2010年09月26日

好調マインツ、手詰まりバイエルン 【バイエルン・ミュンヒェンvsマインツ】

Bayern München 1-2 FSV Mainz 05
【B:45.OG(Bo Svensson)】
【M:15.Sami Allagui, 77.Ádám Szalai】

・・・・はい!というわけで、更新が途絶えて3カ月超、殆ど存在を忘れ去られていたであろう今日、突如復活致します。しかもブンデスで(笑)

とは言いましても、やはり一時期ほどはあまりフットボールの試合を見られていないので、半ば浦島太郎状態。ブンデスのゲームをちゃんと見たのも昨日が初めてだったのですが、いい加減もっと見ないとなーという思いもあるので、当分はチョイチョイ見た試合の感想とか書いていきたいです、ハイ。



・・・・ということで、どうやらここまで連勝して絶好調らしいマインツが、いまいち調子の上がらないバイエルンのアリアンツ・アレナに乗り込んでのゲーム。

まぁバイエルンの方は、レギュラークラスでワールドカップに出てないのはトルコのアルティントップ、クロアチアのオリッチとプラニッチくらいで、決勝及び3位決定戦まで残ったロッベンとその他ドイツ代表勢はワールドカップをフルに戦ったわけですから、スタートダッシュが上手くいかないのはある意味当然といえば当然。とはいえ、ロッベンに続いてリベリーまで怪我をしてしまったそうで、そんなチーム状態で両翼をもがれたとあってはまさに踏んだり蹴ったりという状態。

今回のスタメンを見ても、バドシュトゥバーがCBをやってプラニッチがLBをやってる時点で、完全にベストからは程遠い布陣。前線はクローゼ、オリッチ、ミューラー、クロースの4人だとかで、「ん?これフィットすんの?」という疑問は、ワタクシのようなブンデス素人でも持ってしまうところ。でも他に選手いないんだもんね・・・・

対するマインツは、若き指揮官トゥーヒェルの下で統率されたプレイを見せ、開幕から連勝を重ねているのだとか。メンバーを見てみるともちろんドイツ人が一番多いのですが、キャプテンはマケドニアのノヴェスキーですし、デンマークのスヴェンソンとラスムッセン、スロヴァキアのザバフニークとカルハン、チュニジアのアラギ、ハンガリーのサライ・・・・と、所謂一線級の強豪からはやや落ちる国の選手たちで構成されている、ある意味ブンデスらしいクラブ。そんな中で、チェコのシマークが出ていなかったのは、残念でありましたが・・・・



では試合へ。

序盤はマインツの前線からのハイプレッシャー、及びそこからのショートカウンター的パスサッカーの前に、バイエルンが悪戦苦闘・・・・という展開。ただポゼッションではバイエルンも持ち直し、14分には左サイドを突破したクロースがクロス、オリッチがヒールで流したところをフリーになったクローゼが決定的なシュート!というチャンスを作りますが、クローゼのジャンピングハーフボレーは上手くミートせず、決定機をフイに。

するとそのカウンターから、マインツにチャンス。右サイドのスローインを受けたカルハンがスルーパスを出すと、あっさりとホルトビーが抜け出すことに成功。ホルトビーがフリーでクロスを折り返すと、ボックス中央にポジションを取ったラームの後ろから上手くアラギが走り込み、ヒールでオシャレにゴールへ流しこみました。マインツが先制!

この得点シーン、対ラームの動きではアラギを褒めるべきだとは思いますが、問題はその前。カルハンのスルーパスからあまりにもあっさりホルトビーが裏を取ったシーンに関しては、スローインからの一連の流れでプラニッチ、バドシュトゥバー、ファン・ブイテンのDF3人がまったくマインツの選手たちに対し後手を踏んだ格好。明らかに油断が生んだ失点で、これがチーム状態の差か、と感じざるを得ないゴールでした。


先制したマインツは完全にペースダウンし、ポゼッションではバイエルンが圧倒する展開に。しかしバイエルンの攻撃にもキレが無く、マンツーマンで素早くチェックを入れるマインツの守備の前に、なかなかボールをバイタルエリアまで運べません。ロッベンやリベリーのように1人や2人DFがいても仕掛けられる選手がいればまた違ったのでしょうが、この試合では2人は不在。おまけに守備時のクロースのポジションがあまりにも低すぎて、貢献はしているんだけど、攻撃に移ったとき明らかに前線のターゲット不足で展開の遅れに繋がっているのを見ると、どうにもちぐはぐな感じが。

とはいえ、そこは地力で勝るバイエルン。40分から左サイドでチャンスを作るようになり、43分にはプラニッチとのコンビネーションでクロースが完全にサイドを突破してクロスを上げると、オリッチと被りながらもクローゼが渾身のヘッド。マインツのGK、ヴェトクロも見送るしかありませんでしたが、これは惜しくも左のポスト直撃でゴールならず。

しかしアディショナルタイムに入ろうかというところで、まさかの事態が。ファン・ボメルのロングフィードを、スヴェンソンがヘッドでバックパス。しかしスヴェンソンが触らずボールが抜けてくると踏んでポジションを取っていたヴェトクロは完全に逆を突かれた形となり、転々とゴールへ転がるボール。ヴェトクロは何とかそれを掻きだそうと最後は懸命に足を伸ばしますが、あと一歩届かず。オウンゴールでバイエルンが同点に。

このゴールは完全にスヴェンソンとヴェトクロのミスコミュニケーションによって生まれたものでしたが、ファン・ボメルが悠々とロングフィードを出せるほどフリーになっていたことは事実で、前半終了にかけて押し込まれたマインツのプレッシャーが緩くなっていたことを象徴するシーンでもありました。



さて試合は後半へ。前半で負傷してしまったのか、マインツは後半開始時にホルトビーを下げ、ザバフニークを投入。

後半はマインツもさすがに前半ほどガツガツ行くことはできず、なんとなーくバイエルンがポゼッションしつつも、特に目につくシーンも無く淡々と時間が過ぎていきます。印象に残ったのは、64分にファン・ボメルが放ったグラウンダーのミドルシュートくらい。これはヴェトクロがセーブします。


試合が動くキッカケになったのは、65分。トゥーヒェル監督はバイエルンにやられていたRBのブンガートを下げ、アタッカーのシュールレを投入。カルハンのポジションを下げてシュールレを前線に加えると、シュールレは躍動感のあるドリブルを見せ、マインツに流れを引き戻します。

そして遂に77分。右サイドをワンツーであれよあれよという間に突破したシュールレがクロスを上げると、中で待ち構えていたのはサライ。なぜかボックス中央でフリーになっていたサライは、1トラップすると身体を左に反転させながら右足を振り抜き、ハーフボレーでシュート。これがネットに突き刺さり、マインツが勝ち越しに成功!

