2007年03月31日
NEWS:Benitez calls for end to "crazy" Euro 2008 system
かつてこのブログで、モウリーニョ監督が「強豪国と弱小国が戦うことなど意味が無い。」と現行のユーロ予選を非難したことを取り上げたが、今度はベニテス監督も同じような趣旨の発言をしている。彼はチャンピオンズリーグのように予備予選を導入すべきだと主張している。イングランドvsアンドラの試合を見て、次のように語っている。
「あんな試合に何人かの選手が“巻き込まれた”ということに、監督として失望している。AとBがきちんと競えるのならば良いんだけどね。チャンピオンズリーグと同じ方式にすべきだ。多くの人がテレビであの試合を見ているわけでもないんだから、私にはこの状況が理解できない。誰の関心も無いまま選手が怪我のリスクを負って走り回るのが世界中で見られているなんて、“クレイジー”だ。小国の監督にとって、サンマリノが13-0でドイツに負けたように、何点差で負けようが変わらないだろう。」
さらにこのベニテス監督の意見に同意するのが、今日リヴァプールと対戦するアーセナルのヴェンゲル監督だ。
「もし良い試合を見たいと思うなら、互いが勝つためにプレーして何が起こるか分からない状態である必要がある。だから多くの代表チームの監督は気の毒だ。もし前半20分までに2-0でリードしてほしいと思ってそれが出来なかったら、ブーイングだ。だが相手は0-0でいることにしか興味が無くて、それがすべてなんだからね。」
普段は激しい舌戦を繰り広げるプレミアリーグの監督が、ユーロ予選の件に関しては見解が一致しているというのは、非常に興味深い。クラブの監督からすれば、過密日程の中で選手が代表戦に駆り出されてさらに怪我のリスクが増すというのは、耐えられないことなのだろう。
ユーロ予選については、確かに再考の余地がある。各監督の発言にはクラブレベルでのエゴというものも含まれているだろうが、現行のシステムは肥大化しすぎている。試合数も多ければ予選にかける期間もとても長い。予備予選の導入を検討する価値はある。ただ現実的に見たとき、小国の救済を掲げてUEFA会長の座を射止めたプラティニが果たしてそれらを実行するかといえば、可能性は低いのかもしれない。
posted by Alan Hetarade |16:12 |
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2007年03月28日
NEWS:Ronaldo rocked by injury worry
ポルトガルのエースであるクリスチアーノ・ロナウドだが、今夜行われるユーロ予選のセルビア戦には出場できないようだ。火曜日の練習中に左足の踵を痛めたためで、念のためアイシングをして様子を見ている。重症ではないということだが、彼はマンチェスター・ユナイテッドの方でもこれから数多くの試合をこなさなければならないということで、大事を取って休ませるようだ。ただスコラーリ監督としてもやはりロナウドは使いたいところであり、最終的な判断によっては出場の可能性も無いことはない。
ポルトガルはグループAで首位ポーランドより消化試合が1つ少ないとはいえ、現在まだ3位に留まっている。ホームでは3戦3勝しているものの、アウェーではフィンランドと引き分け、ポーランドに負けている。そして今日のセルビア戦はアウェー。エースを欠くポルトガルにとっては、正念場となる。
Arsenal and Chelsea fined over brawl
カーリングカップ決勝戦での乱闘騒ぎについて、FAはチェルシーとアーセナルの双方に、10万ポンドの罰金と懲戒処分を下した。私はゲームを見ていないので何とも言えないが、結局のところはチーム全体としては、喧嘩両成敗ということになった。
因みに選手としては、アデバヨールに罰金7,500ポンドと注意処分。レッドカードが提示されたにも拘らずフィールドを離れなかったことについての罰である。
posted by Alan Hetarade |16:25 |
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2007年03月26日
NEWS:Fergie Lines Up Micah Raid
選手の移籍に関する噂というのは常に飛び交っているものであり、どの情報が正しいか断定するのは難しいが、マンチェスター・ユナイテッドがリストアップしている選手についての記事があったので、取り上げてみた。
