2010年06月19日

「いかに上手く負けるか」問われるオランダ戦

加熱する期待と、絶望的なまでの現実
あの奇跡的とも言って良いカメルーン戦での勝利を受け、その余韻が冷めやらない中、日本時間の今夜、日本とオランダのゲームが行われる。

カメルーン戦後の報道の過熱、及び日本国民のワールドカップへの注目度の高まりは、あの02年日韓大会を彷彿とさせるものがある。誰も期待していなかった、予想していなかった大会前の状況からすると、これが同じ国なのか、というほど日本代表への期待、注目は集まっている。テレビは連日代表の動静をつぶさに伝え、各選手をヒーロイックにピックアップし、普段はスポーツについて殆ど言及しないアナウンサーやコメンテーターが、フットボールの魅力を語り、スーパープレイ集に感嘆する。

しかし我々は、現実を受け入れなければならない。日本とオランダの間に、単純な組織力では埋めようのない、絶望的なまでの個々の技術力の差があることは明白であるし、カメルーン戦での勝利は、半ば以上カメルーンが自滅してのものである。あの本田のゴールシーンも、クロスを上げた松井に対するアスー・エコトのお粗末な対応、そして両CBの完全なポジショニングのミスから、棚ぼた的に本田がゴールを挙げたにすぎない。

そして何よりカメルーンは、アレックス・ソングを欠いていた。もしカメルーンにとってエトーが攻撃の要となる矛であるならば、ソングは守備の要となる盾であり、同時に攻撃の起点でもある。彼を欠いたカメルーンは、飛車角落ちとまではいかないまでも、角落ちくらいの状態であった。ロッベンを欠くオランダ代表ではあるが、彼は代表チームにおいて、カメルーンのソングほどに絶対的な存在ではない。そしてアンカーの潰し屋デ・ヨンクは、問題なく試合に出てくるだろう。状況はカメルーン戦よりも、厳しい。


“1勝2敗で三つ巴”の可能性
ある意味、日本がオランダに負けるのは分かりきったことであり、負けたところで今さら驚くことではない。それよりもグループの大勢を決するであろう大一番は、その次に行われるカメルーンvsデンマークのゲームである。ここでカメルーンがデンマークを下せば、グループEはオランダの突破がほぼ確実となり、その他3チームが三つ巴で2位を争う展開になる。

カメルーン以上に怪我人が多く苦しんでいるのは、デンマークだ。特にオランダ戦でも露呈したとおり、アタッカー陣の状態はまさに惨憺たるもの。働き盛りのベントナーは60分が限界で、エースのラルセン、実績十分のトマソンは出場せず、ベテランのグロンケアと経験のないベックマンでは、殆ど何もできなかった。オルセン監督の疑問の残る采配には批判も高まっていると聞くが、いずれによせ守備が脆いカメルーンを突くことができるかどうかは、甚だ未知数だ。

カメルーンの守備陣がオランダのアタッカーを抑えきれるとも思えないため、おそらく第3節ではオランダがカメルーンに勝利するだろう。そしてカメルーンがデンマークに勝利し、デンマークが日本に勝利した場合、オランダが3勝、日本、カメルーン、デンマークが1勝2敗で並ぶ、という結果になる。これは現実的に大いにあり得る可能性であり、そしてそうなった場合、勝負を決するのは得失点差、という事になってくる。


韓国の“失敗”から学べ
さて今大会、この「3者が1勝2敗で並ぶ」展開になりつつあるグループがある。アルゼンチン、ナイジェリア、韓国、ギリシャが属するグループBだ。

現在このグループはアルゼンチンが2勝で首位に立ち、韓国、ギリシャが1勝1敗、ナイジェリアが2敗という展開になっている。順当に行けば最終節でアルゼンチンがギリシャに勝利すると考えられるため、ギリシャの突破は非常に厳しいが、もしそのような結果になりナイジェリアが韓国に勝利すれば、アルゼンチンが3勝、韓国、ギリシャ、ナイジェリアが1勝2敗で並ぶ、ということになる。

ここで重要になってくるのが、韓国が先のアルゼンチン戦で4失点を喫してしまい、得失点差“-3”を記録してしまったことだ。韓国は初戦のギリシャ戦で2点を奪い勝利したものの、アルゼンチン戦での大敗が響き、得失点差は現在-1。ギリシャが同じく-1で並んでいるものの、総得点差で韓国は2位となっている。しかしここで着目すべきはギリシャではなく、ナイジェリアの得失点差だ。

ナイジェリアは2敗を喫しているものの、それぞれの試合で1失点ずつしか喫していない。つまり、得失点差は-2。もし韓国vsナイジェリアのゲームでナイジェリアが勝利した場合、たとえ1点差であったとしても、得失点差で韓国を上回ることになる。ギリシャがアルゼンチンに敗れると仮定した場合、ギリシャの得失点差も-2以下になるから、現時点で既に「3チームが1勝2敗で並んだ場合、ナイジェリアがベスト16に進出することは決定している」のである。

この、一見精神的にはナイジェリアに有利とも思われる状況を招いているのが、グループの“強豪国”アルゼンチンとのゲームでの、両者の失点数の差だ。ナイジェリアは敗れこそしたものの、最少失点の1失点でゲームを切り抜けている。一方の韓国は、せっかくギリシャから2点を奪って勝利したものの、アルゼンチン相手に4点も取られてしまったため、その貯金をすべて吐き出してしまった。


目先の勝負に惑わされるな
つまりこれをグループEに当てはめた場合、強豪国オランダとのゲームでいかに失点を少なく抑えるか、ということがグループのすう勢を決する可能性がある、ということである。現状デンマークはそれを、2点で抑えている。そして日本は、カメルーン相手に最少得点差の1点差で勝利したに過ぎない。もしオランダ戦で大量失点を喫してしまえば、それがグループ突破に際して致命的なポイントとなる恐れがある。

ここまで3者が1勝2敗で並ぶことを想定して話を進めてきたが、デンマークがカメルーンに勝つという可能性も、当然ながら考えられる。その場合、最終節で日本とデンマークが引き分ければ、両者は勝ち点4で並ぶ。ここで勝敗を決するのも、得失点差である。

もちろんオランダ相手に勝ち点を挙げられるに越したことは無いが、現実的には非常に厳しい。であるならば、もはや色気を出さずに、負けることすら織り込み済みのものとして、ひたすら失点数を抑える、という戦いに日本は徹するべきだ。韓国がアルゼンチンに大敗した一因は彼らが相手をリスペクトし過ぎたことにあったが、日本とオランダの力関係は、韓国とアルゼンチン以上に絶望的な差がある。ハッキリ言って、下手に出過ぎても出過ぎることはない。その分、下手であることを自覚した上でのしたたかさを発揮する事の方が、求められているのではないか。

私はこのオランダ戦、1点差の敗戦なら大成功、2点差の敗戦でも及第点、と考えている。とにかく大事なのは、このオランダ戦ではない。その次のデンマーク戦を終え、3試合を終えた時、グループの2位にいることだ。ワールドカップのグループリーグは、90分の試合3つというより、270分の長い長い時間の中でのプランニング、マネジメント能力が勝敗を決する場合がある。いまの日本に求めらているのは、まさしくその、グループリーグを総体としてまとめあげる力である。

posted by Alan Hetarade |07:52 | 2010W杯 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年06月12日

絶対に“負けられない”戦いがそこにあった

無難な船出を選択した4チーム
いよいよ4年に1度の祭典、FIFAワールドカップが開幕した。開幕戦では開催国南アフリカがメキシコと対戦し、1-1のドローに。続いて行われたウルグアイvsフランスのゲームは両者とも決め手を欠き、0-0に終わった。

