2007年10月09日
アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループE 昨季ブンデスリーガの覇者シュツットガルトは前節アウェイでレンジャーズに1-2で負けており、一方のバルセロナはホームでリヨンに3-0と圧勝しています。 バルサは現在メッシと共に絶好調ですが、ロナウジーニョの去就に注目が集まっています。そんな中、ロナウジーニョが怪我から復帰しスタメン入りしました。 中盤ではヤヤ・トゥーレが負傷欠場し、アンカーにイニエスタを起用。これにより、いつも以上に中盤が活性化され、アウェイにも関わらず高いボールポゼッションをキープしました。最終データは60%(UEFA公式HPより)ですが、前半はもっと高かったはずです。 バルサの攻撃の中心はやはりメッシでした。 まずは5分にフリーのデコへバックパスを出しシュートを撃たせます。デコのミドルシュートはポストに当たり、惜しくもゴールにはなりませんでした。 18分にはデコとのワンツーから自ら突破を図りますが、ここはボカに競り負けてクリアされてしまいました。 21分にもロナウジーニョとのワンツーから突破し、今度はシュートまで持ち込みますが、角度の無いところからのシュートはシェーファーにブロックされました。 試合はバルサが主導権を握り、多くのシュートを撃ちましたが、前半はシュツットガルトの方が、より決定的なチャンスを創りました。 シュツットガルトの攻撃の中心はゴメスでした。 まずは9分に、ぎこちないフェイントでテュラムをかわしてシュートを撃ちますが、これはゴール左に外れました。 33分には決定的なチャンスが生まれます。ボカのアーリークロスから強烈なヘディングシュートを放つがクロスバーに当たり、落ちてきたところを再びヘディングで押し込もうとするが、これはバルデスに防がれました。 更に45分には、ケディラからのスルーパスでDFラインの裏に抜け出すと、ゴール右30度くらいからシュートを放ちますが、またもバルデスに弾かれます。こぼれ球をファーポスト付近でファルネルドが足を伸ばして押し込もうとするがジャストミートせず、体制を崩していたバルデスへのイージーパスとなってしまいました。 ゴメスは高さだけでなくスピードもあるとのことですが、このゲームでは高さだけが目立っていました。 シュツットガルトで最も活きが良かったのは左サイドバックのボカでした。メッシのドリブルに対して注意を配り、粘りのある守備を見せながらも、攻撃の際には相手陣内に攻め上がり、ゴメスに何本もクロスを出していました。 バルサは開始早々にマルケスが負傷したため、前半7分にプジョルと交替しましたが、そのプジョルが先制ゴールを挙げました。 後半8分、シャビの右CKをファーサイド後方のロナウジーニョが遠目からヘディングシュート。ワンバウンドしたボールをシェーファーが弾き、前にこぼれたボールをプジョルが倒れながら蹴り込みました。 しかし後半18分には、そのプジョルまでもが負傷してしまいます。バルサはシウビーニョを左サイドバックに入れて、アビダルをセンターバックに移す措置をとりました。 そんな後方の不安を感じさせることなく、その後もバルサは攻めつづけ、22分には追加点を奪います。 メッシからのスルーパスを受けたアンリがDFのタックルを受けながらも突破して、右から中央へマイナス方向にグラウンダーで折り返し、これをメッシが蹴り込みました。 前半はアンリからメッシへの数本のパスがタイミング外れていましたが、ここはバッチリ合いました。アンリは中央を全く見ていませんでしたが、出すべきところにアンリがパスを出し、居るべき所にメッシが走りこんだ結果でした。 バルサは後半28分にも決定的なチャンスを創ります。ロナウジーニョのパスを受けたシウビーニョが左サイドを突破して中央のアンリにショートパス。これをアンリがヒールキックでスルーし、右サイドに流れそうになったボールをデコが再びヒールキックで中央に折り返し、最後はメッシが体を入れ替えて左足でシュートを撃つが、ゴールラインの前でタスチに蹴り出されてしまいました。 終盤に途中出場したクルキッチには、ロスタイムにGKと1対1になるチャンスが訪れました。ペナルティエリアの左隅付近からシェーファーの右を抜いてゴール右隅を狙うシュートを放ちましたが、シェーファーが左手で触ったため、惜しくもポストの外に外れました。 後半はシュツットガルトは決定的なチャンスが創れず、0-2で2連敗を喫しました。 ■シュツットガルト 33 8 18 19 28 13 15 3 6 5 1 1 ラファエル・シェーファー 3 リカルド・オソリオ("63 OUT) 5 バルダル(セルダール?)・タスチ 6 フェルナンド・メイラ 8 アレクサンデル・ファルネルド("76 OUT) 13 パベル・パルド 15 アルトゥル・ボカ 18 カカウ 19 ロベルト・ヒルベルト 28 サミ・ケディラ("76 OUT) 33 マリオ・ゴメス 控え選手 12 ミヒャエル・ランガー 2 アンドレアス・ベック 4 グレヂソン 7 シルビオ・マイスナー("76 IN) 9 エベルトン 20 チプリアン・マリカ("63 IN) 21 ルドビク・マニャン("76 IN) 監督 アルミン・フェー ■バルセロナ 10 14 19 20 6 8 22 23 4 21 1 1 ビクトル・バルデス 4 ラファエル・マルケス("7 OUT) 6 シャビ・エルナンデス 8 アンドレス・イニエスタ 10 ロナウジーニョ("82 OUT) 14 ティエリ・アンリ 19 リオネル・メッシ 20 デコ 21 リリアン・テュラム 22 エリック・アビダル 23 オレゲル・プレサス 控え選手 25 アルベルト・ホルケラ 5 カルレス・プジョール("7 IN、"64 OUT) 7 エイドゥル・グジョンセン 16 シウビーニョ("64 IN) 17 ジオバニ・ドス・サントス 26 マルク・クロサス 27 ボヤン・クルキッチ("82 IN) 監督 フランク・ライカールト ■主審 マルティン・ハンソン >>このブログを応援してくださる方は、ココをクリックしてください |サッカーニュース(スポナビ)|サッカーニュース(AFP)|サッカーカレンダー|人気blogランキング|ブログ王ランキング|音楽ブログランキング|
