2008年10月10日
ま、決定力不足ってことで。。。
個人的に気になったのは、以下の3点
■興梠
裏へ抜け出した後、相手より半身体が前へ出て(スピード)、且つ倒れず(フィジカルの強さ)ボールを失わないところ(ボールコントロール)が凄いと思った。追いつかれるか、よろけてボールを失うか、コントロールを誤ってボールを失うという光景を多く見てきたので、驚きました。
前に、鹿島の試合を見たときは、途中で入ってきて、岡崎タイプぽいなぁとの印象だったが、自分の認識がガラリと変わりました。
ただ、相手の疲労度と能力が違ってくるとどうか、という疑問は残ります。
■左サイドの機能性
神戸で、大久保が左サイドもやっていたとは・・・
松井の時より、SBの上がりがスムーズになっていて、それはそれでびっくり。
大久保が、上手く走らせているんですね、これが。かなり以外。
トップ下の役割をサイドでやっている感じ?歴史を鑑みれば何となく納得できる気もする。
ただ、守備がどうなのかはおいておく。
長友が相変わらずとまどいまくっているように見えた。
サイドからのクロスがあっていないのは、まあ、置いておいて、
サイドからの組立のパスとか、楔のパスとか、ボールの持ち出しとか、中への切り込みとか、全部どうなの?と。成功したっけ?
しまいには、豊富な運動量を生かした上下動にまで陰りが・・・
迷走している様にお見受けしました。
まあ、逆サイドの内田が結構出来ているので、負けてられない所なんでしょうけど。
中盤にパサータイプがいなかったから自分で何とかする率が高かったのも事実。あんまり器用なタイプじゃないんだね、きっと。前にも言ったけど、上下動に専念させてあげた方が良いかも知れない(起用されなくなる可能性も高まるが)
総じて、今回の左サイドの機能性は、連動性という面では良かったけど、実効性という意味ではやや低かった。
右サイドに対する連動性や機能性は、点も獲ったし、シュートも多かった。
右サイド→左サイド
主 → 従
■稲本とかボランチ、CB、ビルドアップについて
UAEがCBやボランチにほとんどプレッシャーをかけてこなかったので、DFラインとボランチでボールを保持できていたけど、前にボールが出せないし、前を向けないねぇ~。
稲本が何度か、挑戦していたけど成功率が低く、結局俊輔が下がってきたり。やっぱ、憲剛、遠藤じゃないと無理か・・・プレッシャーが少ないのにこれだもの。
FWがちびっ子なので、後方からの長いフィードの優先順位は低いし、優先順位が結果的に高くなる、繋いでのビルドアップを考えると、稲本、長谷部だとしんどいかと。
守備面を見れば、稲本の方が強力ではありそうだけど、前に飛び出せるし。
posted by same_frequency |18:17 |
日本代表 |
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2008年09月22日
1.基本のフットボールスタイル
2.ポゼッションをもう少し
3.ムービングを考慮しよう
4.間の概念を埋めよう
5.間の概念を埋めてください
6.どんなスタイルを併用しているのか
■ムービングとは
ムービング(Moving):動ごいていること。現在形なので、躍動感がある感じ?
もう少し具体的に言うと、ポジションチェンジや、オーバーラップ(追い越し)、ポジションブレイクを積極的に行うこと。また、それをやり続けることとする。
今回は攻撃面を取り上げているが、攻撃をムービングさせれば、守備面でも結果的にムービングせざるを得ないことが多い。
FC東京の城福監督がムービングサッカーを掲げたのが有名。(個人的には、マラソンサッカーだと思っている。)実は、カウンターとかポゼッション(アクティブ&パッシブ)とかそういうスタイルは選ばない。なぜなら、人やボールが(沢山)動くことが目的だから。動く量を増やすには、マイボールの時間が多くないと無理なので、結果的に、ポゼッションスタイルになるかも知れない。ただし、守備の時に動くこともムービングに入れれば、スタイル問わずになる。
ムービングの逆は、”動かない”ではなく(サッカー出来ないって^^;)、ポジションを崩さずに、なるたけフォーメーションを維持することとする。
専門用語で、なんて言うんだろう?