スカパーの放送では、コメンテーターとしてスタジオにトルシエ氏、そしてグラーツからの衛星中継でオシム氏という元日本代表監督の両者を招き、ハーフタイムと試合終了後にコメントを聴くことができた(オシム氏の出演は開幕戦のみ)。その中でオシム氏は、ハーフタイムの段階で両チームを「臆病」と評し、90分が終わった後でも「両チームとも、リードをしてもされても、“怖かった”。負けなかったので両者とも結果は不満ではないだろう」という旨のコメントをしていた。

これはその後のウルグアイvsフランス戦でも見られた傾向だが、この開幕に臨んだ4チーム全てが、まずは負ける事を恐れ、それを避けるために最大限とは言わないまでも、少なくとも自滅をしない程度にはリスクを取らない戦いをしていた印象を受けた。それは両SBが上がっていたメキシコについても言えることで、単純なポジショニングでは攻めに人数をかけていたとしても、最後の局面では及び腰になり、リスクを犯した攻撃が出来なかった。

その結果、2試合ともスペクタクルとはかけ離れた、散発的な攻撃が応酬されるゲームになってしまった。これは4チーム全てが、悪く言えば消極的な戦いをしたことになるが、それだけ各チームが現実的にベスト16進出に向けては、「どのチームも諦めてはおらず、またどのチームも油断はしていなかった」という事を、如実に表している。それがオシム氏の言う「恐れ」なのかは、分からないが。


尊大な攻撃に出るべきだったメキシコ
まず南アフリカvsメキシコのゲームに関しては、前半をスコアレスで折り返したこと。これが全てだっただろう。トルシエ氏は試合終了後に「メキシコは前半にゴールを奪うべきだった」と言ったが、私もその見解に賛同する。

少なくとも前半キックオフ直後の時間帯に関しては、メキシコが南アフリカを圧倒していた事について、異論を唱える者はいないだろう。であれば、その時間帯にメキシコは一気に圧力をかけて、先制してしまうべきだった。如何に南アフリカがスピードのある選手を揃えているとはいえ、選手個々の技術力、総合的なチーム力という点では、メキシコの方が明らかに上である。であるならば、敢えて慎重な入りはせずに、序盤でその能力差を存分に見せつけ、相手が修正する隙を与える前にゲームを決めてしまうべきだった。

先発した南アフリカのLBスワラは、ドリブルへの仕掛けに対して簡単にタックルに行ってしまい、そこをドス・サントス、アギラール、ヴェラといった選手にいとも簡単にかわされるシーンが目立った。またその他の選手も、身体を当てて激しいタックルに行くというよりは、何となくゾーンでのディフェンスでもって自陣を固めるだけで、決してタイトなディフェンスをしていたわけではない。そしてメキシコは、チャンスを作ることは十分にできていた。

ところがそこでメキシコは、リスクを避けてポゼッションを重視する攻めをしてしまった。結果、サイドの崩しでチャンスこそ作るものの、MFの攻撃参加が少なく、ボックス内で人数をかけることができなかった。ギジェ・フランコの惜しいシュートシーンが目立ったが、逆に言うと彼くらいしか、ゴール前に走り込む選手がいなかったということだ。これに関しては、闇雲に両SBを上げてしまい、マルケスに攻撃参加の自由をまったく与えなかった事も、戦局の硬直化に繋がってしまった要因となっている。

結果として後半、CBのスピード不足を突かれ、南アフリカにゴールを奪われてしまった。オソリオ、ロドリゲスの両CBがムフェラへのマーキングを誤るシーンは前半から散見されたが、後半になってもそれは修正されることなく、逆に時間が経つにつれカウンター時のスピード差によって危ういシーンを作られた。最終的に南アフリカDF陣のオフサイドトラップのミスで1点を返したものの、慎重になりすぎてしまったがゆえにポイントを失うという、最も悔やまれる形でゲームを終えてしまった。


満足なウルグアイ、閉塞感拭えないフランス
一方のウルグアイとフランスのゲームに関しては、前評判にしろ選手の意識にしろ、両者はほぼ対等であるという下で戦ったに違いない。何せフランスは予選での勝ち上がり方からしてあの有様である上に、テストマッチの結果も散々だ。あの、エゴを全面に押し出してくるとも思えるフランス国民の約半数が、決勝トーナメント進出の可能性に疑問を抱いているのである。日本もそうだが、フランスも近年では無かったレベルで、代表チームへの期待が落ち込んでいる。

そのフランスがゲームを優勢に進めることも、あくまでも想定内の事実だった。ウルグアイの戦術は、今も昔もカウンター一辺倒。フォルラン、スアレスという2トップは、おそらくゲーム中に3度も決定機があれば十分(もっともこのゲームでは、その決定機を外してしまったのだが)。逆にそのような意識があればこそ、フランスも後半になってもバランスを崩さず丁寧に攻めた感はあり、それが一層ゲームの停滞を招いた。

しかしそれを差し引いても、フランスの攻撃は寂しいものだったと言わざるを得ない。チャンスになりそうだったのはリベリーの個人突破くらいで、アネルカはゴール前で孤立しなかなかチャンスシーンを得られず、グルキュフはまったく推進力を発揮できない。対するウルグアイのカウンターもフランスがきっちり対応し、結果として両チームとも、遠い距離からのシュートが大きなチャンスになり、それ以上のシーンを演出することが出来なかった。

ウルグアイとすれば、この程度のゲーム内容になるのは織り込み済み。今日に関しては、73分のロングスローからのチャンスシーンでフォルランが外してしまったことが不運だったと言える。それだけの結果でしかない。しかしフランスの方は、やはりチームの構造的な問題があるように思えてならない。もし3トップのセンターでアネルカを起用するのであれば、パートナーゴヴのようなMFタイプの選手ではなく、マルーダやジニャクといった、よりゴールの近く、アネルカの近くでプレイしてくれる選手にすべきではないか。


“同じ船出”の先行きは・・・・
開幕戦を見る限り、南アフリカもメキシコも、守備陣にやや問題があるように思われた。特にメキシコは、南アフリカのカウンターに対してスピードでやられる以前に、各DFの間のスペースに入ってくるFWをマークしきれていなかった。その点を見逃すフォルラン、スアレスではあるまい。ウルグアイにとっては、充分に付け入る隙があるだろう。

対して何も変える必要が無いのは、南アフリカ。彼らにできる戦いは、これしかない。フランスは勿論、ウルグアイ戦ではどちらが“受けに回れるか”という我慢比べに屈しさえしなければ、勝機が見えてくる。対して相手に関係なく、自らの内容を修正しなければならないのがフランス。メキシコに関してはとにかくメンタルで相手に負けないよう意識すること、またCBのマーキングの問題を早急に解決した上で、ギジェ・フランコのヘディングが枠に飛んでくれるよう祈らなければ、ベスト16進出は厳しい。

各チームが同じ意図を持って同じ船出をしたが、その結果が各チームにもたらした意味合いには、微妙に差が生まれた。このギャップをどう縮めていくか。残り2試合という短いグループステージの中で、各チームはそのミッションを達成し、次の港にいち早く辿り着かなければならない。

posted by Alan Hetarade |08:30 | 2010W杯 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年05月10日

“岡田監督としては”順当な23人

とりあえず、現段階でのポジション別の簡単な感想をば。


GK
まぁ、妥当な3人でしょう。

川口の選出に関しては、正直なところプレイだけを取れば他に呼ぶ選手がいた気もしますが、やはり前回ワールドカップで失敗した要因の1つとして、チームのリーダー不在による団結力不足がある。そういった背景がある以上、明確に川口にその役割を与えるのは、悪くない判断でしょう。

