2009年12月01日

濃密!!川崎フロンターレ編 総括編

こんばんわ。ひさおです。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3
濃密!!川崎フロンターレ編 その4
濃密!!川崎フロンターレ編 その5
濃密!!川崎フロンターレ編 その6
濃密!!川崎フロンターレ編 その7
濃密!!川崎フロンターレ編 その8



今回はフロンターレ編の総括です。


フロンターレ戦から一夜明けて…。


月曜日。また山田Pを交えたミーティングが始まりました。


山「川崎華族、どうだった?」


チ「…山田さんの思惑通り、かなりきつかったです。なぜかバナナとか超運ばされましたから」


ひ「いままでで一番疲れました。そして一番濃厚でした」


山「ハハハ。」


チ「結局、試合、観に来ていたんですか?車壊れたらしいですけど」


山「行ってたよ。注目試合だしね。子連れで見てましたよ。」


山田Pによる観戦レポは山田Pのブログ「Jとサカつくと私」に詳しく書かれてありますのでご覧ください。


ひ「やっぱり一番に感じたのは、サポーターとフロントとの距離の近さですね…」


チ「なんか、すっげーフロントの人が現れてものすごい数の名刺が消えたもんね」


ひ「クラブはイベントの企画の段階からサポーターと協力してやっているようで、スポンサー探しみたいなものまで絡んでくるなんて思ってもいませんでした。」


山「ふむ。そうだね。今回、川崎華族に行ってもらったのは、その企画力のすごさを実感してもらいたいというのがあったんだ」


ひ「企画力…」


山「チャラ男が、ブーブー言っているバナナ……ドールランドのイベントひとつをとってもそうだけど…、フロンターレっていつも面白い企画を実行してるわけよ。
企画屋としては非常に嫉妬を覚えるぐらい突き抜けていて面白い。


ひ「そうですね。まさに今回のサカつくに入れた集客プロモーションみたいな感じでしたね。ああいうイベントにサポーターも噛んでいるって知らなかったから、ゲームではクラブ側が一方的にプロモーションを設置する、という風になっていますけど…今回の体験をもっと早くしていたら、内容も少し変ったかもしれませんね」


山「とにかく、フロントも、サポーターもフットワークが軽く、実行力がある、というのは外から見ていても思ったことかな。」


ひ「そうですね。それもすごく感じました。あ、そういえば、セレッソ大阪のフロントの人たちも視察?か何かで来ていましたよ」


山「まあ、そのスタイルにだって良し悪しはあるんだと思うし、そういうやり方だけが正しいワケじゃないと思うけれど・・・
昔SEGAの寮っていうのは武蔵新城にあってさ。その頃はまだ、川崎の中で「フロンターレ」に関する露出って、あまり大きくなかったんだよね。
ただ、南武線で会社に通ってる間に、だんだん『フロンターレ』の露出が増えていっているのに気がついた。駅のポスターの掲示がだんだん増えていったりね。そういうところからしても、「このクラブはすごく地道に努力してるんだろうな」っていうのは思ってた。
地域と密着していくという形ではやっぱり成功例の1つとして認知されているのは確かだろうね。」




ひ「あと…来週なんですけど……ナビ…」


そこまで言おうとする僕をチャラ男さんが、必死の形相で止めようとします。


山「なんだよ」


チ「いや…」
(バッカ、ひさお、ナビスコに呼ばれたなんて言うんじゃねえぞ…ぜってー行かされる羽目になるぞ…)


チャラ男さんの心の声が聞こえてきますが…




無視。




ひ「来週ナビスコの決勝じゃないですか。で、フロンターレの人に誘われたんですよ」


チ(バカヤロウ……)


山「ほお。行ってこいよ。」


チ(もー!!いわんこっちゃない!)
チ「で、でも、集合、前日の夜12時らしいですよ。さすがに…」


山「それは素晴らしい!決まりだな。次は、ナビスコ決勝、FC東京対川崎フロンターレ


チ「もー!!!ひさお!!!」


ひ「ただ…」


山「どうした?」


ひ「その日…というかその前の土曜日から…僕の両親がこっちに来ることになっていて…それで…」


山「…なるほど……わかった。
次回、ひさおは、いいよ。その前日も休みにして、親孝行してこい


チ「え!?」


ひ「ほ、本当ですか!!!」


チ「じゃ、じゃあ……」


山「次回は、チャラ男、お前一人で行って来い!チ「そんな!無茶な!なんで俺だけ」


山「仕方ねえだろ、ひさおは親孝行する日だ。お前は空いているんだったら行って来い」


チ「…分かりましたよ……」



ナビスコ決勝…飛び地連休だった11月3日火曜日ですが、僕はその前の日も休みをいただき、連休を両親と過ごすことに…
そしてなんとチャラ男さんが…一人で再度、川崎華族のもとに旅立つことになったのでした…。



ひ「…でもナビスコ決勝もいいなあ」

チ「うるせえよ!!」



というわけで次回より、チャラ男さんにバトンタッチし、ナビスコ杯決勝レポートです…!



お楽しみに!!





※フロンターレ編の最後に寄せて…

今回のレポートでは、サポーターとフロントとの距離の近さから、いろいろな企画が生まれたりクラブの経営にサポーターも直接的にかかわっているということが、珍しく、また素晴らしいことだと僕自身が率直に感じ、そのままに書いてきましたが、そうした、クラブとサポーターとの関係の在り方というものについて好ましくないと考える方もいらっしゃるということについてまでは、考えが及んでいませんでした。


当然、一部の力を持つサポーター団体の考え方が、全てのサポーターの方の総意だとは考えてはおりませんが、華族での体験で感じたこと、華族の方々の考え方がとても印象深かったのは確かです。


今回、様々な意見のコメントを頂戴し、また頂戴したコメントからは、ひとつのことについてもいろんな角度から眺める必要があり、いろんな考えがあるということを認識しながら書いていかなくてはならないということを学ぶことができました。
こうしたコメントやご指摘は大変ありがたいことだと思っています。


ただ、今回の総括についても同様の話が出て来ていますが、いただいたコメントから得た知識で、フォローを入れるとどうしてもその時の自分の感じたことに嘘が出てきてしまいます。
ですので今回については、自分自身が体験して感じたことをそのまま書かせていただきました。

あくまで、今回の川崎華族での体験で、ひとりの素人が感じたこと、という観点から読んでいただけると幸いに思います。
その点、ご了承いただければと思います。

posted by ひさお |21:24 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年11月27日

濃密!!川崎フロンターレ編 その8

こんばんわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3
濃密!!川崎フロンターレ編 その4
濃密!!川崎フロンターレ編 その5
濃密!!川崎フロンターレ編 その6
濃密!!川崎フロンターレ編 その7


では続きです。


この試合の前節に首位に立ったフロンターレ。
前日の試合結果により、この広島戦で負けてしまうと、2位に転落してしまうという重要な試合でした。

後ろにぴったりと華族のメンバーにマークされ、いつものように、跳ねて声を出して応援。

でも今回は試合の展開が分かる良い席!
応援しながらもちゃんと試合の流れが分かります。



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▲こんな感じでピッチがはっきり観えます


試合も、攻守にメリハリがついていて、まさに一進一退といった様子。
そして開始18分。

ジュニーニョのゴール!!


