2009年11月12日
こんばんわ。ひさおです。
本日はサカつく6の発売日です!!
今日は発売記念抽選会ということで、新宿のさくらやさん、ビックカメラさん、ヨドバシカメラさんのそれぞれにチャラ男さんと一緒に、山田Pについて巡ってきました。
僕にとっては自分が関わった商品が世に出るということが初めてのことですので、陳列されているところや、手にとって下さるお客様を見て感激していました。
購入していただいた方、本当にありがとうございます。
是非存分に自分だけのクラブを作り上げてください。
…さて。
発売日といえども特に動きはないこのブログ。
ファジアーノ編の続きを書きます。
前回までの記事はこちらです。
憧憬のファジアーノ岡山編 その1
憧憬のファジアーノ岡山編 その2
憧憬のファジアーノ岡山編 その3
いよいよ木村社長へのプレゼンに挑む僕…。
【Jリーグプロサッカークラブをつくろう!6
ゲーム内プロモーション例】
と題した、プレゼンテーションで、まずは
・ゲームシステムとして、どうやってサポーターを増やして行くのか
・サポーターたちがどのような役割を持っているのか
について説明。
このあたりについては、山田さんのブログの方で詳しく書かれてありますのでご覧ください。
で、そんなサポーターたちを獲得するために、ゲーム内ではどのようなプロモーション活動が存在し、どのように設定するのか。
また、その他の経営要素として、サポーターズカンファレンスというものを実装していたり、実在するダービーマッチも実装していたり…というような点を伝えました。
また、スケジュールの画面で、プロモーションを当てはめて、集客を狙う、なんていうところを説明したときには
「こんなことまで、やるんですか?!」
と凄く驚かれていました。
途中、焦りのあまり、ページを飛ばしてしまう失態を演じてしまいながらのたどたどしい説明となってしまいましたが、ここまででゲーム内のプロモーションの説明は終了。
ここまで、木村社長は、一切その真剣な表情を崩すことはなく、僕の説明を聞き入ってくださり、また、同様に資料にも目を通してくださっていました。
プレゼンを終えた後は、その表情から怖さを受け取ることはありませんでした。
僕のような若輩者のたどたどしいプレゼンをここまで、真剣に聞いていただけたということにひどく感動を覚えたのでした。
ただ、まだ緊張が解けたわけではありませんでした。
ゲームについてのこと、つまりセガのひさおとしてのプレゼンテーションは終了したのですが…
実は、まだ、こっそりと書いていた資料がありました。
ただしこれはゲーム以外のこと。
つまり、セガとは関係なく、僕が個人的に、いちファジアーノサポーターとして無礼を承知で、木村社長に提案したいことを書いていたのでした。
一呼吸おいて、言いました。
ひ「最後に、ひとつ、いちファジアーノサポーターとして提案をさせてください」
……僕は、自分が考えたファジアーノ岡山主催のダービーを提案させていただいたのでした。
こんなことを言って大丈夫か?とは当然考えました。
…でも…
言ってしまえ、と。
こんなチャンスはもう二度とないかもしれないのだから。
ということで。
提案したのは以下の3つ。
【福岡は俺のもの!福岡ダービー】
福岡県の県名は備前福岡がルーツ。岡山県民には常識でも、福岡県民はそんなこと知らない??