現状、正GKが楢崎一択という状態ですから、ある意味では第3GKにそれとは違った役割を与えるというのは、全体のモチベーションのアップにもつながるはず。楢崎、川島、そして川口の3人がそれぞれ異なるモチベーションでもって臨めるというのは、良い事なのではないでしょうか。

ということで、ひとまずこのポジションに関しては「異存なし」です。


DF
個人的にはRBの候補として田中隼磨に入ってほしかった思いがあるのですが、まぁそんなサプライズは起こるはずもなく(笑)

ここも順当なメンバーが選出されたと言えるでしょう。問題はこのポジションに関してはほぼレギュラーが確定している状況で本大会を迎える(闘莉王、中澤、長友は確定でRBは内田or駒野)。これらの選手はいいのですが、他の選手(岩政、今野、MF登録の阿部)のコンディションをいかに保つか。

東アジア選手権では岩政を事前の試合でまったく使わず韓国戦でいきなり使った結果、彼の試合勘の鈍りが如実に表れ、惨敗へと繋がりました。前回大会でイタリアが優勝できた要因は、ネスタの怪我、ザッカルドの出場停止といったアクシデントがありながら、控えのマテラッツィらが高いコンディションを保って試合に出場できたことが、1つあります。

この辺りのケアを、岡田監督が如何にできるか。これが、選ばれたメンバー以上に本大会に向けて、重要になってくるでしょう。


MF
多くの人が「選ばれてほしい」と思っていた石川、小野が“順当に選ばれない”という結果になりました。

うーん、石川に関しては、やはりセルビア戦でゴールを奪えなかったのが全てでしょう。あの試合は、個人的には石川が点を取りさえすれば最悪何点取られるようが意味のあるゲームになると思っていたのですが、残念ながら石川はチャンスこそ作ったものの、得点できなかった。それはもう本人が痛いほど分かっていることでしょうが、あれが全てでしょう。

ただ石川に関しては、とにかく点が取れない、シュートを打たないという日本代表にあって、明確にゴールを狙った動きをする選手ですから、待望論があるのは当然ですし、個人的にも選ばれてほしかった。そういう点ではすごく残念です。

この辺りはFWの人選とも関係してくるのですが、結局ジョーカーとして使える選手として、誰を選んだのか。その辺りが、今回の人選での一番の疑問点といえるでしょう。


FW
サプライズと言えるほどのサプライズは無かった今回のメンバー発表で、強いて1人を挙げるとするならば、このポジションでの矢野の選出でしょう。

ここでも、前田、佐藤、香川という代表選出が待望されていた選手が外れました。特に佐藤に関しては、ジョーカー役としての選出が有力という見方があっただけに、やや意外な結果といえるでしょう。実際自分も、この点に関しては疑問を持たざるをえません。

確かに矢野は高さとスピードを持ち合わせた選手で、トップでの起用のみならずサイドでも使える、良い選手です。しかし日本代表での彼を見てみると、岡田監督は彼を使いこなせていない。それも多少ではなく、ハッキリ言ってまったく使いこなせていない。そのような選手を敢えて選ぶというのは、ある程度戦術を問わずジョーカー的な動きができる佐藤を外してまでそうするメリットがあるのか?という点について、突っ込まれることは致し方ないと言えるでしょう。

まぁ、東アジア選手権だったかセルビア戦だったかは忘れましたが、玉田がある程度途中交代で良い動きをしていたことが、今回の人選に大きく繋がったのかもしれません。あと大久保も、直前のJリーグで結果を残しましたからね・・・・うーん。

でもなー。やっぱり玉田、石川、佐藤といった辺りで比較すると、そういった役割を担えるのが玉田だけっていうのは、ちょっと心もとないですね。せめて石川か佐藤か、どちらかを選んでいてくれれば、まだ片方を落とすことに関しては、納得できたのですが・・・・・



ということで、総括するととにかく“順当な人選”としか言いようがないです(笑)

posted by Alan Hetarade |14:16 | 2010W杯 | コメント(1) | トラックバック(0)
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2010年03月03日

“基本的に”どう戦えば良いかが見えた一戦 【日本vsバーレーン】

結果で納得させた本田
やはり、本田の最後のインタビューが全てでしょうね。ワールドカップを前にアピールする事実上最後のチャンスで、前半から彼が入った効果というのは随所に表れていましたが、やはりゴールを期待されて起用されている以上、それに応えなければ最終的な評価には疑問符が付いてしまう。それは本田自身が常日頃から理解していることですが。

これまでは主として右サイドでの起用といった感じでしたが、今回はCSKAモスクワでもやっているトップ下での起用という事で、完全に“本田ありき”で組まれた布陣。前半から彼のゴールを狙う姿勢というのは如何なく発揮されていた(あのアウトにかけたシュートは惜しかった)わけですが、それだけではなくやはり最後に結果を出したことで、この試合での本田の評価は決定的なものになったと言えるでしょう。

この試合でこういうシステムを試して、そしてある程度の成果が出たということで、おそらくワールドカップ本番でも4-2-3-1で本田がトップ下、という布陣になるでしょう。


中村、松井は及第点、森本は期待外れ
そして本田が入った事とも関連してくる他の選手の評価について、私の所感を書こうと思います。とりあえず長谷部に関しては(良い意味で)もはや論ずるまでもないと思うので、割愛します。

まず松井は、長友とのコンビネーションがどうなのかな?という事を気にしながら見ていたのですが、おそらくあの2人が左サイドをやったゲームの中では、今日が一番良かったのではないでしょうか。これまでは互いにボールをキープしてつっかけたがる長友と松井の縦の関係がイマイチ上手くいっていなかったのですが、今日は互いに状況判断をして自重気味にプレイし、上手くボールの受け渡し、シーンごとでの突破の役割分担が出来ていたと思います。

それから、中村俊輔。まず思ったよりもコンディションが良くて、その点では安心しました。エスパニョールでは最後ほとんどゲームに出ていなかったわけで、そういった点で心配していたのですが、今日の動きを見る限りそこは問題無さそう。

肝心のプレイに関しても、上手いことポジションを取って、プレイメイクに徹していたと思います。とりあえず本田がいれば、前線で彼がゴールを狙ってくれるわけで、流れの中から殆どゴールに絡むことが出来ない中村の弱点というのも、ある程度は相殺されます。極端な話、後半にスタミナが切れてそれすら出来なくなったらとっとと代えちゃえばいいわけで、彼としてもあまり欲張らず、今日のようなプレイを続けていけば良いということがハッキリした試合になったのではないでしょうか。

逆に期待外れだったのは、森本。出場した時間が短かったという事はありましたし、パワープレイを得意とするタイプで無いことも分かります。が、DFとの身体を張った1対1の場面では、もう少し気合を見せて欲しかったなぁ、と。あとカウンターから本田のパスを受けてオフサイドになった、ビッグチャンスになりかけたシーンが1つありましたが、あれなんか完全にバーレーンのDFがトラップを仕掛けたというより、森本が完全にラインを意識していなかったといった感じのミスですからねー。ストライカーとして、あれはちょっとガッカリさせられるプレイでした。


課題は90分の戦い方と右サイド
さて、それでは最後に全体的な課題について。

60分~70分辺りで体力が切れてしまったのは、仕方ないことだと思います。開幕前のこの時期は選手によってコンディションにバラつきがあるので。ただ、いくら秋春制を導入している国よりコンディション的に有利な状態でワールドカップに臨めるとはいえ、やはりラスト20分くらいで体力切れを起こしてしまう事態というのは、ワールドカップに於いても想定されます。

