。後ろに戻すと相手のFWが待っているので、戻すことは少ない。


これらは、ボールを奪ってすぐの攻撃であることから、”カウンター”とも言えるが
相手の守備が整っていることから、逆襲とは言い難い。
ボールを所持して攻撃していることから、”ポゼッション”とも言えるが、
横や後ろにボールを動かさず”保持”ではなく前へボールを”運ぶ”ことを主目的としすぎている。



■”第3”の分類
第3の攻撃を勝手に命名すると
アドバンス(advance)=前進
「マイボールになった時に相手の守備陣形が整っていて、且つ
ボールを一度も、あるいはほとんど戻さずに(後ろや横にボールを動かさないで)
前にだけボールを運ぶ攻撃。あるいは攻撃方法のこと。」


ボール保持を短時間にするポゼッション、とも言えるし、無理なカウンターともとれる。
カウンターとポゼッションの中間の概念でもあるし、ポゼッションとカウンターの両方でもあると言える。


言葉をつけて、定義付けしただけで、アドバンスサッカーは、すでに存在している。



■アドバンスの出現例
両チームが似たような性格のチームである場合の例を紹介したが、必ずしもそれが条件ではない。
例えば、相手の守備陣形が出来上がっていて、こちらが、ゴールキックから一度も後方へ戻さずに、シュートまで持っていけば、”アドバンス”と分類できる。
ただし、上記のような場合の方が”アドバンス”は出現しやすい。


個人的な見解として、プレミアリーグに”アドバンス”メインのサッカーが多い。テンポの速いサッカーになる。(オシムジェフもこのサッカー)
このサッカーメインのチーム同士だと、カウンターの撃ち合いのように見え、攻め合う時間が多いので、「良い試合」と言われることが多い気がする。

放り込み戦術(縦ポン)、キック&ラッシュなどはアドバンスに入る場合が多い。
難易度は高いが、相手の守備陣形が整っている中、ショートパスを繋いで前進だけすることも可能だろう。
「縦に速いサッカー」と言われるものでもある。



■この概念があることのメリット(?)とか
カウンター要素もあるので、相手の心理の逆をとれば(ボールを回すだろうという相手の想像の裏をかく)従来型のポゼッションよりも有効かも知れない。
また、「良い試合」と言われることが多いと書いたように、見てる方にとっては、時間稼ぎが無くてエンターテインメントになりやすい攻撃方法となりうる。
短いパスを繋いでのアドバンスは難易度は高いが、相手の状況によっては必ずしもスペシャルな選手出なければならないわけでもない。

プレミア勢が代表する、テンポの速いサッカーというのが、席巻している昨今であり、先のスペインも、”こねくりすぎないポゼッション”がEUROでの成功に繋がっていそうである。ポゼッションとカウンターの使い分けが巧かったと言えるが、”アドバンスサッカー”だったとも言えないだろうか?



■併用
ポゼッションとアドバンスの併用やカウンターとアドバンスの併用と言うのも考えられる

ポゼッションとの併用とは、
横パスや後方へのパスを駆使し、相手を走らせたり、こっちが休んだり、あるいは隙を見つけたあと(ここまでがポゼッション)、アドバンスに移行して、シュートまで持っていく。
ポゼッションと違うのは、攻撃に移ったときに戻すパスを入れないことだ。

カウンターとの併用は、
相手が、どんな守備状態だろうと、自分達のカウンター攻撃の手順を遂行すればよい。
いつも相手陣内に速くボールを運び攻撃する。
相手が守備組織を崩していれば、”カウンター”になるし、崩していなければ”アドバンス”になる。

ただし、”アドバンス”はポゼッションと、カウンターの中間の概念のため程度問題でもある。(要は、別にそれはポゼッションあるいはカウンターに含めれば良いじゃんって時も多い)



■前進に必要なメソッド
純粋に前進だけをするサッカーということを、分けて考えることによって、
カウンターとポッゼションをより厳密に分類することにもなる。
”アドバンス”を分けることで、前進するための戦術ややり方がより専門的に構築されていける可能性もある。

