2010年02月27日

鹿島 今季も王者は動かざること…

補強を中心とした今季のJ1クラブ戦力レビュー、
シリーズ企画の第15回。あと4チーム。

今回は、本日行われたゼロックススーパーカップで、
PK戦の末、ガンバ大阪に勝利した、鹿島アントラーズ。

リーグ4連覇、そして、ACL初戴冠を目指す、Jの王者である。

今オフの動きを一言では、
「微振動」


選手の動きが無かったわけではないが、
やり方を変える雰囲気は全くない。

田代、増田、中後など、
昨季10試合前後に出場したクラスの選手をレンタルに出したが、
守備的なポジションを複数できる選手を中心に獲得、
屋台骨を補強して、目標達成に挑む。

IN
  八木 直生 (鹿島ユース)
  イ ジョンス (京都) 
  鈴木 修人 (湘南 レンタル→復帰) 
  船山 祐二 (C大阪 レンタル→復帰)
  佐藤 昭大 (広島 レンタル) 
  フェリペ ガブリエル (ポルトゲーザ(ブラジル))
  ジウトン (ポルトアレグレ(ブラジル) レンタル)
OUT
  ダニーロ (未定) 
  パク チュホ (磐田)
  後藤 圭太 (岡山) 
  中後 雅喜 (千葉 レンタル→完全)
  石神 直哉 (C大阪 レンタル→完全) 
  田代 有三 (山形 レンタル) 
  増田 誓志 (山形 レンタル)
  小澤 英明 (未定)


今季初めての見た試合だったのだが、今日見るかぎり、
新戦力のイ・ジョンスは、岩政と組んでCBスタメンとなりそうだ。

守備は問題なく見えたし、セットプレーで上がるときの高さは脅威。
今日も、ガンバDF菅沼のファールを誘って、PKを獲得した。

攻撃ではフェリペ・ガブリエルが使われた。
時折センスを感じたが、彼に関してはこれからだろう。
腰痛で離脱中の本山が戻ったときに、出場できるか、がまずは試金石。

今日出なかったジウトン、鈴木修人、船山らは、
試合数の多い鹿島にとって、貴重な守備のオプションになりそう。


攻撃は、今日も昨季の印象通りだった。

「いい奪い方をすれば、ダイレクトに拘らなくても、鋭い速攻はできる」
そういうメッセージを感じる。

代表流に言うと“コンセプトを共有”することで実現する素早いパス回しよりも、
確実なつなぎを優先で構成する攻撃は、
ボールを持っていない選手のサポートの質が高いからできる芸当。

就任3年、リーグ3連覇中、オリベイラ監督のひとつのポリシーだろう。

リーグで最も安定した試合運び、締まったゲームが継続できる。
無駄に勝ち点を失わない、良くない試合でも引き分けられるサッカーだ。

Jリーグは、変わらず優勝候補の筆頭だろう。


ACLではどうか? 悲願の初制覇がなるだろうか?

昨季は、予選リーグを文句なく通過したが、
決勝T1回戦、唯一の“一発戦”でPK戦に沈んだ。

だから、というのは少し乱暴な結論だが、
着実性の中に、リスクを冒すタイミングを上手く織り込めるか、
それが、鹿島がアジアで、特にトーナメントになってから、
勝ち続けるためのポイントかと思う。

posted by sakasama |23:07 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月26日

大宮 誓いのために守備陣を刷新

補強を中心に、今季のJ1クラブの戦力レビューをしていく、
シリーズ企画の第14回(あと5回)。

今回は、渡辺社長より“~アルディージャの誓い~”
というコミットメントがなされ、
サポーターと共に歩む経営姿勢が評価される、
大宮アルディージャ。

今オフの動きを一言では、
「後方の大幅入れ替え」

後ろのポジションの選手を、ベテランを中心に大量放出し、
守備力、運動量のある新戦力を数多く補強した。

IN
  金久保 順 (流通経済大) 
  木原 正和 (阪南大)
  深谷 友基 (大分)
  北野 貴之 (新潟) 
  村上 和弘 (川崎F) 
  杉山 新 (甲府)
  多田 大介 (C大阪 レンタル)
  坪内 秀介 (神戸 レンタル)
  安 英学 (水原三星(韓国))
OUT
  波戸 康広 (横浜FM) 
  パク ウォンジェ (全北現代(韓国))
  小林 大悟 (ラクリステッサロニキFC(ギリシャ) レンタル→完全) 
  冨田 大介 (神戸)
  村山 祐介 (大分)
  田中 輝和 (横浜FC レンタル→完全) 
  高木 貴弘 (新潟) 
  片岡 洋介 (京都)
  小林 庸尚 (佐川印刷SC) 
  島田 裕介 (徳島)
  小林 慶行 (新潟)
  斉藤 雅人 (引退)
  川原 達也 (未定)
  川辺 隆弥 (未定)
  西村 陽毅 (未定)


波戸、冨田、片岡ら、
バックラインでレギュラークラスだった選手たちがチームを去った。

守備陣で昨季からスタメンを守ることが濃厚なのは、
マトくらいで、大幅な入れ替えとなる。

対して新戦力は、大分から加入のストッパー深谷や、
守備ならどこでもできるスペシャリストのアン・ヨンハ。

両サイドにもスタミナのある選手が追加。
右の杉山、左の村上。

いずれもポジションを奪う可能性が高いだろう。
張監督の方向性が垣間見える守備補強となった。

攻撃に関しては、ほとんどメンバーに変化はない。
目標の上位争いのためには、昨季の40点よりもう少し獲りたい。

どのようなやり方で点を奪いにくるか、
おそらく奪ってから素早く攻めるのだろうが、
そのキレ味と、シーズン通じての持続性が、ポイントになる。

posted by sakasama |23:53 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月25日

