2007年02月28日

常石勝義ジョッキーの引退に……(ToT)/~~~

常石ジョッキーの引退について書きます、といったのに、1日遅れてスイマセン。なにせ校了真っ只中なもので……m(__)m

さて、常石ジョッキーの引退には、個人的に非常に寂しく思いました。
引退式の模様をテレビや新聞でご覧になっていると思いますが、同期の和田ジョッキーが司会を務め、同期の出世頭・福永ジョッキー、常石くんの憧れ・武豊ジョッキーが花束贈呈を行なうなど、アットホームな雰囲気が、逆に彼の引退を悲しくさせました。

常石Jは2度の落馬事故から立ち上がりました。
1度目の落馬事故のときも大変でしたが、2年半前に起こった2度目の落馬はかなりの大事故だったのに。

この事故の前年、ビッグテーストの中山グランドJで初GI制覇を遂げた彼にインタビューする機会があり、アタシは初めて彼に出会いました。インタビュー場所は六本木ヒルズ。まだオープンしたばかりのグランドハイアットHのカフェで話を聞きました。
「ユーイチが『今週関東で乗るなら、一緒に行こうや!』って誘ってくれたんですよ。ホテルも彼が予約してくれて」
騎手って同期同士もライバルだし、そんなに仲がいいなんてめずらしー、って思ったのを覚えています。

そして2度目の事故。あるTMさんから当日(土曜日)の夕刻に電話があり「脳挫傷で意識がない」と聞かされたときは凍りつきました。
その後の話によると、翌日曜日の夜には、その日小倉で乗っていた騎手のほとんどが、常石Jの運ばれた病院に駆けつけたそう。これぞ人徳のなせるわざ。常石Jの人柄がわかるってもんです。

その後回復が進み、再び常石Jにお会いできたのは5カ月後。たまにトレセンや競馬場に姿を見せていると聞いて、栗東へ会いに行きました。そのとき、
「もう一度必ずレースに戻ったる!」
という言葉を聞き、母・由美子さんとも話し合って彼の決意表明となる取材企画を立てました。

20070228-00.jpg 競馬最強の法則 05年3月号

師匠の中尾正調教師の激励に応え、必死にリハビリを続けた常石J。心配を続けたお母さんからは「本人のことやから、やりたかったらやればいい」と、リハビリに励む常石Jの姿を写した写真が提供されました。取材には、トレセン近くで居酒屋を経営する兄・貴晴さんも参加してくれました。家族の支えは、常石Jにとってすごく大きいものだったと思います。

翌日、ビッグテーストが出走するレースを観戦しに競馬場を訪れた常石J。検量室では9着に敗れたビッグテーストを見た西園調教師から「やっぱりオマエが乗らなアカンな!」という言葉が飛びました。するとビッグテーストの敗退に暗い表情だった常石Jの顔に笑顔が戻り……まさに「温かいなぁ」と思えた瞬間でした。

そんな2度の大怪我から生還を果たした常石Jも、多くの努力の末、結果的にはドクターストップで騎手復帰はかないませんでした。
それでも、彼の引退コメントは競馬ファンの心を強く打ったはず……。

多くの仲間、そしてファンに愛された常石J。馬の上での活躍はもう見られないけれど、彼のこれからに大いに注目していきたいと思っています。


■編集S(♀)


追伸●先週事故にあった石山Jの一日も早い回復を心から祈っています!


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posted by 編集S(♀) |14:55 | 競馬ニュース | トラックバック(0)
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