2010年02月05日
共同通信杯(2月7日 東京芝1800m 3歳 別定 G3)
牡馬クラシック戦線に直結する重要なレース。データは中山開催だった03年を除く00年以降の過去10年を参考。過去9回で3着以内に好走した全27頭は以下のランクにあてはまる。
1.前年11月以降に芝1800m以上の重賞で連対
09年 1番人気1着ブレイクランアウト(東スポ杯2歳S2着)
07年 1番人気1着フサイチホウオー(ラジオNIKKEI杯2歳S1着)
07年 3番人気3着フライングアップル(東スポ杯2歳S2着)
06年 2番人気1着アドマイヤムーン(ラジオたんぱ杯2歳S2着)
06年 1番人気2着フサイチリシャール(東スポ杯2歳S1着)
01年 1番人気1着ジャングルポケット(ラジオたんぱ杯3歳S2着)
00年 4番人気1着イーグルカフェ(京成杯2着)
2.前年10月以降に芝1600m以上の重賞で連対
08年 5番人気2着タケミカヅチ(デイリー杯2歳S2着)
05年 1番人気1着ストーミーカフェ(朝日杯FS2着)
02年 1番人気1着チアズシュタルク(シンザン記念2着)
3.前年12月以降に芝1600m以上の重賞で3着以内
09年 9番人気3着トップカミング(シンザン記念3着)
05年 4番人気3着マルカジーク(シンザン記念3着)
04年 1番人気2着アポインテットデイ(朝日杯FS3着)
04年 5番人気3着ナムラシーザー(シンザン記念3着)
4.東京スポ杯2歳Sで5着以内、かつ過去に500万クラス以上の芝・ダ1800mで1着
02年 6番人気3着セイコーアカデミー(東スポ杯2歳S4着/きんもくせい特別2着 ※新潟芝1800)
00年 6番人気2着ジーティーボス(東スポ杯2歳S4着/黒竹賞1着 ※中山ダ1800)
5.前走(前年12月以降)500万クラス以上の芝1600m以上で1着(ただし芝1800m以上で勝利経験あり)
09年 2番人気2着トーセンジョーダン(ホープフルS1着)
08年 6番人気1着ショウナンアルバ(若竹賞1着)
04年 4番人気1着マイネルデュプレ(ひいらぎ賞1着)
01年 3番人気2着プレジオ(葉牡丹賞1着)
6.前走(前年12月以降)500万クラス以上の芝1600m以上で1着
06年 4番人気3着マッチレスバロー(ひいらぎ賞1着)
05年 5番人気2着ダイワアプセット(若竹賞1着)
00年 3番人気3着マルターズホーク(ひいらぎ賞1)
7.過去にOPクラスの芝・ダ1400~2000mで3着以内
08年 11番人気3着マイネルスターリー(萩S3着)
02年 7番人気2着サンヴァレー(いちょうS1着ほか)
01年 2番人気3着スイートゥンビター(ホープフルS1着)
8.過去に東京芝・ダ1400m以上で1着
07年 5番人気2着ダイレクトキャッチ(新馬1着 ※東京芝1600)
基本的には本命サイドの堅い一戦。重賞好走実績馬が強いレースだ。最も信頼できるのはランク1のように前年11月以降に芝1800m以上の重賞で連対実績がある馬。具体的には東スポ杯2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳S、京成杯の3レースの連対馬ということになる。
08年はサダムイダテンとサブジェクトが飛んで大波乱となったが、それ以外の年は高い確率で好走を果たしている。08年のラジオNIKKEI杯2歳Sのように極端な道悪で行われたなど、特殊な事情がない限りはこの3レースを中心に力関係を把握していきたい。
次に来るのが前年10月以降に芝1600m以上の重賞で連対実績がある馬。ランク2ではデイリー杯2歳S、朝日杯FS、シンザン記念連対馬が該当している。特に年明けのシンザン記念は隠れた好ステップ。ランク3が示す通り、同レース3着馬が3頭馬券に絡んでいる。いずれも本競走では3着だが、人気よりも走っており、配当妙味がありそうだ。
ランク4は人気の盲点になりやすい。近年は好走馬が出ていないが、過去に同一コースの重賞で5着以内の実績がある馬に注意。要は前年の東京スポーツ杯2歳Sで掲示板に乗った馬だ。なおかつ過去に500万クラス以上の芝・ダ1800mで1着の実績があれば、大駆けが期待できる。
出走馬のレベルが低い年にはランク5の馬まで勝つチャンスがある。前走500万クラス以上の芝1600m以上で勝ち星があり、なおかつ芝1800m以上で勝利経験がある馬。