「ジュニゴール オーオオオージュニゴール オーオオオー!!!」


突然、周りから湧きおこる歓声とタオル。


後ろの華族の方が、僕たちに、

「タオル、タオル!」


とタオルを振り回すことを促します。


僕は首に巻いていたタオルを外し、振り回す。
グッズショップに行った時、買っといてよかった……。


試合はその直後、広島の森脇が2枚目のイエローカードで退場してしまい、広島は数的不利な状況に。

それでも、広島はその機動力で1人の抜けをカバーするどころか、積極的に攻撃に出るのでした。
何度もひやっとする場面がありましたが、前半はジュニーニョの1点を守り切り、1-0で折り返したのでした。



ハーフタイムに、僕は、トイレと一服頂きに席を離れたのですが…


コンコースの混み方が半端じゃない。


この日はおよそ19000人の観客が入っていましたが…
一応、スタジアムの収容人数は25000人のはず。


とにかく身動きがとれないほど、人があふれていて…
Yさんがスタジアムの改修について切実に語っていたことを思い出したのでした。
これは確かに子供や、ハンディキャップを持った人はたまらないだろうな…と。


そんなことを考えながら、席に戻ると、チャラ男さんがいつになく真剣な表情で僕を出迎えました。


ひ「どうかしたんですか…?」

そう聞くと、チャラ男さんは僕に耳うちをするようにこう言いました。

チ「お前がトイレに行っている間に華族の人が来て、全然声が出てねえって怒られた。やべえよ、後半…ちゃんとやんねえと」




ええええ。




前半、僕たちは、自分たちなりにちゃんと声を出したはず
力いっぱい跳ねたし、難しいリズムのチャントもなんとか歌っていたのに…

それでもまだまだだと……



厳しいぜ…。



これは後半気合いを入れなければ……


と考えているうちに、後半がスタートしました。


後半は61分の鄭大世のゴールから一気にたたみかけるような展開に。

結果…


61分 鄭大世

70分 田坂祐介

74分 レナチーニョ

85分 中村憲剛

86分 登里享平

89分 ジュニーニョ


の6得点。
前半のジュニーニョの1点を加えて、7得点という快勝。


これだけ点をとられると、楽しい…というより疲れる。



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得点時のゴール裏の状況をハイライトでどうぞ。




61分 鄭大世

オオオ、行け!!テセ、テセ、
テ、オオオオオ!

ひ(タオル、タオル!!)

テーセ、ゲットゴール! テーセー オオオオー!!!!

オーオオオー ラブ川崎 俺たちと共に行こうぜ
オーオオオー ラブ川崎 ララーララーラーララララー
俺たちの想いは 誰よりも熱く 蒼黒に光る星とともに
フットボールトゥギャーダー 川崎!!



70分 田坂祐介

オオオオ!!!
誰?誰?
田坂?
田坂ーーー!!


ひ(ま、またか、タオル、タオル)


オーオーオーオオ オーオオーオオ オオオオー 
そーれたさか!
オーオーオーオオ オーオオーオオ オオオオー 
そーれたさか!
たーさかー たーさかー たーさかー
オイオイオイオイオイ!!

オーオオオー ラブ川崎 俺たちと共に行こうぜ
以下略。


74分 レナチーニョ
キター!!!
レナチーニョー!!!!

ひ「おおおおお!!!」←楽しくなってきた


ヘーナヘーナヘナ レナチーニョ ラララー ラララー ララー ラララー
ヘーナヘーナヘナ レナチーニョ ラララー ラララー ララー ラララー


オーオオオー ラブ川崎 俺たちと共に行こうぜ
以下略。




85分 中村憲剛、86分 登里享平

ノボリ、ノボリ!!!、わっ
ウオオオオオオ!!
憲剛ォォォォォ!!!


ひ「うおおおおおお」←絶頂


オーナカムラー ケンゴーナカムラー オーナカムラー

オーオオオー ラブ川崎 俺たちと共に行こうぜ
オーオオオー ラブ川崎 ララーララーラーララララー
俺たちの想いは 誰よりも熱く 蒼黒に光る星とともに
フットボールトゥギャーダー 川崎!!
フローンターレ!フローンターレ!!
フローンワアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!


オーオーオーオオ オーオオーオオ オオオオー 
そーれノボリ!
オーオーオーオオ オーオオーオオ オオオオー 
そーれノボリ!
ノーボリー ノーボリー ノーボリー
オイオイオイオイオイ!!

さらにこの直後。


89分 ジュニーニョ

ジュニーニョ、ジュニーニョ!!
ワアアアアアアアアアアア!!!!

ひ「な、何回目だ……!」

ジュニゴール オーオオオージュニゴール オーオオオー!!!

オーオオオー ラブ川崎 俺たちと共に行こうぜ
オーオオオー ラブ川崎 ララーララーラーララララー
俺たちの想いは 誰よりも熱く 蒼黒に光る星とともに
フットボールトゥギャーダー 川崎!!
フローンターレ!フローンターレ!!



………


というわけで
もう嫌というほど、グリーンディのバスケットケースが元になった歌を歌い、タオルを回し、得点者の名前を叫んだのでした…。

7-0という快勝に終わり……
歓喜に沸く中、選手のインタビューに移ります…。




選手のインタビューの後は…
例の関塚監督の誕生日のお祝い…。

僕たちもその様子をひとめ見ようと、最前列まで降りて行きました。



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▲プレスにもみくちゃにされる関塚監督

サポーターからは
「プレス、座れよ!!」
「観えねーんだよ!座れ!!」
という怒号が。


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▲送られた花束を持つ監督


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▲後ろでなにやら怪しい動きを見せる選手たち。






………直後。








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▲パイ投げの要領で選手からシェービングクリームを投げつけられる。


場内は爆笑に包まれました。




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▲クリームまみれのまま、サポーターに挨拶する関塚監督
こんな姿になりながらも「本当にありがとう!!」と言っていました。



7-0という快勝
関塚監督への誕生日祝いの成功。

全てが上手くいった一日でした。


この監督への誕生祝いの成功の陰には、フロンターレ広報のKさんの尽力があったそうです…。


この後、選手たちの出待ちを行い、選手を見送り、長い長い一日の全てのスケジュールが終わったのでした。
確か21時前だったかと思います。


全ての後片付けがすみ、この日最後の華族のミーティングに参加。
非常に楽しく、勉強になった旨を華族のメンバーに伝え、終了したのでした。


Yさん「11月3日はナビスコの決勝!!集合は2日の夜12時!!朝まで飲むぞ!!
なんと、セガのお二人も来てくれるということです!!


ええええ!!!
聞いてませんし
言ってません!!!!


最後に、Yさん。
僕がユニフォームを買ったのを気に行ってくださり、試合後、広報のKさんに、このユニフォームに選手のサインを入れてくれるように頼んでくれたのでした。


Kさん「いいですよ。だれのがいいですか?」

ひ「え……憲剛……それから…テセ…ひとりだけですか??」

Yさん「いいじゃん、みんなにもらってきてよ!せっかくユニフォーム買ってくれたんだからさ」

Kさん「じゃあできるだけ、みんなのサインをもらってくるようにしよう。いったんこっちで預かって、また後日送らせていただく、ということでよろしいですか?」


というわけで…

なんと……。

フロンターレのほとんどの選手のサインが入ったユニフォームを手に入れたのでした…!!


このあと…Aさんにもあいさつ。


チひ「今日は本当にお世話になりました!!」

Aさん「お疲れさま…あ!!これ、持って帰ってよ!!」

と取り出したのは…
ブロッコリーとグレープフルーツ。

ひ「な、なんですか…これは」

Aさん「ドールランドで余ってね。遠慮なく持って帰って。で、またなんかあったら連絡ちょうだい。いろいろみてもらいところとかまだまだあるから!」


ということで、ブロッコリーとグレープフルーツをもらい、スタジアムを後にしたのでした。

華族の方々は、僕たちが乗るバスの心配までしてくれて、最後まで見送りに来てくれました。





川崎フロンターレ編、これにて終了です。



次回は総括編です。



あ、最後に。



後日、Kさんから会社に届いた、ユニフォームです。


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宝物です!本当にありがとうございました。


posted by ひさお |17:46 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年11月26日

濃密!!川崎フロンターレ編 その7

こんにちわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3
濃密!!川崎フロンターレ編 その4
濃密!!川崎フロンターレ編 その5
濃密!!川崎フロンターレ編 その6


では続きです。


さて。
ドールランドのイベントを一通り見終えた僕たちは、またスタジアムへと戻っていきます。
が、そこにはすでに大勢の人が……!