この段階までくると、「いかに90分、体力を切らさずプレイするか」という事のみならず、「バテた後の時間をどう戦うか」ということも考えていかないと、話にならないでしょう。

ではどうするかというと、やはり効果的な選手交代という事になってくるわけです。守備的に行きたいのであれば稲本や橋本辺りという事になるわけですが、1つ玉田を遅い時間に投入する効果というものが今日見られたので、そこはヒントになったのかな、という気がします。

あとは、中村俊輔がピッチに立っている時の右サイド。俊輔はプレイメイカーとしては機能していましたが、やはりサイドアタッカーとしてはほぼ死んでいる状態に等しいので、右サイドで内田が孤立し、攻撃が中央~左サイド一辺倒になる時間が多く見られました。その内田が最後の最後で本田のゴールをアシストしたというのも1つ皮肉ではありますが、この内田の負担と右サイドの活用をどうするのか。いっそ中村俊輔交代時まで極力内田の運動量を抑えて、今日みたいに選手交代後に一気に掻き回すという手も無きにしも非ずだと思うのですが、その辺りどうしましょうかねー?(笑)

posted by Alan Hetarade |21:48 | 2010W杯 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年02月16日

日本代表、現在の問題点とは何か

を、改めて考えてみようと思います。

これまで管理人は、日本代表については周囲よりかなり楽観的な見方をしてきたと思います。ネイションズカップでのカメルーンの守備崩壊も「それ見たことか」という感じでしたし、曲がりなりにもベストメンバーのガーナに勝った実績はもっと強調されるべきだと考えていました。またオランダ戦の後半の出来もコンディションの面で擁護すべきだという論調で、あの試合については評価していました。

ただ、この東アジア選手権を受けて、さすがにちょっと考え直さざるを得ないな、と思いました。

ベネズエラ戦、中国戦辺りまでは、点を取れないのもまぁシーズンイン前のコンディションの問題があるのかなと思っていましたし、香港戦まではむしろ無失点に抑えていた(楢崎のPK阻止に助けられた面があるとはいえ)事をポジティヴに考えるべきかな、と思っていました。ただ、韓国戦での失態(スコアー以上にあまりにも悲惨としか言いようがない試合内容)を鑑みると、流石に再考すべき部分があるのかな、と思いました。

これについては、スポーツナビ+の各ブログでも活発に議論が行われています。特にサッカー系では最も興味深い記事をいつも提供してくださるブログの1つである「サッカーの面白い分析を心がけます」さんのエントリーがとても参考になり、また自分の考えとも被る部分が多かったので、ここでリンクを貼って紹介させていただきます。

ということで、ここではそれ以外、或いはそこから先の段階で、現在の岡田JAPANが抱える問題について、考えていきたいと思います。


岡田監督最大の欠点「選手起用の偏り」
私は岡田監督の戦術面や基本的な方針についてはこれまでも一定の評価をしてきました。が、その一方で一貫して疑問を呈してきたのが、このポイントであります。

「○○待望論」というのは、いつ、どこの代表でも聞かれるものです。例えば前回大会の日本代表でいえば平山や松井がそれに当たるでしょうし、現在もコートジボワール代表のドゥンビアだとか、ドイツ代表のミュラーなどは、代表経験がほぼ無いに等しいにも関わらず、本大会に向けての招集が期待されています。

では、現在の日本代表でこれに当たるのは、誰なのか。

おそらく名前が挙がるのは、森本、平山、前田という大型CF、そして本田、石川という攻撃的SHという事になると思います。いずれも代表にまったく呼ばれていないわけではないので“待望論”という言い方が当たるかどうかは疑問ですが、本大会で期待したい選手となると、ここら辺の名前が挙がるわけです。

つまり、彼らは現状では、実力に見合う立場を代表では得ていないと言えるでしょう。

これには確かに彼らのプレイスタイルが代表に合わないという点もあるのでしょうが、それ以外に、チーム作りの段階で彼らをほぼ戦力外という状態で扱ってきた岡田監督にも、彼らがフィットしない要因が1つあると言えるでしょう。

彼ら個人というわけではなく、岡田監督は就任直後から一貫して、新戦力のテストを苦手としてきました。もちろん戦術ありきでメンバーを組むのですから、実力はあれどそれに合わない選手が出てくるのは仕方ない事です。しかし今回、期待された小笠原及び平山を、フィットさせることができなかったどころかほとんど試合にすら出さなかった(しかも完全なテストマッチであったにも関わらず)ことで、改めて岡田監督の選手起用に、過度な偏重ともいえる性質があることがハッキリしました。韓国戦で岩政に明らかな試合勘の欠如が見られたことも、その前の試合で彼をまったく使っていなかった事が1つの大きな要因でしょう。

またこれと並んで選手交代もハッキリ言って下手くそで、例えばオランダ戦ではテストマッチにも関わらず交代枠を2つしか使わなかったりという事もありましたし、これまで彼がリードされた試合で選手交代によってそれをひっくり返したという事も、記憶に無いわけです。


クラブでのプレイを考慮しているか?
私がもう1つ気になっているのは、このポイントです。

これに関しては前回のエントリーでも書きましたが、玉田、岡崎という2トップは、クラブではそれぞれケネディ、ヨンセンという大型CFにトップを任せ、セカンドトップ、3トップのサイドアタッカーとしてプレイしています。またこれ以外に長谷部も、現在ヴォルフスブルクでは完全に4-4-2の右SHとしてプレイしています。ところが代表では、玉田と岡崎はフラットな2トップの一角として、長谷部はCHとしてプレイしています。

つまり彼らは、クラブと代表では全く異なるプレイスタイルを求められ、代表ではそれに対応しなければならない、という事です。

長谷部はともかく、岡崎と玉田に関して言えば、クラブでのプレイを半ば捨てるような形で、代表ではプレイしなければなりません。そしてどちらのポジションに彼らの適正があるかというと、両者とも現在クラブでプレイしているポジションが、“本職”として相応しいのではないでしょうか。

岡田監督が、はたしてその適性を考慮しているのか。この点で言えば、今回のベネズエラ戦及び香港戦で、小笠原を4-4-2のCHというクラブで結果を残しているポジションで遂に1度も使わなかった事、またサイドアタッカーとして花開いた矢野を、昨年の代表戦で一貫してトップで使い続けた事などから考えると、岡田監督はその点をあまり重視していない、というより殆ど無視しているに等しい状態であると考えられます。

彼は頻繁にJリーグのゲームを視察していますが、そこで何を見ているのか。「選手がどのようなポジションで、どのような特徴を発揮しているのか」ではなく、ただ単に「コンディションが良いか悪いか」という点しか見ていないのか。この点を、大いに疑問に思わざるをえません。

何も、クラブと代表でまったく同じ使い方をしろとは言いません。しかし、普段クラブで彼らがどういったポジションでどういう役割を担っているのか、或いはその際どのような選手とともにプレイしているのかという点をまったく考慮せず、ガラリと変わったプレイを代表で求めるのであれば、より選手個々人がフィットしやすい環境づくりだとか、求めるプレイのレベルを多少下げてやるだとか、それなりの示唆をしてやらねばなりません。

この場合「代表で練習する時間が少ないから」という言い訳は通用しません。少ない時間で調整しなければならないことは最初から分かっているのですから、その中でどういうシステムが最適なのか、見出さなければなりません。理想を追い求めるのは簡単ですが、その理想がワールドカップに間に合わなければ、何の意味も無いのですから。「現実的に実現可能な到達点」を見出し、そこへ向けての努力をする必要があります。

