2007年10月07日
ここはホントにアンフィールド? リバプールvsマルセイユ
UEFAチャンピオンズリーグ第2節・グループA リバプールは第1節アウェイで1-1の引き分け。 マルセイユは第1節ホームでベジクタシュに2-0と勝利したが、国内リーグでは9試合でわずか1勝しか挙げておらず16位に低迷中。エモン監督が更迭され、1週間前に就任したばかりのゲレツ新監督が初采配を振るいました。 元リバプールのゼンデンはスタメンだが、もう1人の元リバプール、シセはベンチスタートです。 リバプールは序盤からトラップミスやパスミスを続出。7分にはヒーピアが自陣でボールを奪われてペナルティエリア内への侵入を許すが、レイナが素早く飛び出してクリアしました。 12分にもファビオ・アウレリオのトラップミスからジアニにボールを奪われると、DF2人の裏に抜け出したニアングにパスを通され、今度はシュートを撃たれるが、レイナがコースを防ぎました。 前半のリバプールの攻撃は、ジェラードが浅めにポジションをとってゲームメイクしましたが、両サイドアタッカーがペナントやバベルのように活発には動かず、必然的にクラウチやトーレスへのロングボールが徐々に多くなっていきました。 最初のチャンスは28分、シソコが相手選手にプレスをかけてパスミスを誘うと、このルーズボールをジェラードがダイレクトに前戦のトーレスへグラウンドパスを送ります。しかし、いち早く危険を察知したジベがスライディングし、トーレスより早くボールに追いついてクリアしました。ジベは後半にもトーレスへのスライディングタックルでピンチを防ぎました。 リバプールの守備は、縦の攻撃からワントップのニアングにボールが渡るとキャラガーが体を当てに行き、高いクロスボールに対してはヒーピアが強さを発揮しました。しかし34分には、低いクロスボールに対するルーズな対応を見せてしまいます。 左サイドをオーバーラップしたタイウォからの低いクロスには誰も対応することが出来ず、DFラインの裏に飛び出したニアングにシュートを撃たれます。レイナが右手で跳ね返したボールをジアニがボレーシュートで押し込みゴールネットを揺らしましたが、その前のニアングの飛び出しの時点でオフサイドを採られたため、このゴールは認められませんでした。 不甲斐ない攻撃を続けるリバプールは、後半7分にレトをリーセに替えるものの、なかなか攻撃の歯車は噛み合わず、遂にサポーターからブーイングが出る始末。 後半25分にはファビオ・アウレリオをボロニンに替えて、リーセをサイドバックに下げます。またジェラードもポジションを上げますが、それでも大きな効果は表れませんでした。 一方のマルセイユは、後半に入ってからも多くのシュートチャンスを創りました。18分のニアングのFKは強烈なシュートでしたが、これはレイナの正面でした。 28分には交替したばかりのシセが強引にミドルシュートを放ちます。シセはウルトラマンみたいな髪型でしたが、いっそのことスキンヘッドにしてペイントしてはどうかと思います。 更に32分、右サイドからゴールに向かって切れ込んできたバルビエナがファーサードに走りこんできたゼンデンにラストパスを送ろうとしますが、これはレイナに弾かれました。 悔しがるバルビエナでしたが、直後に先制ゴールを挙げます。後半33分、シソコがボールコントロールを誤ったところをマルセイユが奪って横パスを繋ぎ、最後はバルビエナが右足でカーブをかけたミドルシュートをゴール右隅に決めました。 リードを許したリバプールは無謀なクロスを放り込む攻撃を繰り返します。 90分には右からのCKをボロニンがゴール前ではなく逆サイド後方のジェラードに送ります。ジェラードはダイレクトに得意の弾丸ミドルでゴールを狙うがコントロールミスしてしまい、ボロニンに向かって返してしまいました。 リバプールはロスタイムに入ってようやく猛攻をかけるが、ロスタイム2分の連続シュートはマンダンダのファインセーブとゴールポストに阻まれ、遂に追いつくことは出来ませんでした。 レト、ベナユン、シソコ、ファビオ・アウレリオ、そしてヒーピア。リバプールは最近試合に出慣れていない選手を多くスタメンに起用しましたが、出来が悪かったです。攻撃は終始消極的で、サポーターの後押しも無く、何だかアウェイで戦っているようでした。 マルセイユでは、ニアング、ジアニ、ジベが良かったです。特に右サイドアタッカーのジアニが攻撃の起点になっていました。 マルセイユは国内リーグでは不振ですが、チャンピオンズリーグでは2連勝と好スタートを切りました。次節のポルト戦でチームの真価が問われそうです。 ■リバプール 15 9 33 11 22 8 12 3 4 23 25 3 スティーブ・フィナン 4 サミ・ヒーピア 8 スティーブン・ジェラード 9 フェルナンド・トーレス 11 ヨッシ・ベナユン 12 ファビオ・アウレリオ ("70 OUT) 15 ピーター・クラウチ ("75 OUT) 22 モハメド・シソコ 23 ジェイミー・キャラガー 25 ペペ・レイナ 33 セバスティアン・レト ("52 OUT) 控え選手 6 ヨン・アルネ・リーセ ("52 IN) 10 アンドリー・ボロニン ("70 IN) 17 アルバロ・アルベロア 18 ディルク・カイト ("75 IN) 19 ライアン・バベル 20 ハビエル・マスケラーノ 30 シャルル・イタンジェ 監督 ラファエル・ベニテス ■マルセイユ 11 10 28 6 7 19 3 24 32 4 30 3 タイエ・タイウォ 4 ジュリアン・ロドリゲス 6 カリム・ジアニ 7 ベノワ・シェイル 10 ボウデビン・ゼンデン ("88 OUT) 11 ママドゥ・ニアング ("70 OUT) 19 ロリク・サナ 24 ローラン・ボナール 28 マティウ・バルブエナ ("84 OUT) 30 スティーブ・マンダンダ 32 ガエル・ジベ 控え選手 8 ウィルソン・オルマ ("84 IN) 9 ジブリル・シセ ("70 IN) 13 サリム・アラシェ ("88 IN) 15 ロナルド・ズバル 16 セバスティアン・アメル 17 モデスト・ムバミ 21 マット・ムシルー 監督 エリック・ゲレツ ■主審 コンラト・プラウツ >>このブログを応援してくださる方は、ココをクリックしてください |サッカーニュース(スポナビ)|サッカーニュース(AFP)|サッカーカレンダー|人気blogランキング|ブログ王ランキング|音楽ブログランキング|
posted by サッカーニョ |03:41 |
チャンピオンズリーグ |
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Re:ここはホントにアンフィールド? リバプールvsマルセイユ
リポートありがとう。
週2で試合続くのでどこも 選手入れ替え。
戦力テスト、見極め、モチベーションなど
監督の仕事は多い。
トーレス 如何ですか?うまく使われてますか?
