2009年01月29日

エヴァートン、“トップ6”たる所以

Everton 1-1 Arsenal
【E:61.Tim Cahill】
【A:90.Robin van Persie】
私がマージーサイドの赤組のファンであることは常々申し上げているので当ブログを複数回ごらんになったことがある方ならばご存知だとは思いますが、今朝のゲームに関してはウィガンvsリヴァプールよりこっちの方が面白くなりそうだったので、試験勉強の傍ら流し見ておりました。そして予想どおりかなり面白いゲームになってくれました。

ゲームは前半からエヴァートンがやや押し気味の展開ですが、両者とも決定的なチャンスは作り出せず。アーセナルは中盤の底から最終ラインががっちりしていて、またエヴァートンが即席アタッカーのケイヒルを前線に置く布陣だったこともあって、これを崩すには至らず。

そしてマージーサイド・ダービーでリヴァプールを押さえ込んだエヴァートンの組織的な守備は今日も健在。本来中盤の選手であるケイヒル、フェライニに加えオズマン、ピーナールの両サイドアタッカーの前線からのチェイスが激しく、無理やりボールを前に送ってもCB2人やフィル・ネヴィルに跳ね返されるという状況。サイドを突いてもヒバート、ベインズの両SBに潰されにっちもさっちも行かなくなってしまいます。

迎えた61分、エヴァートンは左サイドの深い位置でパスを回すと、ベインズがフリーに。中を見てベインズが上げたクロスに合わせたのはケイヒル、頭で合わせて2試合連続ゴール!


いや~、このゴールは衝撃的だったというか、改めてこのティム・ケイヒルという男は「スーパー」な存在だなぁと実感させられました。この人はとにかくポジショニングが上手過ぎる。マージーサイド・ダービーの2連戦で得点に絡んだシーンの動きも見事でしたが、今回もベインズがクロスを放る段になってすーっと下がり、マークを外しました。

この人の場合、まず止まっているということが無くDFからすれば掴みどころが無い上に、ランダムとも思える動きをするので、マーキングしきれないんですよね。身長が178cmなのに彼がヘディングでゴールに絡む機会が非常に多いというのは、とにかくDFの目を欺くこの動きに拠るもの。彼が普段から練習しているのか野生の勘で動いているのかは定かではありませんが、何にせよ相当頭を使っている動きである事は間違いないでしょう。

う~ん、つくづくこの人を見るたびに、日本代表にも1人くらいこういうタイプの選手がいればなぁ・・・・って思うんですよね。178cmという身長は低いとも言えないくらいだとは思いますが少なくとも“高くはない”わけで、そんな彼でも屈強な選手が揃うプレミアにおいてポジショニングの妙でヘディング勝負に勝てているという事は、身長だけで捨てたもんじゃないって事を体現してくれているわけで。

ただな~、日本人で彼のような突貫小僧タイプの選手って、あまりいないんですよね。中盤だとテクニシャンばかりだし、松井は違うし、じゃあアタッカーではとなると佐藤寿人もちょっと違う気がするしなぁ・・・・


と、話を試合に戻して。

結局ケイヒルはその後負傷退場してしまいます。散々褒めましたが、ケイヒルの唯一のネックと言っていいのは怪我の多さ。今回も軽ければ良いんですが。

そんなこんなでエヴァートンの勝利濃厚かと思われた後半アディショナルタイム、中盤でボールをキープしたデニウソンが前線へ浮き球のロングパス。縦へ走りながらジャギエルカのマークを振り切ったファン・ペルシーがボックス左の深い位置で胸トラップすると、左足一閃、ボールは右サイドネットにずどーん!同点っ!

う~、これまたすごいゴールが決まったものです。ちょっとジャギエルカがミスった(マークに付こうかボールをクリアーしようか判断を躊躇した)おかげでファン・ペルシーはフリーになったわけですが、にしてもあの角度の無いところから何てシュートを叩き込むんだ・・・・ 一瞬ゴール右に大きく外れたのかと思ったんですけどね、ボールがどこに行ったか分からなかった(汗)

まぁファン・ペルシーは元々スーパーだとしても、デニウソン(ディアビでした、失礼しました)、やれば出来るじゃないか(笑) プレイメイクの能力ではまだまだセスクに劣るデニウソンですが、このファン・ペルシーへのパスは見事でしたし、可能性を見せてくれた気がします。もっとも、ああいうのを1試合の中でコンスタントに出し続けるのがセスクであって、その域に達するのはおろか迫る事すら容易ならざることなわけですが・・・・

アーセナルは全体的にパスの精度が落ちていますが、選手個人のレベルの問題というよりは、流石にこの時期になって連戦の疲れが出ているのかな~という印象。もっともこの試合もそうでしたが、ファン・ペルシーが何とかしてくれる場面も多いわけで、また何だかんだで11月以来負けてないって事からしても、シーズン序盤から比べるとこのチームも着実に進歩しているのではないかと思います。


そんなこんなで、試合は1-1のドロー。エヴァートンは公式戦3戦連続でこのスコアーになりました。

とにかく、エヴァートンの戦い方は見事ですよね。中盤にはテクニシャンを揃え、そして最終ラインが優秀。SBの選手がきっちり攻守のバランスが取れる上にクロスも正確で、中央にはそれに応えられるアタッカーがいる。ヤクブという絶対的エースを欠き、しかもシーズン序盤に躓きながらいつの間にか6位にいる辺り、やっぱり流石ですわ。

プレミアはよく“ビッグ4”という言われ方をしますが、昨シーズン及び今シーズンのアストン・ヴィラとエヴァートンの戦いぶりを考えると、資金の差があるのでビッグ6とは言えなくとも、“トップ6”という言い方は出来るんじゃないかと思います。もちろんまだシーズンは終わっていないわけで、エヴァーンとヴィラが最終的に何位でフィニッシュするかは分かりませんが、7位以下のチームと比べるとやっぱりチームとしてのまとまり、安定感という点では上位6チームは他と差をつけていると言えるのではないでしょうか。

もっともこの試合では、終了間際で守りきれないというエヴァートンの課題も出たわけで。リヴァプール戦も追いつかれましたが、アストン・ヴィラ戦でラスト1プレイでヤングの前に沈んだなんてこともありましたし、ここいらで粘り倒せるようになると、またCL出場圏に近づくのでしょうがね。