岡田監督は、どうもこの“終着点”を見誤っているように思えてなりません。システムありきでそこに合う人を集めるのが理想であることは間違いありませんが、こと練習時間が限られている代表に関しては、そうも言いきれない部分があることも事実でしょう。


現実的には、個の力に期待するしかない?
では、そういった問題を残る期間でどのように解決していけばいいのか。

サッカーで勝つためには点を取らなければならず、点を取るためにはシュートを打たなければなりません。現代表のメンバー、戦術を習熟していく事によってそれが実現できるに越したことは無いわけですが、どうも東アジア選手権での試合を見る限り、それでは無理なように思われます。

となると、もはや解決策としては、戦術的には多少フィットしていない選手であっても、より個人でゴールに向かう姿勢を持ち、得点力のある選手を起用していくしかないのではないでしょうか。勝つためには。

この場合、考えられう方策は幾つかあって、まずはSHの一角に本田或いは石川を起用すること。また玉田、岡崎の得点力をより引き出すという意味では、クラブで彼らがともにプレイするCFに近いタイプの選手、森本または平山を起用するという手があります(勿論彼らのスタイルはケネディ、ヨンセンとは少々異なりますが、贅沢は言っていられません)。これに関しては、長谷部、中村、松井といったメンバーを入れたところで解決する類の問題で無い事は、明白です。

この事を岡田監督が理解しているかどうか、或いは彼が私とは異なった見解を持っているかどうかは定かではありません。ただ1つ問題なのは、彼がそういうことを理解した上であっても、自らのスタイルを頑なに押し通すのか、或いはある程度現実的な妥協をするのか。どうもこれまでの岡田監督を見ていると一番不安になるのがこの辺りで、彼に柔軟な思考だとか現実的な対処だとかができるのかどうかということは、大変疑問に思わざるを得ないわけです。

確かに最後まで信念を貫き通すのも、1つ美しい事です。しかし言い方は悪くなってしまいますが、国際的に何の実績も、評価も得ていない日本代表“ごとき”がそういう点に拘る事には、何も意味が無いのではないでしょうか。今のスタイルを押し通して無残に敗れていったとしても、国際的にも国内的にも失笑の対象となるだけです。

今回の東アジア選手権の結果、及び反響を受けて、少しは岡田監督のお尻にも火がついたことでしょう。私としては、これで彼が少しでもその頑なさを解きほぐしてくれる事を、願うばかりなのですが。

posted by Alan Hetarade |10:16 | 2010W杯 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年02月14日

何がしたい東アジア選手権だったのか

Japan 1-3 Korea
【J;23(PEN).Yasuhito Endo】
【K:33.Lee Dong-Gook, 39.Lee Seung-Yeoul, 70.Kim Jae-Sung】
誰が点を取るのか?
結局この東アジア選手権を見ていて、まったく何も伝わってこなかったのが、このポイントだなぁと。

こと今日の韓国戦のみに限って言えば、どうにも一番点を取ろうとしているように“見えた”のは長友で、その次は内田というように思えました。もっとも2人とも、前に前にと出ていくプレイが得意なSBということもあるのでしょうが、普通SBの選手があれだけボックス内深くに侵入し、しかもそこに長くとどまるチームは無いでしょう。あるとしても片方のSBのみでしょうが、このゲームでは両SBがボックス内でストライカーのような動きをするシーンが、何度も見られました。

さて、そこで一概にFWのみを責めることができないのが、この試合でして・・・・

玉田にしろ岡崎にしろそうですが、クラブではそれぞれケネディ、ヨンセンという大型CFがいる中で、セカンドトップとしてプレイし、ゴールを挙げています。日本人でそれに当たる選手は前田、平山、森本辺りということになるのでしょうが、どうも岡田監督は、彼らを主戦力として使う気はないようで(前田はフィットせず、森本は呼べないということはあっても、平山なら使おうと思えば使えたでしょうから)。

となると、事実上の“ゼロトップ”のような戦いも考えられるわけで、それはそれで個人的にはアリだと思います。その考え自体が間違っているわけではない。

問題は、じゃあその場合、誰がどのような形でゴールを奪う、というイメージを抱いているのかということ。

この点がまったく見えなかったのが東アジア選手権での日本代表でして、これは玉田、岡崎の2トップに帰する問題ではなく、チーム全体のプランニング、戦術、そしてピッチで選手が共有するイメージの問題になってきます。本来であれば監督がそれを示唆するべきなのでしょうが、それが無い。その上どうも選手も、こういった問題の本質に気づいていないように思えます。

長友、内田がそこでゴールに向かう姿勢を示したのは、それはそれでいいことなんですが、流石にSBの選手のみでゴールを狙うというのは、無理な話。サイドの選手、あるいはCHの選手がいかにゴール前に飛び出していき、ゴールを狙うかということになってきますが、そういった姿勢がまったく見られなかったと言っていい内容となってしまいました。


パーソナリティに懸けるか、戦術を見直すか
となると、この問題をどう解決していくかということになるわけですが、考えられる対策は2つ。

まず1つは、ゴールに直結するプレイスタイルを持っている選手を起用すること。この場合、上に挙げたCFの選手たちに加え、MFだと本田、石川という2人が代表格となってきます。彼ら2人を既存のシステムに合わせて起用し、ゴールを狙わせるというのが第1の方法。

2番目は、今までのメンバーを変えないで、どうゴールを狙っていくかという形をハッキリさせることです。この場合重要なのは、選手が誰であれ、どのような形でテンポを変え、縦方向への走り出し、及びパスを出していくのか。その絵をしっかりと描けるかということになります。

しかし現実的には、第2の方法を確立するにはおそらく多大な労力と時間が必要な事でしょうし、どうも日本の指導者にそれができるとは思えない。となると、もはやある程度、選手個人でもって「俺が点を取ってやる」という気がある者を起用せざるを得ないのではないでしょうか。

ただそこで問題となってくるのが、私が一貫して岡田監督のウィークポイントだと思っている選手起用でして、はたして本番で本田、石川、平山辺りを使うかというと、どうもそうは思えないんですよねー。個人的には平山、あるいは森本の1トップで、その下に岡崎、本田、長谷部を並べる4-2-3-1(石川はスーパーサブとして取っておく)というのが一番良いと思うんですが、まぁまずこういう布陣は敷かないであろうわけでして(苦笑)

守備に関しては試合勘の問題が大きかったかなという印象でしたが、さすがにちょっと不安にならざるを得ない東アジア選手権でありました。

posted by Alan Hetarade |21:59 | 2010W杯 | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年12月05日

ワールドカップ抽選会テキストライブ

ということで、いよいよ間もなくワールドカップの抽選が行われます。日本はポット2ということで・・・・・あああ、何にせよ楽しみですね。わくわくします。

そもそもこんな深夜に起きている方がまず少ないでしょうし、こんなブログ界の際果てにあるブログをチェックしている方なんてまずいないでしょうが、何となくやりたい気分なので、抽選会の中継を見ながら、テキストライブでもしてみようと思います。結果が分かった後からでも、こんな心境で見てるヤツもいるんだー、みたいな感じで見ていただければ幸いです。



2時28分
因みにですが、中継はスカパーの中継を見ています。今、コメンテーターの方々の「こんなグループが見たい!」というコーナーです。

後藤氏は、「南アフリカ、日本、チリ、スイス」という組み合わせ。まー、こんなグループに入れたら良いよなぁ(笑)

オシム氏は「ブラジル、日本、コートジボワール、ポルトガル」だそうです。安易に勝ちやすいグループに入ってしまうと、相手をナメてしまうからいけないのだとか。なるほどー、オシム氏らしい論法です。