アビスパ福岡に宣戦布告。
【2大名園の意地を賭けて。名園ダービー】
残念ながら石川県にJクラブが存在しないため、水戸だけとのダービーとなりますが・・・
後楽園と偕楽園の意地を賭けたダービーで、水戸ホーリーホックに宣戦布告。
将来的に石川県にJクラブが出来れば、兼六園を加えた3名園ダービーに発展していきます。
【大正浪漫!夢二ダービー】
岡山が生んだアールヌーボーの巨匠、
竹久夢二が渡り歩いたゆかりの地を本拠地に持つクラブとのダービー。
夢二ゆかりの地、伊香保温泉のある群馬県を本拠地とするザスパ草津に宣戦布告。
岡山ホームなら夢二郷土美術館
草津ホームなら竹久夢二伊香保記念館
の特別割引入場券を配布。
夢二ファンとして、これを機に、夢二をもっと多くの人に知ってもらいたい、という希望も込めて。
僕の歴史好き、という偏りが出てしまっていますが、上記が実際に木村社長に提案させていただいた内容です。
岡山は現在、ダービーマッチと呼べる試合がありません。
ダービーの盛り上がりは集客面でとても重要なんじゃないか、ということをFC東京の体験で、「多摩川クラシコ」の告知を見たりなんかして考えていたところでしたので岡山県民が熱くなれるような、ダービーはないものか…と考えていたのですが。
結局個人的な趣向に傾いてしまいました。
福岡ダービーは個人的に気に入っているのですが、これを提案したのは、僕が備前福岡の出身だから、という理由のみ。
よく考えるとむちゃくちゃですよね。
岡山県民には常識でも、と書いていますが、おそらく岡山県民もほとんどそんなこと知らなかったりしますし…。
でも、だからこそ。
悔しいじゃないですか。100万人都市の名前のルーツが岡山にあるのに、それを誰も知らないなんて。
竹久夢二とかも個人的に好きなだけですからね…。
ただ、案外、この人の存在や絵は知っていても、岡山出身であるということが知られていなかったりするから、
夢二のルーツをもっと多くの人に知ってもらいたい、と思ったり。
でも、これが意外なことに、好印象。
「おおっ…」
と少し、目を見開く社長。
福岡ダービーのくだりなんかは、このプレゼンで初めて笑顔を見せていただきました。
「これ、いいですね!すごくいい。実際に使わせてもらうかもしれませんよ。よろしいですか?」
とまで言っていただきました。
社交辞令であっても真に受けたいところですね。
もちろん、僕は
「是非使ってください!企画してください!」
と押しておきました。
「上司の前で言うのもなんですが、岡山に帰って一緒に働きませんか?」
とまで言っていただいて…
これは完璧社交辞令ですが…
それでも、感激です。
さすがに、「ハイ、喜んで」とは即答できませんでしたが。
終わってみると、短くて…夢のような時間でした。
なんとなく、ですがサポーターとしても、会社員としても、少しはレベルアップできたかな、と思える体験でした。
山田さんも、
「福岡ダービーは意味がわからなすぎて面白い」
と言ってくださり
「実際、金町ダービーみたいにサポーター側からの意見で始まったものもあるからね。本当に採用されるかも知れんぞ」
などと言ってもらえました。
まあ、プレゼン自体に対しては山田さんからダメだしを受けたのですけれども。
「まだまだ冗長だ」
と。
この対談の後は、直ぐ近くの西が丘競技場で横浜FCとの試合を観ました。
横浜FCのホームグランドである三ツ沢競技場が改修工事のために、一時的にこちらの競技場を借りている、ということでしたが、
専用競技場だけあって、迫力は満点でした。選手も非常に近い。
なにより幸せだったのは、久しぶりに、ちゃんとメインスタンドから座って試合を観れること。
もちろん、ゴール裏にはゴール裏の良さがありますが、メインスタンドやバックスタンドで座ってじっくり観戦する、これも重要なことですよね。
ファジアーノのゴール裏も是非体験してみたいものですが…。
試合自体については、山田さんのブログに詳しく書かれてありますので、そちらをご覧いただければ、と思います。
また、今回の対談や、プレゼンの様子については、サカつく6の公式HPの「スペシャル対談」に近日中にアップされる予定ですので、ご期待ください。
これにて、ファジアーノ編はおしまいです。
次回は、またまた、ゴール裏体験!
