2009年12月06日
シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
Manchester City 2-1 Chelsea 【M:37.Emmanuel Adebayor, 56.Carlos Tévez】 【C:8.OG(Emmanuel Adebayor)】 いやー、なかなか力の入る良いゲームでした。 何と言うか、今シーズンのシティーはマンチェスター・ユナイテッド戦もそうでしたが、こういう熱い戦いができるチームになったな、と。勿論まだまだ選手を寄せ集めた段階で、直前までに7連続ドローに表わされるように不安定な部分もあるのですが、それでもマーク・ヒューズの下で、自分たちが何かを起こそうという野心を持ち、散発的にではあるにせよ、それをピッチで爆発させる試合がある。 順位の上ではまだまだですが、少なくとも彼らが今シーズン、ビッグ4のチームを相手に見せている戦いを見る限り、彼らが既に優勝争いをするチームと同じ土俵で戦えるだけの番付には来ているのかな、と。もちろんユナイテッドとチェルシーを横綱とすればまだ関脇くらいでしょうが、それでも虎視眈々と大関、横綱の座を狙い、結構な頻度でそれに勝つことも出来る、と。そういった位置には来ているでしょう。 アイルランドとベラミーを欠いたシティーですが、何と言ってもこの試合大きかったのが、7連続ドローの間には著しく調子を落としていたバリーが、見違えるようなプレイを見せた事が大きかったでしょう。というか、彼が本来の姿に戻ったと言うべきでしょうかね。やはり最終ラインと前線を繋ぎ、豊富な運動量とテクニックでもって、CHとしての守備もこなしながら、クロサー、シャドウストライカーとしての動きもする。バリー本来の持ち味が存分に発揮されたゲームだったと言えるでしょう。 あと、ロビーニョの守備。これが意外と効いていた(笑) もう後半は攻撃を2トップとライト・フィリップスに丸投げして殆ど守備をしていた印象ですが、やっぱり彼はサイドで使ったほうが、チームプレイはしますね。正直前半からブリッジの出来が散々だったので(ホント今シーズンの彼はどうしちゃったんでしょう?)、左サイドはほぼ彼1人でどうにかしなければいけない状況でしたし、そういった中で試合終了まで殆どバランスを崩さずにやっていたのは、かなり好印象でした。 アデバヨールとテヴェスの2トップも良く頑張った、というかこの2人の献身的なプレイで、だいぶ勝利を引き寄せましたね。まぁ、かなりシミュレーション気味なプレイもしていた事はたしかで、しかもそのほとんどをハワード・ウェブがファウルに取ってくれた幸運という要素も、多分にあったわけですが(苦笑) あー、話がウェブの方に行ったんでちょっと触れておきますが、あのウェブの笛の吹き方に関しては、正直チェルシーの選手はちょっと気の毒だったと思います。イヴァノヴィッチのイエローなんか、ありゃ完全に冤罪ですよ、殆ど接触無かったのにアデバヨールが走るのをやめちゃって、それでオブストラクションですもん(苦笑) 同点ゴールの発端になったカルヴァーリョのキッキングも、微妙でしたしねー。確かに飛び込んできたテヴェスに対してカルヴァーリョが降り上げた脚を下していなかったようにも見えましたが、でもテヴェスもまるでボールを見ずにキッキングを狙って飛び込んでいった事も確かだったわけで、うーん・・・・・ 何にせよ、あれでカルヴァーリョにイエローってのはどうかと思いますよ。 ウェブは基本的には良いレフェリーなんですが、ああいう風にちょっとカッカすると神経質な笛を吹くのが、難点なんですよねー。一応あれでも“イングランド代表”としてワールドカップで笛を吹くレフェリーなんで、頑張ってほしいんですけど・・・・・ でも総じて言えるのは、ラストの20分くらい、シティーはよく守ったという事ですね。レスコットがフィジカル勝負でほぼドログバを封じ込めたのがまず大きかったですし、トゥーレのカバーリング能力というのは、やはり素晴らしい。中盤にもバリー、デ・ヨンクという守備力のある選手を揃えていますし、2トップとロビーニョの運動量についても上に触れたとおりで、チーム全体でまとまって守備をする姿勢が感じられました。 チェルシーも悪くは無かったと思うんですが、もう少し中盤の選手がどうシュート、ゴールに絡んでいくかというイマジネーションが欲しかったかな、と。トップ下のデコは捌きに徹している印象で、それならばシュート力のあるランパード、バラック辺りがもうちょっと意表を突く動きをしてシュートを狙うなりすれば良かったと思うんですが、あまりそういう動きが無かったな、と。ひたすら力づくで行こうとしていた印象だったので、そういう点ではまだシティーとしても守りやすかったかな、という気がします。 まーでも、何と言ってもシェイ・ギヴンという名の神がいましたからね。それに尽きる。ランパードのPKを止めたのは、反応云々というより、完全に気迫の勝負でもってランパードが気後れしてしまったのかな、と。そんな感じのPKでした。 West Ham United 0-4 Manchester United 【M:45.Paul Scholes, 61.Darron Gibson, 71.Antonio Valencia, 72.Wayne Rooney】 えーと、ハンドスプリングに失敗して尻もちをついたクシュチャクを見て爆笑したのは、自分だけでしょうか(笑) いやー何というか、昨年トーレスの真似をしようとして派手にずっこけたレイナにしてもそうですけど、だからGKが慣れない喜び方をしようとしてもダメなんだって、失敗するんだって(苦笑) 普通にガッツポーズしてりゃ良いのに、色気を出してああいう事をするから失敗するんですよ・・・・・ なんてのはともかく、まぁ試合そのものに関してあまり言う事は無いのですが、やはりダロン・ギブソンというのは面白い選手だなぁ、と。 カーリング・カップで2ゴールを奪ってのスタメン起用という事になったのですが、ものすごいミドルをぶち込みました。