2時32分
なお管理人が希望する組み合わせは、「南アフリカ、日本、パラグアイ、スロヴァキア」です。後藤氏とちょっと似てますが、だいたいこうなりますよねー理想としては(笑)


2時37分
今、過去のワールドカップを振り返る映像が流れています。

こうして見ると、メッシのことをマラドーナ2世呼ぶのが如何に間違ってるか分かりますよね。5人抜きしたからって、マラドーナと比べちゃいけませんよ。だってメッシは神の手は使ってないし、ましてやコカ(以下自粛


2時44分
おー、ゼムノヴィッチとオシムがセルビア語で議論してますね。これは熱い。テーマは旧ユーゴ系のチームに大型FWの選手が多いことについて。


2時47分
やっぱりオシムは、話が面白いですね。含蓄があるし、ユーモアに富んでいる。日本代表監督としての評価については議論すべきことが多々あるでしょうが、少なくとも日本のフットボール界にその数々の提言でもって何らか有意義なことを残してくれたという事だけは、確かでしょう。彼から学ぶことは本当に多かった。

さー、いよいよ抽選開始が近付いてきました!


2時52分
バルケ氏が出てきました。さー、いよいよです!しかし、南アフリカのズマ大統領がWWEスマックダウンのロングGMにくりそつな気がするのは、私だけでしょうか?(笑)


3時00分
抽選のアシスタントの紹介。マラソン界の“皇帝”ゲブレセラシエ、ラグビーの地元スター選手スミット、あとクリケットの選手、それにマシュー・ブース、あと南アフリカの女子代表選手、そしてベッカムが出てきました。


3時03分
さぁ、いよいよ始まりました!



A:南アフリカ、メキシコ、ウルグアイ、フランス

B:アルゼンチン、ナイジェリア、韓国、ギリシア

C:イングランド、アメリカ、アルジェリア、スロヴェニア

D:ドイツ、オーストラリア、セルビア、ガーナ

E:オランダ、デンマーク、日本、カメルーン

F:イタリア、ニュージーランド、パラグアイ、スロヴァキア

G:ブラジル、北朝鮮、コートジボワール、ポルトガル

H:スペイン、スイス、ホンジュラス、チリ


3時8分
残念!(笑) ポット2で南アフリカと同組に入ったのはメキシコ。


3時11分
日本はオランダと同組!!!9月のリベンジのチャンスが与えられました!!!!


3時13分
ポット2の抽選が終わりました。ここまででは、グループC、Dがキツそうな感じ。


3時15分
コートジボワールはグループG!北朝鮮はかなり厳しくなりました。


3時18分
日本の初戦の相手はカメルーンに決定!正直、チリかパラグアイのどちらかに来てほしかった!(笑)


3時20分
ポット3の抽選が終わりました。うーん、カメルーンかぁ・・・・・カメルーン。ま、ガーナじゃなくて良かったけど・・・・


3時21分
ポット4からグループAに入ったのはフランス。ここまでで一番、会場がどよめきました。


3時23分
グループE、最後の1枠はデンマークに決定!最悪ではないけど、最高ではない組み合わせです。


3時26分
全ての組み合わせが決定!死のグループと言えるのは、グループDとG。残念ながら北朝鮮はフルボッコにされそう。日本は気の抜けない3チームが相手になりました。


3時28分
倉敷アナが解説していましたが、日本の試合会場は標高が1400m→0m→1500mってなるんだとか。正直組み合わせ云々より、こちらの方がよっぽどキツイ気がしてならない・・・・・


3時31分
オシムは「日本にとって良い点」として、オランダとデンマークのスタイルが似ていることを指摘。


3時35分
肯定的に捉えれば「やりがいのあるグループ」と言えるのではないでしょうか。力関係的にはドイツ大会の時と同じくらい、ただシードチームを比べるとオランダとブラジルではブラジルの方が上。そう考えると、まさに4年間で日本代表がどれだけ進歩したかということが試される大会になりそうです。


3時42分
後藤氏は、日程の厳しいグループGとHに、ブラジルとスペインという優勝候補2国が入ったことを指摘。確かにそういう点では、この2チームにとっては場合によってはかなり厳しい戦いになりそうです。


3時51分
という事で、ひとまず終わります。ありがとうございました。また改めて、お昼あたりにごちゃごちゃ書こうと思います。

posted by Alan Hetarade |02:24 | 2010W杯 | コメント(14) | トラックバック(0)
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2009年11月15日

出来た事と出来なかった事、そして課題 【南アフリカvs日本】

South Africa 0-0 Japan

えー、マッカーシーっていつの間に代表復帰してたんですか?ってのが真っ先に出てくる感想なわけですが(笑)

もう何年も前から代表の招集に関しては揉めに揉めまくってて、ついに先日のコンフェデにも出てこなかったのでこりゃーもうワールドカップにも出ないもんだとタカをくくっていたのですが、普通にピッチに立ってて驚きました。パレイラ監督がワールドカップまで持てば、これでおそらくそのまま出てくるという事になるのでしょうね。もっとも、パレイラがそこまで続投している保証は、ちーっともありませんが・・・・

なんかニワカっぽくはなってしまいますが、やっぱり南アフリカってマッカーシーとピーナールがいてナンボだと思うんですよね。ピーナールは今ちょっと戦列を離れているわけですが、彼の技術とマッカーシーの強さというのは、ちょっと南アフリカの選手の中では別格だと思うんで。それに何より世界で戦うという点では、この2人の経験は必要でしょう。ですから、マッカーシーが出てくれたというのは、まず南アフリカにとってはそれ自体が収穫だったのではないかと思います。



・・・・と、まずは南アフリカについて書いたところで、日本へ。

正直4-3-3を岡田監督が試してきたことには驚きましたが、そこでの課題とかはだいたい選手や監督の言う事まんまなので、自分の話に関連する部分だけ後で書きます。ただ、左サイドが大久保と駒野というのは、まぁこのメンバーだとそうせざるを得なかったのでしょうが、ちょっとどうなのかなぁ、と。

駒野はどちらかというと攻守のバランスを取りながらプレイする選手で、大して大久保は自分の力だけで突破するというよりはオーバーラップしてくるSBを上手く活かす選手ですから、以前からこのブログでは書いているとおり、もし大久保を使うのであればLBは長友じゃないとダメだと思うんですけどね・・・・

今回は長友がいなかったのでやむを得ないのかもしれませんが、それなら徳永を使ってRBに駒野とか、そういう使い方をしても良かったのかなー、と。まぁこれがこのゲームのメインテーマってわけでもないので、あんまり重要視されない点かもしれませんが、SBとSHの組み合わせにもうちょっと気を使ってほしいなーというのは、以前から代表に対して思っていることの1つであります。


さて、そんで当ブログでは昨日の記事からの流れで書いていきたいと思いますが。

4-3-3という布陣にしたときにゲームが作れなくなったという事は試合を見た方ならだれもが思った事でしょうが、組織としても立ちゆかなかったし、個々のプレイもそれほど良くありませんでした。このシステムに関して岡田監督がどの程度前から準備して選手にプランを示したのかは分かりませんでしたが、とにかく失敗だった事は間違いないでしょう。

じゃあ何でかという事になると、中盤の3人の構成がその理由かな、と。アンカーに稲本が起用され彼の守備力の評価が再確認されたのは、以前から潰し屋としての彼をプッシュしていた自分としては嬉しいことなのですが、そうすると長谷部、稲本と、守備的なCHが2枚並ぶことになる。といってもう1枚の遠藤のポジションが高かったわけでもありませんから、ここでまず中盤の作り方がぐちゃぐちゃになってしまった。じゃあ本田か大久保が下がってきてその組み立てに参加するかというと、どうもそんな感じでもありませんでしたからね。

