2009年10月07日
もう3日も経っちゃってますが、F1の日本GPを観戦してきました。
自分は土曜日からの観戦。金曜は雨が降り、土曜もウェットコンディションになる事が懸念されていたものの、鈴鹿に着いてみれば抜けるような青空。とにかく、この2日間ですごく焼けました。未だにちょっと肌が痛いくらいです(笑)
かつて02年、自分が初めて鈴鹿にF1を見に行った時、あの西日の中を佐藤琢磨が駆るジョーダン・ホンダが颯爽と駆け抜けていった光景を、今でもよく覚えています。思えば鈴鹿はあの日も熱く、暑かった。そして今年はとにかく暑かった(苦笑)
さて座席ですが、今回はフンパツして、ストレートエンドから1コーナーが見渡せる、A2席で観戦してまいりました。
前から3列目で、視界はこんな感じ。やっぱりそれなりにお金を積むと、良い席で見られるなぁ、と(笑) 親に感謝です。放蕩息子ですみません・・・・・
さてレースの展開等については、今さら私が述懐するまでもないでしょうが、とりあえずこの席で見ていた限りでの所感について。
まず土曜日、デグナーやら最終コーナーやらでクラッシュが相次ぎました。これには路面の新しい舗装、また3年ぶりということで、難コース鈴鹿に初めて臨むドライバーが多かったという要素もあるでしょうが、個人的には“風”という要因が大きかったかな、と。
TV中継で触れられていたかどうかは知りませんが、土曜の鈴鹿は、ストレートでは右斜め後ろ、最終コーナーでは真後ろに当たる方向から、かなり強い風が吹いていました。コースレイアウトを見れば分かりますが、この方向から風が吹いた場合、最終コーナー、そしてデグナーカーブは、いずれもその影響を非常に受けやすい。
グロックが最終コーナーでクラッシュし、その後グリーンフラッグが振られて最初にアタックしたアロンソも同じところで挙動を乱していましたが、やはり風が影響しているのでは、とスタンドに座りながら思いました。
決勝日は風がやや舞っていたものの、そもそも風速自体が前日ほどではなく、ドライビングに影響を与えるほどのものとは思えませんでした。荒れた予選と比べ、決勝が比較的穏やかな展開になったのは、やはり風が影響していたのでは、と思います。
1コーナーへの侵入で興味深かったのは、ハイドフェルドの動き。他のドライバーは大体同じようなラインを取って1コーナーに突っ込んでいくのですが、彼だけ他のドライバーよりタイヤ半分~1個くらい、外側のラインを通っていました。
あと実際に現場で見てみると、ストレートから1コーナーに突っ込む前にブレーキングすると言うよりは、フルスロットルではないもののそれなりにスピードを保った状態で1コーナーに突っ込み、むしろよりRがきつい2コーナーに向けて、激しくブレーキングしているな、と。ストレートスピードも勿論ですが、あの速さで1コーナーに突っ込んでいく様子が、一番迫力がありました。
スタンドが一番盛り上がったのは、トゥルーリが2回目のピットストップでハミルトンの前に出た瞬間。今回は中嶋の走りがイマイチだったということもあり、“日本勢”という点では、トヨタのトゥルーリを応援する空気が色濃かった気がします。まぁ、ニックLOVEな自分としては、序盤のわくわくぶりからすると、若干残念な結果になってしまいましたが・・・・
その他の特記事項といえば、そうですね・・・・ 撤退が決まったBMWザウバーのグッズが、殆ど無かったということですね(泣) 富士で旅行用バッグやらレプリカTシャツやら買った自分としては、残念でしようがない・・・・
あと決勝レース前のお昼、メインスタンド裏のブースやら何やらがある一帯で、フィンランド人のグループが意気投合した日本人のライコネンファンの前で、ライコネンのチャントを歌っていたらしいです。自分はその後現場を通りかかったのですが、その頃にはライコネンの応援は終わり、「ハッキネン!ハッキネン!」と、既に引退しているミカ・ハッキネンのチャントを歌っていました(笑)
とりあえず、そんなところでしょうか。やっぱり鈴鹿は良いなぁ。来年もおそらくまた、行くと思います。
posted by Alan Hetarade |22:59 |
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2009年08月11日
■マッサの代役はバドエルに
キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!
“テストサーキットの皇帝”こと(違)ルカ・バドエル、マラネロの黄金期を影から支え続けて苦節13年、ついにフェラーリを駆ってレースに出走!!
v(>∀<)vばんざーい!ばんざーい!ばんざーい!