まず名前が挙がっているのは、ユナイテッドのライバルチームであるマンチェスター・シティーの18歳、ミカ・リチャーズ。彼は本当に引く手数多といった感じで、他にもチェルシー、トッテナム、リヴァプールが獲得を狙っている。特にチェルシーはライトバックの穴を埋められるためかなり気合を入れていると思われるが、とにかくリチャーズを巡る争いは過熱している。ただシティーとしてもこんな金の卵をやすやすと売り渡すはずもなく、移籍する時には移籍金が莫大な額となりそうだ。
また他にユナイテッドがリストアップしているとされる選手は以下の通りだ。果たしてこの中から来年、オールド・トラッフォードのピッチに立つ選手は出てくるのだろうか。
もはや公然と獲得を希望している、バイエルン・ミュンヘンのオーウェン・ハーグリーヴス。
これもリチャーズと同じく多くのチームが狙っているとされるウェールズ代表の若干17歳、サウサンプトンのギャレス・ベイル。
バルセロナのデコ。もし実現すればかなりの大物なのだが可能性はどうだろうか。
そしてフィーゴ、シモン、ロナウド、クアレスマと同じくユース上がりの、スポルティング・リスボンの20歳、ナニ。
Rams To Raid Pne For Nugent
他の若手選手に関する噂も出ている。先日イングランド代表に招集されたプレストン・ノース・エンドのデイヴィッド・ニュージェントについて。この選手も、夏の動向が注目されるだろう。
このニュージェントを狙っているのが、現在チャンピオンシップで首位を走っているダービー・カウンティ。昨年までプレストンの監督を務めていた現在のダービーの監督であるビリー・デーヴィスが、チームがプレミアシップに昇格した際にはニュージェントに声を掛けるそうだ。
但しプレストン自体が現在4位という良い位置につけており、自動昇格となる2位まで僅か3ポイント差、また1位のダービーとも5ポイント差と、まだまだチャンピオンシップの行方は分からない状況だ。ニュージェントについては記事内でボルトン、エヴァートン、マンチェスター・シティーも興味を示しているとされている。
Pardew is ready to get steady Freddy
最後にもう1人。チャールトンのパーデュー監督は、チームがプレミアシップに残留しようが降格しようが、サウスエンド・ユナイテッドのフレディ・イーストウッドを狙っているようだ。もしチームが降格した場合、ダレン・ベントの流出は避けられないためだ。
サウスエンドはチャンピオンシップのチーム。ここまで24チーム中22位と降格圏に入る苦しい戦いとなっている。降格争いをしているのはチャールトンも同じだが、パーデュー監督としては是非ともチームをプレミアシップに残留させた上で、このイーストウッドを獲得したいところだろう。
posted by s_co_log |16:25 |
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2007年03月25日
NEWS:Thriller at Wembley
新生ウェンブリーで行われた、イングランドvsイタリアというU-21代表の親善試合。両者は今夏行われるU-21欧州選手権で対戦するため、重要な試合となった。既にパッツィーニのハットトリックは大きな話題として扱われているのでご存知かとは思うが、一応経過を追ってみる。
パッツィーニの1点目は、開始わずか29秒でのゴールだった。20mほどの距離からパッツィーニが放ったシュートは、アントン・ファーディナンドに当たってコースが変わったものの、そのままゴールとなった。イングランドは30分、ベントリーがFKを蹴った。GKのクルチがこれをクリアーできず、そのままゴールとなった。
後半に入り52分、ダービシャーの素晴らしいスルーパスをルートリッジが流し込み、イングランドが勝ち越す。しかしその僅か1分後、完全にスペースに抜け出したパッツィーニがネット上部にシュートを突き刺し、またも同点になる。
イングランドの2点目を決めたルートリッジは、ミルナーと交代となる。するとミルナーはピッチに入ったわずか1分後の58分、クロスボールでダービシャーのゴールをお膳立て。こうして52分からの7分ほどで目まぐるしく展開が変わり、ここでイングランドが再びリードを奪う。
だが68分、最後はやはりパッツィーニ。至近距離から低く強烈なシュートを決め、新ウェンブリーのこけら落としとなった試合でハットトリックを達成した。この後はパッツィーニも79分に退くなど両チームとも多くの選手交代をし、試合はそのまま終わった。
