2006年12月29日

サッカー 2006年の試合BEST10

今年ももうすぐ終わりですね。ということで、今日は私が今年観たサッカーの試合の中で、印象に残っているものを10試合、挙げさせていただきます。

とはいえ、こういうのは“独断と偏見”で行うのが常です。その上私も、スカパーのサッカーセットに加入したのは今月からですし、観戦数という点では圧倒的に少ないかと思いますが、その中から選んでいきます。そのあたりを理解した上で、ぼんやり眺めていただければ良いかな、と思います(笑)



Villarreal 0-0 Arsenal 
(4/25 UCL Semi Final-Second leg)
ダイジェストのみの観戦ながら、ヴィジャレアルを応援していた私には強烈なインパクトを残した試合だった。勝たなければならない状況で第2レグを迎えたヴィジャレアルが一方的に攻めまくった。しかしソリンやリケルメのシュートはことごとくレーマンに止められ、フランコが決定機で外し続けた。そして迎えた運命のPK。絶好のチャンスだったが、レーマンが防いで万事休した。
攻め続けながら遂に得点が奪えなかったヴィジャレアルと、耐え抜いたアーセナル。両者の戦い振りが対照的だった。

Liverpool 3-3(3-1:PSO) West Ham United
(5/13 FA Cup Final)
いきなりのキャラガーによるオウンゴールなどで、なんとウェストハムが2点をリード。しかしシセが背面方向からのパスをボレーで合わせ、後半にはジェラードが強烈なボレーを叩き込み、同点。ところがコンチェスキーが上げたクロスかと思われたボールがそのまま入り、ハマーズのリードで試合はロスタイムへ。
レッズここまでか・・・・と思われたところで、ジェラードが凄まじいロングシュートを決め、奇跡的に再び同点となる。延長戦ではウェストハムが攻勢だったが、PKへ。ここでウェストハムの若い選手が外しまくり、リヴァプールが優勝した。
ゴールがどれも劇的なものだったし、2点リードされても、ロスタイムまでリードされていても追いついたリヴァプールの迫力がすごかった。更に延長戦では足が吊る選手が続出し、壮絶な試合となった。1年前のCL決勝を思い出す大熱戦だった。

Barcelona 2-1 Arsenal
(5/17 UCL Final)
まずは、ワールドカップでのジダンの退場が無ければ今年のサッカー界一番の退場劇として取り上げられていたであろう、レーマンの衝撃的な退場。しかし10人になったアーセナルが前半終了間際に先制し、試合が面白くなった。だが後半から入ったラーションが“真のMVP”と呼べる大活躍をし、エトーとベレッチの得点を演出した。
とにかく1試合の中で色々なことが起きた。レーマンの退場から10人となったアーセナルの奮闘、そしてバルサでの“最後の輝き”を見せたラーション。特にこの2点が思い出深い。


Australia 3-1 Japan
(6/12 FIFA World Cup Group F)
互いにグループステージ突破には勝利が不可欠だった初戦。オーストラリアが攻めるも、川口が神がかったセーブを連発。そして中村が幸運なゴールを得て先制。そのまま試合は進んでいったが、オーストラリアが最後に底力を見せて、ケーヒルの2得点、さらにはアロイーシのゴールで逆転勝ちした。
この試合では日本の先制シーンや駒野に対するケーヒルのタックル等、後に話題を振りまく“誤審”問題があった。そして日本代表が溜め込んでいたウィークポイントが一気に噴出した試合でもあった。

Czech Republic 0-2 Italy
(6/22 FIFA World Cup Group E)
個人的には、今年のベストゲーム。イタリアがマテラッツィのゴールで先制。さらに前半終了間際にチェコに退場者が出て、後半は人数に差がついた戦いとなる。チェコは懸命に攻めるがイタリアの堅守を割る事はできず、最後にカウンターからインザーギが引導を渡し、優勝候補とも目されたチェコは力尽きた。
この試合いきなりネスタが負傷退場し、替わって入ったのがマテラッツィだった。そして彼は先制点を挙げている。この試合こそ、今回のワールドカップにおける“マテラッツィ劇場”の幕開けだった。
ブッフォンとチェフという、世界最高のGK2人の競演。インザーギが遂にワールドカップで得点した。そして、これが代表最後の試合となったネドヴェド。攻撃から守備まで獅子奮迅の働きぶりだったが、ついに報われなかった。ネドヴェドをはじめ、様々な選手の思いが交錯していた試合で、試合内容以上に非常に感動してしまった。

