2010年02月26日

煌きのベガルタ仙台編 その4

こんばんわ。ひさおです。


前回まではこちらです。

ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2
煌きのベガルタ仙台編 その3

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その4



さて、まもなくキックオフなのですが…
試合よりまず、とにかく、仙台の熱気がすごかった。


J'sGOALのこの記事にもありますが…
仙台から、また関東近郊、日本各地の仙台サポ、総勢15000人近くもの人が駆けつけていたとのこと。

正直、試合中はマヒしてしまって、その歓声のすさまじさや、サポーターの量の凄さを感じることが出来ませんでしたが、改めて、YouTubeに上がっている、試合中の動画を観ていると、その時の状況を客観的に見つめることが出来ます。



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試合開始を控え、武藤さんのお友達が、武藤さんに話しかけます。


「やっぱり4%ですかね、武藤さん」

武藤さん「ううむ、あるいはもう少し少ないかもしれない。しかしものすごく高い数字だよ、これは」


4%??


このパーセンテージ、何かと言うと…。
武藤さんがこの天皇杯準決勝を前に唱えた、仙台がACL出場権を獲得できる確率です。


詳しいことは武藤さんのブログに載っているのですが
天皇杯の優勝者=ACLの出場権を得ることになるので、これはつまり、天皇杯を優勝できる確率とも言えます。

ガンバと10試合やったら、1勝2分け7敗くらい。
引き分けから延長PKを含めて五分だとしても、決勝進出の可能性はせいぜい20%くらい。
名古屋とも同様で、約20%。

20%×20%で計4%

ということだそう。

僕なんかは、「えっ、少ない…こんなものなの??」
と思ってしまいますが、武藤さんの捉え方は違っていました。

武藤さん「今後、J1で定着して、上位に食い込めるようにはなってくれると信じているが、それでも、ACLの出場権を得る確率が4%という確率まで高まることは簡単なことじゃない。
下手をするとあと何十年とかかるかもしれない。
仮にACLに出られる様になったとして、来季、J1残留が危うくなるのではないか、という意見もあります。
しかし私にとれば、J2に落ちても、また、その次に上がれば良いだけのことだと思っています。
それに比べて、口が酸っぱくなるほど言っていますが、ACLに出場する、ということがどれだけ大変なことか。
4%という高確率になった今、この機会に尻込みすることはないと思います。
J1で戦うことと、ACLであれだけの国際大会を戦い続けることとを天秤に掛けると、やはり、ACLの方が優先順位は高くなる。
それに…今回ACLの出場権を手にするということは、天皇杯優勝賞金である1億円を手にするということなのだから、それだけの潤沢な資金を獲得できるということは、「ACLに出られる」事と「J1残留」が必ずしも相反する事象ではないと、こう思うんです。」


ACLにかける思い
これになみなみならぬものを感じるのでした。

確かに、武藤さんの仰っていることはその通りで、J2に降格しようとも、ACLで培うことのできる経験は必ずチームの肥やしになるのだろう、と思います。

僕なんかは、そのシーズン、そのシーズン、さらには1試合ごと、という狭い視野でチームを観てしまいがちですが

武藤さんは、何年も先を見越して、チームを観ているのだな、と感じたのでした。



さて、試合開始です。


僕は、冷静にチームを見つめていた武藤さんが、試合中はどうなるのかと、ちょっと興味をいだいていたのですが

やはり、というかなんというか

熱狂的なサポーターに早変わり。

ガンガンチャントを歌って応援します。

しかし、それでも、時折、鋭いひとりごとを言ったり
試合に釘付けになって動きが止まることも。


こんな状況でも、しっかりと試合の状況を見つめているということに驚きました。



試合内容については、もはや古い内容ですし、周知の事実であると言うことに加え、あまりこのブログの意図とも関係ないので、ある程度省略しつつ書きますが、仙台のチャントについてはぜひ触れておきたいと思いました。


以前の記事でも書きましたが、仙台の応援というのは、オリジナリティに溢れていて、リズミカルで楽しいものが多かったです。

特に、僕が好きだな、と思ったのが「FORZA」


好きすぎて、動きを絵に描いてみました。


sakatsuku6-144301.jpg
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つぁ
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あれ??
こう描くと、わざわざ絵を描くまでも無かったか??

いえいえ。
これがいっぱい集まると…

YouTube 「フォルツァ」 ベガルタ仙台 2008


こんな感じで、大変圧巻なのです。

「カモン」というチャントも楽しい。

「カモン」 ベガルタ仙台 2008



また、「コブラ」というチャントなんかは、歌がちょいムズかしかったりしました。
「さあNo.1!Go With The Wind」
というところの、Go With The Windの部分がちょっと高くなる気がして声が裏返る…。

「コブラ」 ベガルタ仙台 2008


まだ、僕は仙台で5クラブ目でしたので、もちろん全てのクラブのチャントを知っているわけではありませんが…
仙台のチャントってとてもリズミカルなものが多くて、また体を動かすようなものが多いように思います。


これって実は結構重要で、なんというか喜びとか選手へのエールとかを素直に現せる気がしました。


なにより、みんなでやっていると楽しい。


チャントって使い回しのものが多い中、仙台のものってオリジナルが多いんですよね。
だからちょっと独特で新鮮でした。


そんなチャントを歌いながら、応援していたのですが。
現実は無情と言うか
開始早々のルーカスのオーバーヘッドで、ガンバ先制。


やっぱりガンバは強い


開始早々のこの得点に、重苦しい空気が流れるかと思われました。

けれども、この日の仙台ゴール裏のムードは壊れることはありませんでした。


そもそもの前提として、サポーター全員がこの状況、
天皇杯準決勝という状況をやや困惑気味にも楽しんでいるということが、全体の雰囲気の中にありました。


負けても良い

というと、語弊がありますが、とにかく、まずはここまで来た事実、国立で戦っている事実に対して、驚き混じりに、大きな喜びを感じている様子でした。


試合が始まる前に、ある若い男性サポーターの二人組が、僕の後ろでこんな話をしていました。


「しかし、本当に嬉しいね」
「うん」
「信じられる?俺らいま、国立にいるんだぜ?」
「うん」
「こんなことが、こんな早く実現するなんて、本当、思ってもみなかったよ」
「俺も。あと10年は先だな、って思ってた」
「本当に、嬉しい。まずこんな時期まで試合が観れることが嬉しい」
「そうだね。そういや、さ元旦のチケットとった?」
「たりめーじゃん。」


