2007年10月29日

ローマvsスポルティング

UEFAチャンピオンズリーグ第3節・グループF

 このグループの首位マンチェスターUは勝点6で抜け出しており、ローマとスポルティングは勝点3でそれに続いています。
 この2連戦で勝ち越した方がグループリーグ突破に向けて優位に立つだけに、両チームともに気合が入るところ。特にこの試合はホームのローマにとっては絶対に負けられない試合です。

 しかしローマは試合開始早々にいきなりエースのトッティが負傷してしまいます。
 前半5分、ローマのフリーキックの場面。ボールを少し動かした後、トッティがシュートにいった際にリエヂソンのタックルをモロに受けて右足首を痛めました。
 リエヂソンはボールから3mくらいの位置でシュートブロックと壁に当たった場合のルーズボールを狙っていましたが、ボールに近すぎたためボールから離れるようにと主審から促されました。しかしリエヂソンは離れず...
 壁に入っているわけではないのでプレーに影響がないと判断したのか、主審はそのまま笛を鳴らしました。しかし、リエヂソンはホイッスルと同時にボールに向かって突進し、猛烈なタックルをボールではなくトッティの右足に見舞いました。
 イエローカードが出てもおかしくない場面でしたが、リエヂソンには何の御咎めもありませんでした。

 試合は一時中断しますが、トッティはピッチサイドで治療を受けた後、すぐにピッチに戻りプレーを続けます。
 そのトッティのヒールパスからローマにチャンスが訪れます。パスを受けたピサロがシュートを放ち、これで獲得したフリーキックからローマが先制します。
 前半15分、左からのコーナーキック、やはり足の状態が思わしくないのかキッカーはトッティではなくピサロです。このコーナーキックからのボールに対してGKチアゴが飛び出すが間に合わず、フアンのヘディングシュートがゴールネットを揺らしました。

 スポルティングの正GKストイコビッチは、代表戦後にチーム合流が遅れたためにメンバーから外されました。また、CBのアンデルソン・ポウガも不在でしたが、こちらの理由は発表されていないとのことでした。この2人が居れば防げたかもしれない失点でした。

 ローマの先制ゴールにより、静かな立ち上がりから一転して試合が動き始めます。そしてスポルティングがすぐに同点に追いつきました。
 18分、右サイドでジャロ→モウチーニョ→アベウとボールを繋いで切り崩し、アベウからのクロスボールをゴール前でフリーとなったリエヂソンが難なくヘディングシュートを決めました。
 リエヂソンの周りをローマの選手が取り囲んでいたのですが、誰も体を寄せず、あわててカセッティが競りにいきますが間に合いませんでした。

 スポルティングの攻撃はほとんどが右サイドからでした。ジャロ、イズマイロフ、モウチーニョ、アベウが絡みます。ロマニョーリとブクチェヴィッチはまったく目立ちません。右サイド前線では良いリズムを生み出しますが、時折バックラインからの無謀なロングボールなど拙さが目立ちます。

 トッティは右足でシュートを放つなど元気そうにプレーしていたのですが、自ら交替を申し出て35分にピッチを退きました。
 代わってトップに入ったヴチニッチが後半開始早々にペナルティエリア内で頑張ってPKを獲得しますが、マンシーニの蹴ったシュートはコースを読んだチアゴに阻止されました。頭を抱えるマンシーニ。ローマにとって嫌なムードが漂い始めます。

 トッティが退いた後のローマは攻撃のリズムを失います。ボールを持ちすぎるマンシーニがボールを奪われるシーンが目立ちます。
 スポルティング攻勢の時間帯が続きますが、ローマはGKドニの活躍でこれを凌ぎます。前半は軽率なプレーを見せたドニでしたが、後半には安定感を取り戻しました。

 そして、後半25分にローマがカウンターアタックで勝ち越しゴールを奪います。
 左サイドでボールを受けたヴチニッチがドリブルでペナルティエリア内に突入。アベウの執拗なボディコンタクトを振り切り、さらにシュートコースに飛び込んできたトネウを2タッチで右にかわして、右足でゴール右上にシュートを決めました。
 ヴチニッチはゴールを決めた後、ピッチサイドで興奮したデロッシに気合いのこもったビンタを受け、さらにユニフォームを脱いだことによりイエローカードまで受けました。

 その後の20分間は焦りの見えるスポルティングの攻撃をフアン、メクセス、ドニらがことごとく跳ね返し、ローマがホームで2勝目を挙げました。
 ローマはこの勝利で勝点6とし、勝点9のマンUに続いて単独2位に踊り出ましたが、次節のスポルティングとの再戦では、トッティの出場が微妙となっています。
 トッティが欠場となれば、この試合で手ごたえを感じているスポルティングが優位に試合を運び、ローマは守備を固めてカウンターでスポルティングの脆い守備を突く展開が予想されます。


ローマ 2-1 スポルティング

スタディオ・オリンピコ


■ローマ

     10
30    14    77
    7   16
22          2
    4    5
     32

32 ドニ
 2 クリスティアン・パヌッチ
 4 ジュアン
 5 フィリップ・メクセス
 7 ダビド・ピサーロ
10 フランチェスコ・トッティ
14 ルドビク・ジュリ
16 ダニエレ・デロッシ
22 マックス・トネット
30 マンシーニ
77 マルコ・カセッティ
控え選手
 1 ジャンルカ・クルチ
 3 シシーニョ
 9 ミルコ・ブチニッチ
15 アントゥネス
21 マッテオ・フェラーリ
29 アーメド・アピマー・バルッソ
33 マッテオ・ブリーギ
監督
ルチアーノ・スパレッティ


■スポルティング

   31   20
     30
 10        7
     28
 8         78
   24   13
     16

16 チアゴ
 7 マラト・イズマイロフ
 8 ロニー
10 シモン・ブクチェヴィッチ
13 トネウ
20 ヤニック・ジャロ
24 ミゲウ・ベローゾ
28 ジョアン・モウチーニョ
30 レアンドロ・ロマニョーリ
31 リエヂソン
78 アベウ
控え選手
 1 ルイ・パトリシオ
 3 マリアン・ハド
 5 カルロス・パレデス
 6 アドリエン・シウバ
 9 ミラン・プロビッチ
26 グラヂストン
88 セウシーニョ
監督
パウロ・ベント

■主審
テリエ・ハウゲ



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2007年10月27日

ミランvsシャフタール

UEFAチャンピオンズリーグ第3節・グループD

 2連勝で単独首位のシャフタールを、1勝1敗のミランがホームに迎えての一戦。
 ミランは、前節セルティック戦での行為によりジダが出場停止のため、カラッチがゴールマウスを守ります。

 試合はミランのペースで進みます。シャフタールにはある程度攻めさせておいて、お得意の縦へのスピードに乗った攻撃を繰り出す、というパターン。

 先制点はミランのコーナーキックからでした。前半6分、右からのコーナーキックをジラルディーノがニアポスト付近からヘディングで流し込みます。
 14分には左サイドからセードルフが上げたクロスを、再びジラルディーノがゴール前でヘディングで合わせました。
 ジラルディーノのこの2ゴールは、いずれもDFと激しく体をぶつけ合ってポジション争いをしながら相手より一瞬早く頭を出して当てたヘディングシュートで、コントロールも見事でした。

 シャフタールも得意のサイド攻撃とブラジル人プレーヤーの個人技&連携プレーでチャンスを創ります。
 2点ビハインドの後半6分、オッドのクリアボールをカットしたブランドンのシュートはカラッチにブロックされるが、ボールが落ちてきたところをルカレッリがボレーで叩き込みました。

 この後も攻め続けたシャフタールはシュート数、ボールポゼッションともにミランを上回りましたが、これもミランのゲームプラン通りだったように思います。
 ミランはコーナーキックから2点を追加し、勝利を決定付けました。

 後半17分のピルロの右CKはゴール前の混戦を抜け、これを拾ったセードルフの放ったシュートがゴール前の密集地帯をすり抜けて決まりました。
 24分には、ピルロの右CKをGKピヤトフがパンチングで前にはじき出したボールをセードルフがボレーで叩き返し、ゴールを決めました。

 カカにも何度かゴールチャンスが訪れましたが、それを決めることはできませんでした。カカはいいプレーをしていたのですが、どこかピリッとしませんでした。

 この試合はミランの余裕の勝利に終わり、この結果、両チームが勝点6で並びました。次節はホームのシャフタールにも勝機は十分にあると思うので、どちらが勝って単独トップに立つのか見ものです。


