2007年11月08日

シャフタールvsミラン

UEFAチャンピオンズリーグ第4節・グループD

 勝点6で並ぶ両チーム。前節の対戦ではホームのミランが快勝しましたが、シャフタールもまずまずの攻めを見せていたので、今回はシャフタールがホームでどんな攻撃を見せてくれるか楽しみに観ました。

 ミランのスタメンは、怪我のオッドとヤンクロフスキーに代わって両サイドバックにボネーラとセルジーニョが入りました。マルディーニはベンチスタートです。
 またロナウドがミラン移籍後初めてCLでベンチ入りしました。
 シャフタールは中盤底にレワンドフスキーではなくヒュブシュマンを起用しました。

 立ち上がりのシャフタールの攻撃は、ブランドンが右に流れイウシーニョ&スルナと組んで仕掛けます。この日はセルジーニョのところを徹底的に狙うのかと思いきや、その後は左からアーリークロスを入れたり、守りの堅い中央から攻めたり...
 中央からの攻撃ではジャヂソンが良い働きを見せました。常にいいポジションでボールを受け、余裕を持って捌きますが、あまり怖さはありません。

 23分のシャフタールのFK。ジャヂソンの蹴ったボールにチグリンスキーが頭で合わたシュートはGKヂーダの真正面でした。

 33分にはミランのお株を奪う中央での速い攻撃、ヒュブシュマンからフェルナンジーニョ→イウシーニョ→ルカレッリと繋ぎゴール前にボールを運ぶが、ルカレッリとスルナのシュートはいずれもネスタの好守に阻まれました。

 前半は両チーム無得点で折り返します。シャフタールはここまで良い攻撃を見せながらも決定的なシュートはひとつも撃てませんでした。

 しかし後半5分に、相手のミスにつけ込む形でようやく決定的なシュートを放ちます。
 カラーゼの中途半端なクリアボールをジャヂソンがトラップしてフェルナンジーニョにシュートを撃たせましたが、シュートは僅かに右に外れました。
 シャフタールの決定機はこれだけ。

 ミランがジラルディーノに替えてインザーギを投入してからは、ミランがゴールを重ねます。

 まずは後半21分、シャフタールがカウンターを仕掛けようとしたところを、あっさりとボールを奪ったピルロがすかさずゴール前のインザーギに正確なパスを送り、インザーギがボレーでゴールを奪いました。

 27分にはロングボールからゴール前でインザーギが珍しくポストプレーをし、パスを受けたカカがゴールを挙げました。

 そしてロスタイムには再びインザーギとカカのコンビでダメ押ししました。

 終わってみれば、またしてもミランの完勝。シャフタールに攻められ続けましたが、これも自分達のペースだったということでしょうか?前節も確かこんな感じの展開でした。

 しかしアンブロジーニの守備はよく効いているんですが、悪質なファウルが多すぎ。イエローカード1枚しか貰わなかったのが不思議なくらい。次節はイエロー累積のため出場できません。

 シャフタールはいつもと同じように良い攻撃を見せましたが、メリハリがありません。冒頭に書いたように右サイドを徹底的に攻めるのかと思ったのですがそうでも無く、2点取られてからも同じでした。ここまでの4試合で、ルチェスク監督が状況に応じて何か策を講じる場面は全くありませんでした。


シャフタール 0-3 ミラン

RSCオリンピスキー・スタジアム


■シャフタール

   99   25
      8
  7       11
      3
26         33
   27   55
     30

 3 トマシュ・ヒュブシュマン
 7 フェルナンジーニョ
 8 ジャヂソン
11 イウシーニョ
25 ブランドン ("84 OUT)
26 ラズバン・ラト ("73 OUT)
27 ドミトロ・チグリンスキー
30 アンドリー・ピアトフ
33 ダリヨ・スルナ
55 ウォロジーミル・エゼルスキー
99 クリスティアーノ・ルカレッリ ("77 OUT)
控え選手
 4 イゴール・ドゥリャイ
 9 ネリー・カスティージョ ("77 IN)
18 マリウシュ・レワンドフスキ
19 オレクシー・ガイ
21 オレクサンドル・グラドキー ("84 IN)
22 ウィリアン ("73 IN)
35 ユーリー・ビルト
監督
ミルチェア・ルチェスク