ムービングはポジションブレイク、守備に穴がある状況を作ってまでポジションを壊すリスクをかけたものや、
ポジションチェンジ、オーバーラップはするが、それは一部のポジションでのみ行って、全体のバランスをその他のポジションの選手が動くことで保つものなど、色々バージョンがある。
パッシブ・ポゼッションのムービングというのは後者を指せば齟齬が少ない。アクティブ・ポゼッションは、ムービングが多い方が実現されやすいだろう。
また、ムービングをする方が、”走っている”感じがするが、
ムービングが無くても、ポジションを維持したり、フォーメーションを維持するには、良いポジショニングが必要で、それなりの運動量を必要とする。
■お断り
最初に立ったポジションから一歩も動かずにサッカーをすることは不可能である。(あるいは、棒をガチャガチャやるサッカーゲーム並のポジション固定も現実あり得ない)。ポジションが完全にぐちゃぐちゃのままサッカーをすることもあるいは可能かも知れないが難しい。
割合の問題であることは、心に留めておきたい。
■ムービングとスタイルを組み合わせてみる
ムービング・カウンターとか、ムービング・ポゼッションとか、普通言わないし聞かない(と思う)。その逆のポジション維持の方も、なんチャら・ポゼッションとか言わない。
呼んでも良いのかも知れないが、”割合”の問題で分別が難しいのだろうと思う。ので、ムービングがあろうと無かろうと、スタイル名は変わらないぽい。第1部でポジション維持のポゼッションのみを指して、パッシブ・ポゼッションとしなかったのもこの理由と上記したムービングをしたパッシブ・ポゼッションが考えられるからだ。
・ムービング+アクティブ・ポゼッション
極めて、当たり前の感覚で理解出来ると思う。よって、割愛。
・ムービング+パッシブ・ポゼッション
上記したような、ポジションチェンジ、オーバーラップはするが、それは一部のポジションでのみ行って、全体のバランスをその他のポジションの選手が動くことで保ちながら、ポゼッションをすることが一つ。
他の例も思いつく、それは日本代表。
ペナルティエリアのサイドから逆サイドへボールを動かしてボールを保持する。この際、SBがオーバーラップしてきたり、ボランチが飛び出したり、ポジションチェンジをしたりと忙しい。
単にゴールを狙えない、というツッコミもあるが、
理想を言えば、相手陣内近くで相手の隙を伺い、相手がバランスを崩すまで(あるいは崩すように)、ボールを回し、崩れた所を狙ってゴールを狙えば良い。オシムは狙ってか、狙わずかこのスタイルも指向していたと管理人も思う。
・ムービング+カウンター
初期ポジションが崩れた状態で、ボールを奪ったときのカウンターや、トランジションの瞬間に、オーバーラップをかければ良い。後方の選手は、ボールを追いかける(状況を追いかける)ことが多いので、事態が終わってしまうこともあるし、(こぼれ玉を拾うとか)二次的な攻撃に繋げるためにムービングすることもある。
・ムービング+ダイレクト
これも、カウンターと同様に、ボールの方が大抵速いので、ムービングすることは、事態を追いかけ、二次的な攻撃になることになるだろう。
posted by same_frequency |07:56 |
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2008年09月15日
■スタイル
ウルグアイ戦で見られなかった
前からの守備とネガティブトランジッション直後のプレスが戻ってきていて安心。
(まあ、ウルグアイの選手の方がより上手いので単純比較は難しいけど)
今回のバーレーン戦は、三次予選最終戦のバーレーン戦のパサー多用型ではなく、
オマーン戦(概ね3次予選のベース)を改良した感じ。
参考 http://www.plus-blog.sportsnavi.com/same_frequency/article/32
