2008年07月29日
ようやく昨日で試験が終わりました。長かった・・・・・
という事でぜんぜんレビューを書けないまま、また自分もけっこうなステージを見逃したままでしたが、ツール・ド・フランスが終わってしまいました。ナンテコッタ(笑)
とりあえず投げっぱなしにしておくのも何ですので、ひとまず予想と照らし合わせてまとめの感想みたいなものを書いてみます。
■総合優勝 マイヨジョーヌ
予想:デニス・メンショフ(ラボバンク)
正解:カルロス・サストレ(CSC)
↓
はずれ
サストレに関しては、正直「どうせまた3位とか4位とか、いいところで終わるんでしょ」と予想していた人が多かったはず。私もそう思っていたのですが、いやぁCSCのチーム力を見事に生かし、素晴らしい走りを見せましたね。特にアルプスに入り、フランク・シュレク、エヴァンス、メンショフといった総合争いのライバルたちが徐々に調子を落として行ったのに対し、そこにピークを持ってきたサストレの戦略は見事に当たったな、という印象がありました。
シュレクとの差がついたラルプデュエズですが、シュレクのレース後のコメントにもあるとおり、本来であればシュレクがサストレに合流するはずだった。そうすればシュレクがエースのままラルプデュエズを上りきったのでしょうが、実際はシュレクは集団から抜け出せなかった。そういうことなんでしょうね。
あとエヴァンスはアシストがいなかった点を悔やんでいますが、ほんとこのツールである意味最も期待外れだったのはポポヴィッチですよねぇ。う~ん、サイレンスロットは平坦では力があるんですが・・・ こうなると、ジロで活躍したヴァンデンブロックを出さなかったことが悔やまれますし、来年に向けての補強という点でも、クライマーを獲得しなければなりませんね。
とはいえCSCも、カンチェラーラ、フォイクト、アルヴェセンという大活躍したアシスト3人は元々平坦で力のある選手たちなんですよね。ただ彼らの場合、元々の能力値があまりにも高いがために、山ですら上れてしまう。いやはや、大したものです。
■ポイント賞 マイヨヴェール
予想:マーク・カヴェンディッシュ(コロンビア)
正解:オスカル・フレイレ(ラボバンク)
↓
はずれ
・・・・・・・まぁその、カヴェンディッシュが活躍することを予想したという点では当たらずとも遠からず、ってことで勘弁してください(笑)
ただまさか、あそこまで山が登れないとは・・・ いや、一応ジロでは完走・・・・していましたよね?なのでツールとはいえ最後まで行けると思ったのですが、にしても毎度毎度、上りに入ると真っ先にちぎれていきましたからね。ああも極端にハッキリ分かれるのもそれはそれでキャラが立っているので良いんですけど、にしてもあれはあまりにも極端だよなぁ(苦笑)
そういやポイント賞とは関係ありませんが、ツァベルが随分登りを登れていましたよね。あれを見て、ジロでのベッティーニをちょっと思い出しました。ベッティーニはジロの山岳ステージで再三逃げに乗ったために、じつは最終的な総合順位が相当上のほうだったと記憶しているのですが。
何だかんだでフースホフトやステーグマンもムラがありましたし、コンスタントにポイントを重ねていたのはフレイレくらいでしたよね。そういう点では本当に、ポイント賞に相応しい活躍を見せたと思います。来年はぜひ、ベンナーティにもここの争いに加わって欲しいなぁ。
■山岳賞 マイヨブランアポワルージュ
予想:リカルド・リッコ(サウニエルドゥヴァル)
正解:ベルンハート・コール(ゲロルシュタイナー)
↓
はずれ
・・・・流石にドーピングまでは予想できませんて(泣)
まぁその、ドーピングで排除されたときにはリッコがリーダーだったって事で、こちらも当たらずとも遠からずってことにしといてください。とにかくリッコには失望ですわ。レース的な意味でも、予想的な意味でも(笑)
しかしコールは、この大会でのサプライズの一つでしたよね。元々山岳力はある選手でしたが、ここまでとは。そして、T.T.でもあんなに頑張れるとは。何よりあの、立てなくなってしまうくらい全力を出し尽くしてステージを走る姿は、印象的でした。応援したくなる選手だなぁ。