その人たちの間を潜り抜け、スタジアム内に入りました。

まずは「みんなのチラ裏」という華族さんが発行している応援歌や華族メンバーが執筆するコラムなんかが印刷されているビラを配ります。
ホームAゾーン周辺のコンコースで配布。

「フロンターレ応援歌の歌詞カードでーす!」
「歌詞カードはいかがですかー?」

と、みんなで呼び掛けを行い、配ります。
僕たちもこれに参加。

最初は、なんか恥ずかしくてモジモジしてましたが、他のメンバーの真似をしながら

ひ「フロンターレ応援歌の歌詞カードでーす!」
ひ「歌詞カードはいかがですかー?」

と声を張り上げていくうちに、だんだん面白くなってきました。
チラシをもらっていくほとんどの人たちが
「ありがとう」
「御苦労さま」
とかって声をかけてくれるのも単純にうれしい。
また、子供も多く、キッズ用ユニフォームを着た小さい子が、恥ずかしそうに
「いちまいください」
なんて言ってくるのもとてもかわいかったのです。


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▲チラシを配るチャラ男さん


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▲同じく僕


束にして持っていたチラシはすぐになくなるので、何度も補充し、

ひ「フロンターレ応援歌の歌詞カード、無料でお配りしています!」
と繰り返す。

しばらく、これを続けていたんですが…

気がつくと、チャラ男さんの姿がない。


でも僕はチラシ配りに夢中になっていたので、チャラ男さんも、どこかでチラシ配りを頑張っているのだろうと特に気にしていませんでしたが一緒にドールランドを回ったドラムの方が僕のほうに来て、こうささやきました。

「ねえ、君の友達、サボってたよ(笑)」




なにー!!




まったく、あの人は……。




きっと、またふっとあらわれて「いや、超配ったよ」とか言うに違いない…。




と思いながら、チラシ配りをしていると…






やはりどこからともなくチャラ男さんが登場









チ「いやー、超配ったよ」










案の定すぎる!!











予定通りすぎて、言葉を発せない僕。



チ「お前、まだ配ってたのかよ」
ひ「いや、ちょっと楽しくなってきたので…」


っていうか、ひと束配ったら終わりだと思っていませんか?!
僕は冷静を装いながらも、ふつふつと殺意が湧いてくるのが分かりました。


チラシ配りをしばらくやっていると、華族のビッグフラッグの担当者の方に呼ばれました。
いよいよビッグフラッグ掲示の準備に入ります。


ビッグフラッグはバックスタンドのアウェイよりの客席下の空間に保管されてあり、ビッグフラッグ掲示のために集まった多くのサポーターの方々がいらっしゃいました。


僕たち二人はあらかじめ決められた場所につき、これをバックスタンドに運びだします。


マリノスの時とは逆で、下から上へと上げていくパターンでした。
選手入場までの間、バックスタンド一番前に旗と共に座って待機。
メンバー紹介が終了し、いよいよ選手の入場、というタイミングに合わせて、ゆっくりとビッグフラッグを掲げていきます。


ビッグフラッグを掲示した後は、すぐさま、ゴール裏へダッシュ。
僕たちの場所を確保していただいておりました。
場所はホームAゾーン1階の一番奥。コンコースよりです。


応援団の真正面とかでもなく、また、等々力の応援席は、もろゴール裏というわけではなく、やや斜めになっているので
試合がとても見やすい!!


これは素晴らしい席だ!と喜んでいた二人ですが…


この席を確保してくれていた華族のメンバーの方がずっと僕らの後ろにぴったりマーク。

試合が始まる前まではものすごく穏やかだったのですが…



試合開始と同時に豹変。



「オラ!お前らも声出せ!!」



と言わんばかりの大声でチャントを歌う。


後ろからのプレッシャーに、やはりいつも通り、跳ねる、声出す、をしっかりとやらされたのでした。


途中から気付いたのですが、この方、とうぜん僕たちの監視とかではなく前のほうの応援団がフォローできない、後ろの客にも、チャントのリズムとかが狂わないように、後方の客の応援の指揮を執っているように思えました。


印象に残ったのは、試合開始直前に歌われたこの歌。

「好きです かわさき 愛の街」


この歌の歌詞がスタジアムのビジョンに映し出され、全員熱唱。
川崎市民の歌ということですが…。
これが、聴いていると、良い歌なんですよね…。
というわけで歌詞を載せておきます

1
多摩川の 明ける空から   きこえる やさしい鳥の歌
ほほえみは 光のシャワー   さわやかに こころ洗うよ
新しい 朝は生まれて   人びとの 軽い足どり
好きです 陽差し(ひざし)の 似合う街
好きです かわさき 愛の街

2
よろこびを 語る広場に   きこえる やさしい花の歌
そよかぜは 緑のリボン   あざやかに こころ飾るよ
新しい 愛は生まれて   わかち合う 胸のときめき
好きです みんなで 生きる街
好きです かわさき 愛の街

3
街並の つづく窓から   きこえる やさしい愛の歌
まごころは 希望のリズム   いきいきと こころ弾むよ
新しい 時代(とき)は生まれて   つなぐ手に 明日(あす)を夢みる
好きです 幸せ 灯す街
好きです かわさき 愛の街


…と、ちょっとネットで調べていたら、面白いものを発見しました。
新幹線の車内で川崎市民の歌を歌うA氏

Aさん……
もはや名前をイニシャルにしてる意味ない。



良いですね。この歌の終わりに入る、「フローンターレ!!」の合唱には鳥肌が立ちます。
おそらく、各自治体で歌とかって作っていたりするんでしょうけど、こんなに脚光を浴びることなんてなかなかないでしょう。
多くの市民がこの歌を歌えるのであれば、本当に市民の歌といえるでしょうね。

ちなみにこの歌ゴミ収集車から流れる曲としても認識されているようですね…。



といったところで、今日はこのあたりで。

次回は、あの劇的な試合と、ずっと準備を進めていた関塚監督への誕生日サプライズについて。
果たして上手くいったのでしょうか……??


つづく


posted by ひさお |15:50 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年11月25日

濃密!!川崎フロンターレ編 その6

こんばんわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3
濃密!!川崎フロンターレ編 その4
濃密!!川崎フロンターレ編 その5


では続きです。



ダンマク入れの手伝い、ということで…
スタジアムへ。

7番ゲート前にて開場まで少しの間待つ。

そういえば前日から寝ていない僕たちは、寒さに体力を徐々に削られていました。

チャラ男さんはあまりの疲労と寒さに立ったまま寝る始末。
そのまま寝ては死んでしまいそうなので、華族の方がジャンパーを貸してくださいました。


開場後は、朝、あらかじめ入れておいたダンマクを広げて、ダンマク張り。
そろそろこの作業にも慣れてきた僕たち…。


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▲大きいダンマクを広げているところ


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▲みるみるうちにダンマクがスタジアムを飾っていきます


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ダンマクを一通り張り終えた後、華族のメンバーに、ビッグフラッグの掲示と「みんなのチラ裏」という華族が発行している応援歌などが書かれたビラを配ることをお願いされました。


そこへYさん


Yさん「セガの2人を含めた5、6人くらいで、ドールマンのサクラに行ってよ!」





なんですか?ドールマンって。






ひ「いや、いいんですけど、ビッグフラッグの準備とかビラ配りとかもお願いされたんですが…」


Yさん「いいよ、いいよ、やんなくて。そんなの他のクラブでもやったでしょ。どこでもやってることは別に体験しなくてもいいよ。それより、ドールマン、ドールマン!


というわけで召集された6人のメンバー
僕とチャラ男さんと、典明さん、それから、Tさん(仮名)、ドラム担当の方、そしてコールリーダー。

この6人でドールランドへ……。

Yさん「ほら、急いで、急いで☆」

なにやら一人はしゃいでいるYさん。


召集を受けた華族メンバーは嫌々感をすごい出している…。


Yさん「ドールマンの格好して、みんなで写真撮ってもらうから!面白く映ってよ!セガと華族の名に懸けて!



だからドールマンってなに!










…っていう疑問はフロンパークについたとたんすぐに吹き飛びました。





















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▲こういうことでした…。

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▲香取 慎吾さんがやっていたアレです




しかしこのドールランド、こんなサクラなんか必要ないほどの大盛況!!