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posted by サッカーニョ |06:18 |
チャンピオンズリーグ |
コメント(8) |
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Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
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ポゼッション60%以上でも、前半のバルサは不合格です。下手したら2ー0で折り返す羽目になっていたかもしれないんですよ。メッシにしても、リーガと違った堅い守り方に苦しめられていましたし。
今のままでは、昨年のチェルシー・リバプール戦のように、またプレミア勢に惨敗するでしょう。
posted by あが | 2007-10-09 10:02
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
あがさん、ありがとうございます。
前半はたしかに危険なシーンが2度ありました。
クロスボールへの対応とラインコントロールの問題が見え隠れしたシーンでした。テュラムの対人守備にも陰りが見えていました。
攻撃に関してはシュート数が多い割に決定的なのは少なかったですね。ロナウジーニョからのループパスをボレーで叩いたアンリのシュートにはガックリきました。
しかし、プレミア勢は今シーズンはかなり苦戦を強いられるのではないでしょうか?
posted by サッカーニョ | 2007-10-09 17:46
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
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リポートありがとう。
You tube でダイジェスト見ました。
バルサのピンチは 右サイド
シャビとオレゲールの所。
どっちが行くのか はっきりしないから。
> 更に45分には、ケディラからのスルーパスでDFラインの裏に抜け出すと、ゴール右30度くらいからシュートを放ちますが、またもバルデスに弾かれます。こぼれ球をファーポスト付近でファルネルドが足を伸ばして押し込もうとするがジャストミートせず、体制を崩していたバルデスへのイージーパスとなってしまいました。<
ケディラ どこの選手ですか?
後半立ち上がりも スルーパス出している。
彼は 上手い。
posted by 杉本 | 2007-10-09 21:20
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
Khedira、ドイツ国籍のようですね。
Tasci だとか、イランやトルコ系かなというドイツ選手が増えたみたいです。
初めて見るシュツットガルトは相当な好チーム。ハンジ・ミュラーの時代やフェルスターのころと較べても多様性に勝るよう。
アルミン・フェーというのは選手時代のことも、どんな実績のあるコーチだかも知りませんが、もしや巷では名監督と騒がれてはいないでしょうか?
知的な選手を多く配し、個々の技量に見合う以上のものを構築しつつある感じ。
地味に中核として貢献してるのはメキシコのパルド。そして右バックのオソリオも、中へ外へ、的確な位置取りで組み立てに絡む。
それに比して左サイドは猛進気味。
縦にはたいた選手は勢いを殺さずに上がるのが奨励されている感じ。左サイドのふたりとプラジル人フォワード以外は絡み方もうまい。外側を慎重にまわって行くことより、間を通すパス狙いがありあり。
これで中にひとり、時間差をつくれる選手がいれば結果は違うものだったかも。ジエゴやラキティッチはこういうチームにこそ似合いそう。
守備は第一陣がパス回しをチェックし、後方の数人が中に通されるパスを狙う。走り込む相手も比較的よくつかまえる。バルセロナのように安易な受け渡しはしない方針と思えるもの。おかげでどんどん自陣に選手が帰ってくるが、そこから攻めるのもなかなか。
一方、バルセロナは何だかんだ言っても、決定的な眼と技術で抜きん出ているのはロナジーニョとデコ。それにメッシも仲間入りできそう。
この別格トリオを存分に活躍させる方法はもっとほかにありそうですが。。。
喧しいふたりだったので、念仏まがいのコルトレーンにしましたが、ちと重すぎる気がしてきて、Chet Baker Sings に後半途中からは切り換えました。
posted by コリバノフ | 2007-10-10 00:13
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
コリバノフさん、解説ありがとうございました。
ケディラですが、私の持ってる選手名鑑によると「父がチュニジア出身」だそうです。
発音はケディラとヘディラの中間なのかも知れません。
posted by サッカーニョ | 2007-10-10 19:38
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
>ケディラ どこの選手ですか?<
チュニジア系 ドイツ国籍 20才
昨年 19才で トップへ引き上げられる。
リーグ優勝に貢献。
ドイツ代表 初招集は 8月のイングランド戦
posted by 杉本 | 2007-10-10 20:01
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
サッカーニョさん
すみません。
自分で調べました。
wowwowで Euro予選 ドイツーチェコ
見ますので
ケディラ 出場すると嬉しい。
このグループは ドイツとチェコで 決まりなので消化試合?
posted by 杉本 | 2007-10-10 20:08
Re:アウェイでポゼッション60% シュツットガルトvsバルセロナ
コメント投稿者ID :
杉本さん、ご苦労様です。
いつもの事ながら、コメントが遅くて申し訳ありません。
posted by サッカーニョ | 2007-10-11 01:03
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