■新人賞 マイヨブラン
予想:アンディ・シュレク(CSC)
正解:アンディ・シュレク(CSC)
↓
あたり
うわーい、やったー!当たったー!一つくらい当たってよかったー!!!(爆)
チェコ期待のクロイツィグルも頑張りましたが、やっぱりグランツールを走りきる能力という点では、まだまだジロ2位の実績もあるシュレクの方が上、といったところでしょうか。というか、あのオタカムでの遅れさえ無ければアンディは表彰台くらいは行けた気がしますがね。T.T.の力はやはりやや落ちる選手ですが、その分を山岳で稼げるだけの力は持っている選手ですので、これは来年以降、期待大ですね。
対するクロイツィグルも、全般的にやや経験不足かなぁと思うシーンは多かったですが、新星としてツール・ド・スイスで出てきて、このグランツールでもまずまずの走りが出来たというのは大きかったのではないでしょうか。グランツールで上位で走るというのはこれが初めてのはずですし。来年には、もっともっと総合上位に絡んでくるでしょう。
■その他
◆シューマッハーがT.T.ステージ2勝◆
昨年のアムステルゴールドレースの走りなんかを見ても、平坦での独走力があることは分かっていましたが、にしてもあそこまで圧倒的な力とは・・・・ カンチェラーラもアシストをしていたということで、世界選手権に向けてどうなるかは今のところまだ分かりませんが、これは楽しみになってきましたね。
今年はマイヨジョーヌも来ましたし、超級山岳ステージで逃げを打つなど、これまでのグランツールではなかった活躍を見せたシューマッハー。本人も「やっとグランツールの走り方が分かった」と手ごたえを感じていたようですが、これは来年以降も期待大ですね。総合争いで上位に来る事なんかもあったりして・・・
◆ヴァンデヴェルデが惜しかった◆
あまり話題になっていませんが、この人が遅れたのって第16ステージの1回だけで、しかも山岳で遅れたとはいえその後落車に巻き込まれるという不幸な形での2分半の差。そして第20ステージでのT.T.は総合上位陣では一番のタイムを出して、最終的には総合5位・・・・
レースにたらればは禁物ですが、もしヴァンデヴェルデが第16ステージで遅れていなければ最終的にはサストレから30秒差以内の総合2位に入っていた可能性が大なわけで、そう考えるとT.T.の展開もまた違ったものになっていたのかなー、と感じます。放送中での扱いも非常に軽かったヴァンデヴェルデですが、非常に惜しかったと思います。
年齢としても、グランツールを走りきるにはちょうど脂が乗った歳ですしね。来年、ちょっぴり期待してみますよ。がんばれー。
posted by Alan Hetarade |11:08 |
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2008年07月21日
いや~、それにしても混戦すぎるっ!
もうタマランですな、この興奮は(笑) 色々いやなことはありましたが、やっぱり残った選手が頑張ってくれているというのは素晴らしい事です。昨日も大興奮のレースを見せてもらいました。
そしてスプリントで圧倒的な強さを見せていたカヴェンディッシュ(コロンビア)が出走しませんでした。まぁ彼の場合、あの山岳での走りを見せられるとどっちみちラルプデュエズには登れなかったんじゃないか、という気もしますけれどね。グランツールでのジャージ獲得のためには、せめてもう少し上りを走れる力が必要でしょう、あれだと会長のグルッペットの中でも最下層の山岳力しかありませんよ(笑)
まず逃げ集団を捕まえるためにランプレがトレインをつくり集団をコントロールしましたが、ロータリーで落車が発生!そこにエースのクネゴが巻き込まれてしまったため、ランプレは追走を諦めました。ここがレースのターニングポイントの一つになりましたね。あのままランプレが引き続けていたら他の選手の消耗具合も違っていたでしょうし。
