2007年11月02日

バレンシアvsレアル・マドリー

リーガ・エスパニョーラ第10節

 遂にキケ・フローレス監督を解任し、オスカル・フェルナンデスが暫定監督として指揮をとる5位バレンシアが、メスタージャに首位レアル・マドリーを迎えました。
 R.マドリーはCL・オリンピアコス戦でロビーニョが活躍。前節デポルティーボ戦はダイジェストしか観てませんが、何やらグティが大活躍したみたいですね。チーム状態は一時の低調ぶりから脱却したみたいです。

 そのマドリーが好調ぶりを発揮。試合開始早々のゴールに始まり、前半だけで4得点を挙げました。

 まずは1分、ロビーニョからパスを受けたラウルがペナルティエリア外から左足でゴール左隅にシュートを決めました。遠い距離からの威力の無いシュートでしたがコースが完璧だったためGKヒルデブラントは止められませんでした。

 9分にはファン・ニステルローイがフリーでシュートを放つが、ここはヒルデブラントとアルベルダ?にブロックされました。
 しかしファン・ニステルローイは25分にしっかりゴールを決めます。
 中央でボールを受けたファン・ニステルローイはエルゲラと激しく体をぶつけ合いながらペナルティエリア内に突入し、飛び出してきたヒルデブラントをかわすために浮かせたボールがそのままゴールインしました。
 背後のエルゲラにボールを奪われないように体でブロックしながらの繊細なボールタッチはさすがでした。

 さらに30分にはグティからパスを受けたセルヒオ・ラモスがペナルティエリア内右の角度の無いところから右足で豪快に叩き込んでリードを広げました。セルヒオ・ラモスの縦への走り出しはまるでフォワードの動きでした。

 そして最後は36分。中央グティが右前方でフリーのロビーニョへパス。ロビーニョがダイレクトに折り返しファン・ニステルローイが右足を伸ばして合わせました。

 バレンシアは後半14分に1点を返すのが精一杯でした。唯一の得点はホアキンからのパスを受けたアングロのゴールでした。

 後半20分にはロビーニョのゴールでマドリーが再び4点のリードを奪います。ロビーニョはペナルティエリア内左でボールを受け、ボールを後方に切り替えしてDFをかわし、右足でゴールを挙げました。

 バレンシアは終盤にホアキンとヴィセンテのワイド攻撃で反撃しますが、2点目を奪えないまま試合終了。

 R.マドリーは開始早々からあれよあれよと得点が決まるという幸運もありましたが、ファン・ニステルローイとラウルの決定力にロビーニョのテクニックが加わった現在の攻撃陣は驚異的です。チーム状態が悪くても、この3人が居ればしっかり得点してくれそうです。
 このゲームではガゴとディアラの2枚ボランチのため、攻撃の枚数こそ少なかったですが、決定力は十分あるし、攻守のバランスは良かったと思います。
 特に最近、ガゴを中盤底に置くようになってから周囲の選手のプレーも安定してきたようにも思えます。

 バレンシアのディフェンスは特にダメダメってことも無かったのですが、試合の流れが序盤から相手に傾き、早い時間帯に流れを引き寄せることに失敗しました。結局、ビジャの不在が言い訳にならないくらい酷い結果となってしまいました。
 ホームでコテンパンにやられてしまいましたが、フローレスをようやく解任に追い込んだサポーターは、さすがに文句を言う訳にはいかんでしょう。しばらくは我慢してなさい。
 フローレスの後任監督としては、本日、正式にロナルド・クーマンと契約するそうですが、すぐにこの状況から脱却できるわけもないでしょう。
 ビジャの早期復活が待たれるところですが、見通しは立っているのでしょうか?



バレンシア 1-5 レアル・マドリー

スタジオ・メスタージャ


■バレンシア

    9   10
11    21    17
      8
24         23
    4   15
     13

 4 アルビオル
 8 アルベルダ
 9 モリエンテス
10 アングロ
11 ガヴィラン
13 ヒルデブラント
15 エルゲラ
17 ホアキン
21 シルヴァ
23 ミゲウ
24 モレッティ
控え選手
 2 サニー
12 カネイラ
14 ヴィセンテ
16 マタ
18 ジギッチ
25 モラ
34 モントーロ
監督
オスカル・フェルナンデス


■R.マドリー

    7   17
 10       14
    8    6
12          4
   21    5
      1

 1 カシージャス
 4 セルヒオ・ラモス
 5 カンナヴァーロ
 7 ラウル
 6 ディアラ
 8 ガゴ
10 ロビーニョ
12 マルセロ
14 グティ
17 ファン・ニステルローイ
21 メツェルダー
控え選手
16 エインセ
18 サビオラ
19 バチスタ
22 ミゲル・トーレス
23 スナイデル
24 バルボア
25 デュデク
監督
ベルント・シュスター