結局バイエルンは2点ともこの左サイドから失う事に。このサイドはマインツのブンガートとスヴェンソンの連携不足もあって序盤からよく攻めていたサイドでもあるのですが、一方でやっぱりプラニッチとバドシュトゥバーの守備にも限界があり、いとも簡単にするっとマインツに突破を許したのが、2つの得点シーンでした。おまけにこのシーンでも、ファン・ブイテンは自身の背後にいたアラギに気を引かれてしまい、サライとアラギの間で中途半端なポジショニングを取らざるを得ない羽目に。最終的にサライにはなぜかラームが突っ込んでいって守備をしたのですが、このラームとファン・ブイテンのマーキングのズレが、あんなゴールのまん前でサライをフリーにするキッカケになってしまいました。


さて、こうして1点を負わざるを得なくなったバイエルン。既にオリッチ、クローゼが下がってアルティントップ、ゴメスが入っていたものの、遂にクロースを下げてティモシュクを入れ、ファン・ブイテンを前線に上げてパワープレイ、という最終手段に出ます。

まーでも、この交代もちょっと個人的には腑に落ちないというか・・・・ 結局この時はプラニッチも殆ど上がり気味のポジションを取り続けて3バック、という形になっていましたが、わざわざファン・ブイテンの代わりにティモシュクをCBに入れる意味があったのかどうか。確かにマインツに3点目を入れられれば正真正銘のゲームセットですが、といってミドルシュートを打てない位置にティモシュクを置くことに、どれほどの意味があるのか、と。それならいっそ、プラニッチ、バドシュトゥバー、ラームの3バックにしてティモシュクをCHに入れ、シュヴァインシュタイガーをサイドに出す、くらいの気概は見せても良かったんじゃないかなーと思いました。

88分にはクロスボールが流れてきたところをアルティントップがダイレクトで折り返し、ファン・ブイテンがシュート・・・・というシーンがありましたが、ヴェトクロが左手1本でセーブ。結局バイエルンの猛攻も実らず、無情のホイッスル。マインツが開幕6連勝を飾り、バイエルンはシーズン2敗目を喫するという結果に終わりました。



最後に少しまとめを。

勝ったマインツの方は素晴らしい戦いぶりでしたし、バイエルン相手にパーフェクトと言っていい内容でした。とはいえ、選手は粒ぞろいではあるもののやはり個々の技量としては小粒な感は否めず、スヴェンソンやヴェトクロもあんまりうまいとは思えなかった、というのが偽らざる感想。トゥーヒェルの采配も見事だし選手も頑張っているのですが、やはり1年間戦うとどこかで限界が見えちゃうチームだろうなぁ、と。

要するに、少し前のハル・シティーやホッフェンハイムのように序盤上手くいったからといって最後まで突っ走るとも思えない感じでしたが、しかしマインツは残留すれば及第点というクラブであってその目標は悠々達成できるでしょうから、これでいいのかな、という気も(笑) ブンデスのチームは戦力差が小さいので、後半戦もうまく立ち回ればEL出場圏くらいではフィニッシュできるかもな、と思いました。


対するバイエルン。上述したように最後の交代に関しては納得がいきませんでしたが、といってそれ以外の点では、これ以上ファン・ハールは何もやりようがないよなー、という感想を持ちました。

オリッチとクローゼはやっぱり相性が悪いというか、スケールの大きいプレイがしたいクローゼと縦横無尽に走り回りたいオリッチが同時にピッチに立つと、互いに互いの長所を潰し合うだけで何も生まれず。細かいスペースを生かしてギャップを作りたいミューラーにクロースは会わせられていませんでしたし、大きな展開を作ってもそこでの突破が無い以上、ファン・ボメルやシュヴァインシュタイガーの展開も生きない。といってシュヴァインシュタイガーをサイドで使おうにもプラニッチを中盤に入れるとDFが足りなくなってしまいますから、要するに最初っから色んな意味で詰んでる、という状態。マインツがうまく守ったというのも、もちろんありますけど。

ひとまず現行は、この不揃いな戦力を何とかやり繰りしながら、その場しのぎの采配で耐えてそこそこの位置につけつつ、怪我人が戻り心身共に戦力を整え、ウィンターブレイク明けからの巻き返しを狙うしかないのかなー、といった感じじゃないでしょうか。ま、ファン・ハールを切るなんていう早計な判断さえしなけりゃ、とりあえずはそれで良いんじゃないんですかね(笑)

posted by Alan Hetarade |18:50 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年11月11日

ハノーファーのロバート・エンケが死去、電車への投身自殺か

Germany keeper Enke commits suicide
言葉にならない・・・・・・・・

電車への投身自殺とみられていますが、背景に2年前に無くなった娘さんの存在があるそうで、もしそれが元で自殺したのであれば、本当に悲しいことです。ううむ・・・・・

明日、改めて詳細が発表されるそうですが、よりによってインターナショナル・マッチウィークにこんなニュースが飛び込んでくるとは。


とにかく、いちフットボールファンとして、心から哀悼の意を表させていただきます。

posted by Alan Hetarade |09:26 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(5) | トラックバック(1)
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2009年08月08日

ヴォルフスブルク運動量で圧倒、ブンデス開幕!

Wolfsburg 2-0 Stuttgart
【W:70.Zvjezdan Misimović, 81.Grafite】
さて、エールディヴィジなんかも開幕して、プレミアは今週末がコミュニティ・シールド。徐々に09-10シーズンのフットボールも動き始めているわけですが、ついにブンデスリーガが開幕しました!