それにしてもクネゴは、いいところを見せなれなければツキも無いですね。なんか完全にステージレーサーと言うよりはクラシックレーサーになった感がある(ジロではブルセギンが総合3位になってるわけだし)のですが、今後の山岳ステージで一泡吹かせられるでしょうか。
そしてレースはいよいよ最後の1級山岳、プラート・ネヴォーゾに突入。まず先頭ではマルチネス(エウスカルテル)がアタック。ペイト(ガーミン)は付いていき、ジェラン(クレディアグリコル)はひーひー言いながら何とかくっ付いている状態。アリエッタ(アージェードゥーゼル)は脱落してしまいました。
先頭はCSCがコントロール。カンチェラーラ、フォイクトといった選手が平坦、下りの区間を引き、上りに入るとアンディ・シュレクがコントロール。もうこの時点で集団は殆ど総合争いの選手しか残っていない状態。フランク・シュレク、サストレのCSC勢は勿論、メンショフ(ラボバンク)、コール(ゲロルシュタイナー)、ヴァンデヴェルデ(ガーミン)、そしてエヴァンス(サイレンスロット)といった上位陣は順当に。またヴァルヴェルデ(ケースデパーニュ)、クロイツィグル(リクイガス)、サムエル・サンチェス(エウスカルテル)といった辺りも集団に含まれています。
逆に遅れた勢力というと、ニバリ(リクイガス)、クネゴ(ランプレ)、キルシェン(コロンビア)といった辺りか。クネゴは前述したとおりですが、やっぱりキルシェンもグランツールの山岳を全てこなすのはキツイって事なんでしょうね。コレは仕方ないですけれど。
まずサストレがアタックして様子を見ますが、この時点で脱落者は無し。仕方が無いので、唯一残ったアシスト選手、アンディが集団を引いてペースを作ります。アンディの直後にはフランクが付き、サストレは一番後方に下がって様子を伺う展開。そこからいくらか仕掛けはありますがなかなか決定打にはならず、結局アンディが引いていきます。
そんな中、メンショフが遂に今大会初めて仕掛けた!のですが、何と直後の左コーナーで落車っ!おまけにチェーンが外れてしまいタイムロス。う~む、けっこう良い感じで差を広げていましたし、アンディ以外の選手が反応できていなかっただけに、あそこで決めていれば分単位で差を広げられた可能性があったと思うのですが・・・・ ただ何にせよ、メンショフの状態はアルプスに入って上向いていることは確かでしょう。
そして遂にアタックを決めたのがサストレ!ここにメンショフ、コール、ヴァルヴェルデが追いついて4人で駆けていきます。いずれもエヴァンスとややタイム差があるため、ここはもう牽制もせずに一気に加速。一方1秒差のフランクは徹底してリーダーのエヴァンスをマーク。ヴァンデヴェルデはいつものように堅実に踏んで行きます。
さぁ先頭がゴール前へ!と、うわージェランが飛び出した!あの一番苦しそうだったジェランがステージ優勝!
う~む、流石はクレディアグリコル、スプリント勝負になったら一日の長がある、といったところでしょうか。それにしても、マルチネスは途中やろうと思えば残りの2人を振り切れそうだったのに・・・・ 変にちぎれかけた選手に付かせてしまったのが、痛恨になりましたね。ペイトには完全に脚が残っていませんでしたし。
そして総合争いの選手もゴール前へ。前の4人からはメンショフが遅れ、ヴァルヴェルデもゴール前で力尽き、サストレとコールが一気に駆け込みます。ヴァルヴェルデがこの2人から9秒、そしてメンショフは20秒遅れてゴール。さぁ、そしてエヴァンスとフランクがどれくらいのタイミングで来るか・・・・
と、後ろの集団でもゴール手前でアタックがかかり、シュレクとヴァンデヴェルデが抜け出した、うわあああエヴァンスが遅れた!!!
フランクはコールから38秒差でゴールし、マイヨジョーヌ獲得!エヴァンスは37秒遅れてしまいます。
なおこのとき実況では「コールがマイヨジョーヌ獲得?!」と盛り上がっていましたが、「フランク!フランク!」とTVの前で叫んでいたのは私だけではないはず(笑)
何にせよ、これでフランク・シュレクがマイヨジョーヌを獲得!7秒差でコール、8秒差でエヴァンスとなったほか4位メンショフ、5位ヴァンデヴェルデ、そして6位のサストレまでなんと49秒差という超大混戦状態に!
