2010年03月01日

煌きのベガルタ仙台編 その5

こんばんわ。ひさおです。


前回まではこちらです。

ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2
煌きのベガルタ仙台編 その3
煌きのベガルタ仙台編 その4


ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その4


さて。

試合終了後、チャラ男さんから電話。


チ「終わったよ」

ひ「こっちも終わりました」

チ「どっかで待ち合わせして帰ろうか?」

ひ「そうですね。あ、ちょっとまってください?」

チ「え?うん」


武藤さんとMさんにお食事に誘われました。
チャラ男さんには悪いけど、これは何か面白い話が聞けそうなので、ついて行くことにします。


ひ「チャラ男さん、すいません。武藤さんたちとご飯行くことになって…」

チ「え、そうなの?わかった。じゃあ」

ひ「あ、ちょっとまって!Yさん達がいるから、会っていった方が良いんじゃないですか??」


川崎華族の方々が仙台コールリーダーのKさんと話していました。



Yさん「おお、ひさおくん!Kくん、こちら、セガのひさ…」


Kさん「何回目だよ!」


この日3度目のKさんへの紹介(笑)



Yさん「どうだった?今日は」


ひ「いや、今回はゴール裏のまん真ん中ではなく、ちょっとそれたところで応援していました…」


Yさん「なにー?おーいどういうことだよ」


華族「ブー、ブー!!」


ひ「あ、いや、応援してないことはないんですよ??
あ、ちょっと、今日お世話になった方と、食事することになっているんで、すいません。
あ、そうだ。チャラ男さんが一人でいるので、ちょっと連絡とってみてもらえますか??」


Yさん「了解。連絡してみるよ。それじゃあ」


ということで、逃げるようにその場を脱出。


外に出ると、武藤さんのお友達で、仙台のいわゆる応援団に所属していらっしゃるTさんと合流しました。



信濃町まで居酒屋を探しに出ます。

信濃町への道すがら…

外苑にある聖徳記念絵画館の前の駐車場には、この日のバスツアーのバスが隙間なく、並べられてありました。

僕たちも、試合終了後、割と早くスタジアムを出たのですが、もうすでにバスは出発を始めていたので、ずいぶんな弾丸ツアーですね。

仙台からこられた方は本当にお疲れ様でした。



sakatsuku6-144838.jpg



しばらく歩いて、信濃町駅に到着。
駅に併設されてある、居酒屋へ。


とりあえず、全員生ビールで乾杯。

勝利で乾杯できればよかったのですが、とにかくそれぞれの口をついて出てきたのは

「長い一年間、お疲れ様でした」

ということでした。

武藤さん「本当にねえ、こんな時期まで試合を観ることができるなんてのは幸せなことだね」


Tさん「まったくだね。いや、良い一年だったよ」


武藤さんと、Tさんはなんと幼稚園のころからの幼なじみ、ということで
昔話を交えつつ、自分たちのルーツなんかをお話して頂きました。


Tさんは、コアなサポーター活動をされているので、気になっていた応援団の分裂について聞いてみると…


ひ「いまの仙台の応援ってすごく和気あいあい、というか、一般のサポーターでも入りやすいような雰囲気を感じましたが…」


Tさん「最近、変わってきたんですよ。
結局分裂といわれていることも、昔からいる人達と、若い子たちとの間でのサポート活動に対する姿勢の違いが原因でもともとはウチもかなり武闘派の集まりでしたよ」


武藤さん「やっぱり、昔はねえ、どこもそういう雰囲気だったから」


Tさん「でも、今の若い子たちは、そういう考え方じゃなくて、もっと一般に広く受け入れられるようなサポート活動じゃなきゃ駄目だ、とそう考えていてね。
それで、昔からのある種トラディショナルなサポート活動を続けてきた人たちと対立してしまうんですね。
僕は若い子たちの考え方に共感しますよ。だから、Kくんを非難する人たちもいるけど…僕はKくんに頑張ってもらいたいね。
彼はやっぱりカリスマがある。そういう人じゃないとコールリーダーって務まらないから」


確かに、僕がこれまで訪れた、岐阜や川崎なんかは、広く一般にサポート活動を広げて行くような働きかけを積極的に行っていました。

横浜にしても、このブログでは武闘派な側面ばかりをクローズアップしましたが、ハマトラの活動のようにやはり殻に閉じこもらず、コアサポーターという垣根を崩して多くの人達がスタジアムでの応援に限らず何らかのサポート活動に参加できるような流れを作っていました。

FC東京では、また別のベクトルで、だれでもゴール裏に入って応援できるような懐の深さを感じました。


武藤さん「最近の時代の流れとでもいうものかな」


Tさん「もちろん、どちらが正しいとか、間違っているとかっていう話ではないんですけどね。
どの立場にしても、クラブを愛してのことなので」


武藤さん「しかしどういう形にしろ、日本のサッカーが、ひとつひとつのクラブが、これだけの人を動員して、それぞれ応援している、この光景は僕は奇跡だと思っている」


Tさん「本当に。それはそうだよね。
つい20年前なんて、こんなことになるなんて思っても見なかった」


武藤さん「僕が、こういう、いわゆるサポーターの活動というのを初めて目にしたのは、大学の頃かな。大学のサッカーの大会。
そのころはもちろんまだ、応援団なんて存在しないし、今みたいな応援はなかったんだけど、そんな中で大学の応援団がひとつになって母校を応援していた。
それこそ太鼓を叩いて、今みたいな感じで。
あれは、ね、いま思うとサポーターのさきがけみたいなものだったなあ。
まあ、そんな時から30年ほどで、日本のサッカーはこれだけのものになった。
多くの地域にクラブが存在して、それぞれのクラブに強固なサポーターが存在して。
僕にはね、この現象は奇跡に思えて仕様がない。
だからやっぱり…
大分の問題には心が痛むね。一人のサッカーを愛する者として、微力でもなにか力になりたいという思いはある」