体力的に、マリノスを超える過酷なゴール裏体験でした…。
さて、どこのクラブのゴール裏でしょうか…。
それは次回までのお楽しみと言うことで…。
では、また…。
posted by ひさお |21:24 |
憧憬のファジアーノ岡山編 |
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2009年11月11日
こんにちは。ひさおです。
前回までの記事はこちらです。
憧憬のファジアーノ岡山編 その1
憧憬のファジアーノ岡山編 その2
では続きです。
明くる土曜日は会社は休みでしたが、全く休みな感じのしない、落ち着かない日となりました。
まず、肩まで伸ばしていた髪を短く切り、精神を落ち着かせる。
その後、前日作ったプレゼン資料のコピーを基に練習を重ねる。
練習をやめると、不安と緊張で押しつぶされてしまいそうになるのでまた練習。
そして当日。
ちなみに、この日はレプリカユニフォームを着ていこうと思っていて実家から送ってもらっていたのですが、間に合わず。
ジャケットの下に、ファジアーノTシャツを着て向かいました。
10:20に、試合会場に近い、「西が丘ふれあい館」に集合のところを、またも、緊張のあまり1時間前の9:20に到着。
ふれあい館とやらに行ってみてもまだ誰もいないので、住宅地であるそのあたりをぶらぶら、公園でもないものかと散策することに。
ふれあい館から徒歩5分くらいのところにちいさな公園をみつけ、ひとまずそこに落ち着く。
ベンチに座ると、また緊張が押し寄せる。
●相手は元ゴールドマンサックスの執行役員
●これまでに凄すぎるプレゼンを腐るほど見て来た(はず)
●「セガ」を代表してプレゼンを行なう
●失敗したら「セガ」の名を汚すことになる
考えるな!と頭を振ってみても、これらのキーワードはぐるぐると僕の頭を巡って離れません。
下手に早く現地に到着しすぎたため、とにかく何かやっていないと落ち着かない。
早く到着しすぎるのも考え物です…。
ちなみに、こういうときの練習は、気持を少し落ち着かせることはできても、ほとんど頭に入っていません。
気づくと、10時を回っていたので、荷物をまとめ、意を決して再び、西が丘ふれあい館へ。
行ってみると、既にその日、お世話になるスカパーの方や、広告代理店の方、カメラマンの方…と外部の方がお見えでした。
というか、想像していた以上に、人が多い。
社内の人間と山田さんと僕と木村社長で簡単にお話を伺って終わり、くらいだと思っていたので、この時点でまた余計な緊張をする僕。
肝心の山田さんはギリギリに到着。
そして到着するや、外部の方々に僕のことを紹介してくれるのは良いのですが…
山「ひさおには、セガの看板を背負って、プレゼンをしてもらうことになるので…」
山「きっちり5分で、完璧にサカつくの経営システムを説明させます」
などとまたプレッシャーをかけます。
そんなこんなで、その場の方々と歓談しつつ、木村社長の到着を待ちます。
しかし、すこし到着が遅れている模様…。
「ちょっと時間が足りなくなってしまうかもしれないですねぇ」
「ちょっと今回は時間的にタイトすぎましたか」
などというささやきが聞こえる…。
最初は、少々5分を過ぎても大丈夫だろう、くらいの気持が正直ありましたが…
…絶対に5分で終えなければ…
という雰囲気になってきました。
いつもはもっと時間の余裕があるようなのですが、今回は、このあとに試合を控えているために、タイトにならざるを得なかったようです。
インタビューの場所は、当初は会議室の中を予定していましたが、諸々の事情により、ソファーと机が置いてある、ロビーのようなところで行なうことになりました。
閉鎖された会議室で行なうと、また変な緊張感が出るので、こういう開放的な場所は僕としては幾分か気が楽ではありました。
この一連の取材で進行役をされているスカパーの日々野さんからは
「全然緊張しているように見えないね」
といわれましたが、
何を仰いますやら!