いやぁ~、これはエラいことになってきましたね。ここに来てエヴァンスの調子がやや下降気味なのか・・・・ 個人的にはメンショフの状態が良さそうなのが、今後のキーになりそうな気もしますけれどね。この日最後に遅れたのは、落車の影響と見て良いでしょうし。
あと不気味なのは、ヴァンデヴェルデでしょうかね。ジロのときのブルセギンと同じ作戦で、山岳ではただひたすら付いていくことに専念してゴール前だけ頑張り、最後のT.T.で一発大勝負を打ってきそうな感があります。あの走りを見ている限り到底山岳で勝負する気は無さそうですが、逆にそれが体力をセーブして奏功する可能性もあるのかな、と。
しかしコール辺り、本格的に総合争いをするとなるとどうなのかな~と思っていましたが、強かったですね。サストレともども山岳で勝負しなければいけないはずですが、このレースでは最も調子が良かった2人ですし、今後のステージでも仕掛けてきそうな・・・・
うむむ~、いやしかしこれは勝負が読めないですね。メンショフ優勝と予想した自分としては彼の力に期待しているのですが、さてどうなりますか。
posted by Alan Hetarade |13:57 |
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2008年07月19日
リッコのドーピング陽性に対する選手と監督たちの声(Cycling Time)
ミラーのコメントは「まぁ彼なら言いそうだな」くらいに思っていたのですが、次のフェイーユのコメントで思わず吹き出してしまいました(笑)
う~ん、やはりリッコはプロトンでも相当嫌われていたみたいですね。やっぱり自転車レースというのは長い時間プロトンで走るスポーツなわけで、しかもグランツールともなると、それを3週間もやる。それ以外のステージレースでも1週間くらいは皆で呉越同舟となるわけで、そこまで来るとやっぱり嫌われるやつは嫌われる、って事なんでしょうね。
ジロのときにもリッコは数々の発言でブーイングを浴びていましたが、昨年のラスムッセン同様、プロトンで嫌われた選手が大会から除外されると、選手やチームの側は「ざまぁみろ!」って感じになるんでしょうね。まぁ何だかんだで人間がやっているスポーツですし、これほど長い時間、敵味方が共に行動するスポーツも他にないでしょうから、こういう流れになってしまうのも無理はないかな、と思います。
ただミラーが鋭い指摘をしていますが、こうしてリッコを追い出して「終わり」ではなくて、その裏にあるドーピングの提供者を根絶やしにしていくことが求められるでしょうね。そこら辺は警察の仕事、という事になるのでしょうが、フランス警察にはきちんとした調査をしてほしいものです。オペラシオン・プエルトみたくいい加減にやられては困るんで。
というか、ミラー自身、昨年までサウニエルに居たわけなんですが、その頃からリッコに対して疑いの目を持っていたんでしょうかね。そこら辺がちょっと気になったり。
あと、サウニエルはリッコとピエポリを解雇、チームとしても解散するかもしれないとの事。チームのドーピングへの関与を疑う声もありますが、リッコとピエポリの2人を切っただけで終わり、とはしないでほしいものです。
posted by Alan Hetarade |16:28 |
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2008年07月18日
既に大きく報道されていますが、今年のジロ・デ・イタリア総合2位、このツール・ド・フランスでもステージ2勝を挙げていたサウニエルドゥヴァルのリカルド・リッコが、ドーピング検査で陽性反応。彼の出場停止を受け、サウニエルドゥヴァルのチーム自体がツールから撤退、という騒ぎになりました。
もちろんドーピングを擁護する気はスポーツファンとしてはありませんし、検査で陽性反応が出たのであればしっかり取り締るべきだと思います。ドーピングには断固とした姿勢で臨むべきです。
これだけツールで毎年ボロボロとドーピング違反者が出てしまうというのは、何なんですかね。検査機関は昨年のUCIからフランスの機関に変わったようですが、やはり技術が進歩している、というのもあるでしょう。あとは、ツール・ド・フランスという通常とは全く性質の異なるレースにおいて、選手の精神状態が尋常ならざるものになり、そちらの方に手を伸ばしてしまう、と。そういうこともあるのかもしれません。
ただやっぱり私は、ASOには共感できない、というか胡散臭く見えてしまうんだよなぁ・・・・
CTさんに、ツール・ド・フランスを主催するASOのパトリス・クレール、そしてお馴染みレースディレクターのクリスチャン・プリュドムが開いた記者会見の内容が載っていますが、やっぱり主催者としては不適切な発言が多い気がするんですよね。
ASOの会見を見ていていつも思うのですが、Aサンプルの結果が出た段階で、もう結果は黒だと決め付けたような言い方をして、選手をこき下ろしますよね。一応Bサンプルの結果を待たないといけない状況なわけで、限りなく黒に近くはありますが、まだ決められたわけではない。もちろん出場停止措置はやむをえないわけですが、その段階で言うにしてはあまりにも軽はずみというか、彼らの言動はいつも“行き過ぎ”のように思えます。
「敵、それはドーピングです。議論を間違えてはいけません。社会の美徳であり、フランスの記念碑であるツールを攻撃するべきではありません。空席の議会でなされた政治は無駄だというものです。」
と言いますが、某チームを特に理由も無く大会から締め出しておいて、それでドーピングの件になると“我々は政治と関係ない”って言うのは、どう考えても白々しくないですかね。だって、「コンタドールはアスタナにいなければツールに出られた」んでしょ?これを誠治といわずなんと言いますか、っていう話なわけで。
結局ASO側の発言を見ていると、ドーピングをダシに自分たちが正義面をしようとしている、というようにも取れるんですよね。もちろん社会的な注目度は異なりますが、リッコの前にドーピングでレースから除外されたベルトラン、デナスのときは、ASOはこういう形で会見をやりましたっけ?