僕の背後の通路のところで話していたので、顔とかはわからないけど話の様子、声のトーンから、本当に嬉しそうな様子がひしひし伝わってきました。


ある種、勝って当たり前、というガンバとはまた全然違う雰囲気があったはずです。


「勝たなきゃ」という雰囲気ではなく、「とにかく、この場で戦えることが嬉しい!!」という雰囲気が充満し、仙台のゴール裏を包んでいたのでした。


だから、ルーカスのシュートによって流れ込みかけた重苦しい空気は、この「強者と戦えることの喜び」の前に、いつの間にかかき消されていました。


しかしそんなゴール裏の様子が、にわかに変化したのは、後半の、中原貴之の同点弾。


「行ける……」


明らかに、空気が一変しました。
ただ、この状況を楽しむ、というだけではなく

もしかすると、本当に勝ててしまうのではないか?

という予感めいたもの。



それが、仙台の応援を底上げします。


声援が、国立を埋め尽くします。



sakatsuku6-144300.jpg



けれどもそんな、スタジアムを支配するような声援も試合の状況を変えるまでには至りませんでした。


最終的に2-1で試合終了。


スコア的には惜しいけれど、やはり、ガンバとの差を痛感するような試合だったと思います。


横で一緒に応援していたMさんがつぶやきました。


「来季はこういうチームと普通に戦わなきゃいけないもんね…」


この一言が、この一戦を物語っているように感じました。
J1の強豪チームの強さを目の当たりにしたからこそのこの言葉だと思います。


試合終了後は
敗戦後の重さはなく、一様に、サポーターの笑顔が見えました。


スタジアムには、
「ありがとう!!」
「良い一年だったよ」

という選手や監督、チームへの感謝の言葉が飛び交いました。


武藤さんも、お友達と

「本当に長くて、楽しい一年だったなあ…」

としみじみ。


Mさんは、
「元旦のチケットとっているのに、どうしようかしら…」
と。


後日談で、お話を伺ってみると、元旦、ガンバ側で観戦されたそうです。
同じようにすでにチケットを購入されていたベガルタのサポーターもちらほらとみかけられたようです。


さて、実はこのあと、Mさんと武藤さん、そしてそのお友達の方と居酒屋でお話を聞いたのですが、ちょっと長くなってしまいますのでそれについてはまた明日にでもアップさせて頂きます。


ではまた。


つづく。


posted by ひさお |18:04 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月22日

天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その4

みなさん、こんにちわ!チャラ男です!

更新間隔が空いてしまい、すみません。
前回まではこちら!

ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2
煌きのベガルタ仙台編 その3

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3


さて、試合開始前の怒涛の展開もついに終止符を打つときがやってまいりました。
GAMBINOのコールリーダーさんの力もあって盛り上がりに盛り上がっているガンバゴール裏。

そこへ、ついに両クラブの選手が入場!


ガンバ!ガンバ大阪!ガンバ!!


ゴール裏は既に優勝したような勢いで、選手たちに声援を送っています。


そして、主審のホイッスルと共にキックオフ!


試合はガンバ大阪が2009年度GAMBINOアウォーズMVP遠藤を中心に攻撃を仕掛け、優位に試合を進めます。

そして!
前半3分、ルーカスがいきなりオーバヘッドでゴール!!

湧き上がるガンバゴール裏!もちろんボクもテンションが上がります!
わけも分からず、周りの人とハイタッチしたり抱き合ったりで、もう大変です!

開始早々のゴールにさらに勢いづいたガンバゴール裏は
その後も激しい応援をガンバイレブンに送ります!


ボクも必死で声を出して、ガンバイレブンに声援を送りました!


アーレー!フォルツァガンバ!フォルツァガンバ!!


しかし、その後はベガルタも譲らず、拮抗したまま前半終了。
前半が終わり、ボクはこれまでにない疲労感を感じていました。

チ「前半終わった段階でこんな喉痛かったことあったっけか?」(←心の声)


と思っていると、ボクの後ろに座っていた小学生の男の子たち3人組がPSPで遊んでいるのを見つけました。
こっそり何をプレイしているのか覗いてみると……


ウ○ニングイ○ブン!


サカつくじゃない!!

と、勝手にボクがショックを受けているのを見て、周りにいたガンバサポの方が気を利かせて

ガンバサポさん「キミたちサカつくはやらないの?」

と聞いてくださいました。
それを聞いた小学生3人組は

小学生Aくん「えーサカつく高いし!」
小学生Bくん「うん、やりたいけどウ○イレより1000円も高いもん!」
小学生Cくん「そうだよね。それにサカつくなんかムズそうだもん!」


あべしっ!!

なんというストレートな意見

ガンバサポさん「そ、そっかー。でも、このお兄さん、サカつく作ってる人なんだよ?」

ああ、ガンバサポの人たちはなんていい人が多いんだろう……
ありがとうございます。

小学生Aくん「マジで!?」
小学生Bくん「えー、サカつくちょーだい!!」
小学生Cくん「え?ウ○イレじゃないの?
チ「い、今は持ってないんだよー。ごめんねぇ……」

と、しか言えませんでした……
こんなところで、ユーザーさんのマジの意見をいただけるとは……
ゴール裏侮りがたし!!


いただいたご意見をご参考に、今後の開発に役立たせていただきますので、
今後ともどうぞ、サカつくシリーズをよろしくお願いいたします。


と、ユーサーさんから貴重なご意見をいただいていると両クラブの選手たちがピッチに出てきました。
後半キックオフです!