■ミラン

     11
   10   22
 23        8
     21
27         25
   13    4
     16

 4 カハ・カラーゼ
 8 ジェンナーロ・ガットゥーゾ
10 クラレンス・セードルフ ("79 OUT)
11 アルベルト・ジラルディーノ ("63 OUT)
13 アレッサンドロ・ネスタ
16 ジェリコ・カラッチ
21 アンドレア・ピルロ
22 カカ
23 マッシモ・アンブロジーニ
25 ダニエレ・ボネーラ
27 セルジーニョ ("85 OUT)
控え選手
 3 パオロ・マルディーニ ("79 IN)
 9 フィリッポ・インザーギ ("63 IN)
16 ジェリコ・カラツ
20 ヨアン・グルクフ
32 クリスティアン・ブロッキ ("85 IN)
44 マッシモ・オッド
99 ロナウド
監督
カルロ・アンチェロッティ


■主審
ペーター・フィンク



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posted by サッカーニョ |06:37 | チャンピオンズリーグ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2007年11月07日

アーセナルvsマンチェスター・ユナイテッド

イングランド・プレミアリーグ第12節

 首位アーセナルと2位マンUの激突。勝点26で並ぶ攻撃的な両チームの対決は、手に汗握る好ゲームでした。

 しかしアーセナルは気合いが入りすぎたのか、序盤はいつもと違ってドリブルを多用した強引な攻撃を仕掛けます。マンUは最終ラインとその前のハーグリーヴス、アンデルソンがこれを防ぎます。ハーグリーヴス、アンデルソン、エブラ、ヴィディッチはガシガシ当たって行ってました。

 マンUは、アーセナルの中盤のボールの出所と受け所を早めに潰しに掛かり、そして前掛りになるアーセナルの後方のスペースを突いて攻めていきます。前半はマンU陣内での時間帯が多いものの、イニシアチヴは完全にマンUが取っていました。

 アーセナルは苛立ちからか次第に無理なパス出しが目立ち始めます。しかし、36分には決定的なチャンスを迎えます。
 セスクのFK。ゴール前のギャラスが右後方からのボールをヘディングシュート。しかしこれはファン・デル・サールの足に阻まれました。

 前半はシュートチャンスこそ少なかったものの、中盤での主導権の奪い合いや、素早い攻守の切り替えがあり、十分に見応えがありました。前半は無得点で終わるかな、と思っていたのですが...

 前半ロスタイムに入るや否やマンUが得点を奪います。右サイドのC.ロナウドからのグラウンダークロス、ルーニーがボレーシュートを狙います。ルーニーのシュートはヒットせずに掠っただけでしたが、タックルに来たギャラスに当たったボールがゴールに入りました。
 完全に崩された結果とは言え不運な失点で前半を終えたアーセナル。嫌~な展開の前半でした。

 しかし後半開始早々にアーセナルが追撃。エブエからの浮き球をアデバヨルがボレーで叩いたシュートは、至近距離に詰め寄ったファン・デル・サールに跳ね返されますが、こぼれ球にサーニャがいち早く追いつき中央へ。中央ではセスクがフリーでボールを受けて、落ち着いて空いたコースに蹴り込みました。

 後半のアーセナルはいつもの綺麗なパスが回り始め、それに強引なドリブルやシュートを織り交ぜたダイナミックな攻撃を見せます。
 前半に警告を受けたハーグリーヴスとエブラが少し大人しくなったことも影響したのかもしれません。ヴィディッチとアンデルソンは相変わらず激しく当たりに行きます。

 58分のアーセナルの攻撃。セスクのFKは壁の下をすり抜けるが、ファン・デル・サールがしっかり抑えます。

 アーセナルに負けじとマンUも反撃します。63分には、ギッグスとのコンビネーションからルーニーがヘディングシュートを放つが、ゴール右に外しました。

 この後、両チームとも選手交替により攻撃のリズムを変えて勝ち越しゴールを狙います。マンUはキャリック&サハの投入でロングボール狙い。アーセナルはウォルコット&エドゥアルドがアデバヨルの脇を固め、前線を厚くします。
 両チームが3人の交替枠を使い切ったところで試合が動きます。

