2007年02月28日
NEWS:Fabregas Denies Real Link
先日ようやく冬の移籍市場が閉じられたと思ったら、もう夏へ向けての噂が色々と出回っている。間違いなくその中心にあるチームの一つは、レアル・マドリー。しかしそのレアルがリストアップしていると思われる選手の1人、セスク・ファブレガスは、アーセナルでプレーする事に満足しているようだ。
「何時であれ自分に関して良い噂話が立つのは結構な事だ。でも僕はアーセナルにいて幸せだし、皆からも信頼されている。ビッグクラブにいてヴェンゲルのような監督に全幅の信頼を寄せていられるというのは、すごく重要なことなんだよ。代理人がレアルと話をする時間が無いと言うんなら、話はしていないんだろうね。僕は彼を信頼しているよ。」
もしセスクがレアルに行かないようであれば、カルデロン会長は噂されている通り、間違いなくクリスチアーノ・ロナウドに狙いを定めるであろう。このようにセスクが真意はどうあれ明確に噂を否定した今、ロナウドが移籍に関してどのような発言をするのかというのは、興味深い。
Mourinho Bemoans United Luck
記事のタイトルからして“モウリーニョがユナイテッドの幸運を嘆く”という事で、いつも強気な彼にしては珍しい発言なのかもしれない。
「今シーズン、ユナイテッドは怪我人も無く全ての選手がプレーするのに支障が無い状態にある。」
と、まずは怪我人が続出してまともな布陣を組めなかった自チームと比較し、ユナイテッドの状態が良い事を強調した上で、さらに“幸運”が彼らの快進撃を後押ししていると語っている。
「CLのリール戦でのギッグスのゴールは認められないものだ。フルハム戦では負けに値するような試合をしておきながら勝った。トッテナム戦では0-0からロナウドがダイブしてPKを得て、4-0で勝った。全てが彼らのサイドにあるようだが、これもフットボールだ。」
この後「6ポイント差に詰めればまだ全てがオープンだ。」と本来の強気の姿勢に戻ったモウリーニョだが、彼からすれば自チームと比較して、全てが上手くいくユナイテッドの姿を嘆きたくなるのも、仕方ないのかもしれない。昨日のFAカップでもユナイテッドはレディングに勝利し、再試合ながらベスト8に進出した。このままいけばFAカップでも当たる可能性がある両者だが、果たしてシーズンが終わった時にモウリーニョはユナイテッドを嘆くのか、それとも高笑いしているのか・・・・・・
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2007年02月27日
NEWS:Liverpool confirm Voronin deal
既に前々から噂が出ていた話ではあるが、レヴァークーゼンのウクライナ代表、アンドリー・ヴォロニンの加入をリヴァプールがホームページで正式に発表した。この夏でレヴァークーゼンとの契約が切れるヴォロニン。契約期間などは明らかになっていないようだが、早くも夏の移籍市場において、リヴァプールが一歩を踏み出した。ワールドカップでも良いプレーをしたヴォロニンだけに、期待が高まる。
Rafa may extend Robbie`s Reds stay
そのヴォロニンが加入する事によって立場が怪しくなると見られるのは、今シーズン限りで契約が切れるロビー・ファウラー。しかし先のシェフィールド戦で2本のPKを確実に決めたストライカーに対して、ベニテスはまだ扉を開けているようだ。ここまでなかなか出番を得ていないファウラー、及びリヴァプールのFW全体について、ベニテスはこう語っている。
「ファウラーにチャンスを与えればそれをモノにする力がある事は分かっているさ。それより問題は、我々がタイプの異なる4人のFWを抱えているという事だ。空中戦はクラウチ、広範囲でのハードワークはカイト、ディフェンスの裏へ走りこむのはベラミーだ。土曜日の試合では相手が深い位置でプレーすることが分かっていたから、クラウチに空中戦で勝ってもらい、ファウラーにはそこで働いてもらったりボックスの周りでチャンスを作ってもらったりしたんだ。」
またカイトも「彼はピッチ外でもチームにとって重要な存在だ。彼はクールな頭を持っている良い選手だよ。」とファウラーを評価している。