まぁ何にせよ、面白い試合でした。シュートは少なかったですが、レベルの高い攻防が見られたと思います。



本格復帰までは、もうちょっとお待ちください・・・・・

posted by Alan Hetarade |21:30 | FAプレミアリーグ | コメント(11) | トラックバック(0)
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2009年01月25日

2つの“殻”破った渋井 【大阪国際女子マラソン】

◆真の力を発揮するレース◆
もはや改めて書くまでもないが、これまでのマラソンにおける渋井陽子のイメージは「速い。しかし、失敗しやすい」というものだった。

10,000mの第一人者として日本の他のランナーには無いスピードを持ち、それが爆発すれば2時間19分台を出す力も持っている。しかしその一方で、積極果敢なレース運びが仇となった30km以降での失速を、これまで幾度となく繰り返してきた。日本人は高橋尚子や野口みずきらがそうであったが、コンスタントに毎レース結果を残してこそ、真の“マラソンランナー”と認められる。ムラの大きい渋井は、これまでその条件を満たしてこなかった。

今回のレースだけで、渋井が今後のレースでも上手くいくようになると決まったわけではない。しかし我慢を強いられるレース展開で圧勝したこの日のレースは、渋井がマラソンランナーとして自らの殻を破ったレースと位置づけることが出来よう。


◆プラスに働いた「トラウマ」◆
渋井自身も語っていたとおり、これまでの数々の失敗が誰よりも本人にとって強いトラウマになっていたことは間違いない。通常あのようなネガティヴな思考はスポーツでは良しとされない。だが今回の渋井に限っては、それがプラスに働いた格好だ。リミッターを解除すれば途端に自らのペースで走りだしてしまう渋井にとっては、半ば強制的にであれ、それを封じ込める走りが求められていた。今日の場合、彼女の強いトラウマがリミッターとなり、後半へ力を蓄える大きなファクターとなった。

余力を残して後半に入れれば、渋井のペースに付いてこられる選手は、そうはいない。今日のレースはタイムは良くなかったが、着目すべきはレース後半にかけてのペースアップである。序盤から5kmあたり17分台のペースが続いていたが、渋井がペースアップした30km~35kmにかけては16分11秒と、その前の5kmから1分以上もタイムが短縮されている。

このような急激なペースアップは脚への負担が大きく、心肺機能などの単純なスタミナは勿論、イーヴンペースで長く走る能力と言うよりは、もっと瞬発力を要するトラックレースで結果を残せるような能力が求められる。最終的に振り落とされたとはいえ初マラソンの赤羽が一時的に渋井に対応し、原や扇といったロングランを得意とするランナーが遅れた一因には、このような側面があろう。

レース後の渋井のインタビューで印象的だったのは、彼女が序盤から「失敗するイメージしか無かった」と悪いイメージに捕らわれていた一方で、大阪城でペースアップをした際には「自然に前に出た」という、まったく正反対と言っていい心理状態をレースの中で感じていたという点だ。自ら無理やりリミッターを外したというよりは、押さえつけていたはずが無意識のうちに緩くなっていき、ある時ポロッと取れてしまった、という形に近いだろう。その瞬間、彼女の心理状態がスポーツに於いて最も良しとされる“無”の状態に達した結果が、あのスパートだった。

勿論このような心理的な面のみならず、中継内で触れられていた給水における糖分摂取の工夫や、調整の面など、フィジカルな面でも成功を収めたからこその、今回の優勝であろう。渋井には是非ともこの感覚を忘れず、次以降のレースでも同じような調整をしてもらいたいところである。


◆「中69日の成功」が示すもの◆
また今回のレースで渋井が注目されていたもう1つの点として、東京国際女子マラソンでの失敗から僅か中69日でのレースに挑んだ、という事がある。

海外では1年の間に複数回マラソンを走ることは当たり前とされているが、日本ではそのような認識はなかなか無い。年に3回行われる国内のレースに照準を定め、それ1本で勝負。上手く行けばオリンピック、または世界選手権に出場し、夏に1本。多くても、年間でこの2本だけというスタイルが、染み付いている。

これには選手が実業団に所属して活動しているという、日本ならではの事情もあろう。海外のプロのマラソンランナーは、賞金レースに出場してその賞金を得るなりギャランティーを得るなり、プロとしてのスポンサーフィーを得るなどして活動している。そのため“走らなければ喰えない”状況に置かれるため、可能な限りレースに出場したいという発想が生まれる。

しかし日本の場合、選手は企業の社員である。レースを走らなくても仕事をすれば、ひとまず喰えるわけだ。そのため多くのマラソンに出場する必然性が無く、結果として出るレース数が少なくなる傾向にある。

この日本独特の環境が、悪いとは言わない。むしろ選手のセカンドキャリア等々を考えれば、実業団という方式は理想的でもある。だが長らく「1年にマラソン1回」というスタンスで日本の陸上界全体が取り組んできた結果、その既成概念ばかりに囚われ、出来るのにやろうとしない状態に陥っている可能性がある。

これは長らく私が訴えているスピード化への対応の遅れとも、無関係ではない。いくら世界でスピード化が進もうが、複数回のマラソンを走るのが当たり前だろうが、所詮は対岸の火事、向こうは向こうでうちはうち、という思いが、日本の陸上関係者には蔓延っている気がしてならない。特にスピード化からの遅れが顕著な男子マラソンにおいて、雑誌等においては「まだ日本人でも勝負できる」との声もあるが、現状それは単なる現実逃避であるとしか言いようが無い。もっと危機感を持ち、もっと根本的な部分からの見直しを図らなければ、日本のマラソン界は世界から遅れを取るばかりだ。

そういった点で、今回渋井が行った中69日での挑戦が成功したことは、日本のマラソン界に風穴を開けたという点で、大きな意味を持つ。選手個人の体質の事もあるため、もちろん全員が全員年に複数回マラソンを走れるとは言わないが、「日本人だから出来ない」などということは無いということを、渋井は証明してくれた。渋井が出来たのだから、他の日本人選手でも出来る者は居るはずだ。年に複数回マラソンをこなすスタイルが今後定着していけば、今回の渋井が果たした功績は大きいし、そのムーヴメントを推進していかなければいけないだろう。

渋井は、日本のマラソン界の殻も、破ったのだ。

posted by Alan Hetarade |20:56 | 陸上競技 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年01月21日