ミラン 4-1 シャフタール

スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ


■ミラン

     11
   10   22
 23        8
     21
19         44
   13    4
     16

 4 カハ・カラーゼ
 8 ジェンナーロ・ガットゥーゾ
10 クラレンス・セードルフ
11 アルベルト・ジラルディーノ ("75 OUT)
13 アレッサンドロ・ネスタ
16 ジェリコ・カラッチ
19 ジュゼッペ・ファバッリ ("61 OUT)
21 アンドレア・ピルロ
22 カカ
23 マッシモ・アンブロジーニ ("83 OUT)
44 マッシモ・オッド
控え選手
 2 カフー
 5 エメルソン ("83 IN)
 9 フィリッポ・インザーギ
25 ダニエレ・ボネーラ ("61 IN)
27 セルジーニョ ("75 IN)
29 バレリオ・フィオーリ
32 クリスティアン・ブロッキ
監督
カルロ・アンチェロッティ


■シャフタール

   99   25
      8
  7       11
     18
26         33
   27    5
     30

 5 オレクサンドル・クチェル ("17 OUT)
 7 フェルナンジーニョ
 8 ジャヂソン ("63 OUT)
11 イウシーニョ
18 マリウシュ・レワンドフスキ
25 ブランドン ("75 OUT)
26 ラズバン・ラト
27 ドミトロ・チグリンスキー
30 アンドリー・ピアトフ
33 ダリヨ・スルナ
99 クリスティアーノ・ルカレッリ
控え選手
 3 トマシュ・ヒュブシュマン ("17 IN)
 4 イゴール・ドゥリャイ
 9 ネリー・カスティージョ ("63 IN)
21 オレクサンドル・グラドキー ("75 IN)
22 ウィリアン
35 ユーリー・ビルト
55 ウォロジーミル・エゼルスキー
監督
ミルチェア・ルチェスク


■主審
ルイス・メディーナ・カンタレホ



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2007年10月25日

レンジャーズvsバルセロナ

UEFAチャンピオンズリーグ第3節・グループE

 ここまで2連勝の両チーム。勝った方はグループリーグ突破がほぼ確実となる試合です。
 ホームのレンジャーズは、前節アウェイでリヨンに3-0と勝利。国内リーグでも首位セルティックを相手に3-0で勝利して勝点で並び、勢いに乗っています。
 一方のバルサは、前節アウェイでシュツットガルトに2-0で勝利しましたが、内容は今ひとつ。リーガではビジャレアルに1-3で敗れ2位から4位に転落しました。
 このところバルサの守備が危機的状況に陥っているだけに、壮絶な撃ち合いになるかと期待していたのですが...

 怪我人続出のバルサは先のビジャレアル戦でデコまでが負傷してしまい、グジョンセンをスタメン起用しました。グジョンセンはロナウジーニョと共にトップ下、アンリは左サイドに張り出して、CF不在の変則的なフォーメーション。(トップがいないのにトップ下ってのも変ですね...)
 右サイドバックに入ったプジョルは果敢にオーバーラップしまくり...というか完全に右ウイングのようなプレーをしていました。後半には左のアンリと絡んだりもしました。

 バルサはアウェイでポゼッション66%、シュート17本とデータの上ではレンジャーズを圧倒しましたが、高ポゼッションはバルサ陣内でレンジャーズが全くプレスをかけてこなかっただけのことで、実際のところバルサは攻撃の歯車が上手く噛み合っていませんでした。
 これはグジョンセンが入ったことでフォーメーションが変わったことが大きく影響していると思います。攻撃は調子良かっただけにフォーメーションはいじらずに、例えばアンカーにクロサスを入れてデコのところにイニエスタを持ってくるとか、

 ロナ    アンリ   メッシ
    イニ    シャビ
       クロ

変えるにしても、こんな感じ(↓)にしてはどうかと思うのですが。(ジオヴァニ・ドス・サントスはどこがベストポジションなのかよく判りませんが...前3人は流動的に。)

 アンリ   ジオ   メッシ
       ロナ
    イニ    シャビ

 とにかくグジョンセンのポジションは中途半端。グジョンセンがトップに張っていればロナウジーニョももっと自由に動けただろうし、グジョンセンを活かすことも出来たと思うのですが...
 その前にグジョンセンのプレースタイルはバルサ(スペイン)に合っていないのかも知れません。

 それからメッシ。これまでのバルサならチームとして攻撃が機能していなくても、メッシが1人で何とかしてくれたのですが、この日のメッシはとっても大人しく、存在感ゼロでした。

 ともかく攻めまくったバルサの17本のシュートの内、枠内シュートはたったの3本でした。
 1本目はロナウジーニョのFK。その前のFKは大きく吹かしましたが、ここはしっかりゴールマウスに鋭く蹴り込みました。しかしGKマクレガーが右手の先でボールに触れてゴールを守りました。

 2本目もロナウジーニョ。右コーナーキックからゴール前にこぼれたボールをシュートするが、DFハットンが右手でボールを叩き返しました。明らかにハンドでしたがバルサにペナルティキックは与えられませんでした。

 最後はグジョンセンのグラウンダーのミドルシュートがゴール左隅に飛びましたが、GKマクレガーが飛びついて防ぎました。

 プランどおり防戦一方のレンジャーズも「今日はいけるぞ」と思ったのか、後半20分くらいから攻勢に出ます。この時間帯に何本かシュートを放ちましたが全てゴール枠外に飛びました。一番惜しかったのは35分のクザンのシュートでしたが、このシュートもわずかに枠を外しました。
 このシュートが決まっていれば、アイブロックスはもの凄い盛り上がりになったに違いないのですが...

 試合は両チーム無得点のドローに終わりましたが、その瞬間レンジャーズ・サポーターは皆ガッツポーズで喜び、選手達を拍手で称えました。
 ホームで防戦一方の結果のスコアレスドローとくれば、普通ならサポーターが怒ってブーイングの嵐、または試合終了前にほとんど帰ってしまうものですが、相手が現在のバルサとくれば話しは別でした。
 そんな常識を覆すほどに、現在(ちょっと前まで)のバルサは規格外のモンスターチームだということですね。次節はカンプノウでモンスターぶりを発揮できるのでしょうか...


■レンジャーズ

     29

27  11    6  10
      8
 5   3   24   2
      1

 1 マグレガー
 2 ハットン
 3 ウィア
 5 パパッチ
 6 ファーガソン
 8 トムソン
10 ノボ ("72 OUT)
11 アダム
24 クエジャル
27 マッカロフ
29 クザン
控え選手
25 キャロル
 9 ボイド
20 ビーズリー ("72 IN)
21 ブロードフット
28 ウィタカー
38 ネイスミス
39 ファエ
監督
ウォルター・スミス


■バルセロナ

14         19
   10    7
    8    6   5
22         
    3   21
      1

 1 ヴァルデス
 3 ガブリエル・ミリト
 5 プジョル
 6 シャビ
 7 グジョンセン
 8 イニエスタ
10 ロナウジーニョ
14 アンリ ("72 OUT)
19 メッシ
21 テュラム
22 アビダル
控え選手
25 ホルケラ
16 シウビーニョ
17 ジオヴァニ・ドス・サントス ("82 IN)
18 エスケロ
23 オレゲル
26 クロサス
27 ボージャン
監督
フランク・ライカールト

■主審
コンラト・プラウツ



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posted by サッカーニョ |04:49 | チャンピオンズリーグ | コメント(5) | トラックバック(1)
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2007年10月23日

ビジャレアルvsバルセロナ

リーガ・エスパニョーラ第8節

 2位バルセロナ(勝点17)と3位ビジャレアル(15)の対戦。ビジャレアルが勝てば順位逆転となる試合です。
 バルセロナはロナウジーニョ、ビジャレアルは好調ロッシが、それぞれお休み。そして新星ボージャンが初めてスタメンに名を連ねました。

■前半
 3分にいきなりビジャレアルが先制します。左サイドからサンティ・カソルラがギジェ・フランコとのワンツーでオレゲールとプジョルを抜きます。ギジェのパスは左足で軸足の後ろを通す技ありパス。そしてサンティがGKと右ゴールポストのわずかな隙間にシュートを決めました。(1-0)

(熱い場内アナウンス)
「ゴ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ゥルッ
 ゴ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ゥルッ
 #$%&△☆
 サンティサンティサンティサンティサンティサンティサンティサンティサンティ~
 カソルラ~カソルラ~カソルラ~カソルラ~カソルラ~カソルラ~
 カ~~ソ~~ルラ~ッ!」

 バルサのディフェンスは緩いと言うか、デコ以外は仕掛けるのが遅く、ビジャレアルの攻撃をファウルでしか止められません。そして13分には追加点を奪われます。
 右サイドでカニがアビダルの裏のスペースにボールを出すと、これに反応したピレスが裏に抜け出します。ピレスがペナルティエリアに入ったところでアビダルが後ろから足をかけてPK。このPKをセナがゴール右隅に決めました。(2-0)