リヴァプールは選手層が決して厚いとは言えず、登録上はともかくとして実質的なFWは4人だけである。しかしさすがに5人のFWを確保しておけばまずシーズン中、“人不足”に陥る危険性は少なくなるだろう。あとはファウラーが、今程度の出場機会で満足するかどうかだ。
PSV keen on Zenden reunion
同じくリヴァプールの選手、元オランダ代表のボウデヴィン・ゼンデンについては、古巣であるPSVアイントホーフェンが獲得を狙っているようだ。クーマンはゼンデンについて次のようにコメントしている。
「ゼンデンは経験のある素晴らしい選手だ。我々はオランダ人選手の数を増やしたいね。彼はPSVにいい印象を持っている。彼のような選手を探しているんだ。」
しかし当のゼンデンは「PSVでは素晴らしい時間を過ごしたけど、でもまだオランダに帰る前に成さねばならない外国での仕事を終えたという確信は無いね。」と、やんわりと噂をかわしている。
ゼンデンは大怪我によって昨シーズンの中盤以降を全て棒に振った上、今季も怪我で序盤戦で直ぐに離脱してしまい、近ごろようやく戻ってきたばかりである。昨夏にはプレミアに順応できなかったクロンカンプがリヴァプールからPSVに移籍した例もあるが、ゼンデンの移籍が実現するかどうかも、今シーズン残りの試合でのプレー内容によって決まるのかもしれない。
posted by s_co_log |13:23 |
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2007年02月26日
Wigan Athletic 1-0 Newcastle United
29分にライアン・テイラーがシビエルスキーに対して犯したファウルで、ニューカッスルがPKをゲット。しかしソラーノのPKがキーパーにセーブされると、直後の40分にそのテイラーがFKを直接入れた。ウィガンは6選手がイエローカードを提示されたもののそのまま逃げ切り、16位シェフィールドに1ポイント差と迫った。
Tottenham Hotspur 4-1 Bolton Wanderers
まさにロビー・キーンの独り舞台。11分と22分に立て続けに2点を奪ったものの、36分にペナルティエリア内でハンド。よほど悪質だったのか、一発退場となった。それでも試合はトッテナムが大勝している。FAカップから2試合続けての4得点となった。
Blackburn Rovers 3-0 Portsmouth
開始わずか1分で先制ゴールを奪ったノンダが、2得点1アシストの大活躍。なお3点目は、リヴァプールから移籍してきたウォーノック。ポーツマスはこれで8位となり、かなり苦しくなってきた。
posted by s_co_log |23:20 |
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2007年02月25日
Fulham 1-2 Manchester United
Starting Lineup
フルハムはマクブライドの1トップで、中盤を厚くする布陣。対するユナイテッドの右サイドは、ウェズ・ブラウン。リール戦で値千金のゴールを奪ったギッグスが今日も左サイドに入り、ラーションを前に据え、ルーニーが流動的に動く形を取った。
First Half
積極的に攻めるフルハムが17分、スルーパスを狙う。パス自体は通らなかったが、サイモン・デーヴィスが諦めずにボールを追いかけた。すると、ブロックに入ったヴィディッチとクリアーしようと出てきたファン・デル・サルが近づきすぎてしまい、クリアーが非常に中途半端なものとなった。これをマクブライドが拾い、ファーサイドへ冷静に流し込んで、フルハムが先制した。
ユナイテッドは25分にロナウドが右サイドを駆け上がり、DFを振り切ってシュートを放つものの、これは枠外。しかし直後の29分、カウンターから左サイドでボールを受けたルーニーがクロスを上げる。逆サイドからギッグスが走りこみ、ボールに強いスピンをかけつつ逆サイドに流し込むという、非常に高度なボレーシュートを見せる。これが狙い通りにサイドネットを揺らし、ユナイテッドが同点に追いつく。
中盤の主導権は完全にフルハムが握っていた。ユナイテッドはボックス前で、プレッシャーこそかけるものの、フルハムからなかなかボールを奪えない。試合はフルハムがビルドアップし、ユナイテッドは前線のスピードある選手を使ったカウンターを狙うという構図のまま、前半を終える。