ランク5はヒモ候補。重賞とOP特別では少し壁がある。最後にランク6で芝・ダート問わず東京1400m以上で1着の実績がある馬を穴でマーク。
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2010年01月28日
根岸S(1月31日 東京ダ1400m 4歳以上 別定 G3)
フェブラリーSへ向けてのステップレース。データは現在の条件となった01年以降(03年の中山開催は除く)を参考。過去8回で3着以内に好走した全24頭は以下のランクにあてはまる。
1.前走中山ダート1200mの重賞で1着
08年 5番人気2着タイセイアトム(ガーネットS1着)
06年 6番人気1着リミットレスビッド(ガーネットS1着)
05年 1番人気1着メイショウボーラー(ガーネットS1着)
2.前年10月以降にOPクラスの東京ダ1200m以上で連対
08年 1番人気1着ワイルドワンダー(武蔵野S2着)
08年 3番人気3着アドマイヤスバル(霜月S1着)
07年 1番人気2着シーキングザベスト(武蔵野S1着)
06年 4番人気3着トウショウギア(霜月S1着)
04年 7番人気1着シャドウスケイプ(霜月S2着)
02年 6番人気1着サウスヴィグラス(ガーネットS2着 ※東京ダ1200)
01年 3番人気2着サンフォードシチー(JCダート2着ほか)
01年 1番人気3着ブロードアピール(根岸S1着 ※東京ダ1200)
3.前年10月以降に準OPクラス以上のダ1200m以上で1着
09年 5番人気2着ヒシカツリーダー(ジャニュアリーS1着)
09年 7番人気3着セントラルコースト(サンタクロースS1着)
07年 11番人気1着ビッググラス(アクアルミナスS1着)
06年 3番人気2着タイキエニグマ(師走S1着)
05年 9番人気2着ハードクリスタル(赤富士S1着)
01年 8番人気1着ノボトゥルー(ジャニュアリーS1着)
4.過去1年以内に東京ダ1400~1600mの重賞で1着
02年 5番人気2着ノボトゥルー(01年フェブラリーS1着ほか)
5.過去1年以内にOPクラスの芝1400mで連対
04年 10番人気2着ヒューマ(マーガレットS2着)
6.前年9月以降にダ1200m以上の重賞で連対
09年 4番人気1着フェラーリピサ(エルムS1着)
07年 12番人気3着ニホンピロサート(兵庫GT2着)
05年 5番人気3着エコルプレイス(シリウスS2着)
04年 3番人気3着ノボトゥルー(さきたま杯1着ほか)
02年 8番人気3着ワシントンカラー(東京盃2着)
同時期に行われる平安Sと川崎記念に有力馬が分散するが、本競走では短距離に自信がある実績馬と昇級馬が入り乱れて見ごたえのある一戦になる。
ランク1は前走中山ダート1200mの重賞で1着の馬。現在はガーネットSではなく、カペラSの勝ち馬ということになる。もちろん中山ダ1200mと東京ダ1400mは要求される適性がかなり違うため、連続して好走できる馬はそういない。昨年はビクトリーテツニーが2番人気で6着という結果に終わった。基本的には中山ダート1200mの重賞を逃げ切ることの方が難しいため、タイセイアトムやメイショウボーラーのようなタイプを積極的に買いたいところだ。
すでに東京コースで実績を積んでいる馬も単で狙える。つまりはランク2だ。前年秋以降に東京のダートコースで連対実績実績がある馬に注目。
ランク3では競馬場・距離を問わず、前年秋以降に準OPクラス以上のダートで勝ち鞍を挙げている馬に注目したい。基本的には前走での勝利が望ましい。2走前の実績だったビッググラスは前走芝の京都金杯を挟んでいたため、11番人気と人気がなかった。ハードクリスタルは前走JCダートに出走と、明確な敗因があった。また、過去にOPクラスのレースを経験してればプラス材料になる。
ランク4のノボトゥルーはG1ホースなのでこの時斤量59キロを背負わされたが、なんとか2着に食い込んだ。好走できた要因は、東京ダートの重賞実績が傑出しており、その点でカバーできたのだろう。
ランク5はヒューマ1頭。果たしてこれが正しいかどうかはわからないが、ダート実績だけを見ていては買えない馬だった。同馬に限らず本競走では差して好走するためには、かなり速い上がりを要求されるため、その点に注意して候補馬選びを行いたい。
