2007年08月11日
オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
マリノス-バルサ戦で「オフサイドの判定基準に異議あり」と述べたのですが、『フットボールを語るーニャ』さんでもオフサイドの廃止を唱えておられるので、ここできちんと書かせていただきます。 私はオフサイドのルールはマイナーチェンジを経て良き方向に進んでいると思うのですが、ジャッジする際の基準に問題ありと考えています。それは攻撃側に対してあまりに「厳しすぎる」と言う1点のみです。 オフサイドはご承知の通り元々は敵のゴール前で待ち伏せする行為を防止するために制定されたルールです。現在では相手のゴール前で1人(GKと2人)で佇むと言う行為は見られませんが、例えば味方からのパスが出る前に意図的に相手の最終ラインの背後に走り込んで自分に有利な状況を創り出そうとするプレーや相手ゴール前で怪我をして動けない振りをしながら味方からのパスを待つ行為などが「待ち伏せ」行為に該当します。 本来ならばオフサイドはこのような意図的な「待ち伏せ」行為のみを取り締まるべきなのですが、意図的な「待ち伏せ」かどうかを他人であるレフェリーが同じフィールド上で肉眼を用いて判定するのは非常に困難なために一定の形式的要件が必要となり現在のルール仕様に至っている訳です。つまり「意図的待ち伏せ」行為であるかどうかではなく、パス(あるいはシュート)を出した時点でそのボールに関与する味方選手の前に相手GKしか存在しないという状況であれば「みなし待ち伏せ行為」となりオフサイドとなるのです。つまり「意図」ではなく「状況」で判断するということです。 以上、オフサイドが「待ち伏せ」行為以外にも適用されるようになったのは止むを得ないのですが、その際のレフェリーの判定基準があまりにも攻撃側に対して厳しすぎるのが問題です。例えばボールが出された時点で受けての選手が相手の最後尾のフィールドプレーヤーとほぼ横並びであっても、頭あるいは腕あるいは脚あるいは人差し指の第一関節あるいは髪の毛一本でも飛び出していればオフサイドにしようする姿勢が見受けられます。 ルールブックにどのように書かれているのかは知りませんが、そこまで厳格にする必要は無いのでは?と思います。だってレフェリーがどれだけ厳格にジャッジしようとしても実際には出来ないんですよ。例えビデオ判定やチップ内臓ボール等を導入しても同じことです。現在の最新技術を駆使しても髪の毛1本飛び出しているのを明らかにすることなど不可能です。例えそれが可能であっても、やはり監督や選手や観客からは「誤審だ」という抗議の声が噴出するのです。ジャッジを機械化しても観ている我々は機械じゃないのですから。そもそもそこまで厳格にする意味が無いのです。 例えば最終ラインとほぼ並行に位置していれば、前述の「みなし待ち伏せ行為」とは反対に「意図的待ち伏せでない行為」とみなしても良いのではないでしょうか?「みなし待ち伏せ行為」をオフサイドと判定することで充分に攻撃側に不利であるのだから、本来のルール制定主旨から鑑みても微妙なライン判定は全て流しても良いのではないでしょうか。 それと俗にいう「戻りオフサイド」も、ボールを受ける前に最終ラインより後方に戻ったのであれば明らかに「待ち伏せ行為」では無い訳ですから、本来のルール制定主旨から鑑みてフェアプレーとするです。 そうすれば得点シーンやシュートシーンがもう少し増えてゲームは面白くなると思います。 それと、C<Roさんがおっしゃる通り「オフサイドを無くすと攻撃的になると考えるのは間違い」ですよね。 >>このブログを応援してくださる方は、ココをクリックしてください |サッカーニュース1|2|サッカーカレンダー|人気サッカーブログ1|2|音楽ブログ|
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Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
よくわかります。
でもオフサイドをなくすことで、多くのチームはDFラインの設定位置を下げませんかね?攻撃的にやろうとすればDFラインを高く保つことはかなり重要だと思います。
posted by しずく | 2007-08-11 04:08
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
しずくさん
私はオフサイドを無くすことには反対ですよ。
DFラインが下がるのは間違いありませんから。それとマンツーマンが増えます。-->ファールも増える?