Italy 1-1(5-3:PSO) France
(7/9 FIFA World Cup Final)
まずマテラッツィがファウルを与え、得たPKをジダンがクロスバーに当てながらも入れ、フランスが先制。しかしマテラッツィがチェコ戦と全く同じような形で同点ゴールをお返し。延長後半も時間が経ちそろそろPKを意識してきたというところで、あの頭突き事件が発生。PKのキッカーを1人失ったフランスは、シーズン中盤から不振を極めていたトレゼゲが彼の1年間を象徴するかのように外してしまい、イタリアが見事に優勝した。
本当に、頭突き事件のみならず、この試合の得点がそうだが、ジダンとマテラッツィで演出した決勝戦となってしまった。引退試合がワールドカップ決勝という選手もまず居ないが、そこで退場する選手など2度と出てこないのではないか。
また、カモラネージの断髪式が行われたり、ガットゥーゾがズボンをスタンドのファンにプレゼントしたりと、優勝決定後のイタリア代表選手の喜び方は、微笑ましい思い出として残っている。

Manchester United 3-2 Celtic
(9/13 UCL Group F-Matchday 1)
試合開始当初から両者の実力差は明白だったが、一瞬の隙を突いたフェネホール・オフ・ヘッセリンクが先制点をもたらす。しかしその後はサハが2ゴールを奪い、順当にユナイテッドがリード。しかし前半終了間際に中村がFKを決め、なんと同点で後半へ。しかし後半開始直後にグラベセンのパスミスからスールシャールが決めた。
前半の攻防が非常に面白かった。実力の差がハッキリしていたとはいえ、セルティックが懸命にもがき、2点を奪ったのは、その後のグループリーグ突破に向けて大きかったはずだ。

Barcelona 2-0 Bremen
(12/5 UCL Group A-Matchday 6)
勝たなければ敗退という絶体絶命の状況で試合を向かえたバルサ。そんな中で先制点を奪ったのは、壁の下を抜くというロナウジーニョの素晴らしいアイディアによるFK。さらにこれもロナウジーニョの素晴らしいパスから抜け出したジュリーのクロスからグジョンセンが追加点。後半はブレーメンも追いすがったが、点は奪えなかった。
ロナウジーニョのFKは本当に素晴らしかった。また、バルセロナを危機から救ったテュラムや、ブレーメンのビーゼの活躍が印象深い。

FC Porto 0-0 Arsenal
(12/6 UCL Group G-Matchday 6)
これまで挙げてきた試合とは違い、プレー面での賛辞はまったく無い。引き分けで両者グループステージ突破という状況の中、アーセナル守備陣が気の抜けた凡ミスを連発。しかしクアレスマのシュートが2度ポストに嫌われ、事なきを得た。そしてラスト15~10分くらいの、両チームがまったくボールを奪いに行こうとせず、ひたすら自陣でパスを回すという、なんとも言いようが無いシーン。そして仲良くグループリーグ突破となった。
低調なプレーだとか、そういうものとは次元が違う試合内容だった。あそこまで徹底して両チームがやってくれると、逆に記憶に残るものだ。



こうして長々と書いてきましたが、来年も我々ファンの心を躍らせる試合に数多く出会えることを、楽しみにしています。どんな試合であれ、それは我々が大好きなフットボール。ファンを魅了するプレーを見せてくれる選手への敬意を表しつつ、今年のまとめとなる記事を締めたいと思います。

posted by s_co_log |13:56 | 欧州サッカー全般 | コメント(0) | トラックバック(0)
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