ランク6は前年秋以降のダートグレード連対馬。昨年のフェラーリピサ以外は1200~1400mの実績だが、同馬には東京1400mの欅Sでレコード勝ちの実績があった。
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2010年01月21日
平安S(1月24日 京都ダ1800m 別定 4歳以上 G3)
古馬によるダート中距離重賞。データは00年以降の過去10回を参考。過去10回で3着以内に好走した全30頭は以下のランクにあてはまる。
1.前年9月以降にダ1700m以上の重賞で3着以内、かつ過去1年以内に京都ダ1800mの重賞で1着
09年 3番人気1着ワンダースピード(名古屋グランプリ1着/アンタレスS1着)
08年 1番人気2着メイショウトウコン(東京大賞典3着ほか/07年平安S1着)
03年 6番人気1着スマートボーイ(エルムS2着/平安S1着)
02年 7番人気1着スマートボーイ(エルムS3着/アンタレスS1着)
00年 2番人気1着オースミジェット(白山大賞典2着/平安S1着ほか)
2.前年秋以降にOPクラスの京都ダ1800mで1着
09年 1番人気2着エスポワールシチー(トパーズS1着)
06年 2番人気2着ヴァーミリアン(トパーズS1着)
04年 5番人気1着タイムパラドックス(トパーズS1着)
3.前年9月以降にOPクラスのダ1600~2100mで3着以内、かつ過去1年以内にダート1800mの重賞で1着
08年 6番人気1着クワイエットデイ(ベテルギウスS3着/マーチS1着)
02年 2番人気3着マンボツイスト(ベテルギウスS3着ほか/01年平安S1着)
4.前年9月以降にOPクラスのダ1600~2100mで連対
09年 5番人気3着マコトスパルビエロ(ベテルギウスS1着)
08年 5番人気3着マコトスパルビエロ(エルムS2着)
07年 3番人気2着サンライズバッカス(武蔵野S2着)
06年 11番人気3着ハードクリスタル(彩の国 浦和記念2着)
05年 4番人気1着ヒシアトラス(師走S1着)
05年 8番人気2着ブラックコンドル(春待月S1着)
04年 8番人気2着クーリンガー(ペルセウスS1着)
03年 3番人気3着マイネルブライアン(ベテルギウスS1着)
02年 3番人気2着マイネルブライアン(ベテルギウスS1着)
01年 6番人気1着マンボツイスト(ベテルギウスS1着)
5.前走準OPクラスのダ1800m以上で連対
07年 9番人気1着メイショウトウコン(花園S1着)
07年 8番人気3着シャーベットトーン(アレキサンドライトS1着)
06年 5番人気1着タガノゲルニカ(アレキサンドライトS1着)
01年 5番人気2着ハギノハイグレイド(雅S2着)
01年 2番人気3着トーホウダイオー(元町S1着)
00年 6番人気2着シアトルブリッジ(花園S1着)
6.前年秋以降にダ1600m以上のG1で3着以内
05年 1番人気3着ジンクライシス(JCダート3着)
04年 1番人気3着ビワシンセイキ(東京大賞典3着)
03年 13番人気2着クーリンガー(ダービーGP3着)
7.前年11月以降に準OPクラス以上のダ1400mで1着
00年 1番人気3着ゴールドティアラ(シリウスS1着)
フェブラリーSへ向けてのステップレースという位置付けだが、同レースとの関連はそれほど高くない。むしろ、その先(秋以降)を見据えての重要レースで、昨年の本競走2着エスポワールシチーは南部杯、JCダートを制覇。06年2着ヴァーミリアンのその後の活躍は言うまでもなく、ここで好走した馬がその後に飛躍を遂げるケースが多くなっている。
したがって、各馬の将来性や器と言ったものを見極めることが大切になるが、本競走を勝ち切るためにはそれ以上にコース適性・実績が重要になってくる。京都ダート1800mの重賞は平安SとアンタレスSの2鞍が組まれているが、すでにそのいずれかを勝利している実績は非常に大きなアドバンテージ。前年の同レースの勝ち馬が出走してくれば、それだけで有力馬となりうる。
ただし、前年9月以降にダ1700m以上の重賞で3着以内の実績があるような、いわゆる「終わっていない馬」であることが条件だ。つまりはランク1となる。昨年はワンダースピードがエスポワールシチーを抑えて優勝。スマートボーイ、オースミジェットも京都ダート1800m巧者だった。