Jリーグが開幕したとき、僕は9歳で、Jリーグブームに沸いた数年は一気にサッカーの情報があふれた気がしますが、それ以前のサッカーについては、全く知る由もありませんでした。

ですので、僕の中では、いまのサポーターの様子は、当然のことのように思っていたのですが、様々な人々の努力の積み重ねで、今日のJリーグのサポーター団体というものが存在しているのだ、ということを知り、それが十数年の間でここまでのものになったというのは武藤さんの言うとおり、やはり「奇跡」と呼ぶにふさわしいものなのかもしれません。


この後、話は仙台のローカル話に飛んだりしながら
あっという間に2時間が経過しました。


Tさんはこの日、新幹線で仙台に帰るということでその時間に合わせて解散ということになりました。


武藤さんとMさんとも、信濃町駅でお別れし、ベガルタ仙台での体験は終了となりました。


ここまで、間隔が空きながらの更新で、申し訳ありませんでした。
チャラ男さん、僕ともにちょっとゴタゴタしていまして。

なんとか仙台編の最後まで書くことが出来ました。



最後に。
武藤さん、Mさん、Tさん、武藤さんのお友達の皆様
本当に楽しい体験となりました。
この場を借りてお礼をいたします。
ありがとうございました。



というわけで次回は、総括編になるのでしょうか。
ACLも開幕し、Jリーグ開幕も、もうまもなくですね…。

次のクラブは?さて?


それではまた。


posted by ひさお |20:34 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月26日

煌きのベガルタ仙台編 その4

こんばんわ。ひさおです。


前回まではこちらです。

ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2
煌きのベガルタ仙台編 その3

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その4



さて、まもなくキックオフなのですが…
試合よりまず、とにかく、仙台の熱気がすごかった。


J'sGOALのこの記事にもありますが…
仙台から、また関東近郊、日本各地の仙台サポ、総勢15000人近くもの人が駆けつけていたとのこと。

正直、試合中はマヒしてしまって、その歓声のすさまじさや、サポーターの量の凄さを感じることが出来ませんでしたが、改めて、YouTubeに上がっている、試合中の動画を観ていると、その時の状況を客観的に見つめることが出来ます。



sakatsuku6-144292.jpg


試合開始を控え、武藤さんのお友達が、武藤さんに話しかけます。


「やっぱり4%ですかね、武藤さん」

武藤さん「ううむ、あるいはもう少し少ないかもしれない。しかしものすごく高い数字だよ、これは」


4%??


このパーセンテージ、何かと言うと…。
武藤さんがこの天皇杯準決勝を前に唱えた、仙台がACL出場権を獲得できる確率です。


詳しいことは武藤さんのブログに載っているのですが
天皇杯の優勝者=ACLの出場権を得ることになるので、これはつまり、天皇杯を優勝できる確率とも言えます。

ガンバと10試合やったら、1勝2分け7敗くらい。
引き分けから延長PKを含めて五分だとしても、決勝進出の可能性はせいぜい20%くらい。
名古屋とも同様で、約20%。

20%×20%で計4%

ということだそう。

僕なんかは、「えっ、少ない…こんなものなの??」
と思ってしまいますが、武藤さんの捉え方は違っていました。

武藤さん「今後、J1で定着して、上位に食い込めるようにはなってくれると信じているが、それでも、ACLの出場権を得る確率が4%という確率まで高まることは簡単なことじゃない。
下手をするとあと何十年とかかるかもしれない。
仮にACLに出られる様になったとして、来季、J1残留が危うくなるのではないか、という意見もあります。
しかし私にとれば、J2に落ちても、また、その次に上がれば良いだけのことだと思っています。
それに比べて、口が酸っぱくなるほど言っていますが、ACLに出場する、ということがどれだけ大変なことか。
4%という高確率になった今、この機会に尻込みすることはないと思います。
J1で戦うことと、ACLであれだけの国際大会を戦い続けることとを天秤に掛けると、やはり、ACLの方が優先順位は高くなる。
それに…今回ACLの出場権を手にするということは、天皇杯優勝賞金である1億円を手にするということなのだから、それだけの潤沢な資金を獲得できるということは、「ACLに出られる」事と「J1残留」が必ずしも相反する事象ではないと、こう思うんです。」


ACLにかける思い
これになみなみならぬものを感じるのでした。

確かに、武藤さんの仰っていることはその通りで、J2に降格しようとも、ACLで培うことのできる経験は必ずチームの肥やしになるのだろう、と思います。

僕なんかは、そのシーズン、そのシーズン、さらには1試合ごと、という狭い視野でチームを観てしまいがちですが

武藤さんは、何年も先を見越して、チームを観ているのだな、と感じたのでした。



さて、試合開始です。


僕は、冷静にチームを見つめていた武藤さんが、試合中はどうなるのかと、ちょっと興味をいだいていたのですが

やはり、というかなんというか

熱狂的なサポーターに早変わり。

ガンガンチャントを歌って応援します。

しかし、それでも、時折、鋭いひとりごとを言ったり
試合に釘付けになって動きが止まることも。


こんな状況でも、しっかりと試合の状況を見つめているということに驚きました。



試合内容については、もはや古い内容ですし、周知の事実であると言うことに加え、あまりこのブログの意図とも関係ないので、ある程度省略しつつ書きますが、仙台のチャントについてはぜひ触れておきたいと思いました。


以前の記事でも書きましたが、仙台の応援というのは、オリジナリティに溢れていて、リズミカルで楽しいものが多かったです。

特に、僕が好きだな、と思ったのが「FORZA」


好きすぎて、動きを絵に描いてみました。


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つぁ
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あれ??
こう描くと、わざわざ絵を描くまでも無かったか??