スタイルはカウンター主導で、連動して崩すというよりは、個人で局面打開(→ファール)が多かった。この辺は、先制点が早めに獲れたことも影響しているだろう。相手にボールを渡すことが多かったとも思う。
相手の退場後は、パッシブ(受動的な)・ポゼッションも見せた。(もうちょっと徹底しても良かったかも知れない)
■全体的に見て
初戦、アウェーということもあってか、
内田はそれほど上がらず、
阿部はそれよりもっと上がらず、3バックの形が多かった。
3列目の基本は、長谷部が高い位置まで飛び出していって、遠藤が中盤の底に残り、俊輔が高めの位置でゲームを作るのだが、この試合はかなり流動的であった。この際のキーマンは長谷部。俊輔、遠藤の状況に応じて、高い位置に出ていったり、低い位置に留まったりしていた。
3次予選初戦のバーレーン戦の3-5-2のイメージって今回のような感じだったのかなぁ、とも思ったり。。。
3列目の位置からDFラインの裏へのパスが結構出ていたのが好感。
FWがサイドに開き気味で、2列目中央も含めて、相手陣内に入ったとき中央がフリースペース(色んな選手が使うこと)になるのがより顕著になった。
それにしても、先制して、相手が10人になったってのに、まだ、流れの中から点をとれんか・・・ペナにも結構侵入出来ていたし・・・
(憲剛のシュートは単発って感じだったし・・・)
■左サイド
オマーン戦と違う選手は「阿部」と「田中」。
これにより、主に”左サイド”の様相が変わった。
以前は、松井と左SB(駒野、長友)の関係は使う場所がかぶっており、やや機能不全であった。
今回は、田中がサイドに流れることで、多少松井とかぶるが
松井の方がよりサイドライン際、田中がペナ中央側を使っており、SBと松井との関係よりスムーズに見えた。田中と松井は縦にも若干ずれていることも機能性の好影響を与えたかも知れない。
松井が高い位置に残っていることも多く、玉田と含めて3トップのような形になることもしばしばであった。
左サイドのコントロール(ゲームメイク)は遠藤がやっているような、松井がやっているような・・・で、そのフォローを阿部、闘莉王が行う感じ。
左サイドは、個人技カウンターの機能性が強いサイドであった。
左サイドはまだまだ、改良の余地がありそう。
■右サイド
左サイドが”個人技”に傾倒するような形になり、左SBの上下動が無くなったことで、サイドチェンジが減り、右サイドとの連動性の意味合いが変わった。
これにより、右サイドは俊輔システムの様相がはっきりしたと思う。
もっと言うと、左サイドとの連動性が減った、もしくは、長距離の繋がりによりサイドチェンジの際に左サイドに攻撃がチェンジしていたのが、それが顕著ではなくなった。
右サイドは、俊輔を中心に、長谷部、内田、玉田が動くといった意味合いが見てとれる。
玉田、長谷部、内田、俊輔と上下左右に動くので、なかなかごちゃごちゃ動いて、相手にとって捕らえにくかったと思う。
■三列目の憂鬱
・ボランチに啓太のようなタイプの選手を置かないこと
・前から当たる守備に連動して、ボランチが高い位置まで上がってしまうこと
・バーレーンが、ロングボールを多用すること
以上の理由より、DFラインの間とボランチの間が試合を通して空いていることが多かった。
このスペースは、CBが埋めるのを手伝っていて、阿部が下がり気味で3バックにしているのもこの事が関係しているかも知れない(3枚の内一枚が前に出ていっても、DFラインに2枚残る。ただ、普通に専門職のボランチを置いて置けばいいという考えもあるので一概には言えない)
1失点目のシーンはこのスペースがぽっかり空いていたことが原因だと思う。
試合を通じて、ボランチがこのスペースを埋める作業をする機会が少なくて、ディフェンダーが相手のマークのために、このスペースを埋める作業が出来ないときに、どうするか?ということを考えるシーンがなかったことがスペースを空ける原因になったように思う。