(再び場内アナウンス)
「ゴ~~~(中略)~~~ゥルッ
 ゴ~~~(中略)~~~ゥルッ
 #$%&△☆
 マルコス、マルコス、マルコス、マルコス、マルコス、マルコス、
 セナ、セナ、セナ、セナ、セナ、セナ」

 この後バルサも反撃しますが、カプデヴィラの対応の良さもあって、メッシが右ウィングとしての仕事をさせてもらえません。そこでポジションを下げたメッシは中央にドリブルしながらルックアップ。次の瞬間にはボールはゴール前へ。相手選手4人の合間を縫う見事なスルーパスがボージャンに渡り、ボージャンのクラブ史上最年少ゴール(17歳1ヶ月22日)でバルサが24分に1点を返しました。(2-1)
 ボージャンのトラップ&シュートは申し分ありませんでした。

 しかしバルサの喜びもつかの間。35分にはまたもゴールを奪われます。GKヴィエラの蹴ったボールがピレスに渡ります。ピレスはG.ミリトのアタックをかわし、さらにはプジョルをも抜き去ります。ペナルティエリアのライン付近でミリトが後ろからピレスに接触し、再びビジャレアルがPKを獲得します。これをセナが今度はゴール真ん中に決めて、再びビジャレアルがリードを拡げました。(3-1)

(場内アナウンス)
「ゴ~~~(省略)」

■後半
 ライカールト監督はオレゲールをドス・サントスに替えて、フォーメーションを3-4-3に変更します。アビダルとプジョルもがんがん上がっていき、リスクを背負って猛攻を仕掛けます。

 しかし、この変更が裏目に出て、バルサは後半5分に絶対的ピンチを招きます。最後尾アビダルのミスパスをカットをされて速攻を喰らいます。ボールを持ったピレスはGKヴァルデスと1対1。後ろからはプジョルが猛追、サンティもフォローに来ます。ピレスはシュートを撃つチャンスが十分にありながら何故かシュートを撃たず、ペナルティエリア内に入るところでサンティにヒールキックでバックパスを送ります。しかしこのパスが合わずにアビダルに奪われました。バルサはピレスの判断ミスに救われました。

 バルサは14分にもオープンスペースを突かれて危機に陥りますがプジョルがファウルで阻止します。ここではイエローカードは出ませんでしたが、この後、デコとシャビにはイエローカードが出されました。ミリトにもカードが出そうな場面がありました。
 26分にはデコが負傷し、ウォーミングアップしていたグジョンセンと交替をします。グジョンセンはおそらくアンリかボージャンと交替させるつもりだったと思うのですが、悪循環にはまったバルサは予定外の交替を強いられました。

 この後バルサはボージャンをシウヴィーニョに替えて再び4バックに戻しますが、得点は奪えず試合終了。この結果、3位に転落しました。

 後半のバルサのフォーメーションチェンジは悪あがきとしか言いようがありませんでした。バルサなら通常のフォーメーションでもアウェイで後半に2点を獲ることは現実的だし、3-4-3に変えたところでリスクが高くなる割に得点の確率がそれほど上がるとは思えません。獲れる時は獲れるし、獲れない時は何をやっても獲れないもの。無理をしなければデコの負傷も、無駄なイエローカードを受けたりも無かったのではないか。そう考えれば、長いリーグ戦においては、このような試合展開になった場合は潔く負けた方が良いのかも知れません。もちろんホームでは何が何でも勝たないといけませんが...

 負けるときは美しく。クライフが怒っていそうなゲームでした。


ビジャレアル 3-1 バルセロナ


■ビジャレアル
      9
 8     7    10
   19   21
 5         17
   12   20
      1
 1 ヴィエラ
 5 カプデヴィラ
 7 ピレス
 8 サンティ・カソルラ
 9 ギジェ・フランコ
10 カニ
12 シガン
17 ハヴィ・ヴェンタ
19 マルコス・セナ
20 フエンテス
21 ブルーノ・ソリアーノ
控え選手
 4 ゴディン
11 トマソン
13 ディエゴ・ロペス
14 マティアス・フェルナンデス
15 ニハト
18 アンヘル
24 マヴバ
監督
マヌエル・ペゲグリーニ

■バルセロナ
~前半~
 27   14   19
   20    6
      8
22         23
    3    5
      1
~後半~
 27   14   17
     19
    8   20
      6
22          5
      3
      1
~最終~
  14     17
      7
    8   19
16     6
           5
   22    3
      1
 1 ヴァルデス
 3 ガブリエル・ミリト
 5 プジョル
 6 シャビ
 8 イニエスタ
14 アンリ
19 メッシ
20 デコ
22 アビダル
23 オレゲール
27 ボージャン
控え選手
 7 グジョンセン
16 シウヴィーニョ
17 ドス・サントス
18 エスケーロ
21 テュラム
25 ホルケラ
26 クロサス
監督
フランク・ライカールト



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posted by サッカーニョ |05:34 | スペイン/リーガエスパニョーラ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2007年10月22日

エスパニョールvsレアル・マドリー

リーガ・エスパニョーラ第8節

 1位R.マドリー(勝点19)と5位エスパニョール(13)の対戦。エスパニョールはセビージャ、デポルティーボ、バレンシアと強豪相手に3連勝で波に乗っています。
 エスパニョールのタムード&リエラとマドリーのセルヒオ・ラモスは10月17日のユーロ予選デンマーク戦で得点を挙げる活躍を見せました。マドリーのラウルも好調を維持しており、代表復帰の期待も高まっていますが、アラゴネス代表監督からは声がかからず、このゲームで活躍してアピールしたいところ。
 エスパニョールのデ・ラ・ペーニャはシーズン前からの怪我からようやく復帰してベンチ入りしました。

 試合はいきなりエスパニョールの先制ゴールで幕を開けます。前半2分、右CKからのボールがゴール前に落ちてきたところを好調リエラがヘディングショートでゴールを挙げました。(1-0)

 エスパニョールの攻撃陣はトップにタムード、2列目左にリエラ、右にヴァルド、中央にルイス・ガルシアが並びます。ガルシアは左右にも顔を出し、エスパニョールは中央と左右からバランス良く攻めます。
 両サイドバックの攻撃参加はリエラとヴァルドのフォロー程度で、あまり高くは上がりません。相手ボールの時は、右のサバレタは早めにスナイデルをチェックし、左のクレメンテ・ロドリゲスは最終ラインで中央に絞ります。この時、左サイドはリエラが下がります。

 マドリーはイグアインとセルヒオ・ラモスによる右からの攻撃がほとんどで、左はグティ、ディアラ、マルセロのフォローが無いためスナイデルが孤立することが多かったです。スナイデルは、ヴァルド、モイセス、サバレタの素早いチェックにかなり苦しめられていました。

 前半は、エスパニョールが優勢でしたが、シュートチャンスはマドリーの方が多かったように思います。しかし両チームともに決定的なチャンはほとんどありませんでした。30分あたりからは徐々に荒れ始め、マドリーのファウルやマドリー寄りのジャッジの際にはスタンドから激しいブーイングが起こりました。

 後半に入ると完全にエスパニョールのペースとなり、8分にはエスパニョールが追加点を奪います。ヴァルドが右から中央にドリブルして行き、DFを引き付けてから前方のタムードにパス。タムードがループシュートを決めました。(2-0)
 ヴァルドにはスナイデルが付いていましたが、寄せが甘く、見かねたカンナヴァーロがタムードを離れてフォローに行ったために、タムードをフリーにしてしまいました。メツェルダーとセルヒオ・ラモスのカバーも遅く、間に合いませんでした。

 2点ビハインドのマドリーは、スナイデルに替えてドレンテを投入。この辺りからグティが前に出て行きますが、それでも決定機は創れず、後半45分に、右CKからのボールをセルヒオ・ラモスが足を高く上げて押し込んで、1点を返すのが精一杯でした。(2-1)

 後半もファウルが多く荒れた展開だったことと、2点リードしていたこともあり、デ・ラ・ペーニャは登場しませんでした。

 終盤のマドリーは、悪質なファウルを犯したり、レフェリーに対する不満を露にするなど、王者らしからぬ醜態を晒していました。
 シュスター監督は思うような展開が出来ず、終始、苦虫をかんだ表情でした。

 一方のエスパニョールは、シュートチャンスこそ少なかったものの、自分達が思い描いている攻撃が出来ていたと思います。
 サポーターも非常に熱く、バルセロナとのダービーマッチがとても楽しみです。