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posted by サッカーニョ |05:14 | スペイン/リーガエスパニョーラ | コメント(0) | トラックバック(1)
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2007年11月02日

リバプールvsアーセナル

イングランド・プレミアリーグ第11節

 12連勝中のアーセナルはしかし、前日マンチェスターUが勝利したため暫定2位に...勝って単独首位の座をキープしたいところ。
 これをリバプールがアンフィールドで迎え撃ちます。チャンピオンズリーグでは3試合で勝点1と不振のリバプールは、リーグでなんとか巻き返しを図りたいところ。

 リバプールはメンバーを弄ってきました。センターフォワードのトーレスは怪我してるらしく全くいいところなし。カイトとボロニンもワイドではほとんど機能せず...とくれば、頼みの綱はやはりジェラード君しか居ません。

 ってことで、先制点はジェラードのFKでした。前半7分、壁の間を抜く弾丸シュートを豪快に叩き込みました。

 リバプールは立ち上がりこそ積極的に攻めましたが、1点取ってからは防戦となります。しかし激しくプレスをかけるなどチーム全員の守備の意識は高く、集中力は切らしませんでした。

 アーセナルはファン・ペルシに代わってロシツキーがアデバヨルのパートナーを務めましたが、こちらもあまり機能せず。しかし中盤はいつものように絶妙のハーモニーを奏でます。主役はセスクですが、フラミニも地味ながら良い働きを見せました。エブエは攻撃だけでなくサーニャが上がった後ろのスペースや自陣ゴール前までカバーしてました。
 トゥーレ&ギャラスの守備は逞しく、安定してました。

 後半も、立ち上がりだけはリバプールが攻め、後はアーセナルが攻勢、という展開。したがってリバプールはDF&GKが活躍します。キャラガーはいつものように体を張って頑張ってましたが、ペナルティエリア内で相手を掴んで倒し、あわやPK&退場という場面もあり、ヒヤっとさせました。スピード不足のヒーピアはかなり不安です。しかしレイナは安定感抜群でした。ゴールマウスを空けるときも絶妙のタイミングで飛び出し、確実にシュートコースを消すので、全く心配ありません。

 同じくスペイン人GKのアルムニアも、この日はまずまず安定していましたが、後半には飛び出すタイミングを誤ってゴールを危険に晒す場面があり、やはり不安を感じさせました。

 アーセナルがレイナの牙城を崩したのは後半35分のことでした。バックラインの裏のスペースに走り込んだセスクがフレブからパスを受け、右足トゥキックでレイナの左を抜いてゴール左隅に決めました。タイミングもコースもここしかないという見事なシュートでした。やはり乗ってる男は違います。

 最後はリバプールがクラウチ狙いのパワープレーに出ましたが、勝ち越し点は奪えず引き分けに終わりました。
 試合開始前から試合中もずっと大合唱でエールを送り続けたリバプールサポーターもロスタイムにはぞろぞろと退席する始末でした。

 リバプールはベナユンとかバベルがいるんだったら4-4-2でスタートした方が良かったのではないかなぁ、と思います。
 怪我のトーレスの実質ワントップでは迫力不足...アウェイならともかくホームでは2トップ+両ワイド+ジェラードで攻撃の厚みを増したいところでは?
 ベニテスはジェラードとアロンソとマスチェをどうしても同時に使いたかったのかなぁ...

 強豪を相手にアウェイでも強さを見せつけたアーセナルですが、連勝が12でストップし、勝点でマンチェスターUと並びました。
 次節の直接対決は、単独首位の座をかけた大一番。まさに、舞台は整った、って感じです。



リバプール 1-1 アーセナル

アンフィールド


■リバプール

      9
10         18
      8
   20   14
 6          3
    4   23
     25

 3 フィナン
 4 ヒーピア
 6 リーセ
 8 ジェラード
 9 フェルナンド・トーレス
10 ボロニン
14 シャビ・アロンソ
18 カイト
20 マスチェラーノ
23 キャラガー
25 レイナ
監督 ベニテス


■アーセナル

   7   25
22         27
   16    4
22          3
   10    5
     24

 3 サーニャ
 4 セスク
 5 コロ・トゥーレ
 7 ロシツキー
10 ギャラス
13 フレブ
16 フラミニ
22 クリシー
24 アルムニア
25 アデバヨル
27 エブエ
監督 ベンゲル



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posted by サッカーニョ |01:41 | イングランド/プレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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