ドールマンは人気なかったですが…。

そしてこのときには、雨もやんで若干の晴れ間ものぞいていました。
子供がいっぱいいました。



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▲ちょっと分かりにくいですが…ドールランドの様子。


写真を撮った後、またYさんが近寄ってきました。

Yさん「なかなか良くとれたじゃん!じゃあ次!えっまだあるんですか。


Yさん「バナナフリーキックコーナーで思いっきりシュートしてきちゃって!」

と、次に行かされた場所には、なにやら、サッカーゴールの前に巨大なバナナが刺さっていました。

これ、TBS「S★1スーパーサッカー」とのコラボ企画だそうです。

このゲームのルールを説明しますと

ボールを2球蹴ることができ、ゴールに入った数に応じて豪華景品(バナナケースやバナナそのもの)が当たるという企画。
ただし、ゴールの前にはとてつもなく巨大なバナナがそびえたつため、軽く、回転をかけてシュートを打たないと、ゴールできないという仕掛け。


これが、長蛇の列。


しかもお客さんはほぼ全員子供。

その中に

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こんな人たちが……。


Yさん「んじゃ、みんな、がんばってね。俺は輪投げしてくる♪」


そう言ってYさんは一人、輪投げのアトラクションのほうに一人で並んで行くのでした。


並ぶこと30分…


ようやく我々の番。
痛いくらいの子供の視線の前で、全員大人げなく、マジシュートを決める。



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なかでも一際マジだったのが…


チャラ男さん……。


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2球とも外していましたが。


僕はというと、バナナの上を狙ったループシュートを放ったのですが、2球ともバナナの壁に阻まれました…。


ドールランドでひとしきり遊んだ後は、ドールランド周辺に出ている屋台を物色。



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▲川崎とんとこ飴。川崎大師のお土産らしいです。



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▲春日山部屋のちゃんこ

川崎に部屋を置く、春日山部屋とフロンターレとは協力関係にあるようです。
これについても、Yさんたちが尽力したとか…。
華族のみなさんで両国に、春日山部屋の力士を応援しに行ったりもするようです。


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▲いただきました。ちょっと薄味。具がいっぱい。中にはうどんが入っています。寒かったので助かった…。


このイベントからは、ただフロンターレが盛り上がればよい、というのではなく、フロンターレをきっかけにして、地域を盛り上げよう!ということが良くあらわれていたように思えます。


僕も、今回のサカつくの、プロモーションに「露店誘致」や「ご当地PR」というものを考えて入れ込みましたが、実際にそういうイベントを目の当たりにしたのは初めてでした。
そして、この経験を通して、「露店誘致」や「ご当地PR」というプロモーションの存在は決して間違いではなかったな、と実感したのでした。


といったところで…今回はこのあたりで。

次回はいよいよ試合に入っていきます…。


つづく


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2009年11月24日

濃密!!川崎フロンターレ編 その5

こんばんわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3
濃密!!川崎フロンターレ編 その4


では続きです。

前回、フロンターレ広報のAさんに馬車馬のように働かされた僕たち2人…。

そのDoleランドのお手伝いの後、華族のメンバーの方の案内でグッズショップ「AZZURRO NERO」へ行きました。
「AZZURRO NERO」とは、イタリア語でという意味。
フロンターレカラーのことですね。

「AZZURRO NERO」はスタジアムと武蔵小杉の駅の間にあり、スタジアムからは歩いて10分弱程度。
僕たちが到着したときにはお店は開いていませんでしたが、雨の中にもかかわらず、すでに何組か待っていました。

開店後、僕はレプリカユニフォームを買い、チャラ男さんはTシャツを買っていました。
お店には

「知彼知己者百戦不殆」

と書かれたタオルも置いておりました。


孫子!!

とすぐさま食いついた歴史ヲタの僕ですが、これ、今年のACLに向けて作られたフロンターレのスローガンなのだそうです。
「彼を知り己を知れば、百戦して殆(あやう)からず」
孫子の謀攻編の一節ですね。

敵の状況を把握し、また自らの状況をもよくわかっていれば、どんなに戦をしても負けることはない、といった意味で
それは、戦争でもサッカーでも、勝負の世界では変わらないことなのでしょうね…。

というわけでこのタオルも購入しました。


チャラ男さんもようやく、服を着込むことができ、やや満足した様子で、スタジアムへと戻りました。


スタジアムに戻ると、Yさんと合流。

ついに川崎魂を注入されるべく、スタジアム近くにあるサイゼリアへと導かれていくのでした…。



サイゼリアは、フロンターレのユニフォームや、Tシャツを着たお客さんでいっぱいでした。
我々もその一角に陣取ります。


Yさん「これまでのところ…どう?」

Yさんはまず、午前中の活動について感想を促してきました。

ひ「驚いているのは…なんか、フロントの方との距離感、ですかね…なんか、距離が近い、というか…」

チ「超疲れましたよ!超寒いし、バナナ超下ろさせられるし!」

Yさん「ははは!…いやあAさん、人使い荒いでしょ!
……サポーターとフロントとの距離…。たとえばフロンターレって、イベントをフロントだけが考えるんじゃなく、企画の段階から俺らと連絡を取り合って組み立てているんだよね。さっきのAさんとかとも、いつもケータイで連絡取り合ってるしね」

チひ「そうなんですか…!」

Yさん「今日のDoleランドのイベントだってそうだよ。
もともとは、この近くに、なんかでっかい工場みたいなのがあってさ。
何かと思って見てみたらDoleの工場なわけ。でさ、こんなとこにDoleがあるんなら、フロンターレに何か協力してもらえないかって考えたんだよね」

ひ「なるほど…」

Y「で、協力をお願いします!ってプレゼンしにDoleに行ったんだよ」

なんという行動力!思い立ったことをすぐさま行動に移す…。仕事の上でもタメになりそうな話でした。


Y「そしたら、向こうにも興味を持ってもらって。バナナぐらいならいくらでも出しますよ、と(笑)
で、結局スペシャルサプライヤー契約って形で話がまとまって、『Doleバナナランド』っていうイベントもやろう、という話になって。
今日もだけどこれ、実は年二回やることになってて、一回目は4月にやったんだよね」

すごい!サポーターからの立案で、スポンサーをとってくるなんて……。

これもまさに、サポーターだけではできないことだろうし、フロントもサポーターを信頼していないとできないことだと思います。
お互いの信頼関係の深さが、この事例からも伝わってくるのでした。


そこから話は、スタジアムのことに移りました。


Yさん「等々力の競技場、どう思う?」

ひ「…どう…でしょう?」
チ「うーん…。ゴール裏とか屋根に覆われていて見やすそう…とは思いますけど…」

突然、スタジアムに意見を求められたのですが、特にこれといった感想を述べられない2人。
そこまでスタジアムを意識していない、んですよね、正直なところ。

Yさん「はっきり言って、最悪なんだよ。老朽化は進んでいて危ないし…」

チ「ずっと改修とかってしてないんですか?」

Yさん「前に、ヴェルディが使っていたときに急ピッチでの改修があったけど、その場しのぎ的にスタンドを足した感じだ。
場外の入場待ちスペースやコンコースはとても狭い。今日ぐらいの雨ならいいけど、もっと強い雨の時はしのげる場所が足りない、雨漏りだって起きている。
床や壁がひび割れて崩れたりもしている。
とにかく狭いコンコースなんかはいつも混雑しているから、何かあったときには大変なことになる。
こんなんじゃあ、危険すぎてみんな来てくれない。
特に、フロンターレはファミリー層の観客が多いんだけど、崩れそうなスタジアムに子供をつれてなんかこれないでしょ?」

ひ「そんな…状態なんですね…」

チ「いっそ、新しいスタジアムに移るとかって出来ないんすか」

Yさん「そういう意見はあったよ。でも、俺たちはそれには反対だ。
川崎市って形が縦長に細くなってるんだ。等々力がある中原区はそのちょうど真ん中にあるわけ。
川崎のどこに住んでいてもアクセスに偏りがない。こんな立地は絶対に手放しちゃいけない」

ひ「なるほど…」

Yさん「だから、この等々力の全面改修をするよう、いま自治体に要請しているところなんだ。
署名活動なんかも行っていて、いま、20万票以上が集まっている」

ひ「に、20万…」

Yさん「今朝、みんなが選挙だって言ってたのもそのため。全ては、等々力の改修を進めるためなんだ」

これは…!