いえいえ。
これがいっぱい集まると…

YouTube 「フォルツァ」 ベガルタ仙台 2008


こんな感じで、大変圧巻なのです。

「カモン」というチャントも楽しい。

「カモン」 ベガルタ仙台 2008



また、「コブラ」というチャントなんかは、歌がちょいムズかしかったりしました。
「さあNo.1!Go With The Wind」
というところの、Go With The Windの部分がちょっと高くなる気がして声が裏返る…。

「コブラ」 ベガルタ仙台 2008


まだ、僕は仙台で5クラブ目でしたので、もちろん全てのクラブのチャントを知っているわけではありませんが…
仙台のチャントってとてもリズミカルなものが多くて、また体を動かすようなものが多いように思います。


これって実は結構重要で、なんというか喜びとか選手へのエールとかを素直に現せる気がしました。


なにより、みんなでやっていると楽しい。


チャントって使い回しのものが多い中、仙台のものってオリジナルが多いんですよね。
だからちょっと独特で新鮮でした。


そんなチャントを歌いながら、応援していたのですが。
現実は無情と言うか
開始早々のルーカスのオーバーヘッドで、ガンバ先制。


やっぱりガンバは強い


開始早々のこの得点に、重苦しい空気が流れるかと思われました。

けれども、この日の仙台ゴール裏のムードは壊れることはありませんでした。


そもそもの前提として、サポーター全員がこの状況、
天皇杯準決勝という状況をやや困惑気味にも楽しんでいるということが、全体の雰囲気の中にありました。


負けても良い

というと、語弊がありますが、とにかく、まずはここまで来た事実、国立で戦っている事実に対して、驚き混じりに、大きな喜びを感じている様子でした。


試合が始まる前に、ある若い男性サポーターの二人組が、僕の後ろでこんな話をしていました。


「しかし、本当に嬉しいね」
「うん」
「信じられる?俺らいま、国立にいるんだぜ?」
「うん」
「こんなことが、こんな早く実現するなんて、本当、思ってもみなかったよ」
「俺も。あと10年は先だな、って思ってた」
「本当に、嬉しい。まずこんな時期まで試合が観れることが嬉しい」
「そうだね。そういや、さ元旦のチケットとった?」
「たりめーじゃん。」


僕の背後の通路のところで話していたので、顔とかはわからないけど話の様子、声のトーンから、本当に嬉しそうな様子がひしひし伝わってきました。


ある種、勝って当たり前、というガンバとはまた全然違う雰囲気があったはずです。


「勝たなきゃ」という雰囲気ではなく、「とにかく、この場で戦えることが嬉しい!!」という雰囲気が充満し、仙台のゴール裏を包んでいたのでした。


だから、ルーカスのシュートによって流れ込みかけた重苦しい空気は、この「強者と戦えることの喜び」の前に、いつの間にかかき消されていました。


しかしそんなゴール裏の様子が、にわかに変化したのは、後半の、中原貴之の同点弾。


「行ける……」


明らかに、空気が一変しました。
ただ、この状況を楽しむ、というだけではなく

もしかすると、本当に勝ててしまうのではないか?

という予感めいたもの。



それが、仙台の応援を底上げします。


声援が、国立を埋め尽くします。



sakatsuku6-144300.jpg



けれどもそんな、スタジアムを支配するような声援も試合の状況を変えるまでには至りませんでした。


最終的に2-1で試合終了。


スコア的には惜しいけれど、やはり、ガンバとの差を痛感するような試合だったと思います。


横で一緒に応援していたMさんがつぶやきました。


「来季はこういうチームと普通に戦わなきゃいけないもんね…」


この一言が、この一戦を物語っているように感じました。
J1の強豪チームの強さを目の当たりにしたからこそのこの言葉だと思います。


試合終了後は
敗戦後の重さはなく、一様に、サポーターの笑顔が見えました。


スタジアムには、
「ありがとう!!」
「良い一年だったよ」

という選手や監督、チームへの感謝の言葉が飛び交いました。


武藤さんも、お友達と

「本当に長くて、楽しい一年だったなあ…」

としみじみ。


Mさんは、
「元旦のチケットとっているのに、どうしようかしら…」
と。


後日談で、お話を伺ってみると、元旦、ガンバ側で観戦されたそうです。
同じようにすでにチケットを購入されていたベガルタのサポーターもちらほらとみかけられたようです。


さて、実はこのあと、Mさんと武藤さん、そしてそのお友達の方と居酒屋でお話を聞いたのですが、ちょっと長くなってしまいますのでそれについてはまた明日にでもアップさせて頂きます。