現実的には本番では4-4-2、或いは4-2-3-1という布陣にするのでしょうが、やはり相手によって中盤のメンバーを変えるべき、ということがこの試合でハッキリしたでしょう。稲本が良かったことは間違いありませんが、こと南アフリカという相手に対してであれば、ここまで“守備的”な構成でなくても良かったのかな、と。まぁ呼んでるメンバーがメンバーなので仕方ないでしょうが、やっぱり互角以下の相手であれば、稲本と長谷部はどちらかが出ていれば良い。逆に強豪が相手であれば、この2人を同時起用すればそれなりに守れるのかな、という気がします。


その上で、SHがどうか、という事になるわけですが・・・・・

うーん、確かに中村俊輔が出てきてからはボールがよく回るようになりました。途中から入ってきて彼の運動量が周りに比べて多かったという事も手伝ったのでしょうが、やはりプレイメイクという点で、彼の能力が高いことを見せつけたゲームだったと言えるでしょう。もちろん長らく彼ありきのシステムでやってきたわけですから、そういった点でフィットしているという事もありますが。

ただ、あれをSHの選手がやる事によって失っている事も多いわけで、そういう点ではやっぱり少し考えるところはありますよね。この試合でも、中盤の底に下がってボールを受けたり、逆サイド近くにまでいって、とにかくボールを貰って展開しようという意図は見て取れましたし、精力的に動いていたと思います。一方でRHに入った選手があそこまでボールを貰いに行ってしまうと、到底サイドから自身が突破するなりクロスを入れてチャンスを作るシーンというのは極端に減ってしまうわけで、本来であればああいう仕事は、CHに任せるべきなんですよね。

つまり何が言いたいかというと、中村のポジションは便宜上はSHになっているけど、やってる事や実際に仕事をしている位置は、ぜんぜんSHのそれじゃない、って事です。

かといって、じゃあ中村をCHで使えば良いかというと、守備の事を考えるとそうもいかない。中村は守備に対して精力的ではありますが、それと守備の技術や安定感というのはまるで別物なわけで、やっぱりCHにするわけにはいかない。といってトップ下はどうかというと、これも今度はピッチ全体を見渡せないポジションになってしまいますし、それこそそのポジションの選手が中盤の底に下がってしまっては、このゲームのように実質的に4-2-3-1が4-3-3になってしまうというような現象が起きるでしょうから、それも無理。

となると、やっぱりSHしか彼がやるべきポジションは無いんですよね・・・・ つまり、「やってる事はSHのやる事じゃないけど、SH以外にできるポジションが無い」という、ある種のねじれ現象とも呼べるような事態になっているわけで。


だからこそ、昨日もコメント欄で多くの方が名前を出しておられましたが、石川に期待する声が大きいのでしょうね。

今回は森本がいませんでしたが、自分はやはり日本代表の基本的なフォーメーションは、森本をトップに、岡崎をトップ下に置いた4-2-3-1だと思っています。そして中村が仮にSHをやるのであれば、もうそこでの突破やクロスの供給はSBに一任して周りはそれをサポートしてあげる、というような事しか考えられないわけで、だったらもうそこのSBで交代枠を1つ使うくらいでも良いからとにかく釈迦力になってやってもらう、というのも1つの手かな、という気がしました。たぶん岡田監督は、そんなことはやらんでしょうけど(苦笑)

どちらにせよ前の記事からの流れでいくと、中村俊輔は“代表では”自らのこれまでの役割をあんまり変える気が無いように見えました。ま、この1試合だけではまだ分かりませんし、エスパニョールで今後彼がどうなっていくかという事も代表に影響を与えてくるでしょうが、だったらそれはそれで開き直ってプレイメイクに徹してもらいつつ、彼が出来ない事を周りがどう補完していくか、という事を考えるべき段階に来ているのかな・・・・なんて思った南アフリカ戦でした。以上。

posted by Alan Hetarade |17:21 | 2010W杯 | コメント(6) | トラックバック(1)
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2009年11月14日

中村俊輔の立ち位置をはっきりさせろ

長引くベンチ生活、再燃する“不要論”
日本時間の本日深夜、日本代表は南アフリカ代表と対戦する。対戦相手の南アフリカの実力に関しては、率直に申し上げて「信用できない」としか言いようが無いが、コンフェデレーションズ・カップに出場できなかった今回、本大会の8カ月ほど前に会場は違えど現地でゲームを行う事が出来るのは、意義深い。

そしてこれからワールドカップ本番に向けて、日本代表の中で最も大きなポイントとなるのが、チームリーダーである中村俊輔の処遇だ。

以前から中村俊輔に対する批判の声は一部ではあったが、それが世間的に大きく議論されるようになったのは、彼が交代でピッチから下がった後に日本代表が3点を奪い勝利した、9月のガーナ戦であろう。長距離移動で疲れ果てたガーナが、ゲーム終盤に著しくペースダウンしたとはいえ、中村がいた時とその後で、日本が見違えるような攻撃を見せたこともまた、事実であった。

その後はしばらくこの不要論は沈静化していたが、近ごろ所属するエスパニョールで中村の出場機会が激減すると、またしても不要論が聞こえるようになってきた。そこで今年最後の代表戦となる11月戦線の前に、改めて代表における中村俊輔の立ち位置について、問うてみようと思う。


中村俊輔の長所、短所
少なくとも代表チームにおいて、中村俊輔には以下のような長所、短所がある。

  • 長所①:ゲームを作る事ができる

プレイメイクの能力という点では、遠藤と双璧を為す。右サイドからピッチを広く見渡し、ボールを展開させ、チームの方針を示す事が出来る。

  • 長所②:強力なFK

現状ではやはり、FKのキッカーとしてはファーストチョイスになろう。近ごろゴールを決めていないという指摘ももっともではあるが、やはり相対的に判断すれば、キッカーは彼に任せるべきだ。

  • 短所①:全てが“遅い”

パスを出す判断、パススピード、瞬発的な走力に欠ける。そのため、彼のせいで日本の攻撃は非常に時間がかかってしまい、全体的なリズムの停滞、メリハリの無さを生んで、ゲームの展開を難しくし、相手にとっては相当に守りやすくしてしまう場合が多い。

  • 短所②:シュート、ゴールに直結する動きができない

シュート力が無いわけではないが、ゲーム中に自らシュートを放つことは殆ど無く、流れの中からゴールを決める事も皆無。必ずしもFWの得点力が信用できるわけではない日本代表において、中村の得点力の低さは致命傷となりえる。

  • 短所③:個人で状況を打破できない

これは短所①とも関係してくるが、中村はドリブル突破ができないばかりか、速攻に移ろうかという場面で相手にプレッシャーをかけられると、安易にバックパスを選択し、過度にポゼッションに拘る傾向がある。結果として支配率は上がるものの、チーム全体としてなかなかシュートに結び付けられない“流れ”を、率先して作ってしまう。

  • 短所④:ピッチ上の選手があまりにも中村に頼ってしまう

これは長所①との関連がある。確かに中村には展開力があるため、プレイメイクをしてもらうことは魅力的だ。だが海外で長らく積み重ねてきた実績、及びMF“以前”の選手の中では最年長という事もあり、他の選手が「とにかく中村にボールを集める」状態になりがちだ。すると上述した通り中村の展開にはスピードが無いため、自然攻撃のリズムは失われ、ただポゼッションするだけという状態に陥ってしまう。