『フットボールを語るーニャ』でのC<Roさんのコメントも読んでみてください。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/kenick/article/8
posted by サッカーニョ | 2007-08-11 04:26
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
オフサイドは必要だし、一度プレーしてみると判るけど、オフサイドや誤審は見ているほどプレーしているものには深刻な課題では無いことが判ると思います。微妙なオフサイドの判定は選手にだって判らないですよ。一応不満の声はあげますがね。
また、判定の曖昧さも含めてサッカーだから好いんじゃないの。昔はオフサイドの位置にいれば自動的にオフサイドだったんですが、現在のプレーに関与していなければオフサイドではないという新ルールは審判は大変だろうね、判断ということは主観だから、他人の目から見たら、当然違うだろうし、ごくろうさんです。
posted by ref | 2007-08-11 05:07
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
>頭あるいは腕あるいは脚あるいは人差し指の第一関節
>あるいは髪の毛一本でも飛び出していればオフサイド
こうまで厳密にとろうとしてますか?疑問です。
問題は、パッサーとオフサイド・プレイヤーを同時に見なければならないことにあり、普通の人間には周囲視力や焦点範囲など視覚の点から厳密な判別が不可能な状況が多いと思うんですが。胴体の一部がオフサイドポジションにあるかどうかを判別しようとしても、たいていは無理だと思います。
オフサイドの誤審はもっと明らかな例、パッサーがボールを放すときは受け手が完全にオンサイドだったことがほとんどだと感じます。これも、動くものをとらえるときの視覚の錯覚傾向とかがあるのでは?
オフサイドとは無関係ですが、ボールがオン・ザ・ラインであっても、アウト・オブ・ザ・ボールとされる判定も非常に多いと感じます。
ラグビーのように得点直結シーンのみテレビ判定を導入するのは、小さな改善になるかも。
>プレッシング重視の体力サッカーからテクニック重視のサッカーへ
これは全くそのとおりなんですが。
勝利至上主義がある限り困難では?
技巧や知恵・ボディバランスを向上させるよりも、心肺機能や筋肉量を増大させる方が圧倒的に楽ですから。
posted by コリバノフ | 2007-08-11 05:57
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
オフサイドの基準をどこまで厳しくすべきかという議論はあまり意味がないと思います。厳しめにとろうが、緩めにとろうが、どこかに境界線があるのには変わりないので、問題はその基準が審判によって大きくぶれないことだけです。基準が一定であれば、それに引っ掛からないように(DF側からすれば引っかけるように)駆け引きをするだけですから、問題はないでしょう。戻りオフサイドについても同じです。
私が今オフサイドのジャッジについて一番問題だと思うのは、ボールを出した時にオフサイドポジションにいる選手が「プレイに関与しようとしているか否か」の判断基準が審判によってバラバラのように見える点です。ボールを取りに行こうとするかどうかは、ボールを出した瞬間には判断できないですし、必ずしも直接の受け手になることだけがプレイに関与することではないので、ある程度様子を見てその後の流れで判断するしかないのですが、その判断基準をもっと詳細化して、ケーススタディも含めてルールブック上で公開すべきではないかと思います。
オフサイドが取られなかったために失点して、誤審だと言って騒がれるケースのうちの多くは、実は、主審の判断としては、オフサイドポジションにいた選手が、オフサイドの判定の対象となるパスから始まる一連のプレーには関与しなかったという判断であった場合だと考えられます。(もちろん、単純な見落としもあるでしょうけど。)
パスが出てしばらくはプレイに関与していなくても、永遠に関与しないなんてことはないので、ボールを出してからどのタイミングまでプレイに参加していなければオフサイドにならないのか、とか、パスをカットされた場合や、相手がカットしようとして触れたけど結局は味方にボールがこぼれた場合に、そのボールを取りに行くのはパスを受けたことになるのか、とか、判断の割れるケースはいくらでも考えられると思うのです。そういう全てのケースを網羅した詳細な基準を作るのは無理だと思いますが、判断する際の考え方をもう少し明確化しないとまずい気がします。
refさんがおっしゃるように、昔はプレーに関与していなければオフサイドではないというルールは有名無実化していたので、観戦する側や実況アナは、ほとんどその感覚で見てしまっていますが、審判は全然違う観点で状況を見ているのだということにそろそろ着目しないと、審判とサポーターの溝は拡がるばかりではないかと。
posted by db | 2007-08-11 10:02
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
オフサイドラインでの駆け引きって面白くないですか?