ではまた。


つづく。


posted by ひさお |18:04 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月15日

煌きのベガルタ仙台編 その3

おはようございます。ひさおです。
最近、更新が滞り気味で申し訳ないです…。

前回までの記事はこちらからどうぞ。


ベガルタ仙台
煌きのベガルタ仙台編 その1
煌きのベガルタ仙台編 その2

ガンバ大阪編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3


それでは、仙台編、続きです。


高円宮杯が終り、高円宮杯に配慮して裏向きに張られてあったダンマクが、表向きに張り替えられて、いよいよ、仙台のゴール裏の様相を呈してきました。

この日は、晴れていたのですが、アウェー側である仙台のゴール裏は日陰となってしまい、とても寒い。


となりのMさんと「寒いね~」


なんていいながら、試合開始を待っていました。

試合開始まではまだ、2時間弱の時間がありましたが、すでにゴール裏は満員近くまで入っていました。
向こう正面のガンバのゴール裏に比べても、ガンバ側は2階?のあたりはまばらなのに対し、こちらは、もうほぼ埋まってしまっています。



ベガルタ仙台市民後援会の方から、サポーター一人ひとりに黄色い紙が配られます。

選手入場時にこれを掲げてコレオをつくるのだそう。

さらに。僕が座っていた場所のすぐ後ろが、通路になっていて、そこに手すりがあるのですが、そこに、ダンマクを持ったサポの方が。

「すいません、これ、張らせてもらってもかまいませんか??」

もちろん断る理由なんてないので、張っていただきました。


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写真が悪いのですが、こんな感じで。

そのサポの方が言うには

「これ、田村選手のお母さんが作ったんですよ」

とのこと。

せっかくのお手製のダンマクですが、応援するときに僕たちが立ってしまうと隠れてしまうので忍びなかったのですが…

普段はゴール裏の一番前の壁に張られているようですが、このときは場所が取れなかったのでしょうか…。

「田村直也」と書かれただけのシンプルなダンマクですが、その力強い字体からは、母親の愛情があふれでているように思えました。


さて、そんなとき。
ゴール裏の前を、ベガルタのジャンパーを着た女性が。

ゴール裏からは、

「エミコー!」

の掛け声。

その掛け声はどんどん大きくなっていきます。



「エミコー!!!エミコー!!!」



僕もゴール裏にいる以上、この流れには乗っておかないと、と思い、


ひ「エミコー」


と控えめに声をだすのですが…



エミコって誰だ。



と疑問に思っていると、武藤さんが


武「奥山さん。仙台市の新しい市長さんですよ。あの人」


と教えてくれました。


奥山さんは、昨年の7月に、仙台市の市長に当選された方で、政令指定都市の市長としては女性では初めてだということ。


その仙台市長が、応援に駆けつけてくれたのでした。


市長がゴール前にたつと、一斉にエミココール。

「エミコ!(チャチャチャ)エミコ!(チャチャチャ)エミコ!」


J'sgoalにも奥山市長の写真があがっています。


奥山市長「まずは、準決勝の進出、おめでとうございます!
本日、隣の体育館で高校バスケで宮城の明成高校が日本一になりました。
皆さんも日本一になりましょう!」


と、市長が挨拶すると、一斉に拍手が巻き起こり、「カモン」のチャントが。


「レディーゴー!レッツゴーせーんだーい!
レディーゴー!レッツゴーせーんだーい!
カモン(カモン)カモン(カモン)カモーン!(チャチャチャ)」


仙台のチャントは動きとか、テンポとかリズミカルで好きです。


市長がこういうところにやってくる、というのは、票集めの人気取り、と捉えてしまえばそれまでなのですが…
それでもやはり、行政側がクラブを応援している、というパフォーマンスはサポーターとしてはうれしいものではないのでしょうか。

もちろん、パフォーマンスだけで終わると意味はないですが。


調べてみるとこの方、楽天イーグルスが設立されたときには行政側と球団側の調整にも尽力されたそうで。



さて。
この日はさらにもう一人。
サプライズな来訪がありました。


韓国・浦項スティーラース所属の岡山一成選手です。


真っ赤なダウンジャケットを着込んだ岡山が現れると、ゴール裏もヒートアップ。

岡山コールが。


「おっかやま!おっかやま!おっかやま!おっかやま!!」


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岡山がジャケットを脱ぎ捨てると、その下には浦項のユニホームを着込んでいました。

左腕にはきっちりとキャプテンマークまで。
そして胸には、おそらく、ACLの優勝メダル。


岡山「来季、俺、浦項スティーラースでやるから!!
ACLで会おーぜぇ~!!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山「さくっと天皇杯勝っちゃえよ!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山「待ってるからなぁー!!」