と思いました。

どういうことかというと、今回のサカつくでは、スタジアムを建設するために、知事の許可が必要だったりしますが…
現実でも、ほとんど同じような状況になっていたのでした。

山田さんが、ゲーム内でスタジアム建設について、自治体とのやり取りを入れたい、と熱心に言っていた意味が実感として分かった瞬間でした。


そこから話は、再びフロントとサポーターの距離感の話に戻りました。

Yさん「どうして俺たちとフロントとが近しい関係を保っているかっていうと、どうしてもヴェルディとの関係に触れる必要がある」

ひ「ヴェルディ…?」

チ「昔、川崎でしたもんね、ヴェルディも」

チャラ男さんは実はヴェルディが好きだったりします。
それも今の……ではなく、昔の、黄金期のヴェルディですが。ちょうどまだヴェルディ川崎と名乗っていたころの

Yさん「そう。当時は、ヴェルディが川崎をホームタウンにしていた。
しかし、ヴェルディは川崎に根付いた、とは言い難いチームだった。
等々力がありながらも、重要な試合では、国立を使っていたし…地元を振興する、という意識はあまりなかった。
そして、等々力を改修したにもかかわらず、その後、川崎を捨てて東京へ行ってしまった。
川崎の人たちには、裏切られた、という気持ちが残った」

Yさんの表情が少し曇る

Yさん「だから、フロンターレは川崎に出来た後発のクラブとして、ヴェルディとは同じ轍は踏まない、ということが至上命題だった。
とにかく、クラブは地域密着を押し出した。
俺らも必死でアピールしたよ。試合前にはビラ配りをしたり…商店街に一軒一軒うかがって挨拶をして。
でも最初は、まだみんなヴェルディのことを引きずっていて、相手にしてくれなかった。
どうせまた、どこかに出ていくんでしょう。
というようなことも言われた。
それでも、毎日毎日、通っていくうちに、どうにか打ち解けてきて、応援してくれるようになったんだ。
そういう泥臭い活動をフロントも一緒になってやってきた。
だから俺たちはフロントを信用しているし、彼らも俺たちの意見を親身に聞いてくれている。


……

アツい…

なんというアツい人たちなんだろう…。

その場にいた華族のメンバーも、おそらく何十回、何百回と聞いたであろう、代表の話を、真剣な表情でうなずきながら聞き入っているでした。

最後にYさんは川崎についての思いを語ってくれました。

Yさん「川崎ってシンボルがなかった。隣を東京と横浜に囲まれて…。
プロ野球は横浜と東京にあって、サッカーはいまや神奈川県内に4クラブ、東京都内に2クラブがある…。
子供のころから、俺はこれがコンプレックスだった。
東京と、横浜に誇れるものがなかったのが、本当に嫌だった。
だから、フロンターレというクラブを、川崎のシンボルとして、東京や横浜に負けないものにしたい!という強い思いがある」


郷土に対する想いの強さに涙が出そうでした。
やはり、これこそがサポーターなのだ、と。


見事に川崎魂を注入された僕たちなのでした。


そんなこんなで13時頃まで時間を潰し、いよいよダンマク入れの時間が近づきてきました。
スタジアムに戻るのにはフロンパークを通ります。





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▲フロンパーク入り口にいつの間にかアーチが…


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▲フロンパーク内にはDoleランドを設営するAさんの姿も



Yさんから川崎魂を注入された僕は、さっきまで鬼のように思えたAさんを尊敬のまなざしで見つめるのでした…。



スタジアムの正面あたりまで戻ると、スーツ姿のフロントの方々…

Yさん「あ!ちょうどいいや、挨拶しとこう」

とYさんに紹介をしてもらう…

Yさん「メールしてたと思うけど、セガのお二人さん」

すると中から、背が高く、色の浅黒い男性が挨拶をしてきました。


??「フロンターレ広報のKです。」

名刺を頂戴し、こちらも名刺を渡す…
とかやっていると…


出てくるわ出てくるわ…


ものすごい勢いでフロンターレのフロントの方々が出てくる…

僕はそんなに名刺を交換する機会もないだろうと思っていたので、少なめに持って行っていた名刺がきれてしまいました。
そんなこんなをやっていると、いつの間にかAさんが戻ってきていました。

Aさん「なあ、監督に卵は無理だぜ」

おもむろにAさんはYさんに話しかけました。
監督の誕生日にブラジル式の卵と小麦粉をぶつけてお祝いしようという話についてでした。

この話を聞いたYさん…

突然、口調と表情が一変。



Yさん「なんでだよ!」


Aさん「急なんだよ。もっと前から言えよ」


Yさん「言ってたじゃんよ!前から」


Aさん「聞いてねえよ!いつも急じゃねえかよ。つか、昨日の夜だろ!いきなり電話で言いだしたじゃねえか!」


Yさん「言ってたよ!一ヵ月前から!


Aさん「とにかく、前に選手にやった時にユニフォームについたろ。
あれ、洗ってもにおいが落ちなくて大変だったんだよ。
ユニフォーム捨てる羽目になったんだぜ?」


Yさん「知るかよ、とにかくやるからな」


Aさん「だから無理だって。あれ、かなり怒られたんだから!」


Yさん「だから知るかって!こっちはもう卵も買ってんだよ!!


Aさん「無理なもんは無理だっつてんの。とにかく卵はダメ」


Yさん「じゃあ、べつのものならいいんだな」




突然始まった押し問答…。

たぶんAさんが言っていることのほうが正しいのだろう…

と思いながら茫然と見つめる僕たち二人。




結局この話は、卵と小麦粉はNG
代わりにシェービングクリームならオーケーかも…
という話に落ち着きました。


Yさん「典明さん!シェービングクリーム買ってきて!」
典明さん「ええっ、またかよ」

ということで典明さんが再びシェービングクリームの買い出しに行くことになったのでした…。


今回はここまで。


この次は、ダンマクを入れて…なぜかドールランドのイベントに参加させられるのですが……


つづく。




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2009年11月20日

濃密!!川崎フロンターレ編 その4

こんばんわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2
濃密!!川崎フロンターレ編 その3



では続きです。



Yさんの車に乗せてもらい、武蔵小杉駅に朝食と、チャラ男さんの服探しに行くことになった二人。


典明さんらと朝食をとり、駅構内のユニクロを覗く…。
しかし当然まだ開いているはずもなく……
後でオフィシャルのグッズショップに案内してもらうということで、そこで服を買うのは諦めました。


そこから、今度はタクシーで等々力競技場へ。
9時をちょっと過ぎたところで、フロンパークに到着したのでした。

フロンパークはその名の通り、小さな公園です。
フロンターレの試合があるときはここがイベント会場になるようでした。

僕たちがそこに着いたときには、すでにテントなんかが貼ってあって、フロントの方が作業をしているようでした。


ここで、典明さんより、フロンターレ広報のAさんを紹介されました。
この方が、今回のイベントの仕切りをしているようでした。


フロントの方が登場するのは、事前にYさんから聞かされていたのですが、これはいままでの体験ではない展開。

このときの僕は、クラブの「フロント」という存在と「サポーター」という存在は、そこまで絡まないものだという認識があったので
この展開は意外でした…。

フロントの方、と聞いて、堅い方々なのか、と想像していたのですが、登場したAさんは…

Aさん「お~、今日はよろしく。早速やってもらいたいことがいろいろあんだけど……っつーかさみーよ今日!短パンで来ちまったよ!」

車から降りるなり、そう言いながら、フロンターレジャンパーに短パンという姿で登場。


なんだなんだ。この感じは。

下手なサポーターより威圧感がある…


Aさん「とりあえずさあ、荷物、そこの入り口まで運んで」


いきなり!