常にオフサイドギリギリを狙っている受け手とパサーの動き、それを阻止しようとオフサイドトラップのタイミングを狙うDF陣。
皆さんのように難しいことは良く分かりませんがこういった駆け引きは観ててすごく楽しいです。
posted by いんざぁぎ | 2007-08-11 11:27
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
>オフサイドは必要だし...
何度も言いますが、私はオフサイドのルールそのものには反対はしてません。
>オフサイドラインでの駆け引きって面白くないですか?
面白いですよね。インザーギ...
>こうまで厳密にとろうとしてますか?疑問です。
すみません。かなり大げさな表現でしたね。でもかなり際どいシーンでもしっかりとってると思いますよ。感心するくらいに。
>オフサイドの基準をどこまで厳しくすべきかという議論はあまり意味がない...
そうです。厳しくしても緩くしてもたいして変わらないと思います。しかし本来の主旨を誇大解釈してまで厳しくしているのが現状です。厳しくする意味があったのでしょうか。
posted by サッカーニョ | 2007-08-11 18:54
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
こんにちは。
私はまず出来る事なら副審を増やして
そのギリギリの勝負をきっちり見るように
して欲しいですね。
今のルールを審判3人+1人で見るのって
厳しいような気がするんですよね。
posted by kenick | 2007-08-11 19:42
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
フットボールのご経験があるかは分かりませんが、
>例えば最終ラインとほぼ並行に位置していれば、前述の
>「みなし待ち伏せ行為」とは反対に「意図的待ち伏せ
>でない行為」とみなしても良いのではないでしょうか?
普通にフットボールをしていれば、分かると思いますが、
「欺こう」と思っていなくても最終ラインとほぼ並行に
いる時点で「意図的」ですよ。
(未経験者や小学生低学年までは除きます)
フットボールを知っている選手が何で前にいるかというと
少しでも前でボールを受け取りたいからです。
その結果として「前に出すぎてしまった」という結果になる。
際どい判定になる時点ですでに攻撃側の選手が
きわどい抜け出しを狙っているというのが本筋です。
狙わずして前にいるのはルールを知らない人です。
posted by 吊られた男 | 2007-08-11 22:25
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
確かにわかりづらくはありますが
『前述...とは反対に』 (今度は攻撃側に有利にしてやって)...『でない行為」とみなし』
と、逆の意味を強調したい文のようですが。
あ、これでもわかりづらい。
>最終ラインとほぼ並行にいる時点で「意図的」
これは充分に承知の上で、「攻撃側に有利に」してやれ、という意味に、なんとか読めますけど。
おせっかいでした
posted by コリバノフ | 2007-08-11 22:40
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
う~ん。文章が下手で判りにくくてスミマセン。
できるだけ端的に言うと、
フェアなプレーには寛大に、
アンフェアなプレーには厳格に、
ということです。
また「意図的」とは「意図してアンフェアな」ってことです。
インザーギとかが最終ラインぎりぎりにポジションしてパスが出ると同時に飛び出すのは、ルールを遵守しているフェアなプレーだと思います。これを卑怯だと思いますか?