仙台サポ「オイ!」


岡山はその後、ゴール裏をバックに写真撮影へ。



お祭り男とは聞いてはいましたが…。
この短い間のやりとりだけでも、非常に煽りのうまい選手だなあと感じました。

前回の天皇杯決勝で柏側のゴール裏に現れた、当時戦力外通告を受けていた岡山選手が

「無職の岡山です」

と挨拶して、サポを沸かせたという話は有名ですが…

選手側とサポーター側との距離を縮める、こういう選手の存在も、サポとチームとの良い関係を築く上で必要な存在なのかも、と感じたのでした。




仙台市長と岡山選手の来訪についてはYouTubeにもアップされてありました。


YouTube 天皇杯 準決勝 ガンバ vs ベガルタ 仙台の市長さん

YouTube 12月29日 試合開始まで



試合までの開いた時間に、珍しい2人の登場により、寒さも吹き飛び、ゴール裏はあったまりました。

客席もどんどん埋まっていきます。


Mさん「うわー、すごい人ですねえ…
今日はオフィシャルだけでも15台はバスが出ているって言ってましたからねえ」


ひ「すごい…15台ですか」


Mさん「市民後援会でも、かなり出しているらしいので、かなりの人が来ていますよ」


コメントでもフォローがありましたが、この日は、ベガルタオフィシャルで15台、市民後援会募集で35台の計50台のバスが出ていたようです。


武藤さん「バックスタンドも開放しだしたねえ」


バックスタンドの、上の方は、誰も入れていなかったのですが、ゴール裏が満員になり、そこも開放されて、みるみるうちに埋まっていきます。


そして、ピッチに試合前のアップに選手たちが登場します。

まず、選手がゴール裏まで挨拶に。

サポーターは、片手を伸ばし、


「オ~~~~~
オイッ!!!」


と選手を迎えます。

「ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!ベガルタ仙台!!」

「ベガルタ仙台、GO!!行くぞ仙台!
俺たちとともにReady Go!!」


チャントがこだまします。
まさに文字通りこだましていました。

通常、相手側のチャントが聞こえて来るものですが、今回は、その隙もないほどの大音声。


その後、選手のアップも終ったあと、選手の紹介に入り、選手のコールを連呼したり選手のチャントを歌ったりして、いよいよキックオフ目前。

僕たちは、ベガルタ仙台市民後援会の方々が用意した、黄色の紙を掲げ、コレオグラフィーを作りました。


コレオって当然ながら自分たちは観ることが出来ないのが残念ですよね。

その時の様子は、J's goalに写真がアップされてましたので、以下をご覧下さい。

J's goal


コレオを掲げながら、選手入場時のチャントを歌います。

仙台の選手入場時のチャントは、「カントリー・ロード」でした。


「オオオー、オオオオー、オオオー、オオオー
オオオ、オー、オオオ、オオー、オオオー、オオ、オー」



選手の入場が終り、コールリーダーが煽ります。


Kさん「よっしゃー!!今年の締めだ!!」


サポ「オイ!」


Kさん「元旦行くんだろー!!」


サポ「オイ!」


Kさん「行くぞぉぉぉぉぉ!!!!!」


サポ「オイ!!!!」


K「ベガルタぁぁー!仙台!!!」


サポ「ベガルタ仙台!!!」



ゴール裏は完全にヒートアップ。
天皇杯準決勝、キックオフです。


つづく。


posted by ひさお |22:39 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年02月05日

煌きのベガルタ仙台編 その2

こんにちは。ひさおです。

またしばらく空いてしまいました…。

前回までの記事はこちら。


ガンバ編
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2


ベガルタ編
煌きのベガルタ仙台編 その1



それでは前回の続きです。

開門待ちの列に入りこんでから、しばらくして…

10時。

開門しました。


ゴール裏へと進んでいきます。


テンメイさんは、まるで自分のホームかのように、

テンメイさん「この辺は、危ないからもうちょっと離れてた方がいいよ。あ、その辺は幕張るから……」

と一般のサポーターを先導していきます。

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テンメイさん「今日は俺たちの試合じゃないから、上の方行こう、と」


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テンメイさんは、華族の他のメンバーの場所とりのため、スタジアムを上がっていきます。

上から客入を見てみると…


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まるで、大洪水で侵水してくるかのように、みるみる、仙台サポが入ってきます。


テンメイさん「しかし、今日、開場早いね。11時かと思ってた」


ひ「今日は高円宮杯がありますからね。」


テンメイさん「あ、そうだった!あれ?じゃあ、試合始まんの、何時?」


ひ「天皇杯は確か…15時からじゃなかったでしたっけ?」


テンメイさん「15時?!うわー……完全に勘違いした。13時からだと思ってたよ…」


テンメイさんは、U-15ユースの大会、高円宮杯のことをすっかり忘れていたようです。

この日約束していた仙台のサポの方との待ち合わせまでには、まだしばらく時間があったので、疑問であった

「なぜ、仙台と川崎のサポは仲が良いのか?」

という疑問をテンメイさんにぶつけてみることにしました。


ひ「ちょっと疑問だったんですけど…華族の方たちって、すごく、仙台のサポと近い気がするんですけど…なんでなんでしょう。」


テンメイさん「ん?そうだね。仲いいね……。なんでだろ。そういえば、なんでだろう」



え。


理由がない?




ひ「理由がない、ってことはないと思うんですが…」


テンメイさん「うーん。でもいつの間にか、って感じかなあ。あ、でも、仙台も複雑でさ」


ひ「複雑?」


テンメイさん「応援団、分かれてるんだよね」


ひ「えっ…そうなんですか?」


テンメイさん「もともと、ウチは、さっきのKくんのグループとは別のグループと仲良かったんだけどね。
ほら、ゴースタのアメ食い競走企画みた?」


ひ「あ、はい、みました。面白かったです。」



アメ食い競走とは、この試合の前、ユアテックで行われた、天皇杯準々決勝・仙台-川崎戦で、試合の裏で行われた、サポ同士のアメ食い競走のことです。

詳しくはゴースタ
を御覧下さい。


テンメイさん「あれとかさ、いろいろ面白い企画するグループがあんだよね。前は綱引きなんかもやってさ。
で、そこと仲良くて、でもまあいつの間にかKくんのところのグループとも仲良くなってるな。」


ひ「そうなんですか…」


テンメイさん「しかしさ、あのアメ食い競走、ひどいんだぜ。
あの試合、俺らアウェーだからさ、めちゃくちゃ、白い粉盛られてれているの。全然飴まで届かないのよ。窒息するかとおもったよ、本当。
あいつらは、自分らのホームだから、粉の量少なくてさ(笑)」


ひ「へえ。でも楽しそうですね!他に、ここは仲良いっていうクラブあります?」


テンメイさん「うーん、あ、そうだ、山形とかは仲良くやってるよ」


これは以外なクラブ。


ひ「山形?これまた接点なさそうですけど…」


テンメイさん「いやさ、昔、ダンマクの貼り方だかなんだかでもめたことがあってさ。喧嘩になったのよ。それがキッカケで、それから定期的に交流会みたいなのを開くようになって。仲良くなったね。」


