2007年01月26日

藤田ジョッキーの騎乗停止について

スイマセン、約10日間も風邪で寝込んでしまいました。ったく、年明け早々の忙しさもあって踏んだり蹴ったりの日々です……。

さて、ずいぶん古い話で恐縮ですが、藤田Jの暴行事件の話を。
年末の「藤田騎手が飲食店で暴行、書類送検へ JRAは騎乗停止処分に(サンスポ)」には驚きました。
前人未到の10年連続フェアプレー賞獲得に向けて黙々と騎乗していただけに、あと1週を残した年末にこの不祥事……本人の悔しさはいかほどのものでしょうか。
昨年、藤田騎手は武豊騎手に次ぐ騎手リーディング第2位を獲得。ちなみに、騎乗回数も岩田騎手に次ぐ第2位で、年間902回。すでにベテランとして不動の地位を得て、「いい馬だけに乗る」ことも許される立場だと思うのですが、いまでも同期の四位騎手の約1・5倍の騎乗数をこなす姿勢はなかなかのモノ。個人的に何度かの取材を経て、その人柄に非常に興味を覚えたジョッキーだったので、この暴力事件の発覚は残念でなりませんでした。

藤田騎手は常々「真っ当に乗ってる人間のプレーを、マスコミはまったく報道しない」と憤っていて、このフェアプレー賞を連続して獲得することがどれほど難しいことかを力説していました。実は今回、こうした藤田騎手の意見を取りいれ、10年連続フェアプレー賞受賞について、ある競馬雑誌が特集を組むという話を聞いていました。雑誌の制作上、1年でもっとも忙しいこの年末進行の時期に起きた事件で「例の企画は飛んだな…」と、他所様のことながら、ずいぶん心配しました(^^ゞ

ま、起こった時間帯からして「飲み屋で酔っ払った挙句の事件」だったことは簡単に想像がつきますし、普段からヤンチャ風情の藤田騎手の起こした事件ですから、周りから面白おかしくいわれるのはもう本人も承知の上でしょう。
ただし、毎週藤田騎手の馬券を買って儲けていた馬券ファン、そして愛馬に騎乗させていた馬主や調教師など、ターフにおける藤田騎手を必要としていた大勢の人にとって、今回の戦線離脱は大きな痛手。そういう人たちに今後、藤田騎手はどうオトシマエをつけてくれるのでしょうか?

ちなみに、編集部に入ってきた情報によると、事件があったのはあっち方面の店(←どうとでもとって下さい)とのこと。翌日、正気に返った藤田騎手から先に示談を持ちかけたという話で、JRAもその対処には苦慮したようです。とはいえ、JRAが決めた「騎乗停止3カ月」という処分は正直「軽い」と思わざるを得ないので(トレセン内部でも「軽い処分で済んでよかった」という声が大半だそう)、そこのところは「藤田騎手だけが悪いんじゃない」ってところを情状酌量したのかな、と考えてしまいます。

オトシマエと、少々物騒な言葉を使いましたが、それだけ特別模範騎手・藤田伸二には多くの期待があるということです。「騎手だからターフ上でのパフォーマンスがすべて」というのではなく、自分に期待してくれる人に対し、人としてどう覚悟をもって接していくのか、3カ月後本人に聞いてみたいと思います。


■編集S(♀)

追伸●先日、こんなCMを発掘してしまいました。
競馬学校騎手課程生徒募集CM→http://www.youtube.com/watch?v=pwd6bxo5ZJU
藤田騎手にもこんな時期があったんかね……と思ってしまいましたが、かつて聞いた話によると、競馬学校時代の藤田騎手は引退した安田康彦騎手と親しく、「脱走」「買い食い」「タバコ」の常習犯として極悪コンビだったそう。かたや同期の四位騎手は、競馬学校時代からすでに、教官らが「もう四位には教えることがない」と舌を巻くほどの競馬達者。いろんな過去がありますねぇ(^^ゞ


posted by 編集S(♀) |15:29 | 競馬ニュース | トラックバック(0)
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2007年01月11日

内田博幸Jの動向が気になる今日この頃

本当に遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願いいたします<m(__)m>
すでに金杯も終わり、07年の競馬もスッカリ幕開けしてしまいましたが、新年しょっぱなのネタは、いまアタシが一番気になっている話から。

1月末に行なわれる予定のJRA騎手試験の第二次試験を内田博幸ジョッキーは受験するのでしょうか?

20070111-01.JPG

我々が馬券を買う上で、内田ジョッキーの存在はもはや必要不可欠なものです。南関東で圧倒的な勝ち星を挙げる内田Jは、すでにJRAの競馬においても力が図抜けていて、これほどのジョッキーが毎週末に中央の舞台で乗れないこと自体がおかしいと思わざるを得ません。

内田ジョッキーには何度か取材をさせていただいたことがありますが、皆さんもご存知の通りの超マジメ人間。騎乗ヲタクとでもいうのでしょうか、“平日は南関東、土日は中央”と、ほぼ毎日騎乗するいまでも「いくらでも馬に乗っていたい」と真顔で話す人です。
昨年、誰もが「破られるはずがない」と思っていた佐々木竹見騎手の挙げた年間506勝をアッサリとクリア。この記録は、内田Jが「いつか更新したい」と夢見ていたものだったといいますから、アッパレな話ですよね。

で、本題。そんな内田Jは、中央に移籍するのでしょうか?

内田Jは必ず、インタビューで「ボクは大井の内田博幸。ぜひTCKに遊びに来てください」とアピールします。地方競馬が衰退の一途を突き進むいま、自分が活躍することが売り上げ向上に結びつくと信じているのです。これまで自分を騎手として成長させ、バックアップしてくれた地元への恩返し……そんな愛情をいつも感じます。

内田Jは3年前に初めて南関東リーディングに輝きましたが、その原動力は「川島正行厩舎&ダーレー」だったことは有名です。そのダーレーはいまJRAと馬主審査の件で揉めているわけで……ダーレーの主戦である内田Jは非常に難しい立場にいるともいえます。

昨年、彼はJRAへの移籍規定「年間20勝を2回」という条件をクリアしました。今月末の二次試験を受験すれば、ほぼ間違いなく中央移籍ができるはず。

……一体、内田Jはどういう決断を下すのか、本当に注目です。


■編集S(♀)


追伸●さて、そんな内田騎手以上に昨年大活躍を果たしたのは、アジュディミツオーなどを擁する川島正行厩舎。まーホントに、ものすごい数字をたたき出しました。
年間100勝(2着は53回!)。しかも勝率32.8%、連対率50.1%……まさに驚異的(←昨年のNAR賞授賞式で公約した数字をクリア!)。
もちろん文句なくNAR最優秀調教師賞に選出されましたが(ちなみに、アジュディーの2年連続で年度代表馬に!)、5年連続7度目とは……。

この川島先生にも何度も取材をお受けいただきましたが、気さくな人柄で多くの人を招き入れ、彼の周りにはいつも様々な業種、スタイルの人が集まります(個性的過ぎるキャラの馬主ゆえ、決してひとつの厩舎には揃わないといわれる「キン・コン・カン」馬が、川島厩舎には揃っています!)。
また、とにかくジッとしていることが嫌いで、いつもいつも何かを動かそうという意欲に満ちている人。

川島先生、これからも地方競馬を盛り上げるために派手な仕掛けをお願いします。あ、そうそう。これからも売られたケンカはジャンジャン買って下さい(^^ゞ


posted by 編集S(♀) |12:00 | 競馬ニュース | トラックバック(0)
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