posted by サッカーニョ | 2007-08-12 02:18
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
コメント内に一部不適切な発言がございましたので削除させていただきました。以下クリーンバージョンで掲載いたします。
通りすがりさん
得点シーンやシュートシーンが増えることってのが試合の面白さに繋がる? じりじりとした試合展開は面白くない?
posted by サッカーニョ | 2007-08-14 02:54
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
遅レス気味で申し訳ありませんが…
最終ラインギリギリでのFWとDFの攻防は非常に見ごたえの
あるもので否定するものはありません。
ただ、今までの記述を見ていて「では、どうするのか?」
「何がフェアで何がアンフェアなのというボーダーライン」が
全く見えないのです。
ここでの主題は「明らかな待ち伏せ」と「完全なオンサイド」の
比較ではなく、微妙な判定についての議論と理解しています。
微妙な判定を黒か白か分けるためにはそのための厳密な線引きが
必要になります。
昔は体の中心線での比較で、今はFWのボールをプレーできる
部分の最前部とDFの最後部の比較ですよね。
サッカーニョさんの案では足1つ分はオンサイド? 体半分?
体1個分?
または、フェアかアンフェアかを導入するということでしょうか?
しかし、「フェア/アンフェア」を導入した場合は、どうやって
それを判断するのでしょう? ここが分からないのです。
明確な基準がなければ、ダイブ以上に欺く行為が横行します。
このように考えると、私は現在の基準はかなり明確になって、
かなりいい基準だと思うのですがいかがでしょうか?
このような長文で分かりにくいのは、私の文才のせいも
あると思いますので、私のようなへぼ審判より、1級/2級の
審判員の方などと話をされるともう少し明確になるかと思います。
他にも「相手に触れてコースが変わった場合はどこまでパスとする?」
などと面白い談義が出来ます。
4級審判員の審判講習会に出るだけでもこのような方と話を
する機会はあると思いますので、是非。
>ボールが出された時点で受けての選手が相手の最後尾の
>フィールドプレーヤーとほぼ横並びであっても、頭あるいは
>腕あるいは脚あるいは人差し指の第一関節あるいは髪の毛
>一本でも飛び出していればオフサイド
また、最後に細かい点ですが、オフサイドのルールや判断を勘違い
されているようですので、訂正させてください。
腕や人差し指の第一関節が出ていてもオフサイドにはなりませんし、
このあたりは私以外の審判の方も取らないようにしているはずです。
posted by 吊られた男 | 2007-08-14 21:15
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
始めまして。
この件に関しては、私も何年も前から疑問を感じていました(私がFIFA会長ならとっくにルール改定しています・・・)。
サッカーのルールの中で私が改定する必要があると特に思うルールは2点あります。
一つがせっかくのゴールをノーゴール判定にしてしまう無意味に厳しすぎるオフサイド判定、実際にゴールが入っているのに、わずかに頭半分で出てるからオフサイドなど、多くの人間がこれに疑問を感じないのは何故だろうとつくづく思っていました。
そしてもう一つは、得点王争いをつまらなくしているPKについてです。
公正な実力で得点王を決める為に、PK獲得者が必ずPKを蹴ると言うルールを設ける必要があると思います。
もともと、ゴール前にずっといる待ち伏せがいけないというルールなのに、沢山のゴールがノーゴール判定になっていまう、厳しすぎるオフサイド判定はマイナスでしかありません。得点というサッカーの一番の喜びをルールが逆に抑制してしまっていると思います。
最後に、当方も今日からブログ始めましたので、よければ見て下さい。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/soccer-library/
相互リンクでもしませんか!?
