2009年12月24日

起こせ!ジャイアントキリング! FC岐阜編 その3

こんばんわ。ひさおです。


前回の記事はこちらからどうぞ。
起こせ!ジャイアントキリング! FC岐阜編 その1
起こせ!ジャイアントキリング! FC岐阜編 その2


それでは続きです。


Tさん「それでは、そろそろ行きましょうか」

ということで、出発。
この時点で、緑の人は40名程度でしょうか。
みんなでぞろぞろ、岐阜駅のホームに向かいます。

駅のホームでは、TさんからSさんという方を紹介していただきました。

Tさん「今日一日、ご案内をさせていただきます、Sさんです。Sさんは仕事的にもひさおさんと繋がりがありそうなんで、是非にと、案内を志願してくれました」

Sさん「はじめましてSです」

Sさんと名刺交換。
Sさんはゲーム・DVD、その他諸々を扱う某ショップの店長さん。

Sさん「サカつく、売れてますよ!」
とのありがたいお言葉もかけて頂きました。


Sさんは、周囲のサポーターの方々にも、僕のことを紹介してくださいました。
なかには、このブログを見ていただいている方もいて

「チャラ男とひさお、どっちの方?」
と聞かれる方も。


「しかし、今日、本当は長良川やったかもしれんのに」
…と、また別なサポーターの方。


ひ「…というと?」


「今日、駅伝なんですよ」


ひ「駅伝?」


突然のことで、なんのことかわかりませんでしたが
その日は「実業団女子駅伝」が岐阜で開催される日だったのです。


「駅伝で、長良川使うで、今日、瑞穂に行かなかんのよ。駅伝と日にちがズレとったら、長良川開催もあったらしいんやけどね」


長良川とは、岐阜のホームスタジアムである、長良川陸上競技場のことです。駅伝で使用するのだそう。


Tさん「昨日、長良川にダンマク取りに行ったら、すごかったよ。いろんな会社の横断幕やら旗やらがもう用意されてて」


電車が来るまで、しばらく時間があったので、いろいろと話し込むことができました。
応援についてちょっと気になったので、質問。

ひ「ここにいるみなさんで、指揮をとって応援されるんですか?」


Tさん「いえいえ。それはまた別なんですよ、実は。私たちは、スタジアムでの応援を表立ってやるのではなく、サポーターの輪を広げて行く活動を主にやっているんですよ。」


ひ「なるほど…では応援団は全く別?」


Tさん「団体としては別ですけどね。横の繋がりはありますよ。
まあ、応援も大切なのですが、その前に岐阜の場合はより多くの人にスタジアムに来てもらわないといけない。
私たちは、なんとかしてグループとかに属さないサポーターの人たちや、まだFC岐阜を観たことがない人達に、岐阜について知ってもらい、スタジアムに足を運んでもらおう、としているのです。
なので、広くサポーターを集める係とでもいえるでしょうか。
今回の、なんとなく固まって~ツアーもその一環です。
FC岐阜にちょっと興味があっても、なかなか単独では行きづらい面もあったりするので。
じゃあ、みんなで行けばいいじゃないか、ということで企画したのです」


たしかに、岐阜のように、これから、というチームではこういった活動は重要で、地道に地域に浸透させていく必要があるのだと思います。


ひ「なるほど…。この、なんとなく固まって~ツアーって、アウェーのときには良く開催するんですか?」


Tさん「いやいや、まず、近隣のアウェーってないんですよ…」


ひ「あ、そうか」


Tさん「まあ、あって大阪、ですが大阪だと、高速道路、ETCで1000円じゃないですか。みんな車で行っちゃうんですよ」


ひ「なるほど…あと気になってたのが…あの駅前の信長像…」
と言うと、別のサポの方が話に入ってきました。


「すごいでしょ、あれ(笑)3000万くらいかかったっていうよ」


3000万!


なんでも岐阜市制120周年を記念して建てられたのだそうです。


そんなこんな話をしていたら、電車がやってきました。
まずは、2次集合場所である金山駅を目指します。


sakatsuku6-132316.jpg


▲緑の人が固まって乗った車内。1両目にみんなで乗ったので1両目だけ、ぎゅうぎゅう。



Sさん「そういえば、ひさおさんにいいものを持ってきたんですよ~」
電車に乗るなり、Sさんは、ちょっと古い、サッカー誌の記事を見せてくれました。

そこには、JFL時代のファジアーノの記事が。
Sさんも、このブログを見ていただいていて、僕が岡山を応援していることを知っていたのです。


Sさん「岡山とはね、割と因縁があるんですよ。
いや、岐阜側はあまり因縁だと思ってないけど、多分、岡山側からしたら因縁の相手になるかな、と」


ひ「…というと?」


Sさん「たとえば、3年前の地域リーグの決勝。岐阜は岡山とあたって、勝って、JFLに進みました。
岡山は負けて、悔しい思いをしたと思います。それで結果的に、J参入が1年遅れましたからね」


ひ「…ああ、それ、聞いたことがあります…。しかも、その地域決勝以来岐阜には勝てていないという…」


Sさん「でもね、岡山の雰囲気って素晴らしいんですよね。
スタジアムの立地は良いし、サポーターもすごく温かい。人気もすごいじゃないですか。あれだけの人を集めるなんて…岐阜も見習いたいところですよ」