なおこの試合、90,000人を収容できるというウェンブリーに集まったクラウドは、55,700人。U-21イングランド代表の試合としては史上最高の数だったようで、また安全面等の運営もウェンブリー側はそつなくこなし、どうやらこのままFAカップ決勝戦開催へゴーサインが出るようだ。試合も点の奪い合いとなったことだし、いかにA代表の試合が煮え切らない結果になろうと、新しい“聖地”の中身にも試合内容にも満足できた観客にとっては、幸せな一日だっただろう。
posted by s_co_log |19:27 |
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2007年03月24日
さてあの試合を見て、あまりコメントするようなことも無いので、率直に申し上げて記事を書くモチベーションがそこまで沸いてこないのだが、折角オシムJAPANの2007年最初の試合なのだし、書ける限り書いてみようと思う。
まず相手のペルー代表があんな状態であり、また日本代表も2日しか練習をしていない状態で迎えた試合なので、あまり流れの中から点が奪えなかった事に関しては心配する必要はないだろう。ゲームが退屈な流れになる事は分かっていたし、なかなかそれを打破して点を奪うというのは難しい事だ。今日は得点を奪って気分良く勝てればそれでいい。それだけの試合だった。
中村俊輔と高原だが、互いに決して出来が良かったとは言えなかったものの、日本に戻ってきてその長所は存分に見せつけた。中村俊輔はセットプレーの精度、高原は好調なFWが持っている決定力だ。またやはりこの2人くらいのレベルになると互いに“分かっている”ようで、中村俊輔と高原がパスを交換する時は非常にスムーズな、というより可能性を感じさせるシーンが何回か見られた。
また高原や中村俊輔がやはり国内組と違うと思わせたのは、ファウルをもらいにいくプレーが出来るという事だ。1点目のFKも高原がもらったファウルからだった。例えば駒野などは、相手に肩を掴まれても強引に突破しに行っていたが、あのシーンなどは手をかけられたら素直に倒れてファウルをもらうべきだ。ましてや中村俊輔というプレースキックのスペシャリストがいるのだから、なおさらである。多少強引にでも仕掛けてファウルをもらうというプレーが、まだ国内組の選手には足りないように感じられた。
2人の他に日本でよかった選手は、遠藤と中村憲剛、それに水野といった辺りだろう。中村憲剛については、もう少し高いポジションでのプレーが見たかった。残念ながらディフェンスの選手については、ペルーがあんな感じだったので、今日に関しては簡単な仕事だったという認識しかない。
最後に観客について、気に入らなかったのが二点ほど。まず闘莉王がオーバーヘッドでボールをクリアーしたシーンで、大歓声が起こったこと。バイシクルキックはもはや常識的なプレー、ましてや守備をする選手はよくやる事である。
そして第二は、オシム監督が高原と中村俊輔を交代させた際に、特別な拍手が起こらなかったこと。巻の交代もそうだが、ああいった交代は活躍した選手の労を労い、観客からの喝采を受ける機会を与えているという意味もある。それが分かっていない。もっとも代表戦の試合なので、仕方ないという部分はあるだろうが、観客の質を上げるという点で、もう少しそのあたりの理解が深まると良いのではないか。
posted by s_co_log |21:49 |
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2007年03月22日
NEWS:Young Called Up By England
先週末のリーグ戦で負傷していたミカ・リチャーズは、結局ユーロ2008予選のイングランド代表から外れる事となった。これで当初発表されていたメンバーからは、ギャリー・ネヴィルとダレン・ベントに続いて、3人目の離脱である。今回リチャーズの代わりに招集されたのは、チャールトンのルーク・ヤング。彼が代表に加わるのは約1年半ぶりだそうだ。
降格が濃厚となっているチャールトンの中では、良いプレーをしていた印象のあるヤング。ただしメンバー発表後のリーグ戦での負傷で3人も予定していた選手が居なくなってしまったというのは、イングランド代表にとって大きな痛手であることは間違いない。
*当初、ルーク・ヤングはワトフォードの選手だと記載していましたが、正しくはチャールトンの選手でした。お詫びして訂正いたします。すみませんでした。
ご指摘いただいたlondonaz19さん、ありがとうございます。
U21s squad updates
このブログのコメント欄でもlondonaz19さんが紹介してくださったが、25日に対イタリア戦に臨むU-21イングランド代表も発表されている。夏にオランダで行われるU-21欧州選手権では両チームが同組に入っており、今回は非常に重要な親善試合ということになる。