posted by ライブラリスト ライブラリスト | 2007-09-05 01:46
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
ライブラリストさん
ブログ開設おめでとうございます。応援しております。
相互リンク、是非お願いします。
「サッカー・ライブラリー」で登録しますね。
また、この記事に関して同意のコメントをいただき嬉しく思います。
PKに関する意見ですが、これは私も同意です。最近はあまり思わなくなってしまいました(半ば諦め...)が、昔は「絶対そうあるべきだ」と心の中で主張していたのを思い出しました。
それとペナルティエリア内での守備側のファウルの判定がペナ外に比べて甘すぎる。つまりPKを取らなさ過ぎる。「PKが増えると面白くない」という意見も判りますし、「サポーターのブーイングが怖い」「試合が荒れるのを回避」というのも判りますが、やはりゲームを通じて判定基準が一定でないのはおかしいです。それとPKが取られにくいのを良いことに、ますますファウルが増えているように感じます。負への悪循環。
これに関しては、どう思われますか?
最後に、このブログでは現在、参加者の方々が、70年代前半のオランダ、ドイツに関して熱いコメントを寄せてくださっています。すごく読み応えがあるので是非バックナンバーで確認してみて下さい。ライブラリストさんも豊富な知識を持っていらっしゃるとお見受けしましたので、意見等を書き加えて下されば、もっと盛り上がると期待しております。(私の知識では、もはや付いて行けないほどコアな内容なので...)
posted by サッカーニョ | 2007-09-05 03:53
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
下記は先月のマリノス対バルセロナの動画です。
一分過ぎあたり、試合前半三十分の誤審オフサイドがでてきます。
>http://jp.youtube.com/watch?v=5EZISEHOV2I&mode=related&search=
そのシーン、主審のポジショニングには若干疑問があり、視野が確保できてませんが、ありがちなことでしょう。
線審は、ほぼベストポジションのようです。
この誤審の原因は、厳しくとろうとしたためではなく、錯覚、あるいは「見えない」という能力の限界だと思います。
このくらいの角度であっても、瞬間的に両方の地点を正確に見ることができない人間がいる証拠ではないでしょうか。こういう人が比率では圧倒的に多い気がします。眼科医さん、眼鏡店さん、いかがでしょうか?
少し似た状況が、すぐ直前にあります。こちらではオフサイドラインを形成するディフェンダーが、シュートを防ぐまで常にゴールライン側にいます。そのせいなのかそうでないのか、正しく、オフサイドの旗はあがりません。
しかしこの場合でも、最後までエトーを追ったディフェンダーが、そうせずにパスと同時に逆走すれば、オフサイドと判定されそうな気がします。
この二例から、動くものを見るときの錯覚モデルを純化できるのかもしれません。
また、テレビで観戦していてすら、つまりほんの数十センチから数メートル足らずの視野に収まるときですら、リプレイを眺めないとオフサイドの当否を明言できないことがあるくらいで、やはり通常の視覚視野では、オフサイド判定にはあてにならない気がします。
厳密なオフサイド判定のためにはビデオ・レフェリーしかないという結論を固めるものだと思います。
「腕や人差し指の第一関節が出ていてもオフサイドに取らないように」しているという方もいましたが、そんなもの、ボールタッチと真実同時には見れないことが多いです。
予測して先に視線を移動しますが、そのとおりになるものでもないんですね。例示から推測した、それ以前の問題の方がよほど大きいでしょう。
「腕や人差し指の第一関節が出ていてもオフサイドに取った」ように見えるとしたら、それは結果を見た印象だろうと思います。審判はそうしようとしていないし、たぶんできないことが多いのでは?
posted by コリバノフ | 2007-09-17 18:36
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
見るときの角度やタイミングによって錯覚するのは確かにその通りかもしれませんね。
テレビで観ている私でもビデオでないと判らないくらいのシーンが多いです。
この時の判定もそうですね。
錯覚があったとして、完全なオフサイドに見えたときだけオフサイドと判定しているのでしょうか?
それとも確信が持てない場合でも長年の経験と勘で判定している?あるいは名選手が持っている俯瞰を使って。
このくらい微妙なら全部流しても良いのでは?ペナルティに値する行為とは言えないのでは?と私なら思うのですが...