後半もガンバは優位に試合を進めますが、
一瞬のスキを突いたベガルタ仙台、中原が58分に同点弾を叩き込みます。


異常なほど盛り上がるベガルタゴール裏。

このときボクは、

(ヤ、ヤバイ!!
 もしかして、マジでジャイアントキリングが起きてしまう……!?)

と、思ったのと同時に、ベガルタゴール裏でニヤついているひさおの表情が脳裏に浮かびました。


ひ「チャラ男さん、やっぱ世の中はボクの味方なんですよ。
  出世の道はボクのものです。フフフフ。」

と、ひさおくんが思ったかどうかは別として、このときボクの感情は

む、ムカツク!!
そ ん な こ と あ っ て は な ら な い !

チ「くるぁ!!何やってんだ!!しっかりやれぇ!!」

気が付けば自然に声が出ていました。


ガンバ!!ガンバ大阪!!!ガンバ!!!!


すると、ボクの思いが通じたのか、65分再びルーカスがゴール!!
ガンバは勝ち越しに成功します。


無論、湧き上がるガンバゴール裏。
ボクも2009年で最高潮のテンションになりました!!


チ「オラー!見たか!ひさおー!!」

そして、そのままタイムアップ。
見事、ガンバ大阪が2年連続の決勝進出を決めたのでした。

勝利した瞬間のゴール裏は、ホントにスゴいことになっていました。

001
▲ブレまくっているのが、逆にゴール裏の熱狂を現しているのではにでしょうか? 試合後、選手たちがゴール裏に挨拶にやってきました。 すると、Y陰さんが Y陰さん「チャラ男さん!こっちこっち!!」 とボクの手を引いて最前列まで引っ張ってきてくれました。 案内された先はゴール裏最前列、というか柵の上。 GAMBINOの皆さんに混じって、私チャラ男がゴール裏の柵に上って選手に声援を贈ります! 気が付くとボクのポジションはGAMBINOのみなさんの中央! ボクは完全にその気になってガンバイレブンに声をかけます。 と、そこへ警備員がボクのところに来て、 警備員「ちょっと、そこ!柵に足をかけないでください!」 え?ボク!? だって周りもやってるんじゃ……? と、周りを見回すと、みなさん柵に上ってはいますが、 柵に足をかけていませんでした。 要するに柵に上るのは、許容範囲ですが足かけるのはNGということらいいです。 そんなルールがあったとは! まだまだ、ボクも勉強不足でした。 しかも、その様子をTVカメラが撮っているような気が…… そんなボクをお構いナシにガンバサポは盛り上がっています。 ガンバサポに乗せられて、この日初先発だったGK木村が拡声器を手に取りました。 そして、「俺たちが大阪さ」をガンバサポ全員で熱唱! 俺たちが大阪さ~!! 青と黒~!! 俺らだけ~!! 俺たちが大阪さ~!! 青と黒~!! 俺らだけ~!! この後も、GAMBINOコールリーダーさんがさらに会場を盛り上げます。 コールリーダーさん「えーみなさん!みなさんの正月の予定は空いてますか!?」 ガンバサポ「ウォイ!」 コールリーダさん「それじゃ、来年も年明け早々からええ思いさしてもらいましょ!」 ガンバサポ「ウォイ!」 コールリーダーさん「そのためにも僕たちがしっかり後押しせなあきませんよね!?」 ガンバサポ「ウォイ!」 コールリーダーさん「ほな、最後にいっときましょか!」 ガンバサポ「ウォイ!」 コールリーダーさん「ガンバ!ガンバ大阪!ガンバ!!」 ガンバサポ「ガンバ!ガンバ大阪!ガンバ!!」 コールリーダーさんの素晴らしいしめの挨拶で、大盛り上がりのまま天皇杯は終了。 最後にY陰さんをはじめGAMBINOのみなさんにご挨拶をしに行くと チ「いやー、今日は本当にありがとうございました!」 Y陰さん「いえいえ、とんでも無いです」 チ「スゲェ、楽しかったです!」 Y陰さん「そうですか!じゃ、元日も待ってますね! チ「え゛!?」 コールリーダーさん「試合終わった後、最前列でキメとったんやから正月も来るんやろなぁ? チ「そ、それは……山Pと相談して決定します」 あわわわわ…… こんなこと絶対山Pに言ったら、 山P「ああそう、じゃ行って来い」 って言うに決まってる! どうしよう…… そうだ!黙ってよ~♪ ということで、勝手に納得してボクの天皇杯準決勝は終了しました。 GAMBINOののみなさん!そしてガンバサポのみなさん! ありがとうございました! ひとまず、ガンバ編はこんなところです! 仙台編もお見逃し無く! To Be Continued...


posted by チャラ男 |11:39 | 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月15日

煌きのベガルタ仙台編 その3

おはようございます。ひさおです。
最近、更新が滞り気味で申し訳ないです…。

前回までの記事はこちらからどうぞ。


ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3


それでは、仙台編、続きです。


高円宮杯が終り、高円宮杯に配慮して裏向きに張られてあったダンマクが、表向きに張り替えられて、いよいよ、仙台のゴール裏の様相を呈してきました。

この日は、晴れていたのですが、アウェー側である仙台のゴール裏は日陰となってしまい、とても寒い。


となりのMさんと「寒いね~」


なんていいながら、試合開始を待っていました。

試合開始まではまだ、2時間弱の時間がありましたが、すでにゴール裏は満員近くまで入っていました。
向こう正面のガンバのゴール裏に比べても、ガンバ側は2階?のあたりはまばらなのに対し、こちらは、もうほぼ埋まってしまっています。