Second Half
またもチャンスを掴んだのはフルハム。48分にマイケル・ブラウンがヘディングシュートを放つが、これはファン・デル・サルがキャッチ。51分にはそのブラウンがクロスを上げ、走りこんだラジンスキーが決定的なヘディングシュートを放つが、ボールはバーを直撃した。64分にもサイモン・デーヴィスが惜しいシュート。
試合はフルハム側にさすがに疲れが見え、膠着状態に陥る。ユナイテッドもなかなか決定機を作り出す事ができない。ファーガソンはキャリックに替えてサハを投入し、勝ち点3を狙う。一方のフルハムはラジンスキー、マクブライドを下げて引き分けでもOKという戦いにシフトする。
このまま試合終了か・・・・という空気が流れていた88分、左サイドに回っていたロナウドが、ハーフウェイライン近くでボールを受ける。すると一瞬でフルハムの選手2人を振り切り、最後はブロックに入ったクリスタンヴァルをもフェイントでかわして、ファーサイドのゴールネットにボールを蹴り込んだ。完全な個人技でユナイテッドが勝ち越し点を奪い、そのままフィニッシュとなった。
Summation
まず、フルハムは非常に良い戦いをした。マクブライドを張らせ、中盤からサイモン・デーヴィス、マイケル・ブラウン、ラジンスキーといった面々が上がり、流動的にパスを繋いで、ユナイテッドの守備陣を慌てさせた。ボックス手前とはいえ完全に自由にパスを回すことができた。一方ユナイテッドの守備陣はウェズ・ブラウンがオフサイドトラップを狙ったものの失敗してピンチを迎えたり、失点シーンもそうだが、やや混乱していたきらいがあった。
しかしそんな劣勢の中、最後は完全な個人の力がゲームを決めてしまったのだ。非常に強引な勝ち方であることは事実だ。だが、とにかくロナウドのあの切れ味は凄まじすぎる。今シーズンのユナイテッドを牽引しているのが誰であるか、はっきり示した・・・・ そんな得点だった。
Middlesbrough 2-1 Reading
ヤクブ、ヴィドゥカというボロ自慢の2枚看板が得点を奪い、見事に勝利。今日の試合に臨むニューカッスルとトッテナムに1ポイント差とし、プレッシャーをかけた。飛ぶ鳥を落とす勢いで連勝を重ねていたレディングだったが、今年に入って初の黒星を喫した。
Charlton Athletic 4-0 West Ham United
降格争いの当事者同士、また監督も互いに因縁のある戦いだったのだが、久々にダブル“ベント”の2トップを採用したチャールトンが爆発し、ウェストハムを撃破。ここ最近の戦い振りからすれば当然の結果とはいえ、4点差での勝利、敗戦は両チームにとって非常に大きな意味を持つ。
Watford 0-3 Everton
ここ数試合順調にポイントを重ね、勝てば最下位を脱出できたワトフォードだったが、PKでの失点などが響きエヴァートンの前に屈した。エヴァートンは6位レディングと1ポイント差に迫っている。
Liverpool 4-0 Sheffield United
20分、25分と立て続けにPKでファウラーが2点を奪い、後半にも70分、73分とまたもや短時間の間にヒーピアとジェラードが得点を挙げリヴァプールが完勝。因みに1点目のPKに関してはシェフィールド側が猛烈に抗議したようで、判定からファウラーが蹴るまでに3分を要した上、試合後にはウォーノック監督が不満を表している。
posted by s_co_log |21:45 |
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2007年02月22日
カンプ・ノウでバルセロナを撃破したリヴァプール。同点となってからは、バルセロナを「掌の上で転がしていた」見事な試合運びだった。
試合を見れば明らかに分かることだが、リヴァプールの戦術は明確だった。まずはバルセロナの攻撃を封じることに重きを置く。相手の攻撃がどの程度まで組み立てられているかによって、3段階で対応の仕方が変わってくる。
1:中盤ではパスの出しどころを潰す。
2:もしドリブルで突破されそうになったら、エリア外でその選手自体を潰してしまう。
3:そこでも網を潜り抜けたとなれば、あとは決定的なスルーパスを出来る限り防ぐために、ひたすら人数を固めて守る。
