2009年06月18日

ピーナール効果?南アフリカ圧勝 【南アフリカvsニュージーランド】

South Africa 2-0 New Zeland
【SA:21,52.Bernard Parker】
スペインの決勝トーナメント進出に沸く今日この頃でありますが、今回ピックアップするのはこちらのゲーム。

まだ緒戦の南アフリカvsイラクの試合を見ていないので南アフリカの戦い方を比較できないのですが(スペイン戦までには見ておこうと思います)、イラク戦との何よりの違いが、現在南アフリカ最高のプレイヤーと言っていいであろうエヴァートンのスティーヴン・ピーナールが戻ってきたという事。

私が南アフリカの選手で知っているのというと、このピーナールに加え、ベニー・マッカーシーとアーロン・モコエナ。このうちモコエナはCBとして先発していましたが(ポーツマスへの移籍が決まったこと、中継で知りました・・・・)、マッカーシーは今大会のメンバーにも入っていないようで。

うーん、南アフリカの英雄というと彼なのですが、以前から代表に関してはさんざん揉めに揉めまくっていましたから、ワールドカップ予選は勿論この地元開催のコンフェデにすら呼ばれないとなると、本大会への出場も絶望的という事になってしまうのでしょうか。勿体ないと思うんだけどなぁ、南アフリカのチームにとっても、マッカーシーにとっても・・・・


さて、それはともかく試合に戻りましょう。

上述したとおりイラク戦との比較はできないのですが、ピーナールのキープ力を生かしつつ攻勢に出るのは南アフリカ。サイドでワンタッチ、ツータッチで素早く細かくパスをつないでの崩しを図っていきます。まるでどこやらの代表チームが目指しているような動き。

肝心のピーナールはというと、中継のフォーメーションでは右サイドという事になっていましたが、トップ下に入って流動的にポジショニングし、高い位置でのプレイメイクに徹していた印象。1トップ気味にパーカーが張り、最終的には彼や中盤から出てきた選手をターゲットにしていました。

特に元気なのがSBのマシレラだなぁ・・・・と思っていたら21分、マシレラがドリブルで左サイド深くからボックス内に切り込んできます。ニュージーランドのRBマリガンはかわされた途端にどこかを痛めたのか倒れ込んでしまうと、その間にマシレラは余裕をもってボールをキープし、中央へ。そのボールをパーカーが蹴り込んで南アフリカが先制!

パーカーのシュートはボーイェンスにあたって微妙に軌道が変わり、そのせいでGKのモスは完全にリーチは届いていたにも関わらず、ボールが手の内側の方に入ってしまってきちんと弾くことができませんでした。

因みにニュージーランドはというと第1戦に続き駄目駄目で、中盤のビルドアップの段階で南アフリカの選手がプレッシャーをかけると慌ててしまい、ボールキーピングがおぼつかなかったりだとかパスが不正確になったりして、結局パスカットされたりGKに戻したり、という繰り返し。サッパリ2トップにボールが入らず、初のシュートまでに30分かかりました。32分には中盤でパスをカットしたパーカーが一気に駆け上がって決定的なシュートを打ちますし、何だかなぁといった感じ。


後半に入っても南アフリカのペースは変わらず、52分にはピーナールが左サイドにはたいたボールを受けたマシレラが素早いクロスを上げると、ニアサイドでパーカーが合わせてファーへのシュートが決まり、2点目!ただこのときのパーカーは合わせたというよりは「合った」という感じで、至近距離から放たれたあまりに速いマシレラのボールに対し何となく体を合わせたら、それが腿だか腰の辺りだかに当たって良い感じのシュートになった、というものでした。

因みに実況では「パーカーとマシレラがマッカビ・ハイファでチームメイトだから連携も良いのかもしれない」と紹介されていましたが、調べたところマシレラは2007年からマッカビ・ハイファに所属しているものの、パーカーはつい最近(2008年いっぱい)までは南アフリカ国内のクラブに所属しており、2009年に入ってから半年間、レッドスター・ベオグラードでプレイしていたらしい。という事は、この夏にマッカビ・ハイファへの移籍が決まったのではないか・・・・

という“wikipedia曰く”の情報を確かめるべくマッカビ・ハイファのOHPにアクセスしたのですが、アラビア文字ばかりで流石に検証のしようがありませんでした。どなたか南アフリカ、或いはイスラエルのフットボール事情に詳しい方、或いはアラビア文字が読める方、情報を補足していただけると幸いです(笑)

その後の試合は前半と同じような展開であまり盛り上がらなかったというか、交代で入ってきたマシェゴが何度もディフェンスラインの裏を狙って飛び出しますが、オンサイドに見えるような飛び出しがオフサイドと取られるなどして、ゴールは生まれず。ニュージーランドは最後まで無抵抗に終わってしまい、そのまま試合終了となりました。


ひとまず、やはりピーナールは効いていましたね。ニュージーランドのディフェンスがざるだったということもありますが、やはり彼なら高いレベル相手のチームでも前線でボールを持てるでしょうから、彼を軸にして攻撃を組み立て行くのかな、と。その戦いがスペイン相手にどこまで通用するのか、見てみたいところであります。あんまりピーナール1人でもどうにもならないと思うので、周りの奮起も必要だと思いますが。スペインも警戒してくるでしょうしね。

そしてこの試合で株を上げたのは、LBのマシレラでしょうか。2アシストという事もそうですし、運動量、技術力ともにSBとしては申し分ない感じでした。もしかしたらこの活躍で、どこかのクラブにも移籍出来るかも。攻撃面に関してはこの試合でそこそこ見せることができた感がありますから、今度はスペイン戦でその守備力が問われることになりそうです。そこでもまずまず通用することを証明できれば、今夏のお買い得物件として西ヨーロッパのクラブが触手を伸ばすことになるかもしれません。一応頭の片隅に名前を覚えておいた方が良い選手かも。

あとニュージーランドは、まぁスペインに負けたのは仕方ないにしても、やっぱりこんなものなのかなぁといった感じでしたね。あれが彼らの実力という事なのでしょうが、もう少しやってほしかったかなぁというのが正直なところです。

posted by Alan Hetarade |21:13 | 2010W杯 | コメント(4) | トラックバック(0)
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ピーナール効果?南アフリカ圧勝 【南アフリカvsニュージーランド】

コメント投稿者ID :

だんな・・・
ホームページの左上に英語のボタンがありますぜ

posted by candy | 2009-06-18 22:12

>candyさん

コメント投稿者ID :

あらっ!本当だ。ご指摘ありがとうございます。

しかし英語版の方はてんで放置状態というか、リストにパーカーもマシレラもいない・・・・

posted by Alan Hetarade | 2009-06-18 22:30

ピーナール効果?南アフリカ圧勝 【南アフリカvsニュージーランド】

コメント投稿者ID :

パーカー いないけど
ましれら らしいのはファーストネームのほうに

posted by candy | 2009-06-18 22:37

ピーナール効果?南アフリカ圧勝 【南アフリカvsニュージーランド】

コメント投稿者ID :

スカッドを見ていると、この試合のもう一人のFWのファンテニが9番でいますね。

色々なところで調べてもどうもファンテニとパーカーを勘違いしていたのではないかという気がするのですが…
ファンテニは去年までは10番で、そこから9番に転向ということでかなりゴールを期待されてるっぽいですけれど。

posted by 川の果て | 2009-06-19 00:27

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