たしか昨シーズンの最終戦、ハル・シティー戦でもスゴイのを決めてたと思うんですけど、改めて存在感を示したと言えるのではないでしょうか。 勿論それ以外の部分でまだまだ本格化してもらわないといけない選手なのですが、チームは異なれどプレイスタイルから言えば、この選手こそジェラードの後継者と言えるのではないかな、と。それくらいのパワー、ダイナミズムというものを感じます。まぁユナイテッド視点で言えば、むしろスコールズの後継者、という事になるのでしょうがね(ミドルが打てないという点を除けば、フレッチャーが一番スコールズには近いんでしょうけど)。 まったくもう、どのチームにも良い若手がいて羨ましいもんですね。ラファも少しはこういう選手を・・・・いや、そんな余裕が無いだけか(苦笑) Portsmouth 2-0 Burnley 【P:65.Hermann Hreiðarsson, 84.Aruna Dindane】 さて、観戦した上記2試合以外で興味深かったのは、最下位のポンペイが久々に勝ったこの試合。 アヴラム・グラントが監督に就任して、チェルシー戦ではスコアーはともかくそこそこ良いゲームをしていたわけですが、ホームにバーンリーを迎えたらあっさりと勝ってしまいました。このチーム最大の不安要素と言える“降格請負人”ヘルマン・フレイダルソンがゴールを奪っての勝利という事に、何か熱いものを感じる・・・・のは自分だけか(笑) 未だ最下位ではありますが、ひとまずここまでは、グラントが順調にチームを立て直しつつあると見て良いでしょう。何だかんだでディンダンは使いこなせればかなり面白い選手ですし、オハーラのような有望な若手選手もいるわけで、極端に戦力が劣っているわけではないですし。 逆にバーンリーは、そろそろ耐えどころが来たのかなー。イーグルス、ブレイクというチームを引っ張るべき2人が真っ先に途中交代で引っ込んでるという辺りに、ちょっと疲弊感を感じます。
posted by Alan Hetarade |14:50 |
FAプレミアリーグ |
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シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
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ロビニオは守備を頑張ってたわけですか? ボクはてっきり攻撃をサボってるんだとばかり ・・・
前半にドログバの軽い感じのシュートをギヴンが反応好く止めたプレイがあったと思うんですが あのときのドログバの『軽さ』が試合中続いてて いつもの怪物ぶりが気配を消してたみたいな・・・
ギブソンはギグス、スコールズと一緒に遊んでいろいろ教えてもらってる最中に見えます
ここ何試合かミドル・レンジから好い得点を挙げてますが、この試合の1点目のスコールズみたいに、あまり好意的でないボールを上手く抑えて枠に蹴っ飛ばすのはまだ失敗じってます この日の得点もギグスから蹴り易いところに置いてもらってましたから、おじさん的に観ると『まだまだ』の領域に見えました
posted by candy | 2009-12-06 19:08
シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
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開幕前の補強状況から行くとネタ方面を突っ走りそうなシティでしたけど、なかなか機能して来ている感じなんですかねえ。
プレミアはあまり詳しくないので個人的な希望としてはネタを提供して頂けないといじりづらいのですけど。
(゜∀゜)
ユナイテッドは次々いい若手が出て来てますね。
若手を出して、それなりに結果を出して自信をつけさせ…なんて育て方がウマいです。
ただ、ラファエルくんが昨シーズンより出番が少ないのはちょっと寂しかったり。。。
posted by がちゃ | 2009-12-06 19:23
シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
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レッズはそうでなくても若手がいないのに、唯一可能性があったはずのネメトまでアテネに出してしまいましたからね~。下部組織にいても上がれる夢が日に日に奪われているように思ってる選手が多いような気がします。
外部から若手となると、デンマークのケアー[Kjaer]を獲得する話がありますね。お金があるのかは疑問ですけれど、アッガーとデンマークコンビなんて形成すれば面白いなぁとは思うのですが。
日本のテレビもそうすればデンマークを宣伝しやすくなるでしょうし(笑)
posted by 川の果て | 2009-12-06 23:18
シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
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マンCとスパーズは下手したらビッグ4の2角を崩すかもしれませんね
リヴァプールが心配でたまりませんが上がってくるかな
posted by タッディ | 2009-12-06 23:38
シティーの気概とポテンシャル 【マン・シティーvsチェルシーほか】
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>> オハーラのような有望な若手選手もいる
でも1月までのレンタルなんですよね もうスパーズに戻ってしまいますが
このクラブはお金なくて散々選手を売った挙句、ローンでしか選手を獲得できずその場しのぎなので、もし残留できたとしてもどうかなと。
posted by kaka | 2009-12-08 14:40
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