ユナイテッド、“痛すぎる”決勝進出

Manchester United 4-2 (4-3) Derby County
【M:16.Nani, 22.John O Shea, 34.Carlos Tevez, 89(PEN).Cristiano Ronaldo】
【D:80(PEN),90.Giles Barnes】
こんな記事書いてる場合か?って感じなんですが、スポナビで詳細なレビューをしている方がいなかったので、なんだか使命感のようなものに駆られて書く次第であります(笑)

まず16分、左サイドからナニが中央にドリブルで持っていったかと思うと、ずどーん(笑) さらに直後、右サイドからのテヴェスのパスをボックス中央で受けたオシェイ、自身がオフサイドかと思って一瞬鳩が豆鉄砲を喰らったように固まるものの笛は吹かれず、我に返ってゴールへ流し込み2点目。そして34分にはラファエルのアーリークロスをテヴェスがヘッドであわせて3点目。

そんな感じでファーストレグとは打って変わってユナイテッドが押せ押せとなったのですが、前半終了間際にラファエルが負傷し、フレッチャーと交代。

セカンドハーフもユナイテッドはボールを支配し、ギッグス、ネヴィルのベテラン2人を下げてロナウド、さらに若手DFのチェスターを起用する余裕の采配。誰もがこのまま普通にユナイテッドが勝って、万々歳・・・・ってなるもんだと思いました。

ところが直後、エヴァンスが右足首を痛め一時ピッチに倒れこみます。その後プレイを再開したものの暫く脚を引きずり、しかも相手を倒しPKを与えてしまう始末。ダービーで唯一可能性を見せていたコモンズはこの時点で怪我で交代していたのですが、代わりに入っていたのは昨シーズンのダービーで唯一気を吐いていた若手のジャイルズ・バーンズ。ってなわけで、バーンズはPKを決めました。

その直後、今度はナニがそけい部を痛めてしまい、負傷退場。上述したとおり交代枠を使い切っていたユナイテッドは10人で戦う羽目になりますが、スルーパスから抜け出したテヴェスをダービーのGKキャロルが倒し、PK。これをロナウドが入れ、今度こそこれで試合は終わった・・・・

と思ったのですが、まだまだ終わらなかったのがこの試合。なんとその直後、今度はバーンズがゴール正面からのFKを左ポストに当てながら叩き込み、再び1点差に。さらにアンデルソンが脚を痛め、いちおう試合終了の笛は聴いたもののその後ストレッチャーで担ぎ出されるという始末・・・・・


う~む。スコアーの上でも勿論ですが、もう何かこの日のユナイテッドは呪われていたのではないかと思うくらい、バッタバッタと選手が倒れていきました。ターンオーバーを採用したのは良かったんですが、そこで使った選手たちが、ここまで怪我をするとは・・・・

エヴァンスは一応プレイは出来ていたので軽症だとは思いますし、ラファエルも大事を取ったという感じではありましたが、ナニとアンデルソンはあの痛がりようからすると少々かかるかもしれませんね。

そうなるとまだ脚部に不安の残るネヴィルが暫くフル稼働せざるを得ない状況になりますし、新加入のトシッチをけっこうな時間、使うことになるでしょう。これでいきなりトシッチが活躍したらすごいんですがね。何にせよ、ブラウン、リオ、ルーニーの3人が戻ってくるまで上手くつなぎたいところです。


さて移籍市場の話題にも少し。

マンチェスター・シティーに目が行きがちですが、こちらも完全にネタクラブと化しているスパーズがまたすごい補強をしております。デフォーをポンペイから僅か1年で買い戻したのは周知のとおり、さらにウィガンからパラシオスを1400万£で獲得。そして次に名前が挙がったのは、何とあのマルコ・マテラッツィ!

いやなんだろう、真面目に補強してるつもりなんだけど、あまりにも人選がネタに走りすぎちゃいやしませんかね(苦笑) デフォーを買い戻した時点で充分ギャグなんですけど、これで本当にマテラッツィまで取っちゃったら、ホント収拾つかなくなるぞあのチーム・・・・・

posted by Alan Hetarade |19:33 | FAプレミアリーグ | コメント(13) | トラックバック(1)
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2009年01月20日

こんなものかなーという勝利

今朝は早起きしてマージーサイド・ダービーを見て(また後で記事にします)、その後もう1度布団に潜ってぐうぐうやって起きてみたらお日様が沈んでいたという(笑) まぁ授業は無かったので別にいいんですが、試験前に何やってんですかね。

そんなこんなで、また~り日本代表戦を見ました。


感想から言うと、タイトルのとおりですかね。ひとまず勝てたしこれで良かったのかな、と。

まだあんまりスポナビの方でもエントリーがないので大勢がどんな感想を抱いたか分からないのですが、これまでちょっと見た限りでは皆さん大体似たような感想を持っているようですし、やっている本人たちはともかく周りからすればそんな感じなのかな、という気がします。どんな相手だろうと難しいですよ、引いたチームを崩すというのは。

全体通してよかったのは、やっぱり岡崎と駒野ですかね。岡崎は数々のシュートチャンスに絡んでそこそこ枠に飛んでいたわけですし、駒野は左サイドから緩急をつけた縦への動きを見せてクロス、シュートでチャンスを演出しました。内田は自身でサイドを突破するシーンは少なかったですが、逆に連携の中でうまくパスを捌いてスペースに送るというのが多かったですし、とりあえず引いた相手に対して両SBが工夫して攻撃に絡んでいたのは、良い傾向だったかと。


ま、ただちょっと失敗したな~と思うのは、やっぱり田中達也と興梠との関係ですかね。タイプが似通ってるというのもありますが、ここは正直、機能していなかった気が。

というか、どちらもファーストトップじゃありませんからね。日本代表の場合、玉田にしろ岡崎にしろそうなんですが、やっぱり純然たるファーストトップの選手がいない分、常に前線の構成には四苦八苦する。そういう点でも森本にかかる期待は大きいと思うんですが、今日なんか岡崎は右サイドというより完全に中でボールを受けてシュートに持っていってたわけで、それなら彼を中にして興梠が右サイドで良かったのかな、とも思いました。