これが忠実に実行された結果、何度かバルセロナらしい展開は見られたものの、大抵の場合では決定的なシーンになる前にバルセロナの選手が潰されてしまった。そして普段からフィジカル面で厳しいプレミアリーグで戦っているリヴァプールの選手にとって、身体をぶつけての競り合いでは一日の長がある。
スタッツを見ると、攻撃面では得点以外全ての数値でバルセロナが上回っている。しかしファウル数ではバルセロナの18に対しリヴァプールが28。他にもタックル成功率は69%-80%、タックル数に至っては13-41と、圧倒的にリヴァプールの方が数が多くなっている。いかにバルセロナの選手が“潰された”か伝わってくる。
シソコに度々倒されていたロナウジーニョなど、そういうラフなプレーを重ねられると、フラストレーションも溜まってくる。そして点を取られ、焦りが生じる。しかし焦ると冷静さを失い、なおさらリヴァプールの術中にはまっていく・・・・ まさに蟻地獄にはまったかのように負の連鎖が続き、バルセロナは最後には半ば自滅するような格好となってしまった。
このベニテスの戦術はバルサ封じとしては完璧に機能したし、それを忠実に実行したリヴァプールの選手たちも素晴らしかった。序盤はやや翻弄されるシーンもあったものの、先制されてももたつかなかった。10日間試合が無かったことで行ったポルトガルでのミニ合宿の成果を、うまく発揮できた。
そして何より、精神的にバルセロナに勝っていたことが挙げられよう。ベラミーがゴルフのパフォーマンスを見せる等、余裕を持って試合に臨んでいた。対するバルサは先週のヴァレンシア戦もそうだったのだが、どこかイライラしていた。エトー問題が根底にあると一概には言えないが、問題が起きても直ぐ対処できたリヴァプールと対照的であることは事実だ。
イングランドの“ビッグ4”は、ホームのスタジアムでは圧倒的な強さを誇る。今季のリーグ戦では、マンチェスター・ユナイテッドが1敗、そしてなんとチェルシー、リヴァプール、アーセナルの3チームに至ってはホームでの負けが無い。果たして2週間後までにバルセロナが打開策を見出す事はできるだろうか。ただ非常に厳しいミッションであることは、間違いない。
posted by s_co_log |19:32 |
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2007年02月20日
いよいよチャンピオンズリーグの決勝トーナメントが始まる。というわけで、月並みではあるが、明日行われる試合について軽く、試合のポイントとなると個人的に考える点を挙げてみる。
Celtic - Milan AC
私は世間が言うよりは、セルティックのベスト8進出の可能性は高いと思っている。シエナ戦で勝利を得たミランだが、その立役者であるロナウドが出場できない上、インザーギも出られないという報道がある。リカルド・オリヴェイラとジラルディーノという2トップで、果たしてどれだけ機能するだろうか。対するセルティックもFWに怪我人がいるとの事。中村以上にフェネホール・オフ・ヘッセリンクが出場できるかという事の方が、勝敗を左右すると思われる
PSV - Arsenal
近ごろ国内では、負けはしないものの先制点を許して後半何とか逆転したり、或いは終了間際に失点したり・・・・とかなり安定感を欠いているアーセナル。ただそれだけにPSVとしても、リードを奪っても安心できないという面はあるだろう。互いに後半、ディフェンス陣が相手の攻撃を耐え切れるかというのがポイントになりそうだ。
Lille OSC - Manchester United
昨年のグループステージでの対戦はリールの方に軍配が上がったのだが、現状のマンチェスター・ユナイテッドは穴らしい穴があまり見つからない、隙の無いチームだ。リールとしてはとにかく、両サイドのウィングを潰す必要がある。それさえ出来れば、チャンスはゼロではない。
Real Madrid - Bayern Munich
共に“過去数年で最悪”と言われる状態で対戦することとなった両者。ただ、相手も自分たちと同じくらい調子が悪いというのが、せめてもの救いである。どん底状態にあるチーム同士の試合ということで、まずは点が入るかどうかというのが重要だ。
FC Porto - Chelsea