それにしてもCSフジテレビ、開幕と言う事もあるのでしょうが、第1節は3試合放送とか、素晴らしすぎる(笑) F1を見るために我が家では加入しているのですが、今後のカードを見る限り注目のゲームは抑えている感じですし、いやはやもう自然と顔がほころんでしまいます。

おまけに今年からは、ハイライトショーの初回放送が水曜日の午前ということで、金曜の深夜だった昨シーズンと比べ、大幅に繰り上げられました。これも素晴らしい。出来ればSaschaさんの日本語ナレーションが聞きたいところなんですが、その辺りは英語のリスニングのお勉強になるということにしておきましょう(笑)



■今シーズンにかけるカカウ

さて、そんな第1節。金曜日のゲームは、何だかんだ言いつつミシモヴィッチもジェコもグラフィッチも残ったヴォルフスブルクvsさよならゴメスお帰りフレブなシュトゥットガルト。長谷部は残念ながら膝の怪我で欠場という事になりましたが、どちらにせよ好カードでの幕開けとなりました。

キックオフ前には開幕戦ということでドイツ国家が斉唱されましたが、その時カカウがしっかりそれを口ずさんでいた姿が印象的でありました。やはり彼もワールドカップに向けて、今シーズンは期するところのある年なのでしょう。



■前半:シュトゥットガルトのパスサッカー

そしていよいよキックオフ!フォルクスワーゲン・アレナのピッチは、選手が踏ん張ると砂が舞い上がるという感じで、ちょっと微妙かも。メンバーはこちらで。

試合序盤、グラフィッチが左サイドに流れてヴォルフスブルクが何度かチャンスを作りますが、まず主導権を握ったのはシュトゥットガルト。ゼニトから新加入のポグレブニャクがどんなプレイをするか注目されましたが、彼がガツガツ行くというよりはカカウ、ゲプハルトらと絡みつつアーセナルのような細かいパス回しで隙を作り、そこにケディラが積極的に飛び込んでいく、という攻撃を見せます。

16分、左サイドに流れたポグレブニャクが上げたクロスに対し、中でフリーになったケディラが決定的なシュート。横っ跳びしたベナーリオは一瞬ボールを抑えきれず、こぼれたボールは右ポストに当たりますがゴールには転がらず、かろうじて難を逃れます。

19分には右サイドでボールを受けたジェコがドリブルでDF2人を振り切ってシュートも、レーマンがセーブ。26分にはトレシュが右サイドからクロスを上げ、今度はポグレブニャクが頭で合わせますが、これもベナーリオがセーブ。

この辺りまではシュトゥットガルトのパスサッカーに良いようにヴォルフスブルクがやられていたのですが、30分辺りからこの手のショートパスで崩すチームに対するお手本とも言える、人数をかけてスペースを潰すという守備を実践。ポゼッションを奪い返すまでには至らなかったものの、ここでひとまずシュトゥットガルトの勢いが止まります。

しかしヴォルフスブルク側も、ジェコとグラフィッチへの放り込み以外にはあんまり有効な攻撃を見せられないまま、前半終了。もっともそこから個人技だけで何度か決定的なチャンスを作り出してしまった辺り、本当にこの2トップは恐ろしいんですが・・・・



■後半:突如ヴォルフスブルクが圧倒

後半は五分五分の攻防でスタート。56分、まだフィットしきれていない感のあったフレブが下がり、シマークが入ってきます。対するヴォルフスブルクは、スタートは右サイドだったジアニが左に、そしてゲントナーが右サイドにと、SHのポジションを交換。サイドでの主導権争いが試合の展開を左右する事になりましたが、この勝負に勝ったのはヴォルフスブルク。

ヴォルフスブルクは後半に入ってからも2トップへの単調な放り込みしか無いまま時間が過ぎていきましたが、70分近くになると前半から厳しいマークに合っていたミシモヴィッチが徐々にボールをキープ出来るようになり、次第に流れを引き寄せていきます。

そして71分、右サイドに回ったゲントナーが、中のミシモヴィッチに短いパスを出します。ミシモヴィッチは裏へぬけるポーズを取りながらその場に留まってまんまとシュトゥットガルトのDFを出しぬき、フリーでパスを受けると中へ2,3歩持ち込んで、左足一閃!シュートはレーマンの手が届かないところから“巻いて”左側のネットに吸い込まれます。ミシモヴィッチの見事なフェイントとシュートで、ヴォルフスブルクが先制!

このゴールの直前にカカウが下がりマリカが入っていましたが、さらにゲプハルトが下がってエウソンが入り、シュトゥットガルトは交代枠を使い果たします。ところがその直後、トレシュがスライディングでブロックをした際、左手がおかしな形で接地してしまい、苦悶の表情を浮かべながら負傷退場。レッドカードをもらったわけでもないのに、10人で戦う破目に。

仕方なく3バックで戦いますが、81分、マニャンが攻め上がってポッカリ空いたサイドのスペースを使い、ヴォルフスブルクがカウンター攻撃を展開。素早くグラフィッチにボールを預けると、グラフィッチはそのスペースをえげつなく使って、どフリーのまま一気にゴール前に迫ります。デルピエールは逆サイドのジェコを見ざるをえず、グラフィッチにはタスキが相対しますが、グラフィッチはこれをあっさりかわすと、余裕のフィニッシュ。で、勝負あり。

その後はヴォルフスブルクが選手交代で時間を使いつつ、ブンデスリーガらしくアディショナルタイムを取らないで笛が吹かれ、試合終了となりました。



■強引でも勝ててしまうヴォルフスブルク

ヴォルフスブルクの勝因としては、やはりゲーム終盤の苦しい時間帯に、運動量でシュトゥットガルトを圧倒したという事でしょうか。

当然ながらヴォルフスブルクのキーマンはジェコ、グラフィッチ、ミシモヴィッチの3人ということで、シュトゥットガルトもこの3人については徹底的にマークをし、65分くらいまではよく抑え込んでいました。ただやはりジェコとグラフィッチのパワーはあまりにも強大で、それ故に体力を浪費してしまうのか、徐々にミシモヴィッチに対する中盤のプレスが弱くなっていき、彼がボールを持てるようになった。これがまず一点、重要なポイントでした。

そしてもう一つ。ようやくミシモヴィッチがボールを持つ事が出来るようになった時間帯、選手交代をしていなかったにも関わらず、ヴォルフスブルクのほかの選手が周りでしっかり走れたことが大きかった。やはり1点目にも絡んだゲントナーや、ジアニ、シェーファー辺りの動きが際立っていましたが、80分くらいになっても運動量が落ちない。交代で攻撃的なカードを切る一方、守備陣の疲労が顕著になっていったシュトゥットガルトに対し、ヴォルフスブルクの選手たちは最後の最後でそれを凌駕した格好。だからこそ、ミシモヴィッチのプレイメイクも生きていました。我慢比べに勝った、といった感じでした。

うーむ、今後の戦いにもよりますが、ひとまずヴォルフスブルクは良いスタートを切りました。正直、内容は決して良いとは言えなかった。相変わらずジョズエがいてこそ相手の攻撃を抑えられている感じでしたし、新戦力のジアニはまだまだで少し息詰まるとジェコとグラフィッチ頼りの攻撃になっていましたが、でもそれでも勝っちゃうんだからすごい。多少強引でもこの2トップならゴールを奪えますし、いざとなったら運動量で圧倒して、ラストの20分くらいで猛攻をかけられる。