心臓はバクバクでした。
いろんな場所で、いろんな種の緊張を感じる僕ですが、
このときの緊張を解析すると、次のような要素に分解できます。
●上手くプレゼンできるかな?というプレゼン自体への緊張。
●5分で終わらせなければならないという緊張。
●対談形式のインタビューという、初めての体験に対する緊張。
●好きなクラブのトップに会えるという喜びからくる緊張。
●そしてその人への憧れからくる緊張。
●しかしそのひとが元ゴールドマンサックス=頭がキレキレの人だ、ということからくる緊張。
●想定以上のギャラリーがいるということへの緊張。
…こうなってくると、もはや緊張マイスターですね。
と、悶々としていたとき。
玄関の方から、声が
「木村社長、いらっしゃいましたー!」
とうとういらっしゃった…!
さあ、どんな人なのだ?
怖さと好奇心を持って対面したときの最初の印象は、
「あれ?とても優しそう」
というもの。
体格は良いけれども、腰が低く、笑顔が印象的。
会った瞬間に不思議なことに、少し緊張が解け、楽になった気がしました。
最初は、記念撮影。
一緒に撮りたかったのですが、この企画の趣旨上、山田さんと日比野さんと木村社長の3人のショットのみ、という話に。
少ししょんぼりしていると、弊社プロモーション部のKさんが気を利かせてくれて
「せっかくだから、2人で撮らせてもらおう」
と言ってくださり、なんと社長と二人で写真を…!感激。泣きそうになりました。
写真を撮るために横に並んだとき、
「Tシャツ、ありがとうございます」
と社長から、僕がファジアーノTシャツを着ていることに対して、丁寧にお礼をしていただきました。
僕は、Tシャツだけじゃないです!本当はユニフォームだって持っています!フラッグもあるし、J2昇格記念フォトフレームだって持っているんです!
といいたかったけど、結局そんなことは言えず…。
「いえいえ」
とまた曖昧な受け答えをしてしまいました。
なんだよ、「いえいえ」って!
もっと気の利いたこといえないのかよ!と自分の性格が恨めしくなってきます。
しかし、こうしてひとこと交わしただけで、僕の持っていた、得体の知れない怖いイメージというのが少しずつ
崩れていくのが分かりました。
写真撮影後、取材を行なう、ロビーへ移動。
木村社長は、話し方も丁寧で穏やかで、相手が僕みたいな者でも、まったく態度を変えることなく、真剣に話を聞いてくれる…
ただ、なんだろう、基本的には穏やかな印象なのですが、上手く言えないけれど、どこか鋭利な感じの印象を受けたのは僕だけでしょうか…。
総合して、馬鹿そうな意見ですが、話を聞けば聞くほどに「すごいデキそうな人だ」という印象を受けたのでした。
後で山田さんと話しましたが、その時の立場に応じて、自分のスタイルをガラリと変えることが出来る人なのだと思います。
ゴールドマンサックス時代は、もっと尖った、いまとは全く違った印象の方だったのではないか、と推測します。
僕が感じた、鋭利な部分はその名残なのかも…とも思ったり。
サッカークラブの代表としては類を見ないほどメディアに多く露出し、親しみやすい印象を与えてきた、今の社長像も「ファジアーノ岡山」というクラブの代表としての顔で、クラブを地元に根付かせるために、自分自身のセルフマネジメントにもかなり気を使っていらっしゃるのではないか、と推測します。
このときの対談の詳細は、サカつく6公式HP内の「スペシャル対談」に近日中にアップ予定ですので、対談自体の詳細はそちらをご覧頂くとして…
僕のプレゼンの話です。
日比野さんの淀みない進行で、着々と僕のプレゼンの順番が近づく…。
木村社長は予想通り、全くと言ってよいほどゲームはプレイしないということでした。
でも、「サカつく」という言葉はご存知のようで
「よく、リアルサカつくできていいね!楽しいでしょう!といわれますが、サカつくというゲームを知らないんですよ。勉強不足で申し訳ないです」
などと仰っておられました。
ゲームの概要自体は山田さんが説明し、僕の紹介に入りました。
山「地元が岡山で、現在進行形でファジアーノ好きになっていっている、弊社の2年目のひさおが『5分で』ゲーム内の経営部分について説明をさせていただきます」
とまた、山田さんは「5分」というのを強調して、とうとう発表の順番が来ました…。
僕が、プリントアウトした資料をお渡しした瞬間…。
木村社長の顔が、さっきまでの柔和な顔から一変。
とても険しく、真剣な表情に変わりました。
その表情の変化に、ゾクっと来ました…。
背筋が凍るような感覚。
蛇ににらまれた蛙とはこのことでしょうか。
木村社長は、僕が作成した資料を食い入るように見つめる。
それは真剣な表情で…。
怖い。
僕は声を出すことで、その怖さを振り切るように、プレゼンを始めたのでした。
僕は果たして、無事にプレゼンを終えることが出来るのでしょうか…。
つづく…。
posted by ひさお |12:30 |
憧憬のファジアーノ岡山編 |
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2009年11月10日
こんにちは。ひさおです。
以前の記事はこちらです。
憧憬のファジアーノ岡山編 その1
それでは続きです。
それは…取材日である10月18日を2日後に控えた16日の金曜日のこと。
山「プレゼンしてもらうから資料作って」
最初は何を仰っているのかさっぱり分かりませんでした。
プレゼン?資料?