ランク2は、昨年の秋開催で施行された、京都ダ-ト1800m・OP特別の勝ち馬。OP特別の場合、レースレベルが年によってぶれてくるが、有力となりうる。ちなみに該当馬3頭はすべて後にG1を制している。
OPクラスの京都ダ1800mの実績馬で適当な馬がいない場合は、ランク3以下から勝ち馬を探すしかない。この場合は非常に難解になるが、単純にダート中距離の格を順に問うようにしていくしかない。
ランク3は、前年9月以降にOPクラスのダ1600~2100mで3着以内に好走し、過去1年以内にダート1800mの重賞で1着の馬。ランク1と似たような条件だが、まずはここから考えよう。
その次に条件を緩めてランク4。ここに該当する馬は非常に多くなってくる。
ランク5は前走準OPクラスを勝ち上がったばかりの昇級馬。できれば1000万クラスから連勝していることが望ましい。メイショウトウコンのように京都ダ1800mを勝ち上がっていればなおいい。しかし、中山からの好走馬も出ており、この取捨は非常に難しい。個々のレベルやコース適性を元に丹念に調べてくしかない。
ランク6は前年秋以降にダートのG1で3着以内に入った馬。格を考えると物足りない成績だが、大井の東京大賞典などは京都ダ1800mとは馬場の差が激しく、結びつきが弱い印象だ。
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2010年01月15日
京成杯(1月17日 中山芝2000m 3歳 別定 G3)
皐月賞と同じ舞台で行われる3歳馬によるG3競走。同競走へ向けて見逃せない一戦となっている。
データは東京競馬場で行われた02年を除く00年以降の過去10年を参考。過去9回で3着以内に好走した全27頭は以下のランクにあてはまる。
1.ラジオNIKKEI杯2歳Sで5着以内
05年 1番人気1着アドマイヤジャパン(ラジオたんぱ杯2歳S3着)
05年 4番人気2着シックスセンス(ラジオたんぱ杯2歳S4着)
01年 2番人気2着マイネルエスケープ(ラジオたんぱ杯3歳S5着)
2.過去にOPクラスの芝1800m以上で連対
09年 1番人気2着ナカヤマフェスタ(東スポ杯2歳S1着)
08年 1番人気1着マイネルチャールズ(ホープフルS1着)
08年 12番人気2着ベンチャーナイン(野路菊S2着)
07年 3番人気1着サンツェッペリン(ホープフルS2着)
04年 2番人気1着フォーカルポイント(東スポ杯2歳S2着)
04年 3番人気2着マイネルマクロス(京都2歳S2着)
03年 2番人気2着テイエムリキサン(札幌2歳S2着ほか)
00年 2番人気1着マイネルビンテージ(京都2歳S2着)
3.過去にOPクラスの芝1600m以上で5着以内
06年 1番人気1着ジャリスコライト(朝日杯FS3着)
05年 6番人気3着コスモオースティン(ホープフルS4着)
03年 8番人気3着コスモインペリアル(芙蓉S1着)
4.前走500万クラスの芝・ダ1600m以上で1着
09年 2番人気1着アーリーロブスト(エリカ賞1着)
09年 13番人気3着モエレビクトリー(ディクタット賞 ※門別ダ1700)
08年 4番人気3着アイティトップ(寒竹賞1着)
07年 1番人気2着メイショウレガーロ(ベゴニア賞1着)
07年 9番人気3着アルナスライン(樅の木賞1着)
04年 1番人気3着キングカメハメハ(エリカ賞1着)
5.過去に芝2000mで1着
06年 5番人気2着トウショウシロッコ(未勝利1着 ※中山芝2000)
06年 4番人気3着ネヴァブション(未勝利1着 ※東京芝2000)
03年 4番人気1着スズカドリーム(未勝利1着 ※中京芝2000)
01年 3番人気1着ボーンキング(新馬1着 ※阪神芝2000)
00年 3番人気3着フェリシタル(未勝利1着 ※阪神芝2000)
6.過去に中山・阪神の芝1400m以上で1着
00年 9番人気2着イーグルカフェ(未勝利1着 ※中山芝1600)
01年 8番人気3着ロイヤルキャンサー(未勝利1着 ※阪神芝1400)
例年フルゲートになることは少なく、配当も穏やかだが、クラシックに繋がる重要な一戦だ。特に同コースで行われる皐月賞との関連性が強く、シックスセンス、サンツェッペリン、マイネルチャールズと、勝ち馬こそいないが同レースでの好走馬が出ている。