興梠があまり流れに絡めなかったのも、田中達也がいたことで逆にやりにくかった部分とかあるのかもしれませんし、だったらいっそトップ下に金崎を置いて4-2-3-1みたいにした方が面白いかもしれません。この辺りはまた、これからの試合で色々トライしていくのでしょうが。


・・・・で、試合とは関係ありませんが、熊本ということでサポーターがたくさん集まったのはいいことでしたが、日本が2-1とリードした後でイエメンの選手が足を痛めてピッチに倒れこんだ際にブーイングしてたのは、同点とかならともかくちょっとイエメンの選手がかわいそうかな、という気がしました(苦笑)

posted by Alan Hetarade |22:15 | 2010W杯 | コメント(6) | トラックバック(1)
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2009年01月18日

プレミア、上位勢はぜんぶ勝ち

差がつかなくってツマランなぁ・・・・・なんて思ってしまいましたが(笑)

あ、因みに近ごろ更新がやや滞っているのは、その、中の人が学生であるということを考慮すれば、この時期何をやっているかということはだいたいお分かりいただけるかと思います、ハイ・・・・ 来週末辺りまでマッチレビューのみってことになると思いますが、ご了承ください。訪問もちょっとストップ中です・・・・

一応留年はしない“予定”なんですがね。ただ必修科目の単位を落としそうで(ぁ


Bolton Wanderers 0-1 Manchester United
【M:90.Dimitar Berbatov】
前回ウィガン戦では開始1分と経たずにゴールを奪って逃げ切ったユナイテッドですが、この試合は逆に残り1分くらい(アディショナルタイム除く)のところで点を取って勝ちました。要するに中間の180分くらいはノーゴールだったわけで、そこいらのチームならどちらかの試合でポイントを落としていたでしょうが、こういうところでキッチリ3ポイント取れるあたりが流石はチャンピオンだなぁ、と。まさしく勝者のメンタリティーが生んだ勝利ですね。

それにしても、スコールズとギッグスのベテランコンビの健在振りを見せ付けられた内容でした。共に69分、アンデルソンとフレッチャーに代わって入ったわけですが、ギッグスは右サイドから正確なクロスボールを放ってチャンスを演出しましたし、スコールズは的確な捌きに加え久々にお得意の弾丸ボレーも見られましたし、1つボルトンの心配の種を増やしたことは事実でしょう。

もちろん2人とも90分プレイするのはキツいので若い選手にスタメンを譲っているわけで、だからこそ交代で入ってからプレイが際立って見えるのでしょうが、やっぱりこの2人はまだまだユナイテッドには必要な選手ですし、仕事が出来ますよね。ネヴィルも近ごろだいぶ調子を戻してきましたし、この試合では若い選手が苦戦する中「優勝するためにはこうやるんだよ」という感じでベテランが上手くチームに刺激を与えているように見えました。サー・アレックスの采配は流石だなぁ。

テヴェスとベルバトフの関係は相変わらずイマイチ。前にルーニーがいるとベルバトフは中盤でボールを受けたときにポンとパスが出せるのですが、テヴェスと一緒にプレイするとなかなかそういうシーンが見られないんですよね。この辺りはやっぱりルーニーが流石という事になるんでしょうが。ただ最後に1ゴール決められたわけで、これで次の試合に繋げられますかね。

あと前線が停滞している要因は無論中盤にもあるわけで。ロナウドが仕掛けないってのもそうなんですが、やっぱりキャリックが役割を果たしているとは言い難いよなぁ、という気がします。元々あまり運動量の多いタイプではありませんが、彼と組む相手がアンデルソンであるにしろフレッチャーであるにしろ、どちらかというと守備的な選手なわけですから、やっぱりキャリックには縦へのダイナミズムを求めたいところですよね。

今シーズンはベルバトフが少し高い位置でプレイメイクをしてくれるわけですから、中盤から彼が前線に飛び出していくとかなり面白いと思うんですが。この辺りがやっぱり、ランパードと比較するとキャリックはねぇ、みたいに言われる要因なんだろうなぁ。それさえ出来れば、本当にもう一皮むけると思うんですけど。


Hull City 1-3 Arsenal
【H:65.Daniel Cousin】
【A:30.Emmanuel Adebayor, 82.Samir Nasri, 86.Nicklas Bendtner】
何だかんだ言われつつ最近調子が良いアーセナルは、ハルにリベンジを果たしました。かえって散々叩かれたことで、選手たちからプレッシャーが無くなったんですかね。あとデニウソンの働きが云々といわれつつ、さり気にセスクがいなくなっても連勝してるってのが驚きではあります。

試合の大勢とは関係ありませんが、近ごろ良いんじゃないですか、ベントナー。スタメンはファン・ペルシーとアデバヨールの2トップで固定された感はありますが、ボルトン戦でも窮地を救ったベントナーからは、ストライカーとして貪欲にゴールを狙う姿勢が伝わってくる気がします。今シーズン中はこういう感じでスーパーサブとしてやることにはなるでしょうが、立派にチームのオプションとして機能するようになってきたのではないでしょうか。まぁ、ゴールはオフサイドでしたけど(苦笑)

さて連敗続きのハルは久々にビッグクラブ相手ということで気合が入ったわけですが、最後は文字通り力尽きてしまいました。う~ん、なんか押された展開になると、最終ラインの選手がガツガツいけなくなっちゃいますね。序盤は評価の高かったターナーあたりも、ちょっと元気が無いように見えますし。

おそらくブラウン監督もその辺りの精神的な波のことは危惧していて、だからこそマンチェスター・シティー戦での公開ミーティングとかをやったのでしょうが、なかなかチームに喝が入りませんね。同点にしたシーンあたりではメンディが元気を出してかなり前線が活性化していましたが、あのテンションを90分保てとは言わないまでも、もうちょっと相手に流れが行った時間帯との落差をどうにかできないものでしょうか。目に見えて意気消沈しちゃいますからね。

あの辺り、やっぱり「プレミアの壁」みたいなものを感じている選手も少なくないんでしょうね。最初押せ押せで勝ってた分、今になってその厳しさに打ちひしがれつつあるというか。う~ん、これじゃあ本当に昨シーズンのレディングみたいになってきちゃうなぁ・・・・