“サイドハーフの哲学”への疑念
以上のような点を踏まえてクローズアップされるべきは、本田圭祐との比較、及び彼らのフットボールに対するアプローチ、“サイドハーフとしての哲学”ともいえる部分での、決定的な差異である。

こちらも今さらではあるが、オランダ戦後に中村と本田がメディアを通して行ったやり取りを取り上げる。

中村の発言
「(プレスを90分やり続けるしかない?)そうだと思うよ。だから後から入ってきた人がもっと重要になってくる。もっと走らなきゃ。もともと出てた選手よりもっと走って、気を利かせてというか。『オレはこういう選手だから守備しない』とか言ってたら、こうなっちゃうからね。組織あってのポジションだから。」

本田の発言
「オレの守備のことばかり言うのが日本らしい。それよりオレがオランダ戦でシュートを1本も打っていないことを指摘してほしい。オレは結果を出すポジションなんだから。
(中村に対して)言いたいことがあるなら、直接言ってくればいい。その方が代表は強くなる」

ここで我々が勘違いをしてはいけないのは、本田は中村の発言の内容そのものを批判しているわけではないという点である。メディアを通して自らを非難するという姿勢に対して不快感を示しているが、発言の内容について否定しているわけではない。事実この後の試合では、本田にも守備の意識の向上が見られた。

むしろ両者の決定的な違いは、SHというポジションでプレイする上での、哲学の違いである。確かに代表の中心で長らくプレイしてきた中村と、今年に入ってから本格的にプレイするようになった本田とでは、立場が異なる。だが中村の発言は守備面での課題が中心であるのに対し、本田はまずゴールを奪えなかった事ありきで話を進めている。

これは、どちらかの発言の内容が間違っているわけではない。どちらもプレイに対する反省はもっともだが、問題はSHの一番重要な仕事は何か、という点である。本田はその点が“シュート”或いは”ゴール”であるのに対し、中村は明らかにそれとは違う。確かにオランダという強豪が相手ではあったが、たとえ0点に抑えたとしても1点も取れなければ勝つことは出来ないわけだし、ボールをキープした時の姿勢として、まずゴールを狙うのと相手にボールを取られるリスクを考えるのとでは、決定的な違いがある。

ハッキリ言って、この中村の姿勢はまさしく「悪い意味での、典型的な日本人プレイヤーのもの」である。


自ずから軌道修正を認める?
このように、中村と本田は同じポジションでありながら、プレイスタイルは勿論その哲学に大きな違いがあった。だがまさに今週、国王杯ヘタフェ戦後の中村の発言からは、その自らの哲学を改めていこうとしている姿勢が垣間見えた。

「ボールが来ないときにネガティブにならずに、来たときに必ず何かをやる。そういう自分の武器を持っている人ほど(試合に)出やすい。前に強い人、イバン・アロンソみたいにフィジカルに強い人とか、分かりやすい人がやっぱり(試合に)出るから、そういう何かを作る必要があるだろうし。今日、センタリングから(ゴールが)入ったけど、ああいうセンタリングを必ず上げて終わる、それだけでも武器になると思うし、また新しい自分の段階に来ているかなと。(中略)

個の力だよね、そこはちょうど自分にも必要なところだから。(中略)

このチームは無理にいくなよ、じゃなくて、いけいけっていう感じだから。そこがちょっと自分のリズムと違うけど、個人でチャレンジする方がいいんだったら、(サイドのMFは)そういうポジションだし、そういうプレーに変える。」


まさにSHとしての自らの方針を、大きく変えるような発言をしている。しかしこれはまさに、6月のカタール戦後の本田の発言を、そのままなぞるような内容となっている。

「おれは(オランダでプレーして)サッカーの価値観が変わった。とにかくサイドから仕掛けること。パスだけではサッカーにならない。(オランダでは)センタリングを上げるまではパスをしない。『目の前のやつに負けないぞ』というのがサッカーだと思う。ただ、突破だけでは物足りない。」

もちろん中村のヘタフェ戦後の発言は、エスパニョールというクラブにあっての発言であって、代表に関してはまた違った考えを持っているのかもしれない。だがやはり私にはどう見ても、中村がこれまでの自らの哲学に対する限界を感じ、本田が示すような、よりアグレッシヴかつシュートやゴールに直結するプレイをしていくという哲学に、追従したような印象を持つ。

そしてこれからワールドカップまでの8カ月ほどの間に、中村がその方針に沿って自らのプレイスタイルを変えていくのは、並大抵のことではないだろう。選手としてのタイプという事も勿論あるし、既にオランダに渡って2年間そのスタイルでプレイし、そして実戦の中で実践し、結果を残している本田とは、この哲学の“実現”という点では大きな隔たりがある。何より30代に入りすでに選手として完成した感がある中村が、その自らのあり方を変えていくのは非常に困難な道のりとなる。

改めてこの南アフリカ戦でのプレイ、そしてその後のコメントから、中村が今後自らのプレイをどうしていきたいかという意思を、ぜひ示してほしい。そして岡田監督には、その変化を鋭敏に察しとり、改めてスカッドの構成を再考してほしい。決してドラスティックな変化を求めているわけではない。これまで積み重ねてきた事を踏まえつつも、重心を後ろから前に移した時に、果たしてどういった選手起用をしていけばいいかということを、是非考えてもらいたい。

中村俊輔の南アフリカへの道は、非常に厳しい。

posted by Alan Hetarade |13:32 | 2010W杯 | コメント(35) | トラックバック(0)
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2009年10月11日

チェコ代表、今度こそワールドカップ出場が絶望的に

Czech Republic (15) 2-0 Poland (11)
【C:51.Tomáš Necid, 72.Jaroslav Plasil】
ほらね、やれば勝てるんですよ。監督がちょっと常識を持った人なら、やれば勝てるんですよ。

問題は、この試合じゃなくて・・・・・



Slovakia (19) 0-2 Slovenia (17)
【SVN:56.Valter Birsa, 90.Nejc Pečnik】

あああーーーー。何やってんのースロヴァキアーーーorz



さて、チェコは現在グループ3位。で、残り1試合。4ポイント差のスロヴァキアには届かないわけで、既にグループ2位以下は確定しています。現在2位のスロヴェニアとは、2ポイント差。

ということは、最終節でスロヴェニアが負けてチェコが勝てば1ポイント差でチェコが2位になる事が出来ます。またスロヴェニアが引き分けて同ポイントで並ぶにせよ、チェコは現在、得失点差、総得点、直接対決成績のいずれにおいてもスロヴェニアを上回っているため、どちらにせよチェコの方が上に行く事になります。

しかしスロヴェニアの最終節の相手は、これまで9試合を戦い0勝9敗1得点44失点のサンマリノです。どう考えてもスロヴェニアから3ポイントはおろか、1ポイントも取れるとは思えません。さすがにもう無理です。白旗を上げざるを得ませんorz



あーあーあー。もう言っても仕方ないと分かっちゃいるんですけど、もう少し早く前任者に見切りをつけてりゃ・・・・・ あー、本当に勿体ない。


まぁ、旧態依然としたチェコの協会上層部はきつーい代償を支払った、って事ですかね・・・・ 確かに選手の粒も以前と比べやや小さくなっているとはいえ、良い選手はたくさんいたのですが・・・・

もっとも協会がどうこうなんてどの国でもある問題なわけで、そんなものは負け惜しみにすぎないのですがね。でもま、日本の協会はだいぶマシですよ、この国を見ている限りは(苦笑)


あー。ワールドカップの楽しみが1つ減りました・・・・・

posted by Alan Hetarade |08:40 | 2010W杯 | コメント(9) | トラックバック(0)
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