ベガルタ仙台市民後援会の方から、サポーター一人ひとりに黄色い紙が配られます。

選手入場時にこれを掲げてコレオをつくるのだそう。

さらに。僕が座っていた場所のすぐ後ろが、通路になっていて、そこに手すりがあるのですが、そこに、ダンマクを持ったサポの方が。

「すいません、これ、張らせてもらってもかまいませんか??」

もちろん断る理由なんてないので、張っていただきました。


sakatsuku6-142602.jpg
写真が悪いのですが、こんな感じで。

そのサポの方が言うには

「これ、田村選手のお母さんが作ったんですよ」

とのこと。

せっかくのお手製のダンマクですが、応援するときに僕たちが立ってしまうと隠れてしまうので忍びなかったのですが…

普段はゴール裏の一番前の壁に張られているようですが、このときは場所が取れなかったのでしょうか…。

「田村直也」と書かれただけのシンプルなダンマクですが、その力強い字体からは、母親の愛情があふれでているように思えました。


さて、そんなとき。
ゴール裏の前を、ベガルタのジャンパーを着た女性が。

ゴール裏からは、

「エミコー!」

の掛け声。

その掛け声はどんどん大きくなっていきます。



「エミコー!!!エミコー!!!」



僕もゴール裏にいる以上、この流れには乗っておかないと、と思い、


ひ「エミコー」


と控えめに声をだすのですが…



エミコって誰だ。



と疑問に思っていると、武藤さんが


武「奥山さん。仙台市の新しい市長さんですよ。あの人」


と教えてくれました。


奥山さんは、昨年の7月に、仙台市の市長に当選された方で、政令指定都市の市長としては女性では初めてだということ。


その仙台市長が、応援に駆けつけてくれたのでした。


市長がゴール前にたつと、一斉にエミココール。

「エミコ!(チャチャチャ)エミコ!(チャチャチャ)エミコ!」


J'sgoalにも奥山市長の写真があがっています。


奥山市長「まずは、準決勝の進出、おめでとうございます!
本日、隣の体育館で高校バスケで宮城の明成高校が日本一になりました。
皆さんも日本一になりましょう!」


と、市長が挨拶すると、一斉に拍手が巻き起こり、「カモン」のチャントが。


「レディーゴー!レッツゴーせーんだーい!
レディーゴー!レッツゴーせーんだーい!
カモン(カモン)カモン(カモン)カモーン!(チャチャチャ)」


仙台のチャントは動きとか、テンポとかリズミカルで好きです。


市長がこういうところにやってくる、というのは、票集めの人気取り、と捉えてしまえばそれまでなのですが…
それでもやはり、行政側がクラブを応援している、というパフォーマンスはサポーターとしてはうれしいものではないのでしょうか。

もちろん、パフォーマンスだけで終わると意味はないですが。


調べてみるとこの方、楽天イーグルスが設立されたときには行政側と球団側の調整にも尽力されたそうで。



さて。
この日はさらにもう一人。
サプライズな来訪がありました。


韓国・浦項スティーラース所属の岡山一成選手です。


真っ赤なダウンジャケットを着込んだ岡山が現れると、ゴール裏もヒートアップ。

岡山コールが。


「おっかやま!おっかやま!おっかやま!おっかやま!!」


sakatsuku6-142604.jpg


岡山がジャケットを脱ぎ捨てると、その下には浦項のユニホームを着込んでいました。

左腕にはきっちりとキャプテンマークまで。
そして胸には、おそらく、ACLの優勝メダル。


岡山「来季、俺、浦項スティーラースでやるから!!
ACLで会おーぜぇ~!!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山「さくっと天皇杯勝っちゃえよ!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山「待ってるからなぁー!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山はその後、ゴール裏をバックに写真撮影へ。



お祭り男とは聞いてはいましたが…。
この短い間のやりとりだけでも、非常に煽りのうまい選手だなあと感じました。

前回の天皇杯決勝で柏側のゴール裏に現れた、当時戦力外通告を受けていた岡山選手が

「無職の岡山です」

と挨拶して、サポを沸かせたという話は有名ですが…

選手側とサポーター側との距離を縮める、こういう選手の存在も、サポとチームとの良い関係を築く上で必要な存在なのかも、と感じたのでした。




仙台市長と岡山選手の来訪についてはYouTubeにもアップされてありました。


YouTube 天皇杯 準決勝 ガンバ vs ベガルタ 仙台の市長さん

YouTube 12月29日 試合開始まで



試合までの開いた時間に、珍しい2人の登場により、寒さも吹き飛び、ゴール裏はあったまりました。

客席もどんどん埋まっていきます。


Mさん「うわー、すごい人ですねえ…
今日はオフィシャルだけでも15台はバスが出ているって言ってましたからねえ」


ひ「すごい…15台ですか」


Mさん「市民後援会でも、かなり出しているらしいので、かなりの人が来ていますよ」


コメントでもフォローがありましたが、この日は、ベガルタオフィシャルで15台、市民後援会募集で35台の計50台のバスが出ていたようです。


武藤さん「バックスタンドも開放しだしたねえ」


バックスタンドの、上の方は、誰も入れていなかったのですが、ゴール裏が満員になり、そこも開放されて、みるみるうちに埋まっていきます。


そして、ピッチに試合前のアップに選手たちが登場します。

まず、選手がゴール裏まで挨拶に。

サポーターは、片手を伸ばし、


「オ~~~~~
オイッ!!!」


と選手を迎えます。

「ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!」

「ベガルタ仙台、GO!!行くぞ仙台!
俺たちとともにReady Go!!」


チャントがこだまします。
まさに文字通りこだましていました。

通常、相手側のチャントが聞こえて来るものですが、今回は、その隙もないほどの大音声。


その後、選手のアップも終ったあと、選手の紹介に入り、選手のコールを連呼したり選手のチャントを歌ったりして、いよいよキックオフ目前。

僕たちは、ベガルタ仙台市民後援会の方々が用意した、黄色の紙を掲げ、コレオグラフィーを作りました。


コレオって当然ながら自分たちは観ることが出来ないのが残念ですよね。

その時の様子は、J's goalに写真がアップされてましたので、以下をご覧下さい。

J's goal


コレオを掲げながら、選手入場時のチャントを歌います。

仙台の選手入場時のチャントは、「カントリー・ロード」でした。


「オオオー、オオオオー、オオオー、オオオー
オオオ、オー、オオオ、オオー、オオオー、オオ、オー」



選手の入場が終り、コールリーダーが煽ります。


Kさん「よっしゃー!!今年の締めだ!!」


サポ「オイ!」


Kさん「元旦行くんだろー!!」


サポ「オイ!」


Kさん「行くぞぉぉぉぉぉ!!!!!」


サポ「オイ!!!!」


K「ベガルタぁぁー!仙台!!!」


サポ「ベガルタ仙台!!!」



ゴール裏は完全にヒートアップ。
天皇杯準決勝、キックオフです。


つづく。


posted by ひさお |22:39 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月09日

天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3

みなさん、こんにちわ!チャラ男です!