岡山の印象はずいぶんと良い様子。嬉しいことです。

いろいろとお話を伺っているうちに、電車は金山総合駅に到着。地下鉄の名城線に乗り換えます。

sakatsuku6-132318.jpg



地下鉄に乗るまえに、一旦、駅改札前で合流するサポーターと待ち合わせ。

sakatsuku6-132319.jpg


▲仲間がどんどん増え、100人を超えました。

多くのサポーターの方々が気軽に集まってきます。
みなさん、かなり穏やかな雰囲気…。

sakatsuku6-132321.jpg


▲地下鉄へ。

この写真をとっていると、副コールリーダーの方が

「冬だでみんな厚着しとるから惜しかったね。」

と言ってましたが、確かにこれ、夏の試合とかなら、もっと緑で綺麗だっただろうな、と思います。



sakatsuku6-132322.jpg


▲…で、また電車待ち。

ここでまた、新たなサポーターの方を紹介して頂きました。
その方は、サカつく6をプレイしていただいている様子で


「今回のは、今までで一番面白いわ」
とおっしゃって頂きました。


「ただね…一ついわせてもらうとしたら、岐阜、スタート時の資金多いわ。もっと少なくて良かったのに」
とも。すると他の方も

「そうそう、資金マイナススタートとかのが面白いて」
と、乗っかってきました。


ひ「マイナスは、さすがに…。ちょっとマゾすぎるでしょ(笑)」


「そんなことないよ。きっと岐阜サポなら、良くできとるわ~ってなって、感動するよ(笑)」

話はゲーム内のチーム強化の話から、リアルのチームの強化の話に…


「岐阜はね、今西さんがGMになってから変わったんよ。今西さん…知ってる?」
恥ずかしながら僕は存じ上げませんでした。


「とにかくね…僕たちからしたら神様みたいな人でね。
岐阜の前は、広島の総監督なんかもやっていた人なんよ。
広島のマスコットの熊いるでしょ。あれ、今西さんがモデルらしいよ」
別の方も加わる。


「でも偉ぶった人じゃなくてね、ふらっとスタジアムとかに現れたりする。
前、広島との試合の時にも来ていて、広島のサポも今西さんの前で不甲斐ない試合はできないって奮起してましたしね(笑)」


ひ「そんな方がGMをされているなら…安心ですね」


「あとは、経営だわ。問題は。…岡山の社長が経営を見て、GMが今西さんだったら最強だと思うけどね(笑)」


たしかに…それは最強のタッグっぽい…。


電車が来る。
電車に乗り、瑞穂運動場東駅を目指します。

電車の中では、今度はスタジアムの話に…。


「来年はスタジアムがメドウに戻るから…また厳しいんよね…」


ひ「メドウ…?」


「岐阜がJFL時代に使ってた競技場。
これが小さいんよ。マックスで3000人入ればいいんじゃないか、くらい」


ひ「えっ、3000?!それ。Jリーグ的にオーケーなんですか?
そもそもなんでまたそこに?」


「長良川を改修するんだわ。
で、仮設スタンドを増設して、メドウを使うってことでぎりぎりオーケーをもらった感じかなあ。
まあ仮設スタンド入れても4500とかかな」


ひ「それは、ますます…経営も厳しくなりそうですね…」


「うーん。岐阜は、だいたい常時スタジアムに足を運ぶ人たち、サカつくでいうコアサポーター、かな。これが2000人くらい。メドウはアウェー席なんか200人くらいしか入んないからアウェーチケットは争奪戦になるよ、きっと」


ひ「スタジアムはどんな感じなんですか?」


「コートと近い。とにかく近い。」

「片桐 (淳至、現甲府)のシュートが失速せずそのまま俺の膝に当たったときは感動したよ(笑)」


ひ「サッカー専用のスタジアムなんですね!」
僕がこういうと、周りは失笑。


「ははは、専スタっていうと聞こえはいいけどね…」


「客席の問題の他にも、ラグビーの試合もしたりするから、結構芝が痛んでたり、いろいろと問題があるんだ」

フロンターレのときにも浮上していたスタジアム問題。
岐阜でもなかなか深刻な問題として上がっていました。


やがて、電車は瑞穂運動場東駅に到着。
なんとなく固まってツアーも終りが近づいてきました。


しかし、この和やかな雰囲気はなんなんだろう。

試合前の殺伐さが


…あまり感じられない。


そういえば、応援団はまた別に存在するって言っていたっけ…。
なんとなく嫌な予感を感じつつ、Sさんに聞いてみました。


ひ「そういえば、みなさん、どういう形で応援されるんですか?応援を仕切る方は別でいるとは聞いたのですが…」


Sさん「ああ、応援団の人たちは、スタジアムで待ってますよ。
の人たちが…」


ひ「マ…マムシ…?」


S「そう、蝮」


マムシ。美濃のマムシといえば…。
かの、稀代の謀将…マムシの道三と恐れられた…斎藤道三…
道三が長良川で討たれてからおよそ450年…


岐阜のゴール裏に「蝮」は生きていたのでした…。


…ていうかやっぱりまた威圧的なお名前!



Sさん「そうそう、せっかくなんで、ひさおさんには、応援の際には、蝮の中に入って応援していただきます。
ゴール裏の前方の方に席をおとりしますので」



あああああ……

結 局 そ う な の だ 。



ユルいなあ、穏やかだなあ、と思っていましたが、やはりこういうことは長くは続かないのですね…。


というわけで、次回、蝮の方々にご挨拶をさせていただきます。



つづく


posted by ひさお |19:43 | 起こせ!ジャイアントキリング! FC岐阜編 | コメント(0) | トラックバック(0)
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