2010年02月26日
煌きのベガルタ仙台編 その4
こんばんわ。ひさおです。 前回まではこちらです。 ベガルタ仙台 煌きのベガルタ仙台編 その1 煌きのベガルタ仙台編 その2 煌きのベガルタ仙台編 その3 ガンバ大阪編 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その1 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その2 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その3 天皇杯連覇へ!ガンバ大阪編 その4 さて、まもなくキックオフなのですが… 試合よりまず、とにかく、仙台の熱気がすごかった。 J'sGOALのこの記事にもありますが… 仙台から、また関東近郊、日本各地の仙台サポ、総勢15000人近くもの人が駆けつけていたとのこと。 正直、試合中はマヒしてしまって、その歓声のすさまじさや、サポーターの量の凄さを感じることが出来ませんでしたが、改めて、YouTubeに上がっている、試合中の動画を観ていると、その時の状況を客観的に見つめることが出来ます。試合開始を控え、武藤さんのお友達が、武藤さんに話しかけます。 「やっぱり4%ですかね、武藤さん」 武藤さん「ううむ、あるいはもう少し少ないかもしれない。しかしものすごく高い数字だよ、これは」 4%?? このパーセンテージ、何かと言うと…。 武藤さんがこの天皇杯準決勝を前に唱えた、仙台がACL出場権を獲得できる確率です。 詳しいことは武藤さんのブログに載っているのですが 天皇杯の優勝者=ACLの出場権を得ることになるので、これはつまり、天皇杯を優勝できる確率とも言えます。 ガンバと10試合やったら、1勝2分け7敗くらい。 引き分けから延長PKを含めて五分だとしても、決勝進出の可能性はせいぜい20%くらい。 名古屋とも同様で、約20%。 20%×20%で計4% ということだそう。 僕なんかは、「えっ、少ない…こんなものなの??」 と思ってしまいますが、武藤さんの捉え方は違っていました。 武藤さん「今後、J1で定着して、上位に食い込めるようにはなってくれると信じているが、それでも、ACLの出場権を得る確率が4%という確率まで高まることは簡単なことじゃない。 下手をするとあと何十年とかかるかもしれない。 仮にACLに出られる様になったとして、来季、J1残留が危うくなるのではないか、という意見もあります。 しかし私にとれば、J2に落ちても、また、その次に上がれば良いだけのことだと思っています。 それに比べて、口が酸っぱくなるほど言っていますが、ACLに出場する、ということがどれだけ大変なことか。 4%という高確率になった今、この機会に尻込みすることはないと思います。 J1で戦うことと、ACLであれだけの国際大会を戦い続けることとを天秤に掛けると、やはり、ACLの方が優先順位は高くなる。 それに…今回ACLの出場権を手にするということは、天皇杯優勝賞金である1億円を手にするということなのだから、それだけの潤沢な資金を獲得できるということは、「ACLに出られる」事と「J1残留」が必ずしも相反する事象ではないと、こう思うんです。」 ACLにかける思い これになみなみならぬものを感じるのでした。 確かに、武藤さんの仰っていることはその通りで、J2に降格しようとも、ACLで培うことのできる経験は必ずチームの肥やしになるのだろう、と思います。 僕なんかは、そのシーズン、そのシーズン、さらには1試合ごと、という狭い視野でチームを観てしまいがちですが 武藤さんは、何年も先を見越して、チームを観ているのだな、と感じたのでした。 さて、試合開始です。 僕は、冷静にチームを見つめていた武藤さんが、試合中はどうなるのかと、ちょっと興味をいだいていたのですが やはり、というかなんというか 熱狂的なサポーターに早変わり。 ガンガンチャントを歌って応援します。 しかし、それでも、時折、鋭いひとりごとを言ったり 試合に釘付けになって動きが止まることも。 こんな状況でも、しっかりと試合の状況を見つめているということに驚きました。 試合内容については、もはや古い内容ですし、周知の事実であると言うことに加え、あまりこのブログの意図とも関係ないので、ある程度省略しつつ書きますが、仙台のチャントについてはぜひ触れておきたいと思いました。 以前の記事でも書きましたが、仙台の応援というのは、オリジナリティに溢れていて、リズミカルで楽しいものが多かったです。 特に、僕が好きだな、と思ったのが「FORZA」 好きすぎて、動きを絵に描いてみました。
