2008年08月25日

フットボールスタイル(懲りずに^^;)~基本のフットボールスタイル~

■前書き
フットボールスタイルをもう一度見直してみよう、まとめ直してみようという企画。さらに新しい(?)スタイルを見つけてみよう、と。
ここで言うフットボールスタイルというのは、ポゼッションとかカウンターとか言われるもののことです。プレイスタイルとも言います。
最近だと、ポゼッションとカウンターの併用が顕著になったと言われていますね。この辺も一緒くたにしていたものをもうちょっと区分化出来たらと思ってます。
あと、スタイルが出来た流れとか歴史みたいなものも気になってくるんだけど、その辺りは割愛。個人的にまとめた大雑把なものはココ。



いや、先日書いた私の問題作をうじうじ考えたり、ググって情報収集していたんですが、
もう一回情報をまとめて、再構築・再考察してみたら、結構面白いぞ、と。
問題作も復活?させられそうです。。。


1.基本のフットボールスタイル
2.ポゼッションをもう少し
3.ムービングを考慮しよう
4.間の概念を埋めよう
5.間の概念を埋めてください
6.どんなスタイルを併用しているのか


今回はフットボールスタイルの攻撃面を示していくが、守備のスタイルと密接な関係がある(というか同じ流れに乗っているものである)。
今回の攻撃スタイルと守備のスタイルと混ぜて書くアイデアがなかった・・・orz
守備スタイルや今回の話との整合に関しては後日、(かけたらいいなぁ)。



■基本的なスタイルを比べてみる
現状、一般に流布している基本的なフットボールスタイル(プレースタイル)は、”ポゼッション”、”カウンター”、”ダイレクト”である。
それぞれを対立させ、相違点を見ていくと、

 ポゼッション       カウンター
   遅攻  ←     → 速攻
  能動的          受動的

 ポゼッション       ダイレクト
   遅攻  ←     → 速攻
  能動的          能動的

  カウンター       ダイレクト
   速攻  ←     → 速攻
  受動的          能動的

となる。

遅攻はボールの保持がなければできないし、速攻はボールを速く前へ運ばなければ成り立たない。
この、評価軸をもってスタイルを分類すると、もう一つのスタイルがあることが示唆される。つまり、

   ??
   遅攻
  受動的

というものだ。

問 ??には何が当てはまるでしょう?





答 これも、現状”ポゼッション”と呼ばれている。

これを言い換えると、「相手の守備が崩れているのに攻めないという状態」と、「ボールを保持しながら相手の守備が崩れるのを待つ状態」となる。

前者は”時間稼ぎ”と言われるものになるだろう。では、後者はなんであろう?現状では時間稼ぎも含め、これも単にポゼッションと呼ばれている。
これらの守備的(?)なポゼッションをまず、新しいエッジとし区分する。


■パッシブ・ポゼッション?
パッシブ・ポゼッションの出展元


--昨今大人気らしい、「ボールをキープしていれば相手に攻められない」からポゼッション万歳(?)、そうした考え方・・・

--動きの中でのポジション・チェンジは目的ではありませんね。三人目が動くスペースにパスをしようとしていると、自然、選手が縦に入れ替わってしまう状況が多い。
それをしないで、味方同士の三角形を保持しようとする傾向が、今のパッシブ・ポゼッション・サッカーでしょうか。


※パッシブ(passive):受け身

http://www.plus-blog.sportsnavi.com/same_frequency/article/26
のコメント欄 紅きダニューブのコリバノフさんによる


blogにはよくパッシブ・ポッションについての記述があるんですが、偏在しているので、まとめるのが難しいなぁと思っていたら、タイミング良くまとめのようなものが・・・(助かります)
* 紅きダニューブ 様
クライフ・イズム 対「オシム流」
のような概念である。