今日は出ていませんでしたが、長谷部も運動量という点では豊富な選手ですかあら、やはり相手は手を焼くことになりそう。フットボールではままある事ですが、交代をしてフレッシュな選手が入っているはずのチームより、選手交代をしていないチームの方が運動量で上回る、という逆転現象がまさに起こったのが、この試合でありました。


さて、今夜はホッフェンハイムvsバイエルン・ミュンヘンです。

posted by Alan Hetarade |08:10 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年03月08日

“SH”長谷部の成長に期待 【ヴォルフスブルクvsカールスルーエ】

FAカップ、コヴェントリーvsチェルシーは見ましたが、あまりに普通すぎる結末だったので(話題はエッシェン復帰くらいかな?)、割愛。フラムvsマンチェスター・ユナイテッドは試合開始直後に寝コケてしまったので割愛(笑)

って事で、今日は久々にブンデスの記事でも。


Wolfsburg 1-0 Karlsruhe
【W:38.Edin Džeko】
内容ではここ数試合で最も良くなかったとはいえ、何とか粘り倒してカールスルーエを下したヴォルフスブルク。順位は4位と変わりませんが、熾烈極まる優勝争いの中で着実に3ポイントを確保しました。

長谷部は右サイドで先発。というか、中盤の2枚は攻撃的なミシモヴィッチ、守備的なジョズエで固定されてるんで、現状彼が出るとすればサイドしかないですし、マガト監督も完全にサイドの選手として長谷部を起用しているようです。まぁそれは、試合終盤でも明らかになったわけですが。


さて。現在17位のカールスルーエと、飛ぶ鳥を落とす勢いで勝ち星を重ねているヴォルフスブルク。当然、ヴォルフスブルク有利だろう・・・・と誰もが思っていたはずですが、試合が始まってみるとこれがカールスルーエの一方的な展開に。開始直後、右サイドからのクロスにダ・シウヴァが頭で合わせたシーンをはじめ、ヴォルフスブルクの最終ライン前後にスペースが出来てしまい、そこを起点にカールスルーエがサイド攻撃、裏を取る攻撃で再三ゴールに迫ります。

ヴォルフスブルクは、後半戦ここまで攻守に渡り敵の脅威となってきた左サイドのシェーファー&ゲントナーのコンビが、疲れもあるのか運動量が少なく、なかなかリズムある攻撃を作れません。おまけにジェコ、グラフィッチの2トップも身体が重く、ピッチを広く使った展開ができず、サイドで押し込むシーンは見られるものの閉塞感を打破できない・・・・といった感じで時間が経過していきます。

右サイドの長谷部も、今日はいつもほどペカリークのサポートが無く苦労していましたが、30分に覚醒。右に流れてきたグラフィッチにボールを預けると自らは一気に前進、グラフィッチが裏へはたいたところに走りこみます。このボールに対しカールスルーエのGKミラーと長谷部が滑り込み、間一髪ミラーはボールを押さえるものの、長谷部のスパイクがミラーの膝を直撃、もんどりうつミラー。そのまま交代してしまいました。

直後の38分、ヴォルフスブルクが突如左サイドでグラフィッチが起点となったワンタッチの早いパス回しを見せたかと思うと、最後はミシモヴィッチのスルーパスから抜け出したジェコが冷静に流し込んでフィニッシュ。前半のヴォルフスブルクのチャンスは長谷部のシーンとこれと2つだけでしたが、そのうちの1つをモノにしました。


で、後半。ヴォルフスブルクは守備を修正するのかと思いきや何も手をつけず出てきてしまい、結局またカールスルーエが押し気味に試合を進めます。特にヴォルフスブルクの左サイドはしょっちゅうスペースが出来てしまい、ゲルリッツ、ダ・シウヴァといったあたりがそこを突いて中でフライスが合わせる、みたいな感じで押し込むカールスルーエ。しかしこれが下位に沈むチームなのか、押してはいるもののゴールだけは奪えず、シムーネクらが水際のところで懸命に防ぐヴォルフスブルクの前に、あと一歩を崩すことができません。

59分、マガト監督はゲントナーを下げてデジャガを入れ、デジャガが右サイド、長谷部が左サイドに。長谷部が特別良かったというよりちょっとゲントナーが緩すぎただけなんですが、それでも長谷部が回ったことで左サイドの守備がだいぶマシになり、カールスルーエの動きが鈍ってきたこともあって、ようやく試合が五分五分に。

攻撃面での長谷部のこ貢献度はというと、途中ニアサイドのグラフィッチへピンポイントでアーリークロスを上げるなど、キックの精度を垣間見せます。また中に入ってのチャンスメイクにも、そこそこ貢献。決定機を演出するところまではなかなかいきませんでしたが、特に問題がある出来でもなく、結局90分プレイしました。

最後はパワープレイに出たカールスルーエでしたが、それこそシムーネクがお手の物といった感じで跳ね返し、逆にデジャガ、ジェコ、途中から入ったマドルンクやエスヴァインあたりでヴォルフスブルクもカウンターからチャンスを作るように。でも総じてだらだらっとしたまま時間が過ぎていき、無事に試合終了。大久保は出ませんでした。


ゲントナーをはじめ、シェーファー、ペカリークの両SBにはやや疲れが見えましたし、故障明けのグラフィッチはまだ身体が重そうな感じでしたが、それでも着実に3ポイントを確保。確かにここのところカップ戦の試合もあったりで、ローテーションしているとはいえ過密日程でしたから、そろそろそういうのが出てくるころだったんでしょう。ま、とりあえず勝てたからよしって事で。

ただこれからもっと厳しい試合が上位争いの中で出てくるでしょうから、そういう選手1人1人の負荷のかかるゲームで、どれだけハードワーク出来るか。チーム全体として心が折れないようにしていかなきゃいけません。そこら辺の経験は不足しているチームだと思うんで、例えば今日みたいな展開で同点、或いは負けているときに最後まで勝負にいけるか、これからの試合で試されていくことでしょう。


大久保は2位試合連続で出番なしでしたが、今日は試合展開からしてどちらかと言えば守備の修正が必要な感じだったので、ちょっと厳しかったかな、と。ただ今日のグラフィッチの出来、あと途中から出てきたエスヴァインのプレイからすると、攻撃のオプションとしての出番は決して皆無というわけではないでしょうから、今は辛抱すべき時ですが、近いうちに必ず出番はあるかと。その時ゴールを奪ってアピールするしかないですね。

