2007年10月25日
レンジャーズvsバルセロナ
UEFAチャンピオンズリーグ第3節・グループE
ここまで2連勝の両チーム。勝った方はグループリーグ突破がほぼ確実となる試合です。
ホームのレンジャーズは、前節アウェイでリヨンに3-0と勝利。国内リーグでも首位セルティックを相手に3-0で勝利して勝点で並び、勢いに乗っています。
一方のバルサは、前節アウェイでシュツットガルトに2-0で勝利しましたが、内容は今ひとつ。リーガではビジャレアルに1-3で敗れ2位から4位に転落しました。
このところバルサの守備が危機的状況に陥っているだけに、壮絶な撃ち合いになるかと期待していたのですが...
怪我人続出のバルサは先のビジャレアル戦でデコまでが負傷してしまい、グジョンセンをスタメン起用しました。グジョンセンはロナウジーニョと共にトップ下、アンリは左サイドに張り出して、CF不在の変則的なフォーメーション。(トップがいないのにトップ下ってのも変ですね...)
右サイドバックに入ったプジョルは果敢にオーバーラップしまくり...というか完全に右ウイングのようなプレーをしていました。後半には左のアンリと絡んだりもしました。
バルサはアウェイでポゼッション66%、シュート17本とデータの上ではレンジャーズを圧倒しましたが、高ポゼッションはバルサ陣内でレンジャーズが全くプレスをかけてこなかっただけのことで、実際のところバルサは攻撃の歯車が上手く噛み合っていませんでした。
これはグジョンセンが入ったことでフォーメーションが変わったことが大きく影響していると思います。攻撃は調子良かっただけにフォーメーションはいじらずに、例えばアンカーにクロサスを入れてデコのところにイニエスタを持ってくるとか、
ロナ アンリ メッシ
イニ シャビ
クロ
変えるにしても、こんな感じ(↓)にしてはどうかと思うのですが。(ジオヴァニ・ドス・サントスはどこがベストポジションなのかよく判りませんが...前3人は流動的に。)
アンリ ジオ メッシ
ロナ
イニ シャビ
とにかくグジョンセンのポジションは中途半端。グジョンセンがトップに張っていればロナウジーニョももっと自由に動けただろうし、グジョンセンを活かすことも出来たと思うのですが...
その前にグジョンセンのプレースタイルはバルサ(スペイン)に合っていないのかも知れません。
それからメッシ。これまでのバルサならチームとして攻撃が機能していなくても、メッシが1人で何とかしてくれたのですが、この日のメッシはとっても大人しく、存在感ゼロでした。
ともかく攻めまくったバルサの17本のシュートの内、枠内シュートはたったの3本でした。
1本目はロナウジーニョのFK。その前のFKは大きく吹かしましたが、ここはしっかりゴールマウスに鋭く蹴り込みました。しかしGKマクレガーが右手の先でボールに触れてゴールを守りました。
2本目もロナウジーニョ。右コーナーキックからゴール前にこぼれたボールをシュートするが、DFハットンが右手でボールを叩き返しました。明らかにハンドでしたがバルサにペナルティキックは与えられませんでした。
最後はグジョンセンのグラウンダーのミドルシュートがゴール左隅に飛びましたが、GKマクレガーが飛びついて防ぎました。
プランどおり防戦一方のレンジャーズも「今日はいけるぞ」と思ったのか、後半20分くらいから攻勢に出ます。この時間帯に何本かシュートを放ちましたが全てゴール枠外に飛びました。一番惜しかったのは35分のクザンのシュートでしたが、このシュートもわずかに枠を外しました。
このシュートが決まっていれば、アイブロックスはもの凄い盛り上がりになったに違いないのですが...
試合は両チーム無得点のドローに終わりましたが、その瞬間レンジャーズ・サポーターは皆ガッツポーズで喜び、選手達を拍手で称えました。
ホームで防戦一方の結果のスコアレスドローとくれば、普通ならサポーターが怒ってブーイングの嵐、または試合終了前にほとんど帰ってしまうものですが、相手が現在のバルサとくれば話しは別でした。
そんな常識を覆すほどに、現在(ちょっと前まで)のバルサは規格外のモンスターチームだということですね。次節はカンプノウでモンスターぶりを発揮できるのでしょうか...