 82分、サハが左タッチライン際前方でキープし、上がって来たエブラを中央に走らせるスルーパス。これにエブラが追いつき中央へ。最後はゴール前に走りこんできたC.ロナウドがダイレクトに押し込みました。
 この日はあまりボールに触れなかったC.ロナウドですが、数少ないチャンスをモノにする辺りは、さすがスター。

 勝ち越したマンUは、その後、敵陣にボールを押し込んで時間を上手く使います。同点ゴールを狙うアーセナルは、90分のエドゥアルドのシュートも枠を外れて万事休す...と思われたロスタイム

 左のクリシからのクロスを中央でギャラスとアデバヨルが空振り。ファーサイドのウォルコットが折り返したボールを逆サイドのギャラスが角度の無いところから蹴り込みました。このシュートをファン・デル・サールが掻き出すも、ゴールラインを超えたとの判定で、アーセナルが土壇場で同点に追いつきました。

 2-2のドローで勝点差は変わらず。

 アーセナルらしさは今ひとつでしたが、白熱したゲームだったので十分に楽しめました。


アーセナル 2-2 マンチェスター・ユナイテッド

エミレーツ・スタジアム


■アーセナル

     25
 7    13    27
   16    4
22          3
   10    5
     24

 3 バガリ・サーニャ
 4 セスク・ファブレガス
 5 コロ・トゥーレ
 7 トマシュ・ロシツキー ("81 OUT)
10 ウィリアム・ギャラス
13 アレクサンドル・フレブ ("81 OUT)
16 マシュー・フラミニ
22 ガエル・クリシ
24 アルムニア
25 エマニュエル・アデバヨル
27 エマニュエル・エブエ ("74 OUT)
控え選手
 1 イェンス・レーマン
 8 ラサナ・ディアラ
 9 エドゥアルド・ダ・シウヴァ ("81 IN)
19 ジルベルト・シウヴァ ("81 IN)
32 テオ・ウォルコット ("74 IN)
監督 アーセン・ヴェンゲル


■マンU

   32   10
11          7
    8    4
 3          6
   15    5
      1

 1 エドウィン・ファン・デル・サール
 3 パトリス・エヴラ
 4 オーウェン・ハーグリーヴス
 5 リオ・ファーディナンド
 6 ウェズ・ブラウン ("71 OUT)
 7 クリスティアーノ・ロナウド
 8 アンデルソン ("76 OUT)
10 ウェイン・ルーニー
11 ライアン・ギグス
15 ネマニャ・ヴィディッチ
32 カルロス・テベス ("76 OUT)
控え選手
 9 ルイ・サハ ("76 IN)
16 マイケル・キャリック ("76 IN)
17 ナニ
22 ジョン・オシェイ ("71 IN)
29 トマシュ・クシュチャク
監督 アレックス・ファーガソン



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2007年11月06日

欧州サッカー、10月のベストイレブンとMVPは?

 10月のベストイレブンとMVPを勝手に考えました。

 UEFAチャンピオンズリーグを中心に、私が観た試合の中から選んでいるので、あの人!?の名前も入っていたりしますが、苦情は言わないで下さい。


 GKはレイナ(リバプール)。バロッタ(ラツィオ・43歳)の奮闘も捨てがたいし、キム(ベンフィカ)やドニ(ローマ)も良かったのですが、レイナが最も安定していたと思います。

 CBはコロ・トゥーレとフアン。怪我から復帰したプジョル(バルサ)やマルセイユのジベなども良かったです。プジョルは右SBでも活躍しましたね。

 その右SBはプジョルではなくセルヒオ・ラモス(R.マドリー)。個人的にはセンターバックとして高評価している選手なのですが、右サイドで3得点も決められてはこのポジションで選ぶしかありません。サーニャ(アーセナル)やアベウ(スポルティング)も良かったです。シャフタール戦で負傷退場したネウソン(ベンフィカ)はもっと見たかったです。

 左は先月に続いてアビダル。センターバックでもプレーしましたが安定しています。シュツットガルトのボカも良かったですが、アビダルには及びません。バルサ戦の前半15分だけならペルニア(A.マドリー)のプレーも印象に残りました。