さて、長谷部について。日本代表ではともかく、ヴォルフスブルクではもう完全に“ハードワークが出来るSH”としてやっているんですが、後半左サイドに行ってもまぁそこそこ出来ていましたし、こういう使い方は日本代表でやっても良いかもしれませんね。後半ちょっと守備を固めたいときに、例えば松井なんかを下げて稲本を入れて、長谷部をサイドに出すだとか。

相変わらず攻撃面ではまだ慣れない部分もありますが、ただ面白いクロスボールを持っていることはこの試合でも証明したわけですし、リズムを変えて中での組み立てに参加する動きもしていましたからね。あとは、前半グラフィッチと絡んだシーンのように、前の選手を利用してゴール前に出ていく動きだとかをもっと増やしていけば、ちょっと他にはいないタイプのSHになれる可能性もあるかな、という気がします。

あとはそこで本人がどれだけ思い切ってやれるか、試合を重ねる中で局面ごとに取りえるオプションを自分が把握し、どのタイミングでそれらのカードを切っていくか、という事になるかと。総体的に、格闘技でいうところの「もっと手数を出せば良いのに」という状態ですかね、今は。ひとまず守備に関してはまったく問題ないわけですから、あとは攻撃時にどれだけ躍動感を出せるかといったところでしょう。

posted by Alan Hetarade |16:35 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2009年02月15日

マガトの下で学ぶ長谷部と大久保

Eintracht Frankfurt 0-2 Wolfsburg
【W:9.Edin Džeko, 66.Zvjezdan Misimović】
って事で、なんだかすごーく久々なブンデスリーガのエントリー。前半戦は殆ど見なかったのですが、流石にフジテレビにお金払ってることだしということで、後半戦はちゃんと見ようと思った次第。で、さり気にここまで3試合全部見ています。

その3試合が全部ヴォルフスブルク戦の放送で、次もヴォルフスブルクvsヘルタと、「日本人選手が所属するチームを中心に・・・・」と言いつつ、フジのブンデスリーガ放送は事実上ヴォルフスブルク戦を中心に、となっているようです。

まー、小野は何だかんだでまたベンチを温める日々に逆戻り、しかも小野を外した状態でボーフムはここ2試合で連勝したわけですから(それまで1勝しかしてなかったってのがつくづく酷いんですが)、当分スタメンって事はないでしょう、残念ながら。んで稲本も結局この試合では出番がありませんでしたが、ウィンター・ブレイク明けの3試合でなんと出場時間0分と、何があったのか分からんもののすっかり干されてしまった模様。

ということで、ヴォルフスブルクの2人もレギュラーが確約されているところまでは行ってないのですが、現状試合に出るとすればこの2人なわけで。稲本もそろそろ帰国が近づいているのでは、という報道が一時期ありましたが、この分だと小野の今オフの去就もかなり怪しい気がしますし、海外組も世代交代、と言った感じなのでしょうか。



さて、では前振りが長くなりましたが、試合について。

ヴォルフスブルクは長谷部が右サイドで先発。グラフィッチの故障により前節ボーフム戦ではジェコと大久保が2トップを組みましたが、この日はミシモヴィッチをトップ下に置いてのジェコの1トップ。対するフランクフルトはディフェンスラインにけが人がいて、ベライドとルスがCBを務めましたが、これがゲームの展開に大きな影響を及ぼすことに。

フランクフルト優勢で試合が始まったなーと思った矢先の10分、ヴォルフスブルクがカウンター。左サイドのやや浅い位置でボールを受けたゲントナーがクロスを上げたと思ったら、中央へ走りこんだジェコはどフリー、これを逃すはずもなく頭で仕留めてヴォルフスブルク先制!

試合全般を通してフランクフルトの最終ラインは悲惨と言って良い出来で、あまりにも簡単にジェコへのフィードが入るために、速攻だろうがポゼッションだろうが、ヴォルフスブルクが攻めだすとずるずると引き下がってしまうという体たらく。近ごろはかなり大味な試合をしている印象があるフランクフルト、この日も何だか締まりません。

14分に、長谷部にビッグチャンス。ジェコの落としを受けて左サイドからボックス中央に侵入、しかしボールを収めきれず体制を崩しながら何とか左足でシュートに行こうとするも、クリアーされてしまいます。うーむ、これはせめてシュートは打っておくべき場面だったか・・・・

長谷部はその後、40分にジェコに良いクロスを提供しますが、ここはゴールならず。ヴォルフスブルクが一方的に攻めていたというわけではなかったものの、ヴォルフスブルクの中盤での組織的な守備の前にフランクフルトはまったく攻め手を見出せないまま、前半が終了。


後半スタートに辺りフランクフルトのフンケル監督はマイヤーを下げてクウェウケを投入、しかしまったく効果なし。まぁ52分、決定的なスルーパスがフィンクに入りフランクフルトがビッグチャンスを迎えましたが、フィンクは左に外してしまいました。で、62分にはこちらもまったく機能していなかったリベロプーロスを下げてカイオを入れましたが、これも変化はもたらせず。

この辺りからフランクフルトの選手がレフェリーに対して苛立ちを募らせていたのですが、66分、シェーファーの左足のFKが壁に当たって跳ね返ったところで、主審がハンドを取り、PKを宣告。リプレイを見ると確かに壁の中の選手がジャンプして腕を振り上げていましたが、フランクフルトはこれに猛抗議。で、このプロテストでGKプレルがイエロー。

結局このPKをミシモヴィッチが冷静に決め、ここで勝負アリ。この後早々と逃げ切り体制に入ったヴォルフスブルクに対し、フランクフルトの選手は完全にレフェリーに対する怒りを抑えられなくなり、ファウル、イエローが連発されるという完全にアチャーな展開に。

長谷部は無難にプレイし、90分に交代。直前に入っていた大久保にパスを通そうと、サイドを深くえぐってクロスを折り返すシーンがありましたが、これはブロックされてしまいホットライン開通ならず。が、まぁ展開も展開だったころもあり、けっこう楽しそうな表情をしておりました。

そんな感じで、ヴォルフスブルク勝利。さり気にこれが今期アウェイ初勝利らしいです、かなり意外。



さて。ヴォルフスブルクは今マガトが監督をやっているわけですが、ここ3試合ほどを見ているとその下で長谷部と大久保が学べることは多いのではないか、と感じました。

大久保に関しては移籍直後ということで、ジェコ、また今は怪我をしていますがグラフィッチという両エースと、彼がどう共存していくかという形を模索しているところでしょう。ケルン戦ではトップ下のような位置に入ってチームに流れをもたらしましたが、ボーフム戦でジェコと並んで起用された際には、あんまり機能しなかったかなぁといった感じ。