ごめんなさい、シューマッハのファンの方々。ぶっちゃけ当初から、マッサの代役としてはバドエルに出てほしかったです(笑)
でもやっぱり、これくらいのご褒美はバドエルにあって然るべきだと思うんですよ。上にも書いたとおり、1997年からフェラーリのテストドライバーを務め、シューマッハー体制下での黄金期を影から支えてきたわけですから。
1999年にシューマッハーが怪我した時は代役の座をサロに奪われてしまって、自身は延々とミナルディでテールエンドを走り続け、1999年のヨーロッパGPでは奇跡的に4位を走行するも、マシントラブルでリタイヤ。人目をはばからず号泣し、マーシャルに「次があるさ」と言われたときに返した一言が
「俺には次が無いんだ」
で、結局本当に“次”が無いまま1999年以降はレースから遠ざかり、ひたすらテストでフェラーリのマシンを走らせ続けてきたわけです。この間唯一衆人の注目を浴びたと言えるのが、トリノ・オリンピックの開会式でドーナツスピンを披露したとき。
考えてみれば現在38歳、つまり28歳という年齢でフェラーリのテストドライバー専任になり、以後ドライバーとしての円熟期とも言える年代を、延々とテストコースでマシンを走らせることに専念してきたわけです。信用が厚く、同一チームのテストドライバーとしては異例とも言える13年の長きにわたって開発を続け(それもフェラーリの)、しっかり結果を残してきたのですから・・・・・
今バドエルは38歳、まさにこれが“ラストチャンス”。マッサが怪我をした時、私の胸はバドエル出走の可能性に高鳴りました。が、結局代役はシューマッハーという発表がされ、何だつまんねぇの、とがっかりしておりました。
が、どうやらレースの神様は、最後の最後でバドエルにチャンスをくれたようです。
べつにフェラーリのファンじゃないけど、貴方だけは応援します。フォルツァ・ルカ!今こそバドエルの名を世界に!!
因みに仮にヨーロッパGPでバドエルが入賞すれば、50戦目の出走にして自身初のポイント獲得となります。
posted by Alan Hetarade |19:29 |
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2009年06月08日
ふーむ。開幕当初は「ブラウンの勢いが凄い」みたいな感じの論調だったわけですが、もはやバトンの勝ち方は歴史的な圧勝劇というレベルになってまいりました・・・・
というか、現状バトンと同じ速さのマシンを手にしているのがバリチェロ、かろうじて対抗できそうなマシンに乗っているのがヴェッテルとウェーバー。で、事実上バトンに勝てそうなのがこの3人しかいないんですよね。それも“勝てる可能性がある”という程度のお話であって、普通に走ってしまえばまぁバトンが勝つであろう、という。
まだシーズンの総括には早いわけですが、とりあえず昨シーズンからホンダが開発していたマシンと、今年のタイヤの傾向、さらにバトンのドライビングスタイルという辺りの要素が、見事なまでにハマったシーズンとなっている事は間違いないでしょう。ヴェッテルやウェーバーも頑張ってはいますが、マシンは勿論タイヤの使い方という点に関しては、バトンはちょっと別次元な気がしますね。
まぁでもやっぱりバトンに勝てそうなのはレッドブルの2人というか、ヴェッテルは荒削りではありますがやはりそれが魅力的、今回も9コーナー立ち上がりでのミスでオープニングラップ中にバトンにパスされたシーン、あとは第2スティントでのペース配分の失敗ですか・・・・その辺りがあったにせよ、このレースで唯一バトンと競っていたドライバーですからね。またウェーバーの今シーズンの走りは安定していて、バトンに何かがあればそこから勝利をかっさらう事ができるポジションにいることは確かです。
が、ヴェッテルは安定感という点で、ウェーバーは絶対的なスピードという点で、やっぱりバトンには劣るんだよなぁ・・・・
バトン/ブラウンというパッケージとして見る必要はあるでしょうが、なんかもう本当に一時期のシューマッハーみたいな状態になってますね。レースを重ねるごとに、アンストッパブルな存在になってきているというか。現状今回のバリチェロみたく、まずバトンとブラウンがミスらない限りはどうにも出来ないというかんじですし、う~む。早々にタイトルが決まってしまいそうですね。
そして中嶋は・・・・(泣)
う~ん、間違いなく今シーズンのベストレースだったろうに、ピットミスのせいでポイントを不意にしてしまいました。予選順位が低いとはいえ決勝での走りは安定していて、ファーストスティントをロングにした戦術が奏功していたのですが・・・・
まぁしかし、こういう走りを続けることが重要ですからね。今回に関しては決勝の走りはロズベルグにそん色ないものでしたし、これを続けていけばチームから切られることも無いでしょうから。その点で失敗したのが2005年の佐藤であって、そういう点では中嶋も今は苦しいでしょうが、この時期を乗り越えらればまたドライバーとして1つ大きくなる事が出来るでしょう。
あ、あとマクラーレンの2台ライコネンがセクター3でファステストを出しまくっていたのには、楽しませていただきました(笑)
posted by Alan Hetarade |16:24 |
