2007年09月21日
メッシ、ポジショニングの妙 バルセロナvsリヨン UEFAチャンピオンズリーグ第1節・グループE
今日はバルセロナvsリヨンを観ました。が、リポートの前に... モウリーニョがチェルシーを退団!!! 驚きです。解任なのか、それとも辞任なのか? オーナーとの確執が取り沙汰されてましたが、歯に衣着せぬ発言で有名なモウリーニョのことですから、悪化した関係を修復しようと牙を隠して良い子を演じるなんてことはしないでしょうし、最後に言いたい事ぶちまけて自ら辞めたのかな? なんかの拍子にぶち切れたモウリーニョが「もう、ええわ!こんなクラブ辞めてやる!!」とでも言ったのでしょうか... ...では、気を取り直して、リポートを始めます。 ■スターティング・メンバー スタメンは以下のとおり。 注目は今季リヨンからバルサに移籍したアビダル。いきなりの古巣との対決で、右ウイングに戻ったゴブとのマッチアップ。リヨンのCBには故障のクリスに替ってボドメルが入りました。 [バルセロナ] GK バルテス DF ザンブロッタ、マルケス、ミリト、アビダル MF トゥーレ、シャビ、デコ FW メッシ、アンリ、ロナウジーニョ [リヨン] GK ベルクートル DF クレルク、スキラッチ、ボドメル、レベイェル MF トゥララン、ジュニーニョ、シュルストレム FW ゴブ、ベンゼマ、ベラジ ■前半 バルセロナの攻撃はロナウジーニョを中心に左サイドからの仕掛けが多かったです。デコ-ロナウジーニョのコンビネーション、それを追い越して出てくるアビダルのドリブルとクロス。 先制点はバルサで、21分の左ショートコーナーから。メッシが軽快なフットワークでDFを交わしてペナルティエリア内に侵入し、プレッシャーを受ける前にゴール前にパス。これをクレルクがクリアしようとしてオウンゴール。 この日のリヨンは3トップと言うよりベンゼマのワントップで、中盤は人数が多いだけでプレスは甘かったです。攻撃ではジュニーニョの存在感が薄く、ベンゼマにはほとんどボールが渡りません。ようやく36分に直接FKで初シュート。しかしジュニーニョが右上に蒸かしてしまいました。 37分にはバルサにゴールチャンスが生まれました。ロナウジーニョがDFを引き付けた後、ペナルティエリア内のメッシへふわりとしたパス。DFのチャージを察知したメッシは左アウトサイドでこれを交わした後、左足でグラウンダーのシュート。決まった!と思ったが、クレルクがスライディングしてクリア。クレルクはこのシュートブロックで先程のオウンゴールをチャラにしました。 ■後半 リヨンは7分にバロシュ(⇔ベラジ)を入れてCFに据え、ベンゼマを左WGに回しました。これ以降ベンゼマが果敢にサイドアタックをかけ、ようやくリヨンらしさが出てきたなと思ったのに、何故か30分にはベンゼマを下げました(⇔ベンアルファ)。この交替は納得いきませんでした。 一方、バルサは効果的な選手交代。20分にイニエスタ(⇔ロナウジーニョ)、34分にジオバニ(シャビ)を入れ、37分に追加点を奪いました。左サイドからアビダル→デコ→ジオバニ→デコ→イニエスタと繋ぎ、メッシがフィニッシュ。 この日チーム一の活躍をしたメッシ。42分にベンチに下がる際にはスタンディングオベーションを受けました。 替わって入ったのはクルキッチ。ジオバニ18歳、クルキッチは17歳でチャンピオンズリーグ出場を果たしました。 アンリはやはり動きが重かったです。クロスへの反応も一歩遅く、ドリブルにも切れがありませんでした。オフサイド後の不必要なプレーで警告を受けたり、激しいチャージで潰されたりして、、血管の方は切れかけてましたけど、ロスタイムに遂にゴールを決めました。と言ってもジオバニが放ったシュートのこぼれ球を押し込んだだけですけど...でもゴールはゴール。これで吹っ切れてくれれば良いですが... ■結果 3-0でバルサの圧勝。 ■感想 メッシはトラップ、フェイント、ドリブル、シュートといった技術の高さも然ることながら、ポジショニングが素晴らしかったです。 左サイドからの攻撃が停滞したときには必ずと言っていい位、逆サイドのメッシにボールが渡ります。 前半のシュートシーン(前述のクレルクにブロックされたやつ)では、ロナウジーニョがDFの注意を引き付けている間に、マーカーに気付かれないよう、ゆっくりと後ずさりしてフリーになる状況を作りました。 2点目を挙げたシーンでも、やはりイニエスタらにマークが集まりペナルティエリア内にDFが集中した時に、その手前のスペースでフリーになってました。この時のメッシの動きは映像では確認できませんが... また、カバーリングや味方のフォローでもポジショニングの良さが光ってました。アビダルのクロスが右へ流れたときはタッチライン際でカバーしましたし、後半にシャビがDFを交わそうとターンしたが交わしきれなかった時もメッシがこれをフォローしました。 TVではこの前の動きを追えないのが悲しいところです。
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posted by サッカーニョ |05:31 |
チャンピオンズリーグ |
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Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
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メッシのポジショニングについては、解説の遠藤氏も絶賛してましたね。
確かにいいところにいるなぁと感心します。
ファンタスティック4の内、唯一好調を維持していて、彼の存在が大きい。
ロナウジーニョもパスセンスは衰えてませんが、いかんせんスピードがまだまだかなぁといった印象でした。
あとリヨンは・・・戦力ダウン&相手がバルサとはいえ、あの華麗なパスワークはどこへやら。
ディフェンスも後手後手、リーグ戦が不安視されているのも納得がいきました・・・。
posted by らび らび | 2007-09-21 10:59
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
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レポートありがとうございます。
リヨン 以前の輝きは無さそうで心配です。
バルサは メッシ好調。
「ジオバニ」は「ドスサントス」のこと?