前回まではこちらです!

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2

ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2


高円宮杯も終わり、いよいよ天皇杯準決勝の時間が迫ってきました!

コンサドーレサポの力も手伝って、ガンバサポは一気にヒートアップ!
12月のクソ寒い中、試合までにはまだ時間があるのに早くも半そでの
ユニフォーム1枚になってテンション全開の方もいらっしゃいます。

そこへ、ガンバの選手たちがアップのために出てきました。


一段と盛り上がるガンバサポ!
ゴール裏は一気にテンションが上がります。


選手が練習でシュートを決めると大歓声!
逆にシュートをGKがが止めると大歓声!
もう何でもいい感じです!!!


そして、ベガルタの選手たちも練習を開始しました。
もちろん、それに反応して盛り上がるベガルタ仙台サポ……

……その盛り上がるベガルタサポを見て、
ガンバサポからブーイングが飛び始めます。


ガンバサポ「やかましいわ!!」
ガンバサポ「黙っとけ!!」
ガンバサポ「wづおふぁんfg」


いつものボクならビビってしまうところですが、そこは聞きなれた関西弁。
逆に、いいぞ!大阪っぽい!!
もっとやれ!!(←この辺からボクのノリもおかしくなってきました)


とそんな感じでボクのテンションも上がってきました。

すると、とこからとも無く青いダルマが運ばれてきました。
背中には「魂」と書いてあります。

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▲ゴール裏最前列に鎮座されたガンバカラーのダルマさん このダルマはアジア制覇を祈願したダルマのようで、「GAMBINO」オリジナルのものらしいです。 さらに、ダルマの横にJリーグアウォーズで渡されるようなトロフィーが置かれました。 チ「Y陰さんこのトロフィーなんですか?」 Y陰さん「ああ、これは僕らが勝手に毎年選出してるGAMBINOアウォーズのMVPトロフィーです」 チ「か、勝手にですか?」 Y陰さん「ええ、今年は見事、遠藤が受賞しました!」 そうです。 このトロフィーは「GAMBINO」が勝手に毎年選出している、 その年のMVP選手に贈られるトロフィーだそうで、今年は見事、遠藤選手が受賞されたそうです。 果たして、このことは遠藤選手は知ってるのでしょうか?w こういうところも大阪っぽいなぁと、ボクは勝手に親しみを感じていました。 すると、あのコールリーダーさんがついに拡声器を手に取り、 いよいよガンバサポを煽るときがやってきました。
003
▲コールリーダーさんいよいよ出動! コールリーダーさん「みなさん、決勝のチケットは取りましたか!?」 これから準決勝にも関わらず、いきなり決勝の心配をしています!! ガンバサポ「当たり前じゃ~!!」 コールリーダーさん「来年の正月も、今年同様、気分良くスタートしましょか!」 ガンバサポ「うぉぉぉぉ!!」 コールリーダーさんさすがです!! たった数分でガンバサポのボルテージをMAXに持ってきました! コールリーダーさん「仙台さんには、いい思い出作ってもらって、帰ってもらいましょ!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「あっち(仙台サポ)はぎょうさん人おりますが、多けりゃええってもんちゃいますよね!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「ガンバサポの本気見せたりましょ!!」 ガンパサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「ほな、いきまっせ!!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「ガンバ!!ガンバ大阪!!ガンバ!!」 ガンバサポ「ガンバ!!!!ガンバ大阪!!!!ガンバ!!!!」 凄まじい声援が響きます! さらにガンバのフラッグが舞います!
004
サポーターの人数では仙台の方が多いように見えますが、 歓声の大きさなら全く負けていません! さすがJリーグ随一の名門クラブです。 盛り上がっているガンバサポにコールリーダーさんが付け加えます。 コールリーダーさん「ああ、そうや。今日のGKは初先発の木村です!」 この日、ガンバのGKは怪我などの理由にレギュラー陣が出場できず、 初先発の木村を起用していました。 コールリーダーさん「木村は初先発ですが、きっとスーパーセブを見せてくれる思います!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「僕らで木村を後押ししましょう!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「ほんで、もう一つ。木村のコールですが本人の希望により名前で呼んで欲しいとのことです」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「ホンマ、注文多いなぁ!」 ガンバサポ「(爆笑)」 コールリーダーさん「ほな、一回練習しときましょか!」 ガンバサポ「ウォイ!!」 コールリーダーさん「敦志!!敦志!!」 ガンバサポ「敦志!!!!敦志!!!!」 このやり取りで、既にボクの喉は限界。 若干、ガラガラ声です…… しかし、ガンバゴール裏は完璧出来上がっています! そして、ついに選手入場のときがやってきました。 いよいよキックオフです! To Be Continued...