名刺交換くらいはあるだろうと構えていた僕たちはいきなり荷物運びを命じられる…。

言われるがまま、車に乗せられた荷物をスタジアムの入り口(メインスタンド側1階の関係者しか入れないところ)に運ぶ。

そういえば、僕、スタジアムの配置を勘違いしていまして、コメントでご指摘を頂いておりましたので、僕たちが等々力に到着してからの流れを図でおさらいしておきます。


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▲到着~サポーターの行列に出会うまで



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▲華族さんとの出会いまで。



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▲いまここ


ドールランドの設営、については、雨でフロンパークのコンディションが思わしくなく
ひとまず見送り。

そこでAさん
Aさん「どうしようかなー。聞いたところによると、君らなんでもやってくれるらしいじゃん」


なんでも…ってどういうことでしょうか…。

Yさんはどういう説明を…

そもそも僕たちはサポーターの活動を体験しに来たのであって…
フロントの仕事を体験しに来たわけでは…

しかし、この方のこの感じ…有無を言わせない感じだ。

ひ「は、はい。なんでもやらせていただきます。」
こう答えざるを得ませんでした。

Aさん「じゃあさ、ドールランドはまだ出来るかわかんねーから、会場内のポスター貼りをお願いしていい?」

といって、スタジアムの中に入っていくのでした。
完全に関係者しか入れない雰囲気のところなので、戸惑っていると

Aさん「なにやってんの?はやく、入って」

と、まさかのプチスタジアムツアーみたく、スタジアム内部に潜入したのでした。




玄関にはマンチェスター・ユナイテッドとバルセロナの選手のサイン入りユニフォームが……!

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▲ユナイテッドのサイン入りユニフォーム


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▲一階からのスジアムの眺め。この視点で試合を観れたら凄い迫力でしょうね…


さて、スタジアム内の会議室のようなところに通された僕たち…。
ひ「すげー。スタジアムの中に入れるなんて…」
典明さん「フロントに呼び出されて怒られたとき以来だな」



………なにをやったんですか…



この日、スタジアム内に貼るポスターについて、Aさんが説明をしてくれました。
基本的には、これから、準備する、ドールランドのイベント告知
それから、1週間後に控えるFC東京とのナビスコ杯決勝で使用する「青覇(せいは)テープ」という青い紙テープの販売告知


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▲青覇テープポスター

これらを、スタジアム内を回って貼り替えるのでした。



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▲ポスター貼り替えの方法を説明してくれるAさん

柱にポスター掲示用の額が設置されていて、そこにポスターを入れていく、という作業。


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▲まずこのように、テープを体にぐるぐる巻きつける



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▲ポスターにテープを貼る




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▲設置


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▲設置…


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▲設置……


僕たちだけじゃなく、典明さんをはじめ、寡黙なカメラマンさん、若手華族メンバーのみなさんも手伝う

典明さん「いや、こんなことしたの初めてだよ。でも、面白いね!」

典明さんノリノリ。


いつもはサポーターの活動ばかりを追ってきたので分からなかったけど、フロントの方々もこんな、地道な作業を定期的に行なっているんですね……。


このポスター貼り、スタジアム一周して行なうのですが、ゴール裏に差し掛かったとき、こんな立て看板が目に入りました。


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なんと。

ゴール裏は立ち見席というオフィシャルルール

他のクラブでも、雰囲気的に座れない空気はありますが…(というか座っていたらどんな目にあうか…)

しかしわざわざ、このように立ち見を指定しているのも珍しいのではないでしょうか。

普通なら、サポーター側が立って応援する、というルールを作り、ゴール裏をそういう雰囲気にするのでしょうが、オフィシャルなルールとしているところってきっと珍しいと思います。
少なくとも、マリノスのニッサンスタジアム、東京の味スタではみかけませんでした。



Aさんの感じからいっても、これはフロントもゴリゴリな人たちの集まりなのでは…?

と応援に対する恐れがふつふつと沸いてきたのでした…。

そんなわけで、この立て看板はちょっと印象的でした。




さて。
そんなこんなでポスター貼りは終了。
みんなでまた、さっきの会議室に戻ってみると……

なんだかスーツを着た方々が大勢…
来客のようでした。

後で聞いたところ、この方々はセレッソ大阪のフロントの方々だったようで、どうやらフロンターレの運営手法やら活動について聞きに来られたようでした。

こういった、他のクラブからの来客は絶えないようで、フロンターレはクラブとしての、ひとつのモデルケースとなっているようでした。
それは、サポーターと、クラブとの距離の近さ、良好な関係についても言えるのだと思います(まだ、このときの僕にはピンとはきていませんでしたが)。


Aさん「土のぬかるみは大丈夫そうだ。じゃあ今度は、ドールランドの設営手伝って」

フロンパークの様子を確かめてきたAさんは、僕たちにそう言い残し

Aさん「俺ちょっと来客の対応があるからさ、あとはよろしく!」

と、消えてしまいました。


僕たちは、何がなんだか、わからないまま、フロンパークへ。

そこにはトラックと大量のバナナが。


鬼の荷降ろしがはじまりました。


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▲フロント、サポーター力を合わせ、荷降ろし。


これが…

……

思いのほかキツイ。



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▲大量のバナナをおろす

ちなみにこの中身はバナナだけじゃなく、パイナップルとかもありました。
もちろん、すべてDoleさんより提供。
ドールランドで売るのだそうです。

ひとしきり荷降ろしをして…


もう、ないだろうと思って振り返ると…







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まだあった☆




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ちょっと…どんだけですか…と愚痴りつつも…
これも、テントの中に降ろす…。

「人使い荒いフロントだよね」
と、華族のみなさん。

それは全く同意なのですが…

彼らは笑顔でした。



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▲フロンターレ印のDoleバナナ


これで、全部。
なんとか運び終えました。

ひとまず、作業は終了。
この時点で11時前くらいだったかと思います。
まだ午前中…。

このときは

こんなのフロントのお手伝いじゃないか!

サポーターの活動と関係ないじゃん!


と憤慨しそうだったのですが…


僕たちはフロンターレのフロントとサポーターのつながりというものを全く分かっていなかったのです。


この後、僕たちはフロンターレのグッズショップである「AZZURRO NERO」に行くことになるのですが…

このとき合流したYさんから次のように言われました…


「アズネロから帰ったら、君らに川崎魂を注入するんでよろしく」


な…、なんですか…?川崎魂って…!!


この後、Yさんから「川崎魂」を注入されることで、フロンターレ独特のフロントとサポーターの繋がりというものを理解するのですが…

それはまた次回にでも。


つづく。


posted by ひさお |22:12 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年11月19日

濃密!!川崎フロンターレ編 その3

1日更新が滞ってしまいました。申し訳ございません…。

こんばんわ。ひさおです。


まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1
濃密!!川崎フロンターレ編 その2


では続きです。


さて。
ひとまず、いつものようにダンマク入れを手伝う僕たち。
スタジアムに、ダンマクを保管している倉庫みたいなところから、華族のみなさんが、せっせとスタジアム内に運びいれています。


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▲ひとまず、ゴール裏付近のみダンマクを貼る。


ダンマクだけではなく、ドラムとか、旗とか…諸々のサポーターグッズも運び入れます。

さて。
一度、準備を手伝いだすと、それまで怖かった、短髪茶髪ジャージの方もどんどん優しくなってきました。

その方は他の華族のメンバーからは、『典明さん』と呼ばれていました。
本名なのかと思いきや、加納典明に似ているから、『典明さん』だと…

確かに…。もの凄く似ている…。


しかし何がアツイって…


この方の本名は誰も知らない、ということ。


とにかくこの典明さん。

最初の印象とは全く異なり、実はもの凄く面倒見の良い方なのでした。
とてもとてもお世話になりました。

一度内側に入り込めば、もの凄く人情に溢れる…という感じが、やはり任侠の世界っぽくてシビレますね…。
名前がコードネームなところとか特に


サポーターのスタンスってクラブごとに違うけど、こういう部分はどのクラブのサポーター団体も一緒のような気がします。


さて。
この日はなにやら、彼らには秘められた企画があるようでした。

典明さん「明日(10月26日)は関塚監督の誕生日なんだよ。だから、今日は勝って、関さんにお祝いしてあげたいんだ」

ということで、特別な横断幕を華族のみなさんでつくり始めたのでした。


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▲横断幕にスプレーで文字を書く典明さん


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▲で、完成。「勝」日おめでとう!関さん


典明さん「これ、今日勝てなきゃ意味ないから。負けたら出さないから」


というわけで、この日勝利できれば、この横断幕を掲げる予定だということでした。
さらにこの企画はそれだけでは終わりません。

卵と小麦粉を用意して……なんとそれを、勝利のインタビューでお立ち台に上った監督にぶつける、というのです。


なんと無礼な!!