で、終わらせたい所なのだが、コリバノフさんの上記に記述には、ムービング無しの(あるいは少ない)ポゼッションを指していると読める。ムービングの概念は第2部で足したいので省く。
勝手に省くとまずいのだが、実はムービング軸上の概念名はそのまま変わらなかったりするので、大丈夫。むしろムービングあっても、パッシブ・ポゼッションと呼べるので、勝手に拡張してしまう。要は、オシムのムービング+パッシブ・ポゼッションについてのことで、これについても軽く触れてらしゃったり(意見自体はコリバノフさんじゃないかも)・・・先見の明(あるいは温故知新か)、感服いたします。


というわけで、”時間稼ぎ”も加え、「相手の守備状態が崩れるまでゴールに向かわない、ネガティブなポゼッション」をまとめて”パッシブ・ポゼッション”としたい。



■アクティブ・ポゼッション(?)
パッシブ(受動的)があるなら、アクティブ(能動的)もあって然るべきだろう。実際、”ポゼッション”という場合、アクティブ・ポゼッションの意味で使われることが多いと思う。
しかし、そもそもポゼッションという言葉は、所持している状態(サッカー用語なので、所持するものはボール。また、時間がかかることも内包しているか?)のことである。
いつからか、(大抵)引いた守備の相手に、自らボールを持って切り込んで崩してゴールを狙っていく、要はアクティブなものと、
”時間稼ぎ”に代表されるように、ボールを回すことに重点を置いたパッシブなもの2種類の行動も込みで混ぜて語られるようになった。

現場でどう分けて使っているか分からないが、これらの言葉を使うかどうかはともかく、言葉をはっきり区別して使っても良いのではないだろうか?
言葉の定義は、そのスタイルを定義する、つまりきちんと区別して使うということに繋がる。



■もっとも・・・
ボール回し中に相手の守備を崩すことと、相手が崩れることの違いを明確に分けることは難しい。また、ムービングが多くないと相手を崩すことは難しい。



■例えば
ボールをさらして、相手を引き出す技術があるが、これが実現した場合、アクティブかパッシブかに分類することは難しい。こっちが引き出している(アクティブ・能動的)とも、相手が出てきている(パッシブ・受動的)とも言える。



■スタイルの提案
スタイルの大きなエッジとして、
カウンター、ダイレクト、アクティブ・ポゼッション、パッシブ・ポゼッションの4つを提案したい。


football style1


■お断り
実際のスタイル使用は、中庸だったり、場面で使い分けをしていたりする。いや、使い分けと言うより無段階ギア変則みたいな、もっと滑らかな遷移だが。そもそも、ボールを持っていないとこれらのスタイルは成り立たず、ゴールは出来ないのだから(オウンゴールという例外はあるが。あと宙に浮いたボール、ルーズボールはどっちのものなんだとかツッコミ所)。
”エッジ(角)”という言い方もこの辺の理由があって、この4つのスタイルは完全に区分されている(スタイルとスタイルが分離、間に壁がある)わけではなく、むしろ一繋ぎである。それでも、濃さというか色というかが違うので便宜上エッジをつくって分類しているに過ぎない(と思っている)。

但し、スタイル偏重という場合はある。


”ポゼッション”のように、アクティブとパッシブの間の概念、言い換えると「両方を実現する」、「どちらにも転用できる」スタイルというのも考えられるし、実際いくつかはすでによく使われている。それについては第3部、第4部で述べたい。

最近は、カウンターとポゼッションの使い分けが顕著になっているとのことだが、もっと複雑な使い分けをしているのではないだろうか。その辺りについては、第5部で、具体的なチームを独断と偏見混じりで見ていく。


スタイルは哲学というか方向性であり、これらのスタイルを実現するためのディテール、個々やグループのディテールが重要なことも付記したい。



■参考
Wikipedia
Football tactics and skills

Talk football.co.uk
Tactics


posted by same_frequency |08:20 | Football Style | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/same_frequency/tb_ping/52
コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」