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2009年05月11日
いや~笑わせてもらいましたね、あの“What can I do ?”には(笑) 早くも今シーズンのF1界流行語大賞なんじゃないかなぁ、なんて。
しかし前代未聞ですよね、燃料入れたらゴールまで1周分足りなかった、って。ヴェッテルと競っていたとはいえ第2スティントを終えて戻ってきた段階ではマッサの方が前にいたのですから、普通に給油してピットワークの勝負に出れば良かったのに。
多少ペースが遅かろうがカタロニアではオーバーテイクされないという事はマッサ自身が身をもってそれまで証明していたわけで、あそこで給油量をギリギリにするなんてギャンブルをする必要も無ければ、まったくそういうリスクを冒すべき場面でもありませんからねぇ。なんでああいう馬鹿げたことをしたかなぁ・・・・・
竹下アナも言っていましたが、シューマッハーが独走してロス・ブラウンがバナナ喰らってた時代の面影なんて何もありませんね。あの頃が完璧すぎたと言えばそれまでなんですけど、それでもほんの数シーズン前まではそのような形でネズミ一匹付け入る隙を与えていなかったかのようなチームが、今じゃあれですからね・・・・ いやはや、時代の変化というものを感じざるを得ません。マッサはかわいそうだなぁ。
予選のライコネンのミスにしてもそうだけど、今のフェラーリには学習能力ってものがあまりにも欠如している。今の自分たちのポジションを理解して、そこに胡坐をかかない姿勢だとか念には念を入れるくらいの慎重さ、冷静さが必要なのに、それがまったくありませんからね。本格的に、チーム体制をどうにかすべきなのかも。社長が喝を入れないとなぁ。
さて前の方はというと、ブラウンがまたもワンツー。バリチェロはチームに不満を漏らしていたようですが、基本的にバトン優先になるのはやむを得ないというか、やっぱりイギリスのチームにイギリス人ドライバーが乗ってるわけですからね。B.A.R.時代の佐藤とバトンの関係もあまり良好とは言えないものでしたが、どうもバトンってそんなイメージがあるんだよなぁ(笑)
その後ろに来るのはレッドブル。今回はウェーバーが上手く戦略でもってマッサ、ヴェッテルを出し抜いて3位を得ましたが、ヴェッテルもフェラーリのちょんぼで4位に浮上し3-4フィニッシュ。ふ~む、このチームも力が安定しているというか、中国ではああいうコンディションで勝ったわけですが、ドライでも速さを見せていますからね。
逆にスタートで出遅れ、トゥルーリが早々に消えてグロックも沈んでしまったトヨタは何とももったいない。今回はフリー走行からイマイチだったというのはあるでしょうが、もっと上位に絡んでこられるポテンシャルは持ってるんだけどなぁ・・・・
トヨタとしては、次のモナコに期待ですかね。何といってもトゥルーリはモナコで勝った経験があるわけですし。
いや~、しかし遂にモナコですか。今年もやってきましたね。本当にあそこだけは“別モノ”というか、シーズンの中でも1戦だけ扱いが違うからなぁ。今から楽しみであります。
posted by Alan Hetarade |21:51 |
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2009年04月21日
実況でも触れられていましたが、一昨年の富士を彷彿とさせるような豪雨の中でのレースでした。
終わってみればヴェッテル、ウェーバーという順でレッドブルが1-2を達成。ヴェッテルは新たな“雨男”としての地位を完全に確立した格好です。ブラウンのマシンがテスト不足でやや雨に弱かった(と言っても、3-4には入ってるんですが・・・)ことはあるにせよ、レッドブルの2人、特にヴェッテルは安定していました。
ブエミとの一件ではまだまだ“若さ”を見せたというか、一昨年の富士でのウェーバーとの接触、そして先日のオーストラリアでのクビサとの一件と、どうも当たり屋的なイメージがありますが、まぁそれもご愛敬のうちというか(笑) 雨のセーフティーカーラン中は、注意が必要でしょうねぇ。
まぁ何にせよ、この若さで2勝目ですか・・・・ バトンなんかのように、1勝こそするもののその後は苦労するドライバーも少なくありませんが、こうして早くに2勝目を挙げられたのは大きいというか、近い将来彼がチャンピオンになれる可能性を示した2勝目と言えるでしょう。若くしてチャンプになるには、やはり勢いというものも必要ですからね。
さ、次はウェーバーの番だぞっ(笑)
さて、レッドブル、ブラウンに続く5-6位はマクラーレンの2台が入りました。何だかんだでボロクソのフェラーリに比べると、まだマシな結果。
ただハミルトンは、ウェットということはあったにせよじつに3回ものスピンオフを喫し、コヴァライネンにポジションを譲って6位となってしまいました。件の発言問題の決着もまだ見えていませんし、どうも走りにも精彩が無いというか、こうして何度もミスを繰り返して順位を落としてしまうのは彼らしくないところ。