ひ「えっ…と…?」
という曖昧な返答しかできません。
山「だーかーらー、木村社長に向けてのプレゼンをしてもらうの」
ひ「え?誰が?」
山「お前が、に決まってんだろ」
ひ「え、え、えー?僕が、ですか?木村社長に?な、なにをプレゼンする必要が?」
山「今回のインタビューの意図は実際にクラブが、サポータを獲得するためだったり、集客を増やすためだったりに行なっている活動について聞こうと思っている。
で、今回のサカつくではそういうところを経営の遊びのメインに持ってきているわけだろ。
だから、サカつくでは、こうなっています!っていうのを社長に説明するんだよ」
ひ「それを僕が…」
山「そう。お前が担当していたんだから、お前がやる。分かった?」
ひ「……」
大変なことになったぞ。と思いました。
でも、ちょっとだけ…。
木村社長にお会いできるばかりか、その前でゲーム内容について説明できることに、「光栄なことだ」とも「面白そうだ」とも思ってもいました…。
まあそれは、次の瞬間、直ぐに消し飛ばされるんですが。
そう、プロデューサーは恐ろしいほどのプレッシャーを、おそらく「わざと」かけてきたのです。
山「言っておくが、相手は元ゴールドマンサックスの役員だぞ」
この言葉で、僕は、この社長の「元ゴールドマンサックス」という経歴を思い出すことになったのです。
『超大手外資系金融』
からイメージするものは……
まさに「ハゲタカ」の世界。
マスコミが報道する村上ファンドに見えるような、狡猾で、貪欲で…
金を転がすマネーゲームの世界…。
アメリカでは普通のことだと言いながら日本の伝統を食い尽くす…
そんな、得体の知れない怖さがありました。
僕の心境はまさに
鎖国中の日本状態。
アメリカ怖い。
外資系怖い。
攘夷でござる。
そもそも英語できないし…。
…まさか、プレゼンも英語でしなければならないのでは?!
というような、またわけの分からない混乱が僕を襲うのでした。
部内でのプレゼンすらまだまともにこなせない僕が、突然、こんな異人(ではない)の前で
プレゼンを行なうだなんて…。
ハードルが高すぎる。
僕は、今にも泣き出しそうな声を押し殺し、
ひ「…し、知っています」
というのがやっとでした。
山「今までにそれは、もの凄い優秀な人たちのプレゼンを腐るほど見て来たし、ご自身もこなしてこられたわけだ」
ひ「…でしょうね…」
山「そんな人に対し、お前は『セガと言う看板を背負って』プレゼンを行なうわけ。失敗したら…」
ひ「失敗したら…?」
山「当然『セガの名前を汚すことになる』よな…」
ひ「…はい…」
この時点で、僕のおなかはピリピリ痛んで、吐きそうなほどの緊張感に包まれていました。
もはや、面白そうなんていってられない。光栄だ、という意識も吹っ飛びました…。
失敗できない…。
おぇ。
さらにこの鬼プロデューサーは続けるのでした…
山「そうそう。お前のプレゼン時間は5分な」
ひ「5分?たったの?」
山「外部の人に話をするのに、そんなにダラダラやっても分かってもらえない。要点だけきちっとまとめて、5分という時間は守れ」
時間の制約まで!