エスパニョール 2-1 レアル・マドリー

■エスパニョール

     23
11    10     7
   25   22
 6          8
   21   19
      1

 1 カメニ
 6 クレメンテ・ロドリゲス
 7 ヴァルド
 8 サバレタ
10 ルイス・ガルシア
11 リエラ
19 トレホン
21 ハルケ
22 モイセス
23 タムード
25 スミリャニッチ
控え選手
 4 ラクルス
 9 デ・ラ・ペーニャ
13 ラフエンテ
16 ジョナタス
17 モハ
20 コロ(コロミナス)
24 ホナタン
監督
エルネスト・ヴァルヴェルデ

■R.マドリー

    7   17
23         20
    6   14
12          4
   21    5
      1

 1 カシージャス
 4 セルヒオ・ラモス
 5 カンナヴァーロ
 7 ラウル
 6 ディアラ
12 マルセロ
14 グティ
17 ファン・ニステルローイ
20 イグアイン
21 メツェルダー
23 スナイデル
控え選手
 2 サルガド
 8 ガゴ
 9 ソルダード
15 ドレンテ
18 サビオラ
25 デュデク
監督
ベルント・シュスター



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posted by サッカーニョ |04:47 | スペイン/リーガエスパニョーラ | コメント(5) | トラックバック(1)
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2007年10月21日

ラツィオvsR.マドリー

UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループC

 予想外に面白い白熱した試合でした。ラツィオが良く頑張りました。

 R.マドリーは序盤からパスミスの連続。スナイデルとロッベンの関係はギクシャク。ラウルとグティは消えてしまってました。しかし8分、FKからゴール前のファン・ニステルローイの足に当たったボールがゴールインして、R.マドリーが先制しました。0-1。
(注)ファン・ニステルローイはシュートしてません。足にボールが当たっただけです。

 この得点で冷めてしまった私は、続きを見るの止めようかとも思いましたが、ラツィオの奮起に期待して、見続けることにしました。

 30分にパンデフのシュートが外れると、呆然とするサポーターの顔が画面に大写しになりましたが、直後にパンデフがゴールを決めると、ラツィオサポーターはスタンドで大興奮し、歓喜の大暴れ。この映像を見た時、自宅でのんびりと録画映像を観て、えらそーにブログでマッチレポとか書いてる自分が何だかバカらしくなってきました。贔屓チームのゴールと同時に隣の男と抱き合ったり、拳を突き上げたり、暴れ回ったり...これぞカルチョの正しい観戦方法です。

 この後はラツィオの選手達も俄然やる気になり、アドレナリン全開で激しいプレスと攻撃を見せ、ハーフタイムにも興奮は冷めることなく、後半に入っても、その勢いは止まりませんでした。
 ラツィオのGKバロッタ(43歳)も奮闘します。後半6分、中盤に下がったラウルからのスルーパスを受けたファン・ニステルローイが、リフティングしてオーバーヘッド気味にシュートを放つが、これをバロッタが横っ飛びでキャッチしました。いいぞっ、オヤジ!

 後半16分には、またしてもラウルのスルーパスがファン・ニステルローイに通ります。DFラインの裏に抜け出したファン・ニステルローイは、バロッタと1対1となり、落ち着いてゴールを決めました。今度ばかりはバロッタもどうすることも出来ませんでした。1-2。

 前半から地に足のつかないマドリーでしたが、後半20分頃からは流石に落ち着いてきました。しかし30分には、またしてもパンデフがゴールを決めてラツィオが同点に追いつきました。2-2。

 試合はこのまま引き分けに終わりました。結果だけ見ればアウェイで勝点を挙げたマドリーは喜ぶべきかもしれませんが、その内容からはとても喜べません。逆にラツィオにとっては勝利に値する引き分けでした。少なくともスタンドのサポーターはそう感じていると思います。

 マドリーは全体的に悪かったですが、特にカンナバーロの出来が良くありませんでした。1年前のワールドカップ時の面影は全く見られませんでした。左SBのマルセロは何度も長いパスを狙って相手にボールを渡しましたし、右のセルヒオ・ラモスはいつもよりも攻撃参加し過ぎで守備をおろそかにしてました。中盤の4人はいずれも水準未満で、合格点が与えられるのは、後半からポジションを下げたラウルと2ゴールを挙げたファン・ニステルローイだけでした。

 ラツィオではバロッタ、パンデフの他、右SBのベーラミやCBのクリバリなども良かったです。
 クリバリはフェイスガードをしてましたが、このフェイスガードがブラジル国旗を模したド派手なデザインで、遠めから見ると〇〇クラブの女王様かと思ってしまいました。
(注)○○クラブ、行ったこと無いです。


ラツィオ 2-2 R.マドリー

■ラツィオ
 2 グリエルモ・ステンダルド
 5 マッシモ・ムタレッリ
 8 ルチアーノ・ザウリ
11 ステファーノ・マウリ
18 トンマーゾ・ロッキ
19 ゴラン・パンデフ
24 クリスティアン・レデスマ
25 エミルソン・サンチェス・クリバリ
26 ガビ・ムディンガイ
32 マルコ・バロッタ
85 ファロン・ベーラミ
控え選手
 1 ネストル・フェルナンド・ムスレラ
 3 アレクサンダル・コラロフ
 6 リオネル・スカローニ
20 スティーブン・マキンワ
23 ムラド・メグニ
68 クリスティアン・マンフレディーニ
81 シモーネ・デル・ネロ
監督
デリオ・ロッシ

■レアル・マドリー
 1 イケル・カシージャス
 4 セルヒオ・ラモス
 5 ファビオ・カンナバーロ
 6 マアマドゥ・ディアラ
 7 ラウール・ゴンサレス
11 アリエン・ロッベン
12 マルセロ
14 グティ
16 ガブリエル・エインセ
17 ルート・ファン・ニステルローイ
23 ベスレイ・スナイデル
控え選手
 2 ミチェル・サルガド
 8 フェルナンド・ガゴ
15 ロイストン・ドレンテ
18 ハビエル・サビオラ
19 ジュリオ・バチスタ
20 ゴンサロ・イグアイン
25 イエジ・デュデク
監督
ベルント・シュスター

■主審
フランク・デ・ブリーカー



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posted by サッカーニョ |03:55 | チャンピオンズリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2007年10月20日

ステアウアvsアーセナル

UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループH

 アーセナルはアウェイでも、いつも通りの綺麗な攻撃を展開しました。中盤でのダイレクトパス、スペースの作り方、そこへの走り込み、などはとても良いお手本。「フォーメーション・基礎編」って感じです。
 ただし、アデバヨルのプレーだけは独特のリズム感があります。

 そのアデバヨルは、体型を活かしたボールキープは素晴らしいのですが、前半は少しボールを持ち過ぎていました。さらにアデバヨルとファン・ペルシが左右に流れ過ぎたためか、前半は決定的な場面が少なかったです。この2つの癖は他の試合でも見られます。
 左右に流れるのは癖ではなく、中央にスペースを開けさせて、そこをセスクに使わせる、というベンゲルの意図なのかもしれませんが...
 センターフォワードはゴールしてナンボ。真ん中で勝負してもらいたいです。

 後半はアデバヨルがよりシンプルにプレーし、ファン・ペルシも中央でボレーシュートを撃つなどしてチャンスが多く生まれました。この2人は横よりも縦の関係になった方が良さそうです。もちろん基本はアデバヨルが前でファン・ペルシが後ろ。時にはアデバヨルがマーカーを引き連れてポジションを下げ、前方の開いたスペースにファン・ペルシが飛び込むとか。こういう基本的なプレーをまとめれば、ビデオ・テキストとして発売できそう。

 アーセナルの得点は後半31分。アデバヨルが左サイドをえぐって、中央にマイナス45度のパス。セスクは前に飛び出し過ぎたため合いませんでしたが、その後ろにいたファン・ペルシがゴールを決めました。後半のアデバヨルとファン・ペルシの良さが出た場面でした。

 ステアウアはホームですが、力量を考えて慎重なカウンター戦法。しかし、試合後に表示されたスタッツでは、なんとボールポゼッション67%!アーセナルは33%なのにシュートが21本!!ホンマかいな!!!
 ...と思っていたらUEFA公式サイトではボールポゼッションがステアウア49%、アーセナル51%、アーセナルのシュート数は13本となっており、こちらの方が正しそう。

 ステアウアの10番ディカという選手は、典型的なゲームメイカー。英雄ゲオルゲ・ハジには遠く及ばないが、なかなかのオーガナイザー。スペインリーグ辺りでプレーして欲しいと思います。
 そう言えばステアウアの監督、シーズン当初はハジだったはずなのに、この試合の前に辞めちゃったんですね。残念!