以前にも書きましたが他ドライバーを中心にF1界でもかなりのヒールとして立場を築いているわけで、これで走りまで悪くなるようでは、本当におしまいですからね。それこそ、「おれはヒールだが走りだけでは誰にも負けないぜ」みたいなのを実際にやれていれば良いんですけど、嫌われた上に走りも伴わないとなると、チームの側としても扱いが変わってくるかもしれませんし・・・・
まだ3年目ではありますが、ドライバーとしても1人の人間としても、ハミルトンは真価を問われるときが来ていますね。
・・・まぁ前から言ってることではありますが、とりあえずどうにかすべきはふぁざk(ry
posted by Alan Hetarade |03:01 |
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2009年04月18日
この2つが際立っていたかな~という印象です。
ちょっと大寝坊をやらかしてしまいまして、フリー・プラクティスは見られなかったのですが、それでも単純に予選の攻防だけで楽しめました。
ヴェッテル、「1発に賭ける」ってマンガみたいな事をやって、見事にポール取っちゃいましたよ・・・・
普通はあれ、やっちゃいけないんですよね。F1の予選の場合、路面コンディションの変化、トラフィックの問題、タイヤの問題等々あるので、通常はリスクを分散させるために、まず1度はフライングラップを計測することが常識。ノータイムとなれば、ビリですからね。だから1回こっきりのアタックラップにすべてを託すってのは、リスキーなことこの上なく、本来であれば避けるべき選択肢なのですが・・・・
その1発で、本当にポールを取っちゃうんだもんなぁ。しかもQ2からそれをやって、ですからね。もちろんレッドブルのマシンの信頼性という問題があっての、そういった戦術のチョイスで、積極的な判断とは言えないかもしれませんが、ただ精神的に自らハンディを負うようなことをやって、それをはねのけてしまうんですから・・・・ いやはや、つくづくヴェッテルというドライバーの精神力、集中力はスゴイものがあります。
今シーズン、決勝レースではハードラックに見舞われているレッドブルですが、今度こそ行けますかねぇ。ウェーバーも“予選番長”と言われたころの速さを維持しつつベテランのドライバーとして成熟を見せてきているわけですから、アロンソやブラウンの2台にも、決勝で十分に対抗できそう。あとは信頼性がどうか、って事ですかね。
そして2位にはフェルナンド・アロンソ!燃料搭載量がかな~り怪しい感じではありますが(笑)、何にせよ再びこの人がトップ争いに絡んできてくれたというのは、レースを面白くするうえでは非常にうれしい事であります。
多少燃料が軽くて不利そうに見えようが、やはり勝負強いアロンソのこと、前の方で展開できれば多少きついシチュエーションだろうが、上位でフィニッシュに持ち込む腕は持っていますからね。経験値という点でもヴェッテルを大幅に上回っているわけで、そういったメンタルの強さが問われるレース展開になるよう、セカンドスティント以降でもヴェッテルにプレッシャーをかけていければ、面白いかもしれません。
優勝争いという点では、その後ろのバリチェロ、バトンのブラウン勢辺りまでが圏内なのかな?レッドブルとブラウンの燃料搭載量がどういう関係なのかという事が非常に興味深いところですが、少なくともポールは取れなかったわけで、これまでの2戦とは異なり追い上げていくことが求められるわけですからね。上海はちょっと油断すると、接触だのコースオフだので一瞬でレースを失いかねないコーナーが多いだけに、その辺りでの攻防が気になるところ。
それ以外だと・・・・ トヨタは予想外のレッドブルの躍進もありましたが、トゥルーリの7位というのは悪くない位置。ブラウンとは遜色ないタイムを出していますからね。優勝するには“運”も必要なわけですが、とりあえずその運さえあれば勝利が狙える位置にはつけていると思います。今回は厳しいかもしれないけど、この位置で常にレースをすることがまずは重要ですからね。グロックは残念でしたが。
中嶋はまたしてもロズベルグに水を開けられてしまったということで、こりゃあ頑張らないといよいよシートが危ういかも。まだ開幕3戦目ですが、あまりにもパフォーマンスの差が大きすぎますからね。新人ならばまだ多めに見てもらえる部分もあるかもしれませんが、2年目でロズベルグが上位争いをしているのに、Q1を突破するのがやっと・・・・という状況では、良からぬ噂が聞こえてくる日も遠くないかもしれません。ワトソンやラウダが走っていた頃とは違って、そうそう何台もパスして優勝、って事が出来る時代ではないですからね・・・・
フェラーリとマクラーレンは、8-9、12-13と仲良く並んでおります。ま、たまにはこういうシーズンがあってもいいんじゃないかな、なんて(笑) フリー走行ではだんだん良いタイムも出るようになってきたハミルトンですが、真剣勝負の予選ではまだまだですねぇ。
さて明日の決勝、あんまり期待されていないかもしれませんが、個人的にはウェーバーの走りが楽しみであります。特別ファンというわけでもないのですが、彼はやはり、F1キャリアの中で“勝利”を得るにふさわしいドライバーだと思いますので。ブラウンを後ろに抑え込んだ今回は、絶好のチャンスと言えるでしょう。
posted by Alan Hetarade |17:21 |
