2007年09月27日

中盤崩壊のチェルシー マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー イングランド・プレミアリーグ第7節

チェルシーはモウリーニョ監督退団後、グラント新監督が指揮を執っての初ゲーム。

■スターティング・メンバー
 スタメンは以下のとおり。
 チェルシーは、ランパード、ドログバ、バラックが故障。
 マンUはテベス、ルーニーが初のコンビを組みます。

[マンU]
GK ファン・デル・サール
DF ブラウン、ファーディナンド、ビディッチ、エブラ
MF C.ロナウド、キャリック、スコールズ、ギッグス
FW テベス、ルーニー

[チェルシー]
GK チェフ
DF フェレイラ、ベンハイム、テリー、A.コール
MF ミケル、マケレレ、エッシェン
FW J.コール、シェフチェンコ、マルダ


■前半
 まずは2分に復帰明けのルーニーがペナルティエリア外から右足でシュート。ゴール右上を狙いますが、チェフが飛んでコーナーに逃れました。9分にはマルダのパスを受けたシェフチェンコがミドルシュートで応酬します。
 25分からはチェルシーのミスに乗じてマンUが連続攻撃をかけます。まずは中央でギッグス→テベス→ルーニーと繋ぎシュートまで持って行きますが、ルーニーのシュートはベンハイムに当たりました。
 27分には、C.ロナウドのヒールパス→ルーニーが右へ展開→ブラウンのクロス→こぼれ球をテベスが拾いシュートするが、やはりDFに当たり枠外に逸れます。
 テベスは28分にもグラウンダーのミドルシュートを放ちますが、これはチェフがセーブしました。
 30分には、自陣ゴール前でエッシェンがパスミスしてルーニーにボールを渡してしまいます。そこからルーニーがファーサイドにクロスを上げ、ギッグスがジャンピングボレーで折り返すループシュートを放ちますが、枠を外れました。
 32分、フィールド中央をドリブルで進もうとしたミケルがエブラと激突。このプレーでミケルにレッドカードが出ました。中盤の選手が1人少なくなったチェルシーですが、選手交替はせずにマルダとJ.コールがバランスをとります。
 39分、FKをギッグスがゴール前に上げます。ビディッチがテリーに競り勝ってヘディングでシュートするが、これはチェフの正面でした。
 その後は1人少ないチェルシーも反撃しますがゴール前までは押し込めず、逆にロスタイムに先制点を奪われます。
 前半ロスタイム2分、右CKからのボールは一旦クリアされるがブラウンがカバーし、コーナーを蹴ったギッグスへヘディングパスを送ります。ギッグスは左足アウトで回転をかけてチェフから逃げるボールでテベスへパス、テベスがヘディングで移籍後初ゴールを挙げました。

■後半
 マルダとJ.コールが完全に中盤に下がり、チェルシーの中盤はフラットに、そしてシェフチェンコは前線で孤立します。
 15分にシェフチェンコに替わってカルーが入ると、これが呼び水となったかのように、マルダとJ.コールが再びポジションを上げました。
 更に24分にはマルダに替えてS.W.フィリップスが入り、J.コールが左サイドにポジションチェンジ。
 29分、ドリブルするC.ロナウドに対してJ.コールが後方からタックルして脚を掛け、イエローカードが出ました。
 2分後、そのJ.コールに替えてピサロを投入。ピサロはセンターに入り、カルーが左にシフトします。
 終盤、途中出場のサハ(⇔テベス)にロングボールが入ります。サハがトラップし、マークにつくベンハイムをかわそうとしたところ、ベンハイムが足をかけてしまい、マンUにPKが与えられます。
 90分、このPKをサハ自身がゴール中央下に決めて、2-0。
 ロスタイム3分、カウンターからルーニーが無謀なループシュートを放つが、チェフにあっけなく胸トラップされて、ルーニーは両手で顔面を覆います。
 そして試合終了。