日本だと大久保の魅力は“決定力”なんて言われていますが、やっぱり彼は1列下がったところにいて、そこからファーストトップにパスを出すなり、2列目から飛び込んでのシュートを狙うなりという形の方がしっくりくる気がするんですよねー。ゴールこそ奪えなかったものの、ケルン戦でチームが同点に追いつけたのは、明らかに大久保が入ったことにより、中盤が活性化して流れを引き寄せられたことに拠るわけですし(出来れば2度のシュートチャンスのうち、片方入れて欲しかったけど)

むしろジェコと並んでいたボーフム戦では、変にジェコに遠慮してプレイが窮屈になっていた気もしました。だったら完全にトップ下にしちゃったほうが良いかなと思ったのですが、この辺りはチーム内でお互いに特徴を把握しつつまだまだ要改善、といったところでしょうか。ジェコやグラフィッチのみならず、中盤のゲントナー、ミシモヴィッチといった2枚との組み方も、色々あるでしょうし。

長谷部はこの試合、右サイドで起用されてました。前半戦はRBに苦労したヴォルフスブルク、そんなこんなで長谷部もRBをやらされたりしてましたが、冬に獲得したペカリークがここ2試合はフル出場、内容もなかなか良いですし、ひとまずこのポジションに関する憂いは消えたかな、と。

となると長谷部は中盤の右サイド、或いはCHでの起用という事になるのですが、今のところマガト監督は敢えてここの使い方を固定していないような印象があります。右サイドでの長谷部の適性ですが、運動量に関しては元々ボックス・トゥ・ボックスでプレイできる選手ですから、問題なし。そしてさり気に良いクロスを持っていたりするので、そういう点ではマガト監督は長谷部のそういう面に期待しているのでしょう。

もちろんまだ不慣れということもあって、14分での決定的な好機を逸したシーンのようにゴール前での動きや判断の誤り、またサイドにいる際にもプレイの選択が遅いシーンが非常に多いのですが、まぁとりあえずチームが勝てばいいわけですからね、おかげで今日は90分練習できたわけですし(笑)


ヴォルフスブルクに関しては、ジェコ、ミシモヴィッチ、ゲントナー、シムーネク、バルザリ、シェーファー、ジョズエ辺りは立場がある程度保証されているような印象があって、そこにペカリークも入りつつありますが、残る2,3くらいのポジションについては、敢えてマガト監督が固定していない印象がありますし、必要とあらば上記の選手たちであってもすぐに下げるくらいの柔軟性は持ち合わせています。

もちろんこれらの選手も出ずっぱりというわけにはいかないでしょうし、今は調子が良いですがまた少し落ちてくるようだと、色々と試行錯誤もすることでしょう。グラフィッチ、ザッカルド辺りが戻ってくると、また競争も激しくなりそう・・・・

というようにして、チーム内を活性化させつつ戦っていくのがマガト流のやり方らしいので、長谷部と大久保もうまーくこの流れに乗っかって欲しいものです。今のところ2人とも良い意味で色んなポジションで試されている、という印象がありますし、ベンチに座っている時でも「この中で自分はどうフィットしていくか?」みたいなことを考えるにはかっこうの環境と言えるでしょう。

posted by Alan Hetarade |17:05 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年02月13日

ブンデスリーガに関する話題を幾つか

雑談のようなエントリーなので、その程度のものと捉えていただければ幸いです。


背面ゴール
先ほどブンデスリーガ第18節のハイライトを見たのですが、ドルトムントのケールが、クロスボールに対し背面から突っ込んでGKの意表をつき、まったく反応させない間にシュートを決めるという、とんでもないゴールを決めていました。以前ロナウジーニョが背中でパスを出したシーンは見たことがありましたが、背中でゴールを奪った選手は初めて見ました。

もっとも当のケールはすまし顔で、2点ビハインドされていた状況での得点だったため、淡々と自陣へ戻っていきました。ロナウジーニョは背面パスを練習していたそうですが、あの様子だとケールも普段からよくやっているのかもしれません。


トーマス・フォン・ヘーセンがニュルンベルクに
昨シーズンはUEFAカップ出場圏内に入りながら今シーズンは一転して降格ゾーン近辺をウロウロしているニュルンベルクですが、ついにマイヤー監督が解任され、トーマス・フォン・ヘーセン新監督が就任したようです。

とはいえウィンターブレイクが明けた直後に監督交代っていうのも、なんか効率が悪いような気がしてなりません。ちょっと名前が似ているフェルホーセンなんかもウィンターブレイク中にチームを作ったでしょうし、その前から下調べをしていたという話ですから、急遽就任したフォン・ヘーセンの方が色々と厳しそう。ただ電光石火で新監督の契約が決まった辺り、前々から交渉していたのかもしれませんが。

となると、コラーを取りたいって言ったのは誰だったんでしょうかね?


次回放送はハンブルガーvsボーフム
もうてっきりハンザ・ロシュトックvsフランクフルトだと思っていたのですが、先ほど1週間分の録画予約(私の場合殆どがアニメですが)をしていたところ、このカードになっていてビックリ。なんでも「長谷部誠選手、小野伸二選手の移籍に伴い、放送内容を変更させて頂きます」だそうで、これからはフランクフルト、ヴォルフスブルク、ボーフムの何れか1試合を放送するみたいです。

まぁフランクフルトが好きなわけでもない(フェニンは気になりますが)のでこの変更は有難いのですが、第21節の放送試合がボーフムvsハノーファーて・・・・・ そこはどう考えてもフランクフルトvsブレーメンでしょうよ。


大学行けます
で、最後は個人的なニュースになってしまいますが、先日行われた留年者判定会議の日に我が家には留年通知の電話がかかってこなかったので、無事に大学に進学できるみたいです。良かった良かった(笑)

学部とかはまだ分からないのですが、とりあえずサークル活動か何かやる暇があったらこのブログを更新する気でいるので、今後とも何とぞご贔屓のほどを宜しくお願い致します。因みに寂しいキャンパスライフだという突っ込みは一切受け付けません。

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posted by Alan Hetarade |12:40 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年02月11日

ブレーメンは納得、バイエルンは不満

Bayern Munchen 1-1 Werder Bremen
【BM:32.Ze Roberto】
【WB:6.Diego】

まぁ普段から見ているわけでもないですしちょっと労力もないので、普段のマッチレビューの形式は取りませんが、いちおう見たので感想をば。

試合開始直後、ブレーメンは左サイドでローゼンベリがボールをキープすると、ドリブルでボックスへ進入。そしてちょこんと内側へ出すと、後ろから走りこんできたヂエゴがサニョルとデミチェリスを軽やかにかわし、冷静にゴールに流し込んでブレーメンが先制。