■レンジャーズ
29
27 11 6 10
8
5 3 24 2
1
1 マグレガー
2 ハットン
3 ウィア
5 パパッチ
6 ファーガソン
8 トムソン
10 ノボ ("72 OUT)
11 アダム
24 クエジャル
27 マッカロフ
29 クザン
控え選手
25 キャロル
9 ボイド
20 ビーズリー ("72 IN)
21 ブロードフット
28 ウィタカー
38 ネイスミス
39 ファエ
監督
ウォルター・スミス
■バルセロナ
14 19
10 7
8 6 5
22
3 21
1
1 ヴァルデス
3 ガブリエル・ミリト
5 プジョル
6 シャビ
7 グジョンセン
8 イニエスタ
10 ロナウジーニョ
14 アンリ ("72 OUT)
19 メッシ
21 テュラム
22 アビダル
控え選手
25 ホルケラ
16 シウビーニョ
17 ジオヴァニ・ドス・サントス ("82 IN)
18 エスケロ
23 オレゲル
26 クロサス
27 ボージャン
監督
フランク・ライカールト
■主審
コンラト・プラウツ
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posted by サッカーニョ |04:49 |
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レンジャーズvsFCバルセロナはスコアレスドローに終わる 【アマデウスの錯乱?】
レンジャーズvsFCバルセロナはスコアレスドローに終わる
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レンジャーズvsバルセロナ
>グジョンセンはロナウジーニョと共にトップ下、アンリは左サイドに張り出して、CF不在の変則的なフォーメーション。<
You tube 見ました。
二人でトップとトップ下 うまく入れ違ってプレイしているように見えます。
posted by 杉本 | 2007-10-25 21:25
レンジャーズvsバルセロナ
>右サイドバックに入ったプジョルは果敢にオーバーラップしまくり...というか完全に右ウイングのようなプレーをしていました。<
相手が1トップなので ガンガン行ったのでしょう。
前半のダイビングヘッドは惜しい。
後半 プジョルがCB。テュラムは 右SB。
何故変えましたか?
posted by 杉本 | 2007-10-25 21:31
レンジャーズvsバルセロナ
グジョンセンは久々のスタメンと言う事で気合いが入りすぎたのでしょう。ただ本来のポジションで無かった為、合格点とは行かず…だった気がします。
もちろん良い動き出しやパス交換はしてましたが。
まぁ出発の際にパスポート忘れた時からすでに気合いが空回り…。
posted by うどん屋 | 2007-10-26 23:13
レンジャーズvsバルセロナ
ホームに戻ってのバルセロナに爆発を期待したいけれど、けが人抜きで粉砕できるでしょうか。
スミス監督によれば、シャビとイニエスタが簡単にキープできないようにさせるのが鍵で、レンジャーズは守備が強いとのこと。
プジョルはやる気充分で、ロナウジーニョが違いを生み出すと言ったらしいです。
このグラスゴーでのバルセロナは、プジョルだけが勝つつもりだったかのような印象が残ってます。中へも積極的に上がってたし。
しかし全体としては、両者引き分けでいいという思惑のつまらない試合。
レンジャーズは地元でも、リヨンで幸運な三点を取ったやり方そのまま。引ききって自陣に九人の守備ライン。逆襲はクザン+ひとりふたり。速攻ができなければ丁寧につないで時間消費。ある意味、まさにモダン・サッカー。
シュツットガルト、リヨンに正当な連敗を喫していれば、この試合はもう少しおもしろいものになっていたのかも。
レンジャーズはこのスタイルから、まったく同じメンバーのままウィングがせり出して3トップになり、セルティックに3-0で勝ったときのかたちへ自然に変化したりしますけどね。まあそれでも変化に乏しい。
アウェーでは、バルセロナ、シュツットガルトにぜひ大敗してみてもらいたいですが、勝ち抜いちゃう可能性高いでしょうね。
posted by コリバノフ | 2007-11-07 23:17
レンジャーズvsバルセロナ
今日バルサホームで2戦目やりますが、バルサは相当に気合入ってるでしょうね。
それだけ前回のドローは悔しかったと思います。
しかし、思惑通りコテンパンにやっつけるには、攻撃面で何かを変えなければいけないでしょね。
前回の対戦から2週間しか経っていないので、レンジャーズの選手達はどうすればバルサを抑えられるかわかってると思います。
今のチーム状態で変化を加えるのは難しいでしょうから、ロナウジーニョが本気になってくれることを願うしかないのか...
posted by サッカーニョ | 2007-11-08 02:20