具体的には、今野が埋めるべきスペースだったと思うが、ボランチがそのスペースを埋める状況というのが、このゲームを通じて多分初めてだったことが、DFラインとの修正の不具合を産んだ可能性があるということだ。もちろん、今野自身が交代選手でゲームに慣れていなかったこともあるだろう。
それにしても、長いパスを通させすぎ。。。サイドの際から、見事にバイタルエリア斜めに素通りさせるようなパスを通されるのはどうかと思う。。。
今後も、3列目とDFラインは前から当たるという戦術の中で、このスペースをどうするかという憂鬱を抱えそうだ。
今野は長谷部の様に前に飛び出すことも出来るし、もっとディフェンシブな役割もできる。そして、SB、CBでもいざとなったら使える。
今野は、よりディフェンシブな意味合いで使ったのか、長谷部と似たような機能性を求めて使ったのかは知りたいところである。
チームの体幹である、ボランチを途中交代させたことはテストの意味合いが強いとは思う。
■達也と大久保
田中が目立っていたので、大久保とどっちを使っていくのか楽しみ。
■阿部
阿部は、CB業務、ボランチ業務、SB業務をこなせるまた、試合途中におけるシステム変更を可能にする自由度を得るための存在で、ベンチにしておくのがもったいないと思っているのかなぁ~
今野でもはまりそうだなぁ
■憲剛の投入
この投入の意味は、パラグアイ戦と似たものだと思う。
パサーでフタをして、ボール回しを中心にしてしまえ、と。
まあ、3点リードで、相手10人、そのおかげで相手が守備を崩してくれるから、攻めちゃう気持ちはわからんでもないですが、なんかもっと徹底して回して、あとはシュートするだけ待ちのFWに渡すだけの形にして欲しかったな、と。難しいんだろうけど。
結構早めに裏を狙う形が多かった気がする。
■まとめ
EUROのスペイン(2トップ裏へのカウンターとパッシブ・ポゼッション)とロシア(ショートカウンターからの攻撃)とオリンピック決勝のアルゼンチンのシステム(ちびっこFWがサイドに開き気味のところ)が混ざっているような感じに見えた(それだけ混ぜれば、何にでも見えるだろうけど^^)。
今後は、今回のシステムがベースになっていくのだろうか?
posted by same_frequency |08:34 |
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2008年08月26日
1.基本のフットボールスタイル
2.ポゼッションをもう少し
3.ムービングを考慮しよう
4.間の概念を埋めよう
5.間の概念を埋めてください
6.どんなスタイルを併用しているのか
ポゼッションに関する記述は、最近有名所に記述されていて、
(なんかそういうシンクロ現象ってあるのかなぁ~、単に今の自分の感度がそれに敏感なだけかも知れんが)
「-- ちなみに、ポゼッションサッカーを何のためにやるんですかといわれれば、オープンな状況を作り出すためと答える管理人。オープンな状況ってなんじゃいと言われたら、相手のゴールを向いてボールを持つ状況で、しかも相手が前にいない状況とでも言いましょうか。」
サッカーの面白い分析を心がけます 様
バルセロナ対ハイバーニアン ~ちょっとした変化~
「 ちなみに、スペイン代表は正面からポゼッションでオープンな状況を作り出すではなく、中盤でボールを奪った瞬間のスキを利用してオープンな状況を作り出していた。このやり方は相当えげつない。」
チェルシー対ポーツマス ~オープンな状況を作ろう~
ポゼッションの意義みたいなものを端的にお示しいただいてますね。
スペインの記述は、それはカウンターとは違うのかなぁみたいな疑問もあったり、それともポゼッション類の別な見方なんだろうか?