 中盤はアーセナルの4人、セスク、フラミニ、フレブ、エブエをセットで選べば簡単に決まるのですが、一応考えてみました。

 守備的MFはシャビ(バルサ)。ゲームメイクだけでなく守備でも結構頑張ってたと思います。同じゲームメイカータイプではモウチーニョ(スポルティング)、ディカ(ステアウア)、ケディラ(シュツットガルト)など小粒な好選手なら結構あちこちにいますね。

 もう少し守備的な選手ならガゴ(R.マドリー)、アスンソン(ポルト)、カツラニス(ベンフィカ)も。デロッシ(ローマ)もトッティの穴を埋めようと頑張っていましたが、まだまだ荒っぽさが抜けませんね。守備だけならレワンドフスキー(シャフタール)やトムソン(レンジャーズ)も頑張りましたが、この人たちはホントに守備だけです。

 攻撃的MF、トップ下ではデコ(バルサ)、フェルナンジーニョ(シャフタール)、ピレス(ビジャレアル)、トッティ(ローマ)あたりが候補でしたが、悩んだ末に、スカパー!のバルサTVで観た1974年のクラシコからクライフを選びました。

 右ウィングはロビーニョ。同じブラジル人のイウシーニョ(シャフタール)やアレックス(フェネルバフチェ)も好調のロビーニョには遠く及びません。ジアニ(マルセイユ)、クラシッチ(CSKA)、イズマイロフ(スポルティング)などはいずれも小粒。

 左ウィングはリエラ(エスパニョール)。初の代表戦でゴールを挙げるなど得点力も発揮しました。ムトゥ(フィオレンティーナ)は意外性のあるプレーを見せてくれました。ジルコフなどオーソドックスなワイドアタッカーはインパクト薄。

 FWはやはりメッシ。他にはタムード(エスパニョール)、ファン・ニステルローイ、ラウル(ともにR.マドリー)、ヴチニッチ(ローマ)、アデバヨル(アーセナル)、パンデフ(ラツィオ)などなど...
 
 国内得点ランキング首位のムワルワル(ポーツマス)、トレゼゲ(ユーヴェ)、アグエロ(A.マドリー)、ロッシ(ビジャレアル)、ファビアーノ(セビージャ)らは、全く見ていないか、見た試合で活躍しなかったため、候補にも挙がりませんでした。

 好調のチェルシーとインテルからも何人か選ぶべきかもしれませんが、CSKA戦のインテルくらいしか観てません。

 以上のベストイレブンのフォーメーションは、以下に表しました。こうして見るとメッシのパートナーにセンターフォワードタイプの選手を組ませるべきかもしれませんが、クライフとメッシの2人だけでも十分に爆発力はあるので訂正はしません。


 最後にMVPですが...メッシが前半の勢いを維持していれば文句無しなのですが、メッシのパフォーマンスと共にチームの勢いも失速。後半に大活躍のロビーニョも前半は出番無しでした。
 抜きん出た選手がいない...てことで結局、クライフに決定。



MVP  クライフ(バルセロナ1974)


ベストイレブン

GK レイナ(リバプール)
DF コロ・トゥーレ(アーセナル)
   フアン(ローマ)
   セルヒオ・ラモス(R.マドリー)
   アビダル(バルセロナ)
MF シャビ(バルセロナ)
   セスク(アーセナル)
   ロビーニョ(R.マドリー)
   リエラ(エスパニョール)
   クライフ(バルセロナ1974)
FW メッシ(バルセロナ)



ベストイレブン(フォーメーション)

FW            メッシ

     リエラ     クライフ    ロビーニョ
MF
          シャビ    セスク

     アビダル            S.ラモス
DF
          フアン   C.トゥレ
  
GK           レイナ



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posted by サッカーニョ |03:00 | プレーヤー | コメント(13) | トラックバック(0)
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2007年11月02日

バレンシアvsレアル・マドリー

リーガ・エスパニョーラ第10節

 遂にキケ・フローレス監督を解任し、オスカル・フェルナンデスが暫定監督として指揮をとる5位バレンシアが、メスタージャに首位レアル・マドリーを迎えました。
 R.マドリーはCL・オリンピアコス戦でロビーニョが活躍。前節デポルティーボ戦はダイジェストしか観てませんが、何やらグティが大活躍したみたいですね。チーム状態は一時の低調ぶりから脱却したみたいです。