そしてもう、こういう言い方は本当はしたくないんですが、フランス人の選手からは一切ドーピングが出てきませんよね。昨年のヴィノにしろ今回のリッコにしろ、ASOがそれをネタに、良いように色々言っている気がしてなりません。
ま、とにかく残念なことに変わりはないですが、ステージで勝った選手についていちいち「アイツはドーピングなのか?」と疑いながら見るわけにもいきませんからね。とにかくファンとしては、目の前のレースを楽しむしか無い、といったところでしょう。
posted by Alan Hetarade |18:20 |
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2008年07月05日
さぁ皆さん、3週間寝不足になる覚悟はよろしいでしょうか(笑) いよいよ年に一度の祭典、ツール・ド・フランスが始まりますよー!
というわけで、遂に日本時間の今夜ですよ!始まりますよ、ツール・ド・フランスが。今年はプロローグが無くって第4ステージがいきなりT.T.だったりするのでなんか変な気分ですが、とにかく始まるものは始まるということで。
某チャンピオンがいるチームが省かれたとか、某スプリンターがコカイン云々で出られないとか、某イケメンが怪我で出られないとか(笑)いろいろありますが、始まったらそういうことは気にしないで、目の前のレースをとにかく楽しみましょう!やっぱり何だかんだで、ツールの雰囲気は特別ですから。
ということで、プレビューといっても特にどうこう書けるほど知識は無いのですが、とりま各賞ジャージの個人的な予想でもしてみますか。
■総合順位 マイヨジョーヌ
本命:デニス・メンショフ(ラボバンク/ロシア)
対抗:アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(ケースデパーニュ/スペイン)
穴:ダミアーノ・クネゴ(ランプレ/イタリア)
大方の予想だとエヴァンス、ヴァルヴェルデを中心にレースが進む・・・・ということになっていると思うのですが、個人的にはメンショフを推したい。なんてったって、自分は見ていないのですが、昨年のブエルタでのあのえげつない強さといったら、そりゃあ優勝候補にも挙げたくなりますよ(笑) 調整段階のジロでも山は登れていましたし、あとはT.T.次第ですが、今年はエース云々に関して余計な心配をする必要もないわけですし、精神状態も良い筈。きっと来るでしょう。
ヴァルヴェルデ、クネゴの2人はクラシックで結果を出していますからね。クネゴもツール・ド・スイスでの走りはまずまずでしたし、けっこう良いところに行くのではないでしょうか。
■ポイント賞 マイヨヴェール
本命:マーク・カヴェンディッシュ(チームコロンビア/イギリス)
対抗:トル・フースホフト(クレディアグリコル/ノルウェー)
穴:ファビアン・カンチェラーラ(CSC/スイス)
ジロでのカヴェンディッシュの爆発力はすさまじかったですからね。マキュアン会長は大会を通じてのコンディショニングという点では疑問が残りますし、昨年このジャージを取ったベルギー人も、ジロでマリアチクラミーノを取ったイケメンもいない。となると、やっぱりカヴェンディッシュが強いと思うんだけどなぁ。アシストも充実していますしね。
穴には穴っぽく、カンチェラーラ(笑) いや、彼がその気になれば、T.T.を含めてステージ5~6勝くらいはいけると思うんですよね。彼ならばそれくらいやってしまいそうなイメージが、どうも頭にあるんだよなぁ・・・・
■山岳賞 マイヨブランアポワルージュ
本命:リカルド・リッコ(サウニエルドルヴァル/イタリア)
対抗:マウリシオ・ソレール(バルロワールド/コロンビア)
穴:ロマン・クルイジグル(リクイガス/チェコ)
というか、リッコは総合の穴に入れておけば良かったかなぁ(笑) ラルプデュエズだけ狙うと言ってるリッコですが、攻撃的な彼のこと、一度火がついたら普通の山岳ステージでもガンガン上ってきそうな気も・・・・ ってことで、ラルプデュエズでの逃げも計算に入れると、彼が最有力なのかなーと思います。
