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アトレティコ・マドリーvs.ヴァレンシア観戦記 ~シメオネ監督大人気~

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またまた遅くなってしまいましたが,先週日曜日に行われたアトレティコ・マドリーvs.ヴァレンシアの試合を,ヴィセンテ・カルデロンにて観戦して参りましたので,観戦記を書こうと思います。


【チケット購入について】
アトレティコ・マドリーのチケットを購入する方法は幾つかあるようですが,今回私は,公式のオンラインショップでチケットを予約し,Caixaという現地銀行のATMにてチケットを発行する方法を取りました。

さてこの方法のメリットは,何といっても自分で席を事前に選べること。今回私は,バックスタンド2Fの50€の席を取りましたが,その際座席指定が可能なことを生かし,最前列の席を抑えることができました。後にも書きますが,ヴィセンテ・カルデロンは今けっこうお客さんが入り,イタリアやフランスと異なりきちんとチケットで指定された通りの席に座らないといけません。そのため,この席の指定を自分で行えることは,かなり重要であると言えます。

逆にデメリットは,引き取るのが非常に面倒くさいということ。まずマドリーに着いてから,CaixaのATMを探さなければいけません。マドリーは金融の街としてかなり栄えており,そこかしこに金融機関があり,CaixaのATMを見つけること自体はそれほど難しくありません。

ただし。ここからがひっかけというか落とし穴なのですが,CaixaのATM全てでチケットが発行できるかというと,そうとは限りません。また日本と異なり(ヨーロッパでは当たり前ですが)ATMが四六時中使えるわけでもないので,使える時間に発券可能なATMを見つけることが必要になります。

私はこれに見事にハマりまして,試合当日,日曜の朝にマドリーの街を走り回り,4つ目のATMでようやく発券できたという状態でした(苦笑)

まぁ街歩きが苦でないという人にとっては,宝探し感覚で楽しめるのがCaixaのATM探しゲームかもしれません。ただ,そうでない場合,このCaixaでチケットを引き取るという方法をとる以上,座席指定こそできるもののそれなりにトレードオフでリスクが生じることを,頭に入れておく必要はあろうかと思います。


【いざ観戦】
さて,当日は21時キックオフなので,20時ごろスタジアムに向かいました。最寄りのメトロPiramides駅を降りると,すごい人!交通整理の警察もたくさん出ていたので,普通に流れに乗っていけば問題なくスタジアムに着きます。

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試合開始まで余裕があったので,スタジアムのショップに寄ったのですが,まぁすごい人だこと(笑) とりあえず雰囲気を出すために,タオルマフラーを購入して,いざ中へ! おお,これがUEFA5つ星か…と感動致しました。たしかに素晴らしい。
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因みに2Fスタンド最前列の足元は,このようになっております。
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さて,試合について。 とにかく,アトレティコの強さが目立つ試合でした。前半こそシュートが殆ど打てず,スタンドも含めフラストレーションが溜まる展開だったものの,ポゼッションは圧倒的,ヴァレンシアに殆どチャンスを作らせず。 逆に言うと最後の崩しで一工夫が足りないか…といった感じでしたが,後半に入りまずカウンターから,絶好調のディエゴ・コスタがズドンと決めて先制。さらに続けて,直前にシメオネ監督がヴィジャに変えて送り出したラウール・ガルシアが,ヴァレンシアDF陣のもたつきからボールを奪うやいなや鋭いシュートを叩き込み,あっという間に2点目で勝負あり。その後ディエゴ・コスタがPKを一度失敗し二度目で決めて,3点目。前後半通じてクルトゥワの出番ほぼ無し。 上述した通り,アトレティコは選手の連携面は今一つ,バイタルエリアからの崩し,バリエーションに課題を感じさせました。しかし一方で,そんなものは関係ないとばかりに,攻撃陣の破壊力がハンパじゃない。一瞬でも隙を与えると,パワーのあるアタッカー陣がシュートを飛ばし,2列目からのドリブル突破もあるという感じ。ディエゴ・コスタは実際に見ると体格がかなり良く,パワーとスピードを兼ね備えた,まさにストライカーとはかくあるべき,という姿を体現しておりました。 さてそんなディエゴ・コスタも大人気なのですが,実際に肌で感じられたのが,シメオネ監督の人気。 この日もラウール・ガルシアの投入という采配を当てたこともあり,サポーターからの支持は絶大でした。どの選手よりも,シメオネ監督に対する'“Ole, ole, ole! Cholo Simeone!”'のチャントが一番多かったし,スタジアムが盛り上がっておりました。 ヴィセンテ・カルデロンがUEFA5つ星たる理由は,この素晴らしい雰囲気にあると感じられました。確かにスタンドから見やすい云々もあると思いますが,イタリアと違ってダーティーさは無く,といって熱いサポーターたちがいる。それらが一体となった時に醸し出される雰囲気は,まさにこれぞフットボールの本場,というもので,胸が熱くなりました。アトレティコが絶好調というのも,勿論大きいのでしょうが。 試合終了まで3分ほどを残して,スタジアムを離脱。帰りは23時ごろになるため,少し心配していたのですが,ことピラミデス駅を通るメトロの5号線を使う分には,観戦帰りのお客さんが多いため,問題なく帰ることができました。もし試合終了が深夜になるようなゲームを観戦する場合,このメトロ5号線沿いにホテルを取っておけば,一先ず安全に帰れると思います。 さてそんなヴィセンテ・カルデロンですが,使用は来シーズンいっぱいまで。その後は,先日東京に負けたものの,オリンピック招致用に作られるはずだった新スタジアムに移行することになっているそうです。確かに素晴らしいスタジアムとはいえ,施設の老朽化は隠しきれないといった感じでした。 とはいえ,スタジアムの雰囲気は本当に素晴らしい。繰り返しになりますが,ダーティーさは無いものの本場の熱さを体感できるということで,個人的にはサン・シーロなんかより断然こっちの方がオススメです(笑) アトレティコファンの方やマドリー観光に行かれる方はぜひ,スタジアム移転前に,ヴィセンテ・カルデロンを訪れてみてください。




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この記事へのコメントコメント一覧

アトレティコ・マドリーvs.ヴァレンシア観戦記 ~シメオネ監督大人気~

マティヒェンさん

間違いなく足を運ぶ価値はあると思います。本当に良いスタジアムだし,いい雰囲気でした。スタジアム自体は,女性や子供でも大丈夫だと思います。むしろケアするべきは,試合の時間でして…なんであんな深夜にやるんですかね(苦笑)

新スタジアムがどんなものなのかまだ分かりませんが,あのアトレティコサポーターの空気だけは,仰る通りそのまま引き継がれてほしいなぁと思います。本当に。

アトレティコ・マドリーvs.ヴァレンシア観戦記 ~シメオネ監督大人気~

スペイン滞在経験持ち、その後も何度も旅行出かけてる人が、「カルデロンはスペインのスタジアムの中でも、行く価値大きいぞ」と評価してましたわ。
ダーティーさが無いというのは、女子供も通いやすいということ?

アトレティコって、2000年の降格時、ソシオが減るどころか倍近い勢いで増えたんじゃなかったですかね。
レアルが同町のライヴァル居ぬ間に、町全体を白勢力で占めようとしたことへの抵抗だったか?とにかくサポーターは熱いようで。
その辺の結束力が、スタジアムの雰囲気、チームの士気と一体化してるんでしょう。
たぶん、新スタジアムにも現スタジアム同様の雰囲気が受け継がれるかと。

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