 ステアウアの最も決定的な場面は後半12分。アルムニアがペナルティエリアを飛び出してヘディングでクリアしたボールがディカに渡り、ディカが無人のゴールへループシュートを放つが、コロ・トゥーレがこれをカバーし、落ち着いてクリアしました。
 トゥーレはこのカバーリングの他、前半には正確なロングフィードも見せました。いつの間にか、かなり上手くなってます。
 一方、GKのアルムニアはこのシーン以外にも危険な場面がいくつかありました。やっぱりアーセナルのアキレス腱はGKなんですね。


ステアウア 0-1 アーセナル

■ステアウア
 1 ロビンソン・サパタ
 5 ヨヌーツ・ラダ
 8 オビディウ・ペトレ
 9 バレンティン・バデア
10 ニコラエ・ディカ
13 イフィーニ・エメガーラ
16 バネル・ニコリツァ
17 エウゲン・バチウ
18 ペトレ・マリン
25 アドリアン・ネアガ
84 ロメオ・スルドゥ
控え選手
12 コルネル・チェルネア
14 バシリカ・クリストチェア
15 ミハイ・ネシュ
19 ビクトラシュ・ヤコブ
26 マリウス・クロイトル
29 バレンティン・バドイ
30 ドレル・ザハリア
監督
マッシモ・ペドラツィーニ

■アーセナル
 3 バカリ・サニャ
 4 セスク・ファブレガス
 5 コロ・トゥーレ
 6 フィリップ・センデロス
11 ロビン・ファン・ペルシ
13 アレクサンドル・フレブ
16 マティウ・フラミニ
22 ガエル・クリシー
24 マヌエル・アルムニア
25 エマニュエル・アデバヨル
27 エマヌエル・エブエ
控え選手
 2 アブ・ディアビー
 8 ラサナ・ディアラ
15 デニウソン
19 ジウベルト
21 ウカシュ・ファビアニスキ
26 二クラス・ベントナー
32 テオ・ウォルコット
監督
アーセン・ベンゲル

主審
テリエ・ハウゲ


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posted by サッカーニョ |19:51 | チャンピオンズリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年10月20日

ギリシャ、チェコが本大会出場決定 ユーロ2008予選

10月17日に行われたユーロ2008予選の中で、トルコ×ギリシャ戦観たかったのですが、実は観てません。

 誰か観た人、結果だけでなく試合内容やギリシャの強さなど教えてください。ギリシャは前回大会のような纏まりがあるのでしょうか?


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posted by サッカーニョ |17:34 | ユーロ2008 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年10月20日

クライフvsネッツァー・伝説?のクラシコ

 1974年2月17日のR.マドリーvsバルセロナの一戦です。マドリーには西ドイツ代表のギュンター・ネッツァーが、バルサにはオランダ代表のヨハン・クライフが在籍しています。この両スーパースターはこのシーズンに母国からスペインに移籍したばかりです。

 映像は白黒。前半4分からスタート。

 序盤はマドリー優勢の展開。ネッツァーは不調みたいですが、マドリーは両サイド前方のスペースを突いて攻撃を仕掛けます。
 ネッツァーは時折、中長距離のパスを通しますが、ボールを持ってからパスを出すまでに少し時間が掛かり過ぎでした。球離れが悪いと言うよりはパスの出し所がなかなか見つからないといった感じです。

 前半31分、流れは急にバルサに移ります。レシャックが中央でDFをかわして右に展開。マルシアールがドリブルでペナルティエリア内ゴールライン際まで持ち込み、ニアポストのアセンシにパス。アセンシがボレーで押し込みました。0-1。
 レシャックは試合を通して、中央または右サイドで広範囲に上下動を繰り返してボールを前に運んでいました。

 39分には、中央左寄りのガラ空きのスペースをソティールがドリブルで持ち運び、中央のクライフにパスを出します。クライフは3人のマークをかわしてゴールを決めました。0-2。

☆★☆クライフのスーパープレー☆★☆
 バルサの2点目。クライフはゴール前、右から左に走りながらソティールからのパスを受けましたが、この時2人のマーカーがクライフに付いて来ます。クライフは最初のトラップでボールを自分のマイナス方向(ゴールの正面)にコントロールしてマークを外します。マーカーの1人はすぐにUターンしてスライディングタックルにきますが、ボールに軽くタッチし自らもジャンプして、これを交わします。着地点に3人目がタックルに来ますが、これもボールを逸らして交わした後、すぐに体勢を入れ替えてゴールに向き直し、すかさず左足でシュートを撃ちました。
 相手のマークを交わすのと同時にシュートを撃ち易い位置にボールを運ぶ一連の動作はとても速くてスムーズで無駄がありませんでした。ボールタッチも実に繊細だし、ボディバランスも非常に優れています。

 前半は0-3で終了。マドリーは後半からアギラールに替えてサンティジャーナを入れます。

 後半は完全にバルサのペース。前半には無かった高い位置でのプレスとパスによる崩しを見せます。
 後半9分、金子×倉敷の「モーレツ」談議の最中にアセンシがドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア内でDFをかわしてシュート。GKとファーポストのわずかな隙間に叩き込み、バルサが3点目をゲットしました。0-3。

 19分にはバルサがカウンターから4点目を奪います。バックラインまで下がったクライフがJ.C.ペレスへロングフィード。ドリブルでペナルティエリア内まで持ち込んだペレスがゴール左上隅にシュートを決めました。0-4。
 23分にもクライフのパスからチャンスが生まれますが、マルシアールのシュートは、レモンがかろうじて右手で跳ね返しました。

 しかし、その直後の24分、ペナルティエリア右外からのFKをクライフがゴール前に入れ、ソティールがヘディングシュートを決めます。0-5。
 このときソティールには誰もマークに付いていませんでした。
 32分にもクライフの右からのクロスにソティールがヘッドで合わせますが、ここはマークがしっかり付いていたためにシュートは枠を外しました。

 マドリーは後半に3度バルサゴールのネットを揺すりますが、いずれもオフサイドの判定でノーゴール。この内2回はネッツァーのパスによるものでした。試合はこのまま終了し、マドリーがホームで歴史的大敗を喫しました。


R.マドリー 0-5 バルセロナ

■R.マドリー
 1 ガルシア・レモン
 2 モルガード
 3 ルビニャン
 4 ピルリ
 5 ベニート
 6 ソーコ
 7 アギラール (⇔サンティジャーナ 後半0分)
 8 ベラスケス
 9 アマンシオ
10 ネッツァー
11 マカナース
監督 ルイス・モロウニー

■バルセロナ
 1 モーラ
 2 リフェー
 3 トーレス・ガルシア
 4 コスタス
 5 デラクルス
 6 ファン・カルロス・ペレス
 7 レシャック
 8 アセンシ
 9 クライフ
10 ソティール
11 マルシアール (⇔トメ 後半27分)
監督 リヌス・ミケルス



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posted by サッカーニョ |04:03 | スペイン/リーガエスパニョーラ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2007年10月18日

ベンフィカvsシャフタール

UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループD

 シャフタールが前半に奪った1点を守りきって、アウェイで勝点3をもぎ取りました。

 前半42分、ラトが出した縦パスをフェルナンジーニョがペナルティエリア内で受け、GKキムが飛び出して来たところを、中央後方のジャジソンにパス。ジャジソンが無人のゴールにシュートを叩き込んで、シャフタールが1点を挙げました。

 ベンフィカは4-5-1、カルドーソのワントップ。1点ビハインドの前半終了間際にネウソンが負傷し、ヌノ・ゴメスを入れて2トップにしましたが、最後までシャフタールからゴールを奪い返すことは出来ませんでした。

 シャフタールは中盤のブラジル人トリオが攻撃面で活躍、中盤の底レワンドフスキーは守備面で貢献しました。GKピヤトフも好セーブを見せましたが、CKに対する不用意な飛び出しでゴールをガラ空きにし、ピンチを招くシーンもありました。

 シャフタールは2連勝でグループ首位。ベンフィカは2連敗で最下位。


■ベンフィカ

      7
   10   20
 26       14
      8
 5         22
    3    4
     12

12 キム
 3 エジカルロス
 4 ルイゾン
 5 レオ
 7 オスカル・カルドソ
 8 コンスタンティノス・カツラニス
10 ルイ・コスタ
14 マクシ・ペレイラ
20 アンヘル・ディ・マリア ("61 OUT)
22 ネウソン ("45 OUT)
26 クリスチャン・ロドリゲス
控え選手
24 ヨルク・ブット
 2 ルイス・フィリペ
17 マルク・ゾロ
18 アウグスティン・ビニャ(ジル) ("61 IN)
21 ヌノ・ゴメス ("45 IN)
25 ヌノ・アシス
30 フレディ・アドゥ