ツール・ド・スイスを制して勢いにのるクルイジグルを穴で。昨年はソレールが大ブレイクしたわけですが、クルイジグルも昇り竜。飛ぶ鳥を落とす勢いで走ってくれることに期待します。
■新人賞 マイヨブラン
本命:アンディ・シュレク(CSC/ルクセンブルク)
対抗:リカルド・リッコ(サウニエルドルヴァル/イタリア)
穴:ロマン・クルイジグル(リクイガス/チェコ)
なんか穴が穴になってませんが、正直ここはこの3人以外の可能性は無いと言っても過言ではないでしょう。ジロ2位の実績があるシュレク、リッコ、そしてツール・ド・スイスの王者クルイジグル。どの選手も実力十分、というより総合優勝争いが出来る選手たちです。
ま、とりあえず本大会で果たす役割としてもシュレクの方に部があるかな~、と。正直、総合力ならばお兄ちゃんより上だと思いますしね。
・・・・ということで、wktkが止まらないわけですが、最後に一言!
たぶん何か起きるだろうけど、とりあえず何事も無く終わってください。ホントお願いします。
posted by Alan Hetarade |15:13 |
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2008年05月31日
さぁジロもいよいよ最終盤。ってことで、第20ステージのレースが動く前に、第19ステージのエントリーを済ませておきます(笑)
さて機能は非常に天候が悪かったわけですが、まずメイン集団で動きが。ヴィヴィオーネ峠の下りで快速ダウンヒラー、ファルコことサヴォルデッリきたあああ!
そして後ろにはディルーカ!きた! 俺 は こ れ を 待 っ て い た ん だ !!!(爆)
いやぁ、もうディルーカのファンとしてはいつこれをやってくれるのかと待っていたのですよ!!ダウンヒルではエウスカルテルのサムエル・サンチェスと並んで他の選手を圧倒している感のあるサヴォルデッリならではのアシスト。やはり各選手が疲れている終盤だからこそ、このアタックは決まりやすいですね。
このLPRの2人の後ろに、ニバリ(リクイガス)が付く展開。そしてこの逃げが決まったところでLPRは、逃げに乗って15分前を走っていたエルメティを待たせます。うわああきたああ!遂にディルーカだ!ダンディだ!LPRだあああああああ!!!
…とTVの前で半ば発狂しながらレースを見ていたわけですが、先頭では最後から2番目の山岳となるプレゾラーナ峠で、キリエンカ(ティンコフ)がアタック。一気に抜け出します。ここまでも再三逃げに乗ってきたキリエンカ、ここで力を爆発させます。登りの力があるエフィムキン(クイックステップ)らも対応できません。
そしてディルーカにはエルメティが合流。一気にスピードを上げ、ここからディルーカが単独で後ろとの差を広げ始めます。一方メイン集団ではシモーニ(セッラメンティ)が遅れ気味。メンショフ(ラボバンク)も後から追いついてくるなど、あまり調子が良くなさそう。
いよいよ最後のモンテ・ポーラに突入。キリエンカ、ディルーカはどんどん踏んでいきます。メイン集団ではいよいよディルーカを追うべく、コンタドール(アスタナ)が自ら追走を開始。この時点ではバーチャルリーダーがディルーカになろうか、というところまで差が広がっていました。
そして遂にリッコ(サウニエルドゥヴァル)がアタックし、コンタドールを引き離します!セッラ(CSF)とコンタドールが追いますが、リッコにはつけず。結局コンタドールが集団を引く形となり、ペッリツォッティ(リクイガス)、ポッツォヴィーヴォ(CSF)、ブルセギン(ランプレ)、ヴァンデンブロック(サイレンスロット)、そしてメンショフを引き連れて山を登っていきます。
さて先頭ではキリエンカの勢い最後まで衰えずゴール!ティンコフ2勝目!すばらしい!!
そしてディルーカきたあああ!!!ゴール前怒涛の勢いで突っ込んで次々に逃げていた選手をかわし、2位でフィニッシュ!!!
