2007年02月05日
06~07 FAプレミア 第22週レビュー 2/4
Tottenham Hotspur 0-4 Manchester United ホームで強いトッテナムを、ユナイテッドが粉砕した。両チームのスタメンはまさしく“普段どおり”。試合は共にイングランド代表に選出されたルーニーとデフォーが笑顔で握手を交わした後、始まった。 ところが試合が始まると、人もボールも激しく動き、目まぐるしい展開とハードなタックルが見られる、イングランドらしいサッカーが展開された。ポゼッションはややトッテナムの方が多いくらいだったが、ほぼ五分五分の展開。マルブランクやデフォーのスピードの前にユナイテッドが慌てるシーンもあったが、時間は過ぎていった。25分にロナウドが決定的な場面を迎えたが、シュートは大きく外れた。 途中、ルーニーがエリア内でガードナーに倒された。明らかにファウルであったのだが、審判はノーファウルの判定。その直後には、FKからの競り合いでこちらもエリア内で、シンボンダが明らかにG・ネヴィルに肩を掴まれて引きずり倒されたのだが、これもノーファウルだった。 44分、ロナウドがイ・ヨンピョをかわしてドリブルでエリア内に持ち込む。ここでマルブランクが足を出してしまい、ロナウドが倒れた。今度こそ判定はPK。ロナウドは明らかにダイブしていたが、マルブランクがPKとなっても文句の言えないプレーをしたことは確かだった。これをロナウド自身が決め、今季15点目でドログバと並んだ。 これで後半は一気にユナイテッドペースに。いきなりロナウドが角度の無い位置から強烈なシュートを放つが、ロビンソンが身体を張ってセーブ。そのCKの流れからヴィディッチがシュート、さらにその次のCKからキャリックがヘディングと、いずれも決定的なボールを繰り返しロビンソンが弾き出す。しかし遂に4度目、ヴィディッチのヘディングがゴールとなり、ユナイテッドがリードを広げた。 54分には右サイドでロナウドが素早いフェイントからの物凄いダッシュでイ・ヨンピョを振り切り、クロスを折り返す。中央でこれに突っ込んだのはスコールズで、ボールを押し込んで3点目。余裕が生まれたユナイテッドはルーニーとロナウドを相次いで交代させるが、77分にはサハのスルーパスにギッグスが抜け出し、4点目を奪った。この間、ベルバトフが2度ほど決定的な場面を迎えたが、いずれもファン・デル・サルのセーブにあった。 終了間際、ロビー・キーンが走りこみながらシュートを放ったのだが、ファン・デル・サルが滑り込んでこれをセーブ。しかし両者が勢い余って交錯していまい、キーンの膝がファンデル・サルの顔面に入ってしまった。幸いツェフの時とは違ってファン・デル・サルが意識を失うような事はなかったものの、鼻を強打してしまったために退場を余儀なくされた。 既に交代枠を使い切っていたため、他の選手がGKを務めるべく、一時はファーディナンドがGK用ユニフォームを着たのだが、最終的に緑のユニフォームはオシェイへ。ダボダボのユニフォームを着たオシェイは、しかしなかなかのプレーを見せ、ファーディナンドのパスミスでベルバトフと1対1となった場面では、エリアを出てスライディングしてボールを弾き出し、窮地を救った。こうして試合終了。ユナイテッドが快勝した。 とにかく前半終了間際のPKが、この試合の勝負を決した。またベルバトフが2度ほど決定的なシーンで止められており、決定力の差というものも表れていた。ベルバトフとて良い選手ではあるのだが、とにかくユナイテッドのロナウドは凄すぎる。イ・ヨンピョも前半はある程度彼を封じ込めていたのだが、後半になってロナウドがその凄まじい瞬発力を見せ付けると、まったくついていけなかった。とはいえ、あれをイ・ヨンピョの責任とするのは気の毒だ。 ただ、トッテナムが集中力を欠いてしまったことも事実だ。特に2点目の失点シーンでは、それまでにも3本もフリーな状態でシュートを打たれており、4回も連続して決定機をユナイテッドが得た上での、得点だった。さすがに4回もあれば、点は入る。いくらロビンソンが良いGKだからといって、もう少しディフェンス陣がふんばる必要がある場面だった。
posted by s_co_log |19:55 |
FAプレミアリーグ |
コメント(0) |
トラックバック(0)