文字通り片目をふさがれた状態でプレイすることになったマヌーチョなんかは、移籍して出場機会をもらえたことでかなり発奮しているようでしたから、彼あたりの冬の加入選手がチームに刺激を与えられれば、立ち直れそうな気もするんですけれどね。そういう点では次の試合あたりでマヌーチョをスタメンで使ってみるのも面白いかも。キルバーン、マヌーチョの2人には期待したいですね。もっともキルバーンは、LBじゃなくてもう1列前で見たいんですが・・・・・


Chelsea 2-1 Stoke City
【C:88.Juliano Belletti, 90.Frank Lampard】
【S:60.Rory Delap】
ボルトンvsマンチェスター・ユナイテッドを見ていたのでこの試合は録画していたのですが、後半途中でちょっとチャンネルを変えてみたらストークが先制していて「おおっ、これは遂にフェリポン政権もおしまいか?!」なんて俄かに心に潜む野次馬根性が騒いだものですが、その後件のゲームが終わってチャンネルを変えてみたら同点になってて、最後はアディショナルタイムの3分目にランパードが値千金のゴールを決めました。フェリポン政権はまだまだ続くようです(ぇ

コレ見て、シーズン開幕当初のリヴァプールを思い出したのはおそらく自分だけではないはず。ミドルスブラ戦でしたか、アンフィールドでアディショナルタイムにジェラードが起死回生のミドルシュートを叩き込んでリヴァプールが勝利した試合がありましたが、さしずめあれと同じ事がスタンフォード・ブリッジで起こった、という事でしょう。ってことは、チェルシーもまだまだタイトルレースに残っていると見なければならないのか・・・・

しっかしチェルシー、ポゼッション71.4%、シュート42本、パス本数が相手を300本上回る427本って、どんな試合やってたんだよ(苦笑)

ストークはどうもデラップのゴールが唯一のショッツオンだったらしいのですが、せっかくこれまで勝利が無かったアウェイで3ポイント獲得寸前まで行っていたというのに、これはピューリス監督のみならずとも悔しいでしょうね。まぁこういう試合ができるんならまだまだ残留への望みは捨てたモンじゃないと思うんで、頑張ってほしいものです。


その他の試合について少し。

まずウェストブロムがミドルスブラを粉砕して、ついに暫定ながら最下位を脱出。またビッグ・サムのローヴァーズも勝利。この2チームがいずれも3-0で勝ったことで、下のほうがまたどえらい混戦になってきました。いやはや、ウェストブロムはなんでこう毎回毎回、クリスマスを過ぎないと本気が出せないんだろう(笑)

ヴィラは後半、アシュリー・ヤングが退場するという苦しい展開になりましたが、最後はバリーがPKを決めたらしく、スタジアム・オブ・ライトでサンダランドに勝利。きっちり上位戦線に食いつきました。チェルシー、ヴィラ、アーセナルの3位争いはやっぱり最後までもつれそう。

あとマンチェスター・シティーはウィガンに1-0で勝利したわけですが、先日“笑いの神が舞い降りるCB”で紹介したリチャード・ダンが、ザキのあばらに肘打ちを見舞ったとのかどで1発赤紙、今シーズン2度目の退場と相成ったようです。やっぱり彼は立派なネタ選手ですね(笑)

posted by Alan Hetarade |15:45 | FAプレミアリーグ | コメント(5) | トラックバック(1)
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2009年01月13日

マン・シティー、また選手獲得に失敗

West Ham reject new Bellamy bid
先日マンチェスター・シティーがブラックバーンのサンタ・クルスにオファーを出したけど断られた、というニュースを取り上げました。その際コメント欄でも「シティー、嫌われてるなぁ」みたいなことを書き込んでくださった方がいました。

で、そんなシティー、今度はウェストハムのベラミーを獲ろうと画策し、950万£のオファーを出したらしいのですが、ウェストハムは見事に拒否。またベラミーのみならずスコット・パーカーの移籍に向けた動きもあったようですが、ハマーズはこちらも拒否。「お宅らに選手は売らんよ」という意思を明確に示したようです。

ふ~む。ウェストハムはオーナーのマグヌッソン氏がアイスランドの金融危機で大損害を被り、ベラミーを含めた主力選手の数名をこの冬にも売却するのでは・・・・と言われていたのですが、そうそうすぐに手放さなければにっちもさっちも行かない、というほど逼迫した状況というわけではなさそうです。もしそんな状態だったら、ポーツマスみたいに売ってたでしょうからね。いやホント、そう考えるとポンペイはどんだけヤバイんだよ・・・・


さて話をシティーに戻しますが、これで噂に上がっただけでもこのベラミーとパーカー、それから先日のサンタ・クルスのみならず、アップソン、ヴィジャ、シェイ・ギヴン、サラテ、アルテタ、リベリー、アドリアーノ、ヤヤ・トゥーレと接触したと言われています。ところが実際に移籍した戦力となると、チェルシーでほぼ構想外になっていたブリッジのみ・・・・

なんかこの面子を見ていると、ちょっと非現実的なオファーばっかり出してるんじゃないの?という気になってしまいますね。確かに各チームとも金融危機の影響で懐事情は厳しいでしょうが、かといってレギュラーでバリバリ試合に出ている選手を、いくら金を積まれたからとはいえはいどうぞ、と出すとは思えませんから。ブリッジなんかはその点チェルシーからすれば売っても問題ない選手でしたが、上に挙がっている面子を見ると、ちょっと「?」な名前が多いですよね。全員とは言いませんけど。

単純に移籍金の額面での勝負となると今のシティーに敵うクラブは世界中探しても無い(いや、あのスペインの白いところくらいでしょうか)と思うんですが、それにしてもちょっと市場での戦略がいい加減すぎるというか、ちゃんと考えてオファー出せばいいのに、と思います。

マンチェスター・シティーというのは、まだまだ「クラブの名前に選手が惹かれる」チームではないわけですから、マドリー(あぁ名前出しちゃったw)がやってるような、ブランド力と合わせた力業での移籍って、そうそう成立しそうにないわけで。シティーの移籍市場に関して誰が仕切っているのかは定かではありませんが、ここまでの空回りっぷりは正直、カッコ悪いですよね。


今日は他に特に面白いニュースが無かったので、これくらいです。挙げるとすればジェイムズ・ビーティーがストークに移籍したというニュースがありましたが、まぁ大体オチが見えているというか・・・・と思ったら、シェフィールドではけっこう点を取っていたようで。さて、ストークの救世主となりますかね。

posted by Alan Hetarade |17:18 | FAプレミアリーグ | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年01月12日