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2010年02月05日

煌きのベガルタ仙台編 その2

こんにちは。ひさおです。

またしばらく空いてしまいました…。

前回までの記事はこちら。


ガンバ編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2


ベガルタ編
煌きのベガルタ仙台編 その1



それでは前回の続きです。

開門待ちの列に入りこんでから、しばらくして…

10時。

開門しました。


ゴール裏へと進んでいきます。


テンメイさんは、まるで自分のホームかのように、

テンメイさん「この辺は、危ないからもうちょっと離れてた方がいいよ。あ、その辺は幕張るから……」

と一般のサポーターを先導していきます。

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テンメイさん「今日は俺たちの試合じゃないから、上の方行こう、と」


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テンメイさんは、華族の他のメンバーの場所とりのため、スタジアムを上がっていきます。

上から客入を見てみると…


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まるで、大洪水で侵水してくるかのように、みるみる、仙台サポが入ってきます。


テンメイさん「しかし、今日、開場早いね。11時かと思ってた」


ひ「今日は高円宮杯がありますからね。」


テンメイさん「あ、そうだった!あれ?じゃあ、試合始まんの、何時?」


ひ「天皇杯は確か…15時からじゃなかったでしたっけ?」


テンメイさん「15時?!うわー……完全に勘違いした。13時からだと思ってたよ…」


テンメイさんは、U-15ユースの大会、高円宮杯のことをすっかり忘れていたようです。

この日約束していた仙台のサポの方との待ち合わせまでには、まだしばらく時間があったので、疑問であった

「なぜ、仙台と川崎のサポは仲が良いのか?」

という疑問をテンメイさんにぶつけてみることにしました。


ひ「ちょっと疑問だったんですけど…華族の方たちって、すごく、仙台のサポと近い気がするんですけど…なんでなんでしょう。」


テンメイさん「ん?そうだね。仲いいね……。なんでだろ。そういえば、なんでだろう」



え。


理由がない?




ひ「理由がない、ってことはないと思うんですが…」


テンメイさん「うーん。でもいつの間にか、って感じかなあ。あ、でも、仙台も複雑でさ」


ひ「複雑?」


テンメイさん「応援団、分かれてるんだよね」


ひ「えっ…そうなんですか?」


テンメイさん「もともと、ウチは、さっきのKくんのグループとは別のグループと仲良かったんだけどね。
ほら、ゴースタのアメ食い競走企画みた?」


ひ「あ、はい、みました。面白かったです。」



アメ食い競走とは、この試合の前、ユアテックで行われた、天皇杯準々決勝・仙台-川崎戦で、試合の裏で行われた、サポ同士のアメ食い競走のことです。

詳しくはゴースタ
を御覧下さい。


テンメイさん「あれとかさ、いろいろ面白い企画するグループがあんだよね。前は綱引きなんかもやってさ。
で、そこと仲良くて、でもまあいつの間にかKくんのところのグループとも仲良くなってるな。」


ひ「そうなんですか…」


テンメイさん「しかしさ、あのアメ食い競走、ひどいんだぜ。
あの試合、俺らアウェーだからさ、めちゃくちゃ、白い粉盛られてれているの。全然飴まで届かないのよ。窒息するかとおもったよ、本当。
あいつらは、自分らのホームだから、粉の量少なくてさ(笑)」


ひ「へえ。でも楽しそうですね!他に、ここは仲良いっていうクラブあります?」


テンメイさん「うーん、あ、そうだ、山形とかは仲良くやってるよ」


これは以外なクラブ。


ひ「山形?これまた接点なさそうですけど…」


テンメイさん「いやさ、昔、ダンマクの貼り方だかなんだかでもめたことがあってさ。喧嘩になったのよ。それがキッカケで、それから定期的に交流会みたいなのを開くようになって。仲良くなったね。」


喧嘩きっかけ……。
このあたりもなんだか、サポーターらしい感じで。

でも、お互いの曲げられない主張があった上で、モメて…
お互いにマジだからこそ、喧嘩の中でもお互いを尊重する部分はあり、結果、仲良くなっていく…
ということでしょうか。

クラブを第一に考えて応援する、という根はどこのクラブのサポーターも同じはずですし。


結局、テンメイさんからは、仙台サポと川崎サポが仲良くやっている、という事実は確認できましたが、それが何故かはわからずじまいでした。


テンメイさん「ダンマクはりでも手伝うか」


と、暇を持て余したテンメイさんは、仙台のダンマクはりを手伝いに向かいます。
僕もそれについていきます。

テンメイさん「ん?なんだ、あいつ、こんなところに」


…と、テンメイさんが、見つけたのは……

赤い服を来た人でした。
ベガルタゴールドの中にひとりだけ、鮮やかな赤いユニ。
よく見ると、コンサドーレ札幌のユニです。
Kさんたち、仙台のコアサポの中で談笑していたのでした。



?「おお、テンメイさん!久しぶりだね」


テンメイさん「あんた、なにやってんの」


その謎の札幌の人と談笑を始めるテンメイさん。
テンメイさんは僕に、その人を紹介してくれました。


「この人、札幌のコールリーダーやってる人。すげー面白れー人なんだよ。
あ、そうそう、こちら、セガでサカつく作ってるひさおさん。
ゲームに役立てるために取材しているらしんだ」


ひ「はじめまして」


札幌コールリーダー「へええ、大変だねえ。」


ひ「いつかぜひ、札幌にもお邪魔しようかと…」


札幌コールリーダー「そんな、そんな、無理しないで~。こなくていいよ(笑)」


テンメイさん「ところであんた、こんなとこで油売ってて良いの?」


高円宮杯の決勝は、札幌U-15対神戸ジュニアユースの試合なのですが…

札幌はホーム側で、真逆。


札幌コールリーダー「いいんだよ、いいんだよ」



すると、反対側のゴール裏から……



「We , Are 札幌!We are 札幌!!
We , Are 札幌!We are 札幌!!」



と、サポの応援が始まりました。



Kさん「ほら、コールリーダー不在で、始まってんじゃん(笑)」


札幌コールリーダー「大丈夫、大丈夫」


何が大丈夫だか分からないのですが、この方は、ビールを片手に談笑を続けていたのでした。



お話をしているうちに、仙台サポの方との待ち合わせの時間となっていました。


ひ「あ、今日約束していた人との待ち合わせがあるんで、僕は一旦ここで」


テンメイさん「はいはーい。じゃあがんばって」


ということで、テンメイさんと別れ、仙台サポの方のもとへ。


この日、約束していた人、誰かというと…
仙台サポの方の間では有名な方なのではないでしょうか。

「武藤文雄のサッカー講釈」というブログをつけていらっしゃる、武藤氏です。


氏とは、以前とある飲み会で面識を得て、今回の取材をお願いすることになったのでした。


11時きっちりにスタジアムに現れた、武藤さんと、まずは挨拶。
そして、一緒に応援されるという、お友達の方々とも挨拶。
すると、一人のお友達の男性の方と武藤さんが、