バイエルンもすぐにペースを取り戻し、ハミト・アルティントップやファン・ボメルがミドルシュートを打つと、29分に左サイドからのファン・ボメルのクロスをトーニが胸でトラップしたところでヴィーゼがその足を払い、PK。ところがトーニのPKは完全にヴィーゼがコースを読んで防いでしまい、バイエルンに嫌な空気が流れます。

しかし32分、ファン・ボメルのファウルかどうかきわどいパスカットからアルティントップが中央に持ち込み、一旦キープ。後ろから走ってきたゼ・ロベルトがシャドーとなって右サイドのトーニにパスを出すと、トーニはワンタッチで前へ。これでゼ・ロベルトが完全に抜け出して、ヴィーゼの股間を抜くフィニッシュ。これで同点となります。

しかし後半、ゲームは停滞。バイエルンのほぼ一方的な展開になるも、チャンスらしいチャンスは57分のアルティントップのシュートをなぜか前進してきていたヴィーゼが防いで以来しばらく生まれず。シュヴァインシュタイガーを下げてクロースを入れますが、あまり展開は変わらず。76分、ゼ・ロベルトの浮き球のパスからトーニが抜け出してゴール・・・かと思いきやオフサイド。これは微妙な判定でした。

とはいえバイエルンの方にこれ以上勝負を決定づけるだけの力強さがあったわけでもなく、対するブレーメンの方も疲れが出てあまり得点が入る気配もせず、ブンデスリーガにありがちな殆どロスタイムが無いという状態のまま試合終了。


この試合ではリベリーが居なかったわけですが、まぁシュヴァインシュタイガーもアルティントップもそこそこ頑張っていました。ハッキリ言ってしまえばトーニがあそこでPKを入れてさえいればもっとイージーにバイエルンは勝てたはずなのですが、しかし試合をほぼ完全に支配しながら勝てなかったということで、不満はあるはず。

ただクローゼが殆ど有効な形でボールに絡めなかったのは事実で、ここら辺、リベリーの躍動感ある突進力みたいなものが無い影響もあるのかな~、とは思いました。まぁ如何せん普段の試合を見ることが出来ないので、比較のしようが無いのですが。

ブレーメンは前半はさすがと思わせる戦いでしたが、後半は疲れてしまい、とくにヂエゴが著しくペースダウン。とはいえ首位のバイエルン相手に敵地で1ポイントということで、まぁ悪くない結果でしょう。

ただこの後の日程を見ると、週末のニュルンベルク戦を挟んでブラガとのUEFAカップが2試合。2試合目はブラガでのアウェー戦で、しかもその40時間後に目下絶好調のフランクフルトに乗り込まなければならなず、正直ここでポイントを落とす可能性は大きいでしょう。フランクフルト戦ということで日本でも中継があるはずですが、正直ブレーメンが1ポイント取れるかが焦点になるのかな~という気がします。

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posted by Alan Hetarade |10:53 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2008年02月09日

フランクフルト覚醒?

*記事を一部修正いたしました。ご指摘ありがとうございます。

Eintracht Frankfurt 2-1 Arminia Bielefeld
【EF:37.Ioannis Amanatidis, 47.Martin Fenin】
【AB:74.Artur Wichniarek】


ということで、フェニンは2試合連続ゴール。チームも2連勝という事になりましたが、軽く試合を振り返ってみます。

スタートからフランクフルトの一方的な展開。これは得点が入るのも時間の問題かと思っていたところ、ついに37分、フェニンがパスカットしたボールが、右サイドの裏へ駆け出したオクスへ。これを落ち着いてトラップして中央へ折り返すと、走りこんだアマナティディスが今回はきちんとフィニッシュ!

後半に入っても展開は変わらず、47分にフランクフルトがカウンターアタック。中央でヴァイセンベルガーがボールを持って上がり、右からフェニン、左からケーラーが走るという状態。ビーレフェルトのディフェンスはGKを除くと2人しか戻っておらず、まずヴァイセンベルガーがシュート。GKのハインが何とか弾いたものの、ボールは無情にもフェニンの目の前へ。フェニンは無人のゴールに叩き込んで、これで2点目~。

ビーレフェルトはとにかくトップにボールが入らず、2トップの一角ズマに入れようとしてもマークについているキルギアコスが強くて崩せない、下がって受けようとすると今度はクリスにつかれてこれまた入らない、という状態。おかげでズマより前に張っていたヴィフニャレクはズマよりボールがもらえない、という状態。

ところがサッカーとは分からないもので、74分にボックス左手前からカウフが浮き球のパスを放り、ペナルティアークで後半から入ったカンパーが胸で前へ送ると、ヴィフニャレクがあっさり抜け出してゴール。ヴィフニャレクがオフサイドだと思ったフランクフルトのDF陣が全員足を止めてしまったのが悪かったのですが、これによって流れは一気にビーレフェルトへ。

ズマが左サイドへ流れてようやくボールをキープできるようになり、ラスト15分、今度はビーレフェルトの一方的な展開に。フランクフルトはキルギアコスが競った際に額を切って流血してしまい負傷交代(幸い応急処置後すぐに起き上がって走ってベンチへ戻るなど、重症ではない)。そこでルスを出さざるを得ず、これなら最後の一枠はアマナティディスかケーラーあたりを下げて稲本かな~と思っていたら、ズマを押し戻すためにマハダヴィキアを入れるという選択が取られました。

まぁそんな感じで、何とかという感じではあったもののフランクフルトは無事に逃げ切り、2試合連続で3ポイントを手にすることになりました。


フェニンは、ゴールに関しては半分以上ヴァイセンベルガーが取ったようなものでしたが、しかしこのシーンに象徴されるように、フランクフルトがカウンターを含めスピーディな攻撃が出来るようになったというのは、ウィンターブレイク後の大きな変化でしょう。以前よりも躍動感があるように思えます。

どちらにせよ1ゴール、もう一つの得点の起点にもなったということで、この日も大活躍。実際、カウンターに移るシーンなどを見ていても、ボールをキープして起点になることもできるし、或いは自分が受ける側に回る事もできる、ということで、非常に目立っていました。フェニンがボールをキープして、その隙にSBのオクスやシュパイヒャーがオーバーラップする、というシーンも何度か見られました。

ということで、74分までのフランクフルトは完璧だったと思います。その後の15分強が課題、ということになるのでしょうが(笑)


フェニンはそんな感じなのですが、稲本はまたベンチ暮らしになっちゃったみたいで、これは立場としては相当まずい状況になりつつありますね。ただでさえチームが好調、メンバーは弄り難い上に、1人でディフェンシブハーフを務めているクリスは、文句のつけようが無い働きぶりですから。長身ですし身体も強く、セットプレーでも決定機を作りましたからね。

正直、稲本にとってはかなり厳しいでしょうが、これからまた怪我人とかも出てくるかもしれませんし、それまで我慢でしょうね。ただ今のフランクフルトだと、守備のみならず攻撃での貢献も求められる。そうでないとクリスと比べると見劣りしてしまうでしょうからね。出番を得られた際にそこら辺でアピールできるかどうかが、今後の稲本の立場を決めることになるでしょう。

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posted by Alan Hetarade |18:55 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2008年02月04日

マルティン・フェニン、戦慄のハットトリック!