「ボージャン」と共にカンテラ育ちですか?
posted by 杉本 | 2007-09-24 04:52
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
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ジオバニ・ドス・サントス
カンテラから昇格1年目
ドス・サントスと呼ぶのが一般的なのでしょうか?
でも、どっかのブログで、「ジオバニと呼ぶのが正しい」とか書かれてました。(ジオバンニだったかな?)
ユニフォームには『GIOVANI』とネームが入っているので、ジオバニと書かせていただきました。
今後、様子を見て、一般的な方で呼ぶことにします。
posted by サッカーニョ | 2007-09-24 06:36
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
ジオバニ・ドス・サントス
カンテラ上がりといっても、彼はメキシコ人で、U-20メキシコ代表にも入っているみたいです。
posted by サッカーニョ | 2007-09-24 06:39
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
これはやっぱり、延々付け加えておきます。
前半二分ころから見ました。
あれ、だから、音は消して80年代クリムゾンを流すことに。これは合うはずもなく、後半からチェット・ベイカーで寂しげに。
動画
>http://jp.youtube.com/watch?v=ytynRq2tGro&eurl=http%3A%2F%2Fcoop46%2Eblog91%2Efc2%2Ecom%2Fblog%2Dentry%2D2052%2Ehtml
UEFA日本語レポート
>http://jp.uefa.com/competitions/ucl/fixturesresults/round=15105/match=301160/index.html
UEFAページのグレアム・ハンター氏によれば、
>バルセロナは華麗なプレーを見せ、得点差以上の内容でリヨンを圧倒
華麗?リヨンが消極的だったことが大きく響いたと思います。
個人技にかなり差がありながら、リヨンは逆襲で決定的なチャンスを何度かつくりました。それを決めきれないのは運だけでなく技量。
がんばっていたと思います。ベストメンバーなんでしょうか?
リヨンは相手次第では、ホームでならかなりできるのでは?
積極的な試合を見ないと何とも言えないでしょう。
しかしこのメンバーだと、得点機会が幾度必要になるかが問題。
動画にはありませんが、後半終盤にも速攻の決定機あり。ケイタがオフサイドラインを越えて並走したままだったせいで駄目。
守備は悪くないが、やはり中から走って上がる選手へのマークが拙い。昔の縦方向ポジションチェンジに遭遇すればずたずたかも。
EU圏の外人枠撤廃は金回りのいいクラブに好選手を集中させる結果になりました。
バルセロナが後半から投入した選手は、リヨンならばスタメンかなという感じです。もったいない。
その割にバルセロナは、顔ぶれからくる期待を下回る。
メッシは、ほかのチームへ行って中央に位置どりすれば、マラドーナほどではなくとも、ゲームメイクができる選手かもしれません。
ロナウジーニョも中寄りで見たい。
しかし、これはこれで、浮き球クロスに対する反論としておもしろい。いまだ試行中みたいですが。
デコには、もっと前へ出て欲しい。
>フランス代表ストライカーは、この期待にこたえるかのように、最高のプレーを披露。だが、メッシとデコの出来は、アンリを上回った
これはかなり疑問。現地で見るとだいぶ異なってるのでしょう?
>アンリはやはり動きが重かった...
