2008年05月16日
ジロ・デ・イタリアの第5ステージ。この日はゴール前が登りになっているステージで、5人の逃げが決まりました。
逃げていたのは、ブル(ティンコフ)、ミラー(スリップストリーム)、ラベルデ(CSF)、フレーリンガー(ゲロルシュタイナー)、ペレス(ケースデパーニュ)の5人。この中ではミラーがやっぱり力が抜けているかなぁ・・・・ でもやっぱり後ろのメイン集団が追いついてくるんじゃないのかなぁ・・・・
な~んて思いながら見ていたのですが、気がつくとレースが残り1kmになってました(笑)
いやまぁ、グランツールの、それも平坦ステージというと、たまにこういうことが起こるわけでして。グランツールは選手はもちろん、見る側にとっても3週間ほぼ毎日夜中に3時間くらいTVの前に張り付いていることを求めるわけで、どうしても体力が尽きる日というのが出てくるんですよね。こればっかりはどうしようもないと言いますか・・・・・勘弁してちょ(苦笑)
さて残り1kmのゲートをくぐろうかというところで、何とブルがスパート!真っ先に反応したのはミラーでしたがうわああああペダルが外れた!やむなく停止し、コース外に自転車を放り投げて怒りを露にするミラー!!!
後からわかった事ですが、このときミラーは何とチェーンが切れてしまったとの事。う~む、あのままいけば、T.T.が得意なミラーがブルを捕らえて差しきっていた可能性が高かったのですが・・・・ う~む、これも勝負のあやというべきなのか何なのか。よりによってグランツールの、それもステージ優勝がかかったラスト1kmというシチュエーションでチェーンが切れるとは、これはもうミラーも怒りをどこにぶつけていいのやら、といった感じでしょうか。
スリップストリームは初日のT.T.T.は制したものの、その後は災厄続きですねぇ・・・・ ザブリスキーが落車で負傷したり、ヴァンデヴェルデが僅か1秒差でマリアローザを手放したり、そして今回のミラーの件も。やっぱここはお払いでもねぇ。某スピリチュアル何たらの人なら、何と判断するのでしょう(笑)
さてレースに話を戻すと、ミラーの脱落もあってブルは後続との差を一気に広げていきます。予想通り非常に厳しい登りとなったラストの1km、険しい表情ながらも懸命のペダリング。後ろからはフレーリンガーが追い込んできますが、ブルが何とか粘りきった!!
遂にブルが逃げ切ってステージ優勝!!
やりましたねぇ!いつも後ろ髪をなびかせながら颯爽と逃げ、そして吸収されそうになったところでもう一度スパートして逃げ、ただでは死なない執念を見せつけていたブル。しかし誰もが本当に逃げ切ろうとは予想していなかったでしょうが、やっぱり伊達に逃げてはいなかったということでしょうね。
fumyのブログなんかを見ていても分かるとおり、平坦のステージレースでも逃げを決めるというのはそうそう簡単なことではありません。そんな中で、数えるのも面倒なほど逃げを決めているティンコフのブルやイグナティエフは、それだけでも力のある選手だということを証明しているようなものですからね。逃げ切れるかどうかは集団の気まぐれ次第なので運の要素が強いのですが、こうして数をこなしていればいつかは報われるということで・・・・
ゴール前1kmのペダリングは見事でしたし、フィニッシュ時に片手しか挙げる余力がなかったことからも、気持ちの強さが伝わってきました。良いレースでしたね。
posted by Alan Hetarade |12:23 |
サイクルロードレース |
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