 そのマドリーが好調ぶりを発揮。試合開始早々のゴールに始まり、前半だけで4得点を挙げました。

 まずは1分、ロビーニョからパスを受けたラウルがペナルティエリア外から左足でゴール左隅にシュートを決めました。遠い距離からの威力の無いシュートでしたがコースが完璧だったためGKヒルデブラントは止められませんでした。

 9分にはファン・ニステルローイがフリーでシュートを放つが、ここはヒルデブラントとアルベルダ?にブロックされました。
 しかしファン・ニステルローイは25分にしっかりゴールを決めます。
 中央でボールを受けたファン・ニステルローイはエルゲラと激しく体をぶつけ合いながらペナルティエリア内に突入し、飛び出してきたヒルデブラントをかわすために浮かせたボールがそのままゴールインしました。
 背後のエルゲラにボールを奪われないように体でブロックしながらの繊細なボールタッチはさすがでした。

 さらに30分にはグティからパスを受けたセルヒオ・ラモスがペナルティエリア内右の角度の無いところから右足で豪快に叩き込んでリードを広げました。セルヒオ・ラモスの縦への走り出しはまるでフォワードの動きでした。

 そして最後は36分。中央グティが右前方でフリーのロビーニョへパス。ロビーニョがダイレクトに折り返しファン・ニステルローイが右足を伸ばして合わせました。

 バレンシアは後半14分に1点を返すのが精一杯でした。唯一の得点はホアキンからのパスを受けたアングロのゴールでした。

 後半20分にはロビーニョのゴールでマドリーが再び4点のリードを奪います。ロビーニョはペナルティエリア内左でボールを受け、ボールを後方に切り替えしてDFをかわし、右足でゴールを挙げました。

 バレンシアは終盤にホアキンとヴィセンテのワイド攻撃で反撃しますが、2点目を奪えないまま試合終了。

 R.マドリーは開始早々からあれよあれよと得点が決まるという幸運もありましたが、ファン・ニステルローイとラウルの決定力にロビーニョのテクニックが加わった現在の攻撃陣は驚異的です。チーム状態が悪くても、この3人が居ればしっかり得点してくれそうです。
 このゲームではガゴとディアラの2枚ボランチのため、攻撃の枚数こそ少なかったですが、決定力は十分あるし、攻守のバランスは良かったと思います。
 特に最近、ガゴを中盤底に置くようになってから周囲の選手のプレーも安定してきたようにも思えます。

 バレンシアのディフェンスは特にダメダメってことも無かったのですが、試合の流れが序盤から相手に傾き、早い時間帯に流れを引き寄せることに失敗しました。結局、ビジャの不在が言い訳にならないくらい酷い結果となってしまいました。
 ホームでコテンパンにやられてしまいましたが、フローレスをようやく解任に追い込んだサポーターは、さすがに文句を言う訳にはいかんでしょう。しばらくは我慢してなさい。
 フローレスの後任監督としては、本日、正式にロナルド・クーマンと契約するそうですが、すぐにこの状況から脱却できるわけもないでしょう。
 ビジャの早期復活が待たれるところですが、見通しは立っているのでしょうか?



バレンシア 1-5 レアル・マドリー

スタジオ・メスタージャ


■バレンシア

    9   10
11    21    17
      8
24         23
    4   15
     13

 4 アルビオル
 8 アルベルダ
 9 モリエンテス
10 アングロ
11 ガヴィラン
13 ヒルデブラント
15 エルゲラ
17 ホアキン
21 シルヴァ
23 ミゲウ
24 モレッティ
控え選手
 2 サニー
12 カネイラ
14 ヴィセンテ
16 マタ
18 ジギッチ
25 モラ
34 モントーロ
監督
オスカル・フェルナンデス


■R.マドリー

    7   17
 10       14
    8    6
12          4
   21    5
      1

 1 カシージャス
 4 セルヒオ・ラモス
 5 カンナヴァーロ
 7 ラウル
 6 ディアラ
 8 ガゴ
10 ロビーニョ
12 マルセロ
14 グティ
17 ファン・ニステルローイ
21 メツェルダー
控え選手
16 エインセ
18 サビオラ
19 バチスタ
22 ミゲル・トーレス
23 スナイデル
24 バルボア
25 デュデク
監督
ベルント・シュスター