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2009年04月06日
学校関係の動きが忙しかったことやフットボール観戦との兼ね合いがあってまともに見たのは予選からでしたが、いやー決勝はとにかく雨、雨が勝負を決めましたね。
マレーシアということでスコールを警戒し、殆どのクルマが雨が降ってきた段階でエクストリーム・ウェットに移行し走る中、早い段階でインターミディを選んだのがグロック。レース後のコメントにもあるとおり、最終的にはグロック自身の判断でインターミディを履いたということで、この彼の判断はおみごとと言えるのではないでしょうか。なかなか恐いんですけどね、ああいうシチュエーションでギャンブルに出るのは。
ただ“ギャンブルをする”にしても、それなりに冷静な状況判断が必要なわけで。グロックはスタートで順位を落としてしまっていましたし、また「雨が強くならない」という可能性は、低そうではあるけれどもゼロではない。そういう点では、ギャンブルに打って出ても良い立場に自分がいて、また勝算とまでは言わずとも、そういう可能性が確実にあるという事が分かる中でのギャンブルでした。これはどこぞの赤いチームがやったギャンブルとは、まるで別モノですわな(笑)
一方グロックとは反対に、エクストリーム・ウェットで最後までステイし、根性でコースを走り続けたのが2位になったハイドフェルド。本人も雨が弱すぎてタイヤがキツかったという旨のことは語っていますが、ステイしていたおかげでエクストリームからインターミディに履きかえたクルマヲを一気にぶち抜いて、最終的には良いタイミングで赤旗が出ての2位獲得。多分に運が良かったという要素はあるにせよ、これはこれで1つの良い判断だったと思います。
グロックにしろハイドフェルドにしろ、「他とは違った判断」をあの雨の中で下したことが、この結果に繋がりました。大多数のクルマがセパンの雨を警戒して、その場その場でコンサバな選択をしていたのに対し、それとは違った道を歩んだのがこの2台。で、結果的には多くのクルマを出し抜いたわけです。
ギャンブルは成功するか失敗するかですが、特にこういう雨のときには、その成否が大きく分かれるもの。ただ繰り返しになりますが、ギャンブルを「すべき時」というのがあるわけで、そのタイミングを逃さなかったこの2人はお見事だったなぁと思うわけです。
でもその2台より前で走ったのが、バトンでした。ハーフポイントとはいえ2連勝。
う~む、バトンの場合は、そういうギャンブルに出ずに逃げ切ってしまったわけですからね。バトンは、まずルーティーンのストップ、そしてエクストリームを履くためのストップ、インターミディを履くためのストップ、さらにエクストリームを履くための・・・・という感じで、じつに4回ものピットストップをしながらも逃げ切ってしまいました。ドライ時の貯金があったにせよ、なんだかんだで合わないウェットタイヤを履きながらもそこそこペースを保ったからこその、逃げきりなわけで。
オーストラリアでもそうでしたけど、バトンのこの「多少困難なタイヤを履いていても、どうにかしてしまう」というマシンコントロールの技術は、流石としか言いようがないですね。今のところドライ時は穴が無い感じですし、何より2連勝というインパクトは大きい・・・・ まだまだシーズンを語るのは早計ですが、チャンプもある気がしてきたなぁ。
とはいえ、ユーロスポーツの投票を見ると、チャンピオンになれると思う人とそうでない人との割合は3:7くらい、まだまだファンは慎重なようですね。
最後に、ハミルトン&マクラーレンの一連の騒動について。
この件でハミルトンは評価がた落ち、国内のメディアからも総叩きに遭ってるわけですが、まぁ元々イギリスではヒーローだったけどそれ以外ではヒールでしたからね。スペインのファンの人種差別的なアレはどうかと思うけど、ただアロンソとのあの件でスペインのファンが良くない印象を持つのは仕方ないと思うし、日本GPに行ってても感じるんですが、ハミルトンの人気って大したこと無いんですよね。
何より問題だと思うのが、この件でイギリスのメディアまでも的に回してしまったことで。
日本でも読める“イギリスのF1雑誌”F1 RACING誌での露骨なハミルトンヨイショ、アロンソ叩きの論調に代表されるように、これまでハミルトンを持ち上げてきたのはイギリスのメディアでした。イギリスのファンがハミルトンに好意的だったのもメディアがセンセーショナルに書きたてから、というのもあったでしょうし。
それ以外の国のファンの反応はイマイチでしたし、パパがごねただの色々あってすっかりファザコンのイメージまでついてしまってました。
おまけにマナーをわきまえないオーバーテイキングや危険走行で他のドライバーからの評判は最悪、07年の日本GPではSC先導中のヴェッテルとウェーバーの接触で「ハミルトンが悪い」ということで彼以外のドライバーが全員同意したなんてこともありましたし、そもそもGPDAに加入していないハミルトンがコース上でもそんな素行の状態では、村八分状態になるのもやむを得ない話。