・・・らいかーるとさんに直接聞いた方が早いですね。。。
確かに「自分がボールを持つ時間」は「5分」もないかもしれないけど、自分以外で誰がボールを持っているのか。すなわち「マイボール」なのか「相手ボール」なのか、もっと言えば自分がボールに障っている5分以外の時間。すなわち85分間のうち、はたしてどれくらい「自分たちのチームがポゼッションしている状態」のか「ポゼッションしていない状態」であるのかは、かなり重要であると思うんです。
「ポゼッションとは、攻撃の二次的な要素であり、守備の二次的な要素であり、二次的な要素であるから意味があるのであって、それが一次的な要素になっている場合には、何の意味も無い」のかもしれませんが、かといって「シュートが決まるまでの15秒」とか「ボールを触っている5分」という時間だけが意味あるかと言われたらそうでもないんじゃないかと思うんですよね。
doroguba 様
試合を見ないで論ずるサッカー北京五輪代表論、もしくは「5400秒-15秒」「5400秒-300秒」論
「ボールポゼッションに拘った」攻撃が目についた新生フェリポン・チェルシーでしたが、そこがモウリーニョ監督時代と大きく変わったところという感じでしょうか。まぁ「ボールポゼッション」することに違いはないのかもしれませんが、モウリーニョ時代はどちらかというと「守備のためのボールポゼッション」という意味合いが強かった気もしたんで、フェリポンの「ポゼッション」はある意味モウリーニョのそれと別のもののように見えたのはポーツマスの出来がイマイチだったせいでしょうか? まぁ1試合だけではなんとも言えませんが、上のコメントでフェリポンが「ブラジル人」「自由」という言葉を言っているのが非常に興味深いです。
doroguba 様
プレミアリーグ08-09「チェルシー対ポーツマス」戦雑感 ポゼッションと自由とリスク管理
ポゼッション率の重要性とポゼッションの攻撃面と守備面についての記述ですね。アクティブとパッシブ・ポゼッションと明確にイコールで結べるかどうかは難しいところです。”時間稼ぎ”の面もパッシブ・ポゼッションに含めているので、混ぜても良いのかな?
あらためてですが、ポゼッション率というのは、カウンターの時もダイレクトの時もポゼッション(=この場合は、ボール所持の意味のみ)に数えているわけで、単に、ボール所持時間、とか所持量なんですよね。
この数値で、遅攻、速攻の割合とか、相手との力関係とか、どちらが押していた試合だったかみたいなことが分かる、と。なんか色々混ざっていて、かえって意味のない数値にもなっている気もする。まあ、正確には、試合展開とかチームのことを知っていないと判断が難しい数値でしょう。
モウリーニョの時のチェルシーはポゼッションのネガティブ面(dorogubaさんに怒られそうな言い方ですが)の極をメジャーにしたと思っているんですが(南米系のチームの方が先かも?)、今の所の分類だと、同時期のバルサも”パッシブ・ポゼッション”的なんですよね。ポジティブなイメージなのは、ディフェンスラインの平均位置が高く、全員のポジションが相手陣内よりであるからでしょう。
誤解しないで欲しいのは、チェルシーもバルサもパッシブ・ポゼッションだけをやっていたわけではなくて、カウンターにもアクティブ・ポゼッションにも移行します。バルサに関しては、パッシブ・ポゼッションがメインで、アクティブ・ポゼッションとカウンターへの移行のスタイルで、チェルシーはカウンターメインで、ダイレクトとパッシブポゼッションに移行するスタイルと分類できそうです。
なんか、第6部でこういう話をしたかったような・・・
相手陣内でやるパッシブ・ポゼッションとか、カウンターのためのボールの奪取エリアとかもそうですが、何処のエリアでフットボールスタイルを実現するかという分類も出来そうです。
パッシブ・ポゼッションの明確化というのは、攻撃的な守備、つまりプレッシグ・チェイシングの整備と共にありそうなんですよね。
ミケルスのオランダに対する西ドイツのボール回しみたいな。相手のプレスから逃れるために、プレスの薄いところにボールを回し、それに成功すればかなりフリーな状態でボールを持てる、と。クライフバルサによるプレッシングの解体もこの流れですね。そういう成功体験の積み重ねや整備・進化がパッシブポゼッションの明確化に繋がっているのかも知れません。
で、最近はハードワークに対するポゼッションによるボール回しが顕著になっている、と。チェイスをかわしたり、相手を走らせるための”パッシブ・ポゼッション”と言えるでしょうね。
色々と書いてますが、
いつ、何処で、誰が、どのように、どのスタイルを出せるかという「判断」だったり、監督の指示だったり、チーム作りだったりetc.