広島皆実、ポゼッションで圧倒してV

鹿児島城西 2-3 広島皆実
だいたい準決勝を見た時にイメージしたとおりの展開になりましたが、いやはやよく点が入りました。

だいたい皆さん同じ見方になるとは思いますが、やはり組織力で広島皆実のほうが上だった、という事になるのでしょう。鹿児島城西も準決勝よりは落ち着いてせめていましたが、ハーフタイムに監督が指摘していたとおり前線に入れる最後のパスがちょっといい加減で、その点広島皆実のほうが丁寧にポゼッションしてはスペースを上手く使い、攻めていたという印象。

それがシュート数の多さに繋がったわけですしね。あとゲームの展開としては、鹿児島城西はせっかく中盤を支配して同点ゴールを決めたというのに、そこから押し切れなかったばかりか直後に再逆転を許したというのが致命的でした。

鹿児島城西のほうは中盤の選手が大迫ばかり見ていて、逆にそれが故に攻撃を窮屈にしていたなーという印象。サイドにスペースがある場合でも大迫を見て中に、中にと行っては窮屈になるシーンがいくつか見られました。

ま、確かにあれだけ身体を使うのが上手くて相手を抜けるFWがいれば、そこに集めたくなる気持ちも分からんでもないですし、実際これまではそれで上手くいっていたのでしょうがね。ただこの試合に関しては、広島皆実がよくそこをケアしていたな、と。それでも幾度か相手を振り切ってしまった大迫は、実力を見せた、という所でしょうか。


う~ん、ただ今からあんまり厳しい事を言うのもなんですが、あれじゃアントラーズに入っても試合に出られるかというと、それはちょっとな・・・・という気が。

あそこは何と言ってもマルキーニョスの牙城があって、昨シーズンはあの田代ですら試合に出られなくて悶々としていたわけですから。大迫にそれを打ち破れるだけのインパクトがあるかというと、これまでの得点シーンなんかを見てもそういうタイプではなさそうですし、ちょっと苦労するんじゃないですかね。

若手ストライカーという点でもユース上がりの佐々木という選手がいるようですから、タイプがちょっと違う興梠はともかく佐々木と大迫だと体格も似たようなものなので、下手すりゃ埋没してしまうのではと。ゲームに出られないまま歳だけ喰って腐っていくのはもったいないと思うのですが、う~ん・・・・

まぁもう鹿島を選んでしまった以上そこで頑張るしかないわけで、あとは本人次第ですがね。いきなりローンでどこかに出してしまうというのも手かもしれませんが、さてどうなるやら。


大迫兄弟が大迫2人が(ご指摘いただきましたので訂正します、すみませんでした)Jリーグに進むという鹿児島城西に対して広島皆実の選手のほうがイマイチ進路の話が伝えられていなかった気がしますが、サンフレッチェのユース出身選手が多いということで、そのまま広島でプロのキャリアをスタートさせる選手もいるのかいないのか。

村田、谷本、玉田あたりは突破力もあったしパスのセンスもなかなか光るものがあった気がするので、順調に力を伸ばしていけば良い選手になるのでは、と思います。

posted by Alan Hetarade |17:26 | その他国際大会【サッカー】 | コメント(13) | トラックバック(2)
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2009年01月12日

チェルシー敗れ、“赤vs赤”へ?

Manchester United 3-0 Chelsea
【M:45.Nemanja Vidić, 63.Wayne Rooney, 87.Dimitar Berbatov】
前半の展開だと最後こんなスコアーになるとは思いませんでしたが、それだけヴィディッチの先制点は大きかったのかな、という印象。

夜ちょっと出かけていた自分としてはかなりおねむーな状態で試合を見ていたので後半に関してはラスト20分くらいの記憶が曖昧なのですが、前半はどちらも決め手を欠いて、トップの選手がずるずると中盤まで下がってきていたのが目に付きました。あのドログバが、最終ラインの手前くらいまで下がってボールを貰ってましたからね。それほど、両チームが厳しい守備をやっていたのかなと思います。

が、しかし。結局CKからヴィディッチのヘッドが決まり、ユナイテッド先制。チェルシーは前回のフラム戦でもセットプレイから2失点したわけですが、その点でまったく修正が効いていないということが露呈してしまいました。ベルバトフはおそらくシュートを狙っていたと思われるので、それが当たり損なってファーに流れたのはユナイテッドからすればラッキーだったでしょうが、そもそもベルバトフには競り負けているわけだし、それに合わせたヴィディッチもフリーでしたからね。ファーサイドがお留守になっちゃってた辺り、フラム戦での2失点目と同じような形だな、と。

後半に入るにあたり、スコラーリ監督がデコを下げてアネルカを入れたのは、間違った判断ではなかったと思います。前半のデコは1本1本のパスが弱すぎてカットされるシーンが多く、完全にブレーキになっていましたからね。

ただこれがチェルシーのもう1つの問題なのですが、結局ドログバとアネルカが並んでもあんまり機能しない。ドログバの状態があんまり良く無さそうに見えるのでそういうのもあるんでしょうが、どうも使われ方が中途半端になってからアネルカのゴールも随分と減ったような印象があるのが気になるところ。

もっともこの試合それ以上にショッキングだったのは、近ごろゴールが少ないと言われていたマンチェスター・ユナイテッドが、カルヴァーリョ、テリーの鉄板CB2人を揃えたチェルシーから3点を奪った、という事実でしょう。ファーディナンドを欠きながらもエヴァンスがきっちり仕事をして(流石に力はまだまだヴィディッチの方が上だな、という程度ではあったにせよ)無失点に抑えたのとは、対照的でしたね。

う~む、しかし如何せんあまり試合を覚えてないので、これ以上は書けない・・・・ もう1度、見直そうかしら?(笑)



何にせよ、これでチェルシーは42ポイントのまま、一方ユナイテッドは消化が2試合少ない状態で41ポイントまで伸ばしてきました。リヴァプールは46ポイントなので、もしユナイテッドが未消化分の試合を2つ勝ったとすれば逆転している・・・・という状態に、遂になってしまいました。