殆どがプレミアリーグで活躍する選手だ。最年少はつい昨日に19歳になったばかりの、ミドルスブラのリー・カタモール。こちらも当初のメンバーから少し入れ替わっていて、クリスタルパレス戦で怪我をしたというウェストブロミッジのカーティス・デーヴィスに代わってアストン・ヴィラのリッジウェルが、そしてA代表に招集されたニュージェントに代わって、バーミンガムのキャメロン・ジェロムが入っている。
なおミドルスブラのアンドリュー・テイラー、ニューキャッスルのスティーヴン・テイラーもそれぞれ怪我のため、今回の代表には呼ばれていない。さらにサイトに名前は出ていないものの、テオ・ウォルコットも肩の手術があるため、メンバーには入っていない。
Gerrard Collects Mbe
そんな中、リヴァプールのスティーヴン・ジェラードに関するおめでたいニュースがあった。前々から決まっていた事だが、この度バッキンガム宮殿での式典に臨み、正式に大英帝国勲章を授与された。チャンピオンズリーグ優勝の功績によるものだ。
但し今回ジェラードが授かったMBEというのは、5つある勲章の中では最も下位のものである。因みにアレックス・ファーガソンやボビー・チャールトンは、上から3番目の爵位であるCBEを授与されている。なおデイヴィッド・ベッカムは、4番目のOBEであり、まだジェラードより“上”である。
posted by s_co_log |17:44 |
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2007年03月21日
NEWS:Neville cool over new caps record
ギャリー・ネヴィルがユーロ予選に臨むイングランド代表のメンバーから外れた事は既にご存知かと思うが、その弟であるフィリップ・ネヴィルはきちんとメンバーに入っている。そのため、テル・アヴィヴで行われるイスラエル戦にフィルが出場すれば、“兄弟でのイングランド代表キャップ数”の最多記録にネヴィル兄弟が並ぶ事になる。そしてアンドラ戦にフィルが出場した時、その記録は更新される。
この記録を現在保持しているのは、あのサー・ボビー・チャールトンと、その兄ジャック・チャールトンの兄弟。キャップ数はボビーが106、ジャックが35で、合計141。現在ネヴィル兄弟はギャリーが85、フィリップが55ということで、合わせて140。イスラエル戦にフィリップが出場すれば141でチャールトン兄弟に並び、アンドラ戦にも出れば142となって、新記録達成となるのだ。
「正直に言って、僕らより両親や祖父母にとってこの記録は重要だろうね。彼らはとても誇りに思うだろうから。でも僕とギャリーにとっては、サー・ボビーやジャックと同等に名を挙げられるなんて恥ずかしいな。彼らはイングランドに大きなものもたらした偉大なプレーヤーなのだから。僕らはまだ何も得ていないから、そういうことで尊敬されるというのは、いささか恥ずかしいね。」
さすがにフィリップ・ネヴィルも、あのボビー・チャールトンの持つ記録に並ぶとなると、謙遜しきりである。これからも代表にとって不可欠な存在であろうネヴィル兄弟だが、記録達成の試合を是非とも勝利で飾り、イングランドにユーロ2008出場権をもたらしたいところだ。
Corradi On His Way Home?
当然といえば当然のニュースである。マンチェスター・シティーのベルナルド・コッラーディは、イタリアへの復帰を模索しているようだ。代理人のモレーノ・ロッジが示唆したようである。
コッラーディはシティーで今季わずか3ゴールしか決めておらず、まったくイングランドの水に馴染めていない。シティー自体が深刻な得点力不足に陥っているのだが、その原因の一つはアテにしていたこのコッラーディが完全な不発に終わった事であり、チームとしても来年以降、彼をとどめておくとは思えない。近ごろはムペンザが来たこともあり、出場機会も減っている。
なお記事によると、コッラーディはイタリアへ帰った場合、イギリス発の大人気リアリティ番組“I'm A Celebrity - Get Me Out of Here”のイタリア版でスターとなった同郷のガールフレンド、モデルのエレーナ・サンタレッリとより近くで生活しようと考えているそうだが、それが彼の真意かどうかは不明だと言っておこう。
posted by s_co_log |17:46 |
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