2008年04月07日

リーグを捨ててCLへ、のはずが・・・・

この週末、プレミアの試合はローヴァーズvsスパーズしか見られませんでした。というのも、F1と被っていたわけでして・・・ 他の試合は再放送を録ってみることになると思います。

なのでレビューは出来ませんが、まぁスルーするのも何なので、軽く触れておくことに。


Arsenal 1-1 Liverpool
【A:54.Nicklas Bendtner】
【L:42.Peter Crouch】
まぁリヴァプールがCLに向けてメンバーを落としてきたことは誰の目にも明白なわけですが、アーセナルのこのメンバーをどう見るか、ということになりそう。後半に動いていくら主力を入れたところで、それはコンディション調整のみ、という見方も出来るわけですからね。スタメンが全て、でしょう。

だとすると、正直なところヴェンゲル監督は「負けてもいい」くらいの気持ちで、この11人を組んだのでは、と思います。アデバヨールとフレブを使っていませんからね。何が何でもリーグタイトルを狙いにいくのであれば、この2人を外すわけにはいかないでしょう。まぁセスクを90分プレーさせたのは、替える人がいなかったのか、ちょっと欲が出たのか、ということになるかもしれませんが・・・・

とにかくどちらにせよ、これでアーセナルはリーグについては終戦・・・・のはずだったんですよねぇ。


Middlesbrough 2-2 Manchester United
【M:35,56.Afonso Alves】
【MU:10.Crisitiano Ronaldo, 74.Wayne Rooney】
アフォンソ・アウヴェスがフィットしつつあるな~というのはチェルシー戦を見たときから感じていたことではありますが、遂に爆発したようですね。まぁスタッツを見る限りボールを支配していたのはユナイテッドのようですが、ショッツオンはボロの方が上。この辺は試合を見てみないことには何とも言えないわけですけど、アウヴェスが残りの試合でどんなプレーを見せるか、楽しみになってきました。

そしてユナイテッドがこうしてポイントを落としたことで、結果的にアーセナルが優勝争いに留まることになったんだよなぁ(笑) ここら辺の運命の数奇さ、みたいなものにはとことん呆れ果てるというか、これがフットボールっていうことなんでしょうね。しかもリオが怪我をしたみたいで、下手をすれば暫くリオとヴィディッチという絶対的なCB2人を欠くことに・・・

ローマ戦は大丈夫でしょうが、これからの大事な時期にピケとブラウンの2人で、というのはあまりにも恐い。昨シーズンまではこういうときに頼りになるエインセがいたわけですが、今年はいませんからね。まぁヴィディッチは4月下旬には戻ってこられるみたいですけど、これでリオがシーズンアウトなんてことになったら、どえらい事になりそうな気が・・・・


Manchester City 0-2 Chelsea
【C:6.OG(Richard Dunne), 53.Salomon Kalou】
で、またこういうときにへろへろのシティーと戦えるチェルシーが何とも心憎いというか(笑) 微妙にターンオーバーさせつつも難なく3ポイントを取れたようで。まぁスタンフォード・ブリッジでのフェネルバフチェ戦も普通にやれば勝てるとは思うのですが、どうも今シーズンはモウリーニョ時代から、スタンフォード・ブリッジのサポーターがやたらとチームに冷たいですからね。その点が変なことになっちゃうと、どう転ぶか分からなくなってしまうでしょうが。

何にせよこうして優勝争いでも遂にユナイテッドを捕らえたということで、リーグも盛り上がってきましたね。日程の問題はちょっと酷いものがありますが、とりあえずこれで最終戦までスリリングな優勝争いが期待できそうで、ファンとしては有り難いかぎり。ちょっと残留争いは決着がついてきた感があるので、こっちの方で白熱した争いを見せて欲しいものです。



West Bromwich 0-1 Portsmouth
【P:55.Nwankwo Kanu】

Barnsley 0-1 Cardiff City
【C:9.Joe Ledley】

ということで、FAカップについても。いちおう日本でも準々決勝から放送されるようになったわけですが、あんなチャンネル、普通は契約してないって・・・(泣)

両方ともアウェーのチームが勝ったという事で。まぁ決勝でポーツマスが勝てば文句無くポーツマスがヨーロッパに行くわけですし、実際昨シーズンからの戦いぶりからするとそろそろ彼らにもその舞台を踏む資格があるのかなぁと思うわけですが、カーディフが勝ったらえらいことになりそう。プラティニはカーディフを支持するみたいですが、FAと大揉めになるんでしょうね。

もっともチャンピオンシップのチーム程度の選手層で、プレミア以上にタイトなリーグ戦のスケジュールをこなし、国内のカップ戦も抱え、その上UEFAカップを・・・・なんていうのはどだい無茶な話でしょうから、ここはポーツマスが勝って全てが平和に収まるべきだと思います(笑)

posted by Alan Hetarade |01:33 | FAプレミアリーグ | コメント(6) | トラックバック(3)
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2008年04月07日