「とりあえず、コールリーダーたちに挨拶にいきましょうか」


僕はすでに、Kさんたちには挨拶をしていたのですが、勢い的に抗えず、ふたたび、ゴール前で準備を進めるKさんたちの前へ。


武「こんにちは。今日もお願いします」


Kさん「ああ、こんにちは。こちらこそお願いします。」


武「こちら、今日、セガさんからの取材と言うことで…」


Kさん「さっき聞きましたよ(笑)」


ということで、再びの挨拶を終了。

武藤さんのお友達の方が、なにやら、いかつい身なりのコアサポの方とお話していました。


「この人(僕のことです)、応援の時に、ここで、応援させてもらえる?」


コアサポ「うーん、いや、いいけど、大丈夫なの?きついよ、俺らの応援は」


ひ「…大丈夫だと思います。ある程度行って慣れてますので」


コアサポ「ふーん。まあ、気が向いたらこの辺にくればいいけど、まあ大変だよ。
今日は、人も一杯いるし、どこにいても同じ質の応援はできるはずだから。
どこで応援するかってより、どこからでもいいから、自分の思うさま、応援してくれたらいいよ。」


その方は、いかつい外見に似合わない、すごく無邪気な笑顔でそう言いいました。


ひとまず席に戻り、高円宮杯がはじまるということで、着席。
他の仙台サポも着席し、ユースへ声援を送ったり、お酒を飲んで本番に備えたり、雑談したりと各々、自由に過ごしています。


僕は武藤さんと、そのお友達の女性のMさんとの間に座らせてもらいました。

ユースの試合を観ながら、武藤さんはなにやらブツブツとひとりごとのように、つぶやきます。

武「うーん、すばらしいサッカーをするなあ、神戸は。
U-15のサッカーじゃあないねえ。」


僕は、いまだに、サッカーの試合展開とかには疎く、良くわからないところが多いのですが…。
ピンポイントでのうまいプレイ、とかっていうのはわかるんですが、組織的な動きとか、大局的なプレイってピンとこないんですよね…。

なので、武藤さんのいうところの、神戸の上手さ、というのが、正直、分かりません。
U-15だから、中学生、というので、それにしてはかなり上手だなあ、程度。


武「とても大人びたサッカーをしているねえ。これはすごいわ。」


武藤さんはしきりに神戸のサッカーに関心している様子でした。


武藤さんが感心する通り、神戸ジュニアユースは札幌U-15を圧倒してはいたのですが、結局はスコアレスのまま前半を折り返します。


ハーフタイムには、武藤さんのブログでも度々語られている「大分問題」についての講釈を聞くことができました。


大分トリニータの経営問題については、深く嘆かれているようで…


ちょうど、この日、大分の前社長・溝畑氏が観光庁長官に就任する、ということが決まったというニュースが入ったばかりで、その問題を切り口に話は始まりました。


これについては、武藤さんのブログに詳しく書かれてあることですし、僕がこの時聞いたことをまとめて、このブログでアップしても、曲解や誤解が入って、武藤さんの仰りたいこととかけ離れてしまうかもしれませんので、このとき聞いたことは書きませんが、ともかく、武藤さんは


ひとつの地方のJリーグのクラブが消えてしまうかもしれないと言うことに強く危機感を覚え、また、そうならないように、様々な施策を考えられているのでした。

危機に瀕した大分を「友」と捉えて、時に痛烈な批判を交えて熱弁しながらも、クラブが生き延びることを強く願うその姿からはサッカーそのものへの大きな愛情を感じました。

ああ、この人はベガルタ仙台のサポーターである、ということの大前提に、本当に、サッカーというものを愛していてサッカーの持つ様々な可能性を信じているのだなあ、と感じたのでした。



大分問題を話しながら、試合は後半を迎えていました。
神戸が先制し、札幌も負けじと、返す。

しかし、結局は神戸が追加点を決め、2-1で神戸ジュニアユースが高円宮杯を勝ち取ったのでした。



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神戸の選手たちは、神戸サポーターに挨拶をした後、仙台サポーターが陣取るゴール裏正面にも来て一礼をしていました。


仙台のサポーターは、彼らの健闘に対し、スタンディングオベーションで迎えます。


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神戸のサポーターからは、仙台の応援に対し、感謝の気持ちと、そしてこれから迎える天皇杯準決勝での健闘を願ってエールが贈られました。


「ベガルタ仙台!ベガルタ仙台!」


神戸サポーターがそうエールを振ると、仙台からも、大会の優勝を称え


「ヴィッセル神戸!!ヴィッセル神戸!!」



と大音量でのエールが贈られます。



これが数度続き、互いに盛大な拍手を送り合いました。


なんだかこういうのって無条件に鳥肌が立ちますよね…。


さて、いよいよ、試合開始……



ですが……


なんとまだ試合まで2時間近くもあるのでした……



つづく。



posted by ひさお |11:23 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月01日

天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2

みなさん、こんにちわ!チャラ男です!

前回までの記事はこちらです!

ガンバ編
[天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1]

ベガルタ編
[煌きのベガルタ仙台編 その1]


さて、ひさおくんが川崎華族のテンメイさんとよろしくやっている一方、
ボクは入場ゲート前で、会場の時間を緊張と共に待っていました。

前回、「GAMBINO」のみなさんから与えてもらったボクのミッションは
開門と同時に超ダッシュして、席を確保すること。

ガンバサポは今までボクが行った他の応援団と少し違い、
入場前に軽いMTG的なものを行い、荷物搬入を行う人、座席確保を行う人、
断幕のセッティングを行う人などを決定し、入場後、各自自分のミッションをこなすようです。

しかも、

「今日は席確保ね?」

見たいな感じでおっしゃっていたので、毎回ミッション内容は違うっぽいです。


そんなことを考えながら、ボクは陸上選手のスタート前ばりに緊張しながら、そのときを待っていました。

そして……


係員「それでは開門しま……」


ダダダダダダダッ(←GAMBINOの方々の足音)


係員の人の声に若干、食い気味で「GAMBINO」のみなさんがダッシュ!