ランク1は前年末のラジオNIKKEI杯2歳Sでの好走馬。同重賞は毎年出走馬のレベルが高く、好ステップレースである。昨年はトゥリオンファーレが3番人気で7着と敗れたが、同レースで5着以内に入っている馬が出てきたら中心になりうる。
ランク2はOPクラスの芝1800m以上の連対馬。08年2着のベンチャーナイン以外は人気サイドの馬になるが、OPクラスの芝中距離好走経験は素直に評価できる。
ランク3はOPのマイル以上で5着以内というやや緩い条件。該当馬3頭はいずれも中山芝1600m以上のレースでの実績だ。
OPクラスの実績馬から勝ち馬が出ない場合は、当然格下馬から好走馬が生まれる。まずは、ランク4。前走500万クラスの芝・ダ1600m以上で1着の馬。芝の実績馬は当然マークするとして、注意しなければならないのがダートからの転戦馬。07年のアルナスライン、昨年はモエレビクトリーが穴で3着に食い込んでいる。その後の両馬の活躍を見ると、ダートよりも芝適性があったわけだが、本競走は冬場の洋芝で行われるので、勝ち時計も上がりもかかる。そのため、ダート組からでも好走しやすいのではないだろうか。
ランク5では今回と同距離の芝2000mの実績馬を重視。03年のスズカドリームのように前走未勝利勝ちからでも、素質があればいきなり勝ち負けになる。
2000mの距離実績がない格下馬は3着を中心とするヒモ候補。とは言え、人気薄の馬が多いので馬券妙味はある。ランク6のように急坂のある中山・阪神芝コースの勝ち馬に注意だ。
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2010年01月07日
フェアリーS(1月11日 中山芝1600m 別定 3歳牝馬 G3)
明け3歳牝馬によるマイル重賞。本競走は昨年から条件、時期が変更となっているが、06年から08年にかけてほぼ同時期に行われた中山芝1600mのOP特別・菜の花賞を含めて占ってみたい。
06年以降の好走馬12頭は以下のランクにあてはまる。
1.前走阪神JFに出走
09年 1番人気1着ジェルミナル(阪神JF6着)
07年 3番人気1着ピンクカメオ(阪神JF8着)
07年 1番人気3着イクスキューズ(阪神JF5着)
06年 5番人気1着コイウタ(阪神JF6着)
2.過去にOPクラスの芝1200m以上で3着以内
08年 1番人気2着スワンキーポーチ(フェアリーS2着)
08年 2番人気3着マルターズオリジン(ジュニアC3着)
3.過去に中山芝1600mで勝利
09年 4番人気2着アイアムネオ(新馬1着)
09年 10番人気3着グッデーコパ(新馬1着)
06年 6番人気3着タイキクラリティ(新馬1着)
4.過去に中山コースで勝利
08年 10番人気1着デヴェロッペ(新馬1着 ※中山ダート1200m)
07円 4番人気2着ショウナンタレント(未勝利1着 ※中山芝1800m)
5.前走芝1600m以上で1着
06年 4番人気2着ルビーレジェンド(新馬1着 ※東京芝1800m)
以前、芝1200mで行われていた際は、クラシックにはほとんど繋がらない一戦だったが、条件変更となった昨年、本競走を制したジェルミナルは同年の桜花賞とオークスで3着と活躍。かつて同条件で行われていたOP特別菜の花賞の勝ち馬(コイウタ、ピンクカメオは春のG1で好走)を見ても、距離延長によって本競走の重要度は相当増したといっていいだろう。
ローテーション的には前走阪神JF組が強く、過去4年のうち3年は同組から優勝馬が出ている。そこでの着順はさほど重要ではなく、同レース掲示板だったイクスキューズは本競走で3着。大きく負けていなければいいという程度で、G1出走経験そのものがここではプラスに働く。
G1に限らずOPクラスの経験、好走歴は素直に評価でき、ランク2にも該当馬が2頭いる。OP経験がなくても狙えるのは、中山コース経験馬。昨年の2、3着馬はデビュー戦を中山芝1600mで勝っていた。キャリア1戦の馬でも大丈夫だ。
できれば今回と同じ距離を勝っているのが望ましいが、ランク4のようなパターンもある。08年のデヴェロッペは初芝だったため人気がなかった。ただし、両馬ともに実際の本競走では4コーナー先頭の競馬をして、好走しており、脚質面でアドバンテージがあった。
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