要するに、ハッキリ言ってマクラーレンというチームとイギリスのメディアを除いては、ハミルトンは完全にヒール役だったんですよね。それでも何とかやっていけたのは、取り巻きのイギリスメディアが彼をヨイショしていたから。ところがこの一件でそのメディアにも遂に愛想を着かされてしまったわけで、折しもバトンとブラウンGPの台頭もあって、イギリスのファンの関心も彼から離れるかもしれません。
ってことで、これは想像以上にハミルトンにとっては強い逆風が吹いているのではないでしょうか。ま、自分も正直彼のことはあまり快く思ってはいなかったので、これで少しは頭をたたかれて大人になってくれればな・・・・と思うんですけどね。
とりあえず父親から自立しないと(笑) いまさらですが、「息子の出社に親が付き添うなんて、おかしな話だろう?」っていうネルソン・ピケ・シニアの言葉を、ハミルトン父子に聞かせてやりたいですね。
posted by Alan Hetarade |05:35 |
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2009年03月29日
いやー、すごい!やっぱり開幕戦は荒れますね。
ああも良い感じにレースが荒れてくれるのは、アルバートパークというコースが公道であるが故のランオフエリアの狭さなんかも影響しているわけですが、やっぱりこう、開幕戦はああいうごちゃごちゃっとしたレースでなくっちゃ(笑) こういうレースを見ると、さー今年もF1が始まったゾ!という気分になりますね。
とりあえずまずは、ブラウンの1-2達成おめでとう!と。
個人的にバトンというのはそんなに好きなドライバーというわけでもなかったですし(何つっても本命はハイドフェルドなのですよ)、チームとしてもザウバー時代からのBMWのファンなのですが、そういうのを全部抜きにして、純粋に1人のF1ファンとしてこれは嬉しい。ホンダ撤退という逆境にもめげず、チーム一丸となって参戦までこぎ着け、ホンダ時代のベースがあったとはいえしっかりしたマシンを開幕までに用意し、見事なパフォーマンス、タクティクスでもって1-2フィニッシュ。
オフシーズンからのさまざまの過程で、これらの努力が少しでも欠けていればスタートラインにも立てていなかった可能性があるわけで、そういう点では本当にこのチームの努力には頭が下がりますし、ファンとしてはグリッドに並ぶマシンが減る事態を回避してくれただけでもまさに御の字。そんな彼らにちょっとくらいご褒美があったって良いじゃないですか、ねぇ。“ちょっと”どころではありませんでしたし、ご褒美という言い方は語弊があるかもしれませんが(笑)
その辺りは、やっぱりみんな思ってる事だろうと思うんですよねー・・・・というとそれもまた違うかもしれませんが、ただ最後にSCが導入されて順位が確定した段階で川井ちゃんが思わず拍手してましたが、自分もまさにあれと同じ心境ですよ。どこそこを応援する云々ということを抜きにして、本当に心から祝福したいと思う勝利でした。
バトンは終始危なげない走りでしたが、バリチェロはスタートのアレがあって、最終的にヴェッテルとクビサのあのクラッシュに救われたにしろ、追い上げての2位。マシンのパフォーマンスもそうですし、小倉さんも中継中で触れていましたが、前身のどこそこのチームとはレース中での対応力というか、瞬時の決断が求められる場面での状況判断が随分違った(笑) 中嶋のクラッシュによる1回目のSC直前に、2台をピットに入れた。さすがロス・ブラウン。
バトンに関してですが、見ていたところ、スーパーソフトを履いた時の走りは全ドライバー中で一番だったんじゃないんですかね。もちろん件のタイヤを履いた第3スティントでラップタイムの落ち込みはありましたが、ただそれでも1分29秒台には留めていましたからね。他のドライバーが軒並み1分30秒を大きく超えるラップで回っていたことを考えると、ずいぶんその落ち込み分を抑えたなーという印象。
元々丁寧なドライビングのテクニックには定評がある彼なわけですが、タイヤによるパフォーマンスのアップダウンが激しくなる今回のレースのように、もし仮に他のグランプリでもなった場合、これは大きなアドバンテージがあるかな、と。ドライバーエイドの禁止なんかでも有利になると言われていたものの実際はそんなでもなかった彼ですが、今日のあのスーパーソフトでのラップは、なかなか興味深いものでした。
さてそのほか。
トヨタも3-5でフィニッシュ。予選失格でピットスタートという逆境がありましたが、こちらもSCの導入に救われた感はあったにせよ、うまいこと戦術でもって浮上してきたなーという印象。もう正真正銘、日系のチームはここだけになったわけですし、そういう点では嬉しいですね。
あとはまぁ、終盤でクラッシュしてしまったクビサとヴェッテルですが・・・ うーん、あのシーンは本人も「馬鹿をやった、ごめん」と言っていたようにヴェッテルの方が過度に粘り過ぎたとはいえ、クビサの方もちょっと強引にインを閉めてるように見えたんですが、どうなんだろ?まぁ勿論、あそこはマナー的にもヴェッテルが引かなきゃいけない場面なんですが、クビサも人一倍強気なドライバーですからね。
もっともあのシューマッハーですら、追い詰められたときにはついついぶっつけてしまう癖があったくらいですから、あれくらいはF1ドライバーたるものの人間的な部分として、温かく見てあげるべきなのかもしれないんですけど(笑)