のような「運用」の問題が実際は重要でしょう。
posted by same_frequency |02:15 |
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2008年08月25日
■前書き
フットボールスタイルをもう一度見直してみよう、まとめ直してみようという企画。さらに新しい(?)スタイルを見つけてみよう、と。
ここで言うフットボールスタイルというのは、ポゼッションとかカウンターとか言われるもののことです。プレイスタイルとも言います。
最近だと、ポゼッションとカウンターの併用が顕著になったと言われていますね。この辺も一緒くたにしていたものをもうちょっと区分化出来たらと思ってます。
あと、スタイルが出来た流れとか歴史みたいなものも気になってくるんだけど、その辺りは割愛。個人的にまとめた大雑把なものはココ。
いや、先日書いた私の問題作をうじうじ考えたり、ググって情報収集していたんですが、
もう一回情報をまとめて、再構築・再考察してみたら、結構面白いぞ、と。
問題作も復活?させられそうです。。。
1.基本のフットボールスタイル
2.ポゼッションをもう少し
3.ムービングを考慮しよう
4.間の概念を埋めよう
5.間の概念を埋めてください
6.どんなスタイルを併用しているのか
今回はフットボールスタイルの攻撃面を示していくが、守備のスタイルと密接な関係がある(というか同じ流れに乗っているものである)。
今回の攻撃スタイルと守備のスタイルと混ぜて書くアイデアがなかった・・・orz
守備スタイルや今回の話との整合に関しては後日、(かけたらいいなぁ)。
■基本的なスタイルを比べてみる
現状、一般に流布している基本的なフットボールスタイル(プレースタイル)は、”ポゼッション”、”カウンター”、”ダイレクト”である。
それぞれを対立させ、相違点を見ていくと、
ポゼッション カウンター
遅攻 ← → 速攻
能動的 受動的
ポゼッション ダイレクト
遅攻 ← → 速攻
能動的 能動的
カウンター ダイレクト
速攻 ← → 速攻
受動的 能動的
となる。
遅攻はボールの保持がなければできないし、速攻はボールを速く前へ運ばなければ成り立たない。
この、評価軸をもってスタイルを分類すると、もう一つのスタイルがあることが示唆される。つまり、
??
遅攻
受動的
というものだ。
問 ??には何が当てはまるでしょう?
答 これも、現状”ポゼッション”と呼ばれている。
これを言い換えると、「相手の守備が崩れているのに攻めないという状態」と、「ボールを保持しながら相手の守備が崩れるのを待つ状態」となる。
前者は”時間稼ぎ”と言われるものになるだろう。では、後者はなんであろう?現状では時間稼ぎも含め、これも単にポゼッションと呼ばれている。
これらの守備的(?)なポゼッションをまず、新しいエッジとし区分する。
■パッシブ・ポゼッション?