Hertha BSC Berlin 0-3 Eintracht Frankfurt
【EF:39,60,90. Martin Fenin】


きたああああああああああああああああああああああああ!!!!!


何というか、すごいとしか言いようがないのですが、ひとまず試合(というよりフェニンの活躍)を振り返ってみることに。

メンバーが入れ替わったフランクフルトですが、この日はアマナティディスをトップに置き、フェニンは左に開いたところからスタート。いきなり8分にヴァイセンベルガーの左からのクロスに惜しいヘディングシュートを放つも、これは同胞のGKドロブニーに抑えられます。その直後の10分には、右からの低いCKをアマナティディスが流し、フェニンが至近距離からシュートもドロブニーの正面。

しかし39分、左サイドからケーラーがクロス、アマナティディスが頭で流し、逆サイドで待ち構えていたのがフェニン。冷静にトラップすると右足を振り抜き、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった!まず1点目。

後半に入ってヘルタが反撃に出るもフランクフルトはそれをしのぐと、60分、カウンターでチャンス。アマナティディスがボールを前に送ると抜け出したのはフェニン。トラップをややミスして相手DFに追いつかれるも、シザースフェイントで振り切り、またもや至近距離から冷静にゴール!これで2点目。

最後はヘルタ側のモチベーションが落ちたのか、途中から入ったマハダヴィキアも活躍。マハダヴィキア、フェニンと繋いでアマナティディスに決定的なチャンスも、これはアマナティディスがミスショット。しかーし終了間際の90分、今度はマハダヴィキア、アマナティディスと繋ぎ最後はフェニン決めたぁぁ!ついに3点目。そしてその直後に試合終了~。


いや~、これはセンセーショナルなブンデスリーガでのデビューですね。正直、ファンの方には申し訳ないのですが、ちょっと高原とは格が違うなぁという印象ですね。以前見たとき、高原はサイドでのプレーにまったく対応できていませんでしたが、フェニンはボールはキープできる、足は速い、決定力はある、守備はする、ともうどこに文句をつけていいのか分からない活躍ぶり。私などは多少贔屓目に見ている部分もあるかもしれませんが、これはものすごい選手が出てきたという印象は誰もがもったはずです。

やっぱりフランクフルトはアマナティディス中心のチームでしょうが、それとの相性も良さそうですからね。まだコンビネーションがややおぼつかないところもありましたが、フェニンは中でも外でもプレーできるので、アマナティディスがガチガチに前線で張っていなくても良い、という状態になっていました。

ケーラー、ヴァイセンベルガー、フィンクあたりも生き生きとしていましたし、確実に“フェニン効果”みたいなものはあるでしょうね。相手が不調のヘルタということもあったでしょうが、人もボールも良く動き、以前より見違えるほどチームとしても良くなっていました。まぁ課題といえばフェニン以外の選手の決定力でしょうが、それにしても何ともはや・・・・


あとヴォルフスブルクで途中出場した長谷部の映像もちらっと見ましたが、意外とユニフォームが似合ってるじゃないか(笑) 小野もボーフムで活躍したようですが、ブンデスリーガに日本人3名というのも楽しみなところ。フジテレビの中継体制も強化されていますし、毎週の放送が楽しみです。

ただ一つだけ言わせていただけるなら・・・・・

Saschaさんカムバーック!(´・ω・`) 


因みにチェコ絡みでいくと、アンデルレヒトに加入したヴルチェクですが、既に試合に出場しています。リーグ再開後3試合が行われていますが、1試合目はベンチ入りのみ、2試合目は後半途中出場、3試合目ではフル出場を果たしています。チームはその3試合で2勝1分ということで、6位に浮上しています。

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posted by Alan Hetarade |16:33 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(9) | トラックバック(0)
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2007年12月25日

マルティン・フェニン、フランクフルト移籍キタキタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ

え~、タイトルの通りです(笑)

遂に日本でも報道が出たようですが、どうやら先週の土曜日の時点で既に確定的にはなっていたそうで。フェニンは現在バカンスということでエジプトに行っているそうですが、その帰りを待って27日にサインする、という報道が出ていました。

本人曰くユヴェントスからもオファーがあったそうですが、「でもどうせウディネーゼかジェノアあたりにローンで出されるわけで。それは嫌だからフランクフルトにしたのよん」ということらしいです。

フェニンはU-20ワールドカップでも活躍しましたが、今季はリーグ戦でも7ゴールを挙げ、得点ランク3位タイにつけています。因みに得点ランク1位のうちの1人であるトレスキはモストからスラヴィアへ移籍しましたし、3位のもう1人ヴルチェクもアンデルレヒトへ。ということで、俄然8ゴールを挙げているスパルタの塔、リボル・ドシェク身長199cmにも注目が・・・・てなことになったりするんでしょうか(笑)


ま、とにかくこれで、フェニンの知名度も上がったということで・・・・・

ぶっちゃけ高原がどうとかどうでも良いんで、とりあえずフェニンを見たいです(笑)

これで高原が移籍すれば、“高原を追い出したヤツ”みたいな感じで、日本人も少しはフェニンの名前を覚えるかもしれませんね。とりあえず同世代のヘラーなんかもフランクフルトにはいるわけですし、切磋琢磨してどんどんステップアップしてもらいたいものです。


それから、既にコメント欄でもチラホラ出ていますが、プルゼニで5ゴールを挙げたマルティン・フィロは、ノルウェーのヴァイキングに移籍しました。ヴァイキングは今年ノルウェーのリーグ戦を3位で終えており、UEFAカップ出場権を確保しています。こちらも頑張ってもらいたいものです。

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posted by Alan Hetarade |15:09 | フースバール・ブンデスリーガ | コメント(2) | トラックバック(0)
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