2007年09月20日

ルイ・コスタがサンシーロに帰ってきた ACミランvsベンフィカ・リスボン UEFAチャンピオンズリーグ第1節・グループD

ついにチャンピオンズリーグが始まりました。まずはミランvsベンフィカを観ました。ベンフィカに注目しているので、このゲームをチョイスしたのですが、偶然にもディフェンディング・チャンピオンの試合から観ることになりました。

■スターティング・メンバー
 両チームのスタメンは以下のとおり。
 ベンフィカはニウソン、ルイゾン等が欠場。私の持ってる選手名鑑の基本布陣中5人しか入ってません。センターバックは22歳のエジカルロスと18歳のミゲウ・ビトールという若いコンビ。エジカルロスは今季サンパウロから獲得したばかりだし、ミゲウもトップ昇格1年目なので、すごく不安。
 ミゲウと同い年でやはり昇格1年目のロメイウ・リベイロもベンチ入り。この2人と同い年のフレディ・アドゥとアレシャンドレ・パトはUEFAの規定によりベンチ入り出来ず。何でもUEFA圏外出身で18歳未満の選手は登録できないとか。年明けからは登録できるそうなのですが、ということはグループリーグで2人の対決は見られないってことか...
 ルイ・コスタは1年前にミランからベンフィカに移籍して以来、初めてサン・シーロのピッチに戻ってきました。
 ミランではマルディーニとロナウドが故障。エメルソンはベンチ入り。

[ミラン]
GK ジダ
DF オッド、ネスタ、カラーゼ、ヤンクロフスキ
MF ガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ、セードルフ、カカ
FW インザーギ

[ベンフィカ]
GK キム
DF フェリペ、ミゲウ・ビトール、エジカルロス、レオ
MF ディマリア、マクシ・ペレイラ、カツラニス、ルイ・コスタ、クリスチャン・ロドリゲス
FW カルドソ


■試合内容
 序盤は両チームとも様子を窺うような感じでしたが、ベンフィカのプレスの緩さ、バックラインの押し上げの無さを見て取ったミランはすぐに(開始5分くらいから)攻め始めました。まずはヤンクロフスキのオーバーラップ。続いてオッドも。オッドのクロスにはアンブロジーニが飛び込みジャンピングボレーを試みますが、左足インサイドキックで上手く合わせ切れず、シュートは枠を捉えませんでした。しかし、その直後の前半9分にミランが先制。ピルロのFKがゴール左上隅に決まりました。キムはよく反応したのですが、左手で触るのがやっとでした。
 オッドはオーバーラップから何度もクロスが上げましたが、インザーギとのホットラインがすっかり出来上がってました。
 ベンフィカの最初のチャンスは前半20分ごろ。まずはガットゥーゾのタックルを交わしたルイ・コスタが中央の空いたスペースをドリブルで持ち運んでからミドルシュート。これはジダがかろうじてセーブ。続けざまに今度は左サイドからの攻撃。レオ、クリスチャン・ロドリゲス、ディマリアのパス交換から左サイドをえぐりセンタリング。ジダの頭上を越えて落ちてきたところをカルドソがヘッドで狙うが、惜しくもゴールポストに当たりゴールならず。これは体ごとゴールに飛び込んででも決めておきたかった。というのも、その直後にミランが追加点を奪ったのです。
 前半24分、カウンターからの攻撃。ディフェンダー2人に侵入コース、シュートコースを阻まれたカカは、右後方から上がってきたピルロへスルーパス。ボールが足元に入りすぎたためピルロはシュートではなくパスを選択。この状況判断、切り替えの早さは流石です。パスを受けたインザーギは難なくボレーで叩き込みました。
 このシーンのベンフィカのディフェンスはお粗末でした。カウンターを喰らいながらも人数は充分足りていたし、カカの侵入を防いだ辺りまでは良かったのですが、ピルロの登場で慌てふためき、ピルロにマークが集中、逆サイドのインザーギとセードルフに対するケアが全くできてませんでした。
 2点差になれば試合は決まったも同然で、前半の残り時間はミランが余裕のパス回し。ベンフィカ選手の動きには諦め感が漂い始めました。私もこの後は脱力してしまい、まったりと観戦してました。

 後半に入るとベンフィカも少しはやる気を取り戻したみたいで動きは若干良くなりました。どうやらハーフタイムにカマーチョ監督に活を入れられたみたいです。ミランもこれに応じるかのように再び攻勢を掛け始めます。
 しかし、後半8分にベンフィカは何故かカルドソを下げてヌノ・ゴメスを投入。中盤を1人下げて2トップにするという考えをカマーチョは持てなかったのでしょうか。
 後半24分にはセードルフに替わってエメルソンが登場しました。3分後には、ヤンクロフスキのクロスからインザーギのシュート。さらにエメルソンのループシュートと立て続けに決定機が訪れましたが、キムのナイスセーブにより得点には至りませんでした。
 後半42分には選手交代によりルイ・コスタがベンチに下がりましたが、このときにはミランサポーターからもスタンディングオベーションで見送られました。
 ベンフィカはロスタイムにようやく1点を返しました。右からのコーナーキックをジダがパンチングで弾いたこぼれ球を拾い、左からカツラニスがグラウンダーのクロス。このボールをヌノ・ゴメスがスライディング・シュートで押し込みました。

 その直後に試合は終了。ミランが2-1で勝利しました。1点差でしたが内容は完勝といった感じでした。試合後、ルイ・コスタはスタンドに向かって何度も挨拶し、セードルフとユニフォーム交換してピッチを後にしました。


■感想
 ベンフィカはとにかくパスミスが目立ちました。これは若手だけでなく名手ルイ・コスタにも当てはまり、それもスルーパスに受け手が反応しなかったというものだけでなく、イージーなパスミスも見られました。
 ベンフィカの守備の弱さは予想通りでしたがルイゾンが戻ればもう少しマシか?
 攻撃も予想通りにルイ・コスタを経由することが多かったですが、それなら2列目から果敢に飛び出していくタイプの選手が必要だな、と感じました。あるいはヌノ・ゴメスを最初から起用し2トップで臨むか。まぁアウェイなら前者でしょうが...
 1トップのカルドソの高さと強さを活かすなら、サイド攻撃を多用する方が有効でしょう。前半に見せた決定的シーンのようにサイドを2~3人でパス交換して突破する攻撃がもっと増えれば良いと思います。

 ベンフィカには何としてでもグループリーグを突破して決勝トーナメントでアドゥを披露していただきたいものですが、シャフタールもなかなか強そうだし厳しそうです。




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posted by サッカーニョ |05:37 | チャンピオンズリーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
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Re:ルイ・コスタがサンシーロに帰ってきた UEFA・CL ACミランvsベンフィカ・リスボン

コメント投稿者ID :

試合レポートありがとうございます。
アウェイで2-1なら良しとして
アドゥ見られないのは残念ですね。

>この2人と同い年のフレディ・アドゥとアレシャンドレ・パトはUEFAの規定によりベンチ入り出来ず。何でもUEFA圏外出身で18歳未満の選手は登録できないとか。年明けからは登録できるそうなのですが<

セードルフは 16歳でカップウィナーズ出てました。
CLの規定は何が目的?
18歳未満でも出場させるべき。

posted by 杉本 | 2007-09-20 19:58

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