チェルシーはスタンフォードでいまひとつ、そして強さを誇ったアウェイでもこのように完膚なきまでにやられたーってことで、タイトルレースからは1歩後退かな。

というか、公式戦ここ11試合の戦績が3勝6分2敗って、さり気に相当まずい気がするんですが(3勝はCFRクルージュ、ボルトン、ウェストブロム)。サウスエンドとのFAカップ再試合で自らの首を絞めているわけですし、その後は下位のチームが相手とはいえ“苦手な”スタンフォード・ブリッジで2試合。このどちらかでもポイントを落とすとまずいでしょう。で、2月はリヴァプール、アストン・ヴィラとの大一番が控えている上、CLのユーヴェ戦もあります。

1月はもう厳しい相手と当たらないのがせめてもの救いではありますが、逆にそこで躓いて2月に入るようだとがたがたっと行きかねないわけで、こりゃあ1月に行われるプレミアの2試合、ストーク戦、ボロ戦が見ものですね。幸いストークはアウェイの戦績がボロクソですしボロも最近調子が良くないわけですが、逆に言うとこの2試合で6ポイント取れなかったら相当問題があるよ、となるわけで。下の相手だからこそ落とせないゲーム、という事になりそうです。


さて。リヴァプールとユナイテッドの位置関係については上に書いたとおりなんですが、4位アストン・ヴィラ、5位アーセナル、6位エヴァートンの3チームが着実に勝利を得たため、チェルシーとこれらのチームの差がぐーっと縮まりました。上位争いというとおそらくこのエヴァートンまでのチームという事になるでしょう。ウィガンがユナイテッドに勝てばウィガンも入ってきますが、まぁ流石にそれは無いと思うし(笑)

優勝争いは“赤vs赤”になって、その下では4チームが叩き合い・・・・なんて展開になるのでしょうか。

しっかし、エヴァートンのここから3試合の相手が、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルって、もはや何がなんだか(苦笑) FAは厳しいですねぇ。

posted by Alan Hetarade |12:57 | FAプレミアリーグ | コメント(10) | トラックバック(0)
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2009年01月11日

リヴァプールには狭すぎたピッチ

Stoke City 0-0 Liverpool
しっかし改めて見ても、ブリタニア・スタジアムのピッチの狭いこと狭いこと(笑)

今シーズンが始まるにあたり“デラップのために”幅を1mずつ削り、横幅は規定ギリギリの70ヤード(約64m)。スタジアムの大きさならまだしもあそこまで目に見えてピッチが狭く、オフのエリアが広いスタジアムはそうそうありませんて。オールド・トラッフォードのゲームでは助走があまり取れずデラップのロングスローは不発に終わったわけですが、ブリタニア・スタジアムではたっぷり助走できますからねぇ。まさに彼のためのスタジアムですな。


で、そんな狭いピッチがリヴァプールを苦しめた要因の1つなのかな、という印象を持ちました。もちろん単純にパスの供給源であるシャビ・アロンソを欠いたこと、ストークのごつごつとしたフィジカル勝負に苦戦したということもあるのですが、それ以上にピッチの狭さから窮屈なプレイを強いられたことが、いつものリヴァプールのフットボールを披露できなかった最大の原因かな、と思います。

リヴァプールというとシャビ・アロンソやジェラードがピッチをワイドに使った展開をし、そこからSB、あるいはウィンガーがドリブル、クロスで攻撃のリズムを作る。そしてトーレスもオープンスペースを使うことが上手い選手で、ジェラードと共にその間隙を縫ってのゴール、というのがお得意の得点パターンです。

ところが、ブリタニア・スタジアムは上述のとおり狭い。まずこれでサイドのスペースが潰れました。前半からベナユンは、元々そういう傾向のある選手とはいえ中に、中にと入ってしまいましたし、結局リエラも殆ど生きず。まずこれで、形の1つが潰れました。

で、トーレスを投入したもののストークはムリをしてラインを上げなかったため、結局スペースが生まれず、四苦八苦。ルーカス、マスチェラーノのプレイメイクがシャビ・アロンソほどではなかったというのは事実でしょうが、ただでさえ普段よりスペースが無い中でのプレイメイクは、彼らには荷が重かったという事なのでしょう。


そういう時はシャビ・アロンソのミドルなんかもオプションになったりするのでしょうが、それもありませんでしたからね。あと個人的には、サイドで半ば強引にでも仕掛けてくれるエル・ザールがこういう展開では効くかな~と思ったんですが、最後まで出番はありませんでした。

アーセナルもやられたブリタニア・スタジアムですが、ピッチの狭さ、そしてあのサポーターが作る素晴らしい雰囲気が、アウェイチームにとっては相当プレッシャーになるのかな、と。どこのチームも繋ぐことを前提にすれば嫌ですからね、スペースが無いというのは。その点ストークのフィジカル勝負にかけるフットボールだと、むしろ密集地帯で無理やり相手を吹っ飛ばすくらいの勢いでの勝負に持ち込んだほうが有利ですから、だからあんなにやたらとホームでの成績が良いんだろうなぁ。

まぁレッズファンとして願望を込めて言わせていただくなら、今シーズンの傾向からすれば今日の赤青対決は灰色決着になるから、今週終わってもリヴァプールは首位を守った、ってことになるんじゃないんでしょうか(笑)


Aston Villa 2-1 West Bromwich Albion
【A:18.Curtis Davies, 41.OG(Scott Carson)】
【W:49.James Morrison】
う~ん、イングランドの若手監督として期待の高いウェストブロムのトニー・モウブレイ、研究熱心との評判なんですが、確かに戦術面での指導やモチベーターとしてはかなり良いものを持っているとは思うものの、正直選手起用に関しては下手なんじゃないか、という気が。

先日のマンチェスター・シティー戦でも、相手のセットプレイのシーンでグリーニングを下げ、直後そのプレイで失点。結局その後ベドナーシュがゴールを挙げて勝ったから良かったのですが、この試合も好調ベドナーシュをベンチスタートにした采配が、結果的に裏目に出てしまいました。先発したムーア、何も出来ませんでしたからね。後半から入ったベドナーシュは身体を張ったプレイで味方に喝を入れ、チャンスも作りましたから。

ま、最後エキサイトしてレフェリーに文句垂れてイエロー貰うあたり、彼らしいんですけど(苦笑)