中嶋とピケは・・・・まぁ、これを糧にして頑張ってください、としか言いようが。ピケはなんか不自然なスピンでしたが(それでもたぶん本人のせいなんだろうけど)、中嶋は完全に「やっちゃったー!」っていうクラッシュでしたからねぇ・・・・ 頼むよ~、もうあなたしか日本人いないんだから。
あとどうでも良いんですが、地元なのにスタート直後の1コーナーでレースが終わってしまい、チェッカーを受けた車では唯一のラップダウンになってしまったウェーバーが、フィニッシュ後他のドライバーがスロー走行する中1台だけぶーっと飛ばしていなくなってたのは、笑いました。
posted by Alan Hetarade |17:55 |
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2009年03月28日
えーと、コメントのレスはもう少々お待ちくださいませ。今日もこれからちょっと出かけるので、日本代表戦も遅れての更新となりますので、ご了解ください。ちょっと目を離した間に↓の記事がああいう事になってちょっと驚きましたが、逃げてるわけではないのでご容赦をば(笑)
さて。今年はF1についてもちゃんと書いていこうと思います。もっとも今年は雑誌は買ってこそいるものの全然読んでいないので、軽い感想を書くに留めますが。
開幕戦のオーストラリアGPの予選が終わりました。(いちおう)新規参戦のブラウンGPがバトン1位、バリチェロ2位と、いきなりのフロントロウ独占という、ある程度予想されていたもののサプライズな結果に。
川井ちゃんが言っていましたが、新チームの初レースでのポール獲得は、1970年シーズンの第11戦カナダGPで、ティレルのジャッキー・スチュワートが予選1位となって以来。因みにこの時のティレルはスチュワートの1台のみだったので、ワンツーは達成のしようがありませんでした。初戦フロントロウ独占となると、いつ以来なのかな?一応1950年のF1第1戦では、アルファロメオが1位から4位までを独占しておりますが(笑)
うーん、しかしこの結果だと、参戦できるかできないかというところで悩ましい日々を送っていたブラウンのメンバーが歓喜するのは勿論ですが、ホンダの関係者はどう思っているのかが気になるところ。個人的にはあの撤退は愚の骨頂というか、バーニー・エクレストンやフラヴィオ・ブリアトーレが批判したように「あんだけ金かけて撤退したんじゃ、何の意味もねぇだろ」っていう感想を持ったのですが、どうなんでしょうね、撤退したとたんにホンダ時代には到底出せなかった成績が出たってのは。
まぁ、日本人エンジニアの制約から解放されて、B.A.R.時代のように自分たちのやりたいようにやれるようになったイギリス系のエンジニアたちが、モチベーションを上げたってのも少なからずあるかもしれませんね。その辺りはチームの内部事情をあまり知らんので、何とも言えないのですが、ただホンダの末期は日英合弁のチーム体制で悪い面が出ていたような気がするんで、そこら辺でブラウンがチームのトップに座って正真正銘イギリスのチームになれたってことは、案外大きいのかもしれません。
おかげでバトンも、輝きを取り戻しましたからねー。マクラーレンがQ2敗退ということで、ナンバー1イギリス人ドライバーの座に、今年は返り咲けるかもしれないわけだし、そりゃあやる気も出ますわな。
その他、レッドブル、ウィリアムズ、BMWといったブラウンに次ぐ勢力は、ドライバーによって明暗分かれてしまったようで。そういう点ではトヨタ、フェラーリはトップからはやや遅れてしまいましたが、両ドライバーでコンスタントにポイントを稼ぐという点では、案外決勝では良い戦いができるのかもしれません。
KERSですが、まぁ使っている場所からするとコーナー立ち上がりといったところですから、オーバーテイクには直接は関係なさそう。ただ、もしかしたらスリップに入りやすいというのはあるかもしれないですし、そういう点ではオーバーテイクのポイントとなりそうな9コーナーに向けて、たとえば7コーナーの立ち上がりの辺りまでKERSを「取っておく」だとか、そういう使い方をするかどうかというのもポイントになりそう。
何にせよ、KERSについてはレースにおいてどれくらいのアドバンテージがあるか、実際にやってみないと分かりませんからね。その辺り、グリッドと合わせてどんなレース展開になるか、期待したいところです。何つっても「荒れる開幕戦」ですからね。
posted by Alan Hetarade |16:09 |
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2008年10月12日
昨日レポートを書こうかと思ったのですが、早朝出発の疲れで寝こけてしまいました。ので、今から日本GPについて書きたいと思います。
レースについてはほかの方も書かれているので、実際に観戦してきた自分としては、主に運営面での感想をば・・・・
◆完璧に機能したチケット&ライド◆
昨年、道路は陥没するわ、バスは来ないわ、待機場にトイレは無いわ、下は泥沼だわで、まさに考えられ得る最悪の事態がすべて起こったと言ってよかったチケット&ライドシステムでの、観客のバス移送。