監督
ホセ・アントニオ・カマチョ


■シャフタール

   25   99
      8
  7       11
     18
26         33
    5   27
     30

30 アンドリー・ピヤトフ
 5 オレクサンドル・クチェル
 7 フェルナンジーニョ
 8 ジャドソン ("77 OUT)
11 イウシーニョ ("79 OUT)
18 マリウシュ・レワンドフスキー ("87 OUT)
25 ブランドン
26 ラズバン・ラト
27 ドミトロ・チグリンスキー
33 ダリヨ・スルナ
99 クリスチアーノ・ルカレッリ
控え選手
 1 ボフダン・シュスト
 3 トマシュ・ヒュブシュマン ("87 IN)
 4 イゴール・ドゥリャイ ("79 IN)
 9 ネリー・カスティージョ ("77 IN)
10 ズボニミル・ブキッチ
21 オレクサンドル・グラドキー
55 ウォロジーミル・エゼルスキー
監督
ミルチェア・ルチェスク


■主審
ウォルフガング・シュタルク 



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posted by サッカーニョ |05:50 | チャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月17日

セルティックvsミラン

UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループD

 雨が降りしきる中でのゲーム。ミランは序盤からパスミスの連続。前半はほぼ互角。ポゼッションではセルティックがやや上回るが、なかなかシュートまでは持っていけない。
 セルティックは怪我の中村をベンチに置き、マクギーディを右ハーフに、ヤロシクを左ハーフに起用。スコット・ブラウンはトップ下というかシャドーストライカーの役目。そのブラウンが序盤からラフプレーを続け、30分には警告を受けました。
 ブラウン、カカ、セードルフらのミドルシュートは決まらず、前半は両チーム無得点で終えました。

 後半に入ってからは、ミランは徐々に落ち着いてきましたが、セルティックは相変わらずシュートまで持っていけません。

 しかし、後半6分にセルティックがセットプレーから先制しました。左からのコーナーキックに対し、GKジダ以下ミラン選手がニアポストに引き釣られたところ、ファーポスト付近でマクマナスが押し込みました。

 その後ミランが攻勢に出て、セルティックがカウンターを狙う試合展開となります。ミランの両サイドバックが積極的に攻撃参加するようになり、インザーギにもボールが集まり始めますが、セルティックが良く守りました。特にネイラーは前半と後半に1回ずつインザーギにボールが入ったところをしっかりとカバーリングしました。

 後半10分にはセードルフが負傷したためグルクフと交替しましたが、後半22分に、そのグルクフが左からクロスボールを入れたところ、受け手のアンブロッジーニをネイラーがホールディングしたため、ミランにPKが与えられます。受け手と言ってもボールはアンブロッジーニのはるか頭上を飛んでいってましたから、ネイラーは何もしなくても良かったのですが...。このPKをカカが決めてミランが同点に追いつきました。

 その後もミランが優勢に試合を運び、終盤は完全にミランのペースでした。セルティックは後半40分に両サイドハーフを交替。ようやく中村が登場しました。そして44分、遂にセルティックが勝ち越します。まず、中村がペナルティエリア右のライン上でフェイントを入れてDFをかわし、中央のブラウンに入れます。ブラウンはワントラップして、迷わず後ろに叩きます。後方から走りこんできたコールドウェルがダイレクトにゴール右隅を狙ったシュートを放ち、飛びついたジダが前にこぼしたところをマクドナルドが押し込みました。

 このときジダはシュートに対してしっかり反応しながらも、ボールを前に弾くという失策をしました。ゴールポスト付近だったので、キャッチ出来ないならゴールラインの外に出せば良かったのに...
 しかもゴールが決まった後、乱入したセルティックサポーターに右頬(首?)の辺りを触れられたジダは、いったん追いかけようとしたが、すぐにその場に倒れこみ、そのままタンカで運び出されました。この迫真の演技はすでにサッカーファンの批判に晒され、UEFAからも処分が下されたところですが、何よりも終盤に1点リードされ、再び同点に追いつくために一刻も早く試合を再開しなければいけない時に、長い時間を潰したジダの行為に対しては、一体何を考えているんだ?とツッコミを入れたくなります。
 その場の思いつきで倒れたフリをしてしまったのはサッカー選手の習性として仕方がないとしても、状況を考えれば、すぐに起き上がってボールをセンターマークに送るべきだったと思います。

 しかし、序盤のミランも良くなかったですが、ホームで自分達のペースの時間帯に得点できなかったセルティックも酷いです。中村が居なければ何も出来ないのか?
 ミランが負け、シャフタールが頑張っているので、このグループは混沌としてきましたが、当初から私がこのグループに期待していたよりも低いレベルでの団子状態となりました。次節以降はベンフィカ、ルイ・コスタにも奮起していただきたい。


■セルティック

     27
20     8    46
   18   11
 3         24
   44    5
      1

 1 アルトゥル・ボルツ
 3 リー・ネイラー
 5 ガリー・コールドウェル
 8 スコット・ブラウン
11 ポール・ハートリー
18 マッシモ・ドナーティ
20 イジー・ヤロシーク ("84 OUT)
24 ジャン・ジョエル・ドゥンベ ("79 OUT)
27 スコット・マクドナルド
44 スティーブン・マクマナス
46 エイデン・マクギーディー ("84 OUT)
控え選手
14 デレック・リオーダン
15 エファンデル・スノ
21 マーク・ブラウン
25 中村俊輔 ("84 IN)
33 クリス・キレン ("84 IN)
41 ジョン・ケネディ ("79 IN)
48 ダレン・オデー
監督
ゴードン・ストラカン


■ミラン

      9
   10   22
 23        8
     21
18         44
   13   25
      1

 1 ジダ ("94 OUT)
 8 ジェンナーロ・ガットゥーゾ
 9 フィリッポ・インザーギ ("77 OUT)
10 クラレンス・ードルフ ("55 OUT)
13 アレッサンドロ・ネスタ
18 マレク・ヤンクロフスキー
21 アンドレア・ピルロ
22 カカ
23 マッシモ・アンブロジーニ
25 ダニエレ・ボネーラ
44 マッシモ・オッド
控え選手
 5 エメルソン
11 アルベルト・ジラルディーノ ("77 IN)
16 ジェリコ・カラッチ ("94 IN)
17 ダリオ・シミッチ
19 ジュゼッペ・ファバッリ
20 ヨアン・グルクフ ("55 IN)
32 クリスティアン・ブロッキ
監督
カルロ・アンチェロッティ


■主審
マルクス・メルク



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posted by サッカーニョ |05:13 | チャンピオンズリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月15日

デンマークvsスペイン UERO2008予選・グループF

 試合前の順位は以下のとおり。

  1位 スウェーデン (8試合で勝点19)
  2位 スペイン (9試合で勝点19)
  3位 北アイルランド (9試合で勝点16)
  4位 デンマーク (8試合で勝点14)

 デンマークは、この試合で負けると危機的な状況になるが、勝てばスペインとの勝点差が1となる(しかも1試合少ないので優位となる)だけに気合十分なはず。

 スペインはビジャとF.トーレスが負傷しており、ストライカーにはラウール・タムードが抜擢されました。中盤はセスクとシャビのダブル司令塔。ユーティリティのイニエスタは左ウイングで起用されました。


 序盤、スペインは中盤でボールを繋いで様子を窺う感じ。デンマークは中盤からペナルティエリア内へ浮き球を放り込む味気ない攻撃。

 先制はスペイン。14分、左サイドでDFをかわしたイニエスタがファーポスト前のタムードに柔らかい浮き球を送り、これをタムードがヘディングでゴール逆サイドに決めました。名手ソーレンセンは動きの逆を突かれた上に、自分の頭上を超えるシュートを撃たれたため、まったく反応でませんでした。

 スペインは16分にもシャビからタムードへスルーパスを通すなど、チャンスを創り始めます。ホアキンも右サイドでドリブル突破すると見せかけて切り返して左足でシュートする良いプレーを見せました。

 デンマークも先制点を奪われた直後に、ようやくデンマークらしい攻撃を見せてます。15分にロンメダールが右サイドを深くえぐってクロスを入れますがD.イェンセンのヘディングシュートはDF(の腕?)に当たりゴールはなりませんでした。
 21分にはN.イェンセンからの浮き球パスをロンメダールがヘディングでシュートしますが、これはゴール左へ外れました。

 試合は徐々に激しさを増し、デンマークの早いプレスの前に、スペインは中盤で何十本ものパスを繋ぎながらも前線に送ることが出来ず、スタンドからはブーイングが起き始めます。その矢先の40分、フィールドの右半分を使って最終ラインからトップのタムードへ流麗なパス回しを披露し、最後はタムードからパスを受けたセルヒオ・ラモスが、スライディングタックルに来たソーレンセンをかわす見事なチップキックでゴールを決めました。