話をモウブレイに戻すと、彼が指導者として優れた資質を持っていることは確かだとは思うので、あとは采配の面で彼をサポートできる懐刀が欲しいところ。それさえあれば、かなり良い方向にチームを導けると思うんですけどね~。まぁアシスタントに関してはある意味監督以上に人材を探すのが難しいとは思うので、こればっかりはそういう人が見つかると良いな~、としか言いようが無いのですが。

アストン・ヴィラは後半押されましたが、アシュリー・ヤングとアグボンラホール、ミルナーの前線3枚が元気だったので、まぁこんなものじゃないですかね、3ポイント取れてよしとすべきかと。そしてショーリーの不調を受け昨年の11月辺りからLBにコンバートされたルーク・ヤングが徐々にこなれてきたのかな~、という印象を受けました。遂にシザースまでやりだしましたよ、RBの時ですらやってた記憶ないのに。こりゃあますますショーリー、出番ねぇぞ(苦笑)


Middlesbrough 1-1 Sunderland
【M:45.Afonso Alves】
【S:82.Kenwyne Jones】
なんだかどっちもどっちだなぁ、という内容のダービーマッチになってしまいました。

まずボロですが、まぁ~アフォンソ・アウヴェスのやる気のあるときと無い時の差の激しいこと激しいこと(笑) 一応ゴールは決めましたが、やっぱりシーズンを通して、タスクをこなせているとは言えませんよね。昨シーズン、アリアディエールとトゥンジャイの2トップで前線からガンガン走り回ってた頃のほうが、良いイメージがあるんだよなぁ。

アリアディエールもやる気によって随分パフォーマンスが違ってくる選手ですが、少なくともトゥンジャイと並べて使っている限りは彼を見習ってなのか走り回っている印象がありますし。対してアウヴェスは、自分からボールを呼び込む動きとか、中盤からの展開に絡もうだとかいう意思が、殆ど感じられないじゃないですか。トゥンジャイに仕事を丸投げしているというか。前半、ゴールを挙げるまでのパフォーマンスは酷いもんでした。

今はアリアディエールが怪我でいないのでこの2トップでやるしかないのでしょうが、だとしたらもっとアウヴェスにも、やる気を出してもらわないと。やろうとして出来ないのではなくて、彼の場合やる気が無いわけですからね。こりゃあ如何なもんだい、と言いたくなります。


対するサンダランド。色々ウワサが立っているディウフですが、ちょっと機能していませんでしたね。途中から入ったアンディ・リードと、明暗分かれてしまいました。

ジョーンズ、シセの2トップはこの試合では不発でしたが、こと身体能力の高さに関してはプレミアでこの2人にかなうペアを揃えているチームは無いんじゃないかと思えるくらいですから、もっと単純にそれを生かしても良いのではないか、と。まともにヘッドで競り合ってジョーンズに勝てる選手はそんじょそこらにはいないわけですから、早い段階からぽんぽんクロスを放り込んでも良いと思います。

ディウフもクロスが放れないわけではないと思うのですが、この試合では中に持ち込もうとしては失敗するシーンが目立ちました。その点リードは自分は引いたところに構えつつ、前線の選手を生かすようなパスを供給することに徹していて、それが上手くいったという印象。クロスボールでサンダランドの攻撃を作りましたし、得点シーンでも彼のスルーパスにヒーリーが抜け出して、その折り返しをジョーンズがどーん、という形でしたからね。

とにかくサンダランドの中盤は、ジョーンズ、シセという怪物2人を抱えているわけですから、ひたすら彼らを生かすことを心がけるべきかと。その下辺りにリチャードソンなんかが絡んでいけると良いんですが、やはり怪我の影響か、このゲームではイマイチでした。彼の左足は面白いですから、期待してるんですけどねぇ・・・・

posted by Alan Hetarade |15:12 | FAプレミアリーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
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2009年01月10日

高校サッカー見ました

とはいえ、すんげー適当な見方だったので、軽く書くのみに留めますが(笑)

まず準決勝の1試合目は、鹿児島城西が前橋育英を5-3で破りました。前半の段階で4-3になってたことを考えると後半は落ち着いたゲームになりましたが、とはいえゴールの半分くらいはアタッカーが凄かったというよりは守備側のミスから生まれたものだったので、正直締まらない試合だったなぁ、と。

鹿児島城西のほうが攻撃力は確かに上っぽかったですが、どちらかというと“前橋育英の守備の方が鹿児島城西より酷かったから鹿児島城西が勝った”という試合でしたからねぇ。前橋育英の守備陣はクロスに対するマーキングがガタガタだったし、何より高い位置であまりにもボールを取られすぎ。繋いでビルドアップするのが理想ではありますが、それが出来なかったらセーフティーに行くべき。その辺りを試合の中でまったく修正できていないのが残念でした。

う~ん、厳しい言い方になってしまいますが、正直準決勝であればもうちょっとレベルの高い試合をしてほしかったところ。ハーフタイムで両チームの監督が怒っていたという事実が、それを示しているでしょう。大きいスタジアムの雰囲気に飲まれたのでしょうかね。


対する2試合目は一転して堅い試合となりましたが、広島皆実が鹿島学園を下しました。スコアーは1対0ですが、前半から広島皆実がポゼッションで圧倒していましたし、かといって鹿島学園がカウンターからチャンスを作り出せていたわけでもなかったので、ほぼワンサイドだったかな、と。あのオフサイドでゴールが取り消されたシーンは惜しかったですがね。

決勝だと「攻撃の鹿児島城西vs守備の広島皆実」みたいな感じの構図で取り上げられそうですが、準決勝だけ見て語るのは早計だとは感じつつも言わせていただくと、ポゼッション、またゲームの組み立て方、ビルドアップという点では広島皆実のほうが着実にやっていた印象があるので、鹿児島城西が攻め立ててそれを広島皆実が耐える、みたいな展開には案外ならないんじゃないかという気がします。むしろ大迫はカウンターからゴールを狙う事になるのかも。ま、こればかりはやってみないと分かりませんが(苦笑)

広島皆実はこの大会ここまで音無しだったエースの金島がゴールを挙げていい気分で決勝に臨むでしょうから、鹿児島城西としてももう一度今日のゲームを分析して、守備を引き締めることが必要でしょう。監督はその辺り当然分かってることでしょうから、そこら辺がどう修正されているかが、決勝では見ものですね。

posted by Alan Hetarade |16:59 | その他国際大会【サッカー】 | コメント(3) | トラックバック(0)
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