怪我人が続出したチェルシーだが、テリーが復帰するなど、徐々にその調子を取り戻しつつある。リヴァプールに敗れた後のここ6試合では、失点ゼロ。会場もモウリーニョが知り尽くしており、優位は揺るがないだろう。
AS Rome - Olympique Lyonnais
この両チームも現在の状態は決して良くないが、ひとまずリヨンは、一時期あった勝てない日々には別れを告げている。アウェーゴールさえ奪えれば、かなり有利に立つことが出来る。
FC Barcelona - Liverpool
バルサはエトー問題で揺れ、更には先週のヴァレンシア戦で敗北。勝敗そのものよりも、ロナウジーニョやデコを含めて頭に血が上っていた選手がかなりいたのが気になった。但しメッシが良いプレーをしていたのは非常に大きい。対するリヴァプールも、泥酔したベラミーがゴルフクラブでリーセを殴りつけるという、とんでもない事件が起きた。
どちらもピッチ外で抱える問題の方が多い気がするが、何だかんだでリヴァプールはポルトガルで合宿を行っており、そこで“試合勘”を養うことが出来たかどうかが、最大のポイントとなる。
Inter Milan - Valencia
今年のインテルに関しては、言う事は何も無い、というくらい充実している。対するヴァレンシアもバルセロナを倒し、意気揚々とジュゼッペ・メアッツァに乗り込んでくるはずだ。インテルの優位は揺るがないだろうが、ただ前にも書いた事ではあるが、インテルは昨年ヴィジャレアルに惨敗している。もちろんヴィジャレアルとヴァレンシアではタイプがまったく違うが、もしそこで“何か”があれば、一気にヴァレンシアに流れが傾くだろう。
昨日、このブログの累計アクセス数が、10万を突破いたしました。まぁ10万といってもどういうカウントの仕方なのか不明ではありますが、とにかくそれだけ沢山このブログを皆様にご覧いただいたということで、素直に嬉しい限りです。近ごろはゴシップ記事(笑)ばかり取り上げているこのブログですが、100万アクセス目指して、突っ走っていこうと思います。数には拘りませんが、それくらい長く続けていきたいものです。
今後とも頑張っていく所存ですので、何とぞご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。
posted by s_co_log |19:11 |
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2007年02月19日
ヨーロッパ・フットボールのシーズンもいよいよ佳境に差し掛かってきた。今週にはCLの決勝トーナメントが始まり、各国リーグでも優勝、カップ戦出場権、そして残留をかけて激しい戦いが展開される。
そんな中、当然我々としては日本人プレーヤーの動向も気になるところだ。だがイングランドのFAプレミアリーグには、日本人選手が1人もいない。昨年は2人いたのだが中田は引退し、稲本はチームが降格した上、トルコへ行ってしまった。今の状況では、来年も“日本人ゼロ”となる可能性がかなり高いと思われる。
しかし近ごろ国際色豊かなプレミアリーグにあって、日本人がいなくなったのとは対照的に、アジア各国のプレーヤーが台頭しつつある。
~韓国人の活躍~
まず最初に名前を挙げないわけにはいかないのは、マンチェスター・ユナイテッドのパク・チソンと、トッテナムのイ・ヨンピョの2人である。いずれも韓国人で、体格も屈強な他の選手から比べると明らかに劣っている。だが2人ともPSVから移籍してくるなり、チーム内でその地位を確立した。特にここ1ヶ月ほどのパク・チソンの活躍は、眼を見張るものがある。
同じく韓国人という点では、レディングのソル・ギヒョンも忘れるわけにはいかない。最近リーグ戦ではあまり出番が無いが、シーズン序盤に凄まじいゴールを決め、ここまで3得点を挙げている。一昨日のFAカップにも出場して、パク・チソンとのマッチアップも見せていたが、彼ら韓国人はいずれもスピードと運動量を生かし、体格的なハンデを感じさせないプレーを見せている。
~イランと中国~
さらにここに来て一躍名前が知られる存在になったのが、ボルトンに所属するイラン代表、アンドラニク・ティムーリアンである。今季からボルトンに加入したティムーリアンは、年が明けるまでは殆ど出場機会を得る事ができなかった。しかし近ごろFAカップで2得点を挙げ、ケヴィン・デーヴィスが離脱してからはレギュラーとしてスターティング・ラインナップに名を連ねるようになった。