奇跡ではないBMWのランク1位 【バーレーンGP決勝】

今回は圧倒したマッサ
予選までは完璧だったのに決勝で大失態をやらかしてしまった、マレーシアでのマッサ。レースのみに注目している人間としては当然ながらパドックでもこれが大きな話題になっているものと思っていたのだが、しかし川井氏のレポートによれば、それよりもマックス・モズレーのスキャンダルの方が騒がれていたとの事。たまたまこうして同じタイミングで起こったスキャンダルだが、それによってマッサへの批判のクッションになったという見方もできる。

本人も初日からタイムを出していくアグレッシブな戦略で、見事に悪夢を払拭した。マシンコントロールの安定性という点では難があるドライバーだが、昨日の予選では想定どおりのタイムを出せていた事が決勝で確認されたということで、ようやく自らの存在を示す事ができた。元々速さはあるドライバーなだけに、毎戦こういうレースが出来れば、ライコネンに続いてフェラーリ独走態勢を作り上げる事も可能。ましてマクラーレンがもたついているのだから、なおさら今後のマッサの働きは重要になってくる。


BMW、マクラーレンと並ぶ
そして今回のレースで何より印象的だったのが、BMWの2人、クビカとハイドフェルドの安定した速さ。クビカは序盤でマッサとライコネンにかわされたもののその後は安定したペースを保ち、3位の座を堅守。また予選ではマクラーレン勢の後塵を拝したハイドフェルドも、相手のミスにも乗じてすぐに4位に浮上し、その後は付け入る隙を与えない走りを見せた。

レースペースを見ていても、マクラーレンのコヴァライネンに対し、BMWの2人は終始より速いラップを刻んでいた。コヴァライネンはファステストラップを出して意地を見せたが、一方のハミルトンは後方に沈んだ後、佐藤に対して不必要なアクションを起こした上、ペースも不安定に。前を追うモチベーションを見失ってしまったその走りは、王座を狙える位置には居ないことを示したと言えよう。当然ながら、中堅チームが進歩してきたこの状況では、スタートで沈んでしまえばハミルトンといえど挽回はほぼ不可能である。

何よりBMWが素晴らしいのは、2人のドライバーにミスが殆ど見られないこと。開幕戦ではクビカがリタイヤしてしまったが、あれは中嶋に当てられたもらい事故。マッサやライコネンにヒューマンエラーが見られたフェラーリ、そして前回と今回、チームと共にハミルトンにミスが見られたマクラーレンがどうしてもごたごたしている印象を与えるのとは、対照的だ。ドライバーにまで、質実剛健主義が染み込んでいるあたりは、流石としか言いようが無い。


不穏なハミルトンとマクラーレン
オーストラリアでの勝利がフロックで無いことは明らか。コースによってはBMWを上回る速さを見せることは間違いないであろうマクラーレン。一方で、風に弱く見えるため苦しいのではと言われたBMWがこのバーレーンで勝ったことにより、コンストラクターズ2位の座も危うくなってきたと言わざるを得ない。

特に不安なのが、ルイス・ハミルトン。予選ではさすがの速さを見せたものの、決勝レースで見せた走りは不安が残る。スタートの失敗はともかく、そこからコンセントレートを欠いてのアロンソへの追突、そして佐藤へのアクション、積極的に前を追わず上がらないペース・・・・といったところだ。誰しもあのようなシチュエーションになれば、苛立つのは当然。しかし精神的な脆さが見られたという点が引っ掛かる。2年目のジンクスという言葉がそろそろ囁かれてきてもいい頃だ。コヴァライネンと比べ、ここまでは安定感で劣る印象がある。

イギリスのメディアでの評判はすこぶる良いものの、昨年の富士での一件、マネージャーを務める父親のわがままな行動、そしてGPDAへの不参加等、他のドライバーらから煙たがられる要因も多く持ち合わせているのがこのハミルトンだ。個人的にもまだどこか精神的に不安定なところがあるのではないか、と睨んでいるのだが、今回のバーレーンではその一部を垣間見たように思える。


まとまりのあるBMW
少なくともBMWの2人にはこの手の話が聞こえてこない。クビカはなどはインタビューを見ていても非常にアグレッシブな主張をするドライバーだが、しかしそれらは全てレースに向けられており、そこで安定感を見せることによってチームも納得させているのだろう。ダイエットの話にしろ、非常にストイックにレースに打ち込んでいる。チーム全体としてもピットストップでの仕事はBMWの方が優秀だが、ドライバーの姿勢からも、このチームの優位性のようなものを見出すことができる。

3戦を終えて、フェラーリとマクラーレンを従えての、堂々たるコンストラクターズランク1位。フェラーリにはさすがに劣るが、速さでも内容でも、優勝を狙える力を示しての、この位置だ。BMWというチームをいよいよマクラーレンと同列に扱う時が来た、と言うことができる。

posted by Alan Hetarade |00:59 | F1 | コメント(2) | トラックバック(2)
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