思わず


「スゲェな……」


と思ってしまったボク……


……ハッ!しまった!
置いていかれた!!!!


気づいた時にはもう遅く、「GAMBINO」の皆さんはボクの遥か前を走っています。
ボクも何とか追いつこうとダッシュしますが、後から後から「GAMBINO」の方々がボクを追い抜いていきます。



001
▲ブレブレですみません! やっとゴール裏についた時には、既にガンバサポでいっぱい。 みなさん必死に席を確保して、応援の準備に入っています。
002
▲まさに一瞬でゴール裏は埋まりました。 断幕のセッティング、フラッグのセッティング、ユニフォームに着替え、 太鼓や脚立の配置などなど…… ボクは完全に放置です。 とりあえず、席の確保はあきらめ、断幕のセッティングを行っている Y陰さんのところへ行ってみることに。
003
▲手早く断幕のセッティングを行う「GAMBINO」のみなさん チ「あ、あの……何かお手伝いすることは……」 Y陰さん「あーえーっと、そうですねぇ~」(←手早く断幕をセッティングするY陰さん) チ「あ、あの……」 Y陰さん「じゃ、あっちの方をお願いします」 と、言われたので、別の断幕のところへ行ってみます。 チ「あ、あの、何かお手伝いすることは……」 GAMBINO Aさん「あ、じゃ~こっちはいいんで向こうをお願いします」 と、言われたので、また別の断幕のところへ行ってみます。 チ「あ、あの、何かお手伝いを……」 GAMBINO Bさん「あ、もう終わったんでこっちは大丈夫ですよ。        Y陰さんの方をお願いします」 完全にたらいまわし! まぁ、そりゃそうですよね。 ボクがやるより、絶対GAMBINOの方がやった方が早いですもんね。 ということで、しばらくゴール裏をとぼとぼさまよっていると、 GAMBINOの方が気を使って声をかけてくださいました。 GAMBINO Cさん「すみません!何かほったらかしにしちゃって」 チ「あ、いえいえ」 GAMBINO Cさん「こちらへ、どうぞ」 と、言われ、案内された場所は 前から2列目!GAMBINOとは別の応援団の真横!! うお!!ピッチ近っ!!! GAMBINO Cさん「いやー、ここなら気合入れて応援するしかないでしょ♪」 ないでしょ♪じゃないでしょ!! これはかなりのプレッシャーです。 しかも目の前にあのGAMBINOのコールリーダーさんもいらっしゃいます。 これは……と思っていると、右側から大歓声が! ゴール裏の一部を陣取っていた、コンサドーレ札幌の応援団が湧き上がっています! ピッチに高円宮杯を戦うコンサドーレ札幌ユースとヴィッセル神戸ユースの選手たちが入場してきました。 盛り上がる、コンサドーレサポ!
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▲人数は多くないですが、熱い応援をされていました! しかし、ガンバサポは特に変化はありません。 まぁ、ガンバサポのみなさんには他のクラブの試合はあまり興味はないという感じでしょうか。 みなさん、スタメシを食べたり、お酒を飲みながらTV見てるみたいな感覚で、ピッチを見つめています。 そして、キックオフ! 試合は、ヴィッセルが押し気味に試合を進め、先制点をあげます! と、先制点を取られたあたりから、ガンバサポに変化が現れ始めます。 ガンバサポ「こらぁ!しっかりやらんかい!!」 ガンバサポ「まだ時間あるで!落ち着けぇ!!」 サンバサポ「あきらめんな!」 これを見てボクは、やっぱり、ガンバファンである前にサッカーのファンなんだな、と少し感動しました。 自分たちのクラブではないのにこんなに熱い応援をするなんて……チャラ男ちょっと感動であります。 このことを「GAMBINO」の方に伝えると、 チ「やっぱり、みなさんサッカー大好きなんですね!   ガンバでもないのにこんなに熱い応援をするなんて……」 GAMBINO Aさん「ああ、違いますよ。コンサドーレは別にどうでもいんですけど、ヴィッセルが勝つのがムカつくんです」 ええええ!!? そういうこと!? 要するに、同じ関西のクラブでライバル関係にあるヴィッセル神戸がユースの大会とは言え、 タイトルを取るのがムカつくということですか……? ぼ、ボクの感動返して! と、思っているボクをよそに、試合はどんどん進んでいきます。 コンサドーレがヴィッセルの一瞬のスキを突き、同点弾を叩き込みます! 湧き上がるコンサドーレサポ!……とガンバサポ。 しかし、その後、奮闘するコンサドーレユースですが、残念ながら勝ち越しを許し、そのままタイムアップ。 2009年の高円宮杯はヴィッセル神戸ユースの優勝で幕を閉じたのでした。 試合後、サポーターに挨拶にきた選手たちに大きな拍手がコンサドーレサポから贈られます。 もちろん、ガンバサポからも拍手が贈られましたが、真実を知っているボクとしては複雑でした。 その後、コンサドーレサポからガンバサポへ向け、エールが贈られました。 コンサドーレサポのコールリーダーの方が拡声器を使ってガンバ側に応援を行います。 コンサドーレサポ「みなさん!今日の試合絶対勝ってください!!」 ガンバサポ「うおおおおおお!!」(←盛り上がるガンバサポのみなさん) コンサドーレサポ「以前、我々を倒したように、今日もお願いします!」(←コンサドーレは以前、天皇杯でガンバに負けています) ガンバサポ「任せろぉ!!」 そして、コンサドーレサポからガンバコールが起こります。 ガンバ大阪!ガンバ大阪!! コンサドーレサポのみなさん……なんていい人だ!! さぁ、盛り上がってきました! いよいよ天皇杯に出場する両クラブの選手たちが入場してきます! To Be Continued...


posted by チャラ男 |22:39 | 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 | コメント(4) | トラックバック(0)
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