パッシブ・ポゼッションの出展元
--昨今大人気らしい、「ボールをキープしていれば相手に攻められない」からポゼッション万歳(?)、そうした考え方・・・
--動きの中でのポジション・チェンジは目的ではありませんね。三人目が動くスペースにパスをしようとしていると、自然、選手が縦に入れ替わってしまう状況が多い。
それをしないで、味方同士の三角形を保持しようとする傾向が、今のパッシブ・ポゼッション・サッカーでしょうか。
※パッシブ(passive):受け身
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/same_frequency/article/26
のコメント欄 紅きダニューブのコリバノフさんによる
blogにはよくパッシブ・ポッションについての記述があるんですが、偏在しているので、まとめるのが難しいなぁと思っていたら、タイミング良くまとめのようなものが・・・(助かります)
* 紅きダニューブ 様
クライフ・イズム 対「オシム流」
のような概念である。
で、終わらせたい所なのだが、コリバノフさんの上記に記述には、ムービング無しの(あるいは少ない)ポゼッションを指していると読める。ムービングの概念は第2部で足したいので省く。
勝手に省くとまずいのだが、実はムービング軸上の概念名はそのまま変わらなかったりするので、大丈夫。むしろムービングあっても、パッシブ・ポゼッションと呼べるので、勝手に拡張してしまう。要は、オシムのムービング+パッシブ・ポゼッションについてのことで、これについても軽く触れてらしゃったり(意見自体はコリバノフさんじゃないかも)・・・先見の明(あるいは温故知新か)、感服いたします。
というわけで、”時間稼ぎ”も加え、「相手の守備状態が崩れるまでゴールに向かわない、ネガティブなポゼッション」をまとめて”パッシブ・ポゼッション”としたい。
■アクティブ・ポゼッション(?)
パッシブ(受動的)があるなら、アクティブ(能動的)もあって然るべきだろう。実際、”ポゼッション”という場合、アクティブ・ポゼッションの意味で使われることが多いと思う。
しかし、そもそもポゼッションという言葉は、所持している状態(サッカー用語なので、所持するものはボール。また、時間がかかることも内包しているか?)のことである。
いつからか、(大抵)引いた守備の相手に、自らボールを持って切り込んで崩してゴールを狙っていく、要はアクティブなものと、
”時間稼ぎ”に代表されるように、ボールを回すことに重点を置いたパッシブなもの2種類の行動も込みで混ぜて語られるようになった。
現場でどう分けて使っているか分からないが、これらの言葉を使うかどうかはともかく、言葉をはっきり区別して使っても良いのではないだろうか?
言葉の定義は、そのスタイルを定義する、つまりきちんと区別して使うということに繋がる。
■もっとも・・・
ボール回し中に相手の守備を崩すことと、相手が崩れることの違いを明確に分けることは難しい。また、ムービングが多くないと相手を崩すことは難しい。
■例えば
ボールをさらして、相手を引き出す技術があるが、これが実現した場合、アクティブかパッシブかに分類することは難しい。こっちが引き出している(アクティブ・能動的)とも、相手が出てきている(パッシブ・受動的)とも言える。
■スタイルの提案
スタイルの大きなエッジとして、
カウンター、ダイレクト、アクティブ・ポゼッション、パッシブ・ポゼッションの4つを提案したい。
■お断り
実際のスタイル使用は、中庸だったり、場面で使い分けをしていたりする。いや、使い分けと言うより無段階ギア変則みたいな、もっと滑らかな遷移だが。そもそも、ボールを持っていないとこれらのスタイルは成り立たず、ゴールは出来ないのだから(オウンゴールという例外はあるが。あと宙に浮いたボール、ルーズボールはどっちのものなんだとかツッコミ所)。
”エッジ(角)”という言い方もこの辺の理由があって、この4つのスタイルは完全に区分されている(スタイルとスタイルが分離、間に壁がある)わけではなく、むしろ一繋ぎである。それでも、濃さというか色というかが違うので便宜上エッジをつくって分類しているに過ぎない(と思っている)。
但し、スタイル偏重という場合はある。
”ポゼッション”のように、アクティブとパッシブの間の概念、言い換えると「両方を実現する」、「どちらにも転用できる」スタイルというのも考えられるし、実際いくつかはすでによく使われている。それについては第3部、第4部で述べたい。
最近は、カウンターとポゼッションの使い分けが顕著になっているとのことだが、もっと複雑な使い分けをしているのではないだろうか。その辺りについては、第5部で、具体的なチームを独断と偏見混じりで見ていく。
スタイルは哲学というか方向性であり、これらのスタイルを実現するためのディテール、個々やグループのディテールが重要なことも付記したい。
■参考
Wikipedia
Football tactics and skills
Talk football.co.uk
Tactics
posted by same_frequency |08:20 |
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