モウリーニョ古巣に先勝 本田圭CLデビューはドロー : 欧州CL 決勝T1回戦 第1試合④

「自分がいた頃とほとんど変わっていない」

インテルのモウリーニョ監督が、
チェルシー戦を前に、古巣をそう評した。

それは、現在チェルシーの指揮をとる
アンチェロッティを批判するわけではなく、
出来上がっているチームには、
それほど手を入れる必要がない、と一定の敬意を示してのこと。

遠回りに見下している、ともとれるが。。。


第1戦は、日本時間の昨夜、
インテルのホーム、サン・シーロで行なわれ、
スコア2-1でインテルが先勝。

第2戦に向けて少しだけアドバンテージを確保した。
しかし、0-1で敗れれば、先は無い状況。
アンチェロッティも黙っていないだろう。


もう一試合は、
本田圭佑が所属するCSKAモスクワとセビージャの対戦。

本田は、CL初出場、
公式戦としてもデビューをホームで果たした。

結果は、1対1のドロー。

実質、少々ビハインドを負ってしまったが、
第2戦アウェーでの勝利、期待する。


posted by sakasama |10:40 | ヨーロッパチャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月24日

アウェーにて 我慢バルサはしのぎ、無敗フランス王者は勝つ : 欧州CL 決勝T1回戦 第1試合③

日本時間の昨夜、欧州CLは、
決勝トーナメント1回戦の第1戦、2ゲームが行われた。


ケガ人続出のバルサは、シュツットガルトと対戦。
アウェー メルセデス・ベンツ・アレーナでのゲーム。

先制されたものの、
後半7分にイブラヒモヴィッチのゴールで追いつくと、
その後はゲームを支配し、ドロー。

チーム状況が良くない中、アウェーゴールを奪って引き分け、
2戦目への展望は明るい。


もう一試合は、
ギリシャのオリンピアコスとボルドーの対戦。

今大会、いまだ無敗のボルドー、
前半47分にミカエル・チアーニのゴールで先制すると、
そのまま逃げ切り、アウェーで貴重な勝利。

ベスト8進出へ、相当有利な状況になった。

posted by sakasama |12:11 | 欧州リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2010年02月23日

神戸 痩せて体質強化された曲者

補強を中心に、今季のJ1クラブの戦力レビューをしていく、
シリーズ企画の第13回。

J開幕に先駆け、ACLも始まったということで、
テンポアップで3月6日までに連載終了する。

今回は、サポーターの方には申し訳ない表現だが、
個人的に“曲者”に感じている、ヴィッセル神戸。
もちろんいい意味で。

昨年、リーグの上位3チームから勝ち点10を奪っている
(鹿島に1勝1敗、川崎Fに1勝1分、G大阪に1勝1敗)
ことも、曲者感を感じるところ。


このオフの動きを一言では、
「スリム化→体質強化」

経営見直しにより、大量に選手を放出。
現所属選手16人と契約しなかったのは、J1最多。

その反面、新卒選手5人との契約もJ1最多。
リーグ全体のルーキー減少傾向の歯止めに一役買っている。

さらに、他クラブからの補強は、名より実。
各ポジションへいぶし銀の選手たちの加入で、
経営難を知恵と工夫で乗り越えていく雰囲気は十分。

IN
  ポポ (柏)
  冨田 大介 (大宮) 
  エジミウソン (大分)
  都倉 賢 (草津) 
  嘉味田 隼 (神戸ユース) 
  三原 雅俊 (金沢 レンタル終了→復帰) 
  高橋 祐太郎 (福岡大) 
  三島 康平 (駒沢大) 
  有田 光希 (北越高) 
  森岡 亮太 (久御山高)

OUT  
  マルセウ (ベンフィカ(ポルトガル) レンタル終了) 
  須藤 大輔 (未定) 
  内山 俊彦 (甲府) 
  古賀 誠史 (未定)  
  石澤 典明 (未定 MIOびわこ草津にレンタル中)
  土井 康平 (未定)
  アラン バイーア (アトレチコ・パラナエンセ(ブラジル) レンタル終了) 
  岸田 裕樹 (岡山)
  キム テヨン (岡山)
  柳川 雅樹 (甲府 レンタル)
  金 南一 (FCトム・トムスク(ロシア)) 
  上谷 暢宏 (アルビレックス新潟シンガポール)
  馬場 賢治 (湘南 レンタル)
  丹羽 竜平 (鳥栖)
  坪内 秀介 (大宮 レンタル)
  松橋 章太 (熊本)


草津から来たFWの都倉は、昨季J2得点ランキング2位(1位は香川)。
低迷のチームで一人、気を吐いていた。

中盤では、柏からのポポが、左サイドを中心に献身的な仕事ができ、
ボランチは、金南一に代わって大分から加入のエジミウソン・アウベス、
どちらも、日本向きなブラジル人選手。

守備ならどのポジションでもできる左サイド、冨田も着実だ。


最後に、曲者感の仕上げは、三浦俊也 監督。

昨季、リーグ前半が不振であった8月に就任し、
いきなり3連勝するなど、チームを残留圏内へと押し上げた。

選手としてはほとんど無名で、単身ドイツにコーチ留学した変り種。

賛否両論はある人だが、J1においてシーズン途中でチームを任され、
残留を勝ち得た監督は多くない。
さらに、日本人監督に絞れば、ほとんどいないのではないか?

戦術的な識見は秀逸で、今季も、特に上位チームとの対戦で、
どんな策謀をめぐらせるのか、楽しみである。

posted by sakasama |21:11 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加