 前半終了間際にはロンメダールとセスクが惜しいシュートを放ちましたが、どちらもゴールにはなりませんでした。前半は0-2で終了。


 デンマークは後半開始からアンドレアセンに替えてベントナーを投入し、2点を追って必死の反撃をします。
 まずは8分、ロンメダールがDFラインの裏に抜け出すが、カシージャスの飛び出しによってクロスを上げられませんでした。
 11分のグロンキアのシュートは吹かしてしまい、15分にはペナルティエリア左外からのFKに合わせたベントナーのヘディングシュートが、カシージャスの左足に当たってゴールにはなりませんでした。

 ベントナーは29分にも2列目からミドルシュートを放つが右ポストに当たり、悔しがります。苛立つベントナーはプレーが止まっている時にマルチェナを押してイエローカードを受けました。

 デンマークは、40分の決定的なシュートも、好調カシージャスに叩き出され、反撃の時間がなくなっていきます。
 しかし42分、ベントナーが左からクロスを上げ、逆サイドに走りこんだロンメダールのボレーシュートがゴール前のペレスの足元に入り、後ろにいたトマソンがシュートを決めて、遂にデンマークが1点を返しました。

 もう1点取って、せめて勝点1を獲得したいデンマークでしたが、逆に、44分にリエラにゴールを奪われ、勝負を決められてしまいました。リエラのシュートはゴール左上に決まりました。


デンマーク 1-3 スペイン


 両チームが、それぞれの持ち味を出したので、まずまずの好ゲームとなりました。しかし、100%持ち味を出し切ったわけではなく、私が期待したほどではありませんでした。(私の期待が大き過ぎたようです...)

 デンマークは、もっともっと両サイドを深くえぐって欲しかったですが、アーリークロスが多かったです。特に左のグロンキアはサイドでは全く目立っていませんでした。後半から出たベントナーの高さを活かせなかった点は今後の課題でしょう。トマソンのワントップには限界を感じたので、ベントナーのような選手と組ませるのは良いと思うのですが、2人の連携は未だ熟成されていません。

 スペインは流れるようなパスワークと高い個人技を随所に見せてくれましたが、F.トーレスとラウールがいれば...そしてイニエスタを中盤の底に置けば、もっと魅力的な攻撃が出来たに違いありません。


■デンマーク

      9
 8         11
    7   10
      2
 5          6
    4    3
      1

 1 トーマス・ソーレンセン
 2 クリスティアン・ポウルセン
 3 マルティン・ラウルセン
 4 ウルリク・ラウルセン
 5 ニクラス・イェンセン
 6 トーマス・ヘルベグ
 7 ダニエル・イェンセン ("79 OUT)
 8 イェスペア・グロンキア ("65 OUT)
 9 ヨン・ダール・トマソン
10 レオン・アンドレアセン ("46 OUT)
11 デニス・ロンメダール
控え選手
12 クリス・ソーレンセン
13 アナス・クリステンセン
14 トーマス・カーレンバーグ ("65 IN)
15 ラスムス・ブルツ
16 イェスペア・クリスティアンセン
17 ケネス・ペレス ("79 IN)
18 二クラス・ベントナー ("46 IN)
監督
モルテン・オルセン


■スペイン

     19
16         17
    8   18

14     6    15
    4    2
      1

 1 イケル・カシージャス
 2 ラウール・アルビオル
 4 カルロス・マルチェナ
 6 ダビド・アルベルダ ("64 OUT)
 8 シャビ・エルナンデス
14 ホアン・カプデビラ
15 セルヒオ・ラモス
16 アンドレス・イニエスタ
17 ホアキン ("69 OUT)
18 セスク・ファブレガス ("78 OUT)
19 ラウール・タムード
控え選手
 3 マリアーノ・ペルニア
10 ルイス・ガルシア ("78 IN)
11 ミゲル・アンヘル・アングロ
20 アルベルト・リエラ ("69 IN)
21 ダビド・シルバ
22 パブロ・イバニェス ("64 IN)
23 ペペ・レイナ
監督
ルイス・アラゴネス


■主審
リュボシュ・ミヘル



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posted by サッカーニョ |02:42 | ユーロ2008 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2007年10月14日

CSKAモスクワvsフェネルバフチェ

UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループG

 ブラジル人が攻撃の核となっている両チームの対戦。前節フェネルバフチェはホームでインテルに勝利。一方のCSKAモスクワはアウェイでPSVに0-1で負けています。

 序盤はホームのCSKAモスクワがゾーンを高く保ち、攻勢をかけます。
 ラブとジョーの2トップは特に活発に動いていましたが、2人ともボールを受けるとゴールに向かってまっしぐらの猪突猛進タイプで、あまり周りが見えていません。少々遠目からでもシュートを撃っていきます。
 2列目中央のドゥドゥは周囲は見えているが、あまり活かせていません。トップ下というよりはセンターハーフと言った方がしっくりくる位の低いポジションで、あまり2トップとは絡みません(パスは出すがフォローはしないという意味です)。おそらく本来のトップ下はダニエウ・カルバーリョ(またはラモン)ですが、今回は出番はありませんでした。
 これでは両サイドのクラシッチとジルコフを起点にした方がチャンスは多く創れそう。クラシッチはキープ力がありますし、ドゥドゥよりは周囲を活かせそう。クロスの精度はジルコフの方が上です。

 問題は攻撃よりも守備です。CSKAモスクワの最終ラインは今どき珍しい3バックですが、ペナルティエリア内では彼らが余りにもオタオタしてしまいます。そして守備のミスから先制点を奪われてしまいました。
 9分、ペナルティーエリア内中央のこぼれ球を、焦ったDFがスライディングしながらサイドへクリアします。しかし、これがアレックスの頭上に飛び、アレックスはジャンプ一番、ヘディングシュートをします。GKは前に出てきていたために、どうすることも出来ず、あっさりゴール。

 しかしフェネルバフチェも負けじとDFのミスで同点ゴールを献上します。
 後半4分、エドゥがGKにバックパスをするが、このボールをクラシッチに奪われ、クラシッチとキーパーの1対1となります。GKに向かって行きながら放ったクラシッチのシュートはGKデミレルの右手に当たるが、粘るクラシッチがゴールラインを割る寸前でボールに追いつきゴールに押し込みました。

 さらに後半7分にはエドゥがペナルティエリア内でラブを倒してPKを与えます。このPKをラブが自ら決めて、CSKAモスクワが逆転に成功。2度の失策をしたエドゥは、このあと交替させられますが、前半のフェネルバフチェの守備はとても安定していました。最終ラインは広がり過ぎず狭まり過ぎず、ちょうど良いくらいの間隔で網を張って相手を囲い込んでいきます。中盤のプレスも激しくはないですが、まずまず効果的でした。

 その後はフェネルバフチェが直接FKやミドルシュートで同点ゴールを狙うが、GKマンドリキンの好セーブの前にゴールを決めることが出来ません。ジーコは後半27分と32分にセンターバック2人とボランチ1人を交替する思い切った采配を振るいますが、これも効果は現れず...
 このままCSKAモスクワの勝利かと思われた後半40分に、ディヴィッジのロングシュートが決まり、フェネルバフチェが遂に同点に追いつきました。ディヴィッジのロングシュートは速く無回転だったため、ペナルティエリア内で急速に落ち、マンドリキンの手の下をすり抜けました。

 このままドローで試合終了。フェネルバフチェは相手DFのミスとディビッジのロングシュートでなんとか勝点1をもぎ取ったという感じでしたが、前半の、アレックスからのパスをアウレリオがスルーして前のスペースに走り込みパスを受けてシュートしたシーンなんかは、かなりいい感じだったし攻守両面で持ち味を発揮できていました。
 ケジュマンだけは別に居なくてもいいような気がするのですが...他にマシなFWも居なさそうなので我慢するしかないか...
 CSKAモスクワも攻撃面ではなかなかの好チームです。トップ下と最終ラインさえ何とかすれば、決勝トーナメントに勝ち進む可能性も少しはありそうなのですが...最終ラインは無理か?