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あれ?? こう描くと、わざわざ絵を描くまでも無かったか?? いえいえ。 これがいっぱい集まると… YouTube 「フォルツァ」 ベガルタ仙台 2008 こんな感じで、大変圧巻なのです。 「カモン」というチャントも楽しい。 「カモン」 ベガルタ仙台 2008 また、「コブラ」というチャントなんかは、歌がちょいムズかしかったりしました。 「さあNo.1!Go With The Wind」 というところの、Go With The Windの部分がちょっと高くなる気がして声が裏返る…。 「コブラ」 ベガルタ仙台 2008 まだ、僕は仙台で5クラブ目でしたので、もちろん全てのクラブのチャントを知っているわけではありませんが… 仙台のチャントってとてもリズミカルなものが多くて、また体を動かすようなものが多いように思います。 これって実は結構重要で、なんというか喜びとか選手へのエールとかを素直に現せる気がしました。 なにより、みんなでやっていると楽しい。 チャントって使い回しのものが多い中、仙台のものってオリジナルが多いんですよね。 だからちょっと独特で新鮮でした。 そんなチャントを歌いながら、応援していたのですが。 現実は無情と言うか 開始早々のルーカスのオーバーヘッドで、ガンバ先制。 やっぱりガンバは強い 開始早々のこの得点に、重苦しい空気が流れるかと思われました。 けれども、この日の仙台ゴール裏のムードは壊れることはありませんでした。 そもそもの前提として、サポーター全員がこの状況、 天皇杯準決勝という状況をやや困惑気味にも楽しんでいるということが、全体の雰囲気の中にありました。 負けても良い というと、語弊がありますが、とにかく、まずはここまで来た事実、国立で戦っている事実に対して、驚き混じりに、大きな喜びを感じている様子でした。 試合が始まる前に、ある若い男性サポーターの二人組が、僕の後ろでこんな話をしていました。 「しかし、本当に嬉しいね」 「うん」 「信じられる?俺らいま、国立にいるんだぜ?」 「うん」 「こんなことが、こんな早く実現するなんて、本当、思ってもみなかったよ」 「俺も。あと10年は先だな、って思ってた」 「本当に、嬉しい。まずこんな時期まで試合が観れることが嬉しい」 「そうだね。そういや、さ元旦のチケットとった?」 「たりめーじゃん。」 僕の背後の通路のところで話していたので、顔とかはわからないけど話の様子、声のトーンから、本当に嬉しそうな様子がひしひし伝わってきました。 ある種、勝って当たり前、というガンバとはまた全然違う雰囲気があったはずです。 「勝たなきゃ」という雰囲気ではなく、「とにかく、この場で戦えることが嬉しい!!」という雰囲気が充満し、仙台のゴール裏を包んでいたのでした。 だから、ルーカスのシュートによって流れ込みかけた重苦しい空気は、この「強者と戦えることの喜び」の前に、いつの間にかかき消されていました。 しかしそんなゴール裏の様子が、にわかに変化したのは、後半の、中原貴之の同点弾。 「行ける……」 明らかに、空気が一変しました。 ただ、この状況を楽しむ、というだけではなく もしかすると、本当に勝ててしまうのではないか? という予感めいたもの。 それが、仙台の応援を底上げします。 声援が、国立を埋め尽くします。
けれどもそんな、スタジアムを支配するような声援も試合の状況を変えるまでには至りませんでした。 最終的に2-1で試合終了。 スコア的には惜しいけれど、やはり、ガンバとの差を痛感するような試合だったと思います。 横で一緒に応援していたMさんがつぶやきました。 「来季はこういうチームと普通に戦わなきゃいけないもんね…」 この一言が、この一戦を物語っているように感じました。 J1の強豪チームの強さを目の当たりにしたからこそのこの言葉だと思います。 試合終了後は 敗戦後の重さはなく、一様に、サポーターの笑顔が見えました。 スタジアムには、 「ありがとう!!」 「良い一年だったよ」 という選手や監督、チームへの感謝の言葉が飛び交いました。 武藤さんも、お友達と 「本当に長くて、楽しい一年だったなあ…」 としみじみ。 Mさんは、 「元旦のチケットとっているのに、どうしようかしら…」 と。 後日談で、お話を伺ってみると、元旦、ガンバ側で観戦されたそうです。 同じようにすでにチケットを購入されていたベガルタのサポーターもちらほらとみかけられたようです。 さて、実はこのあと、Mさんと武藤さん、そしてそのお友達の方と居酒屋でお話を聞いたのですが、ちょっと長くなってしまいますのでそれについてはまた明日にでもアップさせて頂きます。 ではまた。 つづく。
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posted by ひさお |18:04 |
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試合開始を控え、武藤さんのお友達が、武藤さんに話しかけます。
あれ??
けれどもそんな、スタジアムを支配するような声援も試合の状況を変えるまでには至りませんでした。
最終的に2-1で試合終了。
スコア的には惜しいけれど、やはり、ガンバとの差を痛感するような試合だったと思います。
横で一緒に応援していたMさんがつぶやきました。