攻撃的なMFで、FKなども任されている。アラーダイス監督も「こんなに早くプレミアリーグに対応できるとは。」と言い、彼への信頼感は日に日に増している。これまでイラン人は、ティムーリアンの兄やマハダヴィキア、アリ・カリミらがドイツで活躍してきたが、今年はネコウナムがオサスナに、このティムーリアンがボルトンにと、徐々にヨーロッパ全体に進出しつつある。
そして中国である。プレミアリーグでプレーする中国人といえばマンチェスター・シティのスン・ジハイであるが、この1月の移籍市場で、チャールトンにチョン・チーがローン移籍してきた。既にマンチェスター・ユナイテッド戦でプレミアデビューを果たしている。その試合はこのブログでもレビューしたが、なかなか攻撃的な良いプレーをしていたという印象を受けた。もっとも彼の場合、チャールトンのチームが降格する可能性が高いのではあるが。
~日本人選手への期待~
しかしこうして見ても、日本人がいなくなった今年、プレミアリーグではアジアの“ライバル”たちが躍進している様子が分かる。言うまでも無く、オーストラリア人プレーヤーは数多くイングランドでプレーしている。今季は中村や高原がその実力を発揮して各々のリーグで活躍しているとはいえ、他のアジア諸国のプレーヤーがプレミアのピッチで躍動する姿を見るたびに、私はジェラシーのようなものを感じ得ない。
願わくば早いうちに、1人でもいいから、プレミアリーグで活躍する日本人選手を見てみたい。南アフリカ、クロアチア、ブルガリア、ジャマイカ、イスラエル、コンゴ・・・・・ FAプレミアリーグは世界中から選手が集まってくるリーグだ。その中に1人くらい日本人がいたほうが、楽しいではないか。
posted by s_co_log |19:01 |
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2007年02月18日
初開催となった東京マラソン2007。優勝したのはダニエル・ジェンガで、タイムは2時間9分45秒と、何とか2時間10分を切った。2位の佐藤智之は2時間11分を越えるなど、タイムとしてはかなり厳しいレースだったが、それも仕方が無かった。
まず25キロ過ぎでジェンガが仕掛けたシーンだが、ジェンガほどのスピード、安定感がある選手ならばあのまま逃げ切ることは容易に想像できたため、他の日本人選手は彼を“追いかけなかった”のだろう。2004年の東京国際マラソンで彼が優勝した時も後半の追い上げで大崎をかわしてのものであり、ペースが落ちるとは考え難かったし、実際その通りになった。
その上、2位集団を形成していた3人のうち入船と佐藤はすでに今シーズン一度マラソンで失敗しており、徳本は初マラソンである。さらに最終的に4位となった林は実績ではこれらの選手から大きく劣っていた存在だ。そう考えると、日本人選手がジェンガに勝負を挑まず、2位争いの戦いに切り替えたのは必然だったと言えよう。
そして最終的に佐藤が2位、入船が3位となったわけだが、前にも触れたとおり彼らは既に今シーズンに一度、マラソンを走っている。因みに優勝したジェンガもボストンマラソンを走っている。4位の林や初マラソンの徳本はともかく、1位~3位の選手がいずれも今季では二度目のマラソンだったという点は、非常に興味深い。
折りしも先日、別大マラソンで優勝したのは、福岡で佐藤と共に失敗レースを演じてしまった藤田だった。そう考えると、海外ではこれまでも当たり前に行われてきた、1シーズン中に複数のマラソンを走るという習慣が、徐々に日本人選手にも根付いてきたということになる。
これまではアテネ五輪選考会の時の高岡などがそうだったのだが、一度マラソンを走ってしまうとコンディション等を気にかけるがために、同じシーズンに再びマラソンを走ることをためらう傾向が日本人にはあった。しかし、例えばその高岡は今季は怪我でレースに出る事すらできない状態だし、今日の油谷もそうだが、怪我のためにマラソンをまともに走る事ができない選手が沢山いる。
そういった周囲の状況を鑑みても、その選手がマラソンの距離に対応できる力を持っていて、“走れる”状態ならば、あまり間隔を置かなくともどんどんレースに出場させる時代が、日本にも来たと言える。別大も東京も記録は良くなかったが、しかしそれぞれに考えられる悪条件があったし、どちらにせよ順位では1位や2位に入っているのだ。これは日本のマラソン界における大きな転換期である。