喧嘩きっかけ……。
このあたりもなんだか、サポーターらしい感じで。

でも、お互いの曲げられない主張があった上で、モメて…
お互いにマジだからこそ、喧嘩の中でもお互いを尊重する部分はあり、結果、仲良くなっていく…
ということでしょうか。

クラブを第一に考えて応援する、という根はどこのクラブのサポーターも同じはずですし。


結局、テンメイさんからは、仙台サポと川崎サポが仲良くやっている、という事実は確認できましたが、それが何故かはわからずじまいでした。


テンメイさん「ダンマクはりでも手伝うか」


と、暇を持て余したテンメイさんは、仙台のダンマクはりを手伝いに向かいます。
僕もそれについていきます。

テンメイさん「ん?なんだ、あいつ、こんなところに」


…と、テンメイさんが、見つけたのは……

赤い服を来た人でした。
ベガルタゴールドの中にひとりだけ、鮮やかな赤いユニ。
よく見ると、コンサドーレ札幌のユニです。
Kさんたち、仙台のコアサポの中で談笑していたのでした。



?「おお、テンメイさん!久しぶりだね」


テンメイさん「あんた、なにやってんの」


その謎の札幌の人と談笑を始めるテンメイさん。
テンメイさんは僕に、その人を紹介してくれました。


「この人、札幌のコールリーダーやってる人。すげー面白れー人なんだよ。
あ、そうそう、こちら、セガでサカつく作ってるひさおさん。
ゲームに役立てるために取材しているらしんだ」


ひ「はじめまして」


札幌コールリーダー「へええ、大変だねえ。」


ひ「いつかぜひ、札幌にもお邪魔しようかと…」


札幌コールリーダー「そんな、そんな、無理しないで~。こなくていいよ(笑)」


テンメイさん「ところであんた、こんなとこで油売ってて良いの?」


高円宮杯の決勝は、札幌U-15対神戸ジュニアユースの試合なのですが…

札幌はホーム側で、真逆。


札幌コールリーダー「いいんだよ、いいんだよ」



すると、反対側のゴール裏から……



「We , Are 札幌!We are 札幌!!
We , Are 札幌!We are 札幌!!」



と、サポの応援が始まりました。



Kさん「ほら、コールリーダー不在で、始まってんじゃん(笑)」


札幌コールリーダー「大丈夫、大丈夫」


何が大丈夫だか分からないのですが、この方は、ビールを片手に談笑を続けていたのでした。



お話をしているうちに、仙台サポの方との待ち合わせの時間となっていました。


ひ「あ、今日約束していた人との待ち合わせがあるんで、僕は一旦ここで」


テンメイさん「はいはーい。じゃあがんばって」


ということで、テンメイさんと別れ、仙台サポの方のもとへ。


この日、約束していた人、誰かというと…
仙台サポの方の間では有名な方なのではないでしょうか。

「武藤文雄のサッカー講釈」というブログをつけていらっしゃる、武藤氏です。


氏とは、以前とある飲み会で面識を得て、今回の取材をお願いすることになったのでした。


11時きっちりにスタジアムに現れた、武藤さんと、まずは挨拶。
そして、一緒に応援されるという、お友達の方々とも挨拶。
すると、一人のお友達の男性の方と武藤さんが、


「とりあえず、コールリーダーたちに挨拶にいきましょうか」


僕はすでに、Kさんたちには挨拶をしていたのですが、勢い的に抗えず、ふたたび、ゴール前で準備を進めるKさんたちの前へ。


武「こんにちは。今日もお願いします」


Kさん「ああ、こんにちは。こちらこそお願いします。」


武「こちら、今日、セガさんからの取材と言うことで…」


Kさん「さっき聞きましたよ(笑)」


ということで、再びの挨拶を終了。

武藤さんのお友達の方が、なにやら、いかつい身なりのコアサポの方とお話していました。


「この人(僕のことです)、応援の時に、ここで、応援させてもらえる?」


コアサポ「うーん、いや、いいけど、大丈夫なの?きついよ、俺らの応援は」


ひ「…大丈夫だと思います。ある程度行って慣れてますので」


コアサポ「ふーん。まあ、気が向いたらこの辺にくればいいけど、まあ大変だよ。
今日は、人も一杯いるし、どこにいても同じ質の応援はできるはずだから。
どこで応援するかってより、どこからでもいいから、自分の思うさま、応援してくれたらいいよ。」


その方は、いかつい外見に似合わない、すごく無邪気な笑顔でそう言いいました。


ひとまず席に戻り、高円宮杯がはじまるということで、着席。
他の仙台サポも着席し、ユースへ声援を送ったり、お酒を飲んで本番に備えたり、雑談したりと各々、自由に過ごしています。


僕は武藤さんと、そのお友達の女性のMさんとの間に座らせてもらいました。

ユースの試合を観ながら、武藤さんはなにやらブツブツとひとりごとのように、つぶやきます。

武「うーん、すばらしいサッカーをするなあ、神戸は。
U-15のサッカーじゃあないねえ。」


僕は、いまだに、サッカーの試合展開とかには疎く、良くわからないところが多いのですが…。
ピンポイントでのうまいプレイ、とかっていうのはわかるんですが、組織的な動きとか、大局的なプレイってピンとこないんですよね…。