89チャンピョンズカップ 決勝
ACミランーステアウアブカレスト
ライカールトのプレーが見たかったので
久しぶりに見直しました。
これが 面白かった。
アンチェロッティが アンカー的。
ライカールトは ワイパー的で CBまでプレスに行く事も。
技術 判断 読み 全て良しの「オールラウンダー」型。
私ならば 彼を「欧州最優秀選手」に選びます。
ミランの中心は ライカールト。
これが本当の「攻守の要」です。
私の「ピポーテ」の基準は ライカールト。
posted by 杉本 | 2007-10-07 11:42
フェルナンド・トーレス
このゲームでは縦へのランニングからスルーパスを受けるシーンが2~3回ありました。
他は、ロングボールのターゲットになって前線で孤立→あっさりボールを奪われるシーンが多数。
このゲームに関してはあまり活かされていなかった。というかチーム全体の出来が悪すぎました。
しかしプレミアでは良い感じになりつつあるようです。ジェラードからトーレスへのスルーパスは、プレミアでもありました。この形が今のところベストみたいです。他にもバリエーションが増えると良いのですが...
プレミアでのリバプールは、第2節のチェルシー戦くらいしか観てませんが、その時から私は「トーレスはプレミアで覚醒する」と思っています。
何故かは解りませんが、何となくそんな気がするだけです。説明できなくてスミマセン。
リーガに居たらいつまでも『神の子』と呼ばれていそうですが...そろそろ大人になる時期なのかも知れません。
今のところは、こんな感じですが、また新しい発見があったら報告します。
posted by サッカーニョ | 2007-10-08 09:07
訂正
よく考えたら『神の子(エルニーニョ)』には、おそらくクラブにとっての貴重な存在であるという意味が込められているのであって、「子供」と言う意味ではないので、いつまでも『神の子』と呼ばれても問題ないはずですね。
失礼しました...
posted by サッカーニョ | 2007-10-08 10:59
Re:ここはホントにアンフィールド? リバプールvsマルセイユ
サッカーニョさん
>そろそろ大人になる時期なのかも知れません。<
その通り。
そのための 英国修行。
5年前 CMで
少女は 小野伸二に 言いました。
「小さく まとまんなよ。」
posted by 杉本 | 2007-10-08 14:33
Re:ここはホントにアンフィールド? リバプールvsマルセイユ
El Nino だとしたら単なる「男の子」の意では?
今ならカイトの方がよさそうな気もしました。
この試合のリバプール、相手次第では大量失点の可能性が高かったと思います。
センター・バックが周囲を把握できないようでした。あれ、サイドバックもだ。
ちょっと外に広がり過ぎだし。
チーム事情がわかりませんが、マスチェラーノを座らせておく理由は、いったい何なのでしょうか。
センターサークルをマルセイユに委ねてしまってました。
得点の可能性もあまりないですね。トーレスと周囲が絡めるかたちには持ち込まないように、そんな方針があるのかとすら思いました。
ロスタイムのような、後方から上がってくるプレーを何度も繰り返さないと、そうそうゴールは挙げられない感じ。水準が異なりますが、現行ユナイテッドの4-4-2とも似たところがあります。
ホームなので、慎重にいき過ぎた、のでもないような。。。
この試合ではマルセイユの方が、明らかにパス回しの技巧で優る。
彼ら、フォワード次第ではけっこう勝てそうなチームなんですがね。バルブエナはときおり光りを放ってました。が、小粒な好チームになれそうという程度でしょうか。
posted by コリバノフ | 2007-10-08 23:48
Re:ここはホントにアンフィールド? リバプールvsマルセイユ
マスチェラーノを起用しなかったのは、私も理解できません。
それよりホームにも関わらず、ジェラードが引き過ぎだったことが、ゲームの流れに大きく影響したのだと思います。
サポーターを喜ばせるプレーをする。
↓
サポーターの歓声を後ろ盾に相手を圧倒する。
この相乗効果がなければ、ホームアドバンテージも無きに等しい。
posted by サッカーニョ | 2007-10-09 07:17