最後に、初開催となった運営面について。コースに関しては思ったよりもマラソンコースらしいといった印象を受けた。だが、例えば品川の折り返し地点ではそこにモロに横断歩道があったり(おそらくジェンガはそこで滑ったために大回りしたのだろう)、選手が何度か道を間違えそうになるなど、まだまだ改善すべきポイントは多い。
posted by s_co_log |12:10 |
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2007年02月16日
NEWS:Larsson To Extend Loan - Report
スウェーデンのヘルシンボリからマンチェスター・ユナイテッドへローン移籍しているヘンリク・ラーションは、本来ならば3月12日でヘルシンボリへと戻るはずだった。しかしここに来て、今シーズン終了までユナイテッドとの契約を延長する事に、ヘルシンボリが同意する見通しだという報道が出ている。
実際、ラーションのマンチェスター・ユナイテッドへの貢献度は非常に高い。ストライカーとしての得点感覚もそうだが、相変わらずポストプレーも非常に冴えており、またベテランとしての安定感もある。近ごろはサハがすっかりベンチ要員になってしまうほど、ファーガソンもラーションを重用している。
もし本当にシーズン終了までの契約延長が実現すれば、ユナイテッドにとっては非常に大きな意味を持つことになるし、今シーズンのプレミアリーグでの覇権奪回に向け、大きく前進することになるだろう。
posted by s_co_log |22:08 |
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2007年02月14日
NEWS:Eto`o Hints At Arsenal Move
先週末のオサスナ戦で出場拒否という問題を起こし、大きな話題を呼んでいるバルセロナのサミュエル・エトー。そんな彼が、なんとアーセナルへの移籍をほのめかしている。
「ヴェンゲルは好きだね。彼は世界で最も素晴らしい監督の1人だ。僕はヴェンゲル監督の元でプレーしたい。」
果たしてこれは本気で言っている事なのか、それともライカールトへの当てつけで言っている事なのかは定かではないが、とにかく衝撃的な発言である。これでチーム内の雰囲気がさらに悪くなることは間違いないし、クラブがエトーに何らかの処分を下すことにもなるだろう。来週はCLのリヴァプール戦を控えているバルセロナだが、このエトーの問題はかなりデリケートであり、影響が出るのは避けられないだろう。
Don`t Fear Barca, Gerrard Tells Reds
そのバルセロナと対戦するリヴァプールのキャプテン、スティーヴン・ジェラードは、バルサは恐るるに足らずという強気な発言をしている。
「我々は自分たちの力を信じるべきで、バルセロナについてあまり長い時間心配してはいけないね。」
また監督がラファエル・ベニテスであることも、リヴァプールにとってはプラスに働くとしている。
「彼はスペインのリーグ、そしてバルセロナの事を誰よりも知っている。彼らとて、少しは用心するんじゃないかな。僕らは引き分け狙いではなくて勝ちにカンプ・ノウへ行くけれども、引き分けだとしても悪い結果ではないね。」
リヴァプールは先週ニューカッスルを相手に不覚を取ったが、一方でシソコとゼンデンが復帰するという良い話題もあった。その試合では累積警告で出場停止だったシャビ・アロンソも、CLには問題なく出場してくる。さらにFAカップで敗退しているために今週はまったく試合が無く、チームは既にポルトガルに入ってトレーニングを行っている。これで移動による疲れというものは無くなっている。対するバルセロナは、エトーの問題で揺れている。
第2レグはリヴァプールが圧倒的な強さを誇るアンフィールドなだけに、ここで引き分け以上の結果を得ることはレッズにとっては非常に大きな意味を持つ。
posted by s_co_log |22:55 |
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