CSKAモスクワ 2-2 フェネルバフチェ


■CSKAモスクワ

    10     9
 18    20     17
    25     2    
  6     4     24
       1

 1 ベニアミン・マンドリキン
 2 デイビダス・シェンベラス
 4 セルゲイ・イグナシェヴィッチ
 6 アレクセイ・ベレズツキー
 9 バグネル・ラブ
10 ジョー
17 ミロシュ・クラシッチ
18 ユーリ・ジルコフ
20 ドゥドゥ ("90 OUT)
24 ワシリー・ベレズツキー
25 エルビル・ラヒミッチ
控え選手
33 エフゲニー・ポマザン
 5 ラモン
 7 ダニエウ・カルバーリョ
19 ダウィド・ヤンチク
21 エドゥアルド
22 エフゲニー・アルドニン ("90 IN)
88 ジャネル・エルキン
監督
バレリー・ガザエフ


■フェネルバフチェ

    99    9
  6         20
    24   15
  3         19
    36    2
       1

 1 ボルカン・デミレル
 2 ルガーノ ("77 OUT)
 3 ロベルト・カルロス
 6 ギョクチェク・ベデルソン
 9 マテヤ・ケジュマン
15 メフメト・アウレリオ
19 オンデル・トゥラジュ
20 アレックス
24 デニズ・バリュシュ ("72 OUT)
36 エドゥ ("72 OUT)
99 ディビッジ
控え選手
88 ボルカン・ババジャン
 5 ヤシン・チャクマク ("72 IN)
 7 ケマル・アスラン
 8 カズム・カズム(=コリン・カズム・リチャーズ) ("72 IN)
18 アリ・ビルギン
21 セルチュク・シャーヒン
77 ギョクハン・ギョニュル ("77 IN)
監督
ジーコ

主審
クヌート・キルヒャー



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posted by サッカーニョ |02:32 | チャンピオンズリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2007年10月13日

フィオレンティーナvsユベントス

 セリエA第7節、2位ユヴェントス(勝点13)と3位フィオレンティーナ(勝点12)の対戦。前節、ユベントスはトリノダービーで1-0の勝利。フィオレンティーナはアウェイのリボルノ戦に3-0で勝利しましたが、UEFAカップではホームでフローニンヘンに1-1の引き分け(2試合トータル2-2でPK戦の末、勝ち抜け)。

 両チームのスタメンとフォーメーションは以下のとおり。

[フィオレンティーナ]

     29
10          7
  18     22
      4
17         21
    3    5
      1

 1 フレイ
21 ウイファルシ
 5 ガンベリーニ
 3 ダイネッリ
17 バルザレッティ
22 クズマノヴィッチ
 4 ドナデル
18 モントリーヴォ
 7 セミオーリ
29 パッツィーニ
10 ムトゥ

監督 プランデッリ


[ユベントス]

    9   17
11          7
    4   23
28         21
    3   33
      1

 1 ブッフォン
21 グリゲラ
33 レグロッターリエ
 3 キエッリーニ
28 モリナーロ
 7 サリハミジッチ
23 ノチェリーノ
 4 アルミロン
11 ネドヴェド
 9 イアクインタ
17 トレゼゲ

監督 ラニエリ


 両チームとも中盤では粗雑なパスが多かったです。特にユヴェントスは中盤からの組み立てを諦めたかのように、バックラインからロングフィードでイアクインタを狙います。したがってネドヴェドとサリハミジッチには活躍の場はほとんどありませんでした。それに比べればフィオレンティーナの方は両ウイングも使っていたし、中盤でトライアングルを作ってパス回しをしようと試みる努力も見受けられました。

 フィオレンティーナの左ウイングはムトゥでしたが、よく中に入ってハッとさせるシュートを放っていました。
 ムトゥの最初のシュートは15分、相手DFのクリアボールをダイレクトに撃ち返しますが、このミドルシュートはクロスバーを越えていきました。

 23分にはユヴェントスも反撃。ブッフォンのフィードがイアクインタに渡るが左タッチライン際に流れたためアルミロンに戻して仕切り直し。更にアルミロンがフィードするが、ガンベリーニがヘディングでクリア。このクリアボールをイアクインタが拾ってゴールを決め、ユヴェントスがあっさりと先制。

 前半は1-0でユヴェントスがリードして折り返しました。
 
 フィオレンティーナは後半開始からクズマノヴィッチに替えてビエリをピッチに送り出しました。この交替で中盤が1人減り、センターフォワードが2人となったため、後半はフィオレンティーナもロングボールを多用し始めます。

 逆にユヴェントスはネドヴェドが流動的にポジションをとってボールを受け、チャンスメイクをし始めます。後半22分にはネドヴェドがゴール左からゴール前のトレゼゲにパスを送るがDFにカットされてしまいます。しかし、こぼれ球をサリハミジッチがシュート。フレイが弾いたボールをサリハミジッチが自ら拾い、今度はトレゼゲがシュートを放つが、惜しくもゴール左に外れてしまいました。

 その後はフィオレンティーナがホームの意地を見せ、拙攻ながらも攻勢をかけ始めます。ユヴェントスは後半32分にイアクインタに替えてデルピエロを投入しましたが、流れを変えることは出来ません。

 39分にはようやくフィオレンティーナにゴールチャンスが生まれます。左からのクロスにムトゥが頭で合わせるが、このヘディングシュートはゴール右に外れてしまいました。

 フィオレンティーナのホームでの敗色が濃厚になり始めた43分、FKからビエリがヘディングシュートを放つと、これがレグロッターリエの腕に当たって、フィオレンティーナにPKが与えられます。このPKをムトゥが力いっぱい蹴り、ブッフォンはコースを読んだものの手で触れるのがやっとでした。このPK成功によりフィオレンティーナが土壇場で追いつきました。

 ロスタイムにはユヴェントスのゴール前でビエリとキエッリーニが相撲のように激しくもつれ合い、2人にイエローカードが出されましたが、その後1-1の同点のまま試合終了のホイッスルが鳴りました。

 最後に解説者も言ってましたが、リベラーニの不在がフィオレンティーナにとっては痛かったです。ユヴェントスにもゲームメイクに長けた選手が1人必要だと思います。



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posted by サッカーニョ |04:12 | イタリア/セリエA | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月11日

バルセロナvsアトレチコ・マドリー

リーガ・エスパニョーラ第7節

 久しぶりにリーガの試合を観ました。

 チャンピオンズリーグで負傷したプジョルですが、どうやら大した事は無かったみたいで、序盤には相手の危険なパスをインターセプトするなど元気にプレーしていました。
 ザンブロッタが故障のため、このところスタメンに入っているオレゲールは、ほとんど効果のないオーバーラップをするよりも守備に専念した方が良さそうです。
 アビダルは、序盤こそ積極的に攻撃参加していましたが、やはりこの試合でも守備面で貢献していました。経験さえ積めばセンターバックとしても一流になると思います。

 A.マドリーは開始早々からセイタリディスのオーバーラップで積極的に仕掛けていきます。序盤のA.マドリーの攻撃はなかなか良かったです。DFラインを高めにとり、中盤から前線にパスで繋いでいき、チーム全体で攻めようという姿勢が見られました。
 新加入のラモン・ガルシアとシモンは既にチームに溶け込んでいる様子でした。
 ペルニアは攻撃参加もしますが、メッシがボールを持った時には激しくチャージに行ってました。この守備は結構効いてましたが、思ったとおり直ぐに警告を受けてしまい、その後は大人しくなりました。

 16分には、牙の抜けたペルニアをあっさりと交わしたメッシが入れたグラウンダーのクロスをアッビアーティがファンブルし、これをデコが押し込んでバルサが先制しました。ここまで良い展開だっただけにアトレチコにとっては悔やまれるミスでした。
 アッビアーティは38分にもキックミスをして、よりによってメッシにボールを渡してしまい、ゴールを危険に晒しました。

 この失点で萎縮したアトレチコは攻撃のリズムを失い、すぐに追加点を奪われます。
 20分、ペナルティエリアの左隅、メッシがロナウジーニョとの素早いワンツーパスでDFを抜いてフリーとなります。ロナウジーニョのパスが少し弱かったが右足トラップでシュートレンジまで持っていき、思いっきり左足を振り抜いてゴール右のネットへグラウンダーのシュートを突き刺しました。

 追加点を奪われたアトレチコは完全にDFラインを下げてしまい、中盤と前線の間が間延びしたため、カウンターでしかチャンスが創れなくなりました。後半は選手交代を使って立て直してきましたが、序盤のように上手くはいかず、ミドルシュートが多くなっていきました。マキシ・ロドリゲスのシュートはもう少しでゴールしそうでした。マニシェは前半からミドルを撃ってましたが、ちょっと強引過ぎるかな...

 実況と解説の2人はG.ミリトの展開力とフィードの精度を絶賛してましたが、この試合では月並みだったように思います。マルケスの方が凄いんじゃ...と思いながら観ていました。

 展開力とパスの精度で言えば、この試合ではシャビが良かったです。時間帯によっては中盤の底でゲームメイクをしてました。
 デコも前線でチャンスに絡んだり、少し下が