しかもこれはかなり念を押して言われたので守らないとマズそうです…。
こうして…資料作りが始まりました。
リミットは日曜までの2日。
とはいえ土曜に会社に来るわけにもいかないので、実質金曜日の1日のみ。
あこがれの社長さんにプレゼンが出来る高揚感。
かけられたプレッシャーからくる緊張感。
元外資系金融執行役員という経歴への恐怖。
いろんな感情に掻き乱されながら、資料を作成していったのでした。
つづく…。
posted by ひさお |13:35 |
憧憬のファジアーノ岡山編 |
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2009年11月09日
FC東京編いかがでしたでしょうか。
こんばんは。更新が遅くなりました。すみません。
チャラ男さんに代わりまして、ひさおです。
さて。
FC東京のゴール裏にお邪魔させていただいてから、加速度的に仕事が忙しくなり、
なかなか、ゴール裏体験に出かけられなくなっていきました。
そんななか、僕は、隙を見つけてファジアーノ岡山のアウェー試合の応援にいったり、いけないときもスカパーで試合をチェックしたりしていました。
ファジアーノグッズも、【J2昇格記念フォトフレーム】
に始まり、
【Tシャツ】、【コンフィットTシャツ】、【タオルマフラー】、【フラッグ】、【ミニフラッグ】、【ネックピース】
…と、公式サイトのグッズが充実していくのと並行して買い進めて行きました。
おかげで会社のデスクの周りはファジアーノレッドに染まりつつあったりします。
生産数が限られていて、ホームの試合でしか販売がされていなかったレプリカユニフォームについては
両親に頼んで、なんとか購入してもらいました。
そんなこんなで、グッズも買い、応援もし…と
着々とファジアーノへと傾倒していっていた僕ですが…
開発も終わり、サカつくの公式ホームページでプロデューサーと、サッカー界の著名人とが対談をするという企画がスタートしました。
そんな折。
山田さんが僕を呼びました。
山「ファジアーノの木村社長のアポがとれたよ」
ひ「えっ、本当ですか!あの、対談のやつでですか?」
山「そう。お前も行く?」
ひ「!!い、行きます!行かせてください!」
まさに2つ返事。
どうやら、10月18日(日)のJ2第45節 横浜FC戦で、こちらに遠征でいらっしゃるということで、試合前に取材をさせていただけるということでした。
当然、これまでにはファジアーノの社長についても調べていて、その経歴をかなり端折って書くと…
ゴールドマンサックスでの地位を捨てて、地元岡山と、自らの友人への恩返しのために、岡山に戻り、社長に就任。
そしてなんと、無給で働くという…
まさに中国の古典に出てきそうな聖人のようなその生き方は、僕の心に刺さりまくっていました。
このときは考えもせず、「行きます!」と言ったものの…
実際に会うとなると…
『元ゴールドマンサックス』
という肩書きが異様にでかく、僕を畏れさせる要素となってくるのですが…
これはまだ後の話。
その時はただただ、浮かれるばかり。
そしてまあ、今回のこの企画、プロデューサーと社長との対談がメインですから、僕は同行させていただいてその様子を見させていただくだけだろうと考えていましたし、それ以上のことは望んでもいませんでした。
つまり、余裕の心境です。
有名人に会えるんだ、程度の。
しかし、僕は完全にナメきっていました。というか…
まだ
このプロデューサーのことを分かっていなかった、と言うべきでしょうか。
つづく…
posted by ひさお |22:42 |
憧憬のファジアーノ岡山編 |
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