なので、武藤さんのいうところの、神戸の上手さ、というのが、正直、分かりません。
U-15だから、中学生、というので、それにしてはかなり上手だなあ、程度。


武「とても大人びたサッカーをしているねえ。これはすごいわ。」


武藤さんはしきりに神戸のサッカーに関心している様子でした。


武藤さんが感心する通り、神戸ジュニアユースは札幌U-15を圧倒してはいたのですが、結局はスコアレスのまま前半を折り返します。


ハーフタイムには、武藤さんのブログでも度々語られている「大分問題」についての講釈を聞くことができました。


大分トリニータの経営問題については、深く嘆かれているようで…


ちょうど、この日、大分の前社長・溝畑氏が観光庁長官に就任する、ということが決まったというニュースが入ったばかりで、その問題を切り口に話は始まりました。


これについては、武藤さんのブログに詳しく書かれてあることですし、僕がこの時聞いたことをまとめて、このブログでアップしても、曲解や誤解が入って、武藤さんの仰りたいこととかけ離れてしまうかもしれませんので、このとき聞いたことは書きませんが、ともかく、武藤さんは


ひとつの地方のJリーグのクラブが消えてしまうかもしれないと言うことに強く危機感を覚え、また、そうならないように、様々な施策を考えられているのでした。

危機に瀕した大分を「友」と捉えて、時に痛烈な批判を交えて熱弁しながらも、クラブが生き延びることを強く願うその姿からはサッカーそのものへの大きな愛情を感じました。

ああ、この人はベガルタ仙台のサポーターである、ということの大前提に、本当に、サッカーというものを愛していてサッカーの持つ様々な可能性を信じているのだなあ、と感じたのでした。



大分問題を話しながら、試合は後半を迎えていました。
神戸が先制し、札幌も負けじと、返す。

しかし、結局は神戸が追加点を決め、2-1で神戸ジュニアユースが高円宮杯を勝ち取ったのでした。



sakatsuku6-140746.jpg
神戸の選手たちは、神戸サポーターに挨拶をした後、仙台サポーターが陣取るゴール裏正面にも来て一礼をしていました。


仙台のサポーターは、彼らの健闘に対し、スタンディングオベーションで迎えます。


sakatsuku6-140747.jpg
神戸のサポーターからは、仙台の応援に対し、感謝の気持ちと、そしてこれから迎える天皇杯準決勝での健闘を願ってエールが贈られました。


「ベガルタ仙台!ベガルタ仙台!」


神戸サポーターがそうエールを振ると、仙台からも、大会の優勝を称え


「ヴィッセル神戸!!ヴィッセル神戸!!」



と大音量でのエールが贈られます。



これが数度続き、互いに盛大な拍手を送り合いました。


なんだかこういうのって無条件に鳥肌が立ちますよね…。


さて、いよいよ、試合開始……



ですが……


なんとまだ試合まで2時間近くもあるのでした……



つづく。



posted by ひさお |11:23 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年01月27日

煌きのベガルタ仙台編 その1

こんばんわ。ひさおです。

今回はチャラ男さんと交互に更新します。

12月29日に行われた、天皇杯の準決勝。
ガンバ大阪-ベガルタ仙台


チャラ男さんはガンバ側
僕はベガルタ側

で別れて観戦したのでした。


チャラ男さんの観戦記は以下を参照してください。
天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1



そもそも今回、僕が仙台を選んだ理由は、岐阜で果たせなかったジャイアントキリングを追い求めるため、だったのですが、僕の場合、今回は、いつものような、ゴール裏の様子…というよりもある個人の熱狂的仙台サポの方について、いろいろ学んできたことを報告しようかな、と思っています。



それともうひとつ。
僕にはひとつの疑問がありました。



その疑問が沸いたのは、以前、このブログでも触れた、フロンターレサポ納会でのこと。


フロンターレサポ納会では…
来場者にいろいろとフロンターレに関する景品が用意してあって、クジ引き形式でもらえてたんですが…

そのなかにちょこちょこ、なぜかベガルタ仙台のグッズがあったんですね。

なので、フロンターレサポの方に、ベガルタグッズが当たることもしばしば……



なんでこんなにベガルタのものが…?

と思っていたのですが……

僕が、天皇杯準決勝でベガルタ側に取材に行くと言うと…

ベガルタ仙台昇格メンバーサイン入りのフラッグ

まで頂いてしまう始末……!!


さらには

Yさん「俺らも、準決勝は、仙台側で見るから!なんなら、コールリーダーとか紹介するよ」

テンメイさん「フラッグの巻き方を教えてあげるよ!やっぱこうだな!♪ベーガールーターせーんだーい」


sakatsuku6-139087.jpg


…と、僕が頂いた、フラッグを身に着けてみせるテンメイさん。
ベガルタのチャントまで、歌ってしまっていました。


Yさん「俺ら、10時くらいにはいるから、また連絡してね!」



謎だ。


ただの他クラブ、というのは超えたなんらかのつながりがあるはず!!