いやぁもうあのゴール前のディルーカの勢いのすごいこと。本当に昨年のディルーカがよみがえりました。もうカッコ良すぎだろ!ありゃ惚れるぜ(笑)
そしてリッコは微妙なタイム差でゴール。集団は最後までコンタドールが引きましたが、最後のゴール前でコンタドール以外の選手全員がスプリントをしてゴール。結果、コンタドールは辛くも4秒差でマリアローザを守ることに!
これに関してリッコがイチャモンをつけたみたいですが、いやまぁ、一応ほかの選手はコンタドールのみならず、アスタナの選手に登りでだいぶ助けられたわけで・・・・ ほかも総合トップ10につける選手ばかりでしたが、おそらくコンタドールの前にでるだけの力が無いと自覚した上でついていったんでしょう。そして最後でスプリントをして彼のタイムを数秒縮めてあげたって、悪い話ではないというか、むしろいい話なんじゃないでしょうか。
ま、こういう発言もリッコっぽくて、良いと思うんですけどね、個人的には(苦笑) 完全にKYですが、10年後もリッコがこんな感じなのか、それとも丸くなっているのか、ちょっと楽しみでもあります。
posted by Alan Hetarade |22:05 |
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2008年05月28日
さぁジロも第16ステージ、大会前からうわさになっていたプラン・デ・コロネスでの山岳T.T.です。
まずコースですが、本当に極悪としか言いようがないというか・・・・ あのスキー場はヤバイですね。チームカーが登れないのも納得です。何と言うか、もうとにかく自転車で走る道じゃない(笑)
さてそんな中、まずいいタイムを出したのがルハノ(ケースデパーニュ)。そして2連勝中だったセッラ(CSF)がそれを上回る驚愕のタイムでゴールし、さぁこれから総合上位陣・・・・・
ってところで寝コケました。本当に無念ですorz
いやぁ3週間のグランツールは走る側にとってはもちろん、見る側にとっても“戦い”なわけですが、この晩は見事に負けてしまいました。う~む、起きてみたらコンタドール(アスタナ)がゴールする寸前だんたんですもんねぇ。こりゃいかん。
まぁともかくそんなこんなで、ペッリツォッティ(リクイガス)がセッラのタイムを上回って優勝!ペッリツォッティは総合上位陣の中で、結果には結びついていなかったものの登りの調子自体は一番良いとも言えるような感じでしたからね。とりあえず、1つステージを取れて本人もうれしそうでしたし、良かったな~と。T.T.のことを考えると総合争いはキツイでしょうが、彼自身のジロはこれで及第点でしょうね。
そして総合上位陣ではコンタドールがステージ4位に入り、マリアローザをキープ!2位のリッコ(サウニエルドゥヴァル)とのタイム差は41秒に。う~ん、これでマリアローザ争いはコンタドールとリッコの一騎打ち、それもT.T.の実力で勝るコンタドールがかなり有利な状況となりましたね・・・・
3位にはシモーニ(セッラメンティ)が上がってきましたが、1分21秒遅れ。いくらシモーニのT.T.が良くなっているとはいえ、やはり実力ではコンタドールが上でしょうからね・・・・ そしてT.T.でコンタドールが警戒すべきブルセギン(ランプレ)が2分遅れに。ブルセギンとコンタドールの差は山岳でもう1分くらいつくでしょうから、最終日のT.T.だけでさすがに3分差をブルセギンが逆転するのは現実的ではないでしょう。
さらに個人的に一番コンタドールにとって脅威になるのではと思っていた、山岳でもT.T.でもコンタドールを上回れるだけの力を持っているメンショフ(ラボバンク)がステージ10位に終わり、2分47秒遅れ。う~ん、まぁメンショフはツールに照準を合わせているのでこのジロは本調子ではないにせよ、ここまでいい感じで来ていただけになぁ・・・・
ただこの山岳T.T.、昨年はブルセギンがステージ優勝してペトロフもいいタイムを出すなど、T.T.スペシャリストもこなせるものでしたが、今年はステージ上位陣の顔ぶれをみると完全にクライマー向けのステージになってましたね。そういう点が、ブルセギンやメンショフからすれば苦しかったか・・・・ だからこそ、ここで遅れてしまったディルーカ(LPR)も致命的でしたね。
う~ん、やっぱりコンタドールなのか・・・・ やはりこの安定感は脅威ですね。
posted by Alan Hetarade |12:09 |
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