そ、そんなこと許されるのか…



というかその時、僕はその儀式が何を意味するのか知らなかったのですが、どうやらブラジル式の誕生日のお祝いの儀式なようですね。


とはいえ…そんなこと普通は許されないと思うんですけど……。
と、他のメンバーの方にも聞きましたが


「大丈夫。前、選手にもやったから」

な、なんと……。

や…やはりこの応援団は危険なんじゃあ……


そんなこんなで、階下を見ると…


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▲なにやら、サポーターの方々が席とりのようなことを…


なんぞこれ。


ということで華族の方に聞いてみると、どうやら、等々力では、朝7:00から席とりのためのクジ引きがあって、クジで引いた番号のところにこうしてシートとかで印をつけて、みなさん一旦家に戻り、開場を待つのだということです。

いわく
「あれ?マリノスとか、東京とかってやらなかった?やってると思うけどなあ。君らは体験しなかっただけで」

そうなのかしら。
実は僕たちが行く前に同じようなことをやっていらしたのでしょうか…?
このあたり、詳しいことはちょっとわからないです。

まあしかし、これで、6:30集合ということに納得しました。それで華族以外にもあんなにサポーターがいたわけですね。
僕たちは遅刻したので、そのくじ引きには立ち会えませんでしたが…。

そうこうしているうちに、代表のYさんが到着。




どんな感じかと思ったら…









なにやらカッコ良い感じのお兄さん…的な方でした。


なんとなく、ですが…
今回のサカつくのサポーターリーダー藤崎大和みたいです。
いや、似てはいないけど、なんとなく。こんな感じ。


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▲なんとなく、ですよ。なんとなく。


ここで初めて、華族のみなさんに僕たち二人のことが説明されました。

とりあえずくじ引きも終わり、これから昼の開場までの間は実は特に何もない…らしい。




基本的には。




ところが、当然僕たちがこのままおとなしく解放されるはずがありません。

このとき、7時40分くらい

Yさん「で、とりあえず、しばらく何もないんだけど、9時からセガの二人にはちょっと手伝って欲しいことがあるんだ」


やっぱりきた。


ひ「なんでしょう?」

Yさん「今日、実はドールランドっていうイベントがあって、その準備をしてもらおうと思っているんだよね。フロントには話とおしてあるから9時にフロンパーク集合でお願いできるかな」


いろいろとよく分からない単語が。

ドールランド?
フロンパーク?


ドールランドについては、また後々詳しく触れますが、ひょんなことからフロンターレのスペシャルサプライヤー契約を結んだ株式会社Doleとのコラボ企画で、Doleの主力商品であるバナナを前面に押し出した企画のようです。具体的に何をするのかはこのときはまだ不明。

で、フロンパークというのが、競技場の前にある、広場で、フロンターレのイベントスペースのようになっているのでした。


ひ「…よく分からないけど、参加させていただきます」

…と、チャラ男さんを見ると…

チ「…ていうか寒い。どこでもいいからあったかいとこ行きてえよ…」

と言うチャラ男さんは、顔は真っ白で、唇は紫色になって震えていました。

確かに、凄く冷えた日なのですが…でもそこまででもないと思うのですが…

チ「俺、この下、タンクトップしか着てねえもん…」

なんとチャラ男さんはタンクトップにスウェット一枚を羽織っただけという、格好で来ていたのでした。

そりゃ寒いわ。


これには、華族の方も見かねて、
典明さん「じゃあ、朝ごはんでも食べがてら小杉(武蔵小杉駅)まで服買いに行こう。あそこ、ユニクロあるから」

'Yさん「俺、駅まで車で乗せてくから、セガさんの服と、ご飯は典明さん任せるよ。案内してあげて。俺はその足で、選挙行くから」




選挙??




Yさん「そうそう、今日は川崎市長選なんだ。だから、みんなこの間に、選挙に行くんだよ。典明さんは都民だから選挙権ないんだよね」

典明さん「うん。俺、都民だから選挙権ない。だからみんなが選挙行ってる間は君らを案内させてもらうよ」


驚いたことに、華族のうちの、選挙権がある人たちは、こぞって


「選挙!選挙!」
と、一斉に選挙に向かっていくのでした。

いや、もちろん、選挙に行くのは選挙権を持っているものとして当然なのですが…

この時は

選挙権持っている人たちの鏡だな~

なんていう風にしか思えず、ことさら、「選挙」だと盛り上がっている光景にちょっと違和感を覚えたのでした。

しかし僕たちはフロンターレサポーターがこの選挙にかける想いというものをこのときは全く知らなかったのです。
この選挙に対する想いが明らかになるのは、まだ後のこと…。


次回は、スタジアムの内部に潜入します!
つづく…


posted by ひさお |20:06 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(11) | トラックバック(0)
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2009年11月17日

濃密!!川崎フロンターレ編 その2

こんばんわ。ひさおです。

フロンターレ編の続きです。

まずは、過去記事。

濃密!!川崎フロンターレ編 その1

では続きをどうぞ。



朝6:30等々力競技場集合…ということで、まずは電車を調べてみました。

まあ、始発くらいの電車で行くことになるだろうと思っていたのですが…


なんと
始発すらない。


6:30までに等々力競技場最寄の武蔵中原駅や新丸子駅に着く電車など存在しないのです。


さすがにこれは…
と山田Pに報告したところ


山「じゃあ、俺の車を出そう」


との仏心。
休日の朝はやくから車を出してもらうのは忍びないけれども、ひとまず安心。
ちなみにこの試合は山田Pも観戦する、とのことでした。

もちろん僕らと一緒ではなく、完全プライベートで。

このやりとりが試合日直前の金曜日。



試合日前日の土曜は、会社は休みなので、適当に過ごしていました。
夕方過ぎ、くらいでしょうか…。

僕の携帯がなりました。

ひ「あれ?山田さんからだ…」

なんだろう、と思って出てみると…

山「すまん!車がぶっ壊れた!!悪いが、タクシーで行ってくれ!」


ひ「え、ええええ!?



なんというタイミング!


ということで、結局、タクシーで向かう、ということになりました。


さて。
そんなこんなで5:30大鳥居駅前集合、そこでタクシーを捕まえて
6:00に等々力競技場に到着、という予定になりました。

チャラ男さんも、僕も、前の晩は寝ず。

●朝5時まで起きておくこと
と、
●朝5時に起きること

どちらが容易かというと、圧倒的に前者でした。僕にとっても、チャラ男さんにとっても。


というわけで、タクシーを拾い、等々力陸上競技場へ。



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▲写真ブレブレで申し訳ないですが…。等々力緑地内の公園の滑り台。フロンターレカラーになっていました。



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▲等々力競技場(バックスタンド側…でしょうか)←アウェイ側でした


競技場まで来ましたが、ほとんど人が見当たらない。

そりゃ、こんな早くからじゃあ誰もいないよね…
なんて思って、正面入り口バックスタンド側に行くと……




なんと、すでに列が。




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▲またブレてますね…。ちなみにこの日は雨も降ってとても寒かった…




なぜ。ちょっと早すぎでしょう。
前の更新でも書きましたが、この日の試合は18:00からですよ…。


ともかく、華族の方に来た旨、伝えないと…

あれ?


あああ!


連絡先メモするの忘れた!!