あまり流しすぎるとメディアやサポーターがうるさいから、はっきり見えていなくても判定しなければいけないのでしょうか。
posted by サッカーニョ | 2007-09-18 03:17
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
あまり気にしないことに尽きるのかなと感じます。
審判は、相撲の行司などと同じく、「微妙」という判定ができないことになってます。
この動画の審判は、確信とまではいかないかもしれませんが、ほぼ間違いないと思ったのではないでしょうか。
そうであれば、とらないで流そうと思いつく余地はなさそうです。瞬時のことですし。
ぎりぎりのタイミングでの厳格なオフサイド判定は不可能であるとするなら、とらないで済ませるうまい運用基準も成立しないはずでは?
もしもやるとしたら、なんとなく感覚的に甘く判定する程度?
公正な運用が難しく、今以上に混乱、選手の不満を呼び起こしそうな気がします。
今の判定方法では、手頃な緩和策はなさそうです。
微妙なオフサイド誤審は受け容れればいいと思います。
これはほかの判定も同様ですね。
それに、現行オフサイドの適用具合が、得点機会の増減に大きく影響してるとも言えない気がします。ゴールが取り消される事例は結果に過ぎず、どんなに甘くした判定基準でも起こり得ます。
元来、英国系(すべて?)フットボールはロースコア・ゲームであり、手を使えないサッカーは、ラグビーにも増して得点機会は少ないものです。
チャンスが減ったのはルールのせいとも言えません。
ちょっと前までは、基準になる守備者の身体からオフサイドが始まりましたね。並んでたらオフサイドだったわけです。
それが変更され、基準守備者の位置はオンサイド、その身体よりもゴールライン側がオフサイドとされました。
この結果、極端なオフサイドトラップ戦術は減りました。当時のコロンビア代表が一番悪い影響を被った印象があります。ACミランも慎重になったように感じました。
それはそれでよい。
しかし残念ながら、得点機会が増大したという感覚は持てませんでした。
ほかの要素、守備側の修正努力の成功の方が大きい感じです。あるいは、オンサイドのちょっとした拡大はあまり影響を与えないに過ぎないのか?
得点機会も得点も増加していないのでは?
検証研究は丁寧にやったんでしょうか。比較も難しいですけどね。
遠く戦前、1925年に、三人オフサイドを変更し、ふたり居ればよいとすることが決定されました。施行されたのはいつのシーズンからでしょうか?
とにかく、得点が増加したそうです。
しかし。
幾年も経ずして得点は減少したはずです。有名なアーセナルが、スター選手を集めた上で、守備的なストッパー・センターハーフを採用して1930年代を席巻します。
「守備を組織することなら、どんな馬鹿者だってできるんだよ」
by HH
ちなみにアーセナルのシステムは、天才チャプマンの頭脳によるものだとされてます。
こういう人たちは常に攻撃面も考えてるものです。
リーグの各チームが戦術を追随しだすと、ハイベリーにポスターを貼り出したという伝説があります。
曰く、イミテーションでない本物が勝つ、見にきてくれ、とか何とか。
得点増加のために、ゴール枠の寸法拡大が話題になった時期もありましたがね。。。
posted by コリバノフ | 2007-09-18 21:06
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
ふむふむ、歴史的背景がわかってきました。ありがとうございます。
>ちょっと前までは、基準になる守備者の身体からオフサイドが始まりましたね。
>並んでたらオフサイドだったわけです。
>それが変更され、基準守備者の位置はオンサイド、
>その身体よりもゴールライン側がオフサイドとされました。
この変更はいつ頃のことですか?
posted by サッカーニョ | 2007-09-19 02:16
Re:オフサイドの判定基準に異議を申し立てます
コメント投稿者ID :
>基準守備者の位置はオンサイド、
>その身体よりもゴールライン側がオフサイド
1990年代では?
ゴールキーパーがバックパスを手で扱えなくなる頃。
posted by コリバノフ | 2007-09-19 06:58
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