2006年06月12日
2006W杯 ~3日目~
グループC オランダ 1 - 0 セルビア・モンテネグロ “ロッベンさまさま”である。今日は彼のショータイムだったと言える。本当に素晴らしい。スピードも速いし、シュートも鋭く、決定力がある。今大会、大いに暴れることを予感させてくれた。 しかしそのほかに幾つか決定機があったものの、オランダがそれをものにできなかったのは、やはりある程度はSCGの守備も機能したのだろう。但し失点した時間帯。あの前後だけは、明らかにロッベンにしてやられていた。そのただ一点のほころびをつかれたことは、悔やまれる。また、ビディッチの出場停止の影響も考えられる。 あと気になったのは、やはりFW陣の運動量。もう少し精力的にボールを追っていれば、オランダのラインを崩せたかもしれない。ケジュマンは不振を極めたアトレティコでのシーズンを引きずっている。本来の彼の姿は今大会中に見られるのだろうか。 グループD メキシコ 3 - 1 イラン 私が“波乱”を予想したグループであり、試合途中まではそのような展開になっていたのだが、最後に自力の差が出た形となった。 前半は、今大会ここまでの試合では一番、見ごたえがある展開となった。イランの力強い攻撃が見られ、ゲームが非常に面白かった。がっぷり四つに組んでおり、イランが決定機を逃したものの、1-1というスコアーは後半に期待を持たせた。 その後半だが、2つのポイントが勝負を分けた。 まずは、選手の体力。暑さが響いてか、イランの選手は足が止まった。逆にメキシコの選手は試合終了まで走り回り、ゲームを圧倒的に支配した。失点シーンも、集中力を途切れさせてしまったイランのディフェンス陣の自滅である。 もう一つは、選手交代。イランの選手交代が遅きに失した感があったのに対し、メキシコは早い段階で選手を代え、それが効果的に機能した。ボルヘッティの交代はイレギュラーなものであったが、前半たびたびチャンスを作り出した2トップを代えるという勇気ある決断が、良い方に作用した。またジーニャの起用法も、はっきりと分かった試合だった。 ポルトガル 1 - 0 アンゴラ ポルトガルが先制したときには、これはどうなるのかなどと思ってしまったのだが、その後の展開には肩透かしを食ったような気分となった。 観客のブーイングが、全てをあらわしている。ポルトガルは単調な攻撃に終始し、決定機を殆ど作り出せず。一方のアンゴラも、攻め込みはすれど、最後の最後で精度を欠き、得点の匂いはしなかった。しかしポルトガルの攻撃を良く凌いでいたことは確かであり、それだけに“地に足が着いていない”序盤での失点は、悔やまれて仕方ない。 ポルトガルは、メキシコとの対戦でチームの真価が問われるであろう。マルケスを中心とした堅守の相手を崩せれば、決勝トーナメントでも上位に進出できる。今日の試合でのプラス材料とすれば、取るべき人=パウレタが、しっかりと結果を残したこと。パリSGでも孤軍奮闘したパウレタだが、ポルトガルの代表チームにおいても、彼が背負うものは大きいようである。
posted by Alan Hetarade |01:35 |
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