今年に向けてFSW側が取った対策は、“留め置き方式”の導入、全バス駐車場の舗装、といったものでした。
さてその成果ですが、文字通り完璧。昨日はまだしも、今日の決勝日でも、待ち時間はゼロ!因みに私はウイニングランを見てから駐車場に向かいましたが、待ち時間ゼロ、駐車場に着くや直ぐにたくさん留めてあるバスのうちの1台に誘導され、すべての人が座席に着いた段階で発車しました。
昨年は駐車場に居並ぶ人の列が大変なことになっていましたが、今年は人の列はあるもののその列は常に進んでいて皆速やかにバスに乗り込み、道路は各駐車場から出てきたバスが連なって進むという、昨年ではまったく有り得なかった光景が目に飛び込んで、あの雨中の惨状を知るものとしては壮観としか言いようが無い、胸が透く光景を目にかけることができました(笑)
逆にここまで完璧に観客の移送が成功すると、JRの駅までの歩道はともかくとしてレースが終わると必ず周辺道路が大渋滞を起こしてにっちもさっちもいかなくなり、場所によっては駅からのバスの送迎で料金を取るという半ば雲助のような行為がまかり通っている鈴鹿のほうが、不便に思えてくるくらい。来年の鈴鹿が以前と変わらないような状態だったら、今度は鈴鹿のほうに不満の声が出てくるかもしれません。
◆とてもとても便利だったテント◆
昨年は大雨が降る中、メインスタンド裏の屋根がある狭いスペースにお昼時に人が殺到し、ひしめき合いながら昼食を摂らなければならないという事態になりました。私もその1人だったのですが、あまりに人が多すぎて立ちながらお弁当を食べなければならず、しかも半身くらいは雨がかかりつつ、といった状態でした。
そこで今年は、各広場に大型のテント、というか要するに大きな屋根をおったてて、雨が降れば雨宿りが出来るように、晴れれば日よけになるように、という事でした。
で、これがこれまた完璧に機能(笑) 昼の様子はちょっと分かりませんでしたが、朝早くにサーキットに着いてみると、最寄の露天でご飯を買った人たちが軒並みその屋根の下で座って休息をとりつつ、食事をしていました。場所によっては椅子もしつらえてあったりして、グッズを買ってちょっと歩き疲れたら休憩、ということも出来ました。
そして土曜日はパラパラッと雨が降ったわけですが、その際にもそこで雨宿りしながらご飯を食べている人もいましたし、自分なんかもそうだったのですが、一旦そこに退避した上で落ち着いて雨具を鞄から取り出し・・・ということもできました。
要するに、このテントは非常に便利で、観客としては重宝させていただいた、というわけです。
◆スタッフの数、質の向上◆
昨年はさらに、スタッフの数も足りていませんでした。特に顕著だったのが駐車場での誘導の不足、およびレース終了後そこに至るまでの道中での警備員不足、といったあたりでした。
この点に関してもお見事というか、会場内の警備員の数は明らかに増えていて、狭いトンネルの側では観客に注意を喚起したり、道の途中や歩道橋にも何人も警備員がいて左側通行を徹底させたりということで、観客を粛々と誘導することに成功していました。
また駐車場では、上述のとおりチケット&ライドが上手く機能していたというのもあるのですが、何とスタッフが余っていました。それも10人近く(笑) 今回は観客が駐車場に着くと、先頭にスタッフがついてバスまで案内、そして所定の人数になるとそれを切って、またそこにスタッフが付いてバスまで案内・・・という方式でした。要するに、その際の誘導係が大量に余っていた、ということです。
それでも観客はスムーズにバスに乗れていたのですから、ろくにバスも来ない上に人数が不足していた昨年とは大違いです。たしか1つの乗り場に3,4人くらいしかスタッフがいなかったのが、昨年でしたから。
ということで結論としてですが、トヨタが本気で金を出してその組織力を機能させればここまで出来るのか!っていうのをまざまざと見せ付けられたような気分であります(笑)
トイレに関しては昨年から鈴鹿よりは遥かに上だとは思っていたのですが、こちらも数、そして衛生的にも問題ありませんでした。待ち時間は鈴鹿よりよっぽど短かったです。観客数を昨年より減らしたというのもあるんでしょうが、その分質の面ではまさに天と地ほどの差があったと思います。
というか、上にもちょっと書きましたが、むしろここまで完璧にやってしまうと来年の鈴鹿にプレッシャーが掛かるんじゃないか、と。正直今回、あらゆる面で富士が鈴鹿を上回ったと言わざるを得ないような、完璧な運営でしたので。ま、苦言を呈するとすればスタンド前のモニターくらいですかね。ちょっと小さい。
何にせよ、1年でここまでやってしまうトヨタには驚かされたというか、いくら昨年がボロクソだったとはいえ、流石は世界の大企業なだけのことはあるなぁと思い知らされました。なんだ、やれば出来るじゃないか、と。これは率直に、ここまでやってくれた運営側を評価しないわけにはいかないですね。
精神的苦痛とか言って訴訟を起こした人たちは、今回のグランプリについてどう思っているんでしょうね(笑)
posted by Alan Hetarade |22:20 |
F1 |
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