といった感じが、テレビ。
> 前半の間は熱狂していた観客も、不満を表し始めた。
妥当、、、前半途中からは、「表し始め」はしなくとも、くすぶっていたかもしれません。
ボール支配率よりシュート数に大差があることになってます。
これはリヨンがつないでいるだけのことが多いため。
縦パスを狙って奪われる展開。しかし、少ないながらもチャンスをつくれたのは前述どおり。
バルセロナのシュートもさほど多くないのは、確実な機会にだけ打とうとするから。
リヨンの犯したファウルは15ですね。そう多いとは言えないでしょう。が、バルセロナの倍。
逆にコーナーキックはリヨンが半分。
>左サイドからの攻撃が停滞したときには必ずと言っていい位、逆サイドのメッシにボールが渡ります
この試合前半は、多くの場合はデコの眼とロングパスの技量に頼ったものに見えました。ほかの人はできない。
少し中寄りに位置したサイドバックの、マークのずれを突けたことが一番。まあ、あの守備側ポジショニングはミスでもないですね。受けてからあっさり突破できるメッシがいてこその、崩しにつながる長いサイドチェンジです。
>ロナウジーニョがDFの注意を引き付けている間に、マーカーに気付かれないよう、ゆっくりと後ずさりしてフリーに
これは距離が近く、互いに狙いが一致したコンビネーションですね。
始まりはメッシ自身が相手からボールを奪い、自陣から一気に攻めたはず。ロナウジーニョが内側に切れ込んできたのと、デコがすぐ近くでシュートレンジに上がっており、リヨン側がそこに集中するのは仕方ないですね。
5番ひとりがボール・ウォッチャーになってしまった。ブレーメンの酷さとは少々異なる感じ。
後半立ち上がりのメッシのシュートミス、自陣から八本のパスをつなぐ遅攻の中でのスピードップ。
このときはロナウジーニョの絶妙な転がし方が素晴らしい。
マルケスのパスミスが何度か気になりました。まあ、自信があるからでしょう。ほかのディフェンダーやトゥーレはたいしたパスをしません。
オーバーラップも少ない。前後役割分担は、リヨンと変わる所なし。
バルセロナは意外に守備がもろいかもしれません。そのためにトゥーレがいるのかも。もちろんデコの活躍もあって守れてます。そしてメッシらも、入れ替わり立ち替わり守備に戻ります。
本当のプレッシャーを最終ラインにかけることのできる相手を求む。
posted by コリバノフ | 2007-09-25 00:24
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
>後半からチェット・ベイカーで寂しげに。<
Pacific/ Chet Baker sings でしょうか?
Riverside/ Chet でしょうか?
我が家は今 sings 流れています。
posted by 杉本 | 2007-09-26 22:44
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
>これはこれで、浮き球クロスに対する反論としておもしろい<
「左右に大きく開かせてそこから崩し。」
「無駄なアーリークロスなんぞ、放り込まない。」
という意味ですか?
posted by 杉本 | 2007-09-26 22:50
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
>バルセロナは意外に守備がもろいかもしれません。そのためにトゥーレがいるのかも。
本当のプレッシャーを最終ラインにかけることのできる相手を求む。<
カウンター型のチームには弱い。
チェルシー、リバプール、ミランなど。
攻守切り替え時 相手陣内で取り返す。
そのための3FWと2攻撃的MFと守備的MF。
バルサは前で引っ掛けて連続攻撃したいから。
そこを突破されれば苦しくなってゆく。
そんな時はプジョルが前に出てゆきカバーするのが バルサの守備。
入れ違えば 決定的チャンスを相手に与える。
つまり大切な事は 危険な状況を察知する能力、危険な地域を見つける判断力。
更には 奪ったら素早い判断でフィードできる能力。
posted by 杉本 | 2007-09-26 23:47
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
チェット・ベイカー、PacificでもRiversideでもない、ステレオのやつでした。
ヨーロッパの、晩年に近いころの「Peace」というもの。
木琴が入ったカルテットで、歌わずに吹いてました。
>「左右に大きく開かせてそこから崩し。」
>「無駄なアーリークロスなんぞ、放り込まない。」
はい、そういう意味です。
センタリング信仰も、そこそこにしていただきたいと思います。
ロナウジーニョも、もっと斜めに入ってくればよかった感じです。
さらにできれば、シャビをもっと積極的な誰かに替えてみて、CFもサビオラみたいな感じの選手へ、そこにデコが絡んでくるようなら、不満を表す観客もほとんどいなかったかもしれません。
相手にもよるでしょうが、このリヨンなら、もっと攻めることにしてもよかったのか?
速攻にやられがちなのはいいとして、互角に近い相手の工夫された攻めにさらされると、割に早い段階で混乱に陥るかもなという気もします。
横のポジションチェンジだけでも慌てそうな感じで。
posted by コリバノフ | 2007-09-27 20:45
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
今宵は Pink Floyd PULSE 流し...
バジャドリードーレアル
活きのいいバジャドリードにレアル慌てる。
バジャドリードは楽しみですが 問題は
ジョレンテ。
シシは良い。
posted by 杉本 | 2007-09-28 00:24
Re:メッシ、ポジショニングの妙 UEFA・CL バルセロナvsリヨン
コメント投稿者ID :
>互角に近い相手の工夫された攻めにさらされると、割に早い段階で混乱に陥るかもなという気もします。<
真価が問われるのは 12月 バレンシア、レアル 連戦。
そして、来年 CL トーナメント始まってから。
国内は どこも戦うまえから 負けている。
「どうぞ 攻めて下さい。」という戦い方。
素人には 穴が見えない。
他ブログでは 絶賛の嵐...。
まだ 9月です。
のんびり Candy でも聴きながら。
posted by 杉本 | 2007-09-28 21:11
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