代表のYさんも、直接メールでやり取りしたMさんも…



ひ「…どうしよう…」
チ「しかたない。こうなったら…Hさんに電話だ!」
Hさんとは、会社の企画の先輩です。
ひ「Hさん?なぜ」
チ「あの人なら、この時間でも、必ず会社にいる!Hさんにお前のPCからメールを見てもらうんだ!」
ひ「なるほど!!…でもさすがに土曜の朝6時ですよ…」

僕が半信半疑な中、Hさんに電話をかけるチャラ男さん。



Hさんは



見事、会社にいました。



チャラ男さんに電話をかわってもらい、用件を告げる僕。

H「えーこんな時間にー?超大変じゃーん。オーケー調べてあげるよー」

奇跡のようなHさんの存在によって、無事Yさんの連絡先をゲット!

ちなみに、翌日、出社すると、僕のPCの前に「フーゾク魂」という謎のお下劣漫画が立てかけられてありました。
Hさん…


ともかく、Yさんに連絡。
しかしYさんは電話に出ない!
さらに電話!
しかしYさんは電話に出ない!

いくら電話しても繋がらないため、結局、正面ゲートで並ぶ、サポーターの方々に直接尋ねることに。

チ「あの…川崎華族の方々っていつもどのあたりにいらっしゃるかご存知ですか?」

男性サポ「華族さんならここには並ばないよ」

ということで、いつも華族のメンバーが集まっているという場所を聞きだすことができ、そこへ。

この時点で、すでに時計は6:50を指していました。

完全に遅刻!!

やばい…
と思いながら、ダッシュ。

すると…
横断幕を運ぶ人たちが…。


この人たちか…
若い人が多い、という印象。
みんな笑いながら作業していて、なんか雰囲気よさそうだ。


とはいえ、遅れたことを詫びなけれ……










うっ!!!!




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明らかに他の人々とは違うオーラをかもし出す人が1人……。

しかも1人だけ、若いモンの作業を見守るように、座ってみている。

茶髪の短髪…ジャージ…そしてこの貫禄…



こういう感じの人…「龍が如く」でみたことがあるぞ…



まさか、この人がYさんか…?

いや、うん…
まあなんか偉そうだし、この貫禄は、代表にしか出せない貫禄…。

Yさんに違いない。


意を決し、声をかける。

ひ「あ…あの…」

?「……あん?」



!!


こ…この感じ…。本物だ。



ひ「…ま、ま、間違ってたらすみませんが…」

声が上ずる

ひ「川崎華族の方……ではないですよね…ハハ…」


?「…あんたらは?」



!!



質問に答えてくれない。

まずは名を名乗れ…と。


ひ「え……と、セ、セ、セガの、あ、今日、いや本日、取材をお願いしておりました、セガの…」
もうしどろもどろ…

?「…セガ?なんだよ、取材って聞いてねえよ!



えええええ!!!
話が通っていない!!

?「おぃ」

と若いモンに問いかける。

?「取材とか、なんか聞いてるか?」
?「いいえ」

そ、そんな!Yさん!
しかもこの人Yさんじゃなさそうだし!


この時点で僕はフリーズ。あとをチャラ男さんに託す。

チ「いや、えっと…Yさんに、お話はしてあるはずなんですけど…」

?「…ふぅん…じゃあ、その辺にいてよ。Yさん、もうすぐ来るからさ」

あれ…。Yさんに話が通っていると言うと、ちょっと態度が軟化した…。

というわけで、とりあえず、その人の横で、横断幕が運ばれていく様を呆然と見つめる二人。

チ「…最低だよ…。なんなんだよ、これ。しかも放置だし」
ひ「……(フリーズ状態のまま)」
チ「…しっかりしろよ、ひさお…」




しばらくして…




?「おぅ」

とそのひとが僕たちを呼ぶ。

?「取材って何すんの?」


ひとまず、この取材の経緯と、マリノスやFC東京でのことを話す…


?「ふぅん。じゃあ横断幕入れるのとか手伝ってもらおうかな。Yさん来るのまだかかりそうだし」


ということで、とりあえず仕事が与えられました。
しかし、この人に「Yさん」と呼ばれる代表って……

その日の雨雲のように…
僕たちの心は真っ黒く覆われてしまったのでした。


次回、代表、Yさんの登場です。


つづく…。




posted by ひさお |19:02 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年11月16日

濃密!!川崎フロンターレ編 その1

こんばんわ。ひさおです。
今回から、またゴール裏体験記です……。


FC東京での体験レポートがあまあまだったことにご立腹だった山田P…。

もっと濃厚な奴を…

ということで弾き出した答えが

「川崎フロンターレ」


これを聞いたとき、割と「ふーん」と言う感じでした。


濃厚なやつ、と言っていたので、とうとう浦和や鹿島あたりがくるのでは?とビクビクしていたのです、なんとなく肩透かし。


しかも、調子良いし。首位だし。

さらに言えば、川崎のホームである等々力はウチからそんなに遠くない。

なんだか、イメージ的にもそんな凶暴そうじゃないし。


というわけで、これは山田Pの目論見は外れるんじゃないかな…なんて思っていたわけです。
そこまで、キツイことにはならないだろうと…。


ところが、やっぱり、間違いでした。


結果から先に言いましょう。


今までの体験で一番キツかった…。



この甘い僕の考えが間違いだと気づき始めたのは、その応援団名を聞いたときから…。


山「今回、お世話になる応援団は川崎華族さんだ」

チひ「川崎『家』族??」

完全に聞き間違えたぼくたち二人。

家族って…名前からしてあったかそうじゃん!
まさにアットホームな感じで。
やっぱり今回は温そうだ。

とはいえ、とりあえずどんな団体か調べないことには始まりませんので…ネットで検索をかけてみます。

ひ「川崎『家』族…検索っと…」あれ?


sakatsuku6-124259.jpg




sakatsuku6-124266.jpg




川崎『華』族だったー!



絡まれ体質の僕の経験上、

花という字をわざわざ「華」というように書く奴にろくな奴はいない…


これはまずい。多分怖い人たちだ。

一気に血の気が引いていく僕。


チ「なに固まってんだよ。たぶん「華族」が正解なんだね。サイトみてみようぜ。クリック」




















sakatsuku6-124273.jpg






ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!




この感じ!この感じ、確か前にもどこかで……!!



sakatsuku6-124268.jpg



……フォントはまるで違うけど、なんか似た雰囲気を感じる…。


なんでいつも、入団前から威圧的なんですか…。
いや、選手達の死闘を後押しする集団なのだから、攻撃的で威圧的なロゴにするのは分かりますが……。



とにかく嫌な予感がする。


畜生。やはりプロデューサー。
完全に僕たちの上を行ってやがる…。



そしてさらに僕たちを奈落の底に陥れる、「事件」が…。


山「だはははははは!チャラ男、ひさお!」

突然自席で笑い出し、僕たちを呼ぶ山田P。
自分のモニターを指差す。

そこには、川崎華族代表のYさんからのメール。



株式会社セガ 山田様
お世話になっております。
川崎華族代表 Yです。

<省略>

なお、できるだけ、内容の濃い一日にすべく、様々なイベントを考えてお待ちしております。
当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?






当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?


当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?


当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?


当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?


当日の集合は6:30を予定しておりますが、よろしいでしょうか?



なんだって?



僕たちが行くことを予定していた試合は10月25日(日)に行なわれた第30節川崎F対サンフレッチェ広島戦

試合開始はなんと18:00


なのに集合時間は朝の6:30!!



マリノスのときに意味が分からん!といっていた集合時間を軽く凌駕している!!!!

※14:00試合開始のところを9:20集合でした。詳細はマリノス編を。



18:00に試合が始まって、帰宅できるのは早くても20:00だろう…。

軽く14時間の拘留。

いや、交流…。


愕然としてものが言えない、僕とチャラ男さんを尻目に、フロアには山田Pの悪魔のような高笑いがこだましていたのでありました…。



次回、僕たち2人は無事に6:30に集合できるのでしょうか…。
っていうか、なにをすることがあるの?!


つづく。


posted by ひさお |19:22 | 濃密!!川崎フロンターレ編 | コメント(6) | トラックバック(0)
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