2007年02月25日

06~07 FAプレミア 第24週レビュー 2/24

Fulham 1-2 Manchester United
Starting Lineup
フルハムはマクブライドの1トップで、中盤を厚くする布陣。対するユナイテッドの右サイドは、ウェズ・ブラウン。リール戦で値千金のゴールを奪ったギッグスが今日も左サイドに入り、ラーションを前に据え、ルーニーが流動的に動く形を取った。

First Half
積極的に攻めるフルハムが17分、スルーパスを狙う。パス自体は通らなかったが、サイモン・デーヴィスが諦めずにボールを追いかけた。すると、ブロックに入ったヴィディッチとクリアーしようと出てきたファン・デル・サルが近づきすぎてしまい、クリアーが非常に中途半端なものとなった。これをマクブライドが拾い、ファーサイドへ冷静に流し込んで、フルハムが先制した。

ユナイテッドは25分にロナウドが右サイドを駆け上がり、DFを振り切ってシュートを放つものの、これは枠外。しかし直後の29分、カウンターから左サイドでボールを受けたルーニーがクロスを上げる。逆サイドからギッグスが走りこみ、ボールに強いスピンをかけつつ逆サイドに流し込むという、非常に高度なボレーシュートを見せる。これが狙い通りにサイドネットを揺らし、ユナイテッドが同点に追いつく。

中盤の主導権は完全にフルハムが握っていた。ユナイテッドはボックス前で、プレッシャーこそかけるものの、フルハムからなかなかボールを奪えない。試合はフルハムがビルドアップし、ユナイテッドは前線のスピードある選手を使ったカウンターを狙うという構図のまま、前半を終える。

Second Half
またもチャンスを掴んだのはフルハム。48分にマイケル・ブラウンがヘディングシュートを放つが、これはファン・デル・サルがキャッチ。51分にはそのブラウンがクロスを上げ、走りこんだラジンスキーが決定的なヘディングシュートを放つが、ボールはバーを直撃した。64分にもサイモン・デーヴィスが惜しいシュート。

試合はフルハム側にさすがに疲れが見え、膠着状態に陥る。ユナイテッドもなかなか決定機を作り出す事ができない。ファーガソンはキャリックに替えてサハを投入し、勝ち点3を狙う。一方のフルハムはラジンスキー、マクブライドを下げて引き分けでもOKという戦いにシフトする。

このまま試合終了か・・・・という空気が流れていた88分、左サイドに回っていたロナウドが、ハーフウェイライン近くでボールを受ける。すると一瞬でフルハムの選手2人を振り切り、最後はブロックに入ったクリスタンヴァルをもフェイントでかわして、ファーサイドのゴールネットにボールを蹴り込んだ。完全な個人技でユナイテッドが勝ち越し点を奪い、そのままフィニッシュとなった。

Summation
まず、フルハムは非常に良い戦いをした。マクブライドを張らせ、中盤からサイモン・デーヴィス、マイケル・ブラウン、ラジンスキーといった面々が上がり、流動的にパスを繋いで、ユナイテッドの守備陣を慌てさせた。ボックス手前とはいえ完全に自由にパスを回すことができた。一方ユナイテッドの守備陣はウェズ・ブラウンがオフサイドトラップを狙ったものの失敗してピンチを迎えたり、失点シーンもそうだが、やや混乱していたきらいがあった。

しかしそんな劣勢の中、最後は完全な個人の力がゲームを決めてしまったのだ。非常に強引な勝ち方であることは事実だ。だが、とにかくロナウドのあの切れ味は凄まじすぎる。今シーズンのユナイテッドを牽引しているのが誰であるか、はっきり示した・・・・ そんな得点だった。


Middlesbrough 2-1 Reading
ヤクブ、ヴィドゥカというボロ自慢の2枚看板が得点を奪い、見事に勝利。今日の試合に臨むニューカッスルとトッテナムに1ポイント差とし、プレッシャーをかけた。飛ぶ鳥を落とす勢いで連勝を重ねていたレディングだったが、今年に入って初の黒星を喫した。

Charlton Athletic 4-0 West Ham United
降格争いの当事者同士、また監督も互いに因縁のある戦いだったのだが、久々にダブル“ベント”の2トップを採用したチャールトンが爆発し、ウェストハムを撃破。ここ最近の戦い振りからすれば当然の結果とはいえ、4点差での勝利、敗戦は両チームにとって非常に大きな意味を持つ。

Watford 0-3 Everton
ここ数試合順調にポイントを重ね、勝てば最下位を脱出できたワトフォードだったが、PKでの失点などが響きエヴァートンの前に屈した。エヴァートンは6位レディングと1ポイント差に迫っている。

Liverpool 4-0 Sheffield United
20分、25分と立て続けにPKでファウラーが2点を奪い、後半にも70分、73分とまたもや短時間の間にヒーピアとジェラードが得点を挙げリヴァプールが完勝。因みに1点目のPKに関してはシェフィールド側が猛烈に抗議したようで、判定からファウラーが蹴るまでに3分を要した上、試合後にはウォーノック監督が不満を表している。

posted by s_co_log |21:45 | FAプレミアリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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