■感想
 マンUが無難な試合運びで勝利しました。久々に2得点挙げましたが、以前の爆発力は影を潜めていました。ルーニー&テベスの2トップが機能しないのは仕方ないと思いますが、スコールズの飛び出しやキャリックのフィードが全く無く、2人は守備に専念しているようでした。ルーニー以外はクールにプレーしており、アグレッシブさに欠けました。
 チェルシーはランパードの故障もあり、中盤は守備的な顔ぶれ。アウェイなので、まずはしっかり守っていこうと考えていたはず...が、前半はミスが多く、マンUにチャンスを与えまくっていました。とりわけエッシェンのパスミスは致命的でしたが、リスタート時の準備の遅さ、マークの甘さも多く見受けられました。
 後半途中から前線の3人を入れ替えて反撃の糸口を探りますが、中盤で前線への橋渡しが出来ていませんでした。結局、ランパード、バラックが不在で、攻撃的MFが控えに居ないことが致命傷となり、有効な手を打つことが出来ませんでした。

■余談
 スタンドにはチェルシーの監督就任が噂されるエリクソンとファン・バステンが居ました。ファン・バステンはアブラモビッチ・オーナーのすぐ後ろに座っており、就任決定も間近なのでは...




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posted by サッカーニョ |06:38 | イングランド/プレミアリーグ | コメント(1) | トラックバック(2)
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Re:中盤崩壊のチェルシー マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシー イングランド・プレミアリーグ第7節

どっちかといえば、シェフチェンコひとりがフォワードという感じだったでしょうか?
マケレレが最終ライン近くから気の利いたプレーを見せ、エッシェン、ミケルがセンターサークル前後、マルウダとJ.コールが外から中へ入ってくるかたち。そして両サイドバックも上がってくる。

ボールを奪うと、その周りに集まった選手たちが、近めでつなぎながら全体に押し上げて、割と変化があった気がします。
ところが、シュート・チャンスをつくりだす力はない。中のつなぎも、先が見通せてない場当たり的な感じになっていきます。
速攻が少ないせいか、シェフチェンコも生きない。ミストラップは多かったですね。不調なのか。

でも問題は中盤の凡庸さにあるでしょう。
攻撃意欲は垣間見えても崩すことができない。
もしかしたら映ってないとこで、シェフチェンコが受けたがってたこともあったのでは?

退場者が出た後もそこそこ抵抗してましたが、得点できそうではありませんでしたね。
やはり創造性がある選手を中央に入れたいところ。
それがランパード、バラックというのでは、、、おもしろ味に欠けそう。ハードワーカーに毛の生えた、マテウス的ないい選手という印象しかありません。

ユナイテッドはより広く散ったままで、個人技を強調した感じ。立ち上がりだけ、変化に富んだコンビネーションが中寄りで見られました。タッチ沿いはうまく使ってたような。
まだこれからなんでしょう。

間合いが取れた際のロングパスは、1990年前後の西ドイツのようによく通る。最後のPKも、CBから一発の綺麗なロングパス。
キャリックは、いいポイントを見つけて、何度か決定的なのを正確に落としていたと思いましたが。

中央のふたりには確かに攻撃的な動きが少ない印象で、テベス、ロナウド、ときにはギッグスの変化に頼っているよう。両翼の、中への侵入も、ほどほどですがいい感じではありました。
ルーニーはかなり動き回りますが、ひとり、別、といった雰囲気。細かいコンビネーションに絡んだときは、向いてないなと思えました。

コーナーキック崩れからの一点は、テベスについていたパウロ・フェレイラ(?)が、なんとなく離れてしまったうっかりミスなんでしょう。
ただ、全般にチェルシーのマークは弛め。長いパスも、ちと通され過ぎ。

あっさりした感じの試合だった記憶です。
そこへしつこいお喋りはどうでしょうか。
で、途中から今風のタンゴに。BGMといいつつ、ときどき聞いてしまいました。

posted by コリバノフ | 2007-09-27 20:52

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