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posted by サッカーニョ |05:14 | スペイン/リーガエスパニョーラ | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年11月02日

リバプールvsアーセナル

イングランド・プレミアリーグ第11節

 12連勝中のアーセナルはしかし、前日マンチェスターUが勝利したため暫定2位に...勝って単独首位の座をキープしたいところ。
 これをリバプールがアンフィールドで迎え撃ちます。チャンピオンズリーグでは3試合で勝点1と不振のリバプールは、リーグでなんとか巻き返しを図りたいところ。

 リバプールはメンバーを弄ってきました。センターフォワードのトーレスは怪我してるらしく全くいいところなし。カイトとボロニンもワイドではほとんど機能せず...とくれば、頼みの綱はやはりジェラード君しか居ません。

 ってことで、先制点はジェラードのFKでした。前半7分、壁の間を抜く弾丸シュートを豪快に叩き込みました。

 リバプールは立ち上がりこそ積極的に攻めましたが、1点取ってからは防戦となります。しかし激しくプレスをかけるなどチーム全員の守備の意識は高く、集中力は切らしませんでした。

 アーセナルはファン・ペルシに代わってロシツキーがアデバヨルのパートナーを務めましたが、こちらもあまり機能せず。しかし中盤はいつものように絶妙のハーモニーを奏でます。主役はセスクですが、フラミニも地味ながら良い働きを見せました。エブエは攻撃だけでなくサーニャが上がった後ろのスペースや自陣ゴール前までカバーしてました。
 トゥーレ&ギャラスの守備は逞しく、安定してました。

 後半も、立ち上がりだけはリバプールが攻め、後はアーセナルが攻勢、という展開。したがってリバプールはDF&GKが活躍します。キャラガーはいつものように体を張って頑張ってましたが、ペナルティエリア内で相手を掴んで倒し、あわやPK&退場という場面もあり、ヒヤっとさせました。スピード不足のヒーピアはかなり不安です。しかしレイナは安定感抜群でした。ゴールマウスを空けるときも絶妙のタイミングで飛び出し、確実にシュートコースを消すので、全く心配ありません。

 同じくスペイン人GKのアルムニアも、この日はまずまず安定していましたが、後半には飛び出すタイミングを誤ってゴールを危険に晒す場面があり、やはり不安を感じさせました。

 アーセナルがレイナの牙城を崩したのは後半35分のことでした。バックラインの裏のスペースに走り込んだセスクがフレブからパスを受け、右足トゥキックでレイナの左を抜いてゴール左隅に決めました。タイミングもコースもここしかないという見事なシュートでした。やはり乗ってる男は違います。

 最後はリバプールがクラウチ狙いのパワープレーに出ましたが、勝ち越し点は奪えず引き分けに終わりました。
 試合開始前から試合中もずっと大合唱でエールを送り続けたリバプールサポーターもロスタイムにはぞろぞろと退席する始末でした。

 リバプールはベナユンとかバベルがいるんだったら4-4-2でスタートした方が良かったのではないかなぁ、と思います。
 怪我のトーレスの実質ワントップでは迫力不足...アウェイならともかくホームでは2トップ+両ワイド+ジェラードで攻撃の厚みを増したいところでは?
 ベニテスはジェラードとアロンソとマスチェをどうしても同時に使いたかったのかなぁ...

 強豪を相手にアウェイでも強さを見せつけたアーセナルですが、連勝が12でストップし、勝点でマンチェスターUと並びました。
 次節の直接対決は、単独首位の座をかけた大一番。まさに、舞台は整った、って感じです。



リバプール 1-1 アーセナル

アンフィールド


■リバプール

      9
10         18
      8
   20   14
 6          3
    4   23
     25

 3 フィナン
 4 ヒーピア
 6 リーセ
 8 ジェラード
 9 フェルナンド・トーレス
10 ボロニン
14 シャビ・アロンソ
18 カイト
20 マスチェラーノ
23 キャラガー
25 レイナ
監督 ベニテス


■アーセナル

   7   25
22         27
   16    4
22          3
   10    5
     24

 3 サーニャ
 4 セスク
 5 コロ・トゥーレ
 7 ロシツキー
10 ギャラス
13 フレブ
16 フラミニ
22 クリシー
24 アルムニア
25 アデバヨル
27 エブエ
監督 ベンゲル



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