川崎サポと、仙台サポの間に一体なにがあるのでしょうか。

その時の納会ではそれで別れたのですが…


川崎華族はなぜ、そんなに仙台サポと仲が良いのだろうか??
という疑問については、その時に質問してみようと思っていたのですが、勢いにのまれ、質問できずじまいでした。


なので、今回、スタジアムに行ったら華族の方とも会って、その疑問をぶつけてみて、謎を解くということも、今回の取材の目的のひとつとなったのでした。




で。当日。



前回のチャラ男さんの記事にあったとおり最寄の駅に朝8時集合、ということにしていたのですが…
記事通り、寝坊で遅れました。



以下言い訳。



チャラ男さんの方は、きっちりと時間が決まっていて、しかも「GAMBINO」さんという、遅れることなどできないという背景もあったのですが
僕の場合、仙台サポの方との集合時間すらあいまいで…「だいたい午前中」というふわっとした設定になっていました。

で、何故か川崎華族の方々も仙台側で観るということだったので、華族のみなさんとも待ち合わせをしていたのですが、それも朝10時。


完全に甘えがありました。



8時に駅に行かなくても、僕個人は全然間に合うじゃん、と。


それでも先輩と約束した時間ですから、守らねばなりません。

7時には一度起きたのですが………

寒い。眠い。

ということで



二度寝。



完全に甘えていますね。
結局8時きっかりにチャラ男さんからの電話で起きたのでした。



結局僕は、9時30分頃に国立に着き、アウェイ側のゲート、代々木門前にいました。


ひとまず、代々木門から、中に入ってみます。



sakatsuku6-139088.jpg


開門は10時ということでしたが、すでに多くのベガルタサポが並んでいます。


僕が、その日、お会いする約束をしていた方とは11時頃にお会いすることになっていましたので、とりあえず10時頃にいる、と言っていた川崎華族のYさんに電話してみます。


Yさん「おー、もう着いたの?いま、テンメイさんが向かってるはずだから、テンメイさんに電話させるよ。ちょっと待っててね」


すぐにテンメイさんから、電話がきます。


テンメイさん「ひさおくん?ごめんごめん、いま新宿!もう10分ほどで着くから!ちょっと待っててね!ごめんね!!」


というわけで、テンメイさんが現れるまで、少し暇つぶしをしているとチャラ男さんから電話がありました。


チ「着いた?どう?」


ひ「まだ、誰とも会っていなくて、これから華族の人たちと会う予定ですよ。そちらは?やっぱキツいですか?」


チ「いや、いま開場待ちでまったりしてる感じ。なんかさ、準決勝だしさ、盛り上がりに欠けるっぽいよ」


ひ「そんなこと言ってて大丈夫ですか?」


チ「まあ、とりあえず、いまは平気。んじゃまた」



また…

といいつつ、それから試合終了までチャラ男さんから電話がかかってくることはなかったのでした…。



さて。電話を切って、テンメイさんと待ち合わせをした代々木門のあたりで待っていたのですが……



テンメイさんのわかりやすいこと、わかりやすいこと…。



スウェット姿に、サングラス、金髪に近い丸刈り…
という身なりで、


しかも仙台戦だというのに、


堂々とフロンターレの水色のタオルをクビに巻いていたのでした。



知り合いじゃなったら完全に逃げてる……。



テンメイさん「おまたせ!!いやあ、新宿よってきたから、ちょっと遅れちゃった。
おいしいパン屋があるんだよ、新宿に!そこにどうしてもよりたくてね!ん?なんだコレ」


買ってきたパンとオレンジジュースをぶら下げたテンメイさんが指さした先には……


sakatsuku6-139091.jpg


代々木門から外の縁石にはずらーっと、すでに元日の決勝戦の場所とりがされていたのでした。

清水も名古屋も両方ありました。


決勝にいくって決まる前から、すでに場所とりをしているんですね!!


東京のクラブならわかるのですが…
もしかすると、わざわざこのために、名古屋や清水からいらっしゃったのかもしれません。
天皇杯にかける想いを感じます。


テンメイさん「もう席とってんの?すごいねー」

といいながら、テンメイさんは門をくぐり、サポの行列の場所まで来ました。

テンメイさん「うわ、もういっぱいいるじゃん。あいつら来てんのか?」


あいつら……というのは、仙台のコアの方々のことです。


テンメイさん「お、いたいたKくん!」


テンメイさんは列の最後尾あたりに、背の高い、若い男性を見つけました。
Kさんと呼ばれたその方は、ベガルタのコールリーダーの方でした。


テンメイさん「あんたらの仲間は来てないの?」


Kさん「いや、来てますよ。多分前の方にいるんじゃないかな」


テンメイさん「なんだよ、じゃあ、そこいこう、そこ!」


けれども、もうすでに、長蛇の列。

しかしそこは、テンメイさん。
知り合いの警備員を見つけると、話をつけて、柵を開けてもらい、先頭へとショートカット……。


Kさんと共に、突如として、ベガルタコアサポの真っ只中に放り込まれることになったのでした……。
コアサポの人たちも、テンメイさんに対して

「お久しぶりでーす」
「うぃーす」
「お疲れ様でーす」

と口々に挨拶。


普通に、仙台のコアサポーターの一員かのように溶け込んでいたのでした。


別クラブのサポーター同士がこんな風に普通に溶け込む、なんてことは、僕には考えられないことで、ちょっと戸惑いを覚えました。


勝手に、別クラブのサポーター同士の人が会うと、一触即発的な感じになるもんだと思い込んでいたので…


やっぱり、この2クラブのサポーターのつながりは、ちょっと「異様」なのかもしれない…と感じたのでした。


テンメイさん「あ、そうそう、この人、セガの、ひさおさん」


テンメイさんはコアサポの方に僕を紹介してくれたのでした。
まさか、こういう形で、仙台のコアサポの方々に紹介されようとは……


チャラ男さんがガンバのゴール裏で、雲行きの怪しさを感じていた頃
僕はなぜか、川崎サポのテンメイさんを軸にして仙台の取材をスタートさせていたのでした……


つづく。


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posted by ひさお |20:03 | 煌きのベガルタ仙台編 | コメント(6) | トラックバック(0)
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