アドバンス実行のためには、
縦パスの入れ方、追い越し方、数的優位の作り方、
相手の守備が整っている中で、局所的なカウンター状態を作りだす方法
等を考える必要がある。


■余談
”前進”、”アドバンス”のネーミングは微妙なので、良い言葉があったらアイデアを下さい。この文の”アドバンス”を全てその言葉に書き換えます。



■発想の種
この発想は、「伝説の試合」の感想とそのコメント欄でのやりとりで、
コリバノフさんがおっしゃられた、”パッシブ(受け身)なポゼッション”がヒントになっています。
私はこの試合を見て、”カウンターの撃ち合い”のようだと表現したんですが、守備人数は揃っていたんですよね。ゴール前からゴール前へボールが戻らずに行き交うだけで。(中盤がないのと、ゾーンプレスが無いためボールが楽に運べる)
私が評した”カウンターの撃ち合い”はその後のコリバノフさんの言動を追うと、多分イコール”パッシブでないポゼッション”なんだろうな、と。
確かに、後ろや、横に戻さないポゼッションと見ることができるんですね。
(で、ポゼッションの定義を考えてみたりしたわけですよ)
ま、あとは、選手がポジション崩して多人数で攻めに出るとか、そういう部分も込みでコリバノフさんは、”パッシブ”を用いてそうなんですが、それは、もっと細かい種類、分類の話かな、ってことで、それは、後日。


 現代の試合でも、ボールは前にしか運んでいないのに、カウンターではなくて、しかも、これをポゼッションとするには、前に運びすぎる時というのがあります。(例として、Jリーグ12節の川崎ー浦和戦を上げてるんですが)
どちらかに含めても帯に短したすきに長しだったので、新しい(?)概念があってもいいのかな、と。


もともとサッカーは”前進”する競技だろうという、批判もあると思いますが、正確には違って、”ボールをゴールに向かって運ぶ競技”なんですよね。
前にゴールがあるので、前進はするんですが、真っ直ぐに前進するのが難しくなったから、カウンターやポゼッションが生まれてる、と。
で、この二つは、一度、分化して、それぞれが発展後、近年”併用”されている状態です。そうすると、その合流点と言うか境目みたいなものが出てくる。そのニッチにはまるのが”アドバンス”です。
より原点に近い概念で、真っ直ぐ前進するという意味合いが強いものです。


posted by same_frequency |19:38 | 閑話 | コメント(6) | トラックバック(1)
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2008年07月15日

EUROで見たシステムのTips ~オランダ 4-1-4-1対策?3-2-4-1編~

EUROで個人的に気になったシステムをいくつか取り上げた企画第2弾
4部作です。

第1部 イタリア ピルロ編はこちら。


20080715-01.jpgまず前半、オランダは、攻撃時に、ジオを高い位置に上げることで3-2-4-1のようなフォーメーションであった。そして、左サイドハーフとサイドバックの間(イタリアの右サイドカモラネージとパヌッチの間)のスペースを突いて攻撃をしていた。

ジオがそのスペースに入って、左サイドのCBの位置にいるマタイセンが
カモラネージを引き出すことでそのスペースをさらに大きくする。
そこをジオや、スナイデルが使う。

ガットゥーゾがスペースのフォローに入ると今度は中央のパスコースが空く。
スナイデル、ファンデルファールトにボールが入るとシュートもパスもある。
泣き所、DFラインとボランチの間でやりたい放題やられてまう。

キーマンはマタイセン。カモラネージが彼をほっとけば、オーバーラップや精度の高いパスが出てくる。ほっとけないのでプレッシャー。しかも早めのリードで前に出ざるを得なかった。

数的同数にもかかわらず、心理的・構造的欠陥で生じるスペースを利用している点は特筆すべきである。


さらに、後半に入ると、イタリアがこの部分をケアしてくることを予想してか、
前半はあまり上がらなかったエンゲラールを積極的に上げてきた。
イタリアは対応が遅れていたので、相当面喰らっていたのだろう。
エンゲラールを中盤が下手に捕まえに行くと、スナイデル、ファンデルファールトが空くので、彼等にボールを通され前を向かれてしまう。
ファンバステンの興味深い采配だと思う。

結果的には、このシステムで直接点を産んではいないが、現在流行の一つである4-1-4-1に対して、有効な崩し方だと思った。



参考 オランダ vs. イタリア戦 雑感




今後の予定と目次
1.イタリア	ピルロのサイドに開く
2.オランダ	4-1-4-1対策?3-2-4-1
3.スペイン	システム概略
4.それぞれのスペイン対策 イタリア、ロシア、ドイツ


posted by same_frequency |17:33 | EURO2008 | コメント(0) | トラックバック(1)
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2008年07月15日

EUROで見たシステムのTips ~イタリア ピルロ編~

EUROで個人的に気になったシステムをいくつか取り上げたい。
4部作です。


まずは、イタリアのピルロのサイドに開くシステムから。

20080715-00.jpg
と言っても、そう七面倒くさいシステムではなくて、守備時にはセンターポジションにいるピルロが攻撃時に”サイドに開く”というだけである。 (開くタイミングが多少難しそうだが) ”開くことに”どんな効能があるかと言うと、 1.いつもいるポジションにいない(この時だけだったので)ことで意表をつかれる、また、中央の選手が守備ポジションを崩さなければピルロをマークできない(守備バランスを崩す)、サイドではイタリアの数的優位になるので、マークの人数が足りなくなる、等の理由で相手はピルロのマークに付きにくい。 2.トニを狙うのがイタリアの攻撃の優先事項だったので、ピルロの正確なボールで且つ、ヘディングのし易いクロスを入れられる SHの役割がミランのカカぽい役割も兼ねていそうで、具体的には ピルロのパスの受け所となる、 また、物理的に邪魔になるので、プレスからピルロを守る 等の”ピルロの盾”としての効能が考えられる。 中央には、ピルロほど長いボールに特徴がないが、中盤でボールを捌けるデ・ロッシがいるので、ビルドアップ・組立は問題ない。 ただ、守備面ではやや不安定なのかも知れない。 それにしても、ピルロのような選手がいると便利だなぁ。 昔、ちょろっと考察したけど、 低い位置から、正確な長いボールを出せるというのは、 ポジションを崩さないと言う意味で守備力を落とさないまま、高い攻撃力を維持することができる。 むー、憲剛ガンバレ。 参考 Euro2008 イタリア vs. ルーマニア 雑感 今後の予定と目次 1.イタリア ピルロのサイドに開く 2.オランダ 4-1-4-1対策?3-2-4-1 3.スペイン システム概略 4.それぞれのスペイン対策 イタリア、ロシア、ドイツ


posted by same_frequency |09:06 | EURO2008 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年07月14日

北京オリンピック選考メンバーについての少しの疑問

GK:
山本海人(清水)
西川周作(大分)

DF:
水本裕貴(京都)
長友佑都(FC東京)
森重真人(大分)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)
吉田麻也(名古屋)

MF:
本田拓也(清水)
谷口博之(川崎)
梶山陽平(FC東京)
細貝萌(浦和)
本田圭佑(VVV/オランダ)
香川真司(C大阪)

FW:
豊田陽平(山形)
李忠成(柏)
岡崎慎司(清水)
森本貴幸(カターニア/イタリア) 

by スポナビ



右サイドの攻撃どうするんだろう?

「細貝、内田、長友、森重」

内田か長友をSHで使う?
細貝もSH出来そうだけど、守備はともかく攻撃力はどうだろう?
皆SBはこのチームで経験済みだったよな、確か。

「香川」?


なんか、Jで本職の人いないんじゃ・・・
3センターでもやるのかなぁ


うーん、右サイドの攻撃どうするんだろう?

あと、梶山が出られなかったら、中盤底のボール捌きどうするんだ?
細貝?

青山はずすんだー、何で?


次の試合待ちかー。。。

posted by same_frequency |